2012年4月5日木曜日

はっぴばーすでー

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ル・マタン」の
シナモンロール
チョコデニッシュ(正式名称不明)
バニラミルクティー
昨日、遊びに来た友人が「せりあさんにもあげるー」と買ってきてくれたのは、「ル・マタン」という石釜パンのお店のもの。
 
店内にカフェコーナーなども擁する人気店なのであるらしい。平日の午後という時間帯でもお客さんがいっぱいなのだとか。
 
千葉市まわりにちらちら店舗があるパン屋さんのようだったけれど、でもどのお店も駅から歩いて行くようなところにはなくて、車で行くのが前提のようなお店。そういうお店、我が家はとんと詳しくなくて、ありがたーくいただいた。
 
その友人から教えてもらったケーキ屋さん「ル・グレ」にも行かなきゃと思いつつ(こちらは稲毛海岸の駅近くにショップがあるみたいなので行けると思う~)、そういうお店はしっかりメモして「いつか行かなきゃ」と企てている私。
 
「んとね、これがチョコブレッド風のパンみたいだよ。んでこっちはシナモンロール」
息子好みのパンもしっかり選んでくれていた事に感謝しつつ、今朝はバニラティー濃いめに淹れてミルク注いで、でもミルクの量は控えめにして甘いパンに似合う感じで。
 
「石釜ならでは」というのは、実のところ私には良くわからない(ピッツァだったらわかるんだけど……)のだけれど、パンはどれも美味しかった。チョコブレッド(風)は光の早さで息子が平らげていた。
 
その息子。
「今日!お母さん誕生日!父ちゃんからおめでとうメール来た!やった!」
と告げたら、
「……あ。……お母さん、もうケーキ予約したとか買っちゃったりとか、した?」
と。
 
「ううん、昼に買い物行くからそのついでに買ってくるかなーとは思ってたけど」
「じゃあ買わないどいてー。俺学校から帰ったら買いに行くから!」
 
おお、なんというイケメン。そこで「よ!イケメン!」とか言うと息子は心底嫌な顔をするので、それを隠しつつ
「お、おう……どもありがと」
とか答えるお母さん。
 
いやーん、でも嬉しいなー。誕生日だからといってこれという予定はない(あえて言うならDIYの最後の1つをやり遂げたいと思っていた)のだけれど、嬉しい一日になりそうだ。
 
そんな息子は今日が始業式。給食も始まってもいないけれど、弁当持ちで部活だそう。
新しく買ったどんぶり型の弁当箱に親子丼詰めて、あとは焼売とほうれん草のナムル、苺、という感じで。
スティックミニ人参
クリームドーコーン(風)
ビーフステーキ
角切り野菜のスープ
羽釜御飯
スパークリングワイン
 
「不二家」のショートケーキ
カフェオレ
お昼過ぎにゆうぱっくで届いた段ボール。三重県から届いたその箱の中身は1週間ほど前に注文した野菜セットだ。
 
そもそもはパークホテル東京のマルシェイベントで食べたり買ってきたりした 「ビオファームまつき」の野菜がたいそう美味しかったので、また通販とかで買いたいなーと思っていたもの。
 
ところがこの農園の野菜を買えるのは1ヶ月後くらいのものばかり。さすが、人気があるようで「1週間後に届けて」なんていうのは到底無理だった。
 
で、1ヶ月後の野菜宅配を頼むついでに、同じ通販サイトで扱っていた三重県「近藤ファーム」の野菜セットを試しに買ってみることに。こちらは数日後の配達にも対応してくれていたので送料込み3000円のセットを頼んでみた。今日届いた中身は
 
大根(小さめ)1本・里芋4個・ミニ人参2本・キャベツ1玉・ブロッコリー1個・菜の花1袋・サラダ春菊1袋・紅菜苔1袋・太ねぎ2本・わけぎ6株・カモミール1束・カラフル干大根1袋
 
といった感じ。
使い勝手の良い野菜を中心に、見慣れない野菜も困らない程度の品数で入っているのが嬉しかった。「紅菜苔」(コウサイタイ、と読むのだそう)は、中国野菜なのだそうな。赤紫の綺麗な色の茎をしている。アブラ菜の仲間らしいので、つまり菜の花や小松菜のつもりで使えば良いみたいだ。
 
で、花束みたいな感じのカモミールは早速お茶にしていただいてみた。
 
ハーブティーに使われるのが一般的なカモミール。「アップルカモミールティー」というと、カモミールのリーフティーに生のリンゴを入れる方が一般的かもしれないけれど、今日はアップルティーに生のカモミールを加えて淹れることに。蜂蜜垂らしてほの甘くしていただいたら、たいそう良い香りだった。
 
花も可愛いから、残ったカモミールは「明日以降のお茶にしましょう」と小ぶりの花瓶にいけたのだけれど、猫が囓ってしまわないかだけがちょっと心配(うちの猫、パクチーを花瓶にいけておいたら山羊みたいにまりまり食べていたという前科が……)。
 
そして夕方帰ってきた息子は、「じゃあケーキ屋さん見てくる!」とたいそうやる気。
 
「あのね、母ちゃんと君しかケーキ食べる人がいないわけじゃないですか。だから普通の小さなケーキ1個ずつとかでいいからね?」
と言ったら
「え……なんで?」
と (゚Д゚) ←こんな顔している。
 
「いや、だから2人だから……」
「誕生日ケーキは丸くないと誕生日ケーキじゃないよ!」
「えええええー。……そうなの?」
「そうだよ!」
 
だから丸いの買ってくるね!と、断言されて、「うん、じゃあまあ、食べるか」と納得してから、慌てて
「うん、じゃあ、ホール買うにしても、4等分して1切れが1回で食べきれるくらいのサイズじゃないと大変な事になるからね?」
と忠告。
 
忠告したのに、息子ったらどでかいケーキを買ってきた。「え、食べきれる量のをちゃんと選んだよ?」とドヤ顔。君、そんなにケーキ食べたかったんかい。
 
そんなゴージャス誕生日ケーキを控えた夕御飯は、こんな感じ。
 
国産牛のステーキ肉が、小さいながらもそこそこお手頃価格だったので、それを買ってきてみた。
 
息子をねぎらって、添え物はクリームドコーンっぽくしたバター炒めコーンのクリーム煮をたっぷりと。
 
今日届いたミニ人参は生で囓りたい感じだったので皮を剥いて1/4カットにして皿に乗せた。期待通りの、香りの強い美味しい人参だ。
 
スープはさやいんげんやマッシュルーム、ピーマンなどなど、ありもの野菜を刻んで具沢山にたっぷりと。本当はじゃがいも料理も一品つけるつもりだったけれど、迫力のケーキの存在を鑑みて芋は抜きにしておいた。
 
チリ産のスパークリングワイン出して、息子にもソーダ出してやり、「かんぱーい」とやりながらもぐもぐ。
 
「……で、数週間後は君の誕生日だよね。リクエストしてくれたらなんでも作るよ」
インドカレーにナン食べ放題とかでもいいよ?と言ったら、しばらく考えて
「薄切り肉が食べたい」
と。
 
焼き肉っぽいの?と聞けば「もっとでかいの」だそうで、どうやらそれはロウリーズのイングリッシュカットを指しているのであるらしかった。あれはねぇ……ああいうお店で、でっかい肉を仕込むからこそできる「でっかい薄切り肉」なわけでねぇ……と苦笑い。
 
でもまぁ、リクエスト貰ったことだし、なんとかそれっぽいものを用意してみようかな。銀座とか出たついでに肉のハナマサでアメリカ牛のブロックとか買ってくれば良い感じかな?
 
で、食後にがっつりサイズの誕生日ケーキ。息子がご丁寧に家中の電気を消してくれて、ちゃんとロウソク立てて「ハッピバースデーツーユー♪」の歌うたってロウソクを吹き消した。息子と2人の誕生日で、ここまで「ちゃんとやる」とは思っていなかったから、なんだか感激。
 
そして息子よ、やっぱりあのサイズのホールケーキの1/4カットはやっぱり大きすぎたと思うのよ、私。(食べたけど!食べられたけど!)