2019年10月8日火曜日

大阪粉もの、スイーツブッフェ

帝国ホテル大阪のハロウィンスイーツブッフェ。可愛いうえに上品で。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
民泊の宿にて
 「551蓬莱」の豚まん
アイス烏龍茶
大阪土産に「551蓬莱」買うんだーと初日に話していたら、「朝御飯にどうですかね?」とRちゃん。
 
会社の寮住まいだからお土産というわけにもいかなくて、でも食べた事無いから食べてみたいんですって。
 
で、一昨日のうちに3個豚まん買ってきて、冷蔵庫に入れておいた。
 
宿には蒸し器まではなくて電子レンジしかなかったから、塗れ布巾でくるんでレンジでチン。ふかふかになったところで皆で食べた。我が家では蒸し器を使ってでしか温めたことなかったけど、レンジでも案外美味しくて。
 
今日は帰宅で、予定は午後にホテルのスイーツブッフェ。女子会だしハロウィンブッフェは"らしい"のでは?と提案したら、それは良いねということで、厳選の結果帝国ホテルに行ってみようということに。
大阪梅田「阪神梅田本店スナックパーク」にて
 「元祖ちょぼ焼き本舗」の
     たこ焼き(6個) \370
 「阪神名物いか焼き」の
     いか焼き \140
     デラポン \145
Sちゃんと2人でもぐもぐー。
 
大阪梅田「お好み焼ゆかり 曾根崎本店」にて
 お好み焼ランチ Bセット \980
午前中、Rちゃんはお世話になった仕事の先輩がこちらに居るということで、「もしかしたらお昼食べてきちゃうかもだけど、秒で解放される可能性もありますー」と別行動。
 
私とSちゃんは、Sちゃんが未だ大阪で粉ものを食べたことが無いというので(希望は「たこせん」だったのだけど)、じゃあデパ地下のお土産覗きついでにスナックパークを覗いてみる?と「阪神梅田本店スナックパーク」に案内してみた。
 
ここで、名物の"いか焼き"は食べられるし、普通のたこ焼きならあるし、あとお好み焼きが良かったら、地上出てすぐのところに我が家が好きなお店があるけども……?と話したら、「全部食べましょう!」と。
 
え?全部?いか焼きとたこ焼きとお好み焼きと全部?スイーツブッフェ行くのに??と軽く驚きつつ、まあ、たこ焼きといか焼きはそんなにボリューム無いしね?と、リクエストにお応えする形で。
 
阪神スナックパークにて、たこ焼きー! たこ焼きは、「元祖ちょぼ焼き本舗」というお店のもの。
 
たこ焼きの前身の、ワッフルみたいな形状のお好み焼き的な「ちょぼ焼き」も食べられるけど、やっぱりこっち?と6個入りのたこ焼きを。
 
ふわふわ食感で、香ばしさだったら一昨日自分で焼いて食べたのも負けていなかったけど、やっぱりプロが作ったたこ焼きは、ちゃんとおいしい。
 
平日午前ということで、注文できた「デラポン」といか焼きと。 いか焼きは、手前の白っぽいもので、奥のは「デラポン」なるもの。
 
なんでも平日午前中だけの限定販売だそうで、「少し小さめのいかをたくさん使用 ジュレポンズでいただく新風味」とのこと。
 
あっさり味で、こちらもなかなか美味しかった。いかにもな大阪粉もの料理という風な、素朴な味わい。
 
ここまでがおやつ。
ここからが昼御飯。
 
お好み焼き「ゆかり」、自分で焼かなくて良いし、お気に入り。 そして地上に出て「お好み焼ゆかり」では、さらっとセットのお好み焼きランチ。
 
ミニサラダとソフトドリンクがついてきて、目の前で綺麗に焼き上げてくれて、980円。
 
こんがり焼いた豚バラと、イカエビタコも入った幸せなお好み焼き。
 
さあ食べようというところで、別行動だったRちゃんから「御飯食べないまま先輩から解放されちゃいましたー」と連絡があって、でもスイーツブッフェに備えて昼御飯は要らないとのこと(そうよね、普通、そうよね……)。
 
タイミングよくお店の前で落ち合えたので、デパ地下でお土産をちょっと買ってから、スイーツブッフェのホテルに向かったのだった。
 
私が買ったのは、「ECHIRE Marche au Beurre (エシレ・マルシェ オ ブール)」の、うっかり買えてしまった「オムレット・ブール」と「ブリオッシュ・エシレ」、「Baton d'or(バトンドール)」の期間限定フレーバー「ピスタチオ&アーモンド」と、7月からの新フレーバー「スイートオニオン」、あと、初めて見た「うまみシュガー」も。
 
たまたま通った阪神デパート内の「川勝總本家」ではそろそろシーズンも終わりだろう水茄子のお漬け物を扱っていたので、浅漬けとぬか漬けと、あと季節のおすすめ、柿大も買ったら、まだ最後のりくろーおじさんと551を買ってもいないのにけっこうな荷物になってしまった。
大阪 天満橋「帝国ホテル大阪」内「ザ パーク」にて
 ハロウィンスイーツブフェ \5600
 紅茶(アフタヌーンティーブレンド) \1220
そして大阪駅から無料のシャトルバスに乗って、「帝国ホテル大阪」に。
 
帝国ホテル大阪、ロビーフロアのハロウィン飾り。 少し早く着きすぎてしまって、だからスイーツブッフェが始まる前にそのレストランに入ってしまって、「追加料金は払いますのでお茶を飲みながら待っていても良いですか?」と先に座らせて貰うことにした。
 
ブッフェにもコーヒー紅茶は含まれていて、ただそれは茶葉が選べることはなくて朝食ブッフェのスタイルのようにポットからお代わりをどぼどぼ都度注いでくれるスタイル(ブッフェでは、あとはオレンジジュース、グレープフルーツジュース、アイス烏龍茶の用意があった)。
 
だから、追加料金を払っても好みの茶葉が飲めるのは嬉しかったかな。差し湯も何度もしてくれたし。
 
スイーツブッフェ、正式名称は「ハロウィンスイーツブフェ」だそう。
 
昨年ご好評をいただいた「ハロウィンスイーツブフェ」がさらにグレードアップして登場します。収穫祭を起源とするハロウィンにちなみ、かぼちゃ、栗、洋梨、りんご、さつまいもなどを使った、秋の自然を思わせるカラフルで見た目にも華やかなスイーツが勢ぞろいします。
ですって。
 
webサイトからの転載含め、並んでいたのはこんな品々。
おかず系の料理がちょこちょこあったのも有り難かった。これはもう、実質夕御飯。
 
【ペストリーシェフ おすすめのスイーツ】
チョコミントゼリー
目玉を模したミステリアスな見た目にも楽しめるグラススイーツは、チョコレートの甘みと爽やかなミントが絶妙なバランスです。
モンブラン
国産栗を使用したモンブラン。甘さを控えた和栗のクリームは、素材そのものの味をお楽しみいただけます。ホイップクリームとの絶妙なバランスをお楽しみください。
ミルフィーユ
フランス産マロンペーストを使用したブフェで人気の一品です。国産栗を使用したモンブランと食べ比べてみるのもおすすめです。
ベリーティラミス
甘酸っぱいベリーとなめらかなマスカルポーネクリームをあわせ、クランブルのサクサクとした食感も魅力的な人気のティラミスを今回はハロウィン風にカラフルに仕上げました。
 
【デザートコーナー】
さつまいも
安納いものスイートポテト、サツマイモのソフトロール
かぼちゃ
パンプキンパイ
タルトマロン、モンブラン、ミルフィーユ、ガトーモンブラン、栗のデニッシュ
りんご
アップルパイ
洋梨
タルトポワール
葡萄
葡萄のシャーベット
その他
苺のショートケーキ、ブルーベリーチーズケーキ、ラズベリーチョコレート、ベルーベリーロール、ベリーティラミス、ガトーフロマージュ、ガトーショコラ、チョコミントゼリー、ハロウィン風フルーツとゼリーのカクテル、チョコレートコーン、カシスコーン、マカロン2種(パッション、チョコレート)、チョコレート3種(ビター、アールグレイ、フィユティーヌ)
<実演>パンケーキ
 
【フードコーナー】
彩り野菜のサラダ
アンディブ、キュウリ、オニオン、プチトマト、赤黄パプリカ
サンドイッチ
チェダーチーズのサンドイッチ、ハムのサンドイッチ、ツナのサンドイッチ、キュウリとトマトの野菜サンドイッチ、タルタルソースたっぷりのフィッシュフライサンドイッチ
スープ
パンプキンのクリームスープ
ピラフ
シュリンプ、サツマイモとマッシュルームのピラフ
ピザ
チキンと茸のピザ
パスタワゴン
目の前で仕上げるシェフ特製おすすめスパゲティ
サーモンとホウレン草のクリームパスタ
フルーツ
パイナップル、葡萄、オレンジ、グレープフルーツ、キウイ
 
 
明るいロビーラウンジでは朝昼とブッフェ料理が供されているそうで 吹き抜けの明るいロビーラウンジは、奥の一画がブッフェ用に設えられていて、朝食ブッフェやランチブッフェもここで供されているみたい。
 
15時からのブッフェスタートの前に、「お写真どうぞ」と撮影タイムが設けられていて、その隙にぱちぱちと品名などをチェックして歩いた。
 
こんな感じに並べられたスイーツ類はほどよい分量、でも補充もちゃんとしてくれるから存分にいただくことができた。
 
どのスイーツにもささやかにハロウィン飾りが つやつやのタルトやパイ、小さくカットされたケーキ類には、それぞれ可愛いハロウィン飾り。
 
せっかくだからと最初のお皿はハロウィン飾りつき系のを中心に盛ってきたら、なかなか賑やかな感じになった。
 
ヒルトンあたりほどよりは毒々しくなく、ケーキ自体は定番のものも多く揃えつつ、でも遊び心のある可愛いものが多くて、これはとても楽しいね。
 
ハロウィンらしいスイーツプレート、できましたー。 グラス入りのはマスカルポーネチーズベースの「ベリーティラミス」。
 
その右のモンブランから時計回りに、ベリーベリーロール、ガトーモンブラン、ブルーベリーチーズケーキ、ガトーショコラ。
 
どれも甘さは比較的しっかり系、タルトやパイはバターがたっぷりという風合いで。
ゆえにあまり分量は食べられなかったけれど、さすがに帝国ホテルクオリティでどれも美味しかったので大満足だった。
 
特におかわりしたいほど美味しかったのが(できなかった)、「ペストリーシェフおすすめ」にもなっていたマロンのミルフィーユ。「フランス産マロンペーストを使用したブフェで人気の一品」というのも頷ける美味しさで、和栗のややあっさりめの味のモンブランと好対照だった。
 
さりげない風に用意されたサンドイッチや、少量ずつ支度してくれて常に美味しい状態でいただけるクリームパスタも美味しかったなー。
 
フルーツコーナーのパイナップルはバリ島のリッツカールトンで食べたものよりも数段甘かったものだから、終盤はこれをせっせとつまんでいた。
 
そんな感じで楽しかった大阪滞在もあっという間に終わってしまい、最後は大阪駅のコインロッカーに預けていたキャリーバッグを回収し、新大阪に移動してから駅構内の「551蓬莱」と「りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキ」で最後の買い物。
 
東京駅着は午後9時過ぎ。
おつかれさまでしたー。
「ECHIRE Marche au Beurre」の
 オムレット・ブール
アイスカフェオレ
そして帰宅してから、夜にはとってもギルティなバターのおやつを。
 
東京では売られていない、大阪エシレの限定商品「オムレット・ブール」は、
 
ミルキーでコクのある味わいと滑らかな口どけ、バタークリームの概念を変えたエシレのバタークリームを召し上がってほしい、そんな思いから誕生しました。シンプルなバターの味わいをお楽しみいただけます。
 
という品。
 
見た目普通のカスタードクリームオムレツだけど、ものすごくバターでした……! 見た目は割とシンプルな(ただ、サイズは大きめ)、カスタードクリームを挟んだふわふわスポンジといった風なものだけど。
 
見た目よりやや固めに感じるクリームは、とんでもなくこってりバターの風味だった。
 
エシレの品はどれもバター好きにはたまらない風味だけれど、他のものと同様、これもまた「そこまでバター入れなくても良いのよ……?」と言いたくなってしまう過剰っぷり。それがまあ、らしいと言えばらしい感じで、嫌いじゃない。
 
「りくろーおじさんもあるからね。あと、明日は551の豚まん出すからね」
 
だんなと息子の旅行土産は食べ物ばかりだなあと笑っていた私は、自分も全くそんな感じな事に気付いて苦笑い。お留守番おつかれさまでしたー。ああ、楽しかった。