2021年5月31日月曜日

自転車コストコ

案外と自転車で行けました。コストコ。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ブランジュムッシュ」の
 ロングウインナーパニーニ 1/2個
 ごまさつま 1/2個
長崎県産枇杷
カフェオレ
せっせと「rebake」のパンを消費しましょうということで、今朝は総菜パンと甘いパンと1つずつ、だんなと半分こ。
 
「でもこれ、パニーニじゃないな?」
「ふつーにフランスパンサンドだねえ……」
と笑ってしまいながらのロングウィンナーサンドは、どこから見てもフランスパンサンドだったけれど、袋には「ロングウインナーパニーニ」の文字。でもパンもウィンナーも美味しかったので問題なし。
 
ごまさつまは、黒胡麻を練り込んだセミハードのパンの真ん中に、角切りにして柔らかで甘いさつまいもがざっくざく大量に入っているというもので。名前から感じる印象以上に芋感がすごかった。
 
食後は今シーズン初の枇杷、長崎県産。
 
すごーく甘い!というほどでもない(枇杷ってそもそも大体そんな感じ……)けれど、淡い甘さと上品な香りはこの果物特有の美味しさで。枇杷やいちじくが出回ってくると夏ももうすぐという感じがする。
 
今日は思い立って幕張のコストコまで自転車で行ってみた。
 
いつもはだんなが運転してくれる車で片道15分くらい?
歩道がほとんどない国道を経由する必要があるのが難点だったのだけど、よくよく調べたらそう遠回りでもない裏道が存在していて、そして実際行ってみたら花の綺麗なスポットがいくつもあったり、期せずして谷津干潟の脇をサイクリングできたり。
 
終盤は広い湾岸の道をひたすら直進。これはなかなか気持ち良かったし、結局片道30分もかからずに行く事ができた。高低差もほとんどないから疲れることもなく。
 
ただ、保冷エコバッグに詰め込んだ荷物はミニベロのリアキャリアに載せるには不安定すぎて、次回はミニコンテナを持参してリアキャリアにがっちり固定するかママチャリで行った方が安定して食材を持ち帰ることができそう。
 
今日はうっかり花まで買ってしまったから、崩さず帰るのが本当に本当に大変だったのだった。
 
でも上手に積んだら5kgくらいの食料は余裕で持ち帰れそうだし(ペーパータオル類とかケースのビールあたりはさすがに無理として)、何より平日午前のコストコの空き具合と言ったら本当にストレスが無く。
せっかく会員権持ってるんだからせっせと行かなきゃだよね。
 
というわけで、本日一番の戦利品は、総菜コーナーの新製品「セビーチェ」。今日の一番上の写真。
 
「エビ・サーモンの旨みとフルーティなマンゴーの甘さ、野菜の爽やかな香りが調和したサラダ」「魚介と野菜のマリネ」と紹介されていた品は、この日記の読者さんが「コストコのマンゴーを使ったサラダが好きとおしゃっていたので」と教えてくださったもの。
 
マンゴー!マンゴーでセビーチェ!それはきっと美味しいに違いない!と、SNSで検索してみたら実際美味しそうで。
めでたく買えて、1パック1580円。ちょっとサラダっぽくない重量を感じるのはコストコあるあるのサイズ感。
 
ついコストコでは牧家に手を出してしまいますね……。 あとは、100g89円だった、カナダ産三元豚肩ロースの真空パック(2.15kgで1914円)と、夕飯はカルボナーラにしたくてスライスベーコン(DRY-AGED CENTER-CUT)1048円。
 
コストコに来るとついチェックする「牧家」の品が並ぶ冷蔵ケースで、安定のミルクプリン6個978円と、これは美味しいのでは?と、グレープフルーツレモネードラッシー788円。
 
そして毎回毎回探しているグレープフルーツのシラップ漬けは今日も見つけることが出来なかった。
 
要冷蔵の品だから1箱買っても持て余してしまいそうだし、品自体はコンビニでほぼ同じものが買えるから固執しなくても良いのかなと思いつつ、見ることも出来ないのはちょっと悔しい。
 
ガーベラもりもり、998円。 そして案外と侮れない生花のコーナーで、芍薬の束と悩みに悩んで、色鮮やかなガーベラの束を買ってきた。
 
20輪で998円、だったのだけど、帰りにエコバッグを地面に落として2輪分、首が折れちゃった。せめてもと小さな器に首だけ生けて。
 
なんだ、全然自転車でコストコ、行けてしまうじゃんね、と目から鱗だった私。
保冷バッグと保冷剤持参すれば、冷凍食品も持ち帰れると思う。多分。
「コストコ」のセビーチェ
カラヒグ麺のカルボナーラ
とり肉と長ねぎの酒粕スープ
ビール(サッポロラガー)
 
「ena」の九州男児 漢プリン
アイスカフェオレ
というわけで、夕飯はセビーチェ合わせで、「じゃあパスタにするかな」と冷凍してあった「浅草開化楼」さんのカラヒグ麺茹でて、カルボナーラ。
 
カラヒグ麺でカルボナーラ。安定の美味しさ。 コストコ繋がりで、アメリカンなカルボナーラにしてしまえと、燻製臭ぷんぷんのアメリカンなベーコン炒めたのをたっぷり入れた。当然のように生クリームも使って。
 
件のセビーチェは、なかなか、思ったよりも複雑な味がした。
 
だんな:「しょっぱくて甘くて酸っぱくて辛い」
息子:「情報過多な味がする」
とのことで、確かに、何というか、"セビーチェ"で想像する味とちょっと(いや激しく)違うもので。
 
海老+サーモン+マンゴーというメイン食材→すごくイイネ!
+紫玉ねぎ→わかるわかる!
+セロリ→まあ、わかる……ちょっと多いしちょっと大きいけど……
+シーアスパラガス→Why!?!?!?!?
+ドレッシング→なぜピクルス?なぜビネガー?Why!?!?!?
 
という感じ。
 
魚介とマンゴーの組み合わせってすごく良いのに(実際、美味しかった)、シンプルなライムベースのドレッシングじゃなくて、業務系塩だれみたいなとろみのあるビネガーベースでピクルスとか入っちゃってるドレッシングがセビーチェ的に「違くない?」という感じ。
 
そして何より、シーアスパラガス、お前がダメだ。
素の状態でしょっぱいこの野菜(海水で育てる野菜だから、もうほんとにしょっぱい)が入ることでそれまでぎりぎり保たれていたバランスが崩れ去るような不安定さをもたらしていて、もう完全に「お前が諸悪の根源だ」という感じ。
 
シーアスパラガス抜きにして、ドレッシングとライム汁+塩胡椒+タバスコ少々くらいにして、んでトマトとアボカドと香菜入れたら、ものすごく正統派なセビーチェになれたと思う。魚介もマンゴーも美味しかったのに、ほんと、勿体ない。
 
コストコはアメリカ企業なんだし、TEX-MEXメニューとしてもかなりメジャーだろうセビーチェなんてお手の物だと思うんだけどなあ。
 
いっそこの品は「魚介とマンゴーのマリネ」くらいの名前にしてくれていたら、ここまで「Why??」な気持ちにはならなかったかもしれない。がんばれコストコ。
 
デザートはお高いプリン。濃厚でした。 そして今日はコストコ帰りにたまたま立ち寄った(カルボナーラ用の生クリームが必要で)谷津のスーパーで見つけた、宮崎の「ena(イーナ)」というお店の「九州男児 漢プリン」。
 
重量感あるガラスの器に入ったプリンで、賞味期限間近の2割引になっていたので、これ幸いと買ってきてみた。
 
公式サイトによると「まるでチーズケーキのようなしっかりした味。バニラビーンズの風味とちょっぴり苦いカラメルソース。女性にも大人気です」とのことで、ほんとに固い!ほんとに苦い!「ちょっぴり苦い」じゃなくて、カラメルが相当に苦い!
 
息子は「俺の好みよりもちょっと苦すぎる」だそうで、だんなは「このくらいが好み」ですって。私は……ちょーっとだけ好みより苦めだったかな、という。
 
確かにねっちり固くて濃厚で、バニラビーンズの風味もぷんぷんで。
 
美味しかったけど、この手の高級プリンだったら「葉山MARLOWE」をまた食べたいなあと思ったのだった。