2012年1月31日火曜日

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2012年01月30日
2012年01月31日

息子リクエストのタコライス

「Johan」のアーモンドチョコブレッド
ヨーグルトwithリンゴジャム
カフェオレ
今日の朝御飯は、昨日に続いてチョコブレッド。お供はリンゴジャム入りヨーグルト。
 
この季節は、台所の室温に置いたパンもひんやり冷えきってしまうので、温める必要のないパンはちょっと寂しい口当たり。チョコが溶けない程度に、ごく軽く電子レンジにかけてからスライスしたら、少しふわんとした良い食感になってくれた。
タコライス
牛肉とわかめの韓国風スープ
ビール(Corona)
数日前に、息子が何やらもじもじと
「お母さん……今日の夕飯の献立、もう決まってる?」
などと話しかけてきた。
 
ん?決まってるよ、この時間に決まってなかったらけっこう大変だよ……でもなんで?、と尋ね返したら、
「じゃあ今日じゃなくてもいいから、近いうちにタコライスが食べたい」
だそうで。
 
「タコス」じゃなく「タコライス」なのだそうだ。毎度、「タコスの翌日に残ったタコミートでタコライス」だったのだけれど、もう最初っから、思うさまタコライスを頬張りたいのだそうだ。
 
確かにしばらくご無沙汰だったね、と、挽き肉買ってきた。あとはレタスとトマト、シュレッドチーズ。市販のタコミート用スパイスで肉を炒めて、あとは他の具材と一緒にご飯に盛りつけるだけ。トルティーヤなどの準備をしなくて良い分、タコスよりむしろ準備はらくちんな感じだ。
 
ありがたくも、まだ一昨日のスープが残っていたのでこれを出してしまうことにして、あとはタコライスを用意しただけの簡単夕食。
 
炊きたてご飯の上にチーズを散らして、その上にタコミート。ご飯とタコミートの熱でチーズが良い具合に溶けてくれる。で、周囲にレタス、上にトマト、飾りのチーズをパラッとかけてできあがり。
 
「ご飯とレタス」「ご飯と生のトマト」という組み合わせはなんだか奇妙な感じもするのに、とても美味しいタコライス。
 
「久しぶりだよね」
「うーん……震災の日の夜に作ったのは鮮烈に覚えてるんだけど、その後1回か2回くらいは食べてるんじゃないかなぁ」
材料揃えやすいし(タコミート用のスパイスミックスは常にある程度ストックしてあるので、あとは肉と野菜があれば)、簡単に作れて「肉も野菜も食べたぞー」という満足感が味わえるから重宝メニューのタコライス。
 
「僕、ご飯大盛りね!肉もチーズも大盛りね!」
という息子には、皿の縁からレタスがこぼれる勢いの盛りつけにしてやって、私はご飯少なめレタス多めな感じで「いただきます」。今日は飲んじゃえ、と空けたコロナビールも最高に美味しかった。

2012年1月30日月曜日

鱈を洋風に調理しました

「Johan」のアーモンドチョコブレッド
リンゴ
カフェオレ
今日の朝御飯は、息子大好きチョコブレッド。
 
チョコレート自体にはさほど執着しないくせに、なぜかチョコブレッドは大好きな息子、1本まるっと買ってきたので、今日はその半分を6等分して1人2切れ。リンゴ剥いて美味しいコーヒー淹れて、「今日も寒いね」言いながら食べた。
 
もう2月も目前ということで、バレンタインデーを控えたデパートには例によって高級チョコレート店が臨時出店し始めている。
 
あまり高級チョコレート漁りに興味が持てなくなった今日この頃(ぶっちゃけ、私はLA MAISON DU CHOCOLATが口にできればそれでいい……そしてそれはこのシーズンに買わなくてもいい……)、
「……もし良ければ、バレンタイン当日、何かお菓子を手作りしますが」
と言ったら、だんなが即答で「シュークリーム!」。息子もそれに続いて「それいいな!」と。
 
シュークリームだったら、チョコクリーム詰めるんじゃなくてカスタード&ホイップが良いんだよね?チョコ全然関係ないよね……と考えて、じゃあエクレアも一緒に作れば良いかな、と。シュー作り、数える程度しか作ったことがないのだけれど、いっちょがんばってみよう。
豆腐とエリンギのステーキ
鱈のパン粉焼きアンチョビソース
牛肉とわかめの韓国風スープ
豆ごはん
麦茶
せめて平日、5日のうち1日くらいは魚料理の日にしよう、と考えて、今日のメインディッシュは「鱈の切り身」。
 
豆腐の残りなども手元にあったので「鱈ちり」風でも良いかなと思ったのだけれど、それではだんなのお弁当のおかずにはならないなと洋風おかずにしてみることに。「たらのパン粉焼き+アンチョビソース」というケンタロウさんレシピが美味しそうだったので、これにしてみることにした。
 
パン粉にはドライバジル、おろしにんにくなどを混ぜて鱈に乗せ、オーブン焼きに。焼き上がってからアンチョビを入れた生クリーム(更におろしにんにく、塩と砂糖も入る)をかける。
 
で、豆腐は小麦粉はたいてバターを溶かしたフライパンで豆腐ステーキ。一緒にエリンギも焼いて、焼き上げてからスライスにんにくと醤油を落として軽く煮詰めてたれにした。フライドオニオンをトッピング。
 
おかず全てににんにくが入ることになったけれど、でも弁当おかずにもなることを前提にしているので、入れた量は控えめ控えめ。
 
図らずも、今日のおかずの食材は白い色のものばかり。白いお皿に盛りつけたらこれは殺風景な事になってしまうわーと、慌ててジェンガラの皿を引っ張りだして盛りつけたりしてみた。昨日だんながたんまり作っておいてくれたスープを出して、そして今日は今シーズン初豆ごはん。
 
簡単なのは、グリーンピースを米と一緒に炊いてしまうことだけれど、私は別茹でにした豆を炊いたご飯に混ぜる方が好き。ツヤッと綺麗に、塩気しっかりめに炊いた豆を、塩と共に炊きたてご飯にさっくり混ぜた。
 
乾燥豆を戻して煮るのも美味しいけれど、旬の生豆の食感の心地よさ、風味の良さはたいそう幸せなもの。色も素敵で良い感じ。

2012年1月29日日曜日

だんな特製天津飯♪

「POMPADOUR」の
 とろけるチーズパン 1個
 ハムチーズパン 1/2個
「Johan」の
 オニオンキッシュ 1/2切れ
カフェオレ
「腹ぺこ状態で食材の買い物に行ってはいけない」が鉄則なのは重々知りつつ、でも昨日そんな腹ぺこの状態で「明日の朝御飯どうしようか」とパン屋に寄ってしまったのだった。
 
家族皆お気に入りの「POMPADOUR」のとろけるチーズパンを買い、
「でも、夕飯の店に行く通り道だからJohanも覗こう」
とJohanでチョコブレッドも買い、その他諸々総菜パンも何個か購入。チーズだキッシュだとこってり系のパンが並ぶ今日の朝御飯だった。
 
「これ、美味しそうね」
と、だんなと意見が合って、「では半分こしましょう」と買ってみたのはJohanのオニオンキッシュ。サクサクのパイ生地がいかにもJohanのパイ生地という食感でかなり良い感じだった。
 
先日うっかり他店の今ひとつな"なんちゃってとろけるチーズパン"を口にしてしまったところだったので、本家本元とろけるチーズパンの美味しさに、殊更にうっとり。
焼きうどん
抹茶入り玄米茶
今日は一日予定のない日。
 
午前中にちらりとスーパーに買い物に行って、「お昼どうしましょうか」とラーメンコーナーなどを眺めているところで
「焼きうどんにしませんか?」
とだんなから提案があった。長ねぎたっぷり、豚肉入りの醤油味焼きうどんが今日のお昼御飯。
 
私も麺類は嫌いではない(というか、好き)だけど、我が家では多分「一番麺類が嫌いな人」になるのではないかなと思う。
 
カップラーメンではなく生麺のラーメン買ってきて家で作るとか、焼きうどん作るとかといった文化は結婚前の私の食生活には存在していなくて、私の母は未だに
「さぬきうどんのどこが良いのか、ぜんっぜんわからないわー」
蕎麦もあんまり好きじゃないしねー、などと言っている。
「家で食べる麺類」といえば、ずっとスパゲティが中心だった。
 
なので「焼きうどんにしよう」という提案自体が私にはけっこう新鮮だったりして、麺好きのだんなと息子のおかげで週末の昼御飯は麺類の頻度がけっこう高めな我が家なのだった。焼きそばもさぬきうどんもラーメンも美味しいよねー。
 
今日はとにかく地面から空から冷えます、という寒い一日で、これぞ関東平野という風な冷たい空っ風がびゅんびゅん吹いている。
「せっかくうどんあったかいのにするのに、麦茶じゃ体冷えちゃうから」
と、だんなが淹れてくれたお茶飲みつつ、だんなが作ってくれた焼きうどんをもぐもぐ。
茹でもやしwithうまたれ
天津飯
牛肉とわかめの韓国風スープ
ビール(サッポロ黒ラベル)
昨年末、年越し食材として値上げ傾向になる直前に買ったお手頃価格の蟹の足が冷凍庫に突っ込まれている。
 
「蟹玉食べたいなー」
「とーちゃんの作った天津丼が食べたいなー」
と正月直後くらいから盛り上がっていたところで、その蟹を解凍して夕飯は天津飯、ということに。期せずして、今日の私はほとんど全く料理しない展開になってしまった。
 
せめて蟹を剥くお手伝いくらいはさせてくださいー、と、蟹の身をほじくった後はもうやることもくなってしまい、今日何度目かの
「あ、あと俺やっとくからおゆきさん居間に行ってていいよ」
なんて声をかけられてしまいつつ、今日は「座して食事が出てくる悦び」を噛みしめていた御飯どき。
 
外側はこんがり、中は半熟にふわりと焼けただんなの蟹玉は、いつもながら幸せな美味しさ。そのへんの中華料理店、いや、"高級"中華料理店の蟹玉にも負けないくらいの大量の蟹肉が入っていて、思うさま蟹!すべからく蟹!という感じなのだった。他に使う具は、千切りの茹で筍と長ねぎ。あんは醤油とお酢ベース。いつもの味だ。
 
息子が
「豚汁も好きだけど、ギリでこっちの方が好きかも」
というほどの好物なのだという牛肉とわかめのスープも添えて、ビールのつまみに茹でもやし。
 
こういう丼ものの日は、「あったかいうちにわしわし食べる!」がお約束とばかりに、我が家にしては口数少なめな感じ。誰より息子が大変静かな感じで、
「御飯大盛り!卵も大盛り!あんも大盛り!」
と、特盛り天津飯をすごい勢いで平らげていた。

2012年1月28日土曜日

今日はにんにく尽くし

「サンジェルマン」のコーンパン
「Kafer」のスモーク鴨
目玉焼きwithトリュフ塩
ミックスリーフのサラダ
ヨーグルト(グリコヨーグルト健康)
カフェオレ
今日の夕御飯は外食予定(にんにく料理!にんにく尽くし!)。
 
数日前に予約の電話をだんなが入れてくれたところ、
「お昼抜いてきてねー!すっごくたくさん出るからねー!」
と言われたそうだ。
 
「こんなに色々料理出てきて、この値段だって」
「1皿1皿は少ないかもだけど、それでもこれは安いかも」
と買った店だったのでちょっとわくわく。
 
じゃあおっしゃるとおり、昼は抜きで伺いますかねー……と、ゆえに朝はそこそこしっかりめの献立にしてみた。
 
並ぶ必要もなく遠出の必要もない、手軽に駅前で買えるサンジェルマンのコーンパンに、目玉焼き、スモーク鴨、ミックスリーフのサラダ。食後にヨーグルト、そしていつものカフェオレ。
 
福袋に入っていたスモーク鴨だったこともあって、惜しみなく1人3切れ、けっこう厚切りにしてしまったのだけれど、
「……もしかして1切れ100円分くらいしてたりするのかなぁ……」
と思いながらもぐもぐもぐ。
 
昨年末から年始にかけては、なんだか「マイブームは鴨」という感じにやたらと鴨を食べていた感があったこともあって、ちょっとこのところご無沙汰だった鴨肉。肉はたいがいなんでも大好きだけれど(豬肉とかもかなり好き……)、鴨は相当好物な部類。基本の牛・豚・鶏はやっぱり外せないけれど、
「これから羊か鴨か、一生どちらか食べられなくなるとしたら、どうする?」
と言われたら頭抱えて悩むくらいには鴨が大好きだ。
 
……で、その2択の中にマグロが入っていたら「食べられなくなるのはマグロでいい」とか思っちゃいそうだけど、サバとかサンマとかが選択肢に入ってきたらそれは困っちゃうなぁ選べないなぁと、これまた一人で悶悶と妄想してしまったりするのだった。
千葉 「リトルシェフにんにく」にて
 クーポンディナー \1500/人
     オードブル盛り合わせ
     シェフの気まぐれサラダ
     フライドポテト ガーリックソルト
     秘伝のガーリックトースト
     にんにく風 若鶏の唐揚げ
     にんにく特製豚肉の黒砂糖角煮
     トマトと茄子のスパゲッティ
     森のきのこのペペロンチーノ
     シェフの気まぐれピッツァ
     チキンのガーリック炒め
     シェフの手作り紅茶シフォンケーキ
 生ビールとかコーラとか
 
大変にお腹一杯になりました~
で、夕方ちょっと早めに家を出て買い物などしながらのんびり向かったのは、千葉にある「リトルシェフにんにく」というお店。
 
共同購入クーポン、もうブームもずいぶん下火になったのか、ここ最近は「温泉宿・エステ美容院系・怪しい(感じの)通販もの」といった品ばかりが目立つようになってきた。なんていうか……大手メーカーの通販カタログに同封されている怪しい広告チラシのような、週刊誌のカラーページの通販広告のような匂いになってきた。
 
それでも相変わらず「お、これは良いかも」と月に一度くらい買っているうちに、手元にはまだ何枚ものお店のクーポン。今日はポンパレの「門外不出のにんにくペーストが食欲をそそる【自慢のにんにく料理10品+デザートにふわっふわのシフォンケーキ付】3,000円→1,500円♪赤を基調とした可愛い店内は女子会にも◎」というものだった。ずいぶんたくさんの料理が出てくる宴会コースが1人たったの1500円。
 
だんなと私はもとよりにんにくが大好きで、だけど息子はそれほどにんにく好きというわけではないのでそこのところだけ不安だったけれど、
「周囲の迷惑を考えると、翌日に何も予定がない金曜とか土曜の夜に行きたい感じだよねー」
と、予定のないこの週末に予約を入れてみた。
 
時々行く千葉のカラオケボックスのすぐ近くにある雑居ビル2階のお店。だんなが予約を入れてくれた時に
「お昼抜いてきてねー!たっぷり料理出すからね~」
と感じの良いおっちゃんに電話口で言われたそうで、そのおっちゃん(お店の御主人だったみたい)が
「はい!出来立てあつあつねー」
「どんどん出るからねー」
と、次々料理を運んでくれたのだった。ビール飲み飲み、いただきます。
 
本来3000円で提供しているのだそう「満足コース」は、こんな感じ。
・オードブル盛り合わせ
・シェフの気まぐれサラダ
・フライドポテト ガーリックソルト
・秘伝のガーリックトースト
・にんにく風 若鶏の唐揚げ
・にんにく特製豚肉の黒砂糖角煮
・トマトと茄子のスパゲッティ
・森のきのこのペペロンチーノ
・シェフの気まぐれピッツァ
・チキンのガーリック炒め
・シェフの手作り紅茶シフォンケーキ
 
肉!肉!更に肉!とどめにシフォンケーキ!と、たいそう食べ応えがあった。
 
「品数多いし1皿はかなり小盛りなんだろうなぁ、まぁそれでも安いよね」と買ったクーポンだったのに、もう大変にお腹一杯。味の方は、料理によっては「家庭料理に毛が生えた」的な印象のものもあったけれど(特にピッツァあたりは私も自分で焼くくらいなので、どうしても見る目が厳しくなってしまう)、でもお店を出るときに「食べた食べたー美味しかったー!」という気持ちだったので、悪くはなかったな、と。
 
安居酒屋にありがちな、ポテトサラダは既製品を使って……みたいなのもほとんど無かったのも良かった。あ、ちゃんとこのお店で作ってる感じの味だ、というのばかり。
 
千葉「リトルシェフにんにく」にて、どどーんと前菜 前菜はこんな感じの、独特な盛りつけ。
 
ガラス製の足つき器にケーキのように盛られているのはポテトサラダ。下には蒸し鶏とローストビーフ、かつおのたたき。
 
同時にやってきたサラダはたいそう盛りが良く、添えられた玉ねぎたっぷりの自家製ドレッシングも美味しかった。
 
最初からにんにくどっさりなのかなーと思っていたのだけれど、まだまだこのあたりは「ほんのり、にんにく」くらいな感じ。フライドポテト、唐揚げ……と進むにつれてじーわじーわとにんにく臭が強くなり、パスタやチキンソテーあたりで「がっつり!にんにく!」になる流れが面白かった。
 
千葉「リトルシェフにんにく」にて、黒砂糖角煮。とろっとろ♪ これは美味しいなぁ!とうっとりしたのが黒砂糖角煮。
 
1人1切れ、ごろっと大きな豚バラ肉は、とても美味しく煮えていた。甘じょっぱいタレは、やっぱりちゃんとにんにく風味。
 
1500円ほどで「飲み放題プラン」もつけられたのだけれど、なにしろ料理がたっぷりなので、ビール2杯飲むのが精一杯、という感じ。普段もなかなかお手頃価格みたいだし、このあたりはちょいちょい出かけてくるエリアなので(並びにあるインド料理屋さんもけっこう好き)、また来ようねとお店を出た。
 
店を出て10mほど歩くと、Red Bullの宣伝カーが来ていて、新発売のシュガーフリーRed Bullを無料配布しているところだった。この手のものにありがちな、「ここで飲んでね」とその場で缶を開けて手渡される方式(「缶を持って歩く人がたくさんいる」というのが宣伝になるわけなので……)。
 
キンキンに冷えた缶ドリンクは、それを持つ手もかじかむほどの寒さだったけれど、でも食後に甘酸っぱい飲み物を飲めたおかげで口の中もだいぶさっぱり。にんにくをたっぷり食べたは食べたけど、「生にんにくすりおろし」はほとんどなくてフライドガーリックが主だったので、翌日に「にんにくくさーい!」という事にはならなかったのだった。

2012年1月27日金曜日

カルボナーラが恋しくなって

「サンジェルマン」の
 ダブルウィンナーロール 半分
 北海道たっぷりコーン 半分
プレーンヨーグルト+リンゴジャム
バニラミルクティー
そろそろマヨネーズ味の総菜パンが恋しい気分……と、昨日パン屋さんに寄って、マヨコーンがたっぷり乗ったコーンパンやウィンナーロールなどを買ってきた。
 
コーンパンも良いけどウィンナーロールも食べたいなという私の欲望に従って、この2種類を息子と半分こすることに。コーンはそれほど好きではない(と思っていた)だんなはウィンナーロールを1個まるっとあげれば良いかなと、ウィンナーロール2個コーンパン1個という組み合わせにしたのだった。
 
が、パンを温めて切っていると、「お、美味しそうだな♪」と覗き込んだだんなが「俺の分はコーンパンはないのね……」と、ほんのりがっかりした顔をしている。あれあれ?コーンももしかしてけっこう好きだった?食べたかった?私のと分ける?と聞くと、「いや、君たちほど好きってわけじゃなけど、たまにはちょっとあっても良いかなー」だそうで、微妙な男心を汲まなくてスミマセンでしたと反省の私。
 
手持ちの美味しいリンゴジャム、ヨーグルトと合わせたら絶対美味しいと思っていたので、プレーンヨーグルトも買ってきた。甘さもしっかりめでリンゴの果肉もざくざく……というか果肉だらけのジャムなので、ヨーグルトに添えると思った通りに良い感じ。……次回はパイシートにくるんでアップルパイにするかなー……と思いながらもぐもぐ。
ミックスリーフのサラダ
カルボナーラリングイネ
白い三ツ矢サイダー ゴールデンテイスト
ここ数日、「カルボナーラが食べたいなー」と思っていたところ。
 
本来のローマ風(=ローマ風カルボナーラは生クリームが入らない)のありようと反して、生クリームたっぷり、卵めんどくさいので卵白取り分けずに全卵使用、パルミジャーノではなくグラナ・パダーノ使用……と、かなり乱暴な、適当なやり方にしてしまった。
 
ベーコンだけは、ちゃんと燻製臭のないパンチェッタを使いたかったのだけれど、高級スーパーには薄っぺらいスライスのパンチェッタしかなかったので、それよりはと厚切りのベーコンを使うことに。
 
ベーコンじっくり炒めて、仕上げの卵液はタイミングをずらして入れつつ、理想よりはちょっとだけ「炒り卵寄り」になってしまったカルボナーラ。卵白は少なめにした方が滑らかなこってりした卵液になるんだなと、火入れしていて思い知ったけれど、「ソースも麺も多い方が歓迎!」の息子には何ら問題がなかったようで、息子分には乾麺の分量で200g近く盛りつけてやったにも関わらず
「……おかわり、ないの?」
とか聞かれてしまうありさまだった。
 
野菜もしっかり摂ろうねど、ミックスリーフのサラダには玉ねぎ、ピーマン、人参などもたっぷり混ぜて、ピエトロドレッシングかけて。
 
スーパーでの買い物ついでに「白い三ツ矢サイダー ゴールデンテイスト」なる新商品を見つけたので、サイダー好きの息子と半分こして飲みながらいただいた。
 
「北海道産の練乳を使用、しっかりとしたコクのある甘さ」だそうで、乳製品好きの私もうっとりの幸せな味。カルピスサワーと似た感じだったけれど、練乳風味が濃厚で美味しかった。
 
なんだか長かった今週一週間。明日はやっと週末だー!食べに行くぞ飲みに行くぞクーポン持ってー(え

2012年1月26日木曜日

牛肉とれんこんのしぐれ煮風

ピザトースト
リンゴ
カフェオレ
厚切り食パンが3枚手元に残っていて、ピザトーストの材料も一通り残っている。
 
だんなが喜ぶし今朝はこれだな……と、支度に時間がかかるのでいつもより20分ほど早めに起きてピザトーストの準備をした。オーブンをしっかり余熱して、8分ほど時間をかけてトッピングの玉ねぎに軽く火が通るまで熱するのが肝要なピザトースト、なかなか手間がかかる。
 
具はいつも通りにベーコンと玉ねぎ、ピーマン。ピーマンは輪っかに切るのがお気に入り。で、添加物色々入っている市販のピザソースよりもプレーンなトマトピュレに塩気を足して使う方が好き。
 
今日は、これまでの手持ちの大手メーカーのシュレッドチーズがなくなって、チーズ屋さんの高級シュレッドチーズを開封したので、美味しさもまた一段増した印象。
 
長野のリンゴにカフェオレに……と、朝からしっかり平らげた。
冷や奴
牛肉とれんこんのしぐれ煮風
油揚げとわかめの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
今日のテーマは「白い御飯に似合う、甘じょっぱいおかず」。
 
醤油味醂味で、牛肉とか煮つけたいなーと思ってレシピを探して「牛肉とれんこんのしぐれ煮風」を作ってみることにした。ちょうど蓮根なども恋しい感じだったので、午前中に図書館に予約の本を受け取りに行くついでに蓮根その他諸々買ってきた。安売りしていたので「男前豆腐」の豆腐も冷や奴用に。
 
「"しぐれ煮風"の"風"ってなんだろねー」
しぐれ煮そのものとは違うってことなのかしらねぇ……と、レシピに書いてある通りに調理。牛の薄切り肉と薄い半月切りにした蓮根、縦に4~6等分にしたピーマンを、醤油、味醂、砂糖入りの少量のだし汁で煮絡めていく。最後にしらす(本当はちりめんじゃこを使うべきだったのだけど、並んで置かれていたしらすの方が圧倒的に安かった……)を混ぜてできあがり。
 
こっくりめの甘じょっぱい味に仕上がった煮物は、期待通りに御飯によく似合って、もういっそ「丼」で食べても良さそうな味わい。シャキシャキした歯触りの蓮根もたっぷり食べられたし、美味しい豆腐も食べられたし、地味ながら美味しい夕御飯だった。……で、明日はパスタかな、と、企ててみる……。
 
食後、「しぐれ煮」について調べてみたら、wikipediaによると
 
時雨煮(しぐれに)は、生姜を加えた佃煮の一種。略して時雨と呼ぶことも多い。「志ぐれ煮」と表記されることもある。貝のむき身などの魚介類や牛肉などが材料として使われる。
語源は、「さまざまな風味が口の中を通り過ぎることを時雨が一時的に降る様子に見立てたことから」「ハマグリの旬が時雨の降る時期と重なることから」「短時間で仕上げる調理法が時雨に似ていることから」といったものがある。
 
だそうで、そういえば今日の煮物は生姜は使っていなかったな、と。だから料理名が「風」だったのかな??

2012年1月25日水曜日

アジアなワンプレートディッシュ

味噌うどん
麦茶
ドーナツ朝食を挟んでいたのでちょっと間が空いてしまったけれど、今日の朝御飯は「豚味噌鍋」の残りスープで味噌うどん。
 
肉や白菜のかけらがちらちら入っている残りスープなので、傷んだらがっかりだなと毎朝毎晩マメに火を入れていたら思った以上に煮詰まってしまっていて、今日のうどんはかなりこっくりめな味になった。刻み万能葱たっぷりかけて、黒胡椒ガリゴリ挽いていただいた。
茹でほうれん草・フルーツトマト
豚肉と卵のナムプラー煮込み
羽釜御飯(タイ米)
わかめと大根の胡麻スープ
麦茶
今日は買いおきの豚肩ロースのブロック肉を食べましょう、というのが夕飯のテーマ。
 
だんなが一緒に夕飯を摂れなくなったので、せめてもと夕飯のおかずを翌日のお弁当にできればなと、弁当にも似合いそうな献立で。
 
中華風かなー角煮っぽくでもいいなーと色々考えて、「こう……タイ米に合いそうな味が良いな」と、本当は豚バラ肉で作るナムプラー煮込みにすることにした。大田垣晴子さんの本に載っていたレシピで、何度か作っているお気に入りのもの。
 
ざっくり切った肉にはおろしにんにく、醤油、ナムプラー、日本酒などを揉み込んで数十分おいておき、そこに水をひたひたに注いで豚肉を煮込んでいく。ゆで卵も一緒に煮込むと煮卵になって良い感じ。
 
羽釜でタイ米炊いて、スープは鶏ガラスープで大根軽く煮てわかめ加えて、醤油と炒り胡麻、隠し味程度のナムプラーでなんとなくアジアな感じに用意した。
 
本当は香菜を添えると更に幸せな感じになるのだけれど(レシピにも香菜添えよと書いてあった)、あいにく香菜は買ってきてなかったので茹でほうれん草を添えてみる。あとは彩りにフルーツトマトを添えて、ワンプレートディッシュな夕御飯。
 
にんにくとナムプラーが合わさった香りは、食欲をそそるちょっとばかり下卑た匂いでもあって、息子曰く
「なんか……大人っぽい匂いがする……」
だそう。
 
圧力鍋で煮てしまえば、肩ロースを使ってもバラ肉使った時のようにしっとり仕上がるかなと期待したのだけれど、やっぱり肩ロースは肩ロースで、豚バラとは肉質が全然違った。割と歯ごたえが残る感じに煮上がった肉は煮汁の味もしっかり吸い込んでいたけれど、でもこの料理はやっぱり本来の豚バラ肉を使った方が美味しくできるようだ。
 
煮汁を少量御飯にかけて、肉や野菜を軽く混ぜながらいただくと、独特なナムプラーの旨味が良い感じ。タイ料理とかシンガポール料理とかベトナム料理あたりが猛烈に恋しくなった。

2012年1月24日火曜日

白菜と豚を重ねてー

「Krispy Kreme Doughnuts」の
 オリジナル・グレーズド 1個
苺 with 練乳&牛乳
カフェオレ
昨夜、この温暖な千葉には珍しく、「都心が降ってもここは雪にならない」ここにまで雪がちらついた。昨夜や今朝のニュースでは都心の積雪ぶりが一番のニュースになっていたけれど、あいにく我が家近辺はそこまで積もっておらず、車のボンネット上あたりになんとなーく「あー……雪、降った?」と認められるくらいな感じ。
 
息子ときたら、毎年スキーで雪山には何度も訪れるというのに
「あー積もらなかったーがっかりー」
と、かなり真剣に落ち込んでいるのだった。
 
朝御飯は、昨日に引き続いて"KKD"のオリジナルグレーズド。昨日控えめに食べたせいで、1ダース買ったドーナツの残りは5個、
「父ちゃんと息子が2個ずつね、私は1個でいいから」
と、そんな感じで分けっこした。物足りない分は食後の苺でカバー。
 
苺大好物な私は、いよいよ季節到来といった感じのスーパー、八百屋の苺の品揃えがとても嬉しい今日この頃。
8Pチーズ
白菜と豚肉の蒸し煮
わかめと長ねぎの味噌汁
じゅーしぃ
麦茶
だんな、そろそろ激ジョブモードに突入した模様で、「平日はなかなか一緒に夕御飯食べられないかもー」だそう。
 
だんな不在の平日夕飯は、「粗食め&野菜多め」が一応のテーマ。よーし、今日は半端に残っていた白菜食べてしまおう、と、豚肉と重ね蒸しにすることにした。鍋でも作れるけれど、「こっちの方が洗い物が簡単かなー」と、シリコンスチーマーを使うことに。
 
スチーマーに適当に白菜敷いて、豚肉並べて、軽く塩して片栗粉を茶こしで軽くふる。また白菜乗せて、豚肉並べて、塩と片栗粉パラパラ……を4回くらい繰り返して良い感じのミルフィーユ状になったら酒を少量かけてレンジでチン。様子みながら6分くらい加熱したら、なかなか良い感じになった。
 
中央で切り分けて断面が(一応ね……)見えるようにして、刻み万能葱散らしてポン酢かけて食べるだけ。簡単簡単。
 
「白菜+豚」は豚味噌鍋だったり扁炉だったり、鍋にした方が白菜たっぷり食べられる印象があるのだけれど、鍋にするとお肉も一緒に大量摂取しちゃうからなぁ……と、今日は肉少なめ白菜多めの一品料理で。
 
あまりに油っけないのもつまらないかなと、おつまみにチーズ出して、御飯は冷凍庫内のを食べてしまいましょうと、ちょっと前に作ったのが半端に残っていた沖縄の炊き込みご飯「じゅーしぃ」を。
 
御馳走感が全然ない夕御飯、「平日だし」をお題目に、料理の支度もかなりの手抜き……。野菜の手持ちも少ないし、今日明日に何か買ってこなくちゃ。

2012年1月23日月曜日

カレー煮ました~

「Krispy Kreme Doughnuts」の
 オリジナルグレーズド 1個
カフェオレ
「赤坂見附にもこのお店ありましたねぇ」
と、昨日1ダース買ってきたのは、「Krispy Kreme Doughnuts」の定番商品オリジナルグレーズド。
 
寒い季節は、白い砂糖のコーティングが湿気と暑さでベショベショにならないので、この品の購入に向いている気候。……気候季節に関わらず我が家は1年中買っているわけですが……。
 
のんびりと過ごせる時間もない平日の朝ということで、慌ただしく済ませた朝御飯、私もだんなも1個2個しかつままなかったけれど、息子までもが珍しく「……3個でいいや」と言っている。私は昨日のがっつりブッフェ料理がまだお腹に残っている感じがして、1個で充分、という感じだった。
きのこのバタートリュフ塩炒め
ビーフカレー ゆで卵つき
豆腐と油揚げの味噌汁
ビール(FOSTER'S)
先週の間に買ってあった特売品の煮込み用牛肉、これを今日は食べてしまわないといけないなと考えて、月並みながらカレーにしてしまうことにした。
 
折しも今日は東京のみならず温暖な千葉でも「雪が降るかも」という予報が出るほどの寒さで、カレーだったら家族皆幸せかなー、と。肉の量もさほどではなかったので、大鍋で時間をかけて煮込むよりはと圧力鍋に出てきていただいた。玉ねぎ、人参と共に30分加圧調理してから、追加玉ねぎ(最初の分は溶けちゃって跡形もないので……)とじゃがいも加えて圧力かけずに10分煮込み、あとはルウを溶かすだけ。
 
圧力鍋は塊肉料理に素晴らしい威力を発揮してくれるけれど、じゃあもう厚手の普通の鍋は塊肉調理に要らないかというとそうでもなくて、やけに柔らかくしっとり煮上がる圧力鍋調理よりは普通の鍋で煮たほうが……というものもけっこうある。カレーの肉なんかは、ダッチオーブンなりル・クルーゼなりで煮込んだ方が美味しいかもなぁと思った。
 
今日のカレーは、肉に揉み込んだインデラカレー粉がちょっと多かったみたいで、使った中辛ルウの味よりかなり辛口寄り。ビーフカレーにはちょっと辛いくらいの方が好みだわと思っていたけれど、割としっかりめなスパイシー味になってしまった。なんとなく思いたって、ゆで卵添えてみたり。
 
やっとこさこれで使い切った長野のきのこは(えのきとエリンギを1袋ずつ買ってきたというのに、何日食卓に出てきたことか……)、たっぷりめのバターで炒めて、味つけは贅沢にもトリュフ塩。
 
1年ほど前に買ったトリュフ塩、ここぞという時だけに大事に使っていたら、1年経っても瓶の半分ほども無くならない……という事態になって、もう香りも飛んでしまう一方なので思い切ってじゃんじゃん色々なものに使っているところ。もういっそカレーにも風味づけに……(それはやめました)。
 
いつもよりは格段に少なめにできたカレーは、3人で夕飯に食べるともう残りは1人分あるかどうかというところ。ホロホロに煮えた肉は申し分なく、じゃがいもや人参もごろごろたっぷり。
 
カレーの日は「今日はカレー、明日もカレー」という感じになるのが多かったから、息子は「もうないのかー」とちょっとがっかりめなのだった。やっぱりカレーは10人前くらい一気に作らないとダメということかしら……?

2012年1月22日日曜日

初体験スモーガスボード

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ピザトースト
みかん
カフェオレ
昨日、スーパーで「明日の朝御飯、どうしよう」との私の言葉に「……ぴざとーすと?」と返しただんな。だんなは大概ピザトーストが(あとホットサンドも)大好きだ。
 
ちょうどピーマンを籠に入れたところでもあったし、まぁそれも良いかもねーとベーコンなども籠に入れ、今朝はピザトースト。
 
オーブンの余熱をスタートさせて、厚切り食パンのトマトピュレを塗り、玉ねぎ、ピーマン、ベーコンをトッピング。シュレッドチーズもたっぷりトッピングした後で、10分くらい、時間をかけて焼き上げる。具沢山の我が家のピザトーストは、外で食べるのよりも(って、外であんまりピザトーストを口にする機会はないけれど……)ぐっとゴージャス。食べ応えがある。
 
日曜の今日も息子は部活なので、しっかり食べさせて送り出したところで、私たちは外出の支度。
新宿「アカシア」にて
 ミートコロッケ+ロールキャベツ1貫(ライス付) \1100
今日の最初の目的地は新宿歌舞伎町。
 
午後からのイベントを前に、ちょっと早めのお昼を食べてから向かいましょうということで、私が「ここで食べたい!」と提案したのはロールキャベツの「アカシア」。東京駅GranStaに先日までテイクアウト店が入っていたので、何かと重宝していたのに、残念ながら数ヶ月前に退店してしまったのだった。
 
何度もここのロールキャベツは食べたことがあるけれど、お店に入るのは多分これが初めて。わーいわーい久しぶりにあのロールキャベツ食べるよー、と、うきうきとレトロな雰囲気の店内に足を踏み入れた。カウンター席が無くなり、6人がけの大テーブルが2つ3つ並んでいたけれど、店内の雰囲気はこの公式サイトのトップページままな感じ。とても素敵だ。
 
カウンター席が大テーブルになった分、左側の4人がけテーブルは2人がけの小ぶりなものになっていて、私たちはそのうちの1つ(確かキャベツの1つ奥の席)についた。
 
私は、「アカシアは、基本"ロールキャベツのお店"」くらいに思っていたのだけれど、メニューにはソーセージや唐揚げなどの単品メニューやドイツの生ビールなども掲載されていて、「ビール飲みながらおつまみつついて、最後のロールキャベツ」なんて楽しみ方もできるようになっている。
 
ランチタイムには、「ロールキャベツ1貫、もしくはポークシチュー」がついたハンバーグやコロッケ、ハヤシライスやカレーなどの洋食メニューがずらりと揃っていて、どれもとても魅惑的だった。
 
最初は店頭に案内のあった「メンチカツ」を食べる気満々だったのだけれど、「ああークリームコロッケとかもあるー」とメニューを見て悶えた結果、ミートコロッケにすることに。だんなは初志貫徹でハンバーグ。
 
注文からものの1分程度で、大鍋から盛りつけるだけなのだろう、ロールキャベツと御飯が速攻やってきて、こちらも煮込まれていたのだろうだんなのハンバーグもすぐさまやってきた。コロッケの方は注文が入ってから揚げるようで、10分後くらいにやってきた。この時間差に微妙に戸惑いがあったものの、でも美味しくて幸せなお昼御飯。
 
新宿アカシアのロールキャベツ。白いけど牛乳味じゃないんですなー。 「白いのに、牛乳系の味がしない」、不思議な白いロールキャベツ。
 
もう10年くらい前にテレビの特集で見た内容なので正否も定かでないけれど、この白いソースは、「ラードと小麦粉を練って作ったルウ」がベースで、それを鶏ガラベースのスープで伸ばしたものだったと思う。
 
初めてアカシアのロールキャベツを食べたのはその番組を見た後で、改めて「なるほどなぁ」と強く思った記憶が残っている。
 
あ、あと、その番組内で「キャベツの芯も、中心の小さい葉も一緒に巻き込んでしまいますよー、勿体ないですし、全部使います」的な事をシェフがおっしゃっていて、それ以来我が家のロールキャベツも「そっか、それでいいのか」と小さな葉や芯もぐるぐる巻くようになった。
 
1個でもけっこうお腹がいっぱいになってしまいそうなボリュームで、このテラッテラしたソースが不思議な魅力。塩気がけっこう強いソースで、お行儀悪いと思いつつ、御飯をちょいと浸して食べるのもまた美味しい。
 
ちなみに、「ポークシチュー」のシチューのベースもこのソースのようだった。大ぶりの塊肉、じゃがいも、人参がごろりごろりと入っている見本を見て、「今度はこっちも食べたいなー」と。
 
アカシアの、ミートコロッケ。でかい!でかいです♪ そしてやってきた待望のコロッケも、ババーンと大きくて笑ってしまった。
 
大人の拳骨大のボリューミーなコロッケにはあらかじめソースがかけられていて、刻みキャベツと共に添えられているのは1切れのパテ。
 
単品メニューに「レバーパテ」とあったのでこれかしら?と思ったのだけれど、すごくマイルドな、鶏肉っぽい味わいのパテだった。
 
コロッケは揚げたてでまだ小さくパチパチ音が立つくらいのアツアツっぷり。じゃがいもたっぷり、挽き肉たっぷり、ぽくぽくとした舌触りの幸せな美味しさ。
 
今は「安くはない洋食屋さん」くらいの印象だけれど、だんなの学生時代の頃は「ロールキャベツ2個と御飯」で480円だったのだそう。
 
「あの頃は、ロールキャベツ以外のメニューなんて、(高くて)おそろしくて注文できなかったけどねー」
と、今は思うさまハンバーグなども注文できるだんなも、私同様楽しそうに食べていた。
 
例えば資生堂パーラーのような、上品系の洗練された洋食を想像するとここのロールキャベツは「???」という感じだったりするかもしれないけれど、やっぱり私はこの味、好きなんだなぁ……。
 
食後はゆるゆる歌舞伎町を歩いて、昭和風味のキャバレー跡地「新宿風林会館ニュージャパン」で開催されたリアル脱出ゲームのSCRAPの「少年探偵SCRAP団限定 2012年超突発的新年会!」に参加。
 
初めて訪れた、新宿風林会館ニュージャパン こんな雰囲気の、「今時こんなところあんまりないよ」というこってりした空気のキャバレー跡地。
 
各テーブル上にペンだの紙だの置いてあったのでドキリとしたけれど、今回は脱出も謎解きも関係なく、2011年を振り返りつつ2012年も楽しくやろうぜー的な、グダグダ進行の楽しい数時間だった。
 
各イベントの裏話が出てきたのもまた良かった。
で、この企画は滑った、とか、あの謎は自分的にはイマイチだった、とか、色々色々……。
 
2011年プレイバックの中には「ONE PIECE 2億部突破キャンペーン」ということで集英社が主催したwebサイト謎解き企画「ビブルの秘宝」の話も出てきて、でもSCRAP代表加藤さん曰く
「これ……やった方いらっしゃいますか?私の周りにはあんまりやった方がいなくて……」
だそう。
 
ステージに近い前の方に座っていた事もあって「はいはいはいはーい、私やりましたー!」と手を挙げて
複製原画、もらえましたー!
と報告したら「おお!貴重なもの当てましたね!」と。SCRAPの謎解きに参加する普通のお客さんと漫画アニメ系客層はかぶらない、ということなのかしらね……(謎解きはけっこうマニア受けする嗜好だから客層けっこうかぶると思うのだけど)。
 
グダグダながらも楽しい数時間を終えて、ほんのり夕方な空気になってきた歌舞伎町を後にして、
「でも夕飯まで2時間くらいあるねー」
「あ、じゃあ恵比寿に行きたい。spgポイント、何かお買い物しないと来週あたりに数千ポイント消失するかもなんだわー」
と、今度は恵比寿に。
 
ウェスティンホテル宿泊時に入会したは良いけど(で、入会時に数千ポイント溜まったは良いけど)、「最終利用日より1年間」という縛りがあるスターウッドプリファードゲスト。ウェスティン・シェラトン系で「御飯食べるだけでも、ホテルブティックなどでお買い物するだけでも」ポイントが溜まるというのは嬉しいけれど、1年に1回は絶対使わないといけない、というのがちょっと厳しい。
 
うっかり切れる寸前になってしまっていたので、慌ててウェスティンに行って少しばかりのお菓子を買ってきた。本当はモンブランなどの生菓子が美味しそうだったのだけれど、夕飯を控えていたので我慢我慢。
 
で、ワインマーケットPARTY覗いて、「熟成スペインワイン特集」の有料試飲4杯500円をうっかり堪能。熟成したワインは、日本酒の「ひね香」というのともまた違う「枯れたけど、丸くなる」ような感じが印象的だった。試飲したワインは10%OFFで買って帰れるということで、「カンタラネス グラン・レゼルヴァ 2000」をお買いあげ。もう10年以上も前のワインなのに1本2000円以下というお値打ちだった。
 
で、ついでに、2年ほど前にオープンしたらしい「ヱビスビール記念館」もぷらぷら。生ビールをいただける良い感じのスペースが広がっていたのだけれど、「これ以上飲んじゃダメー」と、ぐっと我慢して、売店など眺めただけで、恵比寿を後にしたのだった。
赤坂 「レストラン ストックホルム」にて
 スモーガスボード \2625(ポンパレクーポンで)
 ビール(Carlsberg) \808
 Aquavit \808
 Swedish Flavor Tea \693
夕飯は息子と落ち合い、「ポンパレ」で数ヶ月前に買った共同購入クーポン「【ブッフェスタイル】40周年を記念して特別にスウェーデン王室も絶賛した北欧の伝統料理スモーガスボードディナーが2,625円。アジアで唯一の専門店で大人の贅沢な時を堪能…」を握って、赤坂見附駅前のスモーガスボードのお店「レストランストックホルム」へ。
 
日本で言う「バイキング」の元となったスウェーデンのブッフェ料理が「スモーガスボード」。お店のサイトの説明によると「スウェーデンでは夏至祭やルシアス祭やクリスマスなどのお祭りには欠かせないお料理で、日本でいう"おせち料理"のようなもの」だそうだ。
 
食べ方にも一定のお約束があって、「お皿の数が多ければ多いほどマナーが良いとされている」なんていうのがあるのだそう。
 
最初にニシンの料理を、次に冷菜、サラダに温菜に……と、おおむねフレンチのコースのような流れで、メインディッシュの肉料理に向かって突き進む感じ。お店では、ニシンが置かれたブッフェ台の端を起点に、ぐるりと時計回りに料理を取って進めば良い流れのコースになるようになっていた。
 
スモーガスボード、最初のお皿は「ニシン皿」 というわけで、最初の皿は「ニシン皿」。
 
「何をおいてもまずニシン」というスモーガスボードの一皿目は、7種類も違う味わいで用意されたニシンの酢漬け。
 
とろみのある、彩り豊かなソースで和えられたニシンは、マスタード風味、ハーブ風味、ホースラディッシュ風味、ヨーグルト風味……という感じで、酢漬けながら味わいは色々。
 
ポテトサラダや薄切りパン、チーズ、キャビア乗せクラッカーなどもいただいてきて、「最初の1杯はまずこれね」とビール飲み飲みいただいた。
 
酸味はあるけれどどれもマイルドな甘さも感じられて、もとより「シメサバ」などが大好きな私はかなりわくわく。
 
スウェーデンの黒いパン。サワードウなんですねー ほどなく、籠に入れられたパンもやってきた。
 
お好きなものをどうぞ、と勧められた籠の中には、トマトを練りこんだりした柔らか系のパンが3種と、トラディショナルなスウェーデンのパン(どれも固く、そして黒い……)3種。
 
ぐるぐる巻かれた柔らかなパンはシナモンブレッド、そして手前の2つ、何やらイボイボしているのが乾燥平焼きパン「クネッケブロード」、もっちりしてそうな黒いパンもスウェーデンのもので、サワードウの酸味を感じる。
 
パンひとつとっても「全然違う……フランスとかとも違う……」という感じでたいそう興味深かった。
 
それでは、と、本腰入れて前菜皿 ではそろそろ本腰入れて前菜を、と、もしかしたら肉系前菜と魚系前菜は一緒に盛ってはいけなかったかもだけれど、こんな感じで。
 
この季節はなんと生牡蠣があって、自家製カクテルソース付き!早速いただいてきた。
 
蒸しムール貝に、自家製スモークサーモン(美味……♪)には甘めのマスタードソースを添える。
 
あとは燻製鴨と豆のサラダ、卵とトマトと鮭を重ねたもの、卵のファルシ(ハンガリーに「デビルドエッグ」というのがあるけど、それと同じかな?)。
 
……で、「そろそろお酒飲みましょうか」と、いただいたのがスウェーデンのお酒といえばこれ、の「アクアビット」(aquavit)。
冷凍庫に保存され、キンキンに冷えたものをいただく蒸留酒で、ゆえに凍らないほどの高いアルコール度数(40%前後)がある。ちなみに材料は「芋」。
 
で、樽詰めしたアクアビットを船に積んで、「赤道越えした航海から戻ってくると美味しくなっていた」という故事を元に、今もそうして、わざわざ蒸留したアクアビットをシェリーの古樽に詰め、船便でオーストラリアを往復させてから販売しているというものもあるのだそう。なぜか我が家に1本ある(だんなが出張の折にみつけて買ってきた)アクアビットが、その赤道越えの「LINIE」というものだ。
 
「なので、LINIE以外のアクアビットをいただいてみたいのですが、個性的なのと、マイルドな……"普通のアクアビット"、というのを飲み比べてみたいのですが」
とお願いして、2種類出していただいた。なんと、チェイサーにビールを使うのがメジャーなのだそう。一気飲みしたりというお作法もあるのだそう。すごいよねーと話しつつ、私たちはビール半分ほど残したところでアクアビットをいただいたので、そのまま残ったビールをチェイサーにすることにしたのだった。
 
いただいたアクアビットは、ちょうどお店に入荷したてだったのだという「スカノール」(Skanor)、「カル スーペン」(Kall supen)の2種類。
 
お店の公式ブログの説明によると
「スカノール」は「スウェーデンのほぼ最南端に位置するスカノールのアクアビット。クミン・アニス・フェンネルで香り付けしたスタンダードな辛口。〈40%〉」で、「カル スーペン」は「冷たい一口(アルコール)という意味のアクアビット。クミン・ディルで香り付けしたバランスの良い味わい。〈38%〉」なのだそう。
 
きっと私はカルスーペンの方が好みだわ、と、こちらをメインにいただいたのだけれど、、アニスの甘い匂いがないカルスーペンはたいそう飲みやすかった。ほのかなハーブ臭が程良い感じ。
 
味見させてもらったスカノールは、かなりこってりアニスの香り。でも、このアニスの香りがあってこそのアクアビット、という感じなのだそうだ。アニスは、日本人にはほんとに馴染みのないハーブだけれど(ミントとかバジルよりずっと遠い存在……)、アニスが入っているお酒は世界中どこにでもあるんだなーという印象。異国の風味で美味しかった。
 
スモーガスボード、このあたりは「三皿目」くらいに食べるべき感じのもの 食事に戻って、このあたりはサラダコーナー。「三皿目」あたりに食べるべきものが並んでいる。
 
葉野菜、スティック野菜の他には、かぼちゃやトマト、パプリカあたりを使ったものが多い印象。ピクルスやビーツの煮物などもあったりした。
 
サラダの後は、いよいよ温かい肉料理!という流れ。
 
ヤンソンって結局誰よ?と思いつつ…… こちらの皿は、温かい豚バラ肉と野菜の煮込み、ビーフステーキ、ペッパー風味の鶏もも肉、そして「ヤンソンさんの誘惑」を盛ってきた。
 
良い色に焼かれた牛肉にはホースラディッシュとタルタルソースっぽいクリーミーな色のソースを添えていただく。これがなかなか美味しいお肉で、たっぷりいただきたかったけれど、後に控える「ミートボール」に備えて3切れほどでぐっと我慢。
 
あれこれ全部美味しかったけれど、素朴ながら幸せだったのが「ヤンソンさんの誘惑」。
 
敬称つけずに「ヤンソンの誘惑」とも、あるいは「ヤンソン氏の誘惑」とも言われるこのスウェーデンの家庭料理は、つまるところ「アンチョビ入りのポテトグラタン」なのだけれど、これが肉料理の添え物とかにぴったりの幸せな味なのだった。菜食主義の宗教家、ヤンソンさんがうっかり食べてしまったほど美味しい料理、ということらしい。だからこの料理「ヤンソンさんが誘惑している料理」という意味ではなくて、「ヤンソンさんが誘惑されるほどの料理」という意味なのね……。
 
そして幸せのミートボールは、素揚げされたものと、デミグラスソース風の煮込みの2種類。色鮮やかな平麺パスタと、茹でたじゃがいも、シーセージなどが同じコーナーに並んでいた。
 
「IKEA」のミートボールが白っぽいソースに和えられているので、これがそうかな?と、ちらっとよそってきたソースは、濃厚な魚介味がして、こちらはまた別の料理の「帆立のクリーム煮」的なものだったらしい。
 
そうそう、ミートボールにはリンゴンベリーのジャムをつけていただくんだよね。「ジャムと肉」の組み合わせも、とても好み。

スモーガスボード、シメのデザートはこんな感じで デザートは、専用の冷蔵ケースに納められて、こんな感じ。
 
ブルーベリーのタルトに、チョコを包んだエクレア風のパイ、ブラッドオレンジのゼリー、ティラミス(?)、パウンドケーキ様の焼き菓子2種、そしてフルーツ……といった感じ。
 
更にバニラアイスクリームはお願いしたら厨房から持ってきてもらえ、更には温かいデザートとして、「リンゴとアーモンドの焼き菓子」も。
 
ミルクを添えていただくこの焼き菓子は、リンゴをトッピングしたアーモンド風味のパンプディングといった感じで、もうすっかりお腹一杯なのについついフォークが進んでしまう美味しさだった。
 
食後に「スウェーデンのフレーバーティー」をいただいたところ、ブルーベリー風味のもの。タルトにもブルーベリーが使われていたし、リンゴンベリーも定番の存在だし、スウェーデンはベリー類が豊富なのねー、と思いながら香りの良いお茶をいただいてお食事おしまい。
 
「お皿の枚数が多いほど良いマナー」とされるだけあって、空いたお皿は速やかに、でもさりげなく片づけていってくれるし、料理の説明もしっかりしてくれるし、お店の方の対応もすごく良かった。
 
ディナータイムに普通に来ると料理だけで5,250円、うっかりアクアビットを何杯もいただいてしまったりしたらお一人様1万円コース……という感じだけれど、また食べたいなー。スウェーデン料理はうまうまでした♪