2022年7月9日土曜日

ベトナム料理の夕べ

運動後のベトナム料理。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ブーランジェリー マーブル」の
 照り焼きチキンと卵のサンド (詳細失念) 1/2個
 ツナマヨフランス \260 1/2個
 ちょっと大きめミルクフランス \250 1/2個
ヨーグルト(ダノンビオ 芳醇マンゴー&マンダリン)
さくらんぼ(山形県産紅秀峰)
アイスカフェオレ
昨日は珍しくも水道橋にお出かけしたので、せっかくだからと水道橋のパン屋さんを調べて。
 
美味しそう、と行ってみたのは、日大の校舎が点在する学生街の中にある「ブーランジェリー マーブル」というお店だった。
 
ベーグルが人気のようで、店頭の黒板には「ベーグルは人気の為12時頃だと選べると思います」の文字。つまりそれを過ぎると次々品薄になるということで。
 
だんなと自分用にと買ってきた今朝分のパン は、ツナマヨフランス、照り焼きチキンと卵のサンド(商品札が無くて正式名称不明)、そして「ちょっと大きめミルクフランス」。
 
ミルクフランスは「人気2位」のポップ札もついていた。
 
食パンを使った照り焼きチキンサンドも美味しかったけれど、この店の得意はむしろベーグルとかハード系とかのパンになるみたい。
 
バリッとしっかり食感のミルクフランスの生地も(そしてクリームも)、そしてこちらもハード系のツナマヨフランスも、どれもちゃんと美味しかった。
 
知らない街の知らないパン屋さんに入るのは楽しい。
ずらりと並んだパン棚を見ると相当にわくわくする私は、やっぱりパンが好きなんだなあと思う。
魯肉飯
アイス烏龍茶
で、息子は外出、昨日のうちにやってくる予定だった友人Aちゃんからは、「なんとか頑張って行く」的な連絡があって、でも到着はジムに行く直前くらいになりそうで。
 
当初は友人合わせで今季初の流しそうめんをする予定だったのだけど、流しそうめんは延期して、冷凍の魯肉飯を解凍してみることにした。
 
それは紅茶屋さん「LUPICIA」の「魯肉飯」という、面白いもの。
 
通販で世界のお弁当的なものを出しているのは知っていたけれど、紅茶屋さんの店頭冷凍庫にもちょこちょこと何種類か惣菜的なものを販売していて、試しに魯肉飯を買ってきた次第。
 
1人前の1パックが480円とそこそこの値段で、
 
甘辛さがくせになる食欲進む魯肉飯
台湾のソウルフードをヴィラ ルピシア流にアレンジし、贅沢な味わいに仕上げました。豚肉を甘辛く煮込む魯肉飯は、ピーナッツペーストでコクを出し、角切りのしいたけとタケノコを入れたアレンジを加えました。白いご飯にかけてお召し上がりください。
 
というものだった。
 
ルピシアの魯肉飯。面白い存在だわ。 金曜の夕飯用に香菜は買ってあったしもやしもあるし……と、こんな感じで。
 
肉はざくざくぶつ切り状になっているのは良い感じ。
 
筍がこんなに入っているのは若干違和感だけれど、それも許せる範囲内。
 
でも、魯肉に椎茸が入っているのは、「これは、要らないんじゃないかなあ……」と激しく思った。美味しいけど、美味しいゆえに、「この椎茸の味は要らない」という感じ。
 
五香粉っぽい風味もあるし、隠し味のピーナッツペーストも隠し味レベルで気になるものではなかったし、本当、味わいは良かったのだけど、「椎茸、お前は要らない」という思いが……。
 
「まあ、ぶっちゃけ言えば、私の作った魯肉飯の方が美味しいなっていう結論だね」
と呟いたら、だんなに笑われた。
船橋「マンダリンカフェ」にて
 ベトナムハム \680
 揚げ春巻き \580
 蒸しエビ ハーフ \500
 バインセオ \980
 ローストダック \1200
 冷やしフォー \880
 チェー 2×\350
 瓶ビール(BIA Saigon Export) 2×\490
 缶ビール(333) 2×\420
 蓮茶 \500
そしてめでたくAちゃんはジムに向かう30分前に我が家に到着したわけだけど、到着したところで力尽きた。
 
「昨日あんまり寝てないんです……だめ。限界」
言いつつ、私たちが運動している間、我が家で寝ていて、予約している夕飯の店には頑張って徒歩で向かうと。
 
それは……結局何しに来たの?と苦笑するしかないのだけど、そういうことならと玄関の鍵など託して私はだんなといつもの感じでBODYATTACK45からのBODYJAM45からのBODYPUMP60のコース。
 
まあ、今は新曲シーズンなので、体調万全じゃないAちゃんは参加しないである意味良かったのかもしれない。初の新曲ジャムも、バーピーありアタックも最後の最後でマウンテンクライマーがあるパンプも、今日も素敵にキツかった。
 
で、夕飯は、息子不在ならエスニックかしらねと、私とだんな、Aちゃん3人で「マンダリンカフェ」に。
 
この時間に起きて自力で店までおいでと伝えておいていたAちゃんは、目覚ましアラームでは起きられず地震で起こされ遅刻して現れるというグダグダぶりで、「ほんと、何しに来たの」という感じではあったのだけど、それはそれとして運動後のベトナムビールは最高に美味しかった。
 
ベトナムハム。バインミーに挟まってるやつー! メニューに「ベトナムチャーシュー」の文字があったから貰おうか、なんて話していたら、
 
「チャーシューよりね、ハムの方が美味しいヨー」
言われて、こちらにしたベトナムハム。
 
何がどう、と説明できないのだけど、アジアの味というか異国の味というか、そうそうバインミーに挟まってるのはこのハム!という味がする。
 
このお店はフエ出身のおばちゃんが一人で営んでいて、だからお客の多いタイミングだと料理の提供はかなりのんびりめ。
 
ビールは「もらうよー」と声をかけて冷蔵庫からセルフで出して、なんならお皿の片付けもお客がキッチンまで持っていったりする。
 
揚げ春巻きは、エビではなく豚肉の味で。 生春巻きはどう?と勧められたものの、生春巻きはランチで以前既に食べていたから、今日は揚げ春巻きを。
 
海老が入る生春巻きと違い、こちらは豚肉が巻かれている感じ?
 
スイートチリソースっぽいサラリとしたたれが添えられていて、でもそのたれは自家製で……という感じ。
 
全体的に見た目はとても素朴なのだけど、おばちゃんの笑顔やおもてなし同様、料理の味もとても優しくて、全部美味しい。
 
「おすすめ」と記されていた黒板メニューの一つがローストダック(今日の一番上の写真)で、これもまた、中華とはまた違った味わいで。
 
バインセオも、とってもボリューミー! そして複数のお店で食べて、「ボリュームがあるのは当たり前」とそろそろ学びつつある玉子焼き、バインセオ。
 
もちっとした玉子焼きの皮の中には大量(ほんとに大量)のもやしや豚肉、海老、ハム、などなど。
 
ベトナムならではのあの甘酢漬けの他、色々な料理に生の野菜がたんまり添えられてきたものだから、野菜もしっかり大量に食べた。
 
ちょっと珍しい?冷やしフォー。 そしてメニューには「冷やしフォー始めました」の文字も。
 
これ絶対美味しいやつでは、と貰って、3人で分けつつ食べた。
 
方向としてはつけ麺のブン・チャーに近い感じ?上にはほんのりスパイス感のある豚しゃぶしゃぶ肉。そして例によって野菜いっぱい。
 
お手製チェー、こちらはかき氷版。 そして嬉しいことに、今日はチェーも食べられた。
 
一応予約した方が良いのかなあ土曜日だし、と、数日前のお昼に店を訪れ、「土曜日に来たいんです」と相談して、その時に
「今はチェー、メニューにないの?」
と聞いてみた次第。
 
以前は店頭メニューに「チェー」の文字があって、気になっていたのだけれど(でもその時も注文しようとしたら「今作ってないのよー」言われた)、今はメニューからも消えていて。
 
笑顔が素敵で天使のようなキュートなおばちゃんに
「チェー食べたいの?」
言われて、
「うん、チェー、食べたいの」
と応えた。
 
「どんなチェーがいいの?」と言われてしまって、「どんな!?!?」と困惑しつつ、「いくつか他でも食べたのだけど、このお店のチェーが食べてみたい」とだけ伝えていたところ、わざわざ仕込みしておいてくれたのだった。
 
2種類作れるようにしておいたよーと言われ、その2種類を出してもらってAちゃんと分け合った。  
どちらもベースは緑豆を甘く煮たもので、上の写真は比較的さらりとしたもの。とぅるんとしたココナッツのクリームと、ココナッツやナッツと共に粗く砕いた氷がトッピングされている、かき氷スタイルのチェー。
 
こちらはぜんざい風のチェー。どっちも美味しい……! 対してこちらは、タピオカ入りで、でんぷんでとろみをつけたトゥルトゥル食感のぜんざい風チェー。
 
こちらもココナッツミルクの層があって、そしてぜんざいの中にはココナッツフレークや混ぜ込まれたナッツもたっぷり。
 
食感としては葛汁粉に似てるかも。
 
「どっちがおいしーい?」
とおばちゃんに聞かれて、私はかき氷版、Aちゃんはぜんざい版を指さした。
 
「そうそう、好み、色々なのよねー」
と楽しそうなおばちゃんは、常連さんらしき他のテーブルのお客さんたちにも「今日はね、チェーできるよー」と言って歩き、他テーブルにもチェーが供されていて、そして夜9時過ぎても定食を食べに来るベトナム人のお兄さんなんかもいたりして、湿気の多い生温かい空気は、ここがベトナムの田舎町のような気分にもなってくる。ベトナム、まだ行ったことないけども。
 
本当はコロナ禍になっていなかったらコロナ禍になって最初の夏にはベトナムリゾートで遊んでいた可能性が高くて、それゆえにまだ行けてないベトナムにひときわ興味があったりする。
 
また来るよ、お昼にも来るね、と帰宅すれば、のんびりディナーでもう夜10時になろうとしていたのだった。