2026年7月31日金曜日

バリ島最後はアフタヌーンティー

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ホテルの朝食
 Soto Ayam
 Traditional French Toast
 Smoked Salmon and Caper Scramble
 ローカルスイーツ1種、ドーナツ、パイナップル
 パイナップルジュース
 紅茶(イングリッシュブレックファスト)
バリ島最後の朝は、いかにもなインドネシア料理にすべきかかなり悩んだ結果、洋風にしようかなとフレンチトーストにスモークサーモンのスクランブルエッグ。
 
Traditional French Toast
Pan seared brioche, creme fraiche and maple syrup
Smoked Salmon and Caper Scramble
Roasted herbs tomatoes
 
でも毎日楽しみにしていた軽食コーナーは1、2を争う好物のソトアヤムで、もちろんこれはしっかりいただきつつ、郷土菓子2種類も1つは知らないものだったからこれも食べてみた。
 
"LUMPUR"(これは数日前に食べた実にバウムクーヘンみたいな見た目のもの)と"WAJAK"、後者は赤米で作った餅菓子のような外見で、実際、甘く炊かれたそれはどこかおはぎのような味わいだったりした。
 
しかし郷土菓子、ほとんど全部がねちねち、ねちもち、もちもち、という食感のものばかりだったなあ。日本の伝統菓子を思えば似たような方向性になるのも頷けるのだけど。
 
Wajik(ワジック)
もち米をココナッツミルクとパームシュガーでじっくり炊き上げた、インドネシアの伝統菓子。ねっとりともっちりした食感と、パームシュガーの素朴な甘みが特徴で、日本のおこわやおはぎを思わせる味わいがある。祝い事や祭礼でも親しまれる、昔ながらの郷土菓子である。
 
そして食後はお部屋に戻り、怒濤の荷造り。
 
行きには特大スーツケース2個のうち1つは機内持ち込み可なサイズのものを入れ子にしていたのが、帰りには3つのスーツケース全部がまあまあぎゅうぎゅうになった。スーツケース1つの半分を占めるくらいのジェンガラの袋の存在があったものだから。
 
Marriott BonvoyのSPGカードの恩恵あっての毎度の旅行だけど、このカード、成田などからスーツケースを自宅まで無料配送してくれるのが大変にありがたく。
家族カードにも適用されるので、「大きなスーツケースは2つとも成田から配送で良いよね」と、持ち帰りたいものはミニスーツケースにと計画的に詰め込んだ。今日は空港行くまでもう1つ、いや2つ、ホテルを経由するのでね……。
ホテルの部屋で
 マンゴー3種類
 アイスカフェオレ
最後の最後、「Bali Collection」で欲しかった花瓶を買いつつ、部屋のオープンエアリビングで最後のおやつを。
 
冷蔵庫に最後まで残っていた"アボカドマンゴー"を剝いて、食べかけだったアップルマンゴー、そして昨日の"Gedong Gincu"の続き。
 
三種三様、果肉の色からして全く違っておもしろかった。
 
アボカドマンゴーは癖が少なくしっかり甘い。味や香りの華やかさではGedong Gincuが上だったものの、アボカドマンゴーも十二分においしく、食べやすかった。
 
アップルマンゴーはその名の通りにシャキシャキした食感が肝という感じで、酸味もいくらかあるから爽やかな味わいで。最初に食べた"Mangga Golek"が、甘さはあったものの一番癖強ではあったかなあ。
 
部屋のネスプレッソでコーヒー淹れて牛乳で割ったアイスカフェオレ(というか牛乳多めのミルクコーヒー)を飲んでいったんシャワーも浴びたら、5泊お世話になったアマルテラともお別れ。
 
次の予定を伝えたら、13時半までのレイトチェックアウトにも対応してくれた事に感謝してホテルを後にした。
ヌサドゥア「The Apurva Kempinski Bali」内「Selasar Deli」にて
 Artisanal Afternoon Tea Rp295,000/人
そして今日の14-17時と、このうえなく良い時間帯に時間が潰せてちょうど良いと予約を入れていたのが、ヌサドゥア南部、リッツカールトンの隣にある「The Apurva Kempinski Bali」というホテルの「Artisanal Afternoon Tea」。
 
Kempinski Hotelsは世界最古級のラグジュアリーホテルブランド、創業は1897年、ルーツはドイツベルリン、現在の本拠地はスイスのジュネーブなんですって。
 
そういえば前回のバリ島でリッツカールトンに泊まった時に「隣になんかすごいホテル作ってるねえ」と眺めていた記憶がある。
 
創業はもともとベルリンの高級レストランでしたが、その後ホテル事業へ進出し、現在はヨーロッパ、中東、アジアを中心に80軒以上のホテルを展開しています。 マリオットやヒルトンのような巨大チェーンというより、「一軒一軒に個性を持たせるヨーロッパのラグジュアリーホテル」という考え方を大切にしているブランドです。
 
The Apurva Kempinski Baliは2019年開業と比較的新しく、テーマは"Majestic Open-Air Theatre(壮大な野外劇場)"。
正面玄関からロビーへ入ると、巨大な階段を下りながら海へ視線が抜けていく造りになっています。インドネシアの棚田や寺院の段丘をイメージしたデザインです。
 
だそうで、べらぼうに荘厳なホテルだった。
ロビー棟の天井の高さからしてとんでもなく、そして高台から見下ろす眼下に荘厳なホテル棟と椰子の木、向こうには輝く青い海。
 
そんな中、アフタヌーンティーはロビー近くのペストリーショップの店内にブッフェ台が設えられていて、お客はロビーのソファに、廊下脇のソファ席、更にはテラス席とあちこちの場所に多数ある席に好きなだけ軽食や菓子類を持っていくブッフェスタイル。
 
金曜と土曜のみ、14-17時の開催ということで予約必須の人気のアフタヌーンティーということだった。
英国式をベースにしながら、インドネシアらしさを織り交ぜているスタイル、なんですって。
 
そして今日はだんなの誕生日当日。
「帰国の日に、こちらのアフタヌーンティーでお祝いすることにしたよ!」と予約時に一報入れていたところ、
 
We have noted that this is a special birthday celebration and will do our best to make it a memorable experience before your return to Japan.
 
We also have noted you contact details for our reference on the system.
 
とお返事いただいていて、そして用意されていたのはべらぼうに良い席だった。
 
すぐ目の前から眼下にビーチを望む、デイベッド席。もういっくらでもごろごろできる。やばい。ごろごろしてしまう。
 
屋外と言えど潮風が適度に吹いてきて暑すぎるということもなく、めちゃめちゃ幸せなひとときを過ごせた上に、誕生日祝いにペストリーショップのチョコレートケーキまで出してもらってしまい。
 
終盤にけっこうなボリュームのチョコレートケーキだったので、ごめん、後で食べたいから包んでくれる?と、これは持ち帰らせてもらうことにして。
 
そんな贅沢寛ぎ空間での飲み物は
SIGNATURE COFFEE by TANAMERA
LUXURY TEA SELECTION by DILMAH
SELECTION OF JUICES
HERITAGE JAMU
から、25種類ほどが飲み放題。ハネムーンの頃から一度飲んでみたいと思い続けていたジャムウがある!と私は勿論ジャムウに挑戦することに。
 
Sinom(シノム)は、若いタマリンドの葉を使ったジャムウ。
ターメリック、生姜、アロマティックジンジャー(ケンチュール)、ライム、若いタマリンドの葉を使った、爽やかな酸味と軽い苦味があり、暑い日にさっぱりいただける品。
 
Beras Kencur(ブラス・ケンチュール)は定番のジャムウ。
米、ケンチュール(アロマティックジンジャー)、ターメリック、パームシュガー、パンダンリーフ、が使われていて、米が入るため少しとろみがあり、パームシュガーの甘さでとても飲みやすく仕上がっています。
 
……とは、メニューを伝えて助言を貰ったAI執事セバスの言葉だけれど、いやいや、どちらも飲みやすいか飲みにくいかで言ったらまあまあ飲みにくかったけれど、薬膳っぽいものと思えばそんなものなのかな?とは。
 
適度な酸味や苦みがあるから口の中はいくらかさっぱりして、メレンゲだとかの極甘なものもおいしく食べられたところはあったと思う。
 
そしてお菓子や料理の品々は、しょっぱい系と甘い系が半々くらい?
次々補充もされていて、食べたいのに食べられないということは全然無かったと思う。
 
あと、ペストリーショップの品ということもあってか、クロワッサンやデニッシュが多かったのもちょっと独特だったかな。パン・オ・ショコラ、とーってもおいしかった。
 
CHICKEN VOL-AU-VENT:パイの実みたいな外見のチキン乗せパイ
VEGETABLE QUICHE:一口サイズ、トマト味の野菜のキッシュ
AVOCADO & LOBSTER COCKTAIL:これおいしかった!緑色のさくさく春巻みたいな
TOFU SKIN ROLL:優しい味のセイボリー
POLENTA CAKE & SWEET CORN:サイコロみたいな見かけのコロッケみたいな。これもうまし!
PUMPKIN & BEETROOT PUREE:グラスに入った不思議な品。刺さったパイですくって食べる、みたいな
MINI CHICKEN GEPREK BURGER:赤いバンズのピリ辛味ハンバーガー
SMOKED SALMON ROLL:一口サイズのムース風セイボリー
 
MANGO & LIME PAVLOVA:マンゴーとライムの味のメレンゲのお菓子
FLAN:プリンタルトのようなふわとろタルト
APPLE AND YUZU TARTLET:一口サイズタルト。さっぱり味
PEANUT & CHOCOLATE TARTLET:ピーナッツとチョコレートのタルト
MINI DOUGHNUT:チョコスプレーをまぶしたシンプルドーナツ。だけどおいしー♪
FLOATING ISLAND:ブッフェ台で異彩を放っていたメレンゲタワー。あまーい。
RAISIN SCONE:レーズンスコーンとチョコレートスコーンがあり。クロテッドクリームではなくホイップクリームと苺ジャム
PAIN AU CHOCOLAT:唯一食べたパン、パン・オ・ショコラ
 
食べたのは大体こんな感じ。6種類くらいあったパン類を除いたら8割方は食べられたかなーと思う。
 
だから、食べきれないほどの種類がある!というほどではないのだけど、でも全部食べるのはちょっと無理みたいな、そんな品数でちょうど良かったと思う。どれを食べてもおいしかったし。
 
帰りたくないよーとソファに懐きつつ、あまり遅くなってもねと16時半頃にはホテルを後に。
荷物が多いしと「Grab」ではなく正規のタクシー会社、Bluebirdのタクシーを呼んで、最後の立ち寄りは初日に泊まったビジネスホテル、「Best Western Kuta Villa」。
 
この道中のタクシーの運転手さんも陽気な人で(まあインドネシアの人たちは大抵陽気な印象……)、「おー!日本から来たのか!音楽流すか?日本の音楽流すか?」と言ってきて。
 
いや、音楽はインドネシアのも好きだしなんでもいい……と言ったのだけど、次の瞬間、カーステレオから流れ出したのは"君が代"で、笑ってしまった。
 
バリ島の美しい湾岸の道を走りながら聞く君が代。バリ島5回目にして前代未聞な体験だったわ……。
ホテルのお部屋で
 チョコレートケーキ
 麦茶
初日の宿は「振り替えで案内来てるよー」と雑な2階部屋に通されたのだけど、今日は最初からこの宿に予約を入れていて。
 
宿泊予約ではあるけれど、チェックイン17時チェックアウト21時半みたいなショートステイ利用で、でも4500円くらいでお風呂とタオル使えてゆるい格好で最後寛ぐことができるのは、空港ラウンジでは得られない幸福だと思う。以前の旅行のダナンから、「夜便の帰国はこうすべし」という学びを得たので今回もそんな感じに。
 
そうしたら、だんなた事前にMarriott Bonvoyとのステータスマッチをしてくれていて、ベストウェスタンの上級会員になってくれていた恩恵なのか、「プールのついている部屋ですよ」とグレードアップしてくれていて。
 
ベッドには「Welcome Home」の飾りつき、小さな庭にため池のようなプールつき。
案内してくれたホテルスタッフが「あ、水入れるね!」って水を溜めようとしてくれたけど、いやもう夕方だしいいよーと断って、シャワー浴びてお部屋でしばしごろごろと。
 
しかし部屋の中、蚊が多くて大変だったな……蚊除けは大量に持って行ったから速攻つけたけども……私は幸い刺されなかった(と思う)けども……。
 
プール脇に屋外シャワー、シャワーの向こうにバスルームへの扉、開けたらトイレ、トイレの向こうに洗面台、その向こうにバスタブ……とちょっと謎な作りになっている客室を面白く思いつつ、20時前頃にチョコレートケーキを半分こ。ムースタイプの濃厚ケーキ、上品な味わいで細工も凝っていてとても美味。
 
……だったものの、今回の旅行、「誕生日祝いなんだ」と伝えてお祝いに出して貰ったのが全部チョコケーキで。
 
なんで?バリってそういう文化なの?と思ったのだけど、
・フルーツやチーズあたりと違ってアレルギーの心配がほとんどない
・加工や保存が比較的簡単
・金箔や果実の色が映えるから、写真映えする
とか、そういう理由でチョコケーキなのでは……とはセバスの言。
 
そして再びBluebirdタクシーで今度こそ空港へ。
 
空港のガルーダラウンジ(バリ王さんのスタッフレポートだけれど、ガルーダのラウンジこんな感じ)にはそれなり料理もあったものの、食べたいのは魚のサテくらいしかなく、アイスティーだけ貰って1時間ほどだらだらしていた。
 
「ボーディングタイムの30分前に搭乗口に来てください」とチケットに書いてあったから、なぜ?と思いつつも素直に早めに行けば、まさかの沖止め便。ビジネスクラス客は専用のバスに詰め込まれ、全くぎゅうぎゅうになったりすることもなくすんなり席へ。
 
シャンパン1杯だけいただいた後は、シートベルトサインが消えるまでそのまま眠り、倒して良い状況になったところで即フラットに切り替えて爆睡の態勢になった。
 
面白いことに往路と復路でアメニティのポーチが違っていて、往路はポルシェデザインのセミハードタイプ、復路は「DHP」というタグがついたポップなデザインのもの。
 
スリッパにアイマスク、耳栓、歯ブラシ、ヘアブラシといった組み合わせは共通なものの、往路はフランスのスキンケアブランド「PAYOT」のリップバームとフェイスミストとハンドクリーム。復路はインドネシアの美容ブランド「Mustika Ratu(ムスティカ・ラトゥ)」の高級ラインなのだというAnargyaのリップバーム、フェイスミスト、ハンド&ボディローションという内容だった。
 
こういうアメニティって往路も復路も同じものだとばかり思っていたから、これは新鮮で嬉しいし、ポーチ自体、まあまあ使い勝手がよさそうで。
 
機体は若干古め(だから個室っぽかったりシェルっぽかったりということは全くない……)で、スマホやタブレットを入れる場所などにちょっと困ってしまうシートではあったけれど、毛布ふかふかであったかかったし、背や足の角度調整が細かにできるのも良い感じ。おやすみなさいーと、熟睡の復路だった。