2024年2月2日金曜日

いちごパフェと蜷川実花

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「ローソン」の
 チョコデニッシュ
「ランチパック」の
 ポークカレー 1/2切れ
 ボロネーゼ 1/2切れ
みかん(紀州原農園 たまみ・ポンカン)
カフェオレ
ローソンでGODIVAコラボが始まったね」
とチョコ好きJちゃんとやりとりしていて、そういえば、ICHIBIKOコラボのジャム入ったメロンパンがおいしかったよと言われ、え、なに、食べたい、と。
 
それを求めに昨日ローソンに行ったのに、残念ながらICHIBIKOパンはそろそろおしまいなのか棚に無くて、しょんぼりしながら代わりにチョコデニッシュを買ってきたのだった。
 
で、しょっぱい系パンはスーパーで、ランチパック2種類。
 
「CoCo壱番屋監修のポークカレーをサンドしました」という、"ポークカレー (CoCo壱番屋監修)"と、
「豚挽き肉とトマトの旨みあるボロネーゼをサンドしました」という"ボロネーゼ"を買ってきて、適当に家族で分けつついただいた。
 
ココイチカレーのランチパックが思った以上にちゃんとココイチ味で笑ってしまいつつ、このご時世、1個120円ちょっとという値段のチョコパンもなかなかすごいなと。ほんとに安い。
 
でも今日はどこかでおいしいパンを買ってくる予定。
虎ノ門ヒルズにおいしそうなパン屋さんあったりしないかなーと調べながら、今日は午前中早々からお出かけしてきた。
池袋「かき氷カフェ あん」の
 いちごパフェ \1100
数年前の8月
予約制という事前情報も知らず、飛び込みで入ってみて、とても個性的なかき氷に「すごいなこの店……!」とインスタをフォローし続けていた池袋の「かき氷カフェ あん」。
 
年末の投稿で、
 
突然のご報告となりますが、年内をもちまして現店主から新店主にお店を引き継がせていただく事になりました。
2015年7月11日に開業させて頂いてからこれまでお店にお越しいただきましたお客さまに心よりお礼を申し上げますとともに皆さまからいただきましたご厚情に心より感謝申し上げます。
引き継ぎます新しい店主も若い感性でお店を運営していく事と思いますのでご期待の上、今後も氷カフェあん をよろしくお願いいたします。
 
とアナウンスがあって、あらあら?と思っていたのだけれど、1月一杯のお休みのあと、2月から通常営業を始めるとのことで、"2月限定のいちごパフェ"の案内が流れてきた。
 
あん初挑戦のパフェとのことで、お値段1000円(税込1100円)、おいしそう。しかもお安い。
 
これは気になる……と、他に行きたいところもあったしと、予約を入れておいたのだった。開店早々11時にパフェ食べるのも、パフェ活民としては慣れたもので。
 
お店の雰囲気はそのまま、どこかほわんとした店員さんの空気感もそのまま。
 
定番かき氷は、定番は宇治金時(ミルク金時)、ミックスベリーミルク、レアチーズ風ミックスベリー、宝石箱、アボカドナッツ、チョコがけモンブランとのことで、「モンブランかき氷、気になる……」とそわそわしつつも今日はパフェを。
 
ちなみに期間限定かき氷は、"いちごティラミスかき氷"ですって。
 
メニューを見れば、パフェは「本日分予約で完売です」の付箋がついていた。予約しておいて良かったな。
 
ゆったりのんびり、提供までに20分ほどかかって出てきた品は、とてもキュートな見た目だった。
 
苺どっさり、上にもころりと1個の苺。
 
あん初挑戦のパフェ!
旬のいちごを贅沢に使用♪
いちごの味が生きるように甘さ控えめにしています。
 
とのことで、確かに苺以外の甘さは控えめで。
 
苺にホイップクリーム、バニラアイス、その下にはクリームチーズ(のソース?)、自家製苺のソースに、パイを砕いた風な小麦粉生地もしっかりあって。
 
一番底に、宇治金時に使われているのだろう、白玉団子が2つ忍ばせてあったのが、このお店らしいなと思った。
 
しっかりおいしいし、見た目かわいいし(これ大事!)、味のバランスもちゃんとしていて、とても幸せないちごパフェ。
 
お皿には、「もうすぐ節分ですのでこちらどうぞ!」と、節分の豆まで添えられていた。うれしいなあ。
 
池袋は林檎飴目当て(今日もこれから買いに行く)で割とちょこちょこ来るようになったし、かき氷もセットにしようかな。
 
というわけで、西口から東口に移動して、「ポムダムールトーキョー」でお買い物。
 
不思議な色合いの今月限定の林檎飴を買って、次の目的地は虎ノ門ヒルズ!と、東京メトロで移動した。
 
で、見てきたのが、虎ノ門ヒルズ、「TOKYO NODE」で開催中の「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」。
 
数年前の上野の展覧会は、写真がメインで、立体造形は最後の一部という感じだったのだけれど、今回は"没入型のインスタレーションをメインに展開"とのこと。
 
動画に音楽、立体造形、世界に入り込めるような展示が圧倒的な色彩と共に感じられる、素晴らしい内容だった。
 
展覧会最終月とあってか、平日の午後、館内はけっこうな混雑で。 特に中国人観光客の皆さんがこぞって写真撮影していたなあ、という感じ(ちょっと邪魔……)。
 
館内、フラッシュを使わなければ写真もビデオも撮って良しということで、気合いを入れて一眼レフを抱えてくる女性客もけっこういて。
 
なるほどこれは"映え"な空間ですわ、としみじみ思った。
 
撮るだけで蜷川実花、みたいな空間だらけ。すごい。
 
というわけで、左の展示は「Unchained in Chains」。
 
小さなキューブの中、動く金魚の映像。金魚以外にもクラゲだったり風景だったり。どこか風刺みのある映像作品。
 
右の展示は造花と生花を組み合わせた空間展示。
 
撮るだけで蜷川実花(もう何度でも言う)。
 
本作品は造花と生花を組み合わせた空間展示を核とするものです。異なる周期で朽ちていく花々が展示され、期間中そのプロセスが写真として記録されていきます。空間展示の横には、先行して行われた同様の展示の時系列的な変化が写真によって示されています。
 
ということで、空間全体は美術手帖サイトの「五感で楽しむ蜷川実花の極彩色の世界。「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」が見せる「桃源郷」」にあるのだけれど、ともすればこれが一番好きだったかも。
 
上記の記事にもあるように、会場で一際華やか、圧巻だったのが、「Intersecting Future 蝶の舞う景色」で。
 
ありとあらゆる種類の造花がグロテスクなレベルにまで飾られていて、"蜷川実花の世界"そのものを歩けるようになっていた。
 
ありえない色彩の藤の花、ひまわりに薔薇にあじさい、季節感無視で花の洪水に眼がちかちかしてきそう。
 
"きれい"も特盛にしすぎると胸焼けしそうになるものなんだなあ……なんて笑ってしまいつつ、この異世界感はこの展覧会に来なければ味わえないものだったと思う。
 
どんなに写真に加工を重ねても、あそこを歩いた時のぞわ、とする感覚はなかなか味わえないと思うので。
 
そして帰宅してから知ったのだけど、「3カ所で異なる香りが舞っていて」だったそう。え、気付かなかった……。
 
これも好きだった小部屋展示、「Luminous Echoes」。
 
「日常の中にある瞬間を捉えた写真と、それに対話を持ちかけるネオンの言葉が織りなす、時間と記憶の交錯を探求する作品」
 
と、解説はちょっと難しかったけれど、夜景と、寒色系の造花と、色鮮やかな蝶々の映像と。
 
ちなみに床にしゃがみこんでこの写真は撮りました(まあまあ挙動不審……)。
 
終盤には、床に転がるクッションに頭を預けて頭上を見上げる風な映像作品も。
 
とうてい写真には残せなかった、最高天高15mのドーム型天井全面を使った大型映像体験「Flashing before our eyes」といったものもあって、これにも皆さん、床にごろごろ転がって鑑賞していた。私も転がってきた。
 
最後のこの展示は、「夜にはカーテンを開けて、地上200メートルからの東京の街や東京タワーの夜景も見られて非日常感もアップ」なんですって。
ドーム型天井の作品の方も、「夜はスクリーンが開き、夜景に映像が溶けていくそう」とのことで、調べてみたら蜷川実花さんご本人のインスタに載っていたりして。ぐあー!きれい!
 
え、見たい、夜に見たい、夜に来たい、とそわそわする私は、今月、どこか狙ってもう1回見に行ってしまいそうだ。夜に。
 
没入型展示は、日本橋で見たイマーシブミュージアムがあまりにがっかりだったので、それほど期待しないでいたのだけれど、これはすごかった。ほんとにすごかった。行って良かったな。
「ポムダムールトーキョー」の
 十三月の林檎飴 記憶の標本
アッサムティー
で、パフェ1つで午後まで動き続けていたので、すっかりお腹も空いてしまって、帰ってからお茶淹れて(その前、帰宅するなり林檎飴は日本酒冷蔵庫でしっかり冷やして)、林檎飴おやつ。
 
月替わりの"十三月の林檎飴"、今月は新作なんですって。
 
「記憶の標本」って、ネーミングからだけでは全く解らない、この感じ。
 
色もなんだか、錆っぽいような、薄紫の粉がまぶしてあって、見た目的にはおいしそうとと思えるものではなかったものの、新作と言うからには気合い入ってるのだろうなあと。
 
Xの告知によると
 
忘れてしまう悲しさと、思い出してしまう切なさ。
【残響キンモクセイ】以来の代表による新作。
お茶、お酒、好みのお飲み物に合わせてどうぞ。
どんな味なのかは食べてからのお楽しみのようです。
 
だそう。
 
切ってみればこんな感じに、中は普通の林檎飴。
 
ちなみに買う時に、
「どんな味なんでしょう」
と尋ねたら、店員さん、すごく困った顔になって「…………あまいです」と仰っていた。
 
その後、更に困ったように「スパイシーな……?」とも。
 
そうね、林檎飴なのだし、甘かったわ、確かに。
スパイシーと言うよりは、ふわりとほのかに漂う花の香り。
 
これ、色合いと"記憶"のネーミングからして、ラベンダーじゃないのかな。
それほど強く香るものではなかったから自信はあまりないけれど。
 
下品ではなく、意識すればふわりと香りがくゆるくらいの不思議な風味の林檎飴。おいしかった。
 
本当は1月限定の"雪いちご"が食べたかったのだけれど、1月はどうもタイミングが合わなくて。
 
やっぱり、かき氷とセットで毎月池袋に行こうと頑張らないとなのかな……(なんだかんだ、池袋方面は酒屋巡りとかの用事もあるしね)。
「cask」の
 信濃屋オリジナル19品目のバランスサラダ \799
 信濃屋オリジナルポテトサラダ \299
 大山どりの自家製油淋鶏 \699
2日目のおでん
麦茶
で、夕飯は昨夜のおでんの残りもあるしと、お惣菜をいくらか買ってきて。
 
虎ノ門ヒルズに行ったら寄ろうと思っていたのが「cask」という食料品店で、いろいろおいしそうなものがいっぱいあったので、ここのサラダや肉料理を買ってきてみた。
 
創業93年の信濃屋が新業態 虎ノ門ヒルズに複合型店舗「cask」を開業ということで、
 
caskは、世田谷区代田に本店を構える「信濃屋食品」と、青山で人気のワインレストラン「W」の複合業態。
ランチ限定のホットデリをはじめ、素材にこだわり、日本の伝統的な木桶仕込み調味料を使用した弁当や惣菜もご用意。
お菓子、ドリンク、手作りデザート、おつまみなども豊富にラインナップ。
地域最大級のワインセラーは、世界中・日本各地のワインを取りそろえ、店内のワインをWにてお飲みいただくことも出来ます。お好みの1本を探してみて。
 
と、惣菜、お菓子、酒の肴、お酒、なかなかに種類が豊富。
 
乳製品などもそれなりあって、でも値引きシールが貼られているものも複数あったところを見ると、生鮮品の回転率はそれほど高くはないのかな?という(まあ場所柄、そうだろうな、とは)。
 
こんな感じに賑やかなポップ札があちこちにあった惣菜類は、「信濃屋オリジナル」と書いてあるのがいっぱいで。
 
このサラダ、良いなあと買うことにして、ポテトサラダもどうしても気になりがちなものだから、それも買って。
あとは主に息子用にと油淋鶏も買ってきた。
 
サラダは銘々皿に取り分けて、油淋鶏はプラ容器そのままでチンして適当に手を伸ばしましょうということに。
 
油淋鶏の味がちょっと濃かった(というかたれが多かった)ものの、味は文句なく、皮付きじゃがいもごろごろのポテサラも、自分ではまず作れない具だくさんぶりのサラダもおいしかった。
 
サラダのドレッシングも自家製なのかな、これがとても人参感強くて良い感じ。
 
フードコートのような、そうじゃないような、ゆるい感じの地下2階の飲食店街も面白い雰囲気だったし、色々とすごかった、虎ノ門ヒルズ。
 
私、「ELEZO GATE」に行ってみたいんですよね……ジビエ専門店……。