2012年4月23日月曜日

はっぴばーすでー息子

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
目玉焼きトースト
ヨーグルト(明治北海道十勝ヨーグルト)
カフェオレ
ここ数週間はまっている「目玉焼きトースト」がまたまた登場の月曜の朝。
 
オーブン余熱したり、10分以上焼いたりと時間はかかるけれど手間はそうでもなく、洗い物も少ないのも嬉しいこの料理。熱々に焼けた卵と焦げ目ができるほど焼けたチーズの香ばしさがとても良い感じだ。マヨネーズの風味も。
 
「……というわけで、誕生日おめでとうございます、息子さん」
「いやいや、どもども」
「いえいえ、どもども」
「どもどもども」
とか言いながらもぐもぐ。
 
今日は息子の誕生日。
 
幸いにもグレたりすることなく無事に14歳を迎えた息子、本人が「中二病」最盛期のお年頃のくせして、
「友達の○○がねー、すんげぇ中二病なんだよー」
と私に報告してきたりする。
 
それを楽しく聞きながらも、いやいや、君もそのうち「俺に触るな!この邪気眼を押さえられそうにない……っ!」とか言い出したりするんじゃないかなぁ~とニヤニヤしている母なのだった。
人参のグラッセ
いんげんのにんにく炒め
クレソン
牛もも肉のたたき バター醤油ソース
コーンスープ
羽釜御飯
スパークリングワイン
 
「ル・グレ館」の
レアチーズケーキ
アイスカフェオレ
今年の息子のお祝いケーキは、初めて買うお店に頼んでみた。
 
「チーズケーキがいいなぁ……できればレアチーズケーキ」
とのリクエストだったので、地元のお店で買おうか考えた結果、友人が「この界隈だと、"この店が美味しい"って人気があるみたい」と教えてくれた「ル・グレ館」というお店に予約してみることに。
 
webサイトを見ていても、私のとても好きそうな感じのアメリカンな風なパイが色々揃っている感じで、あ、これは良さそうかも、と。
数日前に電話で予約を入れて、「Happy Birthday」のプレートもつけてもらった。
 
様々なフルーツがトッピングされていたレアチーズケーキは見た目も素敵。2人で食べるのにちょうどよいサイズの5号から作ってくれるのもありがたい。
 
「で、誕生日のお祝いの夕飯は何が食べたい?」
作れるものだったら作ってあげるよー、と、半月ほど前に訪ねたところ、
「薄切りで、でっかくて、柔らかくて美味しい牛肉が食べたい……♪」
と。
 
あー、それねー、溜池山王の駅で降りて、「ロウリーズ」ってお店で食べられるプライムリブって料理だよねー、私よく知らないけど-、と苦笑いしてから
「や、でも、平日の夜にそこまで遠出してお高い料理食べるわけにもいかないしねぇ」
ロウリーズはロウリーズでまた父ちゃんも一緒に改めて行くことにしようよと、今日のところは「なんちゃってロウリーズ」。
 
普通にステーキにでもしても良かったのだけれど、幸いにして日曜の特売でローストビーフ用のオージービーフが出ていたのでそれを買ってきてみた。本当は600g超(できれば800gくらい)のブロックを焼いてプライムリブ風にしたかったのだけれど、あいにく特売品は加工センターでカット済パック済のものを店頭で並べるだけとのことで、400~500gの均一サイズ。1パックじゃ物足りないかなと、同じくらいのサイズのものを2つ買ってきてみた。
 
以前やってみて上手くいったので、焼き方はかの巨匠シェフ、ロブションのレシピを参考に。焼き方こそロブション(風、あくまで"風")だけど、味付けは定番のバター醤油だ。
 
肉は塩胡椒してからスキレットで焼き付ける。なじませた牛脂は、ちまちま冷凍庫に残してある熟成肉の脂。ブロックの6面全部綺麗に焼き付けたら、つぶしたにんにくとバター50gほど(レシピでは800gの肉に対して100gのバター、ということだったけど、控えめに……)をスキレットに入れてバターを溶かし、スキレットごとオーブンに。
 
かたまり肉調理は楽しいです……♪ 5分ごとくらいにバターを肉の上から回しかけながら、230℃で15分ほど焼き、あとは温かいところで休ませること20分。
 
もとのレシピはもっと大きなサイズの肉を使うものだったから焼き時間などは適当に調整したのだけれど(本当は25~30分焼け、という感じだった)、カットしてみるとなかなか良い感じの仕上がりだった。ばんざーい。
 
添えたのはいんげんのにんにく炒め、人参のグラッセ、たまたま見切り品だったクレソン。息子のコーンスープと、あとサラダでも……?と思いつつ、食後のケーキの存在を考えてサラダは止めておいた。
 
「肉、おかわりしたかったらあるからね、食べていいから」
と、私の皿に3切れ、息子の皿に4切れのローストビーフを盛りつけて、私がその3切れを食べ終わる前に息子の皿は空になり、「あと2枚おかわり!」と。
 
結局、「これは後でサラダかサンドイッチの具にでもするかな」と除けておいた端の部分以外は全てなくなり、息子にも満足いただけた風だった誕生日ディナー。
 
食後のケーキも、しっかり強めに焼いたタルト生地のサクサク食感が心地よい、チーズの風味も濃厚な美味しいものだった。好みな塩梅にしっかり甘いのも好ましく、
「このケーキ美味しいね。買ってきてみて良かった」
「これはまた別のケーキも食べてみなきゃ!」
と、たいそう美味しくいただいた。
 
ちなみに誕生日プレゼントは、銀河通信社というお店の「透明結晶育成キット」。
 
こんな感じの結晶が作れるらしい。先日科学館に息子と行った時に、併設のショップで扱いがあった品で、息子が口開けて「これいいな……」と眺めていたので後でこっそり買っておいたのだった。
 
どうも最近鉱物系に興味津々らしいので、カラー写真多め文章も多めの鉱物図鑑本もセットにして、そして結晶の成長が密かに楽しみな私なのだった。綺麗に育ったら写真撮らせてもらおう。