2016年10月10日月曜日

シンガポールスリング!

シンガポール「Marina Bay Sands」内「Rise」にて
 朝食ブッフェ
今日も雷鳴の音に起こされて、起床は6時過ぎ。昨夜は11時頃に爆睡してしまったから、(旅先にしては)けっこう長く寝ていたみたい。
 
3日目の朝食ブッフェは、手切りのミートコーナーは昨日と同じハニーベイクドハムで、中華粥はチキン。ヌードルコーナーは雲呑入りの平麺ビーフ、という感じだった。
 
今日もお粥に香菜たんまり入れて食べるぞーと、昨日香菜が置かれていたヌードルコーナーに行ったら刻み葱しかなかったという失望感。代わりに、chicken flossを葱と一緒にたんまりかけていただいた。
 
あとは3日目にして初めて注文して食べたオムレツ(マッシュルームとチーズ入りで)とか、チーズ乗せターキーハムとか、チョコレート入りパンプディングとか、節操無しに海老蒸し餃子とかアーモンド入り炒飯などをもぐもぐ。
 
今日はホテルの移動日。
「時間あるけど、プール行く?」
「いや、けっこう水冷たいしなー」
「それよねー」
と、荷造りしつつお部屋でごろごろ。
シンガポール「Grand Hyatt Singapore」内「10 SCOTTS」にて
 Hi Tea $43
で、ちょっと早めにタクシーに乗って、今日から繁華街オーチャードに滞在。
 
これまでいたベイエリアは、言ってみればお台場みたいな感じ。オーチャードは銀座みたいな感じ。
 
買い物するぜー!スーパー行くぜー!あとドラッグストアも!とわくわくしながら早めに着いたら、まだ午前中なのにお部屋に案内してもらえた。これから2晩、「Grand Hyatt Singapore」のお世話に。
 
お昼御飯は、ホテル内の「10 SCOTTS 」で、評判が良いらしいハイティーをいただいてみた。
 
ケーキ類はそれほど種類豊富ではなくて(プチフール、ミニケーキの類が10種類くらい?)、代わりに食事系メニューが豊富なハイティー。
 
ブッフェ台には握り寿司(!)や、次々作ってくれる温かい肉料理、生ハムやチーズ、冷蔵庫の中には生牡蠣などが並べられ、更に「2人に1台」のお惣菜盛り合わせもやってくる。乗っているのは、クラブケーキや、シンガポールのローカルフード「ポピア」(甘じょっぱいクレープ巻きみたいなの)、海老サンド、カプレーゼ風カナッペ、サモサ、スパイシーガスパチョ、生春巻、などなど。
 
紅茶じゃなくお酒が恋しくなる品揃えで、実際、シャンパンフリーフローのオプションメニューもあったりした。けど、さすがに自重。
 
スコーンは温かいのをオーブンから出してもらえる仕組みで、クロテッドクリームとラズベリージャム、そしてカヤジャムはテーブルに持ってきてくれる。種類はカレンズの1種類のみ。でもさくさくほろほろ食感で、何というか「とても正しいスコーン」だった。
 
オペラ風のチョコレートケーキや、パンダンリーフの鮮やかな緑色をしたケーキ、一口サイズのモンブラン、ラズベリーソース乗せパンナコッタ、ナッツのタルトなども並んでいる棚から数種類はいただけたけど、さすがに全種類制覇は無理で(2段重ねがけっこうなボリュームだったのね……)、それでもせっかくのハイティーだからとスコーンは2個、根性で食べてきた。
 
で、午後は皆別れてオーチャード散策。息子とだんなはそれぞれ単独行動、私と母は2人で、ドラッグストアや雑貨屋さんを巡ってきた。Watsons 行って、「melissa」行って、「Naiise」行って、最後はRobinsonsデパートの地階で食器や調理器具眺めて、疲れ果てて宿に帰還。
 
マリーナベイサンズのシャワーは、いまいち温かいお湯が出しづらくて(出なくはないけどシャワーの蛇口捻って3分以上は冷たい水しか出ない感じだった)、しかもシャワーブースのシャワーは上部固定で使いにくかったのが難点だったけれど、グランドハイアットは熱い湯が即座にふんだんに出てくるし、シャワーヘッドも固定じゃないし、しかもトイレはアジア式シャワートイレ(水鉄砲的なやつ)つき。
 
「冷蔵庫の中のものを持ち上げるだけで加算される」日本の昔の温泉ホテルのようなマリーナベイサンズのみみっちさにちょっと疲れていたので、
「ここの冷蔵庫は商品も入ってるけど買ってきたものも入れられるスペースがあるよー」
「最高かよ」
と、大盛り上がりな私たちなのだった。なんだかんだ、ハイアット系が一番好みなチェーンかも。
シンガポール「Raffles Hotel」内「Raffles Courtyard」にて
 CLAMARI FRITTI S$22
 INSALATA PRIMAVERA S$27
 PIZZA NAPOLETANA S$31
 BUCATINI ALLA CARBONARA S$28
 PIZZA QUATTRO FORMAGGI S$37
 LASAGNE ALLA BOLOGNESE S$31
 SINGAPORE SLING S$31
 "1887" SLING S$32
 ビール(TIGER DRAUGHT) S$18
 ビール(TIGER PINT) 2×S$22
 MOCKTAILS(SHIRLEY TEMPLE) S$14
「やっぱり、シンガポールに来たからにはラッフルズホテル行っておきたい?」
「おきたいわねぇ」
「ですよねぇ……」
 
あいにく、昼御飯の予定はけっこう詰まってしまっているので、行くとしたら夕御飯……だけど、「がっつりフレンチ」も「がっつりステーキ」も気分じゃないし、とホテルのレストラン情報を見た結果、軽めイタリアンの「Raffles Courtyard」に行こうじゃないかということに。
 
中庭にあるオープンエアのレストラン。ここならお値段もそう大変な事にはならないでしょう、と踏んだのだけれど、けっこうなお値段だった。さすがラッフルズ。
 
ここのホテルのバーが有名なカクテル「シンガポールスリング」の発祥のお店だった、ということで、最初に飲んだのは「シンガポールスリング」。
 
Gin, Cherry Heering Liqueur, Cointreau, Dom Benedictine Pineappple Juice, Lime Juice, Grenadine & Angosiura Bitters
 
というのがそのレシピだそうで、だんなは、
Singapore Sling Puree, Sparkling Wine
という内容のカクテル「"1887" SLING」を頼んでいた。こちらは甘さ控えめ、すっきりと飲みやすい「シンガポールスリング風ワインカクテル」という感じ。
 
肉料理などはなく、前菜類の他はパスタとピッツァくらいしかないお店だったので、気軽な感じに、イカリングフライ、サラダ、パスタとピッツァを1つずつ……という感じに注文して、追加でラザニアとピッツァをもう1つずつ。
 
「ボロネーゼ食べたいけど、ラザニアは苦手(←母が苦手なの)だからパスタにアレンジしてくれない?」とお願いして、「ラザニアしかダメなのよー」と断られ、「しかも、サイズかなり小さいのよ」と続けられたから、「じゃあラザニアじゃなくピッツァにしよう」と注文を変えたつもりだったのだけれど、クワトロフォルマッジとラザニアと両方来てしまったという次第。
 
こりゃ食べきれないかもな、残して帰るようかな、と覚悟したのだけれど、高校生男子が超頑張ってくれた。どの料理もしっかり美味しかったから、大満足。カルボナーラが生クリーム入りの濃厚なやつで絶品だった。
 
食後はホテルのギフトショップでがっつりお買い物。木箱入りの中国茶とか、バゲージタグとか、クリスマスオーナメントとか、泊まってもいないにきゃっきゃうふふとお買い物して、JCBカードで決済したら「こちらプレゼント」と20ドル弱のマグカップを貰えてしまった。ちょっと欲しいなと思っていたマグカップだから嬉しかったー。
 
なんか連日、満腹になってます。やばい。