2018年11月10日土曜日

奥秩父へ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「コメダ珈琲店」にて
 たっぷりアイスミルクコーヒー w/Bモーニング \560
 グラコロ \560
今日は一日天気が良さそうということで、はるばる奥秩父まで遊びに行くことに。
息子も誘ったけど、息子は友人との約束があるのだそうで。
 
けっこう距離があるから早めに家を出た方が良いかもねと、朝7時に家を出て、最寄りの「コメダ珈琲店」で朝御飯。
 
お気に入りのたっぷりミルクコーヒーのアイスに、卵ペーストつきのモーニングを貰って、それだけじゃちょっと物足りないので期間限定バーガー グラコロをだんなと半分こ。
 
ここのバーガーはかなり巨大で、1人で1つ食べるのを躊躇するくらいのボリュームなので、2人で1つでちょうど良かった。
 
ホワイトソースはゴーダとモッツァレラ入りだそうで、とても良い感じの揚げたてグラタンコロッケ。ドミグラスソース、キャベツと共にふかふかパンにサンドされていて、チェーンハンバーガー屋のメニューより数段おいしかった。
 
シロノワール小枝」も気になっているんだけどな。でも食べる前にキャンペーン、終わってしまう気がする。
奥秩父「三峰お犬茶屋 山麓亭」にて
 くるみ汁そば \900
昨冬あたりから「見る度に工事、進んでるねー」と通る都度に眺めていた京葉ジャンクションがこの春開通して、京葉道路→外環道→関越道というルートでお出かけできるようになった。
折角だからとぴかぴかの新しい道路で向かうことにしたのだけれど、途中けっこう渋滞していたりで、奥秩父はなかなかに遠かった。
 
「12月になるとあのへんは雪も降るらしいから」と今のうちにと向かった奥秩父は、今まさに見頃の紅葉シーズン。
 
三峯神社に来ましたよ。境内入口には、珍しい「三ツ鳥居」。 うっとりするほど赤や黄色に美しく染まった山道を行き、途中には「二瀬ダム」という大構造物萌えのスポットも通り、道中はとても楽しかった。
 
そして11時半頃にやーっと到着した「三峯神社」。
 
白い鳥居は、日本に7つしか無いのだという「三ツ鳥居」という形。
 
そして三峯神社は、狛犬が全員「狼」なのです。境内には犬連れの参拝者も沢山。 そしてこの神社、狛犬が全員「狼」というのも珍しい特色。
 
場所によってまるまっちいのとか痩せているのとか色々だったけれど、とにかく全員が狼。
 
なんでも、この地まで日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の道案内をしたのが狼だったのだそうで、眷属となったのだとか。
 
「御眷属さま」「御神犬」「お犬さま」「山犬さま」などと呼ばれているそうで、だからか、他の神社では禁止されているところも多い「犬連れ」での参拝も、ここは大丈夫。実際、沢山の犬連れの参拝客が居た。社務所ではペット守りなんていうのも扱っていたし。
 
ともかくも、お腹が空いたし参拝前にお昼ご飯!と、鳥居近くのお茶屋さんでお蕎麦を食べることに。
「くるみ汁そば」(今日の一番上の写真)は、良い感じに黒いお蕎麦に、冷たいくるみ味のつゆがセットのざるそばだった。刻み葱と、ちょっとしょっぱい漬け物つき。
 
くるみの風味がとても濃厚で、なかなか幸せなお昼ご飯だった。
この後、何ヶ所かで寄った「道の駅」にも濃縮のくるみそばつゆが売られていたから、買ってきてみれば良かったかなあ。くるみ、大好き。
 
三峯神社の「随身門」。どこかお寺のような雰囲気。 関東随一のパワースポットとも言われるらしい三峯神社。
 
「でも、なんかちょっと"神社の空気"と違う気がするなあ……」と、「随身門」というこの立派な門をくぐったりする時に感じたりした。山寺の山門みたいだものね。
 
なんでも明治の神仏分離までは日光系の修験道場であり聖護院派天台修験の関東総本山であり、だったそうで、なるほどだからか、と。
 
本殿近くの「お犬さま」は、ころころとちょっと愛嬌のある狼でした。 こちらは本殿近くの"お犬さま"。
 
一般的な犬の狛犬よりもシュッとした体型で、尻尾がもふっとしているから、見るからに違う感じ。
 
そういえば、本殿へ至る道の周囲は杉の巨木ばかりが見えていたのだけれど、各所からの奉納が記された碑には「檜の苗〇万本」といった文字が沢山。
実際、周囲は清々しいほどの檜の香りに満ちていて、素晴らしく空気の良い山だった。
 
残念ながら、私にはそれほどパワースポット感は感じられなかったのだけれども(犬派じゃなく猫派だからかしら……とか思ったり……)。
 
拝殿はこの混雑。観光バスも大量にやってきていたのでした。 紅葉シーズンで観光ツアーのバスも大量に来ていたこともあってか、拝殿はこの行列。
 
御朱印も貰ったけれど、でもこれはさほど待たずにいただけた。
 
社務所には魔除け、盗賊除け、火難除けといったお札もあって、色々と他とは違うなあという感じ。
祈祷でいただける「御眷属拝借」なんてお札もあるんですって。文字通り、狼様に1年間来ていただくためのお守りなのだそうで……我が家にはだめだね、きっとね。
 
今日、さくさくお参りできたら、最後に浦和の調神社(ここは狛犬が兎さんなの)にも寄ろうかなんて言っていたけど、どうも全然無理そうで。
 
だったら秩父の神社を巡ってから帰りましょうということで、三峯神社も含まれる「秩父三社」の「秩父神社」、「寳登山神社(宝登山神社)」、それと「秩父今宮神社」、金運アップの「聖神社」も参ってきた。
 
最後は時間との戦いで(社務所が4時半で閉まってしまうから)、寳登山神社にぎりぎり滑り込む形でお参りを済ませる感じに。
 
「秩父神社」の「つなぎの龍」。日光東照宮の眠り猫の左甚五郎の作だそう。 ここもたいそうな混雑だった、秩父神社の本殿裏手の「つなぎの龍」。
 
日光東照宮の「眠り猫」と同じ、左甚五郎の手による彫刻なのだそう。
 
「秩父観音霊場札所十五番である少林寺の近くの天ヶ池に住みついた龍があばれた際、必ずこの彫刻の下に水溜りができていたことから、この彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、その後、龍は現れなくなった」という伝説つきの彫り物なんですって。
 
ちょうど菊花展も開催中。綺麗な花が沢山並んでました。 そして秩父神社では、菊花展も開催中。
 
綺麗な鉢が拝殿の手前、左右に奥にと色鮮やかな鉢が並んで、目にも楽しい参拝になった。
 
次に訪れた今宮神社は、残念ながら本殿を改装(改築?)中だったのだけれど、ケヤキの古木の「龍神木」が実に立派だった。
 
夕闇迫る中、最後に訪れたのは「寳登山神社」。 白い鳥居に白い柱の社殿が美しかったのは、最後に訪れた「寳登山神社」。
 
「宝の山に登る」という名前から金運・商売繁盛、神社の由来から火災盗難除け・諸難除けの御利益があるんですって。
 
ここも雰囲気のある良い神社だったなー。
津田沼「しちりん」にて
 日替わり皿(和えナムル) 2×\100
 ピリ辛キュウリ \302
 にんにくのオイル焼き \432
 ホルモン3点盛り \626
 牛トロホルモン \626
 焼肉3種盛合せ \950
 しちりんカルビ \734
 石焼ビビンバ \972
 ホッピーセット 2×\486
 ホッピー(替玉) 4×\162
 チューハイ 2×\302
 バイスサワー \378
そうして、ほぼ日が暮れてからの帰り道。
 
高速道路に乗るまでが大変だったり、乗ってからもそこそこ大変だったりで、地元に帰ってきたには19時半を過ぎた頃だった。
 
元々「帰ったらしちりんに行こう!」と話していたので、初志貫徹で空腹抱えて地元のホルモン焼き屋さん「しちりん」に。
 
喉が渇いた何だで、すごい飲んだし、食べるのも焼き物たんまりに最後はここまでは滅多に食べない石焼きビビンバまで。
 
地元のホルモン焼き屋さん「しちりん」。名物はにんにくオイル焼き! 店名通りにしちりんで肉をじゅうじゅう焼きつつ(にんにくオイル焼きは、店員さんに焼いてきてもらった←けっこうこれ、しちりんの場所を取ってしまうこともあり)、嬉しいお皿は日替わり100円のおつまみ。
 
1人1回だけ注文できるサービス品で、今日は和えナムルだった。小鉢にたっぷり盛られてこれで100円はとても嬉しい。
しかもこの店、突き出しが無いし。
 
ホッピー3杯あっという間に飲んだ後は、卓上の梅シロップをチューハイに垂らして飲んだり、だんなはバイスサワーを頼んだり。
 
ものすごく良い気分になってしまった。秩父ドライブ、楽しかったな。だんなはおつかれさまでした。