2024年4月24日水曜日

四川料理と宮治さん。

※写真はクリックすると大きくなります※
バタートースト
炒めウィンナー&目玉焼き
苺(福岡県産あまおう)
カフェオレ
今朝はシンプルに、バタートーストと炒めウィンナーと……という朝御飯。
 
4月も下旬だけれどまだまだ苺は市場に出てきていて、安定的にあまおうはおいしいけど、私の大好きな"いちごさん"はこの界隈ではまず見かけないのがとっても残念。
 
やっぱり扱いの中心なのは、関東ということで、栃木の苺なのだよなあ……という感じで。とちあいかも、とちおとめもスカイベリーもおいしいなあとは思うのだけども。
大手町「ジャンピングパンダ」にて
 お通し 2×\350
 本場四川のよだれ鷄 \1650
 パクチーとくらげのサラダ \880
 水餃子 にんにくラー油ソース6ケ \880
 麻婆豆腐(JP特製マーボー豆腐) \1580
 単品ライス \220
 ビール(ハートランド樽生) 3×\780
 アジアンミュール \780
お昼にがっつり運動した後、夜は先週に続いて、大手町に落語を見に。
 
先週の落語の時にパンフレットを色々貰って、「え、来週は宮治さんの独演会じゃん」と、その場でチケットを取りに行ったら普通に取れてしまったので、じゃあ聞きに来ましょう、ということに。
 
事前に界隈で夕飯にしましょうと、「ここのよだれ鷄は絶対奥ちゃんの好みだと思いました」と、だんながランチタイムに来ておいしかったのだという、四川料理のお店「ジャンピングパンダ」に行くことに。
 
四川料理を極めたシェフ 本場の味でカジュアルに挑戦 - 日本経済新聞」というネット記事にあるように、麻布十番「老四川 飄香」の井桁良樹さんが料理を監修している四川のカジュアル店だそうで、お値段もいくらかカジュアル?
 
店内はポップキッチュな感じで、若い女性向けな印象で。
 
どの料理にも香菜がしっかり乗ってくるのが香菜好きにはたまらない幸福で、特にこの"パクチーとくらげのサラダ”はしっかりたっぷり香菜どっさり。
 
お通しはくるみの飴がけとカシューナッツのスパイス炒めで、カシューナッツがかなりしっかり辛かった。
 
で、今日の一番上のお皿が、よだれ鷄。
 
ほどよく麻(マー)で、そして辣(ラー)でもあって、旨味もしっかり。あ、これは確かに、かなりおいしいなと思った。
 
辛いは辛いけど、旨味も甘味もあって、とても良い感じ。我慢できないほどの辛さじゃないというのがまた良くて。
 
全体赤いわけだけど、こちらはにんにくラー油ソースの水餃子。
 
もっちもちの厚めの皮が良い感じだし、こちらは麻ではなく辣という感じ……とはいえ、これもそこまでは辛くはなくて。
 
でも、生ビールの次に飲んだ、紹興酒版のモスコミュール、"アジアンミュール"の炭酸と甘さがしみじみおいしかったりして。
 
そしてこちらが、名物麻婆豆腐。
 
だんな曰く、「ランチで食べた時より辛い」だそうで、それは多分、できたてあつあつのだからだと思います、とお店の方が。
 
確かに私も最初口にした時、「辛い!痺れる!辛い!…………痺れる……!!!」と悶えそうになったのだけど、いくらか冷めたらちょっと食べやすくはなった。
 
けど、今日食べた中ではこれが一番辛いし、一番山椒だったし、ごめんなさい四川舐めてましたという感じの味ではあった。
 
でもこの麻婆豆腐もただ凶悪に辛いだけではなくて、旨味もしっかり感じられるおいしいもので。
 
炒飯貰う?と言いつつ、いやこれは白飯でしょうとライス貰ってだんなと分けつつ、1時間弱の夕飯を終わらせた。
 
とりわけ好きな味だったのは、やっぱりよだれ鷄。これはおいしいものだったな……。
 
で、夜7時開演の「はるかその先へ~大手町宮治本舗2024 春~」に。
 
落語はまあまあ長引くもの……と知ってはいたけど、今日は、中入り後に"予定ではあと10分で終演"なんて事態になっていて、2つめのお話が乗りに乗っちゃってもう大変という感じ?たいへんに面白かった。
 
演目はこんな感じ、前説でしかないと思っていた(宮治さん立ったままでジーンズ&シャツ姿だったし)"わかめごはん"までリストアップされているのが面白い。
 
で、その"わかめごはん"が最後の「らくだ」にもネタとして出てきたところがとても良かった。
 
かっちゃんのわかめごはん 宮治
鈴ケ森 金原亭駒平
猫の皿 宮治 花見の仇討 宮治
(仲入り)
らくだ 宮治
 
宮治さんと言えば、以前新橋演舞場で彼の落語を聞いた時も、お酒を飲む描写がめちゃくちゃ上手な人だなと思った記憶があるのだけど、今回もまあ、飲んで飲んで飲みまくりで、演技だと解っているのにこちらまでお酒が飲みたくなってくる絶妙な演技力。
 
"アニキ"が「おう……行けよ……静かに言っているうちによ……」と凄む演技がまたぞくりとするほどお上手で、「おう……子どもがわかめごはん、食えるようになったんだろ……」みたいなネタも挟みつつ。
 
終幕の時、「次は!次はもっと早く終わりますんで!」と幕が下がるのを止めてまで言う宮治さんに場内笑いが溢れてた。そう言わずにはいられないくらいの長い公演だったということなのかな。でも2時間半なら全然、座っていられるし、こちらはいっぱい聞かせてもらえるし、ウェルカムでしかなかったな。
 
落語、楽しい。そのうち浅草演芸ホールみたいなとこにも行ってみたいなと思いつつ。