2019年3月1日金曜日

群馬で女子会ですよ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
IKEA風ホットドッグ
きなこ揚げパン風トースト
ヨーグルト(チチヤス 毎朝快調ヨーグルト)
カフェオレ
ここ1年ばかり一緒に遊んでいる仲良しの20代女子2人と一緒に、今日明日は群馬女子会。
 
Sちゃんが群馬在住で、「温泉良いですよーいちご狩りもできますよー」と諸々の予約や車の運転をかって出てくれ、多忙なRちゃんも昨年のうちから有給を申請する本気っぷりで、「日曜は試験があるんですけど、前倒しで勉強しておくので大丈夫です!」とがっつり遊ぶ気満々で。
 
今日はお昼御飯が苺になる予定なので、朝はそこそこちゃんと食べておくかなと、IKEA風ホットドッグと、買ってきたばかりのソントンの「先塗りトーストシリーズ シュガートースト きなこ揚げパン風味」をタカキベーカリーの「長時間発酵ブレッド」に多めに塗ってトーストして。
 
これが、思った以上にきなこ揚げパンな味になったから、笑ってしまった。甘さは思ったより控えめで、脂分がしっかりパンに染みてジュクジュクするまでトーストするととても良い感じ。表面がさくっとした食感になって、「なんちゃってきなこ揚げパン」にしては充分満足な味だった。
高崎「ファームクラブ中里」にて
 いちご狩り \1600
で、東京駅でRちゃんと待ち合わせして、上野東京ラインで揺られに揺られて2時間ちょうど。
 
お腹が空いたよ苺苺ー!と最初に目指したのは、そこから車で30分ほどの距離にある「ファームクラブ中里」で開催中の「クラシック苺のいちご狩り体験」。
 
ビニールハウスにえんえんモーツァルトを流しているそうで、6つのハウスで育てているのは章姫、やよい姫、紅ほっぺ、かおりのの4種類とのこと。私たちが案内されたハウスでは、章姫とやよい姫が食べ放題だった。
 
時間は無制限(!)、練乳も使い放題(!)、そしていちご狩り終了時にはホットコーヒーか苺のジェラートもいただけるそう。太っ腹。
 
「ファームクラブ中里」でいちご狩り。赤く熟れた実がどっさりありました……♪ ハウス内はとても清潔で、腰の高さに苺が植えられているので屈む必要も無く。
 
そこここにミツバチの巣箱が置かれていて、セイヨウミツバチと、あとそれより一回り大きな黒っぽいミツバチがそのへんを飛んでいるけれど、怖いというほどの数でも勢いでもなくて。
 
花粉団子をつけて真面目にお仕事している蜂の傍ら、人間はといえばせっせと実を摘んでは練乳つけて口に放り込み続けるのだった。
 
すっごく食べました。2パック分くらいは……? 章姫は、瑞々しくて果汁たっぷり。でも甘さは控えめで酸味もあって、悪い言い方をすれば「味が薄い」感じ。
 
全員一致でお気に入りは「やよい姫」。こちらの写真もやよい姫。
 
最初は片手で摘むコツがいまいちつかめなかったけれど、そのうちに上手いこと、ぷっちぷち摘んで食べられるようになった。
 
もぎたての苺が美味しくないわけがなく、ものすごく沢山食べた。
具体的には、このヘタ入れ用のトレイがみちみち2回満杯になったくらい。
 
Sちゃんは「大きい事は良いことだ」と大粒の苺ハンターになっていたけど、私はむしろ小粒気味のものの方が好きで。
 
歩むレーンに大きいのがあると、隣のレーンを歩くSちゃんから「あー!その大きいの!ください!」なんて言われることがあって、はいはいと摘んで貢いだりしていたのだった。食べ放題でも買ってくるのでも、苺は小さめが好きー。
伊香保温泉「ホテル松本楼」にて
 生ビール
 季節の会席
そして今日のお宿は、友人が職場の慰安旅行で使って良かったという「ホテル松本楼」に。
 
部屋にはトイレやお風呂、冷蔵庫などもちゃんとついていて、もちろん大きな大浴場もあり、ダイニングでの朝食夕食という、ほどよくホテルスタイルでほどよく旅館という素敵な宿だった。全体的に女性向けで、季節の飾りも美しく。
 
伊香保温泉「ホテル松本楼」。女性向けな雰囲気の良い宿でした。女子会にぴったり! ラウンジで昆布茶と梅ゼリーをいただきながらのチェックイン手続きの後、冬椿の柄の絨毯が敷かれた客室フロアに。
 
ひなまつりがもうすぐだから、館内はそこここに雛人形が飾られていて、それがどれもとても可愛らしかった。
 
私たちのフロアには12月から2月の「花個紋」の額装がずらりと飾られていて、
「私、1月」「私も1月です」とSちゃんRちゃんがきゃっきゃと額を眺めていて。
 
じゃあ他の客室フロアに春夏秋があるのかしら?ということで、後で他フロアも見たところ、兎柄の絨毯の春フロアに私の誕生日花の額装もちゃんとあった。
 
4月5日は「陰蟹葉仙人掌」ですって。なんか触角みたいな図案の不思議な花に「…………??」と眉根が寄ってしまったのだけど、これってシャコバサボテンだったのね。「斬新なアイデアと 思い切りの良い行動力を持った人」なんて言われると、悪い気分ではなく。
 
お部屋をグレードアップしてくれました。うれしい! 1つ大きなお部屋が空いておりましたので、と、長い廊下に広縁つきの広いお部屋にアップグレードしてくださった。
 
そうそう「松本楼」って、あの日比谷のと関係あるのかな?と思ったら、実際、そのなのであるらしい。
 
公式サイトの情報ではないけれど、「日比谷公園内に今もあるレストラン「日比谷松本楼」で修行していた松本久五郎さんの両親が、伊香保で開いた洋食店が前身である。当時、伊香保にあった宮家の御用邸に昼食を用意するほど、格式を持ったお店だった」とのことで。
 
だから料理には力を入れているそうで、実際、夕飯も翌朝食もとても素敵なものだった。
 
今回の宿泊プランは、「貸切風呂無料・夕食時のワンドリンク・フルーツバスケットサービス・アーリーチェックイン(30分)・レイトチェックアウト(60分)」の5つの特典から好みで3つ選べるというもので、
「ならレイトチェックアウトとワンドリンクは外せなくない?」
「チェックインは要らないとして、あと1つは?」
「フルーツバスケットって……苺食べた後だしね」
「じゃあお風呂で!」
という感じに。貸切風呂は夕飯後に予約を入れて、まずは2階の大浴場で楽しんできた。
タイミングが良かったようで、2つの内風呂もちょっと小ぶりの露天風呂も、ずっと私たち3人の貸し切り状態。
 
伊香保に古くから沸く温泉は「黄金の湯」と言われる白茶に濁った湯(硫酸塩泉)で、平成になって湧出が確認された新しい源泉は無色透明のメタけい酸単純泉なんですって。両方が楽しめるのはちょっとお得な感じだ。
 
夕食は朝食会場にもなる食堂で、洋の要素も入った和会席。
 
最初にどーんとお洒落な前菜盛りが出てくるのも素敵だし、でもお椀やお刺身もちゃんと美味しくて。
出てきたお料理は、こんな感じ。
 
食前酒代り
りんごカクテル(ノンアルコール)
前菜
桜花豆富(白魚、山葵)
榛東産たらの芽黄身揚げ
榛東産ヤーコン金平
地野菜サラダ
桜海老と筍と若芽の三色真丈
地場ほうれん草と湯葉 蕗の薹のお浸し
合鴨と蓮根松風焼
椀物
地場大根すまし仕立て
 (梅人参、原木しいたけ、焼河豚、たたき木の芽)
造り
本日のおすすめ海の幸
 (本まぐろ、炙りかます、刺身こんにゃく)
温物
真鱈かぶら蒸し、菊花、木耳、青菜 銀餡かけ
焼物
鯛と海老の瞬間燻製 舞茸ソース
強肴
上州もち豚ロースと 和風ジンジャーソース
食事
群馬県産こしひかり
 お好みでハヤシソースをかけて
香の物
赤城の湧水で育った芹の赤出汁
デザート
一口ケーキ
季節のフルーツ(渋川産キウイフルーツ、榛東産苺)
人気のハヤシソースと言われると、かけてしまうわけで……(おなかいっぱい) 最後にこんな感じにメインディッシュ風の肉料理と御飯と赤だし、そして「ハヤシソース」が出てくるというのがものすごく新鮮だった。
 
御飯はお替わり無料、ハヤシソースは3人で1つのソースポットによそわれてきたけど、これもお替わり無料。
 
もうそこそこお腹一杯だったけど、思わずかけてしまったよね……薄切りの牛肉たっぷりで、優しい味のハヤシソースだった。
 
デザートも、「え?一口ケーキ?ええ?」と笑ってしまうこのボリューム。 そしてデザートも全然「一口ケーキ」じゃなくて。
 
八口くらいは余裕であった。大変にボリュームたっぷりだった。
 
ひなまつりの菱餅風に綺麗に層になったケーキと、きなこアイスと草団子の粒あんソース(アイスの下にキウイ)、可愛いサイズの杏仁豆腐と、そして苺風味のクリームが牛皮で包まれた苺大福風のもの。
これが、1人1皿。
 
危なかったー。
「一口ケーキ」と侮って、危うく御飯をお替わりしてしまいそうになっていたところ、ぎりぎりで我慢しておいて良かったーと、デザートもしっかり完食。
 
やっぱり夜のお楽しみはコレですので。 で、まあ、「夜のお楽しみ」は別なわけで、貸切風呂を満喫した後には、部屋飲みを。
 
「群馬じゃなく栃木の蔵でごめんねー」と、私が持ち込んだのは「鳳凰美田」のいちご酒。
 
いちご酒に合うつまみって何よ……?と悩んだ末に、GranStaのドライフルーツを扱うお店で、ドライ苺(また苺……!)と味見して滅茶苦茶美味しかったドライみかん、そして燻製ナッツも買ってきた。高崎のエキナカで買ったちっちゃな水芭蕉のスパークリングと、あとはジュースとかラスクとか、いろいろ。
 
で、またも、「この面子なら、やっぱり楽しめると思うんだよね」と今回もキャラメーカーで遊んできた。
 
触り始めて早々、これは楽しい、すごく楽しい、と2人ともハマッてくれたようで何より。一応カードゲームも少し持って行ったのだけれど、結局、この夜も翌朝も、出立前ぎりぎりまで「また新しいキャラを作りましょう」でおおいに盛り上がったのだった。
 
あれよね、自分で作るのも楽しいけれど、他の人が作ったのを見て「そっか、そういうのが好きなのか」とニヤニヤするのがまた楽しかったりして。
 
しかしこうして何人もとやってみてわかるのは、私と一番性癖が近いのは高校時代からの友人Aちゃんなんだなあということだったりして。
 
以下、左が私作、真ん中がRちゃん作、右がSちゃん作。
 
最初は設定の方法を学ぼうねと選択肢少なめで作りやすい「きせかえ少年」からショタみのあるキャラを作って結果はこちら
「Rちゃんはザ・正統派!だよね」
「Sちゃんがその口選ぶのわかる」
そして私もまた「わかるーすごくわかるー」とわかられてしまった。
 
パーツにちょっと癖があるけど髪の毛の表現とかが綺麗な「よっこら」、結果はこちら
上段、
「獣耳(けもみみ)は正義だよね」
「見たらつけるよね」
「私には獣耳萌え属性は無いと自覚しました……」
 
から、もう1個作ろうで「私の考える最強に可愛い妖精さん」に挑戦したのが下段。
「みんな耳、お揃いか!」
「いや、だってこれ可愛いよね」
「これをつけるところから始まるよね」
始まっていたらしい。
 
今回同行の2人は可愛い女の子が好きなので、それじゃあと私イチオシの「ガン見してぅるメーカー」、結果はこちら
上段作って、「うちの子が最高に可愛い」でうっとりしたところで、私はSちゃんが好きそうな子を作る・SちゃんはRちゃんが好きそうな子を作る・Rちゃんは私が好きそうな子を作る、で再挑戦したのが下段。
 
「全員あざとくなったぞ……」
「ラブレター書いてアピールする方向に持ってきてるし!」
Rちゃんは獣耳(しかも兎)にあひる口、長髪和服というストライクゾーンをガチに狙いに来ていて笑うしかなかった。
 
SちゃんRちゃんのシンクロ率がすごかった「おにいさんメーカー」の結果はこちら
「これは書生ですよね!」
「眼鏡ですよね!」
「え、そうなの??そういうものなの??」
 
これも普段頭の中で考えている事が如実に出た感がある「自撮り推しメーカー」の結果はこちら
「え、なに、2人して可愛いかよ!」
「一人だけめっちゃ脅されてる人がいる……」
 
このへんから翌日の朝遊んだやつかな。
強い女メーカー」「人間(男)メーカー(仮)」を続けてやって、結果がこちら
「これ、強い女の彼氏が男の人だったら楽しいですよね」
「ぬいぐるみは彼女へのプレゼントなんですよ!これは萌える!」
「え、待って、そうすると私の頬の怪我は、明らかに彼女に殴られた結果なんだけど」
「流血してる!大変!」
またも2人のシンクロ率に軽く嫉妬したけど、でも強い女で物理一番強い女ができたと自負してる……。
 
最後、チェックアウトまで残り20分、の状況でぱぱっと作った「ひとこまメーカー」の結果がこちら
「なんで2人してハート飛ばしてるの?テンション違うし」
「これはこの女子2人が少年に告ってる構図では」
「それは……戸惑うね!」
 
思った以上に楽しんでくれたようで、何より。
さんざ布教しまくったけど、あとはもう友人界隈で遊んでくれそうな人は他にいないかなあ……。
 
就寝は割と健全に11時前。おやすみなさいー。