2024年9月15日日曜日

御徒町のガチ中華居酒屋

※写真はクリックすると大きくなります※
「Royce' Chocolate World」の
 グテ
「セイコーマート」の
 レモンチーズパイ \198→\158
ヨーグルト(チチヤス クラシック)
アイスカフェオレ
連休2日目。
 
久しぶりに頭悪いパンが食べたいよとだんなにリクエストして、「ロイズ チョコレートワールド」の名物パン、"グテ"を買ってきてもらった。
 
もう最高に頭悪い。
ロールパン的なものに、ロイズの板チョコをガシッと挟んだだけ……のように見えるけど、実はペースト状の"パートショコラ"までパンの切り口の内側に塗られている。
 
手間はかかっている。けど頭が悪いパン。
 
これ、チョコが挟まってるというより、チョコにパンが添えられてるんだよなあ……と思いつつ、久しぶりのグテをおいしくいただいた。朝から血糖値爆上がりという感じ。
 
そしてもう1つは、みんな大好き「セイコーマート」の、「見切り品になってた」と買ってきてくれたレモンチーズパイ。しっかり濃厚レモンとチーズの味わいで、温めたら食感もさくさくで。おいしかった。
御徒町「酒仙坊」にて
 滷水盛合わせ \990
 広東式釜焼鴨 \500
 ラム肉串 2×\198
 ジャガイモ千切り和え(サービス)
 五目炒飯 \900
 生ビール 4×\500
愛してやまない長野の蔵、尾澤酒造場さんでは、秋の酒が続々とリリース中で。
 
「やばい、4種類も出てる、やばい」
早く買いに行かないと出荷本数少ないから売り切れちゃうよね……と、連休中日の今日、日本酒を買いにだんなと上野まで行くことにした。
 
せっかくだからおいしいランチが食べたいねと、私がリクエストしたのは「80C(ハオチー)」の記事、「毎日通いたい!おかずが選べる台湾弁当「温禾台湾食堂」と台湾の自助餐・素食文化」で見てからずっと気になっていた、小川町の「温禾(おんか)台湾食堂」。
 
台湾スタイルの自助餐スライスのお店。絶対これおいしいでしょ!と意気揚々、開店にあわせてお店に行ったら、なんか、営業していなかった。同じタイミングで若いカップルさんも店頭に来ていて、「……やってませんね」「お休みですかね?」とガラスの扉に張り付いて。
 
閉店したというわけではなさそうなんだけどな。残念。
 
なら仕方ない!と速やかに頭切り替えて向かったのは、どうにも台湾のお口だったということもあって、”せんべろガチ中華"なお店に。
 
東京ディープチャイナ」に今朝投稿されていた「北千住の「せんべろガチ中華」酒仙坊が、御徒町にオープンしました!」を見て気になったんだよねと、御徒町に移動して「酒仙坊 御徒町店」を目指してみた。
 
もともとは和風の居酒屋だったようで、それがそのまま居抜きという簡素な店内だったけれど、出てきたものは確かにガチ中華な色々で、何をおいても"滷水盛合わせ"(今日の一番上の写真)が最高of最高だった。
 
メニューにあった単品の滷水、ホルモン、ハチノス、揚げ豆腐、豚タン、豚ウデ、牛アキレス、ちくわあたりが適当に盛り合わされていて、器の底には"豚ミンチと発酵高菜"(これも単品料理にある)も。
 
滷味とか滷水と言われる、乱暴に言えば"漢方肉おでん"みたいなこの煮込みが私は大好きで大好きで。
 
どれも味しみしみで煮込まれたホルモンやハチノス、ぷるんぷるんの牛アキレスとか、期待以上においしかった。ついついビールも流れるように2杯飲んでしまって。
 
他の料理も居酒屋価格で、これはワンコインでいただける、ボリューム控えめ広東式釜焼鴨。
 
梅はちみつだれっぽい甘いたれが添えられていて、でも必要ないくらいにはしっかりめの味がしみしみだった。骨つきなのがいかにも正しい有り様で。
 
そして、みんな大好きラム肉串は、サイゼリヤレベルのお安さ、1本198円(オーダーは2本から)。
 
しっかりまぶされたクミンベースのスパイスもいかにもで、思った以上にボリュームもあった。
 
連休中日の午前11時過ぎから飲み食いしているお客なんて私たちだけだったけど、良いよ良いよー。
 
「今度台湾行ったら、絶対に熱炒(ルーチャオ。台湾の大衆居酒屋)に行こうね」
などと話していたら、テーブルに「こちらサービスです」と、グランドメニューに300円で載っている"ジャガイモ千切り和え"まで出てきた。
 
アジアのパパイアサラダに似た方向の、ほんのり酸味のあるしゃきしゃき食感のサラダ……なんだけど、すごく知ってるスパイスの香りがするのに、ほのかな感じで解らなくて。
 
「なんかおいしい、すごくおいしい」とこれもおいしくいただいた。
しかしなんでサービス?羊串が出てくるのに若干時間がかかったからかしら(でも、焦れるほどには待っていなかったと思う)。
 
そして最後に五目炒飯。
 
おかずに比して、不思議と米料理の値段が良かったのは、昨今の米価格の上昇によるものなのかしら。
 
海老や叉焼や、蟹肉(かにかま?)っぽいものまで入ったパラパラ炒飯はタイ米じゃなく日本米を使ったもので。
 
見た目ほどには濃厚な味じゃなく、これも良い感じだった。
 
食後は、アメ横を散策しつつ夕飯の食材買いつつ丸井まで移動して、そこからレンタサイクルでお酒買いに行ってまた丸井まで戻ってきて自転車返して京成帰りましょう……と。
 
ガチ中華な欲が止まらないらしい私、アメ横でのお買い物はついつい「串串香屋」で。
 
これも滷味屋と言って良いのか、ホルモン系の煮込みや豚足、串焼きなどを店頭で売っている(脇の席でも食べられる)店で。
 
ハチノス煮は小ぶりのものは1000円と言われたけど、その小ぶりのものが、胃袋丸々1個のもので(見た目、その半分という風に見えていたのだけど)、それで1000円ならお値打ちだったな。
 
牛すじと記されて売られていたけど、多分アキレス腱だろうな?という滷味と、腸詰買って、夕飯にしましょうということに。
 
そして無事に、「酒のサンワ」で買えた十九のお酒3種類。
 
左、"19 星に願いを(When You Wish upon a Star)"は、純米吟醸おりがらみ。
 
ファンキーなラベルの2本は、"19 Pecora & Rosa”。
 
右の"Pecora"は、出羽燦々を35%精米で仕込んだ純米大吟醸酒。
左の"Rosa"は、春先のハナカマキリ酒のガスを"一本一本手作業にて抜き取り"、Pecora をブレンドしたうすにごり酒ですって。
 
こちらはだから、若干低アル、Pecoraはアルコール度数16度なのに対してRosaは14度。
 
あともう1本、poco a pocoもリリースされているのだけど、残念ながらサンワさんではまだ入荷していない(棚に置ける余裕がないのだそうで……)そうで。
 
かくして、先週群馬で買ってきたお酒5本に加え、週明けにだんながGranStaの「はせがわ酒店」で見つけてしまったひやおろし(七田と雨後の月)、それにこの今回の3本。
 
日本酒冷蔵庫はとうに満員御礼で、普段使いの冷蔵庫の野菜庫にも数本日本酒が突っ込まれることになってしまい、何をおいてもこの3連休は1日1本お酒飲みましょうねというノルマが課されることになってしまったのだった。
 
この季節はもう、しょうがないということで……(秋冬のお酒は好きな方向のがいっぱい)。
イエルミクリームチーズ(メロン&マンゴー) w/リッツ
ホワイトコーン
アメ横「串串香屋」の
 牛すじ・ハチノス
低温調理チャーシュー
上州麦豚と舞茸のしぐれ煮
炙りししゃも
日本酒(長野 湯川酒造 十六代九郎右衛門 三年熟成山廃純米「栗」)
というわけで、今夜はとても今の季節にぴったりな栗ラベル。
 
購入したのは去年の10月、三年熟成を更に1年寝かせたことになるのだけど、このお酒は若干がっかりだった。
 
若干ひね香が出てきてしまっていて、なんというか、こう……"これじゃない"感。
 
十六代九郎右衛門は好きな方向のお酒が多いけど、時々は滑ることもあって、この1本は悪い方に当たってしまったのかなあ……残念。
 
おかず類は、私が作ったお惣菜から残っているものを諸々出して、そういえば冷凍庫にこれもありましたと、本ししゃもをこんがり炙って。
 
そしてこちらが、アメ横で買ってきたお肉惣菜(とチャーシュー的なものは私の手作り)。
 
ぷるんぷるんのすじ肉(実体は多分これアキレス腱)、若干クセのある匂いはあるものの肉厚のハチノス。
 
もうこれだけでビールいくらでも飲めてしまう味わいだけど、でも今日は日本酒で。
 
いっそ古酒っぽいの飲んだ方がお似合いだったかな……(でも冷蔵庫の酒を飲まないといけなかったからね)。