2019年1月19日土曜日

中国土産と両国おでん

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
バタートースト
ヨーグルト(チチヤスクラシック)
カフェオレ
昨夜、日付が変わった頃にだんな、上海出張から無事帰宅。
 
だんなの上海出張土産。さて、中国クノールの味は、いかに!? 中国のお土産って、食材とか別に要らなくね……?と思っていたのだけれど、ドイツのクノールスープがやたら美味しかったから、じゃあ中国はどうだろうと色々買ってきてくれた。中国だとクノールは「家乐」になるそうで。
 
じゃあ、スーパーに行くならついでにこれもとお願いしてみたのが、赤唐辛子と花椒。
 
息子用にと大変怪しいカップラーメン(カルボナーラスパゲティとか……)も合わせて、記念撮影しておいた。
 
  • 日清 芝士培根风味意面 6.7元
  • 康师傅 日式豚骨杯面 4.0元
  • 家乐 海鮮口味汤料 2.7元(≒44円)
  • 家乐 西湖牛肉羹汤料 2.7元
  • 家乐 香菇鸡茸汤料 2.7元
  • 家乐 鸡茸玉米羹汤料 2.7元
  • 家乐 火腿玉米羹汤料 2× 2.7元
  • 花椒 50g 16.5元(≒267円)
  • 小辣椒 50g 6.5元(≒105円)
 
中国語は、発音できなくても漢字を見ればおおむね意味がわかるから有り難い。
「香菇」はしいたけ、「玉米」はとうもろこし、「火腿」はハムあたりは難易度低め。「鸡茸」は鶏ひき肉、「羹汤料」はスープの素、って意味なんだね。
 
上海で人気らしい、「莉莲」というお店のエッグタルト。箱もかわいい。 そして嬉しいことに、美味しそうなエッグタルトとチーズタルトも。
 
「エッグタルトって検疫大丈夫かな」と昨日か一昨日かに連絡があって調べたのだけれど、火が通ってる焼き菓子は大丈夫、生クリームもそれ自体は(個人消費の範囲内でのお土産なら)大丈夫だけど、トッピングとかに生のフルーツを使っている場合は要植物検疫(というか実質アウト)という理解で良さそうで。
 
「莉莲(LILIAN BAKERY)」というそのお店の、写真左側はポルトガルエッグタルト(莉莲葡式蛋挞)1個6元、右側はチーズタルト(莉莲流心芝士挞)1個8元ですって。
 
サイズも手頃、美味しそう。
 
朝御飯は、だんなにはハムエッグを添えつつ、私はなんとなく気分じゃなかったのでシンプルバタートースト。
いつものヨーグルトとカフェオレと。
両国駅ホームにて
 ご当地おでんで燗酒 \2000
そんな感じにだんなは半日前に帰国して早々だったわけだけど、今日は息子も不在(友達の家で豚味噌鍋会するんだって。昨日せっせと味噌練りしてた)なので、ちらりとお出かけ。両国駅の"幻のホーム"で開催の「ご当地おでんで燗酒~両国駅で飲みましょう」に行ってきた。
 
50分という短めの時間制限つきで参加費2000円。
紀文のパウチのおでんと、燗酒コンテストで入賞した日本酒をお猪口に10杯いただけるんですって。
 
正直なところ、日本酒の品揃えはそう多くはなくて「うーん……あんまり唆られないな(好みな方向の蔵ではないという意味で)」という印象ではあったけれど、"幻のホームで飲み食い」というのが楽しそうで。
 
沿線だしねと前売りチケットを買ってみたのだった。
 
おでんの選択肢は5つ。
定番の「だし自慢おでん」と、「ご当地おでんシリーズ」が4種類。
 
入口で渡された発泡スチロールのどんぶりに、渡されたパウチのパックを自分で開ける。
ロゴ入りの蛇の目のお猪口は持ち帰り可能、定番の2.5勺盃(50ml)。
 
お酒飲みながら電車を見る。不思議な世界。 ホームの端にずらりと仮設のテーブルが置かれ、立ち食いスタイル。
 
事前情報で「こたつスペースがある」と楽しい事を知ったのだけど、こたつは時間制限5分の写真撮影スポットなんですって。
 
目の前に次々止まる総武線各駅停車からは乗客からの興味深い視線が飛んできて、不思議な光景を楽しみながらあったかいおでんと熱燗を堪能しまくった。
 
私が貰ったのは「名古屋風味噌煮込みおでん」、だんなは「静岡風おでん」。
 
煮込まれただしもちゃんと味噌味で、更に「仕上げ味噌」のパウチもついたおでんは、大根、玉子、こんにゃく、焼ちくわ、角天、豚もつ2切れという内容で、豚もつというのが関東人にとっては新鮮だったかな。鹿児島風おでんというのもちょっと食べてみたかった。
 
  • 京都 玉乃光酒造 玉乃光 純米吟醸 CLASSIC
  • 宮城 田中酒造 真鶴 生酛特別純米
  • 宮城 佐浦 浦霞 特別純米酒 生一本
  • 和歌山 世界一統 Ichi 純米吟醸
  • 京都 玉乃光酒造 玉乃光 純米吟醸 酒楽
  • 福島 人気酒造 人気一 燗酒スペシャル
  • 福岡 いそのさわ 駿 燗
  • 長野 宮坂醸造 銀撰 真澄
  • 兵庫 辰馬本家酒造 特撰 黒松白鹿 本醸造 四段仕込
飲んだお酒はこんな感じ。
 
いや、でもねえ、50分で50ml(実質注がれるのは40mlくらいだったりはしたけど)×10杯はかなりきつい。40ml換算としても400mlって2合以上だもの。
 
  • 50分制限なのに、0分=飲み開始ではなく、0分=入場なのでそも行列消化に時間がかかる。
  • 時間制約が厳しいのに、飲食スペースが客数に対して充分ではない。ぎゅうぎゅう。
  • 5分で1杯以上のペースで飲まないといけない。
  • 会場にお水が置かれてない。
 
と、色々、突っ込みたい点はあって。
日本酒イベントにはお水が置いてあるのが最早当たり前な感じだったから、今回うっかり持ち込むのを忘れてしまったのだった。
 
燗酒の裾野を広げるという思惑が主催者側にはあったみたいだけど、これ、日本酒飲み慣れてる人でもなかなか厳しい状況だったと思う……。9杯飲んだところで「あかん、酔った」ってなってしまって、だんなにチケット1枚あげたくらいだもの。
 
周囲を見渡すと、チケットを消費しきれていない人が沢山いらっしゃった。
 
んで、ふわふわ良い気分になりながら帰り道は船橋で途中下車。
 
「なんかね、東武デパートで九州物産展っぽいのやってるんだよ?」
と行ってみたら「長崎物産展」で。
 
「蘇州林」や「みろくや」のちゃんぽん麺や、美味しそうだったでっかい鰺の干物、「蜂の家」のカレーパンなんかを買って帰宅した。夕飯も明日の朝御飯も買えてしまったね。
鰺の干物
豚肉と厚揚げと大根の煮物
「伍魚福」のチーズさつま揚げ
「神宗」の塩昆布
のどぐろ茶漬け
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 Snowflake)
 
「莉莲」の
 莉莲葡式蛋挞
 莉莲流心芝士挞
カフェオレ
そして夜も、ちらっとだけど日本酒飲み飲み。
 
買ってきたばかりの鰺の干物と、鍋に残っていた厚揚げの煮物、そしてヨーカドーで扱っていた、「伍魚福」というメーカーの「チーズさつま揚げ」。
 
それだけで案外お腹が満たされ、〆にさらっとお茶漬け食べて、もう少し後に「デザート♪」と上海のエッグタルト食べて。
 
鰺は肉厚で素晴らしく美味しかったし、チーズさつま揚げも嬉しいくらいにチーズがたっぷり。そして今年の「Snowflake」も素晴らしく美味しかった。このお酒、ラベルのステッカーが製造中止になるから、もう来年は造らないのだそうで……瓶や名前が変わってもいいから、またこの美味しいうすにごり酒、出して欲しいなあ。
 
そして、期待のエッグタルトはめちゃくちゃ美味しかった。外見も綺麗だし、洋風のパイ生地さくさく、卵のフィリングもぷるんぷるんで口溶け良くて。
チーズタルトの方は、外見もサイズも口当たりも「え、BAKE?」と思えるほどにそっくりなもの。ちょっとレアチーズっぽくて、こちらはBAKEの方が好みな感じ……?でも、これが1個130円弱。安いな中国。