2012年8月31日金曜日
鶏肉巻き巻き。
ハムエッグ
「石窯パン工房」の
メープルラウンド 1切れ
キングブレッド 1切れ
ジョア(トロピカルミックス)
アイスカフェオレ
今日の朝御飯は、昨日と同じパンにハムエッグと「ジョア」つけて。「石窯パン工房」の
メープルラウンド 1切れ
キングブレッド 1切れ
ジョア(トロピカルミックス)
アイスカフェオレ
いよいよ8月も最終日。「夏はきっちり暑い方が良い」と思っている私もそろそろ夏がお腹いっぱいで、「あとはもうとっとと涼しくなってくれれば良いのに」と思っている。
「トロピカルミックス味が美味しかったりするのは夏ならではなんだけどねぇ」
と、スーパーで特売していた不思議な風味のジョアをちゅーちゅー飲みつつ、でも汗かきながらハムエッグ作るのはそろそろおしまいにしたいものだわ、と心底思うのだった。
てか、息子の宿題は全部綺麗に終わったのかしら……?(終わってないらしい……)
日清のどん兵衛 釜めし
麦茶
「カップ麺はきつねうどんが一番好き」麦茶
という息子。スーパーで簡単に買える大手メーカーのものというと「赤いきつね」か「どん兵衛」かというところで、息子は「どん兵衛」派。
なので我が家にはたいていどん兵衛の買い置きが1個2個はあったりするのだけれど、そんな中、「日清のどん兵衛 釜めし」なる新商品が先日発売された。どん兵衛で、釜飯……なのであるらしい。「どん兵衛きつねうどんの味を堪能できる炊き込みごはん」なのだそうだ。
へんなのーへんなのーでも気になるな……と、思わず2個、買ってきてしまった。息子に見せたら案の定大喜び。今日の昼御飯は、うきうきしながら息子と2人、箱空けて説明書読み読み食べてみることにした。紙箱の中に、袋に入ったフリーズドライ御飯と調味粉とかやくが入っていて、まずは紙箱に分量の水を入れてから、袋入りの諸々を加え混ぜて、それから電子レンジで1個につき5分ほどチン。軽く蒸らしてから混ぜて食べよ……だそうだ。
これが、期待以上に「ちゃんと御飯」。そして笑っちゃうほどの「ものすごいどん兵衛味」。
「おお!御飯なのにどん兵衛だ!すごい!」
「これ美味しいよ!すごい好き!」
息子は案の定大喜びで、アチアチ言いながらすごい勢いで食べていた。
魅力の大きなひとつは、「まんまどん兵衛味の、あの油揚げ」の存在。
「油揚げだ!どん兵衛の油揚げだ!」
と、妙にテンションが上がる味なのだった。電子レンジを使わずに具材を鍋に入れてコンロで作ることもできるそうで、カップ麺同様災害時の保存食として買っておくのも良い……のかな?
もたもたしていると店頭から消え失せてしまいそうな気もするので、また見かけたら買って来ようと思う。
きのこのしょうゆ漬け
チキンのハーブグリル
冷や汁
麦茶
「自家製ドライトマトを美味しく食べましょう」がテーマの、野菜(ヤサイ=831=8月31日)の日の今日の夕飯はケンタロウさんレシピの「チキンのハーブグリル」。チキンのハーブグリル
冷や汁
麦茶
鶏ももでセロリとドライトマト、ローズマリーとタイムの枝をぐるりと巻いて30分ほどかけてオーブン焼きにし、刻んだマッシュルームをたっぷり混ぜたクリームソースをかけていただく、という料理だ。たしか作るのはこれが初めて。
ケンタロウさんと言えば、つい数日前にこんなニュースを目にしてしまい、少なからずショックだった。1998年に発売された『ドーンと元気弁当』というレシピ本が出た頃からのファンで今もこうして色々な料理を作り続けていることもあって、ケンタロウさんの名前とお母様の小林カツ代さんの名前を見るたびに「2人とも元気になって欲しいなぁ」と願ってしまう。
ともあれ、今日はチキンのハーブグリル。
添えたのは、1週間ほど保存が可能な「きのこの醤油漬け」。好みのきのこを焼き網で焼いて、それを醤油、味醂、塩を溶いた鰹だしで漬け込むだけ。「しょうゆ漬け」という名前だけれど、醤油よりも塩の味が強い感じだ。保存食への興味から図書館で借りてみた『李家の常備菜と保存食』(李映林・コウ静子/著 扶桑社 2009.05)というレシピ本に掲載されていた保存食だった。
きのこは他にもオイル漬けにしたりで色々な保存食にできるのだけれど、今回はオイル抜きのヘルシー志向ということで。
そんな洋風なおかずに、「ごめん、残ってるから出しちゃうね」と冷や汁を添えた。
ついついいつもの習慣で、先日豆腐1丁使って冷や汁仕込んでしまったのだけれど、親子2人でこの量はちょっと多かった。「……そっか、2人分なんだった……」と今更ながらに思い知らされ、食べるのに数日かかってしまった次第。次回はもっと小ぶりの鍋に仕込まなきゃ。
セロリとドライトマトをたっぷり巻き込んだ鶏肉は、カットするのに難儀したあげくにあまり綺麗に盛れなかったりしたのだけれど、味は上々。マッシュルームが香るソースも、簡単な割によそゆきな味になってくれて良い感じだった。なかなか美味しくできたので、巻く野菜をちょっと変えたりして「自分の味」にできたらなぁ、なんて思ったりして。……私的には、セロリじゃなくてアスパラとかいんげんあたりを巻いた方が好みな味になりそうだな、とか。
2012年8月30日木曜日
アクアパッツァ!
「石窯パン工房」の
メープルラウンド 1切れ
キングブレッド 1切れ
梨(幸水)
アイスカフェオレ
今日の朝御飯は、昨日に続いて「石窯パン工房」のパン。メープルラウンド 1切れ
キングブレッド 1切れ
梨(幸水)
アイスカフェオレ
名物の一つらしい、メープルシロップ風味の丸形食パン「メープルラウンド」と、小ぶりのデニッシュ食パン「キングブレッド」のカット済ハーフ袋を買ってきたので、1切れずつお皿の上に。今日のところはトーストせずに切ったそのままをいただいた。明日はさっと炙って食べる予定。
友人の何人かは、「今年の夏は桃が美味しかった」と言うのだけれど、私は巡り合わせが悪かったみたいで、「すご~く甘くてすご~く美味しい」桃は結局一、二度ほどしか口にできなかった気がする。「お前はもっと甘くなれるはずだ!」みたいな桃が多くて、その分コンポートにしたりシロップにしたりで楽しめたわけではあるけれども。
その代わり……というわけではないだろうけれど、先日来口にしている梨は美味しいものばかり。そろそろ終わってしまう幸水のシーズン、ここぞとばかりに買ってきているけれど、どれ買ってきてもいつ剥いても糖度高めの美味しいものばかり。今日の梨も最高だった。
梨も食べてしまったことだし、そろそろ秋刀魚も買ってくる頃合いかなー。夏ももうすぐ終わり。
「モスバーガー」の
ザンギバーガー ポテトSセット \660→\610
白ぶどうソーダ
ポテトS
テレビCMを見ていて、ザンギバーガー ポテトSセット \660→\610
白ぶどうソーダ
ポテトS
「これ食べたいな」
「……やっぱり?お母さんも気になってました……」
と息子と意見が一致した、モスバーガーの「日本の元気いただきモス」(リンク先、音注意)キャンペーン。
地方のローカルフードをテーマに、地域ごとにメニュー入れ替えつつ、4種類のバーガーメニューが期間限定で展開されるとのこと。北海道釧路発スパカツバーガー・北海道発ザンギバーガー・大阪発塩糀だれ豚天バーガー・宮崎発チキン南蛮バーガーの4種類で、今関東でいただけるのはスパカツとザンギ。
公式サイトによると、スパカツバーガーは
「北海道・釧路発祥の“スパカツ”をハンバーガーに。シャキシャキのキャベツの上に、厚めの豚ヒレ肉のカツとトマトスパゲッティをのせ、オリジナルのミートソースとタルタルソースを加えました。」
というもので、ザンギバーガーは
「ジューシーでサクっと揚げたカツと、ミートソースたっぷりのスパゲッティをはさんだボリューム満点のバーガーです。
北海道名物“ザンギ”をハンバーガーにしました。国産の鶏ムネ肉に醤油や生姜、にんにくなどで下味をつけ、カラリと揚げたザンギに、醤油や仙台みそなどを合わせたマヨネーズベースのソースとキャベツの千切りを合わせました。」
というものだそうな。
「気になるのはスパカツバーガーだよね~」
「え、いやいやザンギでしょ。ここはザンギだよ。だってザンギなんだよ?」
と、そのへんは意見の一致をみないまま、今日のお昼はモスバーガーに行くことに。まぁ、適当に一口ずつ交換しようよと、息子がスパカツ、私はザンギ。スマホアプリでクーポンダウンロードして、セットメニューがちょっとだけお安くなった。
モスバーガーの揚げ物系バーガーが美味しいのはもとより知っていたことだけれど、ザンギバーガーも期待通りに美味しいものだった。なんというか、ちゃんと「唐揚げ」な感じ。下味がちゃんとついている。
ソースの「醤油味」「仙台味噌味」はそれほどには感じなかった(こくのあるマヨネーズだなー、くらいに思っていた)けど、美味しかったので満足。
9月半ばからは残り2つのアイテムと入れ替わるそうなので、今度はチキン南蛮バーガー食べにまた来なきゃ。
茹でとうもろこし
太刀魚のアクアパッツァ
じゃがいものポタージュ(インスタント)
羽釜御飯
麦茶
そろそろ魚を食べましょう……と決意して、今日買ってきたのは美味しそうな太刀魚の切り身。太刀魚のアクアパッツァ
じゃがいものポタージュ(インスタント)
羽釜御飯
麦茶
真ん中に大きな骨が通っている太刀魚だから、切り身でもそれなりに美味しいおだしが出るでしょう、と、いつもは丸魚を使って作ることが多い「アクアパッツァ」を、この切り身の太刀魚で作ってみることにした。あさりも一緒に買ってきて、あとは家に常備しているオリーブとケッパー、アンチョビ出して調理の準備。必須のドライトマトは先日自家製のをどっさり仕込んだところだ。
調味料は塩胡椒と美味しいオリーブ油くらい。
スキレットを熱してオリーブ油を温め、そこで塩胡椒した魚にこんがり焼き色つけたら、ドライトマトとあさりとオリーブとちぎったアンチョビとケッパーをぽいぽいぽいぽいという感じで適当に入れていき、熱々のその鍋におもむろに水を注ぐ。煮汁を適当に魚にばしゃばしゃかけつつ火を通せばできあがり。
本当は、上の写真ほどに汁っぽくしちゃいけないの(=もっと煮詰めるべき)だと思うのだけど、この汁に御飯入れて食べると美味しいんだよなぁ……と、あえていつもちょっと汁気多めに仕上げてしまうのだった。「アクアパッツァの汁かけ御飯」なんて、お店じゃできない事だし。
で、あとはとうもろこし茹でて、スープも作ろうか……と思って、あまりの暑さに断念。もう火を使いたくないです、インスタントのスープとかが良いです、という気分になって、買い置きのクノール「カップスープcold じゃがいものポタージュ」を使ってみることに。いつもはお湯で溶く顆粒のスープ、これは冷たい牛乳を注いで混ぜるだけ、というもの。
値段はちょっと割高な感があったのだけれど、試しに買ってみよう、と、夏の始めに買っておいたものだった。試さないまま秋になってしまいそうなので遅ればせながら食べてみることに。
スープ、不味くはなかったけど、なんというか「いわゆるクノール味」だったのだけれど、冷たいスープだったら牛乳パックと同じタイプの紙パック入りのストレートスープが売られているからそれでも良いのかなぁと。やっぱりちょっと粉っぽさが残る感じ。同じシリーズのコーンスープも買ってきたから、これもいずれ飲まなくちゃ。
アクアパッツァの方は、息子が
「魚だ……骨ある……骨多い……」
とぶちぶち文句を言いながらも、それでも綺麗に平らげていた。息子の場合、「味が嫌い」なんじゃないのよね、「魚食べるのめんどくさい」だけなのよね……と半ば呆れつつ、太刀魚の大きい骨をめんどくさがっていたらこれからの秋刀魚ラッシュシーズンは乗り越えられなくてよ、と。
2012年8月29日水曜日
カシューナッツ炒めが好き
「石窯パン工房」の
スイートクロワッサン
至福のクリームパン
コーングラタン
……を息子と半分こ
アイスカフェオレ
昨日、車で自宅まで送ってくれた友人の、その車の中でスイートクロワッサン
至福のクリームパン
コーングラタン
……を息子と半分こ
アイスカフェオレ
「そうだ!遠回りとかは全然してくれなくて良いんだけど、道中にパン屋さんあるかなぁ?明日のパンまだ買ってないのよ」
もしあれば、くらいで良いのよ~あとで駅まで買いに行っても良いんだし、と聞いてみたら、
「あるよ、あるある、あの店とねぇ、この店とねえ……」
こっちは、娘が好きな店なのね、私はあっちが好きかなぁ……と言いつつ、「石窯パン工房」というパン屋さんに連れて行ってくれた。
場所をよくよく聞けば、時々行くファミレスステーキチェーンのほど近く。あ、これなら自力で買いに来るのも不可能じゃないかもしれない。良いお店を知ることができて、友人に感謝。
店頭には麦茶とコーヒーのポットサービスがあってお客さんが自由にいただけるようになっている。焼きたてパンが続々と棚に並べられ、そろそろ夕方だというのに品数豊富、お客さんも絶え間なくやってきている人気のお店だった。パン自体は、以前友人が「おみやげ~」と持って来てくれたことがあって、チョコパンなどをいただいたことがある。ちょっと素朴な感じでお値段お手頃。お総菜パンも菓子パンも種類豊富なのだった。
朝御飯はこれだ~!と、甘いものしょっぱいもの取り混ぜて、「スイートクロワッサン \120」「至福のクリームパン \130」「コーングラタン \185」を選択。グラタンパンという凝ったものでも200円以下というのが素晴らしい。「初めての買う店だったらクリームパンは買わなくちゃ」という私理論で、クリームパンもぬかりなくトレイに乗せた。「スイートクロワッサン」は、クロワッサン生地にグラニュー糖まぶしてぐるぐるっと筒状に巻いた風なパン。見た目はクロワッサンと全然違う感じだ。
これは安くて幸せだな、あとはもうちょっと駅に近い感じだったら「駅に行くついでに買う」とかができるのだけど、立地としては、いくつかあるらしい支店ほとんどが太い国道沿いにあって、全体的に「車で買いに来るお客さんがターゲット」という風なのだった。まぁ、このあたり、車持ってない人の方が珍しい地域だしね……。
軽く温めて食べたコーングラタンはホワイトソースたっぷりな、でも重量感はないふわっと食べやすいもの。クリームパンのクリームも好みな感じで「これは良いな」と思ったのだった。
kiri&stick with パイナップルジャム
鶏もも肉とカシューナッツの炒め
冷や汁
ビール(シルクヱビス)
本当は、自家製ドライトマト使って、マッシュルームのソースを添える鶏肉のハーブ焼きでも作ろうかなと思って鶏肉を買ってきたのだった。……けど、冷や汁作っちゃったから洋風料理はちと似合わないし、今日の気分は「なんか違う」という感じ。鶏もも肉とカシューナッツの炒め
冷や汁
ビール(シルクヱビス)
「むしろ食べたい鶏料理は、アレだ……カシューナッツ炒め」
と思い始めたら止まらなく、幸い材料も手元に揃っていたので、今日の夕飯は鶏のカシューナッツ炒め。中華料理屋で頼むには、それよりも他に好きな料理が色々ありすぎて注文する機会があまりないのだけれど、時々食べたくなる好物のひとつだ。
何度か参考に作ったことがある、数年前の『dancyu』掲載の「五臓六腑七八」のレシピはちょっと変わった感じ。最初に用意しておく合わせ調味料は醤油と味醂がベースでオイスターソース、甜麺醤の中華調味料は入らない。紹興酒ではなく「芋焼酎」が入る。それらを合わせて煮立たせたところにおろしにんにくを溶いておき、それを最後に絡めて調味する。芋焼酎のコクが良い感じなのか、とても好みな味に仕上がってくれる。
具は、ざくざく2cm角ほどに切りそろえた鶏もも肉をメインに、玉ねぎ、人参、緑ピーマンと赤ピーマン。ピーマンがたくさん手元にあるので、1人あたり2個分ほど、もりもりいただくことにした。
あとは昨日用意した冷や汁もたっぷり残っているのでそれも出して、我慢できずにビールも飲むことにして、そしてビールの肴にチーズも添える。
昨日具合が悪いと冷や汁控えめで早々に寝た息子は、今朝になってみたら「早く寝すぎて目、覚めた!」とパカーンといつもの元気で起き出してきて、部活も元気に行った後に友人と炎天下の中遊びに出かけ、そんなこんなですっかり心配は要らなさそうな状態に。
今日の夕飯も、もりもり平らげていて、めでたしめでたし。
2012年8月28日火曜日
久しぶりのCozimaさん。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ちぎりパン
スクランブルエッグ
紅茶(キリテー)
半端に残ってる生クリームがあるなー……と、今朝は生クリーム入りのスクランブルエッグ(いわゆる、"世界一の朝御飯"的スクランブルエッグ)。合わせたのはスーパーで買ってきた大手メーカー製(パスコ、だったかしらん)の「ちぎりパン」。まだふわふわだったので、オーブンに入れずにそのまま出して、適当にバターなど添えながらいただいた。スクランブルエッグ
紅茶(キリテー)
で、今日も相変わらず、絶え間なくしつこくうんざりするほどに暑さは続いていたのだけれど、なんとなく飲みたくなったので、スリランカのミルクティー「キリテー」を用意。牛乳ではなく全脂粉乳を使ったこのミルクティーは、本当はびっくりするほど甘く作るものらしい。全く甘くしないのもつまらないものだけど、まぁ、甘さはほどほどに、好みな程度に……と、控えめにしながら好みな具合で用意した。
牛乳使うミルクティーは、これまで何の疑問もなく「美味しい」と思っていたのだけれど、全脂粉乳使ったキリテーを飲んでしまうと、「普通のミルクティーは、濃いめに淹れた紅茶でも、なんだか牛乳で薄まっちゃったような気がする」と感じるようになってしまうのが難点。
だからといって「これから我が家のミルクティーは常にキリテーにするわ!」と断言するにはちとカロリーが恐ろしい感じもあるし、全脂粉乳も簡単にスーパーなどで買えるものではないし、いつもいつもこってり系ミルクティーばかりが美味しいというわけでもないので、やっぱりこれは「特別なミルクティー」という印象の存在なのだった。
富里 「Cucina Tokionese Cozima」にて
おまかせコース
さて、今日は車に乗ってお出かけ~♪おまかせコース
先日、千葉在住の友人と美味しいご飯についての話をしていた時に、「せりあさんが度々行ってる、成田の方のイタリアンのお店?あそこ、行ってみたいなぁ」ということに。車なら出すよ車で行こうよ、と言ってくれたので、じゃあお言葉に甘えて車お願いします♪と、今日は「Cucina Tokionese Cozima」の平日ランチ。だんなや息子と一緒に行けるのはどうしても週末になってしまうので、平日ランチは初めてなのだった。
「千葉とかまで出てきてもらうのも、迎えに行くのも一緒だから~」と、我が家まで迎えに来てもらって(ありがとう♪)、我が家からお店までの所要時間は40分足らず。予定よりずいぶん早く着きそうな感じになったので途中のパーキングエリアで休憩したりしたのに、それでも開店時間の15分くらい前に到着してしまったのだった。すごいな車。早いな車。でもだんなと行く時は「お酒飲みたいし」という何より大きな理由があるので、やっぱり電車とバスを乗り継ぐことになっちゃうかな。難しいところだ。
今日最初のお客さんということもあって、隣接のホースパークが良く見える窓際の素敵な席。今日は友人も初めてということで、一番安価なパスタセットではなく、かと言って品数ふんだんお値段高めなフルコースでもない、中庸な感じのメインディッシュやデザートがつく「おまかせコース」をお願いしておいた。
いつも通りメニューは渡されず、口頭で今日のコースの説明いただいて「苦手な食材などはございませんか?」と。全部大丈夫です♪楽しみです♪と、私も友人も説明いただいたコースをそのまま楽しんできた。
「おまかせするよー今日も美味しいもの食べさせてねー」で済むお店があるというのは(しかもそれが間違いなく美味しいとくれば)本当に素敵な事。人生の宝物みたいな感じ。
あちこちの飲食店を食べ歩くのは、それだけでも楽しい経験ではあるけれど、その最終的な到達点……というか、「自分にとっての宝物」になるものは、「食べ歩いた店の数」とかじゃなくて、「あなたにおまかせすればいつも幸せ」とこちらが思え、そして先方にも「あなたには料理のし甲斐がある」と思ってもらえる信頼の絆がどれだけ築けることではないかなぁ……と私は思う。偉そうに言うものの、私にとってそんな幸せなお店はCozimaさんと、あとほんの数店しかないわけだけど。
今日のランチもたいそう幸せだった。お魚の前菜、メインはガツンと肉!デザートはたっぷりフルーツ!と、とても好みな流れ。たいそうお腹いっぱいになって、友人も「美味しいね~」と喜んでくれたみたい。良かった良かった。
いただいたものは、こんな感じ↓
- 瓜のピクルス・パルマ産生ハムとサラミ
- 「シェフからの一品」の小皿は、瓜のピクルス、パルマ産生ハムとサラミの盛りあわせ。
さっそくお酒が恋しくなるわけだけど、今日はぐっと我慢して、ランチタイムはセルフサービスでいただけるドリンクバーとミネストローネをいただくことに。
ミネストローネはトマト抜き、塩気控えめの、「具沢山野菜スープ」という感じのもの。冬には大根、さつまいもなども入る、「なんでもあり」なスープは今日もとても美味しかった。今日はキャベツが多めかな?という感じ。
飲みものはアイスティーとアイスコーヒー(ホットも頼めばいただける)、そして面白かったのは「りんご酢ドリンク」。ビネガードリンクは、私はそれほど得意ではなかったのだけれど(鼻につーんと来る酢の香りがね……)、これはすごく美味しかった。結局食事中、ずーっとりんご酢をいただいていた私。
ハムとサラミの美味しさは言うまでもなかったけれど、シャクッとした歯触りの瓜のピクルスがたいそう好みな味だった。
- コチのカルパッチョ
- 前菜は「コチのカルパッチョ」。白身の肉厚の魚は、コリップリッとした独特の食感。「淡泊」というのとはちょっと違う、ねっとりとした味わいのある肉質だった。
トマトのソースと、酸味淡めのマヨネーズソースが色鮮やかで、たっぷりのトマトとルッコラが添えてあるサラダ仕立て。ごわっと、しっかり育った風のルッコラの香りがとても良くて、塩気のしっかりついたソースに負けない風味だった。コチって美味しい魚なんだなぁ、と改めて思ってみたり。
- ワタリガニのリングイネ
- そしてパスタは、2人で1尾分、贅沢に使ったワタリガニのリングイネ。
殻ごとソースにして、殻に身が残る状態で供されたので、テーブルに出されたフィンガーボウルの存在を頼りにして盛大に両手使って蟹の解体をした。
蟹の解体を前に、「のびちゃう前に」とパスタを平らげたわけだけど、トマトたっぷり蟹肉たっぷりのほんのりピリ辛ソースはスプーン何杯でも舐めたい感じ。
ふふふ、まさかここで蟹を食べることになるとは……♪と、蟹好きの私と友人は「黒い服で良かったわねー」「トマトソース飛んでも問題ないわね♪」と、ばりんぼりん蟹を解体してしゃぶり尽くしたのだった。
- 「東の匠」豚のロースト
- そしてメインディッシュは大好きな豚♪(写真は一番上)
千葉産の「東の匠(ひがしのたくみ)」というSPF豚をしっとり焼き上げて、周囲のオレンジ色のソースはアプリコットの甘酸っぱいピュレ。
添えられていたのは黒胡椒が効いた玄米のリゾットとししとう、そして埼玉産なのだという大きな緑茄子。
「美味しい豚は脂が美味しい」が通説だけれど、この豚の脂身も旨味はあるのに嫌な後味はクセはない、美味しいものだった。ごろんごろんと大きな肉塊3つ平らげて、そろそろお腹いっぱい……。
- フルーツパフェ
- お腹いっぱいになったね~と話していたところで登場のデザートは、嬉しいことに「フルーツパフェ」!
しかもマンゴー乗ってる!マンゴーのソースかかってる!とやおらテンションが上がる私。
「お腹いっぱいになりましたか?」
召し上がれますか?と給仕のお姉さんに言われて、
「……いえ、たったいま全然大丈夫になりました」
と即答して笑いをとった。
葡萄に梨にバナナ、オレンジ、そして甘いマンゴー。自家製のバニラジェラートたっぷり。うふふふふ……♪
- プチフール
- 食後はミントとレモングラスがベースのハーブティ飲み飲み、プチフールも出してくださった。
奥の黄色い焼き菓子は、これはお馴染みのフィナンシェ。アーモンドたっぷりのしっとりした口当たり。
手前の黒っぽいのが耳慣れない名前のお菓子で、ゆっくり言ってもらってメモった名前が「カスタニアッチョ」。栗粉を使ったトスカーナのお菓子なのだそうだ。
上にはナッツやドライフルーツがトッピングされていて、「つまりモンブランのクリームみたいな味なのかなー」と想像しながら口に入れて、甘さの無さにびっくりした。うわっこれ全然甘さがない!と驚きながら、「ねちもち」と「ぽくぽく」の間くらいの食感の不思議なお菓子を噛みしめていると、自然な栗の甘さがじわ~と広がっていく感じ。
「お菓子」と聞いて甘さを期待すると「えええ!?」と驚く味なのだけれど、栗の風味が漂う、これも美味しいお菓子なのだった。そうしてすっかり、本格的にお腹いっぱい。ごちそうさまでした!
香取神宮 「亀甲堂」にて
甘辛セット \400
かき氷(いちご) \350
友人と半分こ
ほぼ満席状態の盛況なお店を後にして、甘辛セット \400
かき氷(いちご) \350
友人と半分こ
「2時間くらいのご飯でしたねー」
「まだ早いね、ちょっとドライブして帰る?」
と、友人の誘いで千葉市と反対方向、成田方面の高速道路に。香取行ってみる?あそこの神社のお団子屋さんが美味しくてねー……と、一路香取神宮に寄り道することになった。
友人は、ぶっちゃけお団子屋さんが目当てで参拝はどうでもよさげ(というか「暑い中歩きたくない」な感じ)だったのだけれど、まぁまぁ、まだお腹いっぱいだし、せっかく参道入り口まで来ちゃったんだから神様に挨拶してからお団子にしましょうよ……と、参道てくてく歩いてお参りしてきた。
折しも現在、香取神宮拝殿本殿は檜皮葺屋根の工事中。
すっかり工事用の網で覆われた本殿はちょっとばかり残念な風貌で、それもあってか境内に人影はまばらだ。
でも蝉時雨の中、木々の緑を眺めながら歩くのはたいそう気持ちが良くて、殊に拝殿近くの松や御神木の杉はたいそう立派だった。お参りして、家内安全諸々お祈りして、「じゃ、お団子食べよう!」と。
入ったのは参道入り口にある「亀甲堂」というお店。ここのお団子は「厄落しだんご」なんですって。
焼だんご2本、草だんご(あんこ)3個の「甘辛セット」が良いかなぁと思いつつ、でも1人1皿はちょっと食べきれなさそう。じゃあ、お団子とかき氷とって半分こしましょ♪ということにした。
その、肝心なお団子の写真をすっかり撮り忘れていたわけだけど……。
焼き色がしっかりついたみたらし団子は、まだほかほかと温かくて、これがたいそう美味しかった。たっぷりのこしあんでくるんだ草団子も良い感じ。ごくごく普通なイチゴ味のかき氷は、でも今シーズン一度も食べてない味だったので
「これも"日本の夏の味"だよね」
「そうそう、日本の味」
と、これも美味しくいただいた。
お団子、息子へのお土産に買って行こうかなぁ……と思ったのだけれど、お土産用包みはどれも多め(最低15個、とか)だったので、こりゃちょっと食べきれないなと断念。森林浴!という感じで良い空気を吸い込むことができて何よりなひとときだった。
レタスのサラダ
マグロのスモーク風味たたき
冷や汁
麦茶
今日の息子、どうも体調がよろしくないらしい。マグロのスモーク風味たたき
冷や汁
麦茶
夕方の習い事を前に、「なんか、腹が痛い……」と言い出して、お腹壊しているわけじゃないの?どのへんが痛いの?とやっている間に「なんか、ちょっと大丈夫になったから習い事には行ってくる」と出かけていった。気休め程度だけど、と市販の痛み止めを一応飲ませて、帰宅してからまた様子見るかな、と。
で、帰ってきた息子も「やっぱり途中から、なんか痛くなってきた……」
と。でも、夕飯は食べると言うし、食欲もあるみたい。それでも一応軽くしておこうねと、作り置いていた冷や汁出して、あとは小さめおかずを一皿出すにとどめておいた。「冷たい味噌汁」は胃腸によろしくないかなぁと思いつつ、息子の好物だし汗かいて習い事から帰ってきた後なら口当たりは良いかなと。
今日は夕方まで出かけるし、と、午前中のうちに仕込んでおいた「冷や汁」。
いりこでだしを取って、魚焼きグリルで鰺の干物とアルミホイルに塗った麦味噌を焼く。焼けた干物は丁寧にほぐしてすり鉢で軽くあたり、いつもの味噌汁よりも濃いめに味噌を溶いて干物も混ぜる。で、粗熱取ってから冷蔵庫へ。豆腐を手で崩しながら入れて、すり胡麻混ぜたらできあがり。
あとは、御飯(炊きたてじゃなくて冷やご飯で充分……てか、その方が美味しいくらい)に薄切りきゅうり乗せて、そこに汁をたっぷりかけて、添えるのは刻んだ茗荷としそ。普通に味噌汁よりも数段手間はかかるけれど、「こんなに美味しいものが世の中にあったなんて!」と感動するほど美味しかったりするのだった。息子もすっかりお気に入り。
で、本当は肉料理でもと思っていたのだけれど、「づけにして食べるかな」と買ってきていたバチマグロをたたきにして数切れ添えることに。燻製風味をつけるスモークソルトをふってフライパンで全面さっと焼いてスライス。レタスのサラダも用意したけど、息子の皿にはマグロに添える程度の控えめな量にしておいた。
「うん、やっぱり大丈夫、食べられそう」
と、好物の冷や汁を旨い旨いと食べた息子は、それでもやっぱり不調らしく「……早く寝るね」と寝室に引き上げていった。
ちょっと心配だけれど、我が家においては「食べられるうちは大丈夫」というのがあって、そういう意味では一安心。
2012年8月27日月曜日
豚肉パスタとチキンラーメン
バターとメープルシロップのワッフル
ヨーグルトwithパイナップルジャム
アイスカフェオレ
数週間前に焼いた自家製ワッフルが、3枚だけ冷凍庫に残っている。ヨーグルトwithパイナップルジャム
アイスカフェオレ
早めに食べないと風味も悪くなる一方なので、今日温めて食べることにした。低めに温度設定したオーブンで10分ほど焼けば中までしっかり温まるとのことで、今回添えたのはシンプルにバターとメープルシロップのみ。
ワッフルに添えてもいいなと思って出したジャムは、結局ヨーグルトに添えて食べることになり、あとはいつものカフェオレと。
美味しいは美味しいけど、やっぱり焼きたてのふわサクッ!な美味しさは作りたてならではのものなんだなあと改めて思った次第。またワッフル焼かなきゃ。これからの季節、葡萄のソースとか良いよねぇ……洋梨とかも捨てがたい。
自家製焼豚
チキンラーメン
麦茶
こんなのを写真に撮る必要もないのだけれど、お昼ご飯はチキンラーメン!チキンラーメン
麦茶
最近、テレビをつけるとやたらチキンラーメンのCM(あの人気子役が出てるやつ……)が目について、「久しく食べていないなぁ」と思っていたところで、先日の「崖の上のポニョ」のテレビ放映。
劇中で、停電の中お母さんが子供たちにインスタントラーメンを作ってやるシーンがあって、「……あ、あれ食べたい。すごく食べたい。」と思ってしまったのだった。
カップ麺じゃなく、ラーメン丼に乾麺入れてお湯注ぐタイプのやつ。いいなぁ食べたいなぁとムラムラしてしまって、先日5袋入りチキンラーメン買ってきてしまった。買ったの何年ぶりかしら。
息子も
「わ!チキンラーメン、産まれて初めて!」
とか言っているし、多分本当にそれくらいご無沙汰だ。
事前にしっかり丼温めておいて、麺入れて、卵落としてお湯注いで、待つこと3分。刻み葱散らして「パッケージ通り」な感じのチキンラーメンができあがった。自家製焼豚の残りも冷蔵庫から出して切ったものの、これをラーメンに乗せるとスープの味が変わってしまうなぁと、適当に各自乗せたり乗せなかったりしながら囓ることに。
「……ああ、そうだわこんな味だったわ、チキンラーメン」
「すごい!美味しい!」
「うん、いかにも君の好きそうな味だよねぇ……」
なんでもっと早く買ってくれなかったの!?と、予想外な台詞を息子から貰ってしまいつつ、「カップラーメン」とは違う美味しさを感じながらツルツルと。
レタスのサラダ
豚肉とバジルのにんにくパスタ
コーンチャウダー
麦茶
明日は楽しみなお出かけの予定ができたので今日はお仕事~必死にお仕事~。カラオケ行きたいなぁ~とか思いながらお仕事~。カラオケは……どうせ今は学生さんで混雑しているだろうから、9月に入ったらこそこそっと平日一人で行ってくるかな。豚肉とバジルのにんにくパスタ
コーンチャウダー
麦茶
夕飯は、「残ったソテー用の豚を食べたい」ということと「汁物はコーンチャウダーだから、それに合うもの」がテーマ。
なんだかパスタが食べたい気分……と、レシピデータベース眺めて「豚肉とバジルのにんにくパスタ」を作ってみることにした。ケンタロウさんレシピ。
オイルベースで、にんにく効かせて、豚肉(多分レシピで本来使っていたのは薄切りの豚バラ肉だったかと思う)ソテーして最後に麺を和えるところで刻んだバジルをばさっと散らす。
ベランダ繁っているバジル、猛暑の中では育つ気力もありません……という感じなのか、朝晩やっている水も足りないというのか、8月中は今ひとつ成長の勢いがない感じ。それでも時々の料理に使う分くらいは普通にまかなえるので、何よりだ。摘みたてのバジルは少量でもしっかり香る。ので、見た目はそれほどでもないのにかなり濃厚なバジル味のパスタができた。
ごく簡単に用意したサラダと、昨日の残りのスープであとは簡単に。ガスコンロをがんがん使う料理はしたくない……と未だ思う今日この頃。そろそろ牛すじ煮たり、魯肉仕込んだりしたいので……早く秋になってください。
2012年8月26日日曜日
ストロガノフ、舞茸入れて
バタートースト
炒めウィンナ&目玉焼き
梨(千葉の幸水)
アイスカフェオレ
「甘いパンキャンペーン、終了しましたー!」炒めウィンナ&目玉焼き
梨(千葉の幸水)
アイスカフェオレ
ということで、日曜の今日の朝は、シンプルなバタートースト。
バター塗った食パンを魚焼きグリルで表面こんがり(裏面もちゃんと焼ける)焼いて、1つのフライパンで炒めウィンナと目玉焼きを同時に作る。並行して梨剥いて、
「もうすぐご飯だからコーヒーの準備してー!」
と息子に声かけて、そんな感じの朝御飯。
我が家の目玉焼き、かけるのはもっぱら醤油でもソースでもなく「トリュフ塩」(刻んだトリュフを粗塩に混ぜてある、トリュフ風味の塩)。バタートーストに乗せて食べるのがまた美味しい。
ちんたら大事に使っていたら一向に減らないので、トリュフ塩、もう思い切ってじゃんじゃん使うことにしているのだった。香りも飛ぶ一方で、実のところ「トリュフの香りがしないでもないかもしれない塩」くらいに成り下がりつつある。格好良く英文字で「トリュフ塩」的なものが書かれているラベルに、テプラか何かで「なんちゃって」とか「がっかり」とか付け足したい感じになっているのだった。
「これさー……たとえば、学校で"目玉焼きにかけるの、ソース派?醤油派?"なんて話題が出たりするじゃない?」
俺ケチャップ派~!とか言うのも「お前ちょっと黙ってろ」みたいな感じになったりするかもなのに、そこで是非地獄のミサワ顔で
「マジ飽きたわーウチいっつもトリュフ塩なんだよー、あれってほんと飽きたわーあれが好きとかないわー」
とか言ってみたら面白いのに……などと想像してニヤニヤする私なのだった。
「それは、ナイ」
と一刀両断する息子。
チーズ(kiri & stick)
豚肉のクリームストロガノフ風
コーンチャウダー
ビール(キリン秋味)
今日は一日、外出もせずに家でのんびり。豚肉のクリームストロガノフ風
コーンチャウダー
ビール(キリン秋味)
息子は真面目に宿題やってたり、私も横で数学見てやったり、夕方には思い立って
「ちょっと猫洗う!猫洗いたい!」
と、数ヶ月ぶりに猫たちを丸洗い。
器量よしの我が家の猫たち(←飼い主バカ入ってます……)は、「お風呂イヤー!お風呂キラーイ!」と大騒ぎはするものの、本気で私に爪を立てることはなくて、数十分後にはすっかり綺麗な白い毛玉に仕上がった。……昔飼っていた猫は容赦なく引っ掻いてくれる奴で、私の手足に三本傷が絶えなかった感じだったのに、猫にも個性は色々だ。
ちなみにかすみさんはたいそう怒りんぼで、気に入らない事があるとすぐに喉の奥で「う~……」と唸り出す(りゃんりゃんは逆に全く怒ることはなく、「シャー」とか言うのを聞いたことがない)。それ以上私の気に入らないことをすると噛むわよ、という風に口を開けて威嚇するのだけれど、それでも本当に噛んだり引っ掻いたりすることはなく、野良とは思えない淑女っぷりなのだった。
で、夕御飯はソテー用の厚切り豚肉を使って、ケンタロウさんレシピで「クリームストロガノフ風」。豚肉とパプリカ、ピーマンを炒めて、白ワインで風味づけし、あとは生クリームと粒マスタードで調味する……という感じ。ちと方向性が違うかなと思いつつ、手持ちの舞茸も加えてみた。ご飯にはローステッドオニオンも乗せて。
で、メインがクリーム味なのにチャウダーというのもどうかなと思いつつ、美味しそうなとうもろこしを買っていていたこともあって「コーンチャウダー」を作ることに。参考にしたのはアンダーソン夏代さんのアメリカ南部家庭料理のレシピサイト。ソルトポークも常に仕込んだのが手元にあるし、他の材料も全部ある♪ と、作ってみることにした。
息子に「チャウダーって、どんなの?」と言われて一瞬言葉に詰まったのだけど、
「シチューとスープの間みたいな……?シチューの具を細かくして、ちょっと水っぽくした感じ……かなぁ?」
もしくは具沢山のスープって感じ……と説明して、で、実際食べてみて「なるほど」と思ったのであるらしい。なかなか美味しくできたコーンチャウダー、息子がたっぷりお代わりしていた。
いよいよスーパーに出回り始めたキリン秋味を飲むことにして、それじゃあおつまみも欲しいなと、kiri&stickを。
店頭で見て、「これ、チーズと一緒にパイナップルジャム添えて食べたらぜったい美味しい……!」と思って買ってきたもので、実際そうして食べてみたら悶えるほどに美味しかった。やだー美味しい、やだーこれすごい御馳走、と自画自賛しながらもぐもぐ。
「……1パックにグリッシーニが8本入ってるのね」
「じゃあ1人4本だ」
そのへんは家族といえど、ものすご~くきっちり正確に等分する我が家なのだった。
2012年8月25日土曜日
Interpetsとイタリアンバル
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のミルクフランス
アイスミルクティー
昨日に続いて「甘いパンが食べたくなりました」キャンペーンの2日目。今日は「やっぱりこれでしょ」と久しぶりのミルクフランス。アイスミルクティー
このクリームがたまりませんのよね~……とうっとりしながら、濃いめに淹れたほんのり苦いくらいのアイスティーに牛乳入れたのを傍らにもぐもぐ。
8月もいよいよ終盤の今日、この週末に幕張メッセで犬猫などのペットのイベントがあるみたいで、それを覗きに行くことに。
Interpets会場にて、
中洞牧場のフローズンヨーグルト \350
息子と2人で行ってみたのは、この週末開催(23-24日は業者用の相談日、25-26日が一般公開日)のInterpets。中洞牧場のフローズンヨーグルト \350
入場料は、公式サイトのクーポン印刷して持っていけば大人1000円子供500円。「人とペットの豊かな暮らしフェア」というテーマだそうで、去年から開催されるようになった新しいイベントらしい。「ペットとのワンランク上のライフスタイルを提案」ですって。
去年のイベントについて書かれたブログなどを見ると、ペットフードの試供品などがたんまり貰えたりするらしく、つまりは「生体抜きのペットショップに行く」みたいな感じでペットグッズの紹介があれこれあるらしい。使い勝手が良いキャリーとか、安い猫タワーとかあるかなーおもちゃとかも買えるのかなーと思いつつ、行ってみることにしたのだった。
「つまり……モーターショーとかゲームショーとかのペット版、という感じだよね」
と、フロアをぐるりと一周。ペット連れOK!とのことで(実際、連れてきたペットとの記念撮影をプロの手で、といった企画もたくさんあった)、とにかく犬がたくさんだった。大型犬はリードをしっかりつけて、小型犬はベビーカーのようなキャリーに乗せて、飼い主の皆さん「意気揚々」という感じ。一角では同じ犬種を連れた方たちが集まって、何やら賑やかにオフ会らしきものもしていたり。
至近距離でボルゾイやえらく立派な体格のシェパードなども見られて眼福だったのだけれど、面白いことに「雑種」らしき犬は一匹もいないのだった。猫連れの方も3人くらいは見たけれど、それらも全部アメショーなどのいかにもな血統書つき。会場の展示の内容も、犬が7割、猫が3割弱、あとはウサギなどの小動物や観賞魚の類、という感じだった。歩いていると「試供品でーす」とあれこれ渡されそうになるのだけれど、「あ、うちは猫なんですが貰っても大丈夫ですか?」と聞くと「あ、すみません、犬用です……」とひっこめられちゃう感じで。
そんな犬だらけの会場だったので、当然ながらうちの猫を連れて来られる状況ではないわけで(りゃんりゃんは尻尾内側に丸めてアオーンアオーンと脅えて鳴き続けるのが目に見えている……かすみさんは静かに唸って威嚇しっぱなしだろうし)、ちゃんと躾をされて吠えたりはしない犬たちも、「人がたくさんだ、犬もたくさんだ、どうしよう」という感じの子が多かった。つまるところなかなかの盛況ぶりで、両手広げると必ず誰かにぶつかりますよ、くらいの混雑っぷり。
そんな感じだったけれど、でもなかなか楽しかったのだった。キャットフードを扱うブースもある程度固まって配置されていて、
「"ねこ元気"みつけましたー!」
「こっちはモンプチだー!」
「フリスキーだー!」
「サイエンスダイエットありましたー!」
と、お馴染みのブランドやら、普段お金を出して買うことはない(というか、買えない)高級フードのメーカー名やらを見つけてはそこに突撃。
息子と2人、「猫飼ってまーす」「2匹飼ってまーす」とぐるりと一周するうちに、持っていったエコバッグが手に食い込むほど大量の猫餌や猫おやつを手に入れることができた。この秋からの新商品、なんてのも色々あって眺め歩くのも楽しかった。
余所で買ったら2万円くらいはしそうなキャットタワーが1万円で売られていたり、お洒落な猫餌容器や首輪なんかもあったりして目移りしたものの、「また来年開催されるようならまた来よう」ということで、買い物は次の機会に。
このイベント、犬飼いの方は更に楽しいのだろうなぁ。小型犬用の洋服などがたんまり売られていて、行き交う犬たちもやたらと可愛い衣装を身にまとっていたりした。
……で、歩き疲れたところで牧場の牛乳やらアイスやらを売っている一角に辿り着いたので、そこでフローズンヨーグルト休憩。中洞牧場は東京ミッドタウン近くに直営店を持つ、岩手の牧場なのだそうだ。甘さ控えめのシェイクっぽい口当たりのフローズンヨーグルトはうまうまで、やっと汗がひいた感じ。会場はクーラーしっかり効いていたけれど、なにせ混雑がすごくて疲れてしまったのだった。
幕張「OUTBACK」にて
ブルーミン・バーガー \1380
本日のスープ(クリームオニオン)
ピンクレモネード
2時間ばかりイベントを楽しんで、ひととおり見終わったから出ましょうか、と、ブルーミン・バーガー \1380
本日のスープ(クリームオニオン)
ピンクレモネード
「……アウトバックでハンバーガー食べて帰るのはどうかな?」
「!アウトバックはスプライト飲み放題!行く!」
と、お互いの欲望が一致して、海浜幕張駅近くのOUTBACKに寄ることに。
このお店、アメリカ本店のチェーンらしく、ソフトドリンクはボトムレスサービス。面白いことに、ソフトドリンクのメニュー内なら、「1杯目はコーラ、2杯目はジンジャーエール」なんて飲み方も許される。
「僕、スプライトで!」
「私、ピンクレモネードで!」
と、お願いしたのがテーブルにつくやいなや一気飲みして「おかわりください!」と。
氷が満たされているとはいえ、日本のファストフードの「Mサイズ」ぐらいのグラスに入ったジュースを、息子は計4杯、私は3杯、たんまり飲んでしまったのだった。お互いにスプライトとレモネードしか飲まなかったものだから、最後はテーブル担当のお姉さんも「あ、レモネード持って来ますね~♪」とこちらがお願いする前にお代わりを持ってきてくれる始末。レモネード、どこにでもあるものじゃないからちょっと嬉しかった。アメリカでこの手の店に入ってソフトドリンクを頼む時には、ジンジャーエールとレモネードばかり飲んでいた私。
そして、頼んだ料理がハンバーガーだろうがパスタだろうが、必ずテーブルにやってくるハニーブレッドを思わず食べてしまった事を後悔するくらいのボリュームのがやってきた、迫力のハンバーガープレート。
私の選んだ「ブルーミン・バーガー」は、アウトバック名物ブルーミン・オニオン(スパイシーなフライドオニオン)をたっぷり挟んだハンバーガー。
更にはチーズとレタスと厚切りトマトとピクルス、えらく巨大なハンバーガーと、それに負けないサイズのバンズ。
ブルーミン・オニオン用のブルームソースも挟まれていて、ほんのりピリ辛味なのだった。
フライドポテトと、大好きなセロリ風味のほんのり甘いコールスローも添えられてきて、「そうそうこれこれ」という感じ。
このバーガー、明らかに「一般的な人間の口に入る高さ」になっていなくて、上からパンやら野菜やらをぎゅうと押さえつつ、それでもやっぱり囓れなくて、上や下から少しずつ噛みついていく感じで食べないといけない有様なのだった。だがそれがいい。
鼻や頬にまで肉汁つけてしまいながらかぶりつくハンバーガーは、飲み放題のソフトドリンクやらコールスローの味と相まってなんだか懐かしい気分になった。値段はそこそこ張ったけど、大満足なお昼ご飯。
で、帰宅して、ざっとシャワー浴びて、冷房効いた部屋でゆるんゆるんの格好になったところで、本日の戦利品をざばーっと広げてみた。
モンプチの新製品やら、おやつ系やら、ウェットフードやらいろいろたくさん。
撮影してるからダメだよというのに、匂いからか「これは俺のだ!」と寄ってきたりゃんりゃんが
「これは全部俺のなのニャ。キープするのニャ」
とばかり、貰ってきたエコバッグの上に陣取って動かなくなってしまった。
どこから匂いが漏れるのか、興味津々という風情だったので、さっそく「チーズ風味またたび玉」なるおやつ菓子を開けてやったら、かすみさんもりゃんりゃんも「うひょー!」とばかり大喜び。この手の品って、値段はけっこうするうえに「値段が良いから猫の食いつきが良い」というわけでもなかったりするから、何よりだった。今日からしばらく御馳走続きだわねー。
市川 「市場食堂」にて
鶏白レバーのペースト \450
イベリコ熟成ハムカッティング \800
本日のキッシュ サラダ添え \550
色々な野菜のバーニャカウダ\600
マルゲリータ ピッツァ \500
ゴルゴンゾーラ クアトロチーズピッツァ ハニー添え \500
自家製カルボナーラ ベーコンとアスパラガス \1100
仔羊の香草パン粉焼き \1450
アマレットジンジャー
赤グリ・白グリ・生ビール
などなど…
特に夕飯のアイディアもなかった土曜の夜、友人が「一緒に食事でも」と誘ってくれて、わーいわーいとお出かけ。鶏白レバーのペースト \450
イベリコ熟成ハムカッティング \800
本日のキッシュ サラダ添え \550
色々な野菜のバーニャカウダ\600
マルゲリータ ピッツァ \500
ゴルゴンゾーラ クアトロチーズピッツァ ハニー添え \500
自家製カルボナーラ ベーコンとアスパラガス \1100
仔羊の香草パン粉焼き \1450
アマレットジンジャー
赤グリ・白グリ・生ビール
などなど…
友人が連れていってくれたお店は、「前何度か来たことあって気に入っていたんだけど、どうやら最近オーナーが変わったみたいで……どうかな?って思ったんだけど」というイタリア(とちょっとスペイン入ってる)料理の居酒屋っぽいお店。いいんじゃない?試しに行ってみて、美味しかったらまた使えるし~と、そのお店にご一緒することになったのだった。
市場食堂というそのお店、イタリア料理をしっかりと、というよりは、お酒に合うものあれこれ用意したから色々食べてね!という雰囲気のお店でなかなか良い感じだった。ピッツァやパスタ、肉料理も充実しているから、お酒飲めない人でも、子供でも楽しめる感じ。名物のピッツァは、けっこうなサイズがあるのに1枚たったの500円。
東京にほど近い市川近くでこんな値段で良いんでしょうか…と、他の料理もあらから良心的価格だった。うっかりお酒飲んじゃった(たくさん飲んじゃった!……えーと、5杯?かな?もっと?)から1人4000円ほどになってしまったけれど、それでもたったの1人4000円、という感じでもある。息子もピッツァとパスタをほぼ一人で平らげたような感じになっていたし。
数百円の席料を取る代わりに、パンとパンに添えるオリーブ油が食べ放題。
鶏白レバーのペーストは、まさに「パンにつけて食べてね♪」というもので、「あ、これ美味しい」「ちゃんとレバーだけど、美味しい」と、初手からエンジン全開な感じ。
木製カッティングボードに盛られたお洒落なキッシュは、さつまいもや枝豆などの野菜が色々詰まっていて、これもまた良い感じだった。炒め玉ねぎがどっさり。
「赤グリ」「白グリ」という品名の、1杯500円のオリジナルサングリアも美味しかった。
「赤グリ」は、赤ワイン・砂糖・ジン・コアントロー・レモン・オレンジ・シナモンスティック・ローリエ・クローブが入っているのだそう。「白グリ」は白ワイン・砂糖・レモン・ライム・はちみつ・コアントロー・ピーチリキュール、だそうだ。
どちらも飲んでみて、「あ、私ずーっと白グリでいいかも」「赤グリも美味しいよ」と、ついつい杯を重ねてしまうことに。これ、ピッチャーサイズとかがあればすご~く嬉しいのに、あいにく1杯500円のグラスサイズしかないとのことだった。ジンやらリキュールやら使っているから、案外アルコール度数も高めだったのかも。
500円のピッツァも、こんな感じで。
追加で頼んだ青カビ多めのクワトロフォルマッジピッツァと共に、どちらもふんだんにチーズが乗っていて、嬉しい美味しさだった。
大人は大人っぽいものを食べましょうね~と、シメに「仔羊の香草パン粉焼き ラタトゥイユ添え トリュフクリームソース」を。夏野菜のグリルがたくさん添えられた、見た目も美しいメインディッシュだった。刻んだ黒トリュフが入るソースも贅沢で、ついつい最後にパッションフルーツ風味のモヒートを1杯。
やっぱり外食は良いねー飲みは良いねー、と、すっかり御満悦で帰宅。残り少ない8月の週末を大満喫したのだった。
2012年8月24日金曜日
ケララチキン!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のパイナップル&チーズ
ヨーグルト
アイスカフェオレ
そろそろなんだか甘いパンが恋しくなってしまって、「アンデルセン」で買ってきたのは「パイナップル&チーズ」と「マンゴー&クリームチーズペストリー」。息子の分がマンゴーで、私の分がパイナップル。ヨーグルト
アイスカフェオレ
トロピカルフルーツとチーズという似たような組み合わせのパンを目の前に、「ミルクティーも飲みたい気分なんだけど」、でも甘いパンだしコーヒーの方が良いかしらねとやっぱりコーヒーで。
今日は息子、午前練なのでそれを見送った後は仕事をしながらの静かな午前中。
そうそう、昨日いくつか多肉植物が届いたので、それを寄せ植えたりもした。
以前にもこんな感じの多肉植物を持っていたのだけれど、冬の寒さを越せずに枯らしてしまったのだった。
久しぶりにまた育てたいなぁと思い、500円ほどのカット苗のセット買うことに。器と石は100円ショップで買ってきて、簡単お手頃、総計800円ほどの多肉植物の寄せ植えができた。今度はちゃんとしっかり根付かせて夏越し、冬越しさせてやらなきゃな……。
「むすびのいちばん」の
300円弁当(麻婆茄子)
麦茶
今日の息子の帰宅は12時半過ぎの予定で、でもあいにく私は12時から歯医者の予定。300円弁当(麻婆茄子)
麦茶
「焼豚あるし、お昼はチャーハンとかどうかなぁ……でもお母さんが帰ってくる方がきっと遅いから、いっそ、君、作らない?」
と朝のうち息子に提案してみたら
「チャーハンは難易度高いからちょっと無理」
だそう。
「えー……だったら、お母さんが体調崩して"チャーハンが食べた~い"ってなっちゃったらどうするの?」
「その時はねぇ……カツ丼作るから、それで大丈夫!」
「えええー」
私は息子を妊娠中、つわりで思うように動けなかった&食べられなかった頃にだんなに「トンカツ食べる?」に聞かれて
「トンカツは……食えぬ(油っこいから)」
と答え、
「そっか……じゃあカツ丼もダメか」
と続けて言われた言葉に
「あ、カツ丼なら食える……さっぱりしてるから」
と、ツッコミどころ満載のやりとりをした事がある。
その逸話を息子もよく知っているから、「カツ丼でいいでしょ」みたいな事を言うのだった。で、それ聞いて「それならいいか」と思う私もいるのだった。
それはさておき、結局昼御飯の算段をせずにお医者に行ってしまい、「じゃあ何か買って帰るかな」と治療後に駅近くをぷらぷら。吉野家の牛丼でもいいか、と、店の方向に向かったところで「お弁当300円」の文字が目に入った。吉野家の並びのお店のおにぎり屋さんだ。チェーンではなく個人経営のお店らしいそのお店、数十種類もある豊富なおにぎりは値段もそこそこ良いけれどボリュームもすごい。時々平日の一人ランチ用にと1、2個買って食べている店だ。
300円のお弁当はすごいなぁ、どんなかな、と入ってみれば、おろしハンバーグ弁当、チキンカツ弁当などなど、数種類あってそれらが全部300円。おかずはそこそこのボリュームで、もやしと青菜の和え物とかスパゲッティなんかも入っている。その値段でしかも「ご飯大盛り無料」らしい。
こりゃすごいな安いなと、買って帰ることにした。本当はチキンカツを2つにしたかったのだけれど、あいにくチキンカツは最後の1つ。それは息子に譲ることにして、私は麻婆茄子弁当にした。
「すごいですねこのお弁当、やっすいですね~」
お金を払いながらお店のおばちゃんに言うと、
「全部ぜ~んぶ、ウチで作ってるからねぇ。あ、お漬け物だけは余所のだけどね、でも残りはおかずも、敷いてるスパゲティ茹でたりするのも、ぜ~んぶウチでやってるから」
と、おばちゃんニコニコ。おにぎりに使ってる美味しいご飯詰めてるから、ご飯も美味しいよ、大盛りにしなくていいの?ホントに?とか言われちゃうのだった。
大盛りにしなくても、茶碗に山盛り1膳分くらいのご飯が詰まっていた弁当は、期待通りの美味しさ。チキンカツに、ありがちなわざとらしい味の南蛮だれなんかがかかっていなかったのも良かったし、麻婆茄子も細切り牛肉がしっかり入っていた。
この店の並びは入れ替わりがたいそう激しく(すごく気に入っていた中華系弁当屋もあったりしたのに1年保たなかったりとか)、でもこのお店はけっこう長いことがんばってる感じ。美味しいし印象も良いし、がんばれがんばれーと殊更思ってしまうのだった。またこのお弁当買いに来よう。
ケララチキン
ゴーヤーのトーレン
とうもろこしと刻み野菜のスープ
自家製シャンディガフ
そして夕飯は、「暑くてやる気がないならこれでしょー」と、スパイスたっぷり料理。ゴーヤーのトーレン
とうもろこしと刻み野菜のスープ
自家製シャンディガフ
チキンカレーがいいな、香菜入れたりするのがあったはず……と調べて、『ナイルレストランが教えるはじめてのインド料理』に掲載の「ケララチキン」を作ってみることにした。ついでにベランダから収穫したゴーヤーで「ゴーヤーのトーレン」も。
「ケララチキン」は、南インドのケララ州のカレーなのだそう。玉ねぎ、トマトはさほど多くなく、スパイス色々。そして水とココナッツミルクを加えて煮込んでいき、最後に刻んだ香菜を混ぜ合わせる……という、ココナッツ大好き香菜大好きの私には、嫌う要素が一つもない、材料の並びを見ただけでも「これは美味しそう! と感じるレシピだった。
この本のカレーは、熱したオイルでホールスパイスを炒めて、そこに玉ねぎ加えて炒めてからパウダースパイスを加え炒めて……という流れのものが多い。今日の2品も同じ流れで、最初にマスタードシードや赤唐辛子(やカルダモン、クローブ、シナモン、メースなど)を炒めて、その後に定番のターメリックパウダー、カイエンヌペッパー、コリアンダーパウダーにクミンパウダーを加えてカレー味に調えていくようになっていた。
基本的には、カレーはターメリックとカイエンヌペッパーとコリアンダーとクミンがあればそれっぽいものができる、とは思っているのだけれど、だんながインド出張で買ってきてくれた「メース」(ナツメグの外側の皮。赤くて花びらのような感じで、香りはナツメグをまろやかにした感じ)とか、調子に乗って買ってしまったマスタードシード、フェヌグリークなどの出番が出たのがちょっと楽しかったりした。
スパイス類、並べると理科の実験のような光景になって何やら気分が高揚してくる(料理をする高揚感、というよりも、私の場合「ふふふ、次は何を入れてやろうか」というマッドサイエンティスト的な高揚感……)。殊に朝岡香辛料の瓶がほんのりレトロな実験道具ぽいフォルムだったりするものだから、ますます楽しくなってしまうのだった。
この瓶が好きなものだから、空になった瓶も捨てずに取っておいて、余所で買ったスパイスも似た感じのラベルを作ってこの瓶に入れて並べている。今日はここぞとばかり、これとーこれとー……と、瓶を並べて調理した。この手のインドのスパイス入れも一つの憧れなのだけれど、この器が2つあっても我が家のスパイスラックは綺麗に片付かない状態なので、これを欲しがるのは諦めた次第……。
そうしてめでたくココナッツ風味のチキンカレーができあがり。最後に「ゴーヤーのトーレン」も完成。こちらはターメリックは入るものの、いわゆる「カレー味」はあまりしない、「スパイス炒め」的なもの。ココナッツフレークが混ざるのでほんのり甘さのある、苦辛いような面白い炒めものなのだった。
息子はココナッツにそれほど愛がない(ゴーヤーへの愛はますます無い)ので、息子にとってはあまり歓迎でない献立だったかもしれないけれど、暑い季節にいかにもな料理を作れたので私はなんとなく満足。ナイルレストランのレシピ本を見ながらだったので、ムルギランチも恋しくなってきてしまった。
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