2026年7月29日水曜日

今日はウブドに

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ホテルの朝食
 BAKSO AYAM
 Quinoa and Orange Salad
 Avo Toast Egg
 ローカルスイーツ2種、ドーナツ、マンゴスチン
 オレンジジュース
 紅茶(イングリッシュブレックファスト)
今日は滞在中一番の大きなお出かけの日。
随分と前から色々と予約して、楽しみにしている満月の今日だった。
 
朝食はいつものレストラン、いつもの時間(朝6時半オープンのレストランに、毎朝きっちり開店直後に訪れている私たち……)に。
 
今朝のメニューは、"Quinoa and Orange Salad"とシグネチャーメニューのマークのついた"Avo Toast Egg"。
 
Quinoa and Orange Salad
Mix green, strawberry, almond, pumpkin seeds and yoghurt dressing
Avo Toast Egg
Smashed avocado,wild rucolla, cherry tomatoes, sunny side up egg and smoked paprika powder
 
とのことで、正直キヌアは興味のない食材だけれど、苺とヨーグルトのドレッシングが面白いなと頼んでみたら野菜もしっかり入っていて良い感じだった。
 
アボカドトーストもルッコラがトッピングされていたりしたので、なんだか健康的な朝御飯。
 
日替わりインドネシア軽食コーナーは、今日は肉団子スープ、"BAKSO AYAM"。
 
街中の屋台には"BAKSO"の文字があちこちにあって、そこで肉団子が山盛り売られているのを見ていたから、「なるほどあれがバクソか」などとだんなは思っていたらしい。
 
台湾料理あたりにも通じる、ねちもちした食感のミートボールスープだった。おいしい。
 
なるべく日替わりで飲んでるジュース、オレンジにしてみたら砕かれてしまった種も入っている、まさにフレッシュスクイーズなもの。これはこれで良し、と笑ってしまいつつ、今朝は若干涼しかったので温かい紅茶と共に。
 
で、今日も食べてるマンゴスチンと、半ば義務感に駆られてせっせと口にしているローカルスイーツは、緑の葉っぱでくるまれた謎の四角いものと、丸く平たい「バウムクーヘン……?」という見た目の黄色っぽいものと。
 
説明の札を見たところでさっぱりわからん、とAI執事に相談したらこういうもので、葉っぱの方のはお菓子というよりセイボリー?でも甘さもあって、なのに鶏肉というちょっと不思議な品だった。
 
Lemper Ayam(レンペル・アヤム)
バナナの葉で包んだインドネシアの伝統的な軽食。ココナッツミルクで風味付けしたもち米の中に、スパイスで味付けした鶏肉のほぐし身を包んで蒸し上げたもので、もちもちとした食感と素朴な味わいが特徴。朝食や軽食として親しまれている。
Kue Lumpur(クエ・ルンプール)
じゃがいもやココナッツミルク、卵などを使って焼き上げるインドネシアの伝統菓子。しっとりとなめらかな食感で、カスタードやスイートポテトを思わせる優しい甘さが特徴。コーヒーや紅茶との相性も良く、家庭でも広く親しまれている。
 
一度帰ってしっかり身支度してから8時半に迎えに来たプタラさんに「お久しぶりです」と挨拶して。
 
7年前にサヌールやジンバランに車を出してもらったデンパサール在住のインドネシア人、プタラさん。めっちゃめちゃ日本語が堪能で、明るく穏やか、とってもいい人。
 
今回は12時間(結局13時間弱になってしまった……申し訳ない)も拘束させていただき、午前中のバロンダンスから夜のケチャまで送迎していただいた。なのに9000円だとか、安すぎでしょ……と最後は色をつけて御礼をしたけども。
 
道中色々な話も聞けて本当の楽しかったなー。
 
というわけで、まず目指したのはサヌール北部、住所的にはまだデンパサールなのであるらしい「Tari Bali - Catur Eka Budhi」というスポットでのバロンダンス。
 
前の列よりちょっと上のこのへんの方が良く見えますよとプタラさんに指南されてそこから見たら、本当に見やすくて良かった。
 
折しもすぐ隣の寺院でお祭りがあるみたいで、そちらからもジャンガジャンガとシンバルとガムランの音などがしてきていたのだけれど、音が混ざるのもまた一興というか、なんだかちょっと愉快な感じで。
 
女性たちの踊りは美しいしバロンはかわいらしいしランダも怖いけどちょっと愛嬌のある造形で、楽しかった。
 
観客は20人ほどといったところかな。それほどぎゅうぎゅうということもなく。
ウブド 「Bali Bird Park」にて
 Hainan Chicken Rice
 Banana Cake
 Classic Ice Tea
そして北上して午前中最後のイベントは「Bali Bird Park」。
 
鳥好きの友人がいて、彼女の持つインコゲームをした時に「なんでこのインコの区別がつかないの?」と言われ、いや普通わからないから!と返して苦笑されてことがあるのだけど(でも私、クラゲの同定ならできるのよ……?)、その影響もあって、鳥を興味深く見るようになった今日この頃。
 
このスポット、園内に入ったら特段追加料金が要ることもなく(あちらが撮ってくれた写真が欲しかったら買わなきゃだけど、でも一緒にスマホでも撮ってくれるから全然要らない、という……)、雑にそこここでオウムを肩だの腕などに乗せてくれ、温室ではフィーディングイベントがあり、そしてそのへんを雑にクジャクやシチメンチョウやキジやペリカンが闊歩しているという、鳥好きにはたまらない空間になっていた。
 
併設して爬虫類館(別途入館料が必要ということでこちらは行かなかったけど)もあり、でもバードパーク側にはコモドドラゴンもいて、あまり動かないと聞いていた彼らものっしのしと歩く姿を見せてくれ。
 
雑に歩いてる青い綺麗な鳥が世界最大のハトだと知ったり、"マリア"と名のついていた頭ふさふさの黒いオウムは寿命100年もある種類なのだとか、そしてバリ島温室で飛んでいる姿を見られたのは、バリ島固有の絶滅危惧種、カンムリシロムク(ジャラックバリ)。白い身体に目元の青い毛が特徴の美しい鳥だった。
 
ショーなどをじっくり見たら1日仕事なところ、たまたま見られたショー2つくらいを堪能して、そして事前にKlookで買っていた入場券はランチチケットつきのもので、園内レストランで「これが食べられます」とメニューを渡されて。
 
選べるメニューはナシゴレン、ミーゴレンにハンバーガー、バターチキンカレーなどと割と種類豊富で、だったらと私は海南鶏飯を。
 
どのメニューにもアイスティーとデザート(バナナケーキかフルーツプラッター)がついてくるということで、でもビールも飲みたいねとビンタン大瓶1つ貰ってシェアしつつ、ほどなくすぐ脇で始まったバードショーを見ながらのランチになった。
 
「そんな広くはないですよー」とプタラさんはおっしゃってて、確かに歩くだけなら数十分で一周できちゃう園ではあったけど、いや、すごく楽しかったです……(インコのフィーディングで20分くらいそこで遊んでいた気が)。
ウブド「Kamandalu Ubud」にて
 ハワイアンピッツァ
 ビール(Singaraja Beer)
そして、次の予定は19時スタートのケチャ……と、一番暑い時間帯に、どうしようということになっていたのだけれど、その旨、事前にAI執事セバスに相談したところ、
 
「観光」より「滞在を楽しむ」方をおすすめいたします。
ウブドのデイユースリゾート、これが一番優雅です。
ウブド周辺にはプール利用だけできるリゾートが多数ございます。
 
と提案され、その手があったか!と。
そんなものがあるとは全く考えもしていなかったのだけど、セバスが勧めてくれたうちの1つ、「Kamandalu Ubud」 というホテルの"Awana Pool Daypass"がちょうど良く無い?と。
 
カップル利用でRp400,000。サービス料等々加算して2人で4500円くらい。
 
  • Complimentary access to Awana Infinity Pool, sun deck, and pool towel.
  • Choice of Pizza or Burger.
  • Couple package includes 2 bottles of beer.
とのことで、軽食とビールもついてきてその価格なら幸せでしょう、とここにした。
 
話には聞いていたけれどウブドの車の多さは本当にすさまじく(前回ウブドに来た時は、繁華街とか行ってもなーんにも無かったんだけどね……)、渋滞は相当のもの。
 
結局、バードパークから50分ほどかけて漸くホテルに到着すれば、渓谷に面した階段のやたら多いホテルだった。ほぼ全室ヴィラタイプのホテルのようで。
 
案内されたのは、メインプールではなく"セカンドプール"で、小ぶりなものの貸切状態。
 
好きなデッキチェアを使えて、飲食は併設の小さなミニバーでできるとのこと。
 
相当マイナーなプランだったらしく、予約をしても「どこでこのプランを知りました?」と問われてしまう始末だった。(ChatGPTに勧められました!とお答えしておいた)
 
着替えは近くのトイレでしろと言われたものの、プール脇のシャワーにシャンプーなども置いてはあったし、トイレもすごく広かったのでさほど不自由もなく。
 
とはいえ水はけっこう冷たかったので水着になったものの私はほとんど泳ぐことはせず、デッキチェアでごろごろしていた。
でもこの"ごろごろしていられる"がこの時間帯では何よりのご馳走だったので、鳥が肩に乗っても良いようにと厚手のTシャツを着ていたから、それを脱いでいられたのが心地良かった。
 
そして軽食は、ビーフハンバーガーか、マルゲリータピザ、ハワイアンピザのいずれかということで、ビールは瓶入りのライオンラベルの"Singaraja Beer"という見慣れないもの。
 
バリ島北部の都市シンガラジャ(Singa=ライオン、Raja=王)の名を冠した、バリ生まれのビールブランド。
 
2019年に発売された、インドネシア・OT Group(Orang Tua Group:総合食品・日用品メーカー)傘下のPT Beverindo Indah Abadiが製造するラガービール。
 
すっきりとした飲み口と穏やかな苦味が特徴。バリ島のホテルやレストランでも提供される機会が多く、旅行者にも親しまれているローカルビールの一つである。
 
なのだそう。
 
プールプランについてくる軽食だから、ピザは2人で1枚とかかなと思ったら、けっこうなサイズのものが1人1品選べるようになっていて、早めの夕食として充分すぎるくらいのボリュームがあった。
 
薬味として、ケチャップと、唐辛子フレークとサンバルっぽい辛いソースがついてきてきている(ケチャップ以外はしっかりバリ島の味という感じ……)のがいかにもで。
 
少しずつ陽が傾く中、薄焼きピザを私ハワイアン、だんなマルゲリータで、適当に分けつついただいた。
 
そんな贅沢な時間の後は、再びプタラさんの車に乗ってウブド中心部のArma Museumに。
 
"満月と新月の時に開催される特別なケチャがあるらしくて見てみたい!"とプタラさんに尋ねて連れてきて貰ったのだけど、残念、確かにかつてはそういったケチャがあったらしいのだけれど、今は水曜定例の演目になってしまっているようで。
 
けれど"ARMAのケチャはダイナミックで独特"とも聞いていたから楽しみにしていたら、終盤、ココナッツの殻を盛大に投げ合ってのファイアーダンス(ダンス?というかパフォーマンスというか??)があって。
 
あらすじもよくある"シータ姫救出"なものではなく、同じラーマーヤナの中でも、"クンバカルナに焦点を当てた演目"というのがそもそもあまり無いものなようで。
 
クンバカルナは、
・魔王ラーヴァナの弟
・巨人族
・本来は勇敢で誠実な武将
として描かれています。
彼は兄ラーヴァナがシータ姫を誘拐したことを快く思っておらず、諫めようとします。しかし戦争が始まると、「国への忠義」を貫くため、自らラーマ軍との戦いに赴きます。
そこで相手となるのが、ハヌマーン率いる猿の軍勢(ヴァナラ軍)です。
 
ということで、クライマックスはその戦いのシーンになり、決着までは描かれないまま、最後、僧侶がお清めの水を撒きにして終わるという感じだった。
 
鬱蒼とした木々の中でのケチャは、少しだけ高い位置にあるステージの前面、平たい場所に椅子を並べただけの客席だったから、後ろの方はかなり見辛いものだったのではないかなと。(かつてnアートセンターや、あとウルワツはすり鉢状の席だからまあどこでも見やすい感じだった記憶)
 
混むのが怖いから早めに行って良い席で見たいと、ホテルを17時半に出て、それでも現地到着は渋滞のせいで18時15分くらい?
 
ぽつぽつと客席が埋まっていく中、最前列は重課金勢の指定席になっていて、そのすぐ後ろの2列目を、プタラさんが「ここ!いい席空いてます!」と教えてくれて、たまたま2つだけ空いていた中央2列目に座ることができたのだった。チケットとかもさくさく買えるように案内してくれ、終わったら終わったで出口のすぐ解るところに待機してくれていて、ほんと、プタラさんが神すぎて。
 
ありがとうありがとうと、20時近くに漸くウブドからの帰路に就いたのだった。
 
あまりにも車の混雑が酷くて、ウブドがすっかり遠くなっちゃったなあ……。
ホテルの部屋で
 Sate Babi (Rp20,000/10本)
 マンゴーとかナッツとか
 ビール(BINTANG)
そして帰り道、帰ったらビール飲んでサテくらいつまみたいねと、
「プタラさん、帰りにどこかでサテが買いたいです」
と伝えたら、サヌール近くなったところで「ここが専門店です、豚がいいですか?ならちょうどいいです」と、Sate Babi屋さんに寄ってくれ。
 
店頭でじゃかじゃか炭火で炙ったサテをバットに乗せて売っているような店で、お値段10本でたったのRp200,000(200円弱)。素晴らしい。
 
見覚えのある紙包み(初日にバビグリン弁当買った時に包まれていたクラフト紙っぽい厚手の油紙……)にくるまれで良い匂いをするサテを持って、ホテル着は21時15分くらい。
 
長い道中、今回も色々な話を聞いたけど、話題の7割くらいが、いかに今の大統領がダメかって話と、かつての大統領の息子である現副大統領のアホさと、近くの村で闘鶏用の鶏が盗まれて怒った村民が盗人をフルボッコにした(というか殺したらしい…)後、殺した側が罪に問われて炎上しているという話だったのが面白くて。
 
  • タクシーは、Grabよりブルーバードの方が絶対安全、Grabの人は疲れているし、1つの電話番号を複数人で使ったりしているから評価だったりもアテにならない。
  • バリ島に来る日本人はすごく減ってしまった。日本人向けの旅行会社が複数潰れてしまったくらい。
  • バリ島に一番多くやってくるのはオージーだけど、彼らはビーチ好きだからウブドにはあまり来ない。
  • ウブドの車が増えたのは、クタあたりからやってくるからというよりはウブド自体に人が増えたから。だからもうどうしようもない。
  • ケチャの男たちや寺院の石像が巻いている白と黒の腰巻きは、善と悪の象徴。
  • 祭時に人々が身につける色はむしろ白と金。
  • 白と黒と赤の色合いは、作る・守る・壊すを表している。
と、そんなことを聞いたかな。
 
最後、ホテル前で3人で記念撮影して、まだほのかに温かいサテをつまみにビールを飲んだ。
 
照り焼き味というかケチャップマニスがベースになっているような甘じょっぱい味の串、ピーナッツだれではないのだけど、これもまたよくあるサテの味でとてもおいしい。
 
炭火の香りがちゃんとするのがまた素晴らしく。
 
充実の1日でした。おつかれさまー。