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2025年2月24日月曜日

中華街謎解きと丸ビル天ぷら

※写真はクリックすると大きくなります※
クロワッサンのハムエッグサンド
カフェオレ
みかん(紀州原農園 はっさく)
今朝はちょっと早めからのお出かけで、朝食は「三日月屋」のプレーンクロワッサンを温めて、生ハムとスライスゆで卵とマヨネーズ挟んだサンドイッチをささっと支度して。
 
今日は1日だんなとデート、朝8時台の電車で横浜へ。
横浜中華街「美心酒家 香港路店」にて
 豆豉蒸排骨 \980
 水晶虾饺(3個) 2×\650
 腊肠滑雞煲仔飯 \1780
 芝麻球(3個) \650
 サッポロ黒ラベル中瓶 \600
久しぶりの横浜中華街は、上空にランタンの龍がいた。
 
なるほど、これは春節のイルミネーションだったようで。
 
午前9時台の横浜中華街は、まだ開いている店舗もほぼ無くて、新鮮な光景だった。
 
目抜き通りを進めば、またいくつもの店が入れ替わっていて、以前は50m置きくらいで見た印象のあった、なんとかチャンピオンの店的な金色メインの店舗はもう随分減っているようで。
 
で、だんなと2人挑戦してきたのは、【公式】リアル脱出ゲーム×薬屋のひとりごと『横浜謎解き街歩き』
 
アニメ原作つきということで難易度はいくらか軽め、しかも中華街で完結できる謎だったから、そう大変な感じではなかった。
 
同じ横浜だったら「横浜謎解き街歩き」の方が時間も手間もかかる感じではあった……かな。でも面白かった。
 
そんな謎解き合間(というか時間的にはまだまだ序盤)の昼御飯は、「煲仔飯が食べたい!」と超調べて結果の「美心酒家 香港路店」という香港路の裏道にあるお店に行ってみることに。
 
こんな感じに宙空にぶら下げられた看板が大変にキッチュでかわいい。
 
店頭にはこんな感じに煲仔飯のメニューが6種類。
 
11時開店ということでそれより前に店頭に着いたのだけど、店内では店員さんが実にのんびり食事をしていて、11時15分頃になってから「開店は11時半になります、昨日お客さん一杯でネ」などと言われ、早く言ってくれよーと苦笑して。
 
でもその頃には店頭にもう10人くらいのお客さんが来ていたから、頑張って並んで2組目で入店した。お店、相当小さかった(テーブル4つくらいと多分2階にも席がある?)から、すんなり入れて良かったと思うことにしよう。
 
座るなり、腸詰と鶏肉の煲仔飯を頼んでおいて、待ち時間にとビールとスペアリブの豆鼓蒸しと蝦餃を注文して。
 
揚げた後、甘じょっぱいたれ絡めて炒めたようなスペアリブ、期待以上に美味しかった。
 
蝦餃も海老ぷりぷりで、こう、間違いない感じの美味だった。
 
そして期待の煲仔飯が、写真撮る間も無く、問答無用な感じで目の前でざこざこと混ぜられ始めたことには笑ってしまったのだけど。
 
だから残念ながらこのくらいの写真しか撮れなかったのだけど、腸詰たっぷり鶏肉たっぷり椎茸も良い味わいで、もう文句なしにおいしいものだった。
 
米の量は多分2合分もなくて、1合半くらいな印象?だから2人で食べても多すぎるということは全然なくて、つい、食後に揚げ胡麻団子もオーダーして。
 
おいしかったな煲仔飯。また家で再チャレンジしたいところ。
 
そんな食後は、謎解きしつつ、「金陵」さんでは事前予約してあった燒味を受け取り、道中で油条買ったり、土産物屋さんで"のびねこ"探しもしたり(3体見つかった……!)。
 
右の写真は金陵さん。そして今日のお買い物はトータル、こんな感じなのだった。
 
横浜中華街「金陵」にて
肉の盛り合わせ \4000
焼売(10個) \1200
 
横浜中華街「老北京」にて
油条 3×\200
 
横浜中華街 「同發」にて
叉焼包(3個) \1050
蜜汁叉焼酥(2個) \560
蛋撻(2個) \500
 
横浜中華街 「横浜博覧館」にて
横濱ビア柿 205g \758
 
横浜中華街「一石屋酒店」にて
日本酒 十九 Gattolibero 6 557 \1870
 
錦糸町パルコ「いまでや」にて
日本酒 雨後の月 純米大吟醸 無濾過生原酒 雄町 720ml \2255
 
今日の目的の1つが、「一石屋酒店」さんでこのキュートラベルのGattoliberoを買うことだったから、無事買えて何より。
 
最後、横浜を発って東京に戻る時に少し足を伸ばして錦糸町に行き、2月一杯で切れるポイントがあるからと「いまでや」さんでもお酒を買った。
 
こちらは、これも十九同様藏推しのお酒、雨後の月の無濾過生原酒雄町。もう絶対まちがいない、おいしいお酒。
丸の内「天婦羅いやさか」にて
 Makuake限定オールインクルーシブコース
 追加天ぷら 玉葱 2×\200
 追加天ぷら 味卵 \250
 追加天ぷら まるじゅう \200
というわけで、日本酒2本+食料品色々抱えて、最後は新丸ビル内にある天ぷら屋さんに。
 
天婦羅いやさか」さんが出していた「Makuake(マクアケ)」のクラファン、「6年連続一つ星店監修の天ぷら割烹が誕生。日本酒込み少量多品目のコースを一万円で」を使って、「【超早割】Makuake限定オールインクルーシブコース 2名様」が18000円。
 
右のリストの日本酒と、更に日替わりらしい"店主の隠し酒"も飲めるということで、今日の酒は播州山田錦の寫樂だった。すごいな。
 
というわけで、ビールも飲んだし、日本酒リストは端から端まで全種類。
 
1合片口に注いでくれたのだけど、割と量たっぷりめな1合という感じで、かなり良い気分に酔っぱらった。今日いっぱい歩いたし。
 
カウンターでいただく天ぷら割烹はちょっと不思議な流れのコースで、でもおいしいものばかり。
 
"ミシュランガイド東京で6年連続ミシュラン一つ星の名店が監修する"お店とか一体何ぞ?と思ったのだけど、中目黒の「天婦羅みやしろ」さんの監修なのであるらしく。
 
  • 季節の前菜:鰆昆布締刺・小柱と菜の花の酢味噌がけ
  • 岩もずく
  • 名物海苔天 本鮪と山芋を漬黄味と共に
  • 海老の天婦羅 顎足付き
  • 本日の白身:鰤の大葉巻き
  • 大分県産肉厚しいたけ・舞茸
  • 旬の炙り 泡醤油(鰤)
  • 季節野菜の天婦羅(甘長唐辛子・かぼちゃ)
  • 本日の肉料理(合鴨の低温調理)
  • お口直しの香の物
  • 本日の魚介天婦羅(キス)
  • 山牛蒡と芽ねぎのあて巻き
  • 酢橘素麺
  • 苺羊羹
出てきた料理はこんな感じで、天ぷらと一品料理がテンポよく供されて、それのどれもがおいしかった。ああ幸せ。
 
最高だったのが、この店の名物でもあり、"監修を受けたミシュラン一つ星店の看板メニューとしてもおなじみの一品"なのでもあるらしい、「名物海苔天 本鮪と山芋を漬黄味と共に」(今日の一番上の写真)。
 
手のひらよりやや小さめサイズの海苔をからりと揚げ、そこに本鮪、山芋、それから漬卵の黄身を乗せてお召し上がりいただきます。
 
というもので、旨味とかコクとかもう色々、うっとりするほど美味しかった。
 
顎足付きの海老天も、こんな感じにお洒落な感じ。
 
添えられた、鰤の大葉巻きの天ぷらもきっちり仕事がしてあった。
 
ややあっさりめの味わいの天つゆもおいしかったけど、でもそれ以上に塩がおいしくて。
 
店オリジナルの塩は、昆布と椎茸のだしが入っているそうで、更にほんの少し三温糖も加えて丸みのある奥深い味わいにしてあるものなのだそう。
 
その塩が、きのこでも野菜でも何つけてもお似合いだったし、鰤の炙りに添えられているのもただの醤油ではなく"泡醤油"というのもあまり見ない感じで面白かった。
 
天ぷらが2品くらいずつぽつぽつと来る合間にこういった和食な品も来るから本当、飽きが来なくて。
 
こちらも嬉しい、合鴨の低温料理。
 
締めのお蕎麦(すだちそうめん)の前に山牛蒡の細巻きが来たのも、良い感じにファイナルランディングな風だった。
 
とはいえ、「天ぷらはこちらでおしまいになります」と言われたところで、「え、まだ食べられそう……」と追加注文してしまったわけなのだけど。
 
だんなも私も大好物の玉葱に、だんなが味卵、私が丸十(さつまいも)。
 
さつまいもは、もうちょっとこう、厚くてほっこりの方が好みな方向ではあったのだけど、その分玉葱がボリューミーで嬉しかったな。
 
卵が半分に割られていたものだから、
「奥様、半分どうぞ」
「いや……それは悪い……」
「でも食べたいでしょ?」
「はい食べたいです!」
と元気にいただき、最後は苺の風味の一口羊羹でお食事終了。
 
日本酒飲み放題!と見るとついクラファンのチケットを買ってしまうのだけど、このところ、当たりがすごく多い気がする。また行きたいねと行ってるお店も複数あるのだけれど、なかなか機会が訪れない(なぜなら土曜日にがっつり運動してしまって都内に出る機会が無いからなのよねという)のが。残念。

2023年5月29日月曜日

横浜パフェ活、伊勢崎中華

今日は横浜パフェ活です。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「MAISON KAYSER」の
 マンゴーとバニラのパン \360 1/2個
 プリエ オ ショコラ \360 1/2個
タイ産マンゴー入りプレーンヨーグルト
アイスカフェオレ
今朝は昨日、日本橋で乗り換えついでに通りかかった「MAISON KAYSER」で買ってきたパンで朝御飯。
 
だんなはパンオショコラを食べたがっていたのだけれど、夕方の店舗はもう品揃えが少なくて、代わりにと
「カスタードクリームとチョコチップをクロワッサン生地ではさんだパン」
というちょっと大きめサイズの"プリエ オ ショコラ"を買って私と半分こ。
 
チョコチップがざくざくというよりは、カスタードクリームとチョコが溶けて一体になったクリームが包まれた風な菓子パンだった。
 
そして、いざ食べようと思ったらなかなか大きくて半分にしておいた"マンゴーとバニラのパン"も。
 
季節限定の品とのことで、品名通り、「ドライマンゴーとバニラを練り込んだパン」。すごくマンゴー感濃厚で美味しい……なんて言いつつ、食後にタイ産マンゴーを入れたヨーグルトも出してしまい、そして今日の私は横浜にマンゴーパフェを食べに行くという。
 
何も考えず朝食の支度をした結果、どれだけマンゴーが好きな人なんだろうという感じになってしまったけれど、気にしないままお出かけ準備。
横浜 馬車道「水信フルーツパーラー」にて
 宮崎マンゴーパフェ \3100
田中玉緒さんとの、月イチのパフェ活動、今月は去年あたりからずっと「横浜遠征もいつかしましょう」と言い合っていたこともあって、気候の良いだろう5月に……と企画したのだけど、今日はあいにくの雨模様。知ってた(←私も玉緒さんもまあまあの雨女なので……)。
 
でも、がつがつ歩こうという今日、いくらか気温が低めで曇り空だったくらいでちょうど良かったかも。
パフェに寒すぎるというほどの気温ではなかったし、なんだかんだ、帰宅するまでほとんど傘は必要なかったし。
 
馬車道の駅降りてすぐの水信フルーツパーラーさんに。 横浜のパフェと言ったらここは外せないのではないでしょうか!で予約して訪れたのは「水信フルーツパーラー」。
 
母体は大正4年創業の水信商店、バナナ加工の草分け的な存在だったんですって。
 
なんでも今では水信グループとして、青果仲卸やレストラン経営の他、不動産サービスなど、様々な業態を展開しているのだとか。すごい。
 
場所は馬車道駅直結の商業施設「KITANAKA BRICK&WHITE」の1階で、上品な佇まい。
 
店内もとても素敵な雰囲気でした。 店内もこんな感じに、女性的なとても素敵な雰囲気で。
 
内装デザインはJR九州「ななつ星」を手がけた水戸岡鋭治氏なんですって、公式サイトにこんなインタビュー記事があって、興味深かった。
 
パフェは、通年用意されている”フルーツパフェ"の他、季節の果物を使ったものが。
 
5月15日からスタートのパフェは"マスクメロンパフェ"と"宮崎マンゴーパフェ"。
せっかくなので、それぞれをいただいてみることにして。
 
かわいいイラストつきの説明カードもついてきました。こちらはマンゴーパフェ。
宮崎マンゴーの果肉と魅力でしっかり満たされるように、贅沢なカットでパフェトップを盛り付けました。
 
芳醇な香り、抜群の糖度、食味の良さは、まさに格別で圧倒的な存在感です。
 
優しく広がるジャスミン茶のアイスクリーム、香ばしい胡麻とアーモンドの焼き菓子、エキゾチックなパッションフルーツソース、丁寧に作られたバナナのアイスクリーム。
 
組み立ては複雑ですが、それらの要素はいずれもマンゴーを上手く引き立てる絶妙なバランスの仕上がりに。果物の満足感と構成の充実感。初夏にぴったりのパフェが出来上がりました。
 
と公式サイトに説明のあったパフェ。
 
フルーツ専門店のパフェって、ともすると「果物自体が美味しいんだから他のところでは勝負しなくて良いでしょう?」とばかりにシンプルな構造のものもまま見るけれど、このお店はしっかりパフェとしての構成が計算されていて。
 
こちらはメロンパフェの説明カード。 メロンパフェに入っているのはライチとフロマージュブランのアイス、白ワインゼリー、チーズテリーヌ、杏仁のパンナコッタなどなど。
 
紙製のランチョンマットもオリジナルで、その柄もとても美しく、隅々まで美意識を感じるお店だった。
 
そうそう、お水も、レモン水ならぬフルーツ水で、香りが良くほんのり甘さまで感じるくらい。
ライムやパイナップルが入ってる?んだったかな?すごく夏っぽい味がして。
 
美味しい国産マンゴーのパフェ、フルーツパーラーで口にできて良かった。 写真がどうにもアレなのだけれど(多分こっちが正面で、一番上の写真が斜めな感じだと思うのだけど)、贅沢に果肉がたっぷり。
 
あえてマイナス点をあげつらうなら、メインの果物は上の方だけで、下層はマンゴー感が全くない……ということくらい?
 
"マンゴーパフェ"な味わいを最後まで楽しみたかったら、井戸を掘るべく上部を残しつつ下部を掘り進めないといけない……みたいなところがあったけれど、でも、どこをどう食べても風味が今ひとつということはなく、むしろ組み合わせの妙が楽しめる味わいで、とても美味しくいただけた。
 
お店のinstagramを見ると、モンブランクリームを合わせた秋の洋梨パフェ、秋の始めのいちじくパフェ、真夏の桃パフェ、どれもとても美味しそう。
 
お値段は張る(6000円……)し、平日限定要予約制だけれど、「トロピカルフルーツアフタヌーンティー」もとっても素敵。
横浜 伊勢佐木町 「中国料理 龍鳳」にて
 つぶ貝豆苗炒め \1200
 いちじく薬膳スープ \1800
 えび包み揚げ(2ケ) \800
 本日のランチ 固ヤキソバ \880
もうすっかり「パフェは前菜」という文化が根付いてしまった私たち、パフェを食べたあとにお昼ご飯!と、伊勢佐木町までてくてく歩いて(1.5km弱くらいあった)、「中国料理 龍鳳」でのお昼にした。
 
上記リンクの公式サイト、「お席だけの予約はお受けしていません」の詳細の文章などを見ると、なかなか言葉が強くてドキリとしてしまうのだけど、「焼売はテイクアウトできるみたいですよね」「ちょっとお店にメールしてみましょうか」と、玉緒さんが果敢にお土産についてお店にメールしてくださって、私の分もお土産の包みを頼んでおいてくれていた。ありがとうございます……!
 
このお店は、お店所有の筍山があるということで、春の筍料理コースが大変な人気とのこと。あとは冬の牡蠣料理(特に牡蠣チャーハン)。
 
牡蠣の時期でも筍の時期でもないこのタイミング、でも"普段の味"を知る機会ができてとても良かったと思う。
 
「龍鳳」にて、つぶ貝豆苗炒めから。 「本日のランチ」は、基本、ご飯とスープと小鉢、お新香つき。ついでにアイスコーヒーか杏仁豆腐もついてくるそう。
 
焼豚と野菜の炒め、麻婆豆腐定食、サンマーメンといったそのランチも気になったけど、米飯は要らないんだなあと、ランチメニューからは固ヤキソバだけを頼むことにして。
 
あとは「本日おすすめの旬のメニュー」の紙から3品いただいてみた。
 
上の写真はぷりぷりと新鮮なツブ貝ががたっぷり入っていた豆苗炒め。
 
頼んで良かった薬膳スープ。じわじわおいしい。 頼んで良かった……と心から思ったのが、この薬膳スープ。
 
webサイトには「6月より提供開始」とあったから、フライング的にいただけたものだったのであるらしく?
 
広東料理の真髄は例湯(本日のスープ)にあり。
サービスで付く無料のラーメンスープで済ませてしまっては、「いつまでも、いつまでも真の食通にはなれません」と発信続けた成果がようやく実を結び、多くのご注文をいただいています。
 
なんて公式サイトに記されているだけあっての自慢のスープ、干しいちじくが入っているのかと思いきや、生の果実がごろごろ入っていて、それ以上に豚肉もたっぷり。いくつかのかけらには軟骨も入っていたから、これ、ソーキだったみたい。
 
私がよく飲む船橋「旬輝」の薬膳スープにも似た、あとは火鍋とか参鶏湯とかの方向のちょっと渋かったり苦かったりする漢方系の食材も入っていて、なんとも滋味深い味で。
 
とはいえ、頻繁に飲み付けているものでもないものだから、なんていうか"正解の味"(こういうのがおいしい、みたいな)が解らない私たちだったわけだけど、このスープ、アツアツの状態よりはいくらか冷めていった時の方がいちじくの甘さが強く出てきておいしいなと思った。
 
じわじわと「あれ?おいしい、これ、おいしい」という感じでレンゲが止まらなくなってくる不思議なスープ。ベースもちゃんとしているからこれだけ美味しいのだろうな、きっと。
 
ふわっとした衣のえび包み揚げも美味。 春巻の皮ではなく、もっとふわっと軽い皮で包まれて揚げられたえび包み揚げも期待以上に美味しくて。
 
もう海老がぎゅうぎゅうに詰まっている感じで、とても贅沢。
 
メニューには種類は少ないけれど、海老蒸し餃子、春巻、焼売、焼き餃子といった点心メニューも載っていた。
 
全体、グランドメニューはとても定番的な感じで、クラゲの和え物、蒸し鶏、バンバンヂー、えびチリ、帆立のクリーム煮、酢豚に角煮に青椒肉絲という風で。
 
ひゃあ!というボリュームだった焼きそば(ぜんぶたべたよ) そして、パフェを食べた後にこれだったものだから、「ひゃあ!?」と小さな悲鳴を挙げることになった、ボリューミーな固ヤキソバ。
 
ランチで1人分でこの量ってなかなか……と笑ってしまいつつ、でも2人で全部食べきった。食べきれるくらいに、すごく美味しい焼きそばだった。
 
もやしたっぷり、大ぶりの海老や自家製叉焼が入った具の美味しさもさることながら、麺がカリカリに揚げられていて、終盤までずっとカリカリカリカリしてくれていて。
 
私は水気を吸ってしんなりした麺よりも、最後までカリカリな麺の方が好みだから、それがすごく嬉しかった。
 
で、食後は、徒歩圏内にある蔬「横浜橋通商店街」に。
 
昔ながらの個人商店が並ぶ風な、手頃な規模のアーケード街。事前に調べておいたお店をちょこちょこ覗いて、夕飯のお惣菜をいくらか買って。
 
玉緒さんがちょっと不思議なお買い物(メダカ……)をお花屋さんでしていたことに笑ってしまいつつ、夕方には帰宅することもできて。
 
地元駅からは傘が必要なくらいの雨になっていたけれどそれほどの降りでもなく寒くもなく。
おつかれさまでしたー。
空心菜のにんにく炒め
「美濃屋あられ製造本舗」の
 スモークピー柿
横浜橋通商店街「栃木屋惣菜店」の
 ポテトサラダ \150/100g
 アジ天 \120
伊勢佐木町「龍鳳」の
 お惣菜セット
横浜橋通商店街「和記食坊」の
 北京烤鴨(北京ダック) \1500
ビール(キリン SPRING VALLEY シルクエール<白>)
今日はだんなと2人の夕御飯、戦利品を色々並べての夕御飯。
 
せっかくの横浜だしと横浜駅でも少し買い物して、「ウイッシュボン」の夏の期間限定品「横濱レンガ通り トロピカルパイン」とか、「横濱ビア柿」の「美濃屋あられ製造本舗」の「スモークピー柿」も買ってきて、早速にスモークピー柿も食卓に。
 
「龍鳳」のお惣菜盛り。幸せ♪ 「龍鳳」さんで作ってもらった惣菜パックはこんな感じだった。
 
メニューと見比べたところによると、焼売(これはメニューやwebサイトにもはっきり「お持ち帰りできます」みたいな記述があった)と、蜜味叉焼(炭焼チャーシュウ)、白切鶏(蒸し鶏)、麻辣蔬菜(酢漬け野菜)のよう。
 
伊勢佐木町は日本のシュウマイ発祥の地。
初代が渡日して早一世紀、
かわらぬ美味しさを受け継いだ伝統の一品をご提供。
豚肉・長ネギ・干しエビ入りの大粒で、
餡のねりと包みの技でプリプリ感とふわっとした
おいしさを同時に実現しました。
贈って喜ばれ、頂いて嬉しい龍鳳のシュウマイ。
 
とのことで、このシュウマイがすごーく美味しかった。崎陽軒あたりはもう少ししっとり柔らかなのだけれど、このお店のは"むちむちぎゅうぎゅう"という感じ。塩味は控えめで優しい味だけれど旨味は濃厚で。
 
商店街で買ってきた北京ダックもおいしかった。 そしてお肉系おかずのもう1つが、2号店が伊勢佐木町にもあるらしい、「和記食坊」というお店の北京ダック。
 
店頭にずらりと色々お惣菜が売られていて、ここのが美味しそうだなと思って買ってきてみた。
 
並ぶパックには同じくらいのボリュームで650円の「薫鶏」もあったので悩んだのだけど、やっぱり鴨でしょ!ということで。
 
別添で甘じょっぱいタレもついてきた北京ダック、結局食べきってしまえるくらいに美味しかった。
 
それと、揚げ物がずらりと並んで美味しそうだった「栃木屋惣菜店」で、アジ天と素朴な風合いのポテトサラダも。
 
せめてもと空心菜だけは自分で炒めて、昼に続いて夜も美味しいものだらけの横浜ありがとうな1日だった。

2021年11月13日土曜日

お久しぶり中華街

久々飲茶、久々横浜中華街!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンメリー」の
 照り焼きチキンとコーンのパンピザ \220 1/2個
 秋野菜とソーセージのキーマカレー \280 1/2個
ヨーグルト(チチヤス クラシック)
カフェオレ
出かけた先にパン屋があったら、なるべく知らない店で買い物してみようと思っている私。
 
で、昨日は上野のパン屋さんもいくつか選択肢があったのだけど、町屋で見かけた「サンメリー」というお店のパンを買ってきてみた。
 
チェーン店みたいだなと調べてみたら、東京の下町寄りと埼玉に主に展開しているパン屋さんみたい。千葉で言うところのマロンドみたいだなと思った。
 
キャンペーンで「収穫祭」なるものをしていて、店内にはその「収穫祭」の札がついたパンがいっぱい。惣菜パンと、美味しそうだなと手にした"モンブラン"は全部その収穫祭シリーズで、あとだんなにとシンプルチョココロネもトレイに乗せてみた。
 
買った時にはさほど思わなかったのだけれどここのパンは全体的にボリュームたっぷり。惣菜パン2個半分こしただけでそこそこお腹一杯になれてしまったので、甘いパンは明日に回すことにした。
 
パンピザはふかふかパンに甘めの照り焼きチキンとコーンがどっさり、安心できる味わいで。キーマカレーパンは、揚げたカレーパンではなくてトッピング系。
 
キーマカレーにソーセージ、さつまいもに南瓜、舞茸、パプリカが大きめカットで乗っていて、半分に切るのにちょっと苦労する風な品。スープカレーみたいなわくわく感があって、これも美味しかった。
 
値段も手頃だし、愛される街のパン屋さんという感じの素敵なパン屋さんでした。
橫浜中華街「萬珍樓點心舗」にて
 咸水角(五目餅揚げ) 3個 \810
 煎蘿蔔糕(大根餅) 3個 \810
 竹筍蝦餃(海老蒸し餃子) 2個 \420×3
 小籠包 2個 \480×3
 小豬餃(こぶた餃子) 3個 \1200
 粟米餃(とうもろこし餃子) 3個 \570
 蘿蔔型餃(大根餃子) 3個 \510
 鵪鶉蛋焼賣(うずら焼売) 3個 \480
 
 竹筍蝦餃(海老蒸し餃子) 2個 \420×3
 小籠包 2個 \480×3
 白菜蒸餃子(白菜餃子) 3個 \900
 港式蝦焼賣(香港式海老入り焼売) 3個 \495
 鼓椒鱿魚(イカの黒豆ソース煮) \840
 
 咸魚雞粒炒飯(大山鶏の中国塩魚炒飯) 小 \1300
 海鮮粥(海鮮粥) 小 \1000
 
 什果杏仁豆腐(アンニンフルーツポンチ) \490
 椰子芒布甸(マンゴプディングココナッツソース) \730
 仙草奇縁(亀ゼリーのカプチーノ仕立て) \620
 
 普洱茶 \460
 
3人で良くまあ食べました。
今日はコロナ禍以来久しぶりの横浜中華街に。
 
1年前に買った、神奈川のGo To Eat食事券。5000円ほど残高があったのにその後再びの緊急事態宣言だなんだで使えなくなってしまって、利用可能状態に漸く戻ったのがついこの間の事。
 
使いに行きましょうついては中華街に行きましょうせっかくだから飲茶好きの友人も呼びましょうかと、夏の新型コロナ感染拡大以来、家に遊びに来るのもストップしていた友人Aちゃんに声をかけたら「行きまーす!」と。
 
で、私とだんな、Aちゃんの3人で「萬珍樓點心舗」の点心を思うさま堪能してきた。
 
「萬珍樓點心舗」にて、これは大根餃子。 前回はメニューになかった(あったら絶対頼んでいたと思うし)、可愛い野菜シリーズ餃子があったのが、今回の最大のツボだったかも。
 
試しにと、最初のオーダーで大根ととうもろこしを頼んでみて、これは可愛い楽しいと、残りの1種類だった白菜餃子も追加でいただいて、めでたくコンプリート。
 
見た目も味もとうもろこしな餃子。かーわいい! 大根餃子(上の写真)は外見的には一番微妙だったものの、でも餡にもしゃきしゃき大根がたっぷり入っていて、
「わ!これ、超大根の味がする!美味しい!」
とびっくりした私たち。
 
そして、写真ではなかなか伝わらないけれど、とうもろこしの粒々の凹凸も包丁で刻まれていたとうもろこし餃子が左の写真。
 
美しいという意味では白菜が一番だったかな。味はとうもろこしが好き。 ほのかに甘くて優しい味だった。
 
そして最高に綺麗だったのが白菜餃子。
 
葉がグラデーションでフリルみたいになっていてとっても綺麗!
 
味もしっかり白菜だった。
 
以前からのこぶた餃子も健在でした。 そして以前も食べた、可愛いこぶた餃子も健在。
 
これは豚肉あんの、焼売の具材っぽい餡を包んだもので、味としては割と普通……なのだけど、とにかく可愛いから正義、可愛いからOK!みたいな感じ。
 
今回、このこぶた餃子だけが「特選点心」という括りのメニューだったのだけど、他に掲載されていたふかひれやロブスターなどの点心は総スルーで、あとはおおむね馴染みの好物ばかりをせっせと食べてきた。
 
全員が好物の小籠包と蝦餃は2個が1蒸籠という単位だったのだけど、最初の注文で1人1蒸籠注文した挙げ句、次の注文でもう1回1人1蒸籠追加してしまった。
 
メニューにあったら必ず食べちゃう、咸水角(はむすいこ)。大好物なんです。 右の写真のシンプルな揚げ餅団子は、私の大好物咸水角(はむすいこ)。
 
萬珍樓のは五香粉臭くない、とても素直な優しい味。
 
甘めの、とろっとした肉だねが餅にくるまれていて表面カリッとした感じに揚げられていて。
 
こういう、クラシックな点心がちゃんと美味しいのもこのお店の良いところ。もう10年以上前だかにとんでもなく不味くなった事があって、あの頃は本当に「どうしてしまったんだ、萬珍樓」と嘆いていたものだけど、ちゃんと美味しいお店に戻ってくれて、ほんと、嬉しい。
 
みんな大好き大根餅。 みんな大好き大根餅。
 
卓上の香辣脆はお店自家製のもので、私も未だに辛味づけには萬珍樓の香辣脆を愛用している。
 
ちょっとびっくりするほど美味しかったのが、「香港式海老入り焼売」。
 
海老と豚、あと椎茸とか?あまり不思議な食材は使われていない風だったのに、不思議な旨味が口の中いっぱいに広がる感じで、「え、なにこれ美味しい」「すごく美味しい」「謎美味しい」という風な。
 
豆豉蒸しは大概何でも美味しいけど、今回のイカも格別で 今日はお酒をやめてお茶を飲み飲み。
 
豆豉蒸し、何かいただこうと、Aちゃんリクエストでイカにしたら、これもたいそう幸せな味だった。
 
だんなと私だと、大抵スペアリブかハチノスかの二択になっちゃうのだけど、イカも美味しいなあ……と。
 
この蒸し物も、あと蝦餃あたりも今日は少し甘めな味付けに感じられたけど、それもまた良しという感じだった。
 
咸魚が好物なもので、ついつい炒飯も。 そしてシメに、私とだんなは「炒飯が食べたい」、Aちゃんは「お粥食べてもいいですか」と各々主張して、各自好きな感じにいただいて、少しずつ交換したりもして。
 
やっぱりこの炒飯だよねえと私とだんなが選んだのは鶏と咸魚の炒飯。
 
咸魚は"めっちゃ塩辛い、発酵臭した魚の干物"といった食材……というか塩気的にはもはや調味料、なのだけど、ほんのり癖のあるその風味が異国の味でたまらなく好き。
 
デザートは2種類にとどめておきましたよ。 最後にはデザート、私は2種類、マンゴプリンと杏仁豆腐。Aちゃんが亀ゼリー。
 
だんなは
「俺は要らない、ちょっとだけ奥様のを味見させてもらえば良い」
などとのたまっていたので、
「え、じゃあ、ちょっと食べるなら3種類注文する?」
と半ば本気で口にしたのだけど、さすがにそれは自重して(そこまでして追加したいものも無かったと言う)(楊枝甘露があったら確実に3品いってたね……)。
 
このお店のデザートは、正直、「もうちょっと美味しくできるんじゃないかなー」と思わなくもないのだけど(マンゴプリンならあっちのが美味しい、杏仁豆腐もあそこの店のが美味しい、と複数思い出せるくらいには)、でも老舗の安心感というか安定感的な味わいで。
 
ああ美味しかった。なんだかんだ、お酒飲んでないのに1人6000円コース。
 
そしてコロナ禍もすっかり去った風な空気の横浜中華街は大変な混雑ぶり。
 
「え、この行列の店って、……有名なのかな」
「しらなーい……」
と、見知らぬ店が大行列になっているのを横目で見つつ、私たちは馴染みの店だけを点々と、「一石屋酒店」でお酒見て、「頂好」で油条買って、「金陵」で予約していた肉盛り合わせ受け取って、結局中華大通りは一歩も歩かないまま中華街を後にしたのだった。
「金陵」の肉盛り合わせ
おでんの続き
だんな特製 空心菜炒め
ビール(サッポロ黒ラベル エクストラモルト)
昨日の残りのおでんもまだまだあれど、中華街行ったらこれだよねの、「金陵」さんの肉盛り合わせをつまみながらの夕御飯。
 
久しぶりの「金陵」の肉盛り合わせ。美しい……♪ 分量が程よくて、大人2人がそこそこ本気出して食べて、ぎりぎり食べきれるかなという分量。これで3300円。
 
当日にお店で頼むと、「もう○○は売り切れてしまいましてー」と、その○○の代わりに他のが増量されて終わったりするので、この品ばかりは予約が安定。
 
今回も、チャーシュー、焼きアヒル、皮付焼豚に蒸し鶏と定番の肉もの4種類に、鶏レバー、腸詰、豚タン、タンの下には更に豚耳とハチノス。
 
完璧な布陣でビールが捗り、そして2日のおでんも幸せに美味しかった。
 
昼に野菜炒めっぽいのは食べなかったしねと、駅ビルで買ってきた空心菜はだんなが炒めてくれて、野菜もしっかり。

2020年11月22日日曜日

クラゲを愛でに

ビアパブお昼御飯。なんてまあ幸せなこのプレート!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Le Petit Mecs」の
 栗のデニッシュ \350
 コーンパン \380 スライス
ヨーグルト(チチヤス 瀬戸内みかん)
カフェオレ
今朝は、昨日に続いて「Le Petit Mecs」のパンを。
 
飽きもせず最近の私は栗ものばかり選んでしまっていて、今朝も栗のデニッシュを。
 
濃厚なマロンペーストの他に、ベリー系のジャムも下に少し潜んでいて、その甘酸っぱさが悪くなかった。コーンパンも、カンパーニュ風の固めの生地にホールコーンがざっくざく入っていて良い感じ。
 
さて、今日はちょっと電車に乗って遠くにお出かけ。
"いい夫婦の日"らしいし、だんなとデート~。(←は、昨日あたりに初めて気付いて、あーそーなのねーと思っただけだったりして)
藤沢「MOKICHI CRAFTBEER」にて
 スペシャルランチプレート \2200
 ビール(レモングラスホッパー パイント) \900
今日の目的地は江の島で、夕方の予定から逆算するに、藤沢あたりで昼御飯を摂ってから行くのが良いかなあと。
 
計画を立てていたのは2週間ほど前の事で、まだGo To Eatの予約ポイント付与中で。
だったらどこかに予約して行こうと、美味しそうなお店を探していて見つけたのが、藤沢駅からほど近い、「MOKICHI CRAFTBEER」というお店だった。
 
母体は湘南で日本酒を醸している「熊澤酒造」で、そこのビールが生でいただけるアンテナショップという形。
 
事前に調べていたスペシャルランチがとても美味しそうで、だんなも私もそれにして、ビールも当然、パイントサイズで。
 
料理は、「本日のお肉料理と、お魚料理、カプレーゼ、本日のお魚前菜、シェフのオススメ野菜料理3種、計7品のスペシャルランチ 食後にデザートとドリンク付」というもので、ローズマリー風味の自家製フォカッチャもお代わり無料。
 
レモングラス風味の白ビールはとても好みな味わいで、だんなの頼んだアンバーロースターもいーい感じにコクのあるブラウンエール。
 
「やばい、これ、幸せだ、すごい幸せ」
と言いつつビール飲み飲み待っていればこれまた幸せなプレートがやってきて、大満足なお昼御飯だった。
 
今日の料理は、
  • フルーツカプレーゼ
  • さつまいものマッシュ
  • キャロットラペ
  • ミニ赤大根のマリネ
  • 鮪の炙り ごぼうのソース
  • フライドフィッシュ
  • 鶏もものガランティーヌ
 
という内容で、見た目以上に食べ応えしっかり。
 
野菜がどれも美味しくて、そしてふわっと衣のフィッシュフライは揚げたてさくさく。全体的に野菜が多めで、その野菜がどれも美味しいというのが素晴らしくて。
 
「神奈川のGoTo食事券使えるって。このお店」
「神奈川は食事券の販売、中止するってニュース流れてたけど……ああ、中止は連休明けなんだ、まだ買えるね」
「じゃあ買っちゃおう、ここの支払いでどうせ半分くらい飛ぶし」
 
デザートがチェーというのも、面白かったです。白玉♪ なんて流れでさくっと神奈川の食事券まで買ってしまい(まあ期間内に中華街とか行くでしょう、きっと)、というかこのお店でだらだらビール飲みながらアラカルト摘んだりするのもしてみたいと思った。
 
そしてデザートも一風変わっていて、今日は黒米と白玉のチェー、ですって。
 
優しい甘さで牛乳粥みたいな感じ?ソースも黒蜜っぽくて和風な感じ。
 
そして食後は「新江ノ島水族館」に。
 
今年の夏に入場券が格安で出ていたのを買っていたのだけど、なかなか来られずにいたもので、有効期限が迫る中、そろそろ行かないとねという今日のお出かけだったりした。
 
折良く昨日、公式twitterで「季節外れの南風で、 奇しくも美しい生き物たちが本日クラゲサイエンスへとお目見えです」なんてアナウンスもあって、今日は初めて見るクラゲやウミウシを愛でてくることができた。
 
「今日も!今日も展示してるって!」
と向かう江ノ電で最新のtweet確認して浮き足立っていた私。
 
案外ちっちゃかった、カツオノエボシ。ものすごい毒を持ってるクラゲですよー。 というわけで、初めて肉眼で拝むことができた、カツオノエボシ。
 
日本近海に居るクラゲで猛毒と言えばカツオノエボシかハブクラゲかってくらいに挙げられるこのクラゲは、でもとてつもなく綺麗。
 
勾玉みたいな形の浮き袋に青と黄色の触手が繊細で美しく、他のクラゲの構造とは全く違う風貌で。
 
袋の横幅が5cmほどしかなく、想像していた半分くらいのサイズしかない、すごく可愛いクラゲだった。
 
ギンカクラゲ。これも不思議な見た目をしていて。 これも南風と共にやってきたのであるらしい、ギンカクラゲ。
 
上から見ると、その名のように「銀貨」のように見えるらしい。
 
ウミブドウみたいな粒々した青い触手を持っていて、そしてこのクラゲ、ポリプ(=クラゲの子供)sの群体なんですって。
 
こちらも一度見てみたかった、アオミノウミウシ。ドラゴンみたいな造形美。 そしてこちら、アオミノウミウシ。
 
以前、「プルプルブルーな水中捕食世界、アオミノウミウシがギンカクラゲを食べる映像」という記事を見て「なんだこのドラゴンみたいなかっこいいウミウシは!?」とずっと気になっていたこの生き物、なんとカツオノエボシも食べちゃうらしい。
 
サイズは本当に可愛らしく、これまた想像の半分以下ほどしかない、小指の先ほどのウミウシだったけれど、でもなんとも恰好良かった。人が少なくなったタイミングを見計らって、何度も水槽に貼り付いていた私。
 
アカクラゲに似てるけど、もっとふわふわな、クリサオラ・プロカミア。 他にも今日は魅力的なクラゲにいーっぱい会えた。
 
さすが関東最大のクラゲ飼育水族館。飼育種類もその美しさも、他の追随を許さないという感じで。
 
こちらはクリサオラ・プロカミア。傘の感じはアカクラゲにとても良く似てるけど、口腕の華やかさが全然違って、こちらはフリルが派手でもちもちしてる感じ?
 
華やかで大きくて、とても綺麗なクラゲだった。
 
タコクラゲ的な可愛い造形のリクノリーザ・ルサーナ 丸っこくでむちむち可愛いこちらは「リクノリーザ・ルサーナ」。
 
ふわふわ短めな口腕の隙間には、野生では様々な生き物が隠れ住んだりしてるんですって。
 
昔は居なかったクラゲだよなあと思ったら、2年前に「加茂水族館の協力により“えのすい”初展示」が始まっていたクラゲだったそうで。
 
くずきりみたいな口腕が特徴的なインドネシアシーネットル。 こちらは立派なサイズの個体が実に優雅だった、インドネシアシーネットル。
 
口腕がくずきりみたいな艶やかさで、ふわふわひらひら、とっても綺麗。
 
写真撮影は、小さなクラゲや透明感が強い種類はスマホが自動補正つきで間違いなく撮れるのだけど、こういう大きなクラゲはミラーレスで撮る方が断然綺麗。
 
綺麗な1枚の裏には失敗写真が10倍くらいあったりするけど、今日も綺麗なクラゲが撮れました。満足。
 
儚げなふよふよ、アトランティックシーネットル。 大体いっつも触手が絡まって残念な事になっているアトランティックシーネットルも今日はなかなかお元気で。
 
アマクサクラゲとそっくりで、毎回わからなくなるこのクラゲ。
 
アマクサクラゲとの違いは、「アマクサクラゲのように傘や口腕に目立った刺胞塊はありませんが、口腕の付け根が赤く色づく個体がいることがあります」とか、「見分けるのは傘にある矢印のようなマーク。アマクサクラゲにはありません」あたりみたい。
 
なるほど、矢印マーク。覚えたわ。
 
スマホでも頑張ればこのくらいは。チョウクラゲ。 そして最後のこの子はチョウクラゲ。
 
その名の通り、蝶々のように時々はばたく風に動く透明なクラゲは、3cmほどしかない可愛いサイズ。
 
スマホで頑張って寄ったら、こんな感じに綺麗に撮れた。
 
他にも、撮影どころか視認さえ難しいレベルの、コモチカギノテクラゲとかシロクラゲとかオビクラゲとかシダレザクラクラゲ、それに安定のミズクラゲ、アカクラゲ、パシフィックシーネットル、タコクラゲ、ブルージェリーフィッシュ、京都でも見たキャノンボールジェリー等々、本当に充実のクラゲ展示。
 
カメラを構えている時はブレないように息を止めているものだから、最後は比喩ではなく息切れしてしまいつつ、えのすいならではの深海系展示や、"しんかい2000"の実物も拝んできた。
 
千葉の我が家からだとどうしても片道2時間、往復3000円。
それでも年パス買ってしまいたくなるくらいには素敵なえのすいの魅力は相変わらず健在だった。あーしあわせー。
品川「PIZZAMAN TOKYO」にて
 切り出し生ハム2種盛 ハーフ \1100
 バーニャカウダ \1200
 トリュフ香るローストチキン Pizza \1850
 自家製プリン 2×\500
 生ビール 3×\700
 苺のサングリア \700
そして東海道線で藤沢から品川へ。
 
夕飯はこれまたお昼同様Go To Eatの事前予約のポイントゲットつきで、品川アトレの「PIZZAMAN TOKYO」に。
 
夏に共同購入クーポン使って食べたこのお店、2000円分の食事券がまだ手元にあってその期限が間近だったこともあって、その消費をしましょうということで。なんだかんだで割引やらポイントやらで半額相当くらいになってくれた早め軽めの夕御飯。
 
日曜の夕方、レストランはけっこうな混雑でした。ちょっとびっくり。 ともかくも、おつかれさまでしたー、と生ハムとバーニャカウダとビールで乾杯した。
 
やっぱり駅ビル価格なのか?お酒は高めという印象。
 
「一昨日のインド料理は、定価が同じで分量倍だったもんね」
「それが半額で飲めたんだから幸せだったわ」
なんて言いつつ、軽めサイズのビールを飲みつつ、その後には苺のサングリアもいただきつつ。
 
季節メニューの、トリュフ風味のローストチキンのピザをもぐもぐ。 ピッツァは季節メニューだった、「トリュフ香るローストチキンPizza 半熟玉子のせ」を。
 
チキンにアスパラにトマト、スライストリュフと真ん中に温泉卵。
 
多分トリュフオイルも使っているのだと思う、全体からほわほわとトリュフの香りが漂う、リッチなピッツァだった。
 
全体的にお値段高めな感はあるけれど、ピッツァはちゃんと美味しいこのお店、ランチに使ってぱぱっとピッツァをいただくような使い方が良いのかなー。
 
旗がついているのがとてもキュートなプリンでした。ねっちり濃厚。 でも、自家製プリンが気になってしまって、最後にこれも1人1個いただいてきた。
 
多分このプリン、カタラーナ風の作り方なのだと思う(お店のジャンル的にはイタリア料理店になるらしいし)。
 
卵の味が濃厚で、ねっちりどっしり、小麦粉が入っている風なしっかりめの口当たり。
 
上に店名ロゴつきの旗が立っているのがなんとも可愛らしかった。
 
どうも最近、プリンの文字を見ると注文せずにはいられない病にかかっているようで。
 
帰宅してみれば、今日の大阪の新規感染者数が490人にもなったということで、本格的にGoTo見直しも始まるらしく。
 
正直、もう4~5月の時みたいな緊急事態宣言は勘弁だわあと思っている私。