2016年1月6日水曜日

王様の燻製しごと

「Krispy Kreme Doughnuts」の
 オリジナルグレーズド 2個
カフェオレ
昨夜、ごめんごめんと「Krispy Kreme Doughnuts」を1ダース買って帰ってきただんな。
 
あら久しぶりのKKD、と、ありがたく朝食にいただくことにした。
 
私は2個、だんなも2個、遅れて起きてきた息子は6個。
 
一時期の呆れるような勢いは衰えたものの、息子は未だにここのドーナツが大好物。家族揃って、トッピング等がされているドーナツではなく、ド基本の「オリジナルグレーズド」が大好きなのだった。
 
この季節は、白くツヤンと光っているグレーズドが、翌日になってもシャリシャリに固まっているのがとても嬉しい。暑い季節は、これが溶けてドーナツに染みこんでしまってちょっとがっかりな食感になってしまいがちなので、「てことは、このドーナツは冬が旬ってことかしら」と思いながらもぐもぐもぐ。
自家製スモークサーモン&スモークチーズ
白菜とイベリコバラ肉の重ね蒸し
豚汁
羽釜御飯
ビール(ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップヌーヴォー)
 
「メゾンカイザー」のガレット・デ・ロワ
カフェオレ
今日は午前中にスーパーに行き、そして今年初の燻製しごと。
 
年末のお肉屋で、国産豚バラ肉のブロックがお値打ち価格で大量に売られていたので(なんだろう、年末年始の煮豚用、だったのかな)、これはと1本買ってきて、昨年のうちに刻み野菜やスパイス、塩水と共にジップロックに漬け込んで、冷蔵庫に入れておいたのだった。寝かせる時間は1週間弱というところだから、年明けに帰宅してから「続き」をやれば良いやということで、昨夜、ベランダで一夜干しをしていたところ。
 
適度に表面を乾かしたところで、本来は冷燻するのがベーコンだけど、手軽にできる家庭用器具で熱燻すれば我が家のベーコンのできあがり。
 
ベーコンは、溶け出る脂で一番器具が汚れてしまうので、ベーコンの前に汚れにくい魚介やチーズ、卵を燻製するのが定番で、今日は簡単にサーモンとベビーチーズを燻製してみた。
 
本当は雪印の「ファミリア チーズ」が扱い易くて熱燻には向くのだけれど、あいにく寄ったスーパーには扱いがなくて、QBBの「おとなのベビーチーズ 生ハム入り」と「プレミアムベビーチーズ パルメザン入り」を2つずつ買ってきた。1ピースずつバラすと形が崩れてしまうので、全部剥いてからブロック型に連結して、スモーカーに。
 
サーモンは半生に仕上げたかったので、火を強め&煙多めで、ただし時間は短めに5分弱。面白いことに、同じベビーチーズでも、パルメザンチーズ入りのは型崩れがなかったのに、生ハム入りの方は柔らかく形が崩れてしまっていた。
 
まぁ、家で食べるものだし、「品質には問題ございません」という感じで出しちゃおうかなと。
 
で、本命のベーコンは30分ほどかけてじっくりと熱燻。スモーカーのサイズに対して、ベーコンの高さが少々ありすぎたみたいで、上の部分が蓋について擦れたようになってしまった。あんまり高さのある豚バラはNG……と、心のメモ帳にメモっといた。
 
少し空気に晒して風味を落ち着けてから冷蔵庫にしまっておいたスモークサーモンとスモークチーズは、早速今夜の食卓に。
 
冷蔵庫内に残っていたイベリコの豚バラ薄切りを食べてしまうのが今日の目標で、ついでに「豚汁が食べたいなぁ」と。
 
豚肉の1/5量ほどを豚汁にすることにして、ごぼう、大根、人参、豚肉の具材の「我が家のいつもの豚汁」を支度して、残りの豚バラ肉は鍋に使えるほどの量でもなかったので、白菜と共にフライパンで重ね蒸し。
 
適当に刻んだ白菜、豚肉、おろし生姜、塩少々、白菜、豚肉、おろし生姜、塩少々……と3層くらいにミルフィーユ状に積み上げて、日本酒と水を計カップ1ほど注いだら蓋して20分くらい。塩味がついているのでそのままでも食べられるし、好みでポン酢を添えて。
 
切ってみるとスモークサーモンもばっちり半生だったし、チーズも美味しかったしで、なかなかに「御馳走」だった今日の夕御飯。
 
しかも今日は、みんな大好き「ガレット・デ・ロワ」の日。
 
「公現祭」がどんなものなのか、未だによくわかってないのだけれど、公現祭の日に食べるとされているガレット・デ・ロワは大好きなお菓子。仕事帰りに買ってきてーとだんなにお願いして、今年は「メゾンカイザー」のガレット・デ・ロワ。
 
メゾンカイザー2016 “ガレットデロワ”」は、なんでも「見た目よりも味で勝負した」品なのだそう。
 
確かに、見た目がこんな感じ。
 
パイ生地の美しい模様も魅力の一つであるこのお菓子、ずいぶん思い切ったアレンジをしたなぁと、軽く驚いた。
 
ヘーゼルナッツとチョコレートクリームを織りまぜた新食感のガレット・デ・ロワだそうで、表面にたっぷり盛られているのは、ザクザクした食感のチョコレート味のクランブル。
 
ナッツも入り、でも、パイ生地の食感の良さ、フィリングのアーモンドクリームの風味の良さはさすがメゾンカイザー。個性的だけど、美味しかった。
 
ご自宅でパイに入れてね、と、別添だったフェーヴは、メゾンカイザーのパンのイラストがついたペンダントトップ風のもの。適当にねじこんでから3等分に切って、「入れたのは私だから、最後の1つでいいよ」と皿を選んでもらったら、最後の1皿の私の皿がフェーヴ皿で、今年の王様は私。
 
王様だからがんばるぞーと、食後、やたらと気合いを入れてお風呂掃除をしてみたり。王様だから。