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「ユーハイム」の
ミートパイ
カフェオレ
ヨーグルト(チチヤス)
三連休あけて平日の今日。ミートパイ
カフェオレ
ヨーグルト(チチヤス)
でもだんなは今日お休みを貰えているそうで、午後の新幹線で大阪に戻るとのこと。
「息子は学校なわけだけど……」
「せっかくのフランスレストランウィークだし、お昼どっかで一緒に食べることにする?」
ということに。昨日に引き続き今日もランチにフレンチ。嬉しいな。
朝御飯は、丸ビルのユーハイムに寄って久しぶりに買ってきたミートパイ。
昔は「知る人ぞ知る」というくらいの存在だった、ユーハイムのミートパイ。 私も、この日記を読んでくださっている方に「ここのミートパイが美味しいですよ」と教えてもらったのが知ったきっかけだったのだけれど、いつしかたいそうな人気になったようで、丸ビルでは定番商品としていつでも購入できるようになった。……のは良いのだけど、「国産牛のミートパイ」といった感じの高級版ミートパイになり、お値段も1個350円と気合いの入った価格になってしまった。
すっかり「贅沢ミートパイ」に変貌してしまったものだから、以来、そうそう気軽に手を出せるものじゃなくなっちゃったねと、一年に一度買うかどうか(=買えるかどうか)という品になった。今回久しぶりに、1人1個このミートパイを買ってきた次第。
みじん切りにしたゆで卵も入る、ジューシーな美味しい牛肉たっぷりのフィリングと、しっかり綺麗な層になったさくさくのパイ生地。具材の量のバランスとかサイズとか、色々とパーフェクト。お高くなっちゃった分、間違いなく美味しくもなっていて、
「うん、贅沢だけど、贅沢なミートパイだけど、これはやっぱり美味しいわ」
と再認識したのだった。
銀座「ブラッスリー ポール・ポキューズ 銀座」にて
フランスレストランウィーク ランチ \2013
白ワイン(1/3カラフェ) \1800
今日のランチのお出かけ先は有楽町。フランスレストランウィーク ランチ \2013
白ワイン(1/3カラフェ) \1800
「ブラッスリー ポール・ポキューズ 銀座」は、マロニエゲートにある、カジュアルラインのポール・ボキューズ。存在は知っていたけれど、行ってみるのは初めてだった。
前菜とメインディッシュ、デザートがいただける通常のランチコースは3500円。2000円だと前菜抜きのメインとデザートの「ランチセット」という内容になるそうだから、(当然料理はそれ用に材料費などを抑えているだろうとはいえ)ランチコース2013円はかなりお得な感じ。
他にも数店、「ここも美味しそうだね」と検討したお店があったのだけれど、「ここにしよう」と決めたのは、前菜の「スモークサーモンのムース」が気になったのと、何よりデザートの「“ムッシュ ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ」に惹かれてしまったからだった。
カジュアル店ということで、テーブルや椅子の感じが、「高級ホテルのカフェレストラン」のような雰囲気。それでもテーブルにはしっかりクロスがかかっていて、独特なロゴマークが刺繍された布ナプキンもパリッとしていて良い感じ。お手頃価格のグラス、カラフェサイズのワインも色々リストアップされていて、ワインは昨日のお店よりむしろお手頃価格のように思われた。
いいねいいね、良い感じだね~……と、クレジットカードの提示で無料サービスをいただけたフランボワーズの食前酒を舐めつつ、後半はシャルドネを1/3サイズカラフェで。
出て来た料理は
- 食前酒
- フランボワーズのカクテル
- アミューズ
- スパイスの香りを付けた鶏肉のリエット “マルコポーロ風”
- 前菜
- スモークサーモンのムース フレッシュトマトのスープと一緒に
- メイン
- 鶏胸肉のルーロー ほうれん草のフラン添え ソースシュープレームとマッシュルームのアラクレーム
- デザート
- “ムッシュ ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ
- 食後の飲み物
- アイスティー
といったものだった。
最初にテーブルにやってきたのは、スパイシーな鶏肉のリエットとオリーブ油、そして籐の籠に綺麗に収められたバゲット。ターメリックを基調にした、ほのかにカレーの風味が漂う風なリエットは、でもとても上品な味だった。
前菜は、こんな感じ。
「スモークサーモンのムース」という字面からは想像できなかった、綺麗なお皿。
一口サイズのトマトのスープも塩加減が絶妙でとても美味しく、滑らかな口当たりのサーモンのムースも良い感じ。ピンクペッパーが良いアクセントだった。
カリッと焼かれたラスク風のパンにムースを添えつつ、カナッペのようにしながらもぐもぐ。
で、メインディッシュは鶏胸肉。
「胸肉だしねぇ……」
「ぱさぱさだよねぇ……」
と、実のところ、それほどには期待していなかったのだけれど、これがまた素晴らしく、ちゃんと美味しかった。
昨日の豚肉は、「いまいちな食材をなんとかしました」という印象が少なからずあったのだけれど、今日のこの鶏むね肉は、「このソースや具材、調理法には鶏もも肉よりむしろ鶏むね肉でなければならないんです」という風な、「鶏むね肉でなければならない、鶏むね肉を美味しく食べる料理」だった。彩りもとても綺麗だったし、たいそう満足だったメインディッシュ。
鶏のだしを使ったクリームソースの上には「鶏むね肉のルーロー」。「ルーロー」は「魯肉」ではなく英語で言う「ロール」の事なんですって。マッシュルームなどを鶏で巻いて、外側にキャベツの葉をくるりと一周。この一周のキャベツがとても良い存在感。
中央はほうれん草の味が濃厚なフラン(茶碗蒸しというか、ムースというか)で、敷いてあるのはほうれん草の味に負けない濃厚な味のマッシュルームベースのソース。青菜とヤングコーン、ブロッコリーなどの「緑と黄色の野菜」のソテーも添えられて、馴染みのある食材を使いつつも素敵なメインディッシュになっていた。
そしてデザートは、「ポール・ボキューズ」の名を冠した、クレームブリュレ。なんとも潔い、シンプルな外見の皿だった。でも、うっとりするほど美味しかった。
薄く平べったい皿に、バニラビーンズがしこたま入った生地。表面は、薄く均一な、パリンパリンのカラメリゼの層。
他のお店で食べるよりかなり甘さが濃厚なこのクレームブリュレ。フランスの本店のレシピそのままなのだそうで、そもそも「クレームブリュレ」は、ポールボキューズのリヨンのお店がその発祥だったのだそう。
「デザートが大好物のクレームブリュレだなんて素敵!」
と、このお店を選んだ最大のポイントがこのデザートだったりして、とても期待をしていたわけだけど、期待を裏切らないクレームブリュレだった。
今日の2013円ランチは大満足。
食後はぷらぷらと有楽町にしこたまある各都道府県のアンテナショップをひやかしつつ、数日前に東京駅にできた新しいスポット「GranRoof」を眺めに行ったり。
だんな、10月はちょこちょこ上京する用事があるそうなので、また数週間後に会うことができそう。じゃあまたねーと東京駅で別れて帰ってきた。さて夕飯、どうしようかな。
茹で枝豆
牛肉と茄子のピリ辛炒め
「551蓬莱」の焼売
豚汁
羽釜御飯
麦茶
本当は「牛肉で肉じゃがしよう」と連休中に買ってきた美味しそうな牛薄切り肉。私が体調不良で倒れてしまって、息子とだんなの簡単夕御飯に半分ほどが消費されて、私と息子の1食分にするには心もとない分量の肉が残っている。牛肉と茄子のピリ辛炒め
「551蓬莱」の焼売
豚汁
羽釜御飯
麦茶
「……私は肉は少なめでいいし、野菜多めで炒めちゃおうか」
と、茄子と人参、ピーマンなどと共にピリ辛炒めにすることにした。茄子が入るしと、若干多めの油で香辣脆と共に野菜を炒め、味付けは塩ベースに醤油を少々、最後に隠し味程度に焼き肉のたれもひとたらし。適当に作った割に、すごく美味しい炒めものができた。丸々した秋茄子は、この季節の最高の御馳走だと思う。
で、息子には物足りないかなと、だんながお土産に買ってきてくれた「551蓬莱」の焼売も蒸すことにして、あとは枝豆と豚汁と炊きたて御飯の夕食。
賑やかな連休も終わってしまって、息子と2人の静かな夕御飯は、そんな感じで。