2026年9月28日月曜日

角館でおしゃんディナー

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バタートースト
ゆで野菜のレモンドレッシング和え
比内地鶏の生ハム・スクランブルエッグ
洋梨
ミルクティー
秋田に居ようとも毎朝早くに目覚めるのは常のことで、そして自宅にいるよりは朝食の支度はともかくとして、他にやることも少なかったりするものだから、
 
・早々に昨日の分の日記を書く
・レシピデータベースの入力作業をする(最低10レシピくらいは)
・バリ島旅行記を1日分書く
 
をルーティンのようにしてさくさく進めている。
 
滞在中に旅行記書き終わるかな……(もう4日分は書いた、あと3日分)。
 
今朝は「THE STANDARD BAKERS TOKYO」の食パン、"ベイカーズブレッド"をシンプルにバタートーストにして。
 
前回私が来た時に買って食べられずに冷蔵庫に入れてあった比内地鶏の生ハムが冷蔵庫に入ったままで。
 
当然ながら賞味期限は過ぎていたのだけれど、ぴったり密閉されてるし味見しても全然問題ないし、「ハムだから保存食!いける大丈夫OK!」とごく軽く火を通してスクランブルエッグに添えた。
 
手元に生クリームの残りがあったので生クリーム入りの濃厚スクランブルエッグにしたら「ホテルみたいな味がする」と母が喜んでいたので何より。
「551蓬莱」の
 豚まん・あんまん
ぶどう、柿
お茶
今日は荒天気味の雨の1日。
 
夕食は外でと予約してあったから昼は軽めに「551蓬莱」の豚まんとあんまん(これも私が前回買って冷凍庫に入れてあったもの……食べてくれてないし……)を蒸して。
 
「やっぱりおいしいわねぇ……」としみじみ言うなら一人でもちゃんと蒸して食べてよと言ったのだけど、「せっかく買ってくれたの、なんか悪いかなと思って」ですって。いや、食べてくれない方が悪いので??ちゃんと食べて??
 
午後は暇になって、「そういえばピアノあるなあ」と、以前引っ越しのタイミングで「もううちには置けそうにない」と秋田に引き取ってもらったアップライトのピアノ、10年ぶりくらいに触ったら盛大に音が狂ってて笑ってしまったけど、なんとなく触りたくなって楽譜(も送りつけてあった)を引っ張り出して弾いてみたらめちゃめちゃ楽しかった。さっぱり指は動かなかったし、聞こえる音が正しいドレミじゃないから脳がバグって気持ち悪い感じになったけれど、それでも悪くはなく。
 
でもこれ調律しなきゃ駄目だわ……と地域の調律師さんを調べて速攻連絡してみたり。
 
滞在中に練習してたらブラームスのラプソディのさわりくらいはまた弾けるようになるかなあ……ほんとに指が動かなくなっていて笑う。
「和のゐ 角館 米蔵」にて
 ビール(角館麦酒アルト) \1100
 日本酒(秋田 奥田酒造店 千代緑 純米酒 ちよみどり) \1200
夕食は、武家屋敷通りからほど近い、「和のゐ 角館 米蔵」さんに。
 
「西宮家が改装してホテルになったらしいのよ、レストランもオープンしたらしいけど、周囲に行って食べたって人がいなくて」
だから食べに行ってみたいの、と母。
 
へえ?と調べてみたら、"リニューアル開業したホテル「和のゐ 角館」の新設レストランをご紹介します! "というネット記事があっさり見つかり、このホテル、JR東日本グループの経営なのだそうで。
 
歴史ある蔵や日本家屋を改装したJR東日本グループの滞在型ホテルです。
旧西宮家全体をホテルに改装し、既存の客室3室に加え、新たな客室3室の他、レストラン、フロント、ロビーも新設し、2026年3月にスケールアップしてリニューアル開業しました。
各蔵の歴史や使われていた背景(ガッコ蔵、まゆ蔵、反物蔵など)に合わせた独特の空間デザインが施されています。
 
レストラン「和のゐ 角館 米蔵」は、1910年(明治43年)頃に建設された、収穫した米を貯蔵していた米蔵を改装したレストランです。厚い土壁と太い木の梁を活かした大空間には、米俵や日本酒をモチーフにした意匠が随所に施され、穀倉の豊かさとこの土地への感謝を感じさせる雰囲気が漂います。
旧暦の小正月に行われる「角館の火振りかまくら」をモチーフとした照明の下、蔵に息づく歴史と実りの恵みを味わう贅沢な時間をお楽しみください。
 
ですって。なるほど。
 
昼も夜もおまかせの、昼はセットメニュー、夜はコースのみ。夜のコースは季節替わりで"秋のコース"は税込8800円。
 
この界隈にしてはかなり値の張る方だと思う。ホテルの設えもだけどインバウンド需要の方を強く見込んでいるのかなーと。
 
でもインバウンド需要見込むにしては料理が若干地味目というか、値段に比して品数だったりボリュームだったりがちょっと物足りないような感じがした。おいしいはおいしいのだけれど、なんかこう、ちょっと足りない、みたいな。
 
  • 柿といぶりがっこチーズの白和え仕立て カンパーニュ
  • 寒鰤 安藤醸造味噌焼き
  • 秋茸と西明寺栗の春巻き トリュフの香り
  • 八幡平ポークの低温ロースト 無花果ピュレを添えて
  • 舞茸の香り あきたこまちご飯
  • 秋田米粉のサツマイモと紅茶のブリオッシュスコーン
出てきた料理はこんな感じで、供される器がどれも美しかったのは良かったかなー。
 
あと、秋田の地産の食材もふんだんに使われていて、前菜の白和えにはいぶりがっこ、ご飯は舞茸、そしてこの魚料理には角館と言えばの「安藤醸造」さんの味噌を使っているとのことで。
 
食材が全体に和に寄っている、和風フレンチという感じ?
 
きのこのピュレと栗を合わせた春巻は割と面白かった。
 
しっかりトリュフが香って、どこかクリームコロッケのような味わいで。
 
秋田県産ワインの他、地酒も1合売りのもの、4合瓶丸ごとのものといくらか選択肢があって、初めて飲んでみた千代緑は米の甘さを感じるフルーティーなお酒で母の口にも合ったみたい。
 
メインディッシュは八幡平ポークの低温ロースト、添えられた無花果ピュレはさして甘さは加えていないさっぱり味。
 
「今日は無花果ピュレが多めです」
と給仕のお姉さんがおっしゃってらした。そういえばスーパーでも箱売りで無花果が大量に売られてたから今ちょうど旬なんだわね、と。
 
そして全体ボリュームはそう多くなかったのだけど(魚1切れ、肉1切れがすごく物足りないというわけではないけど……なんだろう、添え物の野菜だとかが控えめだからそういう印象になるのかな……)、〆のご飯はいっぱい来て笑ってしまった。
 
けど、ご飯だけで碗ものはついてこないんだね?というのがまたちょっと違和感だったりはして。
 
油揚げだったりの旨味食材は加えず、舞茸だけで勝負!みたいな潔さを感じる炊き込みご飯、淡い味付けでとてもおいしかった。
 
そして食後は秋田米粉のサツマイモと紅茶のブリオッシュスコーンと、ほろほろ崩れる食感の優しい味わいのチーズケーキと。
 
テーブルに今日の献立の紙が置かれていたから、「デザート、スコーンだって」「じゃあ紅茶かな」とミルクティー頼んだらコーヒーフレッシュ添えの紅茶で、スコーンも半割のものがころりと皿に乗っていて。
 
いや、スコーンを名乗るならクロテッドクリーム……とまでは言わないけどホイップクリームくらいは欲しかったかもしれない……と、母と顔を見合わせてちょっと笑ってしまった。なんだかこう、色々と、言うなれば"詰めが甘い"というか……?ここまでするならこれをしろみたいなものが微妙に足りていない、みたいな。
 
そしてこの雰囲気の店でも、酒リストには当然のように"新政"の文字は無いのだった。うん、知ってた。