2013年12月31日火曜日
大晦日はフォアグラ焼いて
「551蓬莱」の豚まん
プーアル茶
2013年最後の朝御飯は、「551蓬莱」の豚まん。プーアル茶
冷蔵庫が明らかに容量超過の勢いで色々詰まっていることもあって、「なんとかしましょう」と豚まん消費を試みてみた次第。
今年最後の豚まんもいつも通りに美味しかった。お供に美味しいプーアル茶。
「モスバーガー」の
モスチーズバーガー
オニポテ
モスチキン
クラムチャウダー
モスシェイク(バニラ)
大晦日の今日、息子は朝から夕方まで塾。昼に一瞬帰ってきた息子には、自家製ビーフシチューがけ御飯(ハヤシライスもどき)を食べさせてやって、さて私たちはどうしようかねと。モスチーズバーガー
オニポテ
モスチキン
クラムチャウダー
モスシェイク(バニラ)
レトルトカレーとかで簡単に済ませちゃおうかと相談した結果、「モスバーガーはどうかな」「モスバーガーは良いね」ということに。事前に電話で予約しておいて、だんながささっと受け取りに行ってくれた。
クラムチャウダーも飲みたいが今年最後にシェイクも飲んでおきたい……と、我がままなオーダーをした結果、なんだかすごくゴージャスな感じに。モスチキンも食べたし、オニポテはだんなと半分こ。ハンバーガーは私もだんなもモスチーズバーガー。
バーガーから溢れるミートソースと玉ねぎはポテトにつけて食べつつ、揚げたてさくさくのモスチキンも温かいうちに堪能。久しぶりのモスバーガー、美味しいなぁ……とうっとりしていたら、だんながぽつりと
「……俺たち、去年の大晦日の昼御飯もモスバーガー食ってたみたいだねぇ」
だそうで。
年末に恋しくなる魔力でも持ってるのかしらモスバーガー。
今日、お昼を挟んで作ったのはふろふき大根と雑煮のおつゆ。お煮しめあたり、用意すべきかなー……と考えたのだけど、「まぁ、いっか」と。
薄切りバゲット
チーズ(モンドール)
手切り生ハム・黒オリーブ
仔牛ヒレ肉のロッシーニ風
オーストラリア産仔牛ヒレ肉のタリアータ
w/細切り野菜、わさび醤油&グレービーソース 赤ワイン(2005 Chateau Laroche Bel Air)
鴨南蛮そば
日本酒(大阪 山野酒造 片野桜 山廃仕込純米酒 無濾過生原酒)
大晦日の夜は「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!」を見ながら、洋風ディナー。チーズ(モンドール)
手切り生ハム・黒オリーブ
仔牛ヒレ肉のロッシーニ風
オーストラリア産仔牛ヒレ肉のタリアータ
w/細切り野菜、わさび醤油&グレービーソース 赤ワイン(2005 Chateau Laroche Bel Air)
鴨南蛮そば
日本酒(大阪 山野酒造 片野桜 山廃仕込純米酒 無濾過生原酒)
肉福袋に入っていたオーストラリア産仔牛ヒレ肉は、だんながタリアータにしてくれた。スキレットで焼いてオーブンで数十分火を通したその肉、一番美味しそうなところを厚切りにして切り口もさっと炙って、別皿で用意してみたのは「ロッシーニ風」。
フレッシュフォアグラを厚めに切って塩胡椒、小麦粉をふってフライパンで焼き、ヒレ肉のステーキの上に乗せて。ソースはバルサミコ酢を煮詰めてはちみつを混ぜたクラシックなもの。
これはやっぱりワインでしょ、と、福袋に入っていたボルドーの赤ワインを開けることにして、タリアータに巻いて食べられるようにと千切り野菜も色々用意した。緑大根と3色の人参、あとかいわれ大根も。
肉を焼き上げただんながグレービーソースも作ってくれて、あとは生わさびと醤油も用意。
こういう献立ならこういうのがあると良いかなー……ということで、他にはモンドール、生ハム(買った原木、まだまだ切れるよー)、黒オリーブも食卓に出して、薄切りバゲットとクリスマスジャム。
大晦日っぽくはないかもしれないけれどなかなかな御馳走を並べて、そして我が家定番のテレビ番組「笑ってはいけない」をだらだらと見ながら料理をあれこれ楽しんだ。
フレッシュフォアグラの美味しさときたら、今年もたいそううっとりだった。このフレッシュフォアグラを食べてしまうと、外食でフォアグラ料理の名前を見ても「ふーん」程度にしか感じられなくなってくるから恐ろしい。かといって正規価格の1万円弱を出すのは懐に厳しいから、歳末福袋にこのフレッシュフォアグラが入ってくるのはほんとうに嬉しかったりするのだった。美味しいなー。嬉しいなー♪
んで、年越し蕎麦も豪華食材を使った鴨南蛮。
肉福袋に入っていたマグレ・カナール(フォアグラ用に肥育した鴨の胸肉)の一部を使って、だんなが仕込んでくれた鴨南蛮。あんまり美味しくて、当初用意した「小諸そば」の4人前生蕎麦をぺろりと食べきり、買い置きの乾麺も2人前茹でる始末。
夕食にあれこれたらふく食べた後だというのに蕎麦6人前を家族3人で平らげて、
「なんだか食べ疲れました……」
「お酒も相当飲んだしね……」
なんて思いで迎えた年明け。
そして私は「0時から福袋の販売が始まるのよおぉぉぉ」とLUSHのオンラインショップに釘付けだった年明け。
オンライン決済がアクセス過多でなかなか通らなくて、午前1時くらいまで悪戦苦闘していたのでありました。
2013年12月30日月曜日
年末の戦利品
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Johan」の
たまごとろけるカレーパン
和やかチョコブレッド
カフェオレ
年末の週末だった昨日もあっさり購入できた、日本橋三越「Johan」のチョコブレッド、「和やかチョコブレッド」。たまごとろけるカレーパン
和やかチョコブレッド
カフェオレ
まぁ息子が喜ぶしねー……と1本買って、あとはカレーパンを1人1個。私とだんなは「たまごとろけるカレーパン、息子にはチーズカレーパン。電子レンジと併用しつつ魚焼きグリルでこんがり温め、年末年始休みだからということでコーヒーは贅沢にブルーマウンテンブレンドで。
黄身が半熟のゆで卵が1個まるっと入ったカレーパン。じゃがいもや肉も食感を残したサイズでごろごろ入っていて、サイズは小さめなものの食べ応えがある。久しぶりに食べたのだけど、相変わらずの美味しさだった。
今日は色々やることがあるけれど、とりあえずお買い物に。息子が塾に行くのを見送ってからだんなと2人、産直スーパーとかイオンとか駅ビルとか、ばばばっと回って必要なものを買ってきた。
「がもう」のうどん(ひやひや)
海老天・さつまいも天
麦茶
だんな、1週間ほど前に四国方面にお出かけしてきたのであるらしい。ついでに、香川でうどん食べてきた!と、お土産に「がもう」のさぬきうどんを買ってきてくれたのだった。海老天・さつまいも天
麦茶
麺はともかくとして、ストレートのだしもセットになったうどんだからかなり重いしかさばるお土産。「自転車に乗る」がメインのお出かけだったから買ったうどんを背負って自転車こいでいたのだそうで「買うの、8玉が限界だった……」ですって。
「なぜそこでもうひと踏ん張りして12玉買わないのか」
なぜベストを尽くさないのか!と言う私に「ベストを尽くした結果が8玉だったんだよ!」と答えるだんな。うん、まぁ、想像するだけで肩と腰が痛くなりそう。背負って走ってくれただんなに感謝。
んで、そんな貴重なうどんを早速いただきましょうかねと、スーパーで天ぷら買ってきた。年末ということで「年越しそばセット」なるものがばんばん並んでいて、いつもは惣菜コーナーに置かれない「天ぷらセット」500円也なんていうものも。海老天2つにかき揚げ、野菜天2つのセットで500円ほどとなかなかお得な内容だったので、「誰がかき揚げにするー?」なんて言いながら買ってきた。
家族協議の結果、私が乗せたのは海老天とさつまいも天。いりこの風味が効いただしとシコシコの麺を、私の大好きな「ひやひや」(冷たい麺に冷たいだし)でいただいた。だんなも「ひやひや」、息子は「ひやあつ」(冷たい麺に温かいだし)で。
香川のアンテナショップで買う麺とだしも美味しいけど、それよりやっぱり数段美味しい「がもう」のうどん。でも、現地で食べると更に数段美味しくて、私も息子も「うー……香川行きたい!」とうずうずしてしまうのだった。
友達誘って、皆でうどん巡りをしたいよね……と、「ここは行かねばならないお店候補」をだんなと2人、真面目に考えてしまったりして。とりあえず、朝一番の「やまうち」からの「三嶋製麺所」からの「谷川米穀店」の流れが最高だと思うのだけど、いかがか。
扁炉(鶏もも・豚切り落とし・白菜・干し椎茸・春雨・御飯)
ビール(ベルギー Martens Witte)
今日の午後は、だんなは「豚味噌鍋」の味噌練りをし、私も横でちょこちょこと料理の仕込み。昨日の夜、肉の福袋段ボールと野菜セット段ボールと食器の福袋段ボールが一気に届いたので、それを片付けたり調理の算段をしていた。ビール(ベルギー Martens Witte)
肉福袋は、何度か購入している「ハイ食材室」の年末福袋、
「歳末THE店長プロデュースクリスマス&お正月直前ハッピーバッグ 超豪華山盛り8点ハッピーバッグ」。送料込、15,750円。
一番最初に買った年は冷凍肉ばかりだったのが昨年にはフレッシュ肉ばかりになって、私としては大歓迎だったものの「生肉ばっかりで困る!」との不満が一部のお客さんから上がったりしたらしく。
それもあってか、今年は「フレッシュミートを中心に、でも肉以外のものも」という内容になっていた。
個人的には「よっしゃ!高級肉祭り!」と待ち構えていたから、ちょっと肩すかしな内容だった……かな。
届いたのは、
・ハンガリー産フレッシュフォアグラ(600g) 販売価格9,240円
・オーストラリア産仔牛ヒレ肉(約1kg) 販売価格5,980円
・フランス産マグレカナール 販売価格1,350円
・プロシュートクルード・ミラノサラミ・ナポリサラミ・コッパパルマ バラエティパック80g 販売価格不明
・ガーベルデリカテッセン スモークチキン 販売価格2,200円
・イタリアロイゾン社製パネトーネ クラシコミラノ 販売価格3,300円
・冷凍パン シニフィアンシニフィエ社カカオルージュ 販売価格不明
・冷凍パン シニフィアンシニフィエ社バゲット 販売価格不明
・赤ワイン(仏ボルドー 2005 Chateau Laroche Bel Air 販売価格不明(他社価格約1,300円)
……という感じ。
「えー……クリスマス過ぎてからパネトーネが届くっていうのは、ちょっとどうなのー?」
と、そこに一番がっかりしたのだけど(あと、1羽丸ごとのスモークチキンも、それほどには好きじゃないからこれも別のが良かったなーと……)、でも、昨年と同様フレッシュフォアグラとマグレカナール、そして仔牛が届いたのはすごく嬉しかった。この値段ならフォアグラが来るだろうなと期待していたので何より。
そして野菜セットは、これまた何度か注文したことがある「ビオファームまつき」の無農薬野菜お正月セット。
福袋というわけじゃないけど、野菜が諸々お高くなるこの時期に「間違いなく美味しい」とわかっている野菜があれこれ届くのは非常にありがたい。1セット3,500円で、送料は590円だった。
箱を開けると、お正月の料理の盛りつけに使えそうな葉っぱと共に、色鮮やかなリーフレットが出て来た。
土つきの野菜は1種類ずつ丁寧に新聞紙にくるまれていて、葉物も濡らした新聞紙にくるまれてシャキシャキの状態。
すごいすごい、たくさんあるねー……と並べてみたのが今日の一番上の写真なのだった。
届いた品は、
・人参3本、黄人参2本、紫人参1本
・大浦ゴボウ2本
・大根1本
・ターツァイ1株
・ひょうたん南瓜1個
・白蕪3個、赤蕪4個
・ほうれん草3把
・さつまいも2本
・里芋4個
・緑大根2個
・レッドムーン6個
・白菜1株
……という感じ。
昨夜この野菜セットが届いて中身を確認し、「さっそく白菜食べましょか」「明日の夜は扁炉にしましょう」ということになった次第。
そして最後の箱が、ジェンガラ代理店直営「サダリショップ」の「ジェンガラアウトレット福袋」。これは送料込で10,500円。
ここの福袋も購入が二度目か三度目かというところで、「そろそろ手持ちのアイテムと重なってもおかしくないな」と覚悟していたのだけれど、幸いひとつもアイテムはかぶらず。
角皿や小鉢は2個組で入っていて、その気遣いがたいそう嬉しかった。
アウトレット品なので、正規品の価格と比べても参考にはならないかもだけど、じっくり見てもどの皿に大きな瑕疵はみつからず。普段使いには全然問題ないものが、こんな感じに入っていた。
・FRANGIPANI 26x26スクエアプレート復刻版(SATIN IVORY)×2 販売価格2×5,500円
・FRANGIPANI17.5x17.5x2.5スクエアプレート・サラウンディング(GLOSS GREEN BROWN RIM)×2 販売価格2×2,800円
・FRANGIPANI 8×25ティーライトキャンドルプレート (SATIN CHACOL BLACK) 販売価格2,400円
・BANANA 20×12スプリットリーフボウル(DARK GREEN GLOSS) 販売価格2,250円
・PINCUK13.3x10.3x6.5(GLOSS GREEN BROWN RIM)×2 販売価格2×1,500円
・帆布バッグ 販売価格1,600円
今年は息子が受験生で連日塾ということもあって、「どうせ遊びには行けないしー」と、ついつい通販に専念。今年は随分色々なものを買ってしまった。年明けに、またいくつか届く予定だし、注文もする予定。狙っているものが買えると良いな。
……というわけで、今日から早速食材の調理。
フレッシュフォアグラは半量ほどを西京味噌漬けに。ジップロックに密閉して85度の湯で30分ほどかけて火を通してから西京味噌と味醂を合わせた味噌床に漬ける。
大根と人参はお正月用の「なます」に。普通の大根はふろふき大根にしたいしなと、緑大根をメインに普通の人参と黄人参を混ぜたら、やたらとファンキーな色合いのなますになった。緑大根の緑が思いのほか鮮やかで、「正月用のなます」というより「クリスマス向けのなます」という感じに……。
で、「なます」がある以上、菊花蕪とか作っても味の方向が一緒だしなぁと、赤蕪と、人参の一部はピクルスにしてみた。
りんご酢をメインに、黒胡椒やローリエ、はちみつを入れて淡めの味のピクルス液に漬け込んで、お正月になったら食べられるようにと冷暗所(=廊下)に保存。
そして白菜は夕飯に。
鶏と豚を買ってきて、干し椎茸と共に白菜をぐつぐつ煮込む。鍋に入れる調味料は「胡麻油」だけ。卓上で、塩と一味唐辛子を汁に溶いて、具材をつけながらいただく。それが扁炉(ピェンロー)。
去年、料理雑誌『dancyu』の特集で、「読者支持率No.1レシピ」の座に輝いて軽く驚いた。いや確かに美味しいんだけど、すごく美味しいんだけど、異様に簡単だし「それで良いのか」的な……。
白菜、ちょっと小ぶりだったこともあって、外側のくっきり緑色をした葉の部分もざくざく投入して、結局1株食べきってしまった。
「この鍋、"そりゃ不味かろうはずはないよ"って感じだよね」
「油と塩だもんねー……箸が止まらないわけがない、っていう」
連日日本酒1瓶空け続けだから今日はさすがに控えようねと、飲んだのはベルギーの白ビール「Martens Witte」。北野エースにロング缶が売られているのをみつけて、「これ半分こするくらいでいいんじゃない?」と買ってきたもの。普通にちゃんと美味しい「ベルギーの白ビール」という印象のビールだった。……でも、また飲みたいと思うのは先日飲んだ「白濁」とか、あと「水曜日のネコ」とかの方かなー。
鍋のシメは、「扁炉はこれを食べねば終わらぬ」という鉄板のメニュー「雑炊」。
鍋に残ったスープに御飯を入れて、葱や卵は加えない。軽く煮込んで、例によって塩の調味だけでいただく。
鍋をつつきながら普通に米飯を食べていたはずの息子も、「僕も雑炊食べるー」と箸をのばし、最後にはスープもほとんど残らない勢いで完食。一見ヘルシーそうな鍋だけど、胡麻油をだばだば使うから、ぜんっぜんヘルシーじゃないのよねこの鍋。なのに汁まで完食。今日も危険な鍋でした。
2013年12月29日日曜日
がっつり飲茶!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」の
ミルクフランス
ハイジの白パン
ジャムいろいろ
ヨーグルト(ダノン ストロベリー)
カフェオレ
今日の朝御飯は、みんな大好き「ミルクフランス」。ミルクフランス
ハイジの白パン
ジャムいろいろ
ヨーグルト(ダノン ストロベリー)
カフェオレ
「美味しいジャムあるし、ハイジの白パンにつけて食べるのはどうだろう?」
とだんなが提案してくれて、ハイジの白パンも買ってきた。
テーブルに出したのは「ラ・ベル・コンフィチュール・マサコ」さんの「リンゴとバニラのジャム」。それと「リンゴとしょうがのジャム」も出して、グランドハイアットのペストリーショップで以前買ったミルクジャムも出して、好き勝手な感じに各自つけながらもぐもぐ。
リンゴとバニラのジャムは、しっかりくっきりバニラ味。私の作るジャムもそれなりに美味しいと思うのだけど、本家本元のお手本の方が、雑味がなくてクリアな感じで、やっぱり数段美味しいのだった。クレープやパンケーキにも美味しいと勧められていたこのジャム、薄く焼いたバターミルクパンケーキにたっぷりつけて囓りたい感じ。美味しかった。
日本橋「マンダリンオリエンタル東京」内「SENSE」にて
紫荊飲茶餐 \6800
プーアル茶 \2500
今日は息子、朝から夕方まで一日塾。紫荊飲茶餐 \6800
プーアル茶 \2500
大変だねぇ、まぁ受験生だから仕方がないよねー……と、私とだんなは2人でおでかけ。今日は「先勝」の日だったこともあり(「九日飾り」ってよろしくないらしいのだけど、まぁ、仕方ない……)、来年のお札をいただきに神社にお参りに行きましょう~と、東京大神宮へのお参りからの飲茶ランチ。デパ地下をぷらぷら歩いたりもしてデートを楽しんできた。神社では息子の進路についてもしっかりお祈りしてみたりして。
飲茶ランチは、先日母とお泊まりしてきた、日本橋マンダリンオリエンタル東京のモダンな中華料理店「SENSE」で。
泊まった時に知ったのだけれど、土日のランチタイムは飲茶食べ放題のプランがあるとのこと。1人6800円と値段は張るけれど、何をいただいても美味しかった店なので飲茶もきっと幸せな内容なのだろうなと、年内最後の食べ放題プラン日だった今日の日付で予約を入れてみたのだった。2時間制、だったかな。13時45分からの予約で15時にはラストオーダーとのこと。
食べ放題飲茶メニューは20品。前菜やスープ、麺や御飯もの、デザートは、プリフィクススタイルになっていてコース仕立てになっている。さすがに全種類は食べられなかったけど、これでもかと満喫してきた。どれもこれも美味しくて、期待以上。
お酒飲むとお腹いっぱいになるし味もわからなくなっちゃうし……と、プーアル茶を飲みながら。
ワンオーダー2500円というすごい値段だったプーアル茶(十年熟成とか、そんな感じのものだった)は、濃く出過ぎないようにか、茶葉を抜いてお茶だけにしたポットをポットウォーマーの上にセットしてくれ、空になったポットもすぐに新しく淹れてきてくれて、とても快適。我が家にあるおとっときのプーアル茶もそこそこ良いものなはずなのに、ちょっとびっくりするくらい美味しかった。
というわけで、いただいてきたのは、こんな感じ。
- 本格釜焼き北京ダックと彩り野菜マリネのコンビネーション
-
見覚えのある角皿でばばーんとやってきたのは、固定の前菜。
左奥が北京ダック、その右は「ナンヨウクラゲ」。クラゲは傘の内側の稀少な部分を使っているのだそう。
左手前は中華風ピクルスで(トマトのピクルスがめっちゃ美味しい……♪)、右は五香粉の香りのついた牛すね肉の冷製。
ちょびちょびっと一口サイズずつ来るのがなんともお上品で、でも、牛すね肉の冷製なんかはあと数切れいただきたいくらい美味しい。ピクルスも、小鉢に山盛りにしてテーブルに常備しておきたい感じ……。
- プレミアな小籠包 白燕の巣と共に
-
これも固定の料理だった、プレミア小籠包。
スープがみっちり詰まった小籠包に、白燕の巣がたっぷり入ったトゥルントゥルンのあんがかけられている、というもの。
私、「燕の巣の美味しさ」というのがいまいちわかってなくて、「……別に、巣、要らなくない……?」と思わなくもなかったのだけど、でも、美味しかった。
トゥルントゥルンのあんと小籠包の皮と肉のモチモチとスープの旨味で、口の中がなんだかカオスだけど幸せな食感。てっぺんにはクコの実が飾られていた。
- 広東式健康スープ
-
ここでスープは、3種類からの選択。
「広東式健康スープ」「牛挽き肉と豆腐のスープ」「蟹肉入りパンプキンスープ」からのチョイスで、
「健康スープって、どんなのですか?」
と尋ねた結果、私はその健康スープを、だんなは牛肉と豆腐のスープを。
こんな感じに根菜がごろごろ入る褐色がかった透明なスープで、下に沈むのは牛すね肉。干し貝柱や、薬膳的な乾物的なナニか的なものも入っている感じ。ナツメも入っているそうで、一見シンプルだけれど体がぽかぽか温まる風なスープだった。
- 鮑入り焼賣を含む、シェフおすすめの蒸し餃子四種
- そして、固定の4種の蒸しものが乗った蒸籠がやってくるのと同時に、食べ放題飲茶の開始~(今日の一番上の写真)。
蒸籠内の4種の点心、左奥は「季節野菜入り蒸し餃子(玉露上素餃)」、右奥が「鶏肉とタロ芋入り蒸し餃子(五香茘芋雞粒餃)」この2つは食べ放題メニューに含まれている品。
そして左手前が海老と春菊の蒸し餃子、右手前が鮑の焼売。上にころりと小さめサイズの干し鮑が丸々1個、乗っている。なんともゴージャス。
干し鮑は7時間かけて蒸し上げたものなんですって。旨味たっぷりだけど、でも、焼売の上にぼぼんと乗っているとこれが案外食べにくくって、
「……焼売に乗せる意味、あんまりなくない?と思う……」
「うん、鮑は鮑として食べた方が、美味しいと思う……」
と、私とだんなは苦笑い。いや、鮑そのものはたいそう美味しかったのだけど。
鮮烈な印象だったのが春菊入りの海老餃子。爽やかな春菊の風味が、不思議と蒸し餃子に似合っていた。
で、奥の皿がオーダーした揚げ物3つ。「海老入り春巻(鮮蝦炸春捲)」と「五目入り揚げ餃子(安蝦咸水角)」、「大根あん入り揚げパイ金華ハムの香り(蘿蔔絲酥餅)」。
小ぶりで上品な春巻と、思いのほかトラディショナルな感じだった咸水角、一口サイズの可愛らしい揚げパイは、うっとりするほど綺麗な層になっていた。中の大根あんがふわふわで、これまたとても良い感じ。
夜のコースがやや前衛的な感じもあったから飲茶もそんな感じかなと思ったのだけれど、洗練されている反面、適度にクラシックな部分を残した点心ばかりで、何をつまんでも美味しくてうっとり。卓上には醤油と酢と豆板醤、XO醤が置かれているので、これを好みでつけつつ。
- 食べ放題メニュー:香芒沙律蝦角
-
余裕があったらお代わりしたいほどツボだった、「海老入り揚げワンタンのマンゴーマヨネーズ」。
マンゴーの風味がしっかりついた甘いマヨネーズソースをかけた、揚げたてサクサクの揚げワンタン。うま!うま!!!
- 食べ放題メニュー:蜜汁菠蘿叉焼酥
-
どうも私はフルーツ入りの料理が好きらしくて、これもたいそうツボだった「パイナップル入りチャーシューパイ」。
パイナップルケーキを思い出させるくらい、かなりしっかりとパイナップル味。チャーシューの甘じょっぱさとも良く似合っていて、これは咸點(しょっぱい系点心)なのか甜點(甘い系点心)なのか悩んでしまった。でもこれ、咸點なんだよね。
- 食べ放題メニュー:臘味糯米捲
-
「中華おこわかな?」「美味しそうだよね」と1つもらってだんなと半分こした、「香港風腸詰入りもち米巻き蒸し」。
予想とかけ離れた外見のものがやってきて、ちょっと驚いた。
甘い腸詰や、干し貝柱などの海鮮系もたっぷり入ったおこわを巻いているのは、中華まんの皮のような小麦粉生地。
のっぺり白く四角い物体がやってきたものだから、「なんだこれ?」とびっくりした。
おこわ系はお腹が膨れることもあって食べ放題の時には敬遠してしまうのだけど、手の込んだおこわがたいそう美味しくて、これは食べて良かったなと。面白かったし美味しかった。
- 食べ放題メニュー:香煎蘿蔔糕
-
「大根餅の香り焼き」は、かなり正統派な味わい。
食感はふわふわと心地良く、表面がカリッと香ばしく焼かれていて、旨味たっぷり。XO醤をちらっと添えて食べるのが最高だった。
- 食べ放題メニュー:豉汁蒸排骨
-
だんなとワンオーダーを半分こした「豚スペアリブのブラックビーンズソース蒸し」。
半分こして食べたは良いけど、美味しすぎて、食べきった直後に「もう1皿ください」と追加注文した品。
豆鼓蒸しというと、もうちょっと豆鼓の色で黒っぽい色合いをしたものが多い印象だけれど、これは外見はかなりあっさりめ。唐辛子の辛さがぴりりと利いていて、1皿に一口サイズの2切れスペアリブが盛られていて、それが1人分ということになっていた。
火の通り具合とか味の染み具合とか、色々とパーフェクトで、「ああ、ビールとこれがあったら、えんえんと楽しめるわ……」なんて危険な事を考えてしまったり。
- 食べ放題メニュー:文華蝦餃皇・蟹肉帯子鳳眼餃
-
点心の超定番「海老入り広東蒸し餃子」と、色鮮やかな方は「ホタテ貝と蟹肉入り 蒸し餃子」。
蝦餃は、一番最初に注文して、あまりに美味しいので終盤にお代わりした。お代わり分が、この写真。
うっすらピンク色の生地に包まれた、蟹肉をトッピングした帆立の餃子は、もうこれでもかと濃厚な帆立味。
海老餃子も、ざっくり粗く切られた海老がぷりっぷりでたいそう幸せな感じだった。蒸したてほやほやのを次々持ってきてくれるのも嬉しい。
- 食べ放題メニュー:廣東蒸焼賣
-
「広東焼売 豚肉と海老入り」はこんな感じで、上に乗っているのは蟹の卵?かな???
「豚肉焼売」というよりは「海老焼売」と表現するのに近いくらい、海老の存在感が半端なかった。
ちなみに点心は全部1個ずつ注文可能。写真が2個なのは2人前ということで2個ずつ頼んでいるから、なのでした。
この他に、
「海老とニラ入り餃子の香り焼き(香煎鮮蝦韮菜棵)」
と
「なめらか牛肉団子蒸し陳皮風味(山竹陳皮牛肉球)」
もいただいて、食べ放題飲茶は終了。
残す5品
「タロ芋のチャイニーズコロッケ(蜂巣炸芋角)」
「海老のオブラート包み揚げカレー風味(威化咖哩鳳尾蝦)」
「ライスクレープ蒸し(是日蒸滑腸粉)」
「チャーシュー入り饅頭(蜜汁叉焼飽)」
「チキン入り饅頭(迷你雞粒飽)」
までは手が回らなかったのでありました。
- 香港麺の焼きそば
-
最後の「お食事」は5品からの選択。
広東スタイルのお粥・海老入り五目チャーハン・海老ワンタン入り拉麺・中国野菜料理と香港麺の焼きそばからで、私は焼きそば、だんなはチャーハン。
たいそう細い、茶色い蒸し麺を使った焼きそばは、黄ニラたっぷり。「半チャーハン」ならぬ「半々チャーハン」くらいの分量だったのでちょっと安心……しつつも、だんなにちょっと手伝ったもらったのだった。も、もうお腹いっぱいです私……。
- マンゴープリン
-
デザートは、こちらも5択。
杏仁豆腐、ココナッツムースマンゴーソース、小豆入りタピオカココナッツミルク、自家製エッグタルトと、私の選んだマンゴープリン。好物ばかりで、かなり悩んだ。
アップルマンゴーの果肉ざくざくのかなり濃厚なマンゴープリンで、表面には丸くカットされた果肉と共にピュレもたっぷり。
口当たりも心地良い程度に柔らかくねっとりしていて、たいそうリッチな味のマンゴープリンだった。しかも、分量もたっぷりめ。
こちらはだんなの選択、エッグタルト。
「多分ねぇ、かなり小さな可愛いサイズのが2個来るとか、そんな感じだよ」
なんて想像していたら、そのものズバリなものがやってきた。
しっかり層になった中華パイ生地の中に、ふるんふるんのプリン生地。一口だけ御相伴させてもらったのだけど、ふわっと温かくて、こちらも絶品だった。
……というわけで、久方ぶりに、「もうダメです」というくらい、すっかりお腹いっぱいに。
ディナータイムに来て、「ここのランチも、飲茶も絶対美味しい」とは思っていたけれど、その想像以上に満足な飲茶ランチだった。値段は張るけど、ホテルオークラの飲茶食べ放題よりも(そしてちと前衛的に過ぎる印象だった六本木グランドハイアットの飲茶食べ放題よりも)こちらの方が好きかも。
平日不可で土日のみという制限がちょっと厳しいけど、飲茶好きの友人たちを誘って、また来たいな。
きゅうりとキャベツ w/なめ味噌
「魚久」の粕漬けいろいろ
日本酒(愛知 萬乗醸造 醸し人九平次 純米大吟醸山田錦 EAU DU DESIR)
日本酒(大阪 山野酒造 片野桜 山廃仕込純米酒 無濾過生原酒)
……で、「こんなにお腹いっぱいだし、夜は軽くしようね」と言っていたのに、「魚久」の粕漬けいろいろ
日本酒(愛知 萬乗醸造 醸し人九平次 純米大吟醸山田錦 EAU DU DESIR)
日本酒(大阪 山野酒造 片野桜 山廃仕込純米酒 無濾過生原酒)
「昼飲まなかったしね」
とか言いつつ、うっかり日本酒飲み始めたら、結局2人で日本酒6合ほど飲むというグダグダな展開になった夕御飯。
息子には、だんなが大阪から買ってきてくれた「551蓬莱」の焼売など蒸してやりつつ(あと、日本橋三越で買った「Kafer」のチーズ巻きカツなども出してやりつつ)、私とだんなは「魚久」の粕漬けなどつまみつつ、「山内農場」で買ってきたなめ味噌添えたきゅうりとキャベツをもぐもぐ。
ほんとに、夕飯は軽くにしておくつもりだったのに、なぜか九平次の4合瓶があっという間に空になっちゃうし、
「もうちょっとだけ飲む?」
「お燗つけて飲む?」
と無濾過生原酒なんてこっくり系のお酒を2合ほども飲んでしまうし、今日もすっかり良い気分。一体年明けの資源ゴミの日に何本の酒瓶を出すことになるのか、ちょっと想像できない……。
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