2016年1月12日火曜日

鮭の中華煮込み

「トロワグロ」の
 プレーンスコーン・チョコスコーン
クロテッドクリーム・ジャムいろいろ
ミルクティー
「そうだ、残ってたんだった」と秋田から帰って、ずっと気になっていたのが、だんながロンドンで買ってきてくれた超絶美味なクロテッドクリーム。
 
まぁ、生クリームよりバターに近いようなものだし、案外と賞味期限は長め。カビが生えるか酸っぱい風味になるかしないうちは大丈夫……と、味見してみたら、大丈夫だった。ので、日曜にデパ地下で覗いた「トロワグロ」でスコーンが売られていたので、買ってきた次第。今日の朝御飯はスコーン。
 
フランスの店のトロワグロでスコーンを扱っているのもちょっと不思議な感じだけれど、形状が三角形というのもまた不思議。確かスタバのスコーンが三角形で、「三角形スコーン」はイギリス文化よりむしろアメリカ文化な感じ?なのかしら?
 
ともかくも、味の方はまぁまぁ申し分なかった(でもやっぱりフォートナム&メイソンとかで買った方が圧倒的に本場っぽい)スコーンは、プレーンとチョコの2種類。残り僅かなクロテッドクリームは食べきる勢いで、りんごや葡萄のジャムを出して、好き勝手につけつついただいた。
 
そういえば、銀座三越に入っていた、「CHIFFERS」というスコーンが美味しいお店(「サヴォイ」のエグゼクティブ・パティシエさんのお店)、いつの間にか閉店していたらしく。値段は良かったけどたいそう美味しいスコーンが買えたから気に入っていたのになぁ……残念でした。
ふろふき大根 w/練り味噌だれ
水菜と自家製ベーコンの煮びたし
鮭の中華煮込み
鶏肉と舞茸、ごぼうの吸い物
羽釜御飯
ビール(サッポロ冬物語)
 
「トロワグロ」のガレット・デ・ロワ
カフェオレ
今日は近所の整体に行ったり(四十肩がね!酷いんですもう!なんなんですか四十肩って!もう!)、帰りにちらっとお買い物したり。
 
グラニュー糖を買ってきたので、夕方になってからおばあちゃん家と叔母さん家で貰ってきた柚子と金柑の加工をはじめたのだけど、これがなかなか大変で、夕飯の支度と合わせたら台所が鍋とボールだらけなことに。でも頑張った。
 
たんまり貰ってきた柚子は、生の果実を数個残して、半量ほどを「柚子ピール」に。残りは「皮を削って皮部分を冷凍保存」&「果汁も搾って冷凍保存」。
 
皮は水に30分くらい漬けてふやかしたところでスプーンで内側の白い部分を削り取り、水で茹でてからグラニュー糖と水を合わせたシロップで十数分炊く。網の上に広げて一晩乾かした後にグラニュー糖をまぶせばできあがり。
 
金柑は蜜煮。種が入った丸ごとのではなく、おせちに入っていた、「花型に切られた、皮だけのぺたんこ状態」の蜜煮を作ってみたくて調べてみたら、真言宗豊山派金剛院サイト(すごいな!)の「金柑のみつ煮」というレシピを発見。
 
そうそうこれこれ、と、書いてある通りに作ってみた。小ぶりの金柑なので蜜の量が記載ままでは多いかなと、砂糖と水は半量ずつで。
 
「茶筅のような切れ目を」というのが、どの程度までナイフを入れるべきかいまいち要領が掴めず、更に「中身を全て取り出す」って、なかなか取り出せないんですけど~と困惑したり、文字情報だけの、作ったことのない料理のレシピというのはなかなか難しい。
 
切り目が深すぎたようで、種を取る段階で半量ほどの金柑が花型にならずに崩壊してしまったものの、感覚は把握したので次回はもうちょっと上手に作ることができる……はず。多分。こちらは蜜で煮た後に浸したまま、明日まで様子を見ることに(単に夕食作ったらここで力尽きた)。
 
夕飯は、遅い帰宅と聞いていただんなが急遽夕飯までに帰れることになったというので、急ぎ献立を増やして。
 
本当は最初から「あんかけ御飯」にするつもりでいたおかずを大皿盛りにして、おかず仕立てにした。参考にしたのは、ケンタロウさんレシピの「シャケの中華煮かけご飯」。鮭の切り身を炒めて、厚揚げ、うずら卵、小松菜と合わせた中華煮込み。味付けは醤油とオイスターソースで、こっくりめの料理だった。彩りも良さそうだし、だんなの弁当おかずに転用するのも悪くなさそう、と作ってみた。
 
うずら卵は、水煮の加工品はあまり好きではないので、殻つきのを買ってきて茹でた。メインが魚なので、汁物に肉を使おうかなと、定番の鶏肉と舞茸、ごぼうを使った吸い物に。急ぎ増やした1品は、自家製ベーコンを刻んで使った水菜とベーコンの煮びたし。ちょうどふろふき大根も数切れ残っていたので、割と良いバランスの夕飯になった……かな?
 
「鮭とうずら卵」の組み合わせが、思った以上に幸せで、確かにこれは御飯にも似合う味。そのまま食べても美味しかった。
 
そして食後は、週末に買ってきた「トロワグロ」のガレット・デ・ロワ。パイの表面に花びらのような模様が刻まれた、アーモンドクリームの風味も濃厚な、これぞ王道といった風のガレット・デ・ロワだった。別添のフェーヴは、牛乳パックのような形状のピンクの袋からフランスパンが飛び出しているような、ちょっと不思議なオブジェ。
 
パイの中には既にアーモンドが仕込まれているそうで、4等分したパイを家族1切れずついただいたのだけど、その3切れの中にはアーモンドが入っていない様子だった。
 
残り1切れは多分近日中に私のおやつになる予定で、「えー、じゃあ私が一人で"やったー私が王様ー!"ってやることになるの?むなしい……」と苦笑い。
 
今年はちょっと変わったのも食べられたしクラシックなのも食べられたし、幸せなガレット・デ・ロワ週間でした。大好きなお菓子だから毎年が楽しみ。