2021年4月16日金曜日

牛すね肉と村上開新堂

「RODDA'S」の
 スコーン(プレーン・全粒粉オレンジ)
クロテッドクリーム・ジャムいろいろ
台湾パイナップル w/ヨーグルト
ミルクティー
先日買ったクロテッドクリームの賞味期限が来る前にと、冷凍庫から「RODDA'S」のスコーンを2個解凍しての朝御飯。
 
冷凍する時に「いまいち種類がわからんなー」と思いつつ適当に2個セットで冷凍しておいたスコーン、今日解凍した組み合わせはプレーンと全粒粉オレンジだったと思う。多分。オレンジが爽やかな酸味と香りで良い感じ。
 
スコーンだしねとお供は紅茶にして、今のところ連日食べていても全く食べ飽きない台湾パイナップルも出して。
 
新型コロナの変異種感染拡大で、小池都知事が「エッセンシャルワーカー以外の方は可能な限り東京へ来ないでいただきたい」とまで言い始めた状況下な今日この頃だけど、だんなはフツーに都内に出勤。
 
千葉県はそこまでまだ感染拡大していない感があるし、我が家のある船橋市自体はむしろ感染者数はじわーっと減ってきてはいるのに、都に近い市ということで来週から市川や柏などと並んで"まん防"適用地域になってしまうらしい。
 
飲食店が8時で閉まっちゃうのって、地味に大変なんだけどな……仕方ないねえ。
チーズ乗せクラッカー
コールスロー(残りもの)
夏野菜とサラダチキンのさっぱり和え
牛すね肉と人参の白ワイン煮込み
ビール(パーフェクトサントリービール)
 
「村上開新堂」のクッキー
ほうじ茶
んで、まん防だろうが何だろうが明日は強い決意で牛肉を食べに行く予定があるのだけれど(そのかわり、もうGWの予約はなーんにも入れてない、つか明日以降の都内へのお出かけ予定はもう全く無い……)、今日の夕飯もうっかり牛肉。
 
せんどば」でお手軽に買える(しかもお安い)牛すね肉使って、伝説の家政婦志麻さんレシピの「牛肉とにんじんの白ワイン煮込み」を作ってみた。そろそろ食べてしまいたい人参がちょうど手元にあったので。
 
塩胡椒した牛肉焼きつけてから一度フライパンから出して、みじん切り玉ねぎと輪切り人参炒めて、白ワイン注いで、水注いで、タイムとローリエ入れて肉戻し入れて煮る……と、ざーっくり言うとそんな感じのシンプルな料理。
 
いつもの私だったら圧力鍋任せにしてしまうとこだけど、まあ時間もあるしとのんびり普通の鍋で煮込んでみたところ、それなりに柔らかく美味しく煮えた。テキトーな白ワイン使ったから、あんまり風味は良くなかったかもしれないけども。
 
そして副菜はド和風な、茄子ときゅうりの和え物。
 
元々の品名は「なごり野菜とささ身のさっぱりあえ」で、数年前の9月号の『きょうの料理』に掲載されていた村田吉弘さんレシピの品。
「なごり」どころか今の季節の茄子ときゅうりは「はしり」みたいなもので(というか、1年通して買える野菜ではあるけども)、でも気にせず同じ作り方で。
 
酢と醤油と味醂のひたし地に薄切りにした茄子ときゅうり漬けて、鶏ささみ(自家製サラダチキンで代用)と香味野菜、炒り胡麻で和えるという風な浅漬けっぽい品。茗荷や青じそも入るから、美味しかったら夏場に重宝しそうだなと思いつつ作ってみたら、案外良い感じだった。胡麻と香味野菜の組み合わせは鉄板な安定感。
 
あとはうっかり冷蔵庫に残りっぱなしだったコールスローと、シェーブルチーズを乗せたリッツ、おつまみに1人1枚。
 
だんながポイント交換でお安く入手してきた今日のビールは、糖質ゼロの「パーフェクトサントリービール」。
 
第3のビールとかノンアルビールに比べたらずっとビールらしい味わいだった……とはいえ、糖質ゼロで100mlあたりのカロリーは32kcal、普通のモルツは47kcal。
 
350ml缶で50kcal程度の差だったら、まあ普通のビールで良いよね?という感はある。不味くはなかったけど。
 
さて、今日の食後は、「村上開新堂」のクッキー。
 
一見さんお断り、完全紹介制でしか買えないこのクッキー。
 
「買える順番が来て、いくつか買えるんですけど1缶要りますか?」と友人が声がけしてくれて「え、欲しい!買う!」と。
 
いかにもなレトロな包み紙と淡いピンクの紙袋と同色のリーフレット。
 
ぺろんと剥いだら更に包み紙と紅白紐に、レトロなカード。
 
なんでも、「ご紹介についてのお願い」の告知にあるとおり、2019年からは"登録済の方が新しい方を紹介するのは年に3人までにしてね"となっていたところ、今年の1月からは更に"年に1人にしてね"という風になっているらしい。
 
それでもこの御時世、クッキー缶の転売が相次いでいたりもして、時代の流れ的に"一見様お断り"の文化は難しいのかなあなんて思ったりしつつ、こうしてときどーき友人からの声かけを貰えるくらいでちょうど良いよなあと思っているのだった。
 
んで、友人の話によると、次にこのクッキーが買えるのは来年の8月以降になってしまうそうで。16ヶ月待ち……!?
 
缶にぎゅうぎゅうに詰められたクッキーは近年の1つの流行だけど、ここまで偏執狂的にみっちみちに詰まってるクッキー缶はあんまり他では見ない感じ。
 
小粒の抹茶メレンゲあたりは緩衝材扱いにも見えてきて、大きな柿の種くらいのサイズのクッキーが上にみっしり、その下には大きめクッキーが縦横に隙間無く、ぎっしりと。
 
添えられたリーフレットによると、全部で27種類、アニス風味だったりスパイス入りだったり、ジャムサンドにヴァニラクリームサンドと本当に色々で。
 
で、近年のバターたっぷりさくさくホロリな食感のサブレ寄りのクッキーに比べると、ずっと歯応えがあって、空気少なめに"詰まった"感じのするクッキーなのだった。甘さもどちらかといえば、控えめで。
 
ひたすら素朴な風合いで、店の名前を知らされないまま、ぽいっとクッキーだけ出されたら「?……すごく懐かしい感じのクッキーだね?」なんて思ってしまいそう。見た目がすごく整ってるし、そこはかとない品もあって、「でもなんか、タダモノじゃない気もする……」と思うかな。どうだろう。
 
このクッキー、2009年にもこの友人から貰った事があるのだけど、全く変わってないのがすごい。多分10年後にもたいして変わってないのだろうなと思う。そういえばあの時も「固いけど、甘さ控えめだけど、謎美味しい」とばりんぼりん食べまくっていた気が。
 
いやでも、それにしても16ヶ月待ちのクッキーかあ……。すごいねえ。