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2022年12月25日日曜日

イブディナーは、IKEAで

再開したIKEAのクリスマスビュッフェに。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
 ゴマチキン \248
 付け食コッペダブル(つぶあん&バター) \237 1/2個
  洋梨(山形県産スーパーラフランス)
カフェオレ
ピーターパン」にパンを買いに行ったら、クリスマスの紙飾りつきのかわいい照り焼きチキン風のパンを売っていて、「ああクリスマスだし?」とこれを家族分買ってきた。
 
それと息子にはメロンパン、私とだんなはコッペパンサンドを半分こすることにして。
 
いつものつぶあん&バターのサンドは、毎回「バターがもう少しだけ多くてもいいのになー」と思っていたから、自力で追いバターしてバター増量してみたら、とても幸せ。
 
白胡麻がたっぷりトッピングされた、和風味のゴマチキンも美味しかった。
新習志野「ガスト」にて
 感動ハンバーグコース \1869
 セットドリンクバー \252
で、クリスマス当日の今日は、夕方早めに「IKEA」のビュッフェを予約していて、そして日中の私とだんなはホームセンターにお買い物に。息子は別途お出かけで。
 
年明けからペーパー類(トイレットペーパーとかティッシュとか)が再値上げするらしく、そのあたりの買いだめとか、シャンプー類とか猫の餌とか、色々いっぱい買ってきた。
 
そしてお昼は、私のリクエストで「ガスト」に。
 
来年1/18までの販売予定だという「感動ハンバーグ」が美味しそうで、これを食べてみたいの、と、だんなも一緒に1869円という、かなりお値打ちな価格設定のコース(というかセット)料理を楽しんできた。
 
Yahoo!ニュースによると、
 
「感動ハンバーグコース」の内容は、前菜「シュリンプサラダ ~ナッツとフルーツ~」、スープ「コーンポタージュ ~フライドオニオンをのせて~」、メイン「感動ハンバーグ ~トリュフ香るポテトチーズクリームIN~」ライス(栃木県産コシヒカリ)またはソフトフランスパン付き、デザート「グラスショートケーキ」。
 
メインの「感動ハンバーグ ~トリュフ香るポテトチーズクリームIN~」は、「ミシュランガイド東京」2020年度から4年連続で一つ星を獲得している「sio」のオーナーシェフ鳥羽周作氏との共同開発メニュー。九州産黒豚を使った「分厚い合挽き肉のパティ」、和の隠し味を加えた「特製デミグラスソース」、パティの中に入れる「トリュフ香るポテトチーズクリーム」にこだわったという。税込1,319円で単品販売も行う。
 
パティは、九州産の黒豚とグレインビーフの合挽き肉を使った“ガスト史上最大級の厚み”のハンバーグ。通常よりもしっかりとこねることで、赤身と脂身がつながり、焼き上げた時に肉汁が逃げず、柔らかくジューシーに仕上がるという。
 
デミグラスソースは、甘みとコクを加え、ライスに合う味わいに仕上げている。煮詰めたベークドワインに2種の赤ワインを加え、隠し味に白味噌とハチミツ、醤油を使用。飴色のタマネギが深みを、軽くソテーしたみじん切りのタマネギが食感を生み出すという。
 
パティの中に入れる「トリュフ香るポテトチーズクリーム」は、なめらかなポテトクリームに刻んだトリュフを入れ、10種のチーズを加えた。ガストの看板商品「チーズINハンバーグ」の技術を応用し、パティの中に閉じ込めたという。
 
ちょっと味が濃いめだったけどスープ、美味しかった~。 コピペしたものの、なんだか頭悪い文章だな……なんて思ってしまいつつ(語尾が連続して「~という」で終わるのはどうなの……)、ともあれ、まずは一緒にやってきたフライドオニオン乗せコーンポタージュと、フルーツ入りのシュリンプサラダ。
 
キウイやグレープフルーツの入った、爽やかな味の海老のサラダに、フライドオニオンがしっかりめの味だったコーンポタージュ。
 
どちらもファミレスの味より一段上という感じだったけど、こう、盛り付けとかが見本とは微妙に違って雑な感じで、見た目は正しくファミレスだなあという感じではあった。美味しかったけど。
 
感動ハンバーグは、チーズどばあ&肉汁たっぷりでした。美味♪ ソース多めのハンバーグは、ソースをパンやご飯にかけても似合いそうなちょっと和風な味わいで。
 
野菜が色々添えられているのも良い感じで、ハンバーグの中にはチーズソースがたっぷり。じゃがいも感はあまり無く、更に言えばトリュフの香りは言われてもいまいちわからないレベルではあったものの、美味しかった。
 
半熟の目玉焼きが乗ってるのが良い感じ。
 
デザートまでセットで2000円弱なのはほんとすごいなと。 そしてベリーの香りのグラスショートケーキは、つまり、トライフル的な。
 
アイスクリーム要素はなく、スポンジ+ソース+クリーム+苺という構成だったので、口に入れると確かにケーキ。
 
「すかいらーく」の時代はあまり足を向けずに、どちらかと言えばデニーズ派だったのだけど、ガスト、けっこう美味しいよね。もうちょっと行きやすい場所にあったら足繁く通ってしまうところだけれど。
南船橋 「IKEA Tokyo-Bay」にて
 クリスマスビュッフェ \2000
 ドリンクバー \120
 樽生ビール 2×\200
そして今日は、予約してあった「IKEA」に、クリスマスビュッフェをいただきに。
 
ローストビーフ、美味しかったです。 ファミリーメンバー価格で2000円、メンバー外は3000円、ソフトドリンクバーは120円だけど、やや小さめの生ビールは1杯200円でプレミアムモルツだそう。お安い。
 
しかも予約をした時には、"キャッシュレス決済で最大10%ポイントバックキャンペーン"期間中だったのでその恩恵も受けられることになって、ますますお安くいただけることになってしまった。ありがたし。
 
並んでいた料理は、大体こんな感じ。
 
前菜
サーモンマリネ
ゆで卵とランプフィッシュ
スコーゲンポテトサラダ
レバーケーゼ&エメンタール
プラントベースケバブ&ツンブロード
グリーンサラダ
主菜
クリスマスハム
スウェーデンミートボール・プラントボール
 w/マッシュポテト・リンゴンベリージャム
サーモンフィレレモンディルソース添え
ロティサリーチキン
ローストビーフ
プラントベースラザニア
プラントベースチキンナゲット
スープ&ブレッド
コーンスープ
カラマタオリーブ ブレッド
スペルト小麦とビートルート ブレッド
ライ麦入りダークグレイン ブレッド
シナモンロール
デザート
パイナップル&マンゴーケーキ
ティラミス
ダブルベリーケーキ
マンゴーシフォンケーキ
チーズ&レモンロールケーキ
りんごとさつまいものロールケーキ
宇治抹茶ロールケーキ
IKEAオリジナルドーナッツ
ジンジャークッキー
 
定番のミートボールやスモークサーモン、そしてロティサリーチキン(これ、美味しかった)やローストビーフがあったのは嬉しかったけど、でもスウェーデン料理と言ったらこれだよね!?の代表格のニシンの酢漬けとヤンソンさんの誘惑がなかったのは悲しい。
 
数百円くらい高くなって構わないから、ニシンとヤンソンさんは出して欲しかったなー……と。ぶっちゃけ私はサーモンよりニシンの酢漬けが好きなくらいなので……。
 
今回はけっこうデザート類が充実していて、こんな色鮮やかなIKEAドーナツも3種類、カットされて置かれていたりした。
 
以前から気になっていたドーナツだった(テイクアウト用のパンコーナーに売られてた、確か)から、食べる機会としては今日がちょうど良かったのだけど、結局食べられなかったな。残念。
 
お腹一杯になったけどデザートもこのくらいは食べました。 ドーナツは無理だったものの、パイナップル&マンゴーケーキやティラミス、マンゴーシフォンやチーズ&レモンロールケーキをいただいたデザート。
 
飲み物は当然これだよね的に、あったかい紅茶にリンゴンベリージャムを落としたものを。
 
基本はファミリー向け(更に言えば小さな子供のいるご家庭向け)なビュッフェかなあとは思いつつ、思うさまミートボールやスモークサーモンを食べられるのは嬉しいもので、今年もなんだかんだ満足して、ふわふわな心持ちのまま帰宅した。
 
南船橋は、今冬にライフスタイル型商業施設「(仮称)南船橋駅前商業施設計画」が開業予定で、更に2024年春には「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」が開業予定、」だそう。
 
賑やかになるのは良いことだわーと、どんな店が来るのかちょっと楽しみにしているのだった。
 
微妙に観光地入ってるから、週末の車移動とかは厄介だったりする(渋滞が……)のだけれど、楽しいお店が多くて便利な地。
まあ、おかげさまで、一向に痩せなくなってしまったのだけど……。明日からまた年末まではがんばります……。

2020年12月19日土曜日

IKEAのクリスマスビュッフェ

初めてのIKEAクリスマスビュッフェに。
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「VIRON」の
 パン・オ・ショコラ
 フーガス・グリュイエール
カフェオレ
みかん
昨日は渋谷東急本店の近くにある老舗のハード系パン屋さん「VIRON」でお買い物。
 
でも私は正直、ハード系パンの美味しさは今一つわからなくて、だから馴染みのあるパン・オ・ショコラを買ってきた。あと、美味しそうだなあと巨大な葉っぱ型の「フーガス・グリュイエール」というハード系チーズパンと。
 
パン・オ・ショコラは1個370円と結構なお値段だったけれど、その分、サイズも大きめで。しかも使っているバターはエシレだそうで、それはもう仕方ないねえという感じ。滅多に買えるものじゃない(買う気になれない……)類のパンではあるけれど。
 
「……あ、このパン・オ・ショコラ美味しいね」
生地はもとより、チョコレートがすごく美味しい、というのが私とだんなの結論。パンのボリュームに見合うくらいたっぷり詰まったチョコレートが良い感じのほろ苦さで絶妙な美味しさだった。
 
温めてから1/4サイズほどに切って食べたフーガスはライ麦の風味が漂い、これまたチーズもたっぷりで。
 
もっぱら系列の「CENTRE THE BAKERY」の食パンを買うことが多かった最近だけど、やっぱり本店のパンも美味しいんだわ。
「豆狸」の
 わさびいなり
 かにいなり
麦茶
今日はだんな、病院に行ったり午後には仕事の外出があったりで忙しい一日。
 
私はと言えば家で「リングフィット アドベンチャー」をしていたくらいののんびりさで、そして昼前に一度帰ってくるというだんなに「息子の昼御飯何か買ってきてー」とお願いしていたのだった。
 
私はお昼軽くで良いからと伝えておいたら、嬉しいことに稲荷寿司を2個買ってきてくれて。
 
好物のわさびいなりと、季節限定品のかにいなり。息子には焼き鳥丼。
 
かにいなりが、贅沢に蟹肉どっさりなトッピングでとてもとても幸せだった。あと、このお店のわさびいなりは美味しい。大好物。
「IKEA Tokyo-Bay」にて
 クリスマスディナービュッフェ メンバー価格\2499
 生ビール 2×\199
 ボトルワイン 2×\359
で、夕飯は、初めて訪れたIKEA Tokyo-Bayの「クリスマスディナービュッフェ」に。
 
毎年開催されている事はもう何年も前から知ってはいたけど、「夕飯のためにわざわざ南船橋まで行くのもねえ」「お酒飲むだろうから電車かバス使わないとだしねえ」と行くことはなかったこのビュッフェ。
今のおうちからなら歩いても行けるしね!ということで、申し込んでみた。
 
12/18~25の期間中の開催で90分制。船橋店はオンラインでの事前予約が可能。30分毎に枠が設定されていて、申し込めるのは枠毎に10人(10組ではなく)。
 
だからけっこうな勢いで枠が埋まりまくっていた。
 
価格は、通常は3500円/人なところ、無料で登録できるIKEA Familyメンバーになっていれば2499円、ドリンクバーつき。
 
コロナ禍でのビュッフェはたいへん。ほんとうに。 多分、例年だともうちょっと枠の人数が多めなのではないのかな。
 
30分毎に10人だと、台の混雑は全くなくて、代わりに、減った料理がなかなか補充されないという悲しみも。
 
ずーっと台の皿が空っぽだったロティサリーチキンは、終盤に漸く焼き上がり、なんとか1人1カット食べることができたのだった。
 
Hot
ローストビーフ、ミートボール、ロティサリーチキン、ロールキャベツ、ラザニア、ソーセージ、キッズカレー、ドフィノワ、メダリオン、マッシュポテト、フライドポテト
Cold
クリスマスハム、ナポリサラミ、鴨肉スライス、ランプフィッシュたまご、サーモンマリネ、セビーチェ、スライスチーズ、シュリンプサラダ、生ハムサラダ、キヌア
Plant Base
プラントボール、プラントケバブ、プラントベースカレー
Soup
コーンスープ
Bread
ガーリックトースト、アークティックブレッド、オリーブブレッド、ビーツブレッド、ダークブレッド
Dessert
チョコレートケーキ、フランボワーズケーキ、チーズケーキ、ジンジャークッキー
 
並んだ料理はこんな感じ。
 
ニシンが……ニシンはどこ…… 私は、スウェーデン料理と言ったらこれでしょう?のニシンの酢漬けを食べるのをとっても楽しみにしていたのだけれど、あいにくと、冷菜コーナーにそれが無くて。
 
北欧ではとってもお安いキャビアもどきの魚卵が乗ったゆで卵とか、これは安定の美味しさのサーモンマリネとか、あと鴨や生ハムがあったのは嬉しかったかな。
 
定番のミートボールは当然あるとして……そう、あとスウェーデンと言えばこれの"ヤンソンさんの誘惑"が無かったのも悲しみ。
 
代わりにポテトグラタン的なドフィノワが出ていたけど、ドフィノワ出せるならヤンソンさんを出して欲しかった……かな。
 
生クリームとかアンチョビとか必要らしいし、ヤンソンさんは手間がかかるのかなー。
 
待って待って食べられましたロティサリーチキン。 これだけは惜しみなく出てきて、そして美味しかったローストビーフをもりもり食べて。
 
んで、「もうすぐ焼き上がりますのでー」言われつつ待ちに待ったロティサリーチキンは、1カット1/4羽分という感じ(写真は息子の分も貰ってきての2個盛り)。
 
濃すぎない味のハーブ風味でしっかり塩味。美味しかった。
 
好きなものを好きなように食べられるという意味ではなかなか幸せなこのIKEAビュッフェ。
しかも今年は、チャージ済のGo To Eat千葉の食事券も使えるということで、割安にお食事できた。
 
初めてここでお酒飲んだけど、ちっこいサイズとはいえビールが199円だったり、ミニサイズボトルのワインが359円だったり(味は、まあ、まあまあ。フランスのシャルドネとメルロー)。
クリスマスディナーとしてはお値打ちな部類だろうし、何より同伴の子供(12歳以下)は無料というのがすごかった。
 
来年はコロナも落ち着いて、ビュッフェもちょっとは従来の形に戻るのかな。戻ると良いな。
 
帰宅してからtwitter検索で知ったところによると、やっぱり例年よりは品数が少なくて、しかも年々内容が寂しくなってきてもいるのだそうで。ヤンソンさんはもう暫くビュッフェ台に出てきていないんですって。
 
あとこれは試せば良かったなあと思ったのは、「ミートボールのジャムを紅茶に溶かして飲む」というもの。そうね、リンゴンベリージャムを好きなように楽しめるのはビュッフェ時のみのお楽しみ。来年は是非やってみたい。

2016年12月1日木曜日

ツリーを買いに。

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
南船橋「IKEA」にて
 スウェーデン・ミートボール(8個) \599
 あんこクロワッサン \170
 ドリンクバー \60
だんな出張中で不在の今日、タイミングが悪い事に、今日がIKEAの「生もみの木」発売日。これまでは11月半ばくらいの販売だったのに、今年はずいぶんと遅めだった。
 
でも、幸いな事に、今日は息子、学校がお休み。
「お昼、IKEAになっちゃうけど何食べてもいいから!どんだけ注文してもいいから!」
とご飯で釣って、バスに乗って生もみの木の買い出しに行ってきた。
 
一昨年はもみの木価格は1999円で、もみの木回収時に同額のチケットを貰うことができた。去年は2499円と値上げしたものの、やっぱり回収時には同額のチケット。
 
今年は値段こそ2499円と昨年と同じだったものの、回収時に貰えるチケットは1000円。「実質無料」では無くなったものの、「生もみの木」の魅力と、「大きなクリスマスツリーを一年の大半片付けておかないといけない不便さ」を考えると、「実質1本1500円」でも、そんなに高くはないのかな、と。
 
今までが安すぎた感じ(それにぶっちゃけ、2500円分のチケット貰っても食品に使えないからけっこう持てあましたりして……)。
 
「両手に軍手して、"良い枝ぶり"のもみの木を探します」
「あ、はい」
「枝はまとめられてるけど、良い感じに膨らんだ円錐形になっていて、枝の緑の色が綺麗で、あと根元の部分が短すぎないやつ。あまり短いのはツリースタンドの水にちゃんと幹が浸からないからね」
 
と息子に指導しつつ、2人でがさがさともみの木狩り。
紐でまとめられてる枝は、その紐を自分で切って確認しても問題ないので、自宅から持って行ったハサミで紐を切って枝ぶりを確認しては「理想のもみの木」を探したのだった。
 
で、めでたく納得の良い感じのもみの木を見つけることができて、紐で改めて枝をまとめて縛り、梱包コーナーに置いてある新聞紙とガムテープでぐるぐると梱包。最後に改めて紐を巻いて、自宅から持って行った「スポーツバッグ用の肩掛けベルト」を装着。もみの木を肩に下げて持ち運べるようにした。重いものも肩にかければ持てるかなと思いついて持って行ったのだけど、これが本当に良い感じ。
 
「あ、これなら全然楽勝」
と、息子がさっさかもみの木を運んでくれたのだった。
 
そして、ちょっと早めのお昼御飯をIKEA内のレストランで。
 
私は定番メニューのミートボールのプレートと「あんこクロワッサン」、それにドリンクバーをつけて800円ちょっと。なのにお会計は4000円。
 
私の3倍もの品が乗っていたことになる息子のトレイ(2個)には、スウェーデンクリスマスプレート、ビーフシチュー、BBQサーモンサンド、ソーセージ、フライドチキン、ベリーベリーチーズケーキ、エッグタルトが乗っていた。
 
明らかにメインディッシュ相当のものが3つくらい乗っていて、しかもデザートも2種類。食べるの?ほんとに食べきれるの?食べきれるならいいけど……とお会計を済ませ、
「だってIKEAの飯、けっこう好きだし」
とえらい勢いで1品ずつ平らげていく息子を唖然と眺めつつ、いつもの味のミートボールをもぐもぐ。
なんだか見ているだけでお腹いっぱいになった。
 
今年のツリーはシルバー&ブルーで。 帰宅したら早速、ツリーの飾り付け。
 
幹の切り口に十字に切れ込み入れて水揚げが良くなるようにし、ツリースタンドにセットしたらスタンドに水をたっぷり。
 
葉にも霧吹きで水をたっぷりかけてから(←これは毎日やる)、オーナメントはブルー&シルバーのものを。
 
ちょっと前にAmazonを見ていたらおそらくは去年のオーナメントがかなり安い値段で出ていたから、事前に買っておいたのだった。
 
グレーっぽいピンクをテーマにしたツリーも良いなとか、ホワイト&シルバーでも良いなとか、毎年目移りしてしまう。増えていく一方のオーナメント、来年は使い回すか整理するかしないとねぇ。
ししゃもの炙り
肉団子ときのこのうま煮
ゆず白菜
塩鮭とじゃがいもの粕汁
羽釜御飯
日本酒(愛知 山崎合資会社 山崎醸 夢吟香DREAM 純米大吟醸原酒)
 
「きのとや」の「焼きたてチーズタルト」
アイスカフェオレ
そして夕飯時にだんな、出張から帰宅。
 
お土産に、いつもの「焼きたてチーズタルト」と、実に美味しそうなししゃもを手にしていた。ししゃも、スーパーなどで安価に買えるものは「ケペリン」という、ししゃもと同じニシン目ではあるものの「キュウリウオ科」ではない別の魚だったりするそうで、でもこれは本物の「ししゃも」なのだそう。
 
北海道の、とーっても美味しい本物ししゃも。 箱には小さめの子持ちの雌が10匹、雄が20匹入っていた。
 
これは早めに焼いて食べなきゃねと、添付のリーフレットにあった通りにフライパンの上にオーブンシートを敷いて軽く炙って食卓へ。
 
メインのおかずは「肉団子ときのこのうま煮」。
 
安く買えるからと昨日たっぷりの豚ひき肉を買ってきてあったので、玉ねぎ、卵、片栗粉などと練り混ぜて団子にしてフライパンで揚げ焼きにし、食べる分だけ続きの調理。
 
予定よりも多めの分量を冷凍保存にすることにして、椎茸、えのき、しめじなどと甘じょっぱいうま煮にした。
 
塩鮭はじゃがいも、大根と軽く煮てから酒粕、味噌、醤油を溶いて汁物に。これはワタナベマキさんレシピ。献立からしてこれは日本酒だね?日本酒でしょ、と、以前酒屋さんで「九平次をお好きな方なら」とプッシュされて買ってきた、赤い蝶々のイラストがとても綺麗なラベルの「夢吟香DREAM」を。
 
酸が綺麗で米の旨味を感じる、確かに九平次に似た方向のお酒だった。でもなんだかちょっとこう、物足りない感もあり……(それは私が醸し人九平次を好きすぎるからだとも思われ)。
 
色々支度はしたものの、全てを持っていかれる美味だったのが「本物のししゃも」。
 
脂が滴るほど焼いてはダメなんですって。さっと炙って、身がふくふくしているところを齧るのが良いそうで。だから魚焼きグリルなどではなく、フライパンwithクッキングシートを使うのが一番良いそう。
 
少しも生臭くない、旨味たっぷりの卵が詰まった雌も、柔らかい身がひたすらジューシーな、脂の乗った雄も、どちらも甲乙付けがたい美味しさだった。
 
早く食べるに限るので、「今日明日で全部食べよう」と、1人5尾くらいをもぐもぐ。頭から尻尾まで余さず食べました。カルシウムたっぷり感、半端ない。

2015年3月7日土曜日

今夜はスモーガスボード

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恵比寿 ウェスティンホテル東京内「ザ・テラス」にて
 朝食ブッフェ
ウェスティンホテル自慢のヘブンリーベッドは、やっぱり素晴らしい。
 
「雲の上の寝心地」と称されるけれど、別に「ふわふわ」というわけではなく、適度な固さ。寝転がった瞬間にはそれほど凄さが実感できないけれど、一晩ぐっすり寝て、肩も腰もどこも痛くない快適な目覚めというのは、なかなか他では味わえないもので、たいそう爽やかな朝を迎えられた。
 
今回の宿泊プランはあいにく朝食つきではなかったのだけど、「館内レストランで使える5000円チケットつき」というもの。それを持って、皆で階下のブッフェレストラン「ザ・テラス」に行って、朝食をいただいてきた。高級ホテルに泊まったら、やっぱりブッフェ朝食はいただいておかないと、物足りない気分。
 
嬉しいのは、その場で次々絞って供している、「100%フレッシュオレンジジュース」があること。何しろ目の前で絞っているから、正真正銘の100%フレッシュ。これが甘くてめちゃくちゃ美味しかった。
 
そのほか、ジュースコーナーにトマトジュースやグレープフルーツジュースなどもあるのだけど、ブルーベリースムージー、抹茶スムージー、ローファットバナナスムージーがあるのも面白いところ。ベリーが嫌いなだんな以外、私も母も息子も「これ、美味しそう」とブルーベリースムージーを持ってきて、薄紫色の綺麗な色のスムージーを満喫した。
 
ウェスティンホテル東京のあさごはん。完璧なオムレツでした。 卵料理コーナーには、オムレツの具材が様々用意されていて、私は炒め玉ねぎとチーズのオムレツをリクエスト。
 
すごく丁寧に焼いてくれたオムレツ、うっとりするほどの完璧な仕上がりだった。
 
温菜コーナーに寄り道してハッシュドポテトや温野菜、ソーセージも添えてテーブルに戻り、ミニクロワッサンやパン・オ・ショコラをつまみながらもぐもぐと。
 
スモークサーモンに、ハムは3~4種類、サラダは基本的な生野菜が何種類か。ベーコンと野菜のコンソメスープがあるのも嬉しかった。
 
母は、フルーツコーナーにライチ(生が出る季節じゃないから冷凍ものだと思うけど)があるのを見て大喜び。私も数粒ライチを食べて、あとはりんごや、ホテルメイドのフルーツカクテルも少し。
 
「今日の昼は歩くからねー、昼御飯要らない勢いでどっさり食べようねー」
と、たっぷりお腹に入れたけど、でもさすがにお昼抜きというのは無理がある、かな。
六本木ヒルズ「MASTER'S DREAM LOUNGE」にて
 ビール(ザ・プレミアムモルツ マスターズドリーム) \550
 武蔵野ブルワリーのフィッシュ&チップス \800
東京滞在を1日延ばしてホテル滞在を楽しんだ母、お昼の新幹線で帰るとのことで、ホテル入り口でお別れ。
 
朝食後、少し小雨が降っていたけれど、母と2人で一昨年の春リニューアルオープンした「ウェスティン ガーデン」をちらっと歩き、「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」でパンも買ってきた。
 
もっと早めに上京の予定を教えてくれたら、早期予約で良いホテルをもっと安く泊まれそうなんだけど。今度は母期待のグランドハイアットに泊まることができるといいね(ホテルのポイント溜まってるから、スイートルームにグレードアップできそうだというおまけつき)。
 
で、私たちは日比谷線で六本木に移動。今日から始まる六本木ヒルズ舞台の謎解きイベント、「六本木ヒルズ謎解きプロジェクト~伝説の秘宝Xを奪え!」に挑戦してきた。
 
舞台は六本木ヒルズ一帯で、営業中の各店舗のディスプレイなども謎解きのヒントとして用いられるという趣向。A5サイズの専用バインダーを貰い、今日はヒルズ中、秘宝を狙う怪盗と詐欺視が暗躍しまくっていた。
 
何しろ今日からのイベントだったから、休憩に寄ったコーヒーショップの店員さんなども興味津々。
「あの……何かのイベントなんですか?隣のお店に皆さん寄ってらして、でもうちの店には全然来てくださらなくて……」
と、某カフェチェーンの店員さんに聞かれて、「このイベントで、あの店にヒントがあるんですよね」と冊子を見せたら
「ああ、リアル脱出ゲームのイベントなんですね!この間、コナンの脱出行きましたよ私!」
なんて盛り上がったりして。
 
「がんばってくださいねぇ~」
と見送られて、もともとそれなりに土地勘のあったヒルズだけど、今日1日でまた詳しくなってしまった。特に移動に必要なエスカレーターやエレベーターの位置にはすごーく詳しくなった、という……。
 
お昼は適当にする予定だったのだけど、2階を歩いていたところで、だんなが
「あ!モルツのマスターズドリームだ!」
と。
 
なんでも2週間ほどの期間限定で、「醸造家の夢」という名前の「ザ・プレミアムモルツ マスターズドリーム」の先行販売ラウンジ「MASTER'S DREAM LOUNGE」がオープン中なのであるらしい。ビールそのものの販売は、3/17から、コンビニエンスストアなどで始まるのだとか。
 
「そっか先行なのか」
「それは飲まなきゃ……じゃない?」
モルツ大好きだしねぇ、今なら座れるかな?と謎解きの合間に、ここで休憩してきた。ビール1杯じゃ謎解きに影響するほど酔っ払うことはないし、大丈夫大丈夫。
 
六本木ヒルズ「MASTER'S DREAM LOUNGE」で、マスターズドリームいただきますっ! ビールに似合う料理が色々あるということで、私は「1日30食限定の特別メニュー」から、「武蔵野ブルワリーのフィッシュ&チップス」を。
 
白身魚のフライ2切れにフライドポテト、ココットケースにはちゃんとモルトビネガーが。
 
フライの衣は、モルトシロップとモルトパウダーを使っているのだそう。イベントスペースでの料理だけど、ちゃんとカラッと揚がっていて、美味しかった。
 
ちゃんとソフトドリンクも置いてあるので、息子はコーラとハンバーガー。良いタイミングで休憩できたし、「これで夜まで歩ける」状態までお腹に食べ物入れられたし、めでたしめでたしだった。
 
謎解きの方は、午後4時頃に完全解決。「詐欺師編」「怪盗編」、ヒントを貰ったりすることもなく、3人が得意分野への閃きを遺憾なく発揮して、
「わかったぁ!これって答え○○じゃん」
「え?なんで?全然わかんない」
という事が度々重なって、順調にクリアすることができた。やっぱり私は視覚情報重視の謎解きが得意みたい。数字&ロジック系はだんなの独壇場。息子は文字挿入系が超得意、そんな感じ。
赤坂見附「レストラン ストックホルム」にて
 スモーガスボード \3500(クーポン利用)
 本日のスープ
 カクテル(ストックホルム) \1200
 アクアビット(スカノール) \700
夕飯は、スウェーデン料理のスモーガスボード(=ブッフェ料理)を楽しめる、赤坂見附の「レストラン ストックホルム」に。
 
以前家族で訪れて、美味しかったなまた行きたいなと思っていたところで、共同購入クーポン「日本では珍しいスウェーデン伝統料理「スモーガスボード」。常時60種以上の料理を取り揃えた本格北欧スタイルバイキング!」が販売されているのを見つけて、これは買うしかないでしょう、と、家族3人分買っておいていた。
 
でもなかなか行けるタイミングがなくて、有効期限の3/20が目前に。やっとこさ今日、行くことができた。
 
クーポンの値段は3500円。通常価格5000円のスモーガスボードと、日替わりのスープ900円、それにサービス料と消費税の分もクーポンに含まれているので、7009円相当が50%offということだった。これは嬉しい♪♪
 
赤坂見附「レストランストックホルム」にて、このあたりはサラダ類。魚も野菜もたっぷりで幸せ~。 「お皿をまめに取り替えるほどマナーが良い」とされるスウェーデンの伝統スタイルのブッフェ料理。
 
食べるべき順序もちゃんとあって、最初はノルウェー産ニシンの酢漬けから。次にコールドミート、サラダ類、そして温かい料理、最後にチーズとフルーツ、ケーキ類、という感じ。洋風のコースを想像しながら盛りつければ、すんなり自然な感じになる。
 
というわけで、最初に盛りつけてきたのが、今日の一番上の写真。
 
ニシンの酢漬けの品揃えが豊富で、なんと7種類ほどもある感じ。リンゴとハーブ、サワークリーム、マスタードハニーなどがあったかな。好みなものを数種類もらってきた。
 
中央はニシンのトマト煮(?)で、スタッフドエッグとか、魚卵なども。私はこのニシンの酢漬けが大好きで、だからスモーガスボードもお気に入りなのだった。
 
赤坂見附「レストランストックホルム」にて、サーモンとポテトのスープ。 テーブルでサーブしてくれる日替わりのスープは、サーモンとポテト。
 
クラムチャウダーのように具沢山かつ濃厚なスープで、ほんのり漂う酸味はサワークリーム由来のものかなと思う。素朴な味で、でも上品だった。
 
これが前菜の途中に出てきて、私たちはせっせとサーモンのマリネをいただいたり、サラダを盛ってきたり。
 
温かい料理もしっかり充実で、スウェーデン料理と言ったらこれ、の、リンゴンベリージャムを添えたミートボールやじゃがいものグラタン「ヤンソンさんの誘惑」、貝のクリーム煮やビーフシチューなどなど。「三元豚と野菜の煮物」といった、トマト味煮込みなどもあったりした。
 
アルコール度数の高いアクアビットは「氷漬けのボトル」で供されます お酒、私が最初にいただいたのは、「ストックホルム」という名前のカクテル。
 
スウェーデン産ウォッカとグレープフルーツを使ったさっぱり味のショートカクテルを飲んだ後は、スウェーデンの蒸留酒「アクアビット」をいただいた。
 
アルコール度数が高いので冷凍庫に入れても凍らないこのお酒、氷を周囲に纏った「氷漬けのボトル」でやってきて、リキュールグラスに注がれる。私の選んだ「スカノール」は、スウェーデンの地名らしい。クミン・アニス・フェンネルで香り付けしたスタンダードな辛口のお酒、ですって。
 
焼酎をストレートで飲むようなものだから、喉がカーッと熱くなるけど、清涼感があって美味しいお酒。酔っ払いそうでいかにも危険だけれど、ビールをチェイサーにしたりもするんですって。
 
アクアビットをいただくのもこのお店の楽しみの1つなのだけど、注文するときに「えーアクアビット飲むんですかー飲めるんですかー」みたいな対応を前回も今回もされたのが、ちょっともんにょり。
 
スタッフ全員というわけじゃないけれど、ちょっとばかり慇懃無礼な対応だなぁと感じた人が数人いて、
「クーポン客だからなのかしら」
「クーポン客関係なく、これが素の対応なのかしら」
と悩んでしまうところ。料理は美味しいからまた来たいなとも思うのだけど、「でもこの接客が待ってると思うと、定額払って来たいとも思わないのよね」というのが正直なところなのだった。私の中では(きっとだんなの中でも)「半額クーポンが出たらまた来る」という位置付けのお店。ほんと、味は良いのに。赤坂見附駅前で立地も良いのに、残念なことだ。
 
赤坂見附「レストランストックホルム」にて。デザートも美味しいのよー。 ともあれ、デザートもしっかりと。
 
チーズは5種類、カラメル色の山羊乳チーズ、あとはクリームチーズ、マリボー、カマンベール、ブルー。マリボーとブルーに干し葡萄を添えて、最後の一口残していたアクアビットを飲み干して、デザート皿はこんな感じに盛ってきた。
 
左奥は、IKEAのフードコートでも見たことがある「セムラ」。
 
モフッとしたほの甘い生地でアーモンド風味のクリームをサンドした、日本で言うところの「ナボナ」に近いお菓子。
 
右奥は「カスタードケーキ」と説明があった。カスタードクリームというより「バタークリーム」的な濃厚なクリームのトッピングがあって、下はスポンジ。懐かしいような味のクリームでとても好みだった。お代わりしたかったけどどっしり重めクリームなので断念……。
 
そして手前はりんごとアーモンドの温かいケーキ。ミルクの容器がサーブ台の近くにあって、かけて食べると良いらしい。アイスクリームを添えるのもお勧め、とか。
 
他には「カフェフロマージュ」「フルーツゼリー」「ガトーショコラ」など。どれも甘さしっかりめのケーキばかりで美味しかった。
 
母の上京に伴う飽食の週間もこれでおしまい。明日からは粗食になる予定(予定は未定……)。

2012年4月12日木曜日

IKEAでミートボール♪

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納豆
羽釜御飯
豆腐とわかめの味噌汁
アイスほうじ茶
昨日たっぷり味噌汁を作ったこともあって、今朝は久しぶりに白米朝食。
そしてお供に納豆!納豆!
 
私はけっこう納豆が大好きで、時々買ってきて平日の一人昼御飯などに冷凍ご飯チンして納豆ご飯を楽しんでいる。先日は安売りしていたものをパッケージを良く見ずに買ってきてしまったのだけれど、その納豆が「ひきわり」だったので軽くへこんだのだった。私は……ひきわられてないほうが、すきかなぁ……。
 
更に言えば、小粒納豆よりもがっつり大粒の方が好きだったりして、今回はそんな感じの納豆を買ってきた。息子に
「君も納豆食べるかい?」
と聞けば「うん、食べるー」だそうで、どうやら我が家で納豆嫌いなのはだんなただ一人、ということになるみたい。
 
「給食でも納豆出るの?」
「中学入ってからは出なくなっちゃったかなぁ……小学校の頃はけっこう出てたけど」
「残す人けっこういるでしょ?」
「いや……いないよー、みんな食べるよ?」
 
だそうで、息子の周囲の子供達は納豆嫌いはそれほど多くないみたい。
 
納豆美味しいよねー、と、しみじみ食べつつ、でも私、「納豆かけご飯」以外の納豆料理はあまり口にした経験がない。
 
納豆好きなら「納豆入り味噌汁」とか「納豆チャーハン」、更にはココイチのカレートッピングに納豆(!)といったものも美味しくいただけるそうだけど、「え……でも、料理全部がネバネバネバネバになっちゃうんでしょ……」と思うと、ちょっと腰が引けてしまうのだった。でもきっと美味しいのだろうなぁ。
「IKEA船橋」にて
 ミートボール(10個) \325
 オニオンスープ \199
 セムラ \199
 ドリンクバー \0
今日は青空が広がる穏やかな一日。
 
買い物日和かなと、手元にある「誕生月500円OFFクーポン」を持ってIKEA船橋にでかけて来た。お目当ては1490円のLED照明。
 
他にも保存瓶の類とか、ちょいちょい欲しいものがあって、開店直後に到着して1時間ほど見て歩いて会計を済ませた後に、2階のレストランでご飯にすることにした。さすが平日、親子連れなども多いけれど、お店は週末の混雑とはまったく違って静かなものだ。
 
入会無料のファミリーメンバーになっていれば、平日のドリンクバーは無料。そしてレストランでいただくミートボールが半額。10個ミートボールの皿とドリンクのセットが325円でいただけることになる。サイゼリヤもびっくりのサービス価格だ。
 
でも、やっぱりそれだけでは終わらないわけで、「今日のスープ」がオニオンスープだったのでいただくことにして、更に期間限定メニューの「セムラ Semla」なるものも1個。セルフサービスのフードコートを一周したらけっこうな御馳走になってしまった。
 
「セムラ」とは、スウェーデンのイースター料理の一つなのだそう。ブリオッシュ風の生地にホイップクリームがどっさり挟まっている。クリームのサンドされた面にはしっとりシロップ風のものが染みていて、それは「アーモンドペーストと牛乳を混ぜ合わせたもの」なのだそう。全体的にふわふわと甘い(でも甘すぎない)、クリームパンとシュークリームを足した風な食べ物だった。かなり好みな味わいで、「もう1個食べたいかも」と思ったほど。
 
ミートボールもいつもの味。無造作にごろごろっとミートボールが皿に盛られて、ベージュ色のクリームソースとリンゴンベリージャムが添えられる。あとはごろりとじゃがいも2個。なんというかファストフード的な感じではあるのだけれど、このミートボール、私はけっこう好き。オニオンスープも美味しかった。
 
腹を満たした後は、「まだまだ時間あるなー♪」と、幕張のアウトレットモールに移動して更にお買い物。幕張の買い物はオマケだったはずなのに、気がつけば荷物が倍増していたのだった。予定にはなかったけれど、夏っぽいクッションカバーで良い感じのものがあったので買ってしまったりして。
カツオのたたき 新玉ねぎとスプラウト
紅菜苔の海老のにんにく炒め
コーンと豆腐の中華風スープ
羽釜御飯
チューハイ(カルピスのやさしいお酒 スイートレモン)
帰宅後は戦利品をきゃっきゃうふふと飾ったり入れ替えたり設置したり、あれこれあれこれ。
今日は本当に暖かで、窓を開けて網戸で作業していたら猫たちも「窓が開いたわ!」「外が見えるわ!」と大騒ぎ。桜もあっという間に葉桜になりつつあって、「春はまだかなー」などとつい1週間ほど前まで思っていたのが嘘のようだ。
 
というわけで、本当は何か白身の魚を買ってきて中華風に「清蒸鮮魚」にする予定だった今日の夕御飯、あまりの暖かさに魚屋で
「むしろ今日はこっちの気分……」
と、カツオのたたきを手にとってしまった。スープも副菜も中華なつもりで献立を考えていたのだけれど、今更それらも変更するのはめんどくさく、ちょっと調和の取れない献立に……。
 
クリームコーン缶で作る中華風コーンスープ。鶏ガラスープにコーン缶加えて溶き卵を混ぜる……というのが、大雑把な作り方だ。レシピをパラパラと眺めていたら、そこに豆腐を入れるという記述があって、「似合うの?本当に?お店で入ってるの見たことない気がするんだけど」と思いながらも試しに豆腐を入れてみた。
 
悪くはない。悪くはないけど、豆腐で中華風スープなら青梗菜と組み合わせるとか、「蟹肉+卵の白身+豆腐」とかの方がやっぱり違和感のない組み合わせかなと思った。
 
先日届いた野菜セットに入っていた、赤紫色の綺麗な野菜「紅菜苔」は、半端に残っていた海老と一緒に塩にんにく炒め。胡麻油熱して薄切りにんにく、赤唐辛子を炒めたら紅菜苔を加え炒め、しんなりしたら海老(もともと茹で海老を買ってきていたので最後に投入)も入れる。最後に風味づけ程度に軽く醤油を回しかけて、何度かあおったらできあがり……の、適当炒め。
 
黄色い花が咲いていた紅菜苔は、アブラナの仲間と説明にあっただけあって、味も食感も「色の違う菜の花」的なものだった。シャキシャキしていてなかなか美味しい。
 
カツオのたたきは、新玉ねぎのスライスとスプラウト添えて、上からは刻み万能葱をたっぷり。こちらはにんにく抜きにして、シンプルに旭ポンズかけながら食べることに。
 
カツオのたたきとはいまいち似合わなかったかもだけど、カルピスサワー的なものが夕方にどうしても飲みたくなってコンビニで買ってきたのが「カルピスのやさしいお酒 スイートレモン」。アルコール度数たった2%で、ジュースのようなサワーだった。で、微妙に飲み足りなくなってしまい、11時になろうというこの時間に焼酎ロック飲んでいる始末。
 
さて、家にあると思っていたネジがもうなかったのでそれ買ってきて、明日は電気ドリルを触る予定。色々やってます。

2012年1月22日日曜日

初体験スモーガスボード

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ピザトースト
みかん
カフェオレ
昨日、スーパーで「明日の朝御飯、どうしよう」との私の言葉に「……ぴざとーすと?」と返しただんな。だんなは大概ピザトーストが(あとホットサンドも)大好きだ。
 
ちょうどピーマンを籠に入れたところでもあったし、まぁそれも良いかもねーとベーコンなども籠に入れ、今朝はピザトースト。
 
オーブンの余熱をスタートさせて、厚切り食パンのトマトピュレを塗り、玉ねぎ、ピーマン、ベーコンをトッピング。シュレッドチーズもたっぷりトッピングした後で、10分くらい、時間をかけて焼き上げる。具沢山の我が家のピザトーストは、外で食べるのよりも(って、外であんまりピザトーストを口にする機会はないけれど……)ぐっとゴージャス。食べ応えがある。
 
日曜の今日も息子は部活なので、しっかり食べさせて送り出したところで、私たちは外出の支度。
新宿「アカシア」にて
 ミートコロッケ+ロールキャベツ1貫(ライス付) \1100
今日の最初の目的地は新宿歌舞伎町。
 
午後からのイベントを前に、ちょっと早めのお昼を食べてから向かいましょうということで、私が「ここで食べたい!」と提案したのはロールキャベツの「アカシア」。東京駅GranStaに先日までテイクアウト店が入っていたので、何かと重宝していたのに、残念ながら数ヶ月前に退店してしまったのだった。
 
何度もここのロールキャベツは食べたことがあるけれど、お店に入るのは多分これが初めて。わーいわーい久しぶりにあのロールキャベツ食べるよー、と、うきうきとレトロな雰囲気の店内に足を踏み入れた。カウンター席が無くなり、6人がけの大テーブルが2つ3つ並んでいたけれど、店内の雰囲気はこの公式サイトのトップページままな感じ。とても素敵だ。
 
カウンター席が大テーブルになった分、左側の4人がけテーブルは2人がけの小ぶりなものになっていて、私たちはそのうちの1つ(確かキャベツの1つ奥の席)についた。
 
私は、「アカシアは、基本"ロールキャベツのお店"」くらいに思っていたのだけれど、メニューにはソーセージや唐揚げなどの単品メニューやドイツの生ビールなども掲載されていて、「ビール飲みながらおつまみつついて、最後のロールキャベツ」なんて楽しみ方もできるようになっている。
 
ランチタイムには、「ロールキャベツ1貫、もしくはポークシチュー」がついたハンバーグやコロッケ、ハヤシライスやカレーなどの洋食メニューがずらりと揃っていて、どれもとても魅惑的だった。
 
最初は店頭に案内のあった「メンチカツ」を食べる気満々だったのだけれど、「ああークリームコロッケとかもあるー」とメニューを見て悶えた結果、ミートコロッケにすることに。だんなは初志貫徹でハンバーグ。
 
注文からものの1分程度で、大鍋から盛りつけるだけなのだろう、ロールキャベツと御飯が速攻やってきて、こちらも煮込まれていたのだろうだんなのハンバーグもすぐさまやってきた。コロッケの方は注文が入ってから揚げるようで、10分後くらいにやってきた。この時間差に微妙に戸惑いがあったものの、でも美味しくて幸せなお昼御飯。
 
新宿アカシアのロールキャベツ。白いけど牛乳味じゃないんですなー。 「白いのに、牛乳系の味がしない」、不思議な白いロールキャベツ。
 
もう10年くらい前にテレビの特集で見た内容なので正否も定かでないけれど、この白いソースは、「ラードと小麦粉を練って作ったルウ」がベースで、それを鶏ガラベースのスープで伸ばしたものだったと思う。
 
初めてアカシアのロールキャベツを食べたのはその番組を見た後で、改めて「なるほどなぁ」と強く思った記憶が残っている。
 
あ、あと、その番組内で「キャベツの芯も、中心の小さい葉も一緒に巻き込んでしまいますよー、勿体ないですし、全部使います」的な事をシェフがおっしゃっていて、それ以来我が家のロールキャベツも「そっか、それでいいのか」と小さな葉や芯もぐるぐる巻くようになった。
 
1個でもけっこうお腹がいっぱいになってしまいそうなボリュームで、このテラッテラしたソースが不思議な魅力。塩気がけっこう強いソースで、お行儀悪いと思いつつ、御飯をちょいと浸して食べるのもまた美味しい。
 
ちなみに、「ポークシチュー」のシチューのベースもこのソースのようだった。大ぶりの塊肉、じゃがいも、人参がごろりごろりと入っている見本を見て、「今度はこっちも食べたいなー」と。
 
アカシアの、ミートコロッケ。でかい!でかいです♪ そしてやってきた待望のコロッケも、ババーンと大きくて笑ってしまった。
 
大人の拳骨大のボリューミーなコロッケにはあらかじめソースがかけられていて、刻みキャベツと共に添えられているのは1切れのパテ。
 
単品メニューに「レバーパテ」とあったのでこれかしら?と思ったのだけれど、すごくマイルドな、鶏肉っぽい味わいのパテだった。
 
コロッケは揚げたてでまだ小さくパチパチ音が立つくらいのアツアツっぷり。じゃがいもたっぷり、挽き肉たっぷり、ぽくぽくとした舌触りの幸せな美味しさ。
 
今は「安くはない洋食屋さん」くらいの印象だけれど、だんなの学生時代の頃は「ロールキャベツ2個と御飯」で480円だったのだそう。
 
「あの頃は、ロールキャベツ以外のメニューなんて、(高くて)おそろしくて注文できなかったけどねー」
と、今は思うさまハンバーグなども注文できるだんなも、私同様楽しそうに食べていた。
 
例えば資生堂パーラーのような、上品系の洗練された洋食を想像するとここのロールキャベツは「???」という感じだったりするかもしれないけれど、やっぱり私はこの味、好きなんだなぁ……。
 
食後はゆるゆる歌舞伎町を歩いて、昭和風味のキャバレー跡地「新宿風林会館ニュージャパン」で開催されたリアル脱出ゲームのSCRAPの「少年探偵SCRAP団限定 2012年超突発的新年会!」に参加。
 
初めて訪れた、新宿風林会館ニュージャパン こんな雰囲気の、「今時こんなところあんまりないよ」というこってりした空気のキャバレー跡地。
 
各テーブル上にペンだの紙だの置いてあったのでドキリとしたけれど、今回は脱出も謎解きも関係なく、2011年を振り返りつつ2012年も楽しくやろうぜー的な、グダグダ進行の楽しい数時間だった。
 
各イベントの裏話が出てきたのもまた良かった。
で、この企画は滑った、とか、あの謎は自分的にはイマイチだった、とか、色々色々……。
 
2011年プレイバックの中には「ONE PIECE 2億部突破キャンペーン」ということで集英社が主催したwebサイト謎解き企画「ビブルの秘宝」の話も出てきて、でもSCRAP代表加藤さん曰く
「これ……やった方いらっしゃいますか?私の周りにはあんまりやった方がいなくて……」
だそう。
 
ステージに近い前の方に座っていた事もあって「はいはいはいはーい、私やりましたー!」と手を挙げて
複製原画、もらえましたー!
と報告したら「おお!貴重なもの当てましたね!」と。SCRAPの謎解きに参加する普通のお客さんと漫画アニメ系客層はかぶらない、ということなのかしらね……(謎解きはけっこうマニア受けする嗜好だから客層けっこうかぶると思うのだけど)。
 
グダグダながらも楽しい数時間を終えて、ほんのり夕方な空気になってきた歌舞伎町を後にして、
「でも夕飯まで2時間くらいあるねー」
「あ、じゃあ恵比寿に行きたい。spgポイント、何かお買い物しないと来週あたりに数千ポイント消失するかもなんだわー」
と、今度は恵比寿に。
 
ウェスティンホテル宿泊時に入会したは良いけど(で、入会時に数千ポイント溜まったは良いけど)、「最終利用日より1年間」という縛りがあるスターウッドプリファードゲスト。ウェスティン・シェラトン系で「御飯食べるだけでも、ホテルブティックなどでお買い物するだけでも」ポイントが溜まるというのは嬉しいけれど、1年に1回は絶対使わないといけない、というのがちょっと厳しい。
 
うっかり切れる寸前になってしまっていたので、慌ててウェスティンに行って少しばかりのお菓子を買ってきた。本当はモンブランなどの生菓子が美味しそうだったのだけれど、夕飯を控えていたので我慢我慢。
 
で、ワインマーケットPARTY覗いて、「熟成スペインワイン特集」の有料試飲4杯500円をうっかり堪能。熟成したワインは、日本酒の「ひね香」というのともまた違う「枯れたけど、丸くなる」ような感じが印象的だった。試飲したワインは10%OFFで買って帰れるということで、「カンタラネス グラン・レゼルヴァ 2000」をお買いあげ。もう10年以上も前のワインなのに1本2000円以下というお値打ちだった。
 
で、ついでに、2年ほど前にオープンしたらしい「ヱビスビール記念館」もぷらぷら。生ビールをいただける良い感じのスペースが広がっていたのだけれど、「これ以上飲んじゃダメー」と、ぐっと我慢して、売店など眺めただけで、恵比寿を後にしたのだった。
赤坂 「レストラン ストックホルム」にて
 スモーガスボード \2625(ポンパレクーポンで)
 ビール(Carlsberg) \808
 Aquavit \808
 Swedish Flavor Tea \693
夕飯は息子と落ち合い、「ポンパレ」で数ヶ月前に買った共同購入クーポン「【ブッフェスタイル】40周年を記念して特別にスウェーデン王室も絶賛した北欧の伝統料理スモーガスボードディナーが2,625円。アジアで唯一の専門店で大人の贅沢な時を堪能…」を握って、赤坂見附駅前のスモーガスボードのお店「レストランストックホルム」へ。
 
日本で言う「バイキング」の元となったスウェーデンのブッフェ料理が「スモーガスボード」。お店のサイトの説明によると「スウェーデンでは夏至祭やルシアス祭やクリスマスなどのお祭りには欠かせないお料理で、日本でいう"おせち料理"のようなもの」だそうだ。
 
食べ方にも一定のお約束があって、「お皿の数が多ければ多いほどマナーが良いとされている」なんていうのがあるのだそう。
 
最初にニシンの料理を、次に冷菜、サラダに温菜に……と、おおむねフレンチのコースのような流れで、メインディッシュの肉料理に向かって突き進む感じ。お店では、ニシンが置かれたブッフェ台の端を起点に、ぐるりと時計回りに料理を取って進めば良い流れのコースになるようになっていた。
 
スモーガスボード、最初のお皿は「ニシン皿」 というわけで、最初の皿は「ニシン皿」。
 
「何をおいてもまずニシン」というスモーガスボードの一皿目は、7種類も違う味わいで用意されたニシンの酢漬け。
 
とろみのある、彩り豊かなソースで和えられたニシンは、マスタード風味、ハーブ風味、ホースラディッシュ風味、ヨーグルト風味……という感じで、酢漬けながら味わいは色々。
 
ポテトサラダや薄切りパン、チーズ、キャビア乗せクラッカーなどもいただいてきて、「最初の1杯はまずこれね」とビール飲み飲みいただいた。
 
酸味はあるけれどどれもマイルドな甘さも感じられて、もとより「シメサバ」などが大好きな私はかなりわくわく。
 
スウェーデンの黒いパン。サワードウなんですねー ほどなく、籠に入れられたパンもやってきた。
 
お好きなものをどうぞ、と勧められた籠の中には、トマトを練りこんだりした柔らか系のパンが3種と、トラディショナルなスウェーデンのパン(どれも固く、そして黒い……)3種。
 
ぐるぐる巻かれた柔らかなパンはシナモンブレッド、そして手前の2つ、何やらイボイボしているのが乾燥平焼きパン「クネッケブロード」、もっちりしてそうな黒いパンもスウェーデンのもので、サワードウの酸味を感じる。
 
パンひとつとっても「全然違う……フランスとかとも違う……」という感じでたいそう興味深かった。
 
それでは、と、本腰入れて前菜皿 ではそろそろ本腰入れて前菜を、と、もしかしたら肉系前菜と魚系前菜は一緒に盛ってはいけなかったかもだけれど、こんな感じで。
 
この季節はなんと生牡蠣があって、自家製カクテルソース付き!早速いただいてきた。
 
蒸しムール貝に、自家製スモークサーモン(美味……♪)には甘めのマスタードソースを添える。
 
あとは燻製鴨と豆のサラダ、卵とトマトと鮭を重ねたもの、卵のファルシ(ハンガリーに「デビルドエッグ」というのがあるけど、それと同じかな?)。
 
……で、「そろそろお酒飲みましょうか」と、いただいたのがスウェーデンのお酒といえばこれ、の「アクアビット」(aquavit)。
冷凍庫に保存され、キンキンに冷えたものをいただく蒸留酒で、ゆえに凍らないほどの高いアルコール度数(40%前後)がある。ちなみに材料は「芋」。
 
で、樽詰めしたアクアビットを船に積んで、「赤道越えした航海から戻ってくると美味しくなっていた」という故事を元に、今もそうして、わざわざ蒸留したアクアビットをシェリーの古樽に詰め、船便でオーストラリアを往復させてから販売しているというものもあるのだそう。なぜか我が家に1本ある(だんなが出張の折にみつけて買ってきた)アクアビットが、その赤道越えの「LINIE」というものだ。
 
「なので、LINIE以外のアクアビットをいただいてみたいのですが、個性的なのと、マイルドな……"普通のアクアビット"、というのを飲み比べてみたいのですが」
とお願いして、2種類出していただいた。なんと、チェイサーにビールを使うのがメジャーなのだそう。一気飲みしたりというお作法もあるのだそう。すごいよねーと話しつつ、私たちはビール半分ほど残したところでアクアビットをいただいたので、そのまま残ったビールをチェイサーにすることにしたのだった。
 
いただいたアクアビットは、ちょうどお店に入荷したてだったのだという「スカノール」(Skanor)、「カル スーペン」(Kall supen)の2種類。
 
お店の公式ブログの説明によると
「スカノール」は「スウェーデンのほぼ最南端に位置するスカノールのアクアビット。クミン・アニス・フェンネルで香り付けしたスタンダードな辛口。〈40%〉」で、「カル スーペン」は「冷たい一口(アルコール)という意味のアクアビット。クミン・ディルで香り付けしたバランスの良い味わい。〈38%〉」なのだそう。
 
きっと私はカルスーペンの方が好みだわ、と、こちらをメインにいただいたのだけれど、、アニスの甘い匂いがないカルスーペンはたいそう飲みやすかった。ほのかなハーブ臭が程良い感じ。
 
味見させてもらったスカノールは、かなりこってりアニスの香り。でも、このアニスの香りがあってこそのアクアビット、という感じなのだそうだ。アニスは、日本人にはほんとに馴染みのないハーブだけれど(ミントとかバジルよりずっと遠い存在……)、アニスが入っているお酒は世界中どこにでもあるんだなーという印象。異国の風味で美味しかった。
 
スモーガスボード、このあたりは「三皿目」くらいに食べるべき感じのもの 食事に戻って、このあたりはサラダコーナー。「三皿目」あたりに食べるべきものが並んでいる。
 
葉野菜、スティック野菜の他には、かぼちゃやトマト、パプリカあたりを使ったものが多い印象。ピクルスやビーツの煮物などもあったりした。
 
サラダの後は、いよいよ温かい肉料理!という流れ。
 
ヤンソンって結局誰よ?と思いつつ…… こちらの皿は、温かい豚バラ肉と野菜の煮込み、ビーフステーキ、ペッパー風味の鶏もも肉、そして「ヤンソンさんの誘惑」を盛ってきた。
 
良い色に焼かれた牛肉にはホースラディッシュとタルタルソースっぽいクリーミーな色のソースを添えていただく。これがなかなか美味しいお肉で、たっぷりいただきたかったけれど、後に控える「ミートボール」に備えて3切れほどでぐっと我慢。
 
あれこれ全部美味しかったけれど、素朴ながら幸せだったのが「ヤンソンさんの誘惑」。
 
敬称つけずに「ヤンソンの誘惑」とも、あるいは「ヤンソン氏の誘惑」とも言われるこのスウェーデンの家庭料理は、つまるところ「アンチョビ入りのポテトグラタン」なのだけれど、これが肉料理の添え物とかにぴったりの幸せな味なのだった。菜食主義の宗教家、ヤンソンさんがうっかり食べてしまったほど美味しい料理、ということらしい。だからこの料理「ヤンソンさんが誘惑している料理」という意味ではなくて、「ヤンソンさんが誘惑されるほどの料理」という意味なのね……。
 
そして幸せのミートボールは、素揚げされたものと、デミグラスソース風の煮込みの2種類。色鮮やかな平麺パスタと、茹でたじゃがいも、シーセージなどが同じコーナーに並んでいた。
 
「IKEA」のミートボールが白っぽいソースに和えられているので、これがそうかな?と、ちらっとよそってきたソースは、濃厚な魚介味がして、こちらはまた別の料理の「帆立のクリーム煮」的なものだったらしい。
 
そうそう、ミートボールにはリンゴンベリーのジャムをつけていただくんだよね。「ジャムと肉」の組み合わせも、とても好み。

スモーガスボード、シメのデザートはこんな感じで デザートは、専用の冷蔵ケースに納められて、こんな感じ。
 
ブルーベリーのタルトに、チョコを包んだエクレア風のパイ、ブラッドオレンジのゼリー、ティラミス(?)、パウンドケーキ様の焼き菓子2種、そしてフルーツ……といった感じ。
 
更にバニラアイスクリームはお願いしたら厨房から持ってきてもらえ、更には温かいデザートとして、「リンゴとアーモンドの焼き菓子」も。
 
ミルクを添えていただくこの焼き菓子は、リンゴをトッピングしたアーモンド風味のパンプディングといった感じで、もうすっかりお腹一杯なのについついフォークが進んでしまう美味しさだった。
 
食後に「スウェーデンのフレーバーティー」をいただいたところ、ブルーベリー風味のもの。タルトにもブルーベリーが使われていたし、リンゴンベリーも定番の存在だし、スウェーデンはベリー類が豊富なのねー、と思いながら香りの良いお茶をいただいてお食事おしまい。
 
「お皿の枚数が多いほど良いマナー」とされるだけあって、空いたお皿は速やかに、でもさりげなく片づけていってくれるし、料理の説明もしっかりしてくれるし、お店の方の対応もすごく良かった。
 
ディナータイムに普通に来ると料理だけで5,250円、うっかりアクアビットを何杯もいただいてしまったりしたらお一人様1万円コース……という感じだけれど、また食べたいなー。スウェーデン料理はうまうまでした♪