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2024年2月25日日曜日

地下謎への招待状2023

※写真はクリックすると大きくなります※
神戸屋スペシャル トースト
ハムエッグ
みかん(紀州原農園 春峰)
カフェオレ
神戸屋キッチン」のお気に入りパンは、”神戸屋スペシャル"。
久々に買ったら、1/2斤で720円で……これはけっこう高くなった?のではないかな?という印象。
 
卵とハチミツ、バターを使用し、ほんのりした甘みが特徴です。バターの香りと歯切れの良い食感の食パンです。
 
と紹介にあるけど、"ほんのりした甘み"どころではなく、割とはっきりと甘めの食パン。デニッシュ食パンほどこってりではないけど、でもほぼほぼデニッシュ食パンという感じ。軽くトーストして食べるとすごくおいしい。
 
で、添えたのは、昨日、東武百貨店船橋店の地下に来ていた「鎌倉ハム石井商会」さんの手切りハム。
 
味見させてもらったのだけれどめちゃめちゃおいしかったので、「買います」と手に取ったら、ベーコンも一緒に買ったら安くするよと本当に安くしてくれた(2割引くらい……?)ので、近々ベーコンもおいしくいただく予定。
 
鎌倉ハムって、長いこと、1つの企業が出してる1ブランドだと思っていたのだけど、"このハムは〇〇社製"と解ってみると色々楽しくて。
ちなみにお気に入りのウインナーは「株式会社ゼストクック」のもの。
「石井商会」さんは、創業大正10年の超老舗なのだそう。
 
さて、雨の今日はだんなと2人、『地下謎への招待状 2023』の挑戦に。
 
2014年から2019年までは毎年開催されていた、東京メトロの1日乗車券を使って謎解きをするSCRAPのイベントで、我が家は毎年挑戦してきた。
2020年からはコロナ禍になってしまい、今年は久々の新作、7作目。
 
満を持しての新作ということもあってか、今年は"高難易度コース"というのがあって。いや、前回もあったけど前回はそこには行かなかったんだったかな(うろおぼえ)。
今回は、私たちならできるんじゃ?と思ったら、この高難易度部分だけで2時間かかるこってり謎だった。
 
あ、これは長時間かかるやつですわ、と、手近なところにあったスタバに駆け込んで、テーブル席に問題用紙広げて。
 
私はオーツミルクラテを飲んでいたのだけれど、途中で、「ご試食どうぞ、新作のさくらクリームです」と、かわいいカップがやってきた。
 
花々が咲き誇る春の香りをイメージしたスプリングブロッサミングフレーバーシロップとキャラメルフレーバーシロップを温かいミルクにブレンド。さらに、ホイップクリームと舞い散る桜をイメージしたパリパリのさくらフィアンティーヌをトッピングしました。
 
という、見た目からして愛らしい、甘い甘ーいホットドリンク。
 
好みな方向とはちょっと違っていたものの、「くっっっっっっっそおおおおおおお」と言いたくなるようなめんどくさい謎に取り組んでいたから、この甘さが実に嬉しかった。
 
どうしようもなく詰まっていたところ1カ所だけだんなに助言を乞うて、でもあとはノーヒントで解けました。がんばったわ。
銀座三越「VIDRIO」にて
 VIDRIO Lundh Set \2700
     タパス5種盛合せ
     マッシュルームのアヒージョ
         w/スペイン産バゲット +\200
     バレンシアパエリア +\500
     本日のデザート(チョコブラウニー)
     ドリンク(紅茶)
 ランチアルコール(生ビール) \800
と言いつつも、この高難易度謎だけでもう時間はすっかり昼過ぎで(家を出たの、9時だったのにだ……)。
 
いろんな路線に乗れるからと銀座に出ていたので、「三越行く?ほら、友の会商品券使えるし」と、銀座三越のレストランフロアをぷらぷらして、「これがおいしそう」と、「VIDRIO」のパエリアを食べることにした。
 
母体の「びいどろ」は5丁目のビル地下にある老舗のスペイン料理屋さんだったはず。三越の店舗名は「VIDRIO」で、店内もとてもモダンお洒落な雰囲気だった。
 
パエリアセットは2700円。オーダーから炊き上がるまでに30分かかるから、その間にタパスやアヒージョ食べて待っててねという内容になっていた。
 
ビール1杯くらい飲んでも謎解きに支障はないしねとランチビール傍らに、お待ちかねのお昼御飯。
 
タパス盛りは、キャロットラペ、パテ・ド・カンパーニュ、帆立とケッパーのマリネ、スペインサラミ2種とオリーブ、トルティージャという内容で。
 
トルティージャがほわりと温かだったり、パテにベリーのソースが添えられていたり、良い感じのお皿だった。もう文句なしにお酒のアテという感じ。
 
パンは別料金だったアヒージョは、2人前が一緒になってやってきて。
 
具材はマッシュルームだけの潔さ。火が通り過ぎず足りなすぎずの良い塩梅で、にんにくが細かなみじん切りなのも良かった。
 
あつあつの油にしっかりバゲット浸していただきつつ、次のパエリアは選択肢が4種類。
 
だんなは"当店人気No.1看板パエリア"の魚介のパエリア。
 
海老とムール貝、あさりも入った本格的なスタンダードパエリアで、コンクール優勝実績もあるそうで。
 
それと、イカスミパエリア、フィデワ・デ・ガンディア(手長海老などが入るパスタパエリア、+800円)があって、私が頼んだのはバレンシアパエリア(+500円)。
 
2016年の国際大会入賞パエリア。バレンシアは山地のため、具材の山の幸である鶏肉や兎肉、豆などを使用しています。魚介類が苦手という方にもおすすめ。
 
ですって。
 
魚介と肉系で味が違って良いんじゃない?なんて交換しつついただいたのだけど、それぞれ風味が違ってとても良かった。
 
私のはローズマリーの香りに骨付きの鶏肉、白いんげん豆、それにピーマン。
 
だんなのはあさり、ムール貝、海老、そして細かく刻んだタラがいっぱい。このタラがとても良い旨味の元になっていた。
 
どちらもそれぞれおいしいし、炊き加減もばっちりで、ほどよい焦げ加減が良い感じ。
 
自分で作るとどうしても焦げるか水分多めのばしゃばしゃ気味になりがちで、この絶妙の火入れ、できるようになりたいなあとしみじみ思った。
パエリアパン、買うしか……?
 
デザートはチョコブラウニーと、ここだけなんだかアメリカンな感じのが出てきて笑ってしまったのだけど、チョコテリーヌのような濃厚さでチョコソースもかかっていて、食後の甘味的にはちょうど良かった。
 
スペインの伝統菓子と言えばクレマカタラーナにアロス・コン・レチェ、あとチュロスとかアーモンド菓子という印象で、あまりチョコものは思い浮かばない感だったけれど、s頭使っているととにかく甘いものが食べたくなってくるもので、チョコの濃厚さはありがたく。
 
何より今日はものすごく寒くて、「なんかやばい気がする」と一昨日のお出かけ以上に厚着してきて本当に良かったと思ったくらいで、体温維持のためにもと今日はせっせと飲み食いしていた次第。
 
ヒートテック2枚重ね+セーターに、フェイクファーのインナーつきのコート着用+ヒートテックマフラー&ヒートテック手袋という出で立ちで、なお寒かったわ……。
東京ミッドタウン八重洲「ヤエスパブリック」にて
 「立喰酒場 金獅子」の
     酒場のおつまみセット \1100
     和牛塩もつ煮込み \880
     キリンラガー生 \660
     日本酒(新政アッシュ) \1320
     日本酒(天吹 ピンクレディ) \880
     お疲れクエン酸サワー \660
     ビンクスの酒 \750
 「オルソー」の
     台湾原味香腸 腸詰 \580
     豚肉&海老ニラMIXワンタン \730
     排骨飯 \880
 「ta.bacco」の
     クラフトビール東京ホワイト \1000
で、午後も精力的にあっちこっち向かい、その場で謎を解いたり、「あ、これは腰据えるやつだね」と喫茶店に行ったり。
 
遅めランチをのんびり摂っていたせいもあったけれど、最終目的地に辿り着いたのはもう5時を回ったところだった。
 
"ここから先はどこででも解けます"というところまで辿り着いたところで、じゃあもう飲みに行こう!と、東京駅方面に戻って「ヤエスパブリック」に。
 
「モバイルオーダーが使えるのは、オールスタンディングのエリアだけらしいよ?」
なんて言いつつも、とりあえず座れる場所確保して適当に飲み食いしようよと向かったら、週末だからなのか?オールスタンディングエリアにも普通に椅子があって、座ってモバイルオーダーできるようになっていた。万歳。
 
で、着席しつつぽちぽちモバイルオーダーして、気になっていた和風居酒屋のメニュー貰ったり、台湾料理「オルソー」の品も貰ったり、好き勝手な感じに色々楽しんで、お会計1万円くらい。
 
虎ノ門ヒルズでも思ったけれど、やっぱりこの手のフードコート的飲み屋、お値段はけっこう高いなーという感じ。サービス料込みと思えばそんなものなのかな……。
 
ともあれ、まずはビールと東京ホワイトを貰いつつ、「オルソー」の腸詰を。
 
テーブルはそこそこ広さがあるしと、謎解きの続きを広げて、お酒飲み飲み頑張ってみた。
 
解きつつも、しっかり飲み食いは続けていて。
 
なんだかんだ、つまみは気になっていた「立喰酒場 金獅子」のが多かったかも。
 
本店は大阪の西中島なんですって。店頭には手書きのメニューが貼られていて、それがどれもおいしそうで。
 
写真は酒場のおつまみセット(三つ葉ナムル・酒場のポテサラ・日替わり前菜(自家製キムチ))と、和牛塩もつ煮込み。
 
人参や大根もごろごろ入るもつ煮も、おつまみ盛りもおいしかった。ポテサラ良い感じだし、キムチも酒のアテっぽく旨味が強くて。
 
で、お酒が日本酒に移行したところで、ようやく最後の謎をクリアして、スマホでエンドロール見ることができたのだった。ばんざーいとクリアご褒美のカードを開いたところで記念撮影したのが今日の一番上の写真。
 
ああお酒がおいしい!ということで、最後のお酒は"ビンクスの酒"、ラムのビール割りを。
 
これがやけにおいしくて、多分これ、レモンと砂糖も入っているんじゃないかな。
ほのかな酸味と甘味もあって、飲みやすいわ強いわで、私は特段ストロング系チューハイは好きではないけど、これはべらぼうにおいしかった。
 
お供はオルソーのワンタン、海老と豚の2種盛りで。おいしい。
 
で、謎が解けた喜びもあって(?)、最後にうっかり排骨飯をだんなと半分こ。
 
衣さくさく、スパイス臭もしっかりの排骨の下にはしっかり高菜漬けも。
 
たれの味も本場そのものの味わいで、「オルソー」さん、魯肉飯や和え麺系も文句なしにおいしいのは知っていたけど、排骨飯もばっちりなおいしさだった。
 
日曜の夜、ヤエパブはまあまあの賑わい(でも探せば席はあるなという感じではある)で、でも、撤退したお店もちらちらとあるようで。
 
東京駅界隈は山のようにお店があるから、競争大変だよねえとは思いつつ、居心地良いフードコートだから頑張ってほしいなあ。

2023年8月7日月曜日

台北3日目はガチョウを食べに

迪化街 「台南古早虱目魚」にて
 虱目魚粥 TWD90
 台南肉燥飯 TWD30
 魯鴨蛋 2×TWD15
 油豆腐 TWD10
  • 今日の午前中の予定は、乾物街方面の林華泰茶行でお茶買って、その前にその近くの寺院の屋台で肉粥食べて、カルフールでお買い物してタクシーで帰りましょうというもので。
    でも、肉粥の店が9時からと知って、「え、朝御飯のつもりだったけどけっこう遅いな!?」となったのだった。
     
  • そしたらだんなが、「乾物街近くにサバヒー粥食べられる店があるけど」と言ってくれ、ノーチェックだった私は「さばひー??」と。
     
    サバヒーとは、ネズミギス目サバヒー亜目サバヒー科サバヒー属に属する魚のことであり、サバヒー科唯一の種……だそうで。世界一の養殖量とも言われているんですって。特にフィリピンや台湾で国民食レベルで定着しているとか。なるほど。
     
  • というわけで、朝食その1がお粥、その2もお粥とわけのわからないことになりつつ、1日目と2日目にお買い物しまくった私はそろそろ買いたいものも打ち止めかと思いきや、あの界隈、行きたい店がけっこう色々あって。
     
    「今日はもうあまり行くお店が無いと言ったな。あれは嘘だ」
     
    とてらいなく宣言しつつその界隈まで行くならあの雑貨屋とあのお菓子屋さんとと再チェックを怠りなく済ませながら、ホテル近くの駐輪場からレンタサイクルでいざ迪化街方面へ。
     
  • 昨日一昨日の週末はあまり感じなかったけれど、今日月曜のしかも朝は、路上の原付バイクの数がおそろしいほどに多くて。しかもスピードも相当上げて走って行くからなかなか怖い。
     
  • 「台南虱目魚粥」という名前の店はエリア内、川近くの早朝からやってる店と、それより内陸側の遅い時間からの営業のと2つあるらしく、私たちは早朝からやってる方の店に。店の看板には「台南古早虱目魚」と記されていた。
     
  • 店頭にお鍋がいっぱい。飲食スペースはその奥。日本語も英語も通じない安定のお店。でもメニューはチェックシート(ラミ加工してあってすぐ消して再利用できるようになってるシステム、あちこちにあるけど賢い方法だと思う)でわかりやすい。
     
  • 私は当然サバヒー粥、だんなは安定の魯肉飯(品名は台南肉燥飯)、煮玉子と煮厚揚げも。
    煮厚揚げなどは魯肉と同じ鍋に入ってるから、小皿に魯肉のかけらもちょっと入ってきたりして、それがうれしい。
     
  • サバヒー粥が魯肉の3杯くらいのサイズの碗に入っていて「ひぃ」となったものの、美味しくさぱさぱいただいてきた。嬉しいことに小さな牡蠣もどっさり入っていて。
    サバヒーは、ほろりと崩れる感じの優しい味の魚で、皮は黒みがかった銀色。粥には揚げにんにくやねぎもたっぷり、シンプル塩味。お粥というより、お米の感じは"雑炊"が近いかも。
     
  • ……で、トイレお借りしたくて、トイレありますかとgoogleの翻訳アプリ経由で尋ねたら、上階にあるからどうぞ、と。ありがたい……。
    個室内に紙はあるけど流しちゃいけない、隣のゴミ箱に捨てるタイプの昔ながらの台湾トイレ。でも綺麗でした。ありがとうありがとう。
     
  • 軽く腹が満ちたところで再び自転車漕いで、台湾の飲食店が「うちのお茶は林華泰のだよ」とわざわざアピールするくらいには老舗かつ安定の人気を誇る中国茶のお店「林華泰茶行」さんに。安いし美味しい。私たちみたいな旅行客にもよくしてくれる、めちゃめちゃ良いお店。雰囲気も素敵。
     
    鉄観音は一番安いのは中国産で、もう1個ランクあげると台湾産だよ、なんて教えてもらいつつ(それはもう当然台湾産にするよ)、1斤(600g)あたりの金額がピンキリ(それこそ鉄観音はTWD100からTWD3200まである)中から普段飲みのお茶をいろいろと。
     
    鐵觀音1/2斤 TWD200/斤
    凍頂高山烏龍茶2斤 TWD600/斤
    普洱散茶1斤 TWD240/斤
    缶 2×TWD50
     
    という感じでお買い上げ。
    巷のお土産のお茶が50g100g単位でTWD100くらいしてしまうことを考えると、本当に安いし間違いなくおいしくて。
    この2kg超のお茶、無くなる前にまた台湾来ようね、なんて話しつつ店を後にした。
迪化街 「葉家肉粥」にて
 肉粥 2×TWD30
  • で、そろそろ9時、肉粥がオープンする時間、と、お茶屋からすぐ近くの「大稲埕慈聖宮」を目指す。この寺院の入口近くに屋台というかバラック風というか、飲食店が並んでいて、人気の肉粥屋さんはそのうちの1軒。店前にはベンチ風の長椅子があるだけだけど、寺院の境内内に"このお店の利用者はこの席使っていいよ"みたいにテーブルに店名が貼られたテーブルセットがそこそこの数用意されている。
     
  • 嬉しいことに公衆トイレもあって。
    行ってきて良いかな……と戦々恐々使ってみたら、思いのほか綺麗だった。具体的には昔々の士林駅の駅トイレの方が5億倍汚かった。
    男性小用トイレと鍵のかかる洋式と和式が1つずつ。水洗だけれど紙は横のゴミ袋、そして紙は置いてない……という感じだけれど、それを見越してティッシュ系は持ち歩いているので特段問題なく。
     
    宿のトイレもだけど、街中のショッピングモールのトイレにはTOTO製のウォシュレットがついているところも多々あって、5年前より確実に台湾のトイレ事情はよくなっていた。
     
    初めて台湾に来た時は、それはもう……うん……(士林駅のトイレの汚さはすごいものがあったので……汚い話でごめんなさい)。
     
  • ともかく肉粥。大きな木の下で食べる肉粥、雰囲気も良い感じ。
    思ったよりもさらさら薄い感じ(サバヒー粥と同じく、雑炊風)の、薄茶色のスープには棒状に切られた豚肉の他、細切りの大根やにんにく、干しエビも入って旨味たっぷり。セロリっぽい風味の野菜も入ってる(香菜とは違う)。
     
  • 塩味も淡めでさらさらしていて、分量も軽め。サバヒー粥の1/3量くらい?1人1杯余裕でいけた。おいしかったー。
     
  • 本当は、並びのお店の四神湯(ホルモンスープ)も食べたかったのだけど、今日はお休み?ずっと屋台のシャッターが閉まっていたこともあって諦めて。……というか、もう既にお腹がたぷたぷで無理だった。
     
  • で、10時にならないとオープンしないお店を待ちつつ、迪化街を歩きつつコンビニでお茶休憩(台北のコンビニ、ほとんどが窓際に休憩スペースがあって座ることができる……とってもとってもありがたい……もちろん冷房もガンガン効いている)しつつ。
     
  • 迪化街「滋養製菓」は、本格的な和菓子屋さんとのことで、ちょっと独特なパイナップルケーキを売っているのだそう。お店もモダンでとても綺麗。
    滋養豆餡舗鳳梨味(5個) TWD285
    黑芝麻酥 TWD55
    蛋黃酥 TWD75
    を購入。
     
  • 迪化街では、スパイスいっぱい扱ってたお店(店名失念)で馬告(TWD120)を。
     
  • 迪化街「梁山泊壹零捌」は、昨日の「来好」にも通じるかわいい台湾雑貨のお店。台湾夜市の柄の缶入りエコバッグがめちゃめちゃツボだったけど、「いや、日本で使ってたら目立ちすぎでは」と断念。
    だんながかわいい「麻雀王」のピンバッジを買っていた。
     
  • そして自転車こぎこぎ、雙連駅近くにある洋菓子屋さん「kotikoti」に。ここのパイナップルケーキもおいしいそうで!あと、クッキー缶がめちゃめちゃキュート。
     
    核桃土鳳梨酥(2個) 2×TWD130
    圓盒・免子款 TWD380
     
    厳選の末、うさぎさんの小さなクッキー缶を買うことに。 中身は杏仁奶油餅乾、泰式奶茶餅乾、兔子餅乾一片だそうで、つまりバターアーモンドクッキーとミルクティークッキーと、1枚の大きな兎さんクッキーの詰め合わせ。
    美味しいと良いな。
     
  • で、迪化街エリア最後の買い物は、「家樂福重慶店」。みんな大好き(?)カルフール。
    「KiKi」というメーカー(ブランド?)の和え麺が買いたかったのと、日本では扱いがないほんだしの貝柱味がなかなか美味しいのと、世界各国のクノールのスープをチェックしている身として、何度か買っている気はするけれど台湾のクノールスープが目当て。
     
    KiKi 蔥油拌麵 TWD239
    KiKi 椒麻拌麵 TWD239
    ほんだし干貝柱風味120g 2×TWD92
    康寶 私廚料理醬義式松露白醬2pc TWD117
    s 康寶 鮮雞晶 TWD59
    元氣森林 白桃風味・葡萄 TWD35
     
    残念ながらKiKiの麺は全部で5種類くらいあるはずなのだけど2種類しかなく。
    他にももっと色々萌えるものがあるかとおもったけどそんなには無くて、思ったよりは少ない荷物でホテルに帰還することになった。
     
    日本語の"GO"的なタクシーアプリでタクシー呼んで、さくっと帰還。
「Breeze(微風) 台北車站」内フードコート「洪十一 台南擔仔麵」にて
 招牌套餐 TWD193
 傳統擔仔麵 TWD85
  • 台湾は意外とクレジットカードが使えない場所が多くて、これは現金が足りないぞと、台北駅の郵便局に両替しにいくことに。
    「なら、今日は夕飯早いし、お昼は駅ビルのフードコート的なところで良くない?」と地下鉄1駅乗って台北駅に。
     
  • 人気のフードコートがあるらしい駅ビルは「Breeze(微風) 台北車站」。市政府駅前とかにもあるファッションビル、「台灣夜市區」という夜市メニューが楽しめるというコンセプトのフードコートが良いんじゃない?と、台南担仔麺食べようと。
     
  • 蝦捲+香腸+青菜+擔仔麵+魯蛋という良い感じのセットがTWD193、それに単品の担仔麺(お店のメニューでは擔仔麵)つけて、そういえば水を持ってくるのを忘れましたね……(台湾のフードコートや町の食堂には日本みたいに無料の飲料水などは置いていない……)。
     
  • 歴史のあるお店のようだったけれど、醤油色が強めのスープに、肉味噌はまさに"味噌"という感じで、味はそこそこしっかりめなのに物足りないという、ちょっと残念な感じになっていた。
    でも副菜の蝦捲、香腸、青菜あたりは良い感じ。これはビールが恋しくなる。
台北車站 「脆皮鮮奶甜甜圈」の
 脆皮鮮奶甜甜圈 TWD25
アイスティー
 
ホテルの部屋で
 「Semeur聖娜」の
     特濃鮮乳蛋塔 2×TWD40
 アイスカフェオレ
  • せっかく台北駅界隈まで来たところで、「そういえば近くに絶品らしいドーナツ屋さんがあるんです」と炎天下の中、そこにも行ってみることにして。
     
    駅近くのちょっと雑多な商店街兼飲食店の並びにあったのは「脆皮鮮奶甜甜圈」、店内飲食コーナーはなし、ただただ店頭でドーナツを揚げているだけのお店。
     
    ありがたいことに向かいにセブンイレブンがあったので、そこでアイスコーヒー買って飲みつつ、なんならセブンイレブンの店頭にはベンチもあった(まことにありがたい……)。
     
  • 看板には色々なフレーバーがあるよ的な感じに品名が並んでいたけれど、売られていたのはその名物ドーナツ"脆皮鮮奶甜甜圈"一択のみ、1個TWD25。
    いびつなドーナツ……というか、見た目は"輪っかになったチュロス"的なものが次々揚げられて、白い粉まぶされて渡される、みたいな。囓ってわかった、これ、ミルクパウダーだ。
     
  • 表面若干カリカリでサクサク、中はふんわりで、くしゅりととろけるような口当たりがとっても素敵。何よりミルクパウダーの風味がずるい。
    「あ、これ、あと3個は食べられますわ……」
    と心から思った。思いつつ1個で止めておいて、ホテルに帰ってお茶にした。
     
  • 部屋で食べたのは、昨日お出かけの帰りがけに駅のショップで買ってきた「Semeur聖娜」の特濃鮮乳蛋塔(1個TWD40)。
    中華風ではなくポルトガル風エッグタルト。洋風のパイ生地がさくさくで、フィリングはもっちりねっとりな方向のもの。
     
    セブンイレブンでアイスコーヒー買って、牛乳も買ってきて、ルームサービスに電話して氷貰って、今日もたくさん自転車こいだり歩いたりしたので甘いもの休憩にした。
     
  • ホテル最寄りの地元スーパー、善導寺「全聯福利中心」でクノールスープいくつかみつけて購入。
    康寶 濃湯 銀魚海帶芽2pc TWD79
    康寶 濃湯 香蟹南瓜2pc TWD79
    康寶 濃湯 火腿蘑菇2pc TWD79
    康寶 濃湯 金黃玉米2pc TWD79
    康寶 濃湯 火腿玉米2pc TWD80
    耆盛干貝XO醬 TWD108
松江南京「阿城鵝肉」にて
 鵝肉小後段(煙燻) TWD320
 鵝肉小後段(白斬) TWD320
 鵝油拌飯 2×TWD50
 黃金筍(小) TWD90
 杏鮑菇香腸(單條) TWD45
 台灣啤酒 TWD100
 18天啤酒 TWD120
  • 今日は夕方5時半に、一昨日超混雑だった「阿城鵝肉」を予約済。
    台北って南北移動が若干面倒なので、自転車乗ってお店に向かった。(んでお酒飲んだから帰りはタクシー)。
     
  • 今日はぎりぎり予約なくても夕方早めだったら入れたかもね、くらいの混雑具合だったけれど、それでも退店時には店頭に待ち客が。
    上階に促され、オーダーはチェックシート式、食器は自分で配膳し、飲み物(ビールもあるよ!)はセルフサービスで「これだけ飲んだよ」と自己申告。
    調味料もカウンターに並んでいるのを好きなように皿に盛ってきて……という感じ。
     
    とてもシステマティックで、その分とってもお安かった。お腹いっぱいガチョウ食べて一人2500円しないとか。
     
  • 調味料は鵝汁醤油・鵝醬・辣油・鵝油辣椒・小辣椒・蒜頭。鵝醬が甘酸っぱくて良い感じ。でもガチョウ自体、そこそこ下味ちゃんとついているからそれほど調味料が必要というわけではなく。
     
  • ガチョウは、半隻(半身)の他、後半段(下半身、つまりもも肉メイン)と前半段(上半身、むね肉メイン)の大小、大は4-6人分、小は2-4人分で選べ、更に煙燻と白斬を選択。1-2分の安価なTWD220プレートもあるけれど、これは部位が選べない。
    というわけで、下半身指定の小サイズ、煙燻と白斬両方注文したら、さすがに割と多かった。けど悔いはない。満足。
     
  • 皮はそれほどパリパリというわけではなくてしっとり系。いかにも燻製しましたという風味の骨付き鶏と、塩茹で(塩蒸し?)しましたという真っ白いのと。どちらもすごく良かったけれど、この店ならではという味なら煙燻かな……。
     
  • で、人気の品らしい筍煮物(すっごい巨大な筍がごろごろと、昨日のスープの漬物みたいな葉っぱと共に煮られてた)と、これは絶対食べたかったエリンギ入りの腸詰、そしてガチョウの油かけご飯!
     
  • ご飯がねえ、もう、反則級のおいしさで。見た目はうっすい醤油かけた黒ごまかけご飯的な感じ。でも旨味たっぷり、当然いくらかギトギトはしてるけど、バター醤油ご飯が好きなら魂に刺さる味。刺さりまくった。おいしかった。
     
  • 一人で食べに来ている人も、ガチョウ皿の他に副菜とご飯を頼んで……という人がちらちらいて、大抵最後は「これ持って帰ります」と包んで貰って持ち帰っている。私たちも真似して持って帰って、宿のスパの大浴場入ってからビール飲み飲み楽しんだ。
     
  • 花柄の紙箱にそれぞれの肉が詰められて(そうそう、肉の下には大量の刻み生姜が敷かれてた)、とてもかわいい。しかし連日せっせと肉食べてますね……幸せだ……。

2022年4月14日木曜日

台湾料理とパフェ活と

今日はパフェ活、ランチは気になる台湾料理♪
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「551蓬莱」の
 豚まん
愛媛県産 こつぶせとか
アイス普洱茶
今朝はだんなの関西出張のお土産、「551蓬莱」の豚まんを蒸して。
 
そう頻繁には買えない我が家では、多めに買っては冷凍しておくのが常だけど、冷凍せずに冷蔵のを蒸すのはやっぱり美味しいなあと思いつつ、食後には美味しい柑橘を。
 
楽天の買い回りセールのついでにと、いろんな柑橘が楽しめるセット的なものはないかなと探したところ、「【訳あり】希望の島 旬の柑橘詰合せ 2kg」というのをみつけ、評判がまあまあ良かったのと送料税込2376円なら割高感はほとんど無いなと買ってみて。
 
2kg柑橘セット、2個食べちゃった後に撮影しました。 今日の分の2個を食べてしまった後に撮影したのだけど、届いたのはこんな感じ。
 
添付のリーフレットには4種類の柑橘名が記されていたけど、ヘタや果皮の感じを見比べながら並べたら、多分これ、5種類あったと思う。
 
1個だけのはタロッコ(ブラッドオレンジ)、リーフレットに記載はなかったけどヘタが盛り上がってるのはデコポン系(一般的なデコポンにしては果皮が黄色いな?と思いつつ)。
 
で、奥のが多分清見、中央列の黄色みがかっているのが媛小春、手前の"ちょっと大きい温州みかん"的なものが、こつぶせとか……だと思う。
 
今日はこつぶせとかを食べてみたところ、表皮も剥きづらければ薄皮同士もくっつき気味でたいそう剥きにくかったものの、味は抜群。みかんジュースもかくやという濃厚な甘さで、酸味はほとんどない果汁たっぷりの美味しい柑橘だった。
 
"訳あり"ということで、若干不揃いだったり薄い傷がついていたりというものはあったものの、特に問題無いものばかり。
この買い物は当たりだったわー。
江戸川橋「FUJI COMMUNICATION」にて
 期間限定 生馬告の水餃子
 発酵白菜&にら水餃子
 大根餅
 排骨
 葱油鶏飯(小)
 葱油餅の牛肉&チーズ捲き
 自家製馬告ソーセージ(テイクアウト)
昨日より気温が13℃も低い、今日は雨の一日。
そんな中、雨女の田中玉緒さんと雨女の私は月に一度のパフェ活に。
 
パフェと共にお昼もセットが定番になったここ数ヶ月、今回は、互いに一度行ってみたいと思いつつ叶っていなかった台湾料理のお店、江戸川橋の「FUJI COMMUNICATION (フジ コミュニケーション) 」さんに行ってみた。
 
白山にある系列店の台湾ワンタンの店「also」も人気らしく、そしてつい先日には中野に3号店「honkee_tonkee」もオープンしたという、勢いのあるお店。
 
数年前のオープン当初から行ってみたいと思っていたのだけれど、江戸川橋ってなかなか他の用事と組み合わせられる場所でもなくて、機会を見つけられずにいたのだった。
もっと早く来ていれば良かった!……というのが、結論だったわけだけど。
 
空気感がとっても台湾です。素敵! 台湾のカジュアルな食堂あるあるな感じのこの空気感が素敵。
 
ヤカンのお茶や瓶ビールなどの飲み物はセルフサービス、オーダーも支払いも卓上のQRコードをスマホで読み込んで操作する仕組みで、そしてランチライムは開店11:30合わせでのみ予約可能ということだった。
 
どのくらい混雑するのか検討つかなかったので予約のうえ、来てみた次第。
 
雨の平日、開店するなり満席とはいかなかったものの、帰る頃にはテーブル席は満席、入口近くのカウンターに一人客だったら入れそう、というくらいには混んでいた。
 
大好物の排骨もしっかりスパイスの香り。口当たりざっくざく! ちょっとお得なランチセットは、水餃子とスープがセットになった丼もの麺ものが色々あったのだけれど、水餃子や大根餅など、色々食べたいものがあったのでアラカルトで頼むことにして。
 
水餃子2種類に、私好物の排骨、大根餅に葱油餅に鶏飯にと、なんだかんだ炭水化物多めな感じになったのもご愛敬。
 
生馬告の水餃子、不思議な風味でした。 この普通な感じ(?)に包まれているのが生馬告の水餃子、丸い形状に包まれていたのが発酵白菜の水餃子。
 
はっきりと酸味のある爽やかな発酵白菜の水餃子も面白い味わいだったし、胡椒と山椒と柑橘の風味が合わさったような生馬告の水餃子も不思議な美味しさの餃子だった。
 
皮は自家製、もちもち感もとっても良くて。
 
ざくざく皮にしっかりスパイスが香る排骨や、揚げ焼き風になっているのが面白かった(そしてソースがピーナッツスイートチリソースというのもちょっと面白かった)大根餅も食感に工夫があって。
 
トラディショナルな台湾料理をベースにしつつもほんのり尖ったところがあって、それが嫌味なレベルではなくて……という、全体的に素敵な料理だった。
 
雞肉飯ならぬ葱油鶏飯もいただきました。 玉緒さんリクエストで、雞肉飯ならぬ"葱油鶏飯"も。
 
鶏むねを茹でるか蒸すかしてほぐして(時には軽く下味つけて)丼にして、甘いじょっぱい葱だれをかける風なこの品。
 
語れるほどには私も台湾でこれを食べた事がないのだけれど(一度か二度は食べた……かな?つい魯肉飯の方を食べてしまう)、あっさりながら滋味深く、これも美味しかった。
 
小サイズのを1つ頼んだら、最初から2人分に分けて持ってきてくれたのがとても嬉しい。というわけで、この写真は小サイズの更にハーフサイズの葱油鶏飯だったのでした。
 
葱油餅も、予想に反したキュートな見映えでした。チーズ濃厚! で、最後にもう1品くらいいけますかねーと、互いに「これが気になっていた」と、「葱油餅の牛肉&チーズ捲き」を。
 
葱油餅の作り方で、葱と一緒に肉とチーズも巻いてしまうのかな?と思っていたら、焼き上がった葱油餅をクレープ状に具材を巻き込むという食べ応えのある一品だった。
 
画像ではチーズの存在感はわかりづらいけど、かなり濃厚なチーズ風味の洋風葱油餅。
 
牛肉にもしっかり味がついていて、これはビールが恋しくなる美味しさだった。
 
最後にはお土産用に、これも気になってた(というか気になるメニューしかないんだ……)馬告風味の腸詰を互いに1パックずつ貰うことにして、そしてお会計は確か6000円弱ほど。
 
排骨を乗せた混ぜ麺もすごく気になるし、これはだんなを連れて再訪問しなければと強く強く思ったのだった。魯肉飯も絶対食べてみたい。
日本橋「千疋屋総本店」内「フルーツパーラー」にて
 デコポンパフェ \1870
そして食後、本日のパフェ活は、「和光、資生堂パーラーと来たら、あとは老舗のあそこでは」と、日本橋の「千疋屋総本店 フルーツパーラー」に。
 
あと果物屋さん系だったら高野?西村?あと四ッ谷のフクナガ、浅草のフルーツパーラーゴトー……あたり?果物屋さん系ならずとも、気になるお店は色々あって。
 
ともあれ、今日いただいてきたのは、11日から提供がスタートしたばかりの新メニュー、デコポンパフェ。
 
デコポン=品種名「不知火(しらぬい)」。ポンカンと清見オレンジの交配により誕生しました。「デコ」のある可愛らしい見た目、食味の良さから人気の柑橘です。 みずみずしいデコポンにパッションフルーツソースがアクセントとなった爽やかなパフェをお召しあがりください。
 
旬のデコポンパフェ。春の柑橘って美味しいですよね。 とメニューにはあって、デコポンの説明よりパフェの構成の説明が欲しかった……とほんのり思いつつ、同じメニューを頼んだ玉緒さんと2人、
 
「グァバの味、しませんか?」
「あ、する!します!」
なんて言いつつ、色鮮やかな夏の太陽みたいな色合いのパフェを満喫してきた。
 
味の方向的には、あと気温が10℃くらい高い、いかにもな初夏の季候の方が、よりお似合いだったと思う。そんな感じに、全体、かなりさっぱりした味のパフェだった。
 
上にはたっぷりのデコポン果肉と、レモンシャーベット、裏側にデコポンシャーベット。その下にはたっぷりめのヨーグルト風味アイスクリーム、更にその下にはフルーツポンチ風にデコポン果肉とナタデココ、赤すぐり、そこにパッションフルーツとグァバの風味も加わって……という感じ?全ては推察なのだけど。
 
おそらくは、デコポンの爽やかな甘さを引き立たせるのを目的とした構成だったとは思うけれど、もう少し甘味系のアイテムが入っても良かったと思うし、あと、玉緒さんとの共通見解としては「パフェには少量で良いから、"焼いた小麦粉"系のものが加わっていても良いのでは」というものが。
 
シナシナになったコーンフレークは論外としても、私も家パフェでは絶対それ的なものを用意するし(今のところ不二家のホームパイ最強説)、和光のパフェにもさくさくとした層なり添え物なりがあってそれがとても心地良かった記憶。
 
「ちょっとお値段上がってもいいから、デコポンのゼリーを挟むとか」
「こうして振り返ると和光の偏執狂的なこだわりって凄かったんだなって思いますね……」
などと話しつつ、私たちのパフェ道はまだまだ続くのだった。
 
これからはマンゴーや白桃、メロンの季節も控えているし、なんなら梅雨寒の季節頃だったら濃厚チョコレートパフェなんかも美味しいかもしれない。
「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」の
 海苔弁 海 \1100
かに味噌汁(インスタント)
アイス普洱茶
今日はだんな不在の夜で、
「気になっていた高級のり弁を銀座で買って帰ろうと思うんです」
と伝えたら、玉緒さんもじゃあ一緒に買おうかしら、と。
 
雨は相変わらず微妙な感じで降り続いていたけれど、昼もおやつもがっつり食べてしまったからと、三越前から銀座6丁目まで、地下鉄3駅分以上をてくてく歩いてGINZA SIXまで行ってから帰宅の途に就いた。
 
高級のり弁ブームの火付け役とも言われているのが、そのGINZA SIXに1号店を出して以降、新橋などにも店舗を構えるようになった「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」。
 
新橋には他にも「海苔弁 いちのや」というお店もあり(本店は靖国神社前)、そして錦糸町には「五つ星のり弁 - 坊々樹」なるものもあるそうで。
ほっともっと系の300円台のり弁も美味しくいただけてしまう私としては、「3倍の価格ののり弁ってほんとに3倍美味しいのかしら」とずっと気になっていたのだった。
 
今日買ってきたのは、ブーム先駆けのお店、「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」のもの。
 
お店には他にも数種類の弁当や、御飯抜きのおかずセット的なものもあったのだけれど、メインののり弁は3種類、「海」と「山」と「畑」。その名の通り魚メイン、肉メイン、野菜メインという違いがあって、副菜まで全部異なる拘りぶり。
 
昨日の夕飯が鮭だったから、「また鮭……?」と若干躊躇する気持ちはあったものの、海苔弁の基本はやはり鮭とちくわの磯辺揚げでしょうということで、初志貫徹、私の分は「海」弁当、息子の分は「山」弁当を買って帰ったのだった。
 
「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」の海弁当。 冷めても美味しい、とは聞いていたものの、今日はあんまりに寒かったのでほんの少しだけ、御飯がふわっと温かくなるくらいにレンチンしてみた。
 
お供にインスタント味噌汁とお茶出して、あとはお弁当出すだけの夕御飯。
 
私の分の鮭弁当はこんな感じ。
 
海の幸をメインにした海苔弁。脂ののった鮭は、弁当箱からはみ出るほどの大きさ。そして、海苔弁の定番のおかずといえば、ちくわの磯部揚げ。その長さも他ではなかなか見られません。“家庭料理の最上級”を目指し、玉子焼きにはあえて焦げ目を入れています。懐かしさと優しさを感じていただける一品です。
 
というこの品、何より目立つのが、どーんと乗った鮭の塩焼き、そして鮭に負けないサイズのちくわの磯辺揚げ。
 
副菜は、玉子焼きに大根の漬物、ほうれん草のおひたしに白滝の明太子和え。御飯が若干少量かなという印象(私はこれで良いけど男性には物足りないかもと思った)で、その御飯には海苔が上部と内部にも1枚仕込まれていて。
 
鮭がしっとり柔らかく、でも香ばしく火が通っていて、「あ、値段3倍で味は3倍以上だったわ」と納得の味だった。お弁当だから味は全体しっかりめ、冷めても美味しい風に出来ていて、こう、完全に"プロが本気で作る海苔弁はかくあるべき"みたいな意思?情熱?を感じるなあ、と。
 
山の幸をメインにした海苔弁。鶏の照り焼きは、時間が経っても柔らかくお召し上がりいただけるよう塩麹を揉みこんでいます。生姜がアクセントになっているので、食べ飽きずに最後までお召し上がりいただけます。舞茸、しめじ、えのき、つきこんにゃくをりんご酢でじっくり煮絡めたきのこのりんご酢煮はさっぱりとした一品。箸休めには、ゆず大根を。
 
山弁当はこんな感じ。こっちも良いなあ……。 という山弁当がこちら。
 
しっとり食感の鶏の照り焼きに、きのこのりんご酢煮、半熟味玉、ほうれん草のナムル、ゆず大根……という組み合わせらしい。
 
「ちくわ半分あげるから、鶏1切れちょうだい?」
と取引を持ちかけて貰った鶏はほんのりと生姜が効いてこれはとても良い御飯のおかず。
 
なんでも海弁当にこの鶏を乗せた豪華版もあるらしく、それはめちゃくちゃ幸せなのではと思ったのだった。
 
こういう味のものって酒のアテにもちょうど良いから、次に銀座か新橋かに行った時にはおかずセットも買ってみようかしら。説明札に「舞茸の天ぷら」という文字が見えて「え、それ美味しそう!」と思ってしまったのよねえ。

2021年9月24日金曜日

蜷川実花展に

展覧会後の豆腐花。今日も暑いね。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「たま木亭」の
 クロワッサンたま木
生ハム&スクランブルエッグ
梨(あきづき)
カフェオレ
まだまだあるよ関西土産の味ということで、今朝は冷凍保存してあった「たま木亭」の「クロワッサンたま木」を温めて。
 
「表面にロデヴ生地を貼りつけて独特な食感になりました」と説明にあって、「ロデヴ?」と思って検索したところ、公式インスタに動画つきで「ロデヴの生地を表面にする事で、独自の食感と、コクを生み出す狙いがあります。クロワッサンの成形はバターが軟化してくるのでスピード感が大事で1日500枚を8人のスタッフで10分くらいで終わらせます。」という投稿があって。
 
そして結局ロデヴとはフランス南部の街の地名で、その街の名物パン(?)が「多加水あるいは中庸の固さの生地を布張りの柳のパイヤスで発酵させ、計量も成形もしないで焼くパン」というものなのであるらしい。
 
崩さないように空気を入れたジップロックで包んで持ち帰り、帰宅するなりこれまた崩さないように気を付けながら密閉して冷凍しておいたクロワッサンは、おっそろしく美味しかった。
 
いつも通りレンチンしてから予熱した魚焼きグリルで15秒ほど火を入れて予熱で軽く水分を飛ばすように温めたら、表面さくっと、中もしゃくふわっと良い感じに温まり。
 
粉とバターの風味が豊かで食感も絶妙。
今日は、家族皆違うタイミングで朝食になったのだけど(だからその都度温めた)、皆して驚くほどに美味しかったのだった。
 
それほどにはあのパン美味しいこのパン美味しいと評価しない息子までもが
「……今日のパン、めちゃくちゃ美味くない?」
と言い出したくらい。
 
確かお店には、冷蔵ケースに「栗とチョコのクロワッサン」とか「いちじくのクロワッサン」とか「クリームクロワッサン」(←カスタードクリームがサンドされている人気商品らしい)なんていうのもあった筈。
 
次回はこのあたりを買って、買った直後に囓りつきたい。
丸1日常温に置いていたのを冷凍してもこれだけ美味しいのだから、買った直後に囓ったらどれだけ美味しいんだろう、と。
上野「騒豆花」にて
 モーニングセット \700
上野の「蜷川実花展」に。今日も良い天気。 そして今日は上野の森美術館で開催中の「蜷川実花展」に。
 
引っ越して上野まで1本で行けるようになってからは、本当、上野に行く頻度が高くなった。
 
津田沼時代は新宿に行っていたの(これも乗りっぱなしで行けたので)と、頻度が逆転した感じ。
 
展覧会は平日は日付指定、週末は日時指定の事前予約制。
 
初手からお花の写真がいっぱいで、わくわくしました。 私は彼女の色鮮やかな花の写真と、あと金魚の写真なんかも大好きで。
 
携帯の待ち受けを青背景の花と蝶の写真(こちらの記事一番上の写真)を加工したものにしているくらいなのだけど、この写真がエントランスに大きく使われていた。
 
「Imaginary Garden」。墓地に飾られた花で彩られた一角。 前半はひたすらお花お花で、圧巻だったのは墓地で撮影された造花の写真を集めた立方体の部屋、「Imaginary Garden」。
 
床から壁からクラクラするような極彩色の花だらけ。
 
館内は人物写真を覗いて撮影可能で、平日午前中の人がまばらなタイミングに来て本当に良かったなと思ったのだった。
 
「Chaos Room」がやっぱり圧巻。グロテスクだけれど綺麗。 人物写真も多く、セルフポートレートにパラリンピックのプロジェクトに携わった作品群、病床の父親、蜷川幸雄さんを見送るまでの日常を切り取った写真など、静謐な空間も沢山あった。
 
で、最後がこの部屋、「Chaos Room」。
 
真っ赤な傘に薔薇に藤。すごいなあ。 「蜷川が映画でも使用したオブジェクトの数々を、さながら蜷川の活動が浮かび上がるコラージュのように展開」だそうで、天井には赤い傘、垂れ下がるのは藤の花と薔薇の花。
 
「ヘルタースケルター」や「おいらん」などの作品を佃煮にしたような毒々しい空間で、可愛いし、綺麗だし、グロテスク。
 
苺のオブジェは目玉つき……。 倒されたメリーゴーランドの馬、ビーズが絡んだシャビーシックなシャンデリア、散らばった本に写真に香水瓶に怪しいオブジェ。
 
自分の部屋には絶対置かない(置きたくもない……)なあというアイテム満載なのにどこか心惹かれる目が離せない不思議な空間だった。
 
あんまり事前情報を知らずに、「あの人の写真好きだからー」で行ってみたのだけれど、楽しかったな。
 
日時指定の展覧会入場は無駄に混まずに快適なのでコロナ禍が去ってもこんな感じで開催してくれると嬉しいなー。
 
美術館を出るとまだ11時にならないくらいだったのだけど、「軽く昼御飯食べて買い物したら帰ろう」と、JR上野駅に向かってみたら「騒豆花」という豆花のお店があって、ここに入ることにした。
 
本店は台北、國父紀念館近くにある店で、日本出店は大阪と武蔵小杉、橫浜の他、都内に3店舗。
 
魯肉飯や牛肉麺といったメニューもあったのだけど、今日も30℃越えの暑さで「重いのは要らない……」と、まだ注文できる時間帯だったモーニングセットをいただくことにした。
 
ピーナッツ豆腐と蛋餅、アイスかホットかの烏龍茶orジャスミン茶が選べて700円とお値打ち価格。あんまり暑くてアイスジャスミンティにした。
 
ぶっちゃけ、豆花はおやつであって朝食に食べるものではない……と思ったのだけど、でも、この組み合わせは幸せで。
 
蛋餅はあのもちもち感も本場そのままの味で、ほんのり甘い酢醤油っぽい添付のたれも「そうそうこんな感じだった」という風。
 
何より幸せだったのは、自然な甘さの"台湾冬瓜糖水"がかかった豆花。かき氷状のシロップも乗っていて、さっぱり美味しくいただけた。豆花自体の食感と味わいも、とても良い感じ。
「PAUL BOCUSE」の
 シーザーサラダ オリーブの香り
 マロンとスイートポテトのデセールサラダ 黒糖風味
「煮物亭福田商店」の
 豚角煮&野菜の煮物
麦茶
今日はだんな、野球観戦にて(阪神が優勝するかもだから都内戦観戦予定がこの先目白押しらしい……)、息子と2人の夕御飯。
 
上野に来たしと、いつも通りにレンタサイクルで「酒のサンワ」さんからの上野松坂屋を目指し、「ハナノヒ」のお花貰って、デパ地下で買い物してから帰ってきたのだった。
 
夕飯はもうお惣菜にしちゃおうということで、デパ地下歩いてこれだと買ってきたのは、「煮物亭福田商店」というお店の豚角煮。
 
筍やこんにゃく、人参、椎茸、大根などの煮物がパックになったお得用セットが本当にお得で、このパックと角煮2切れ包んで貰った。
 
合わせるサラダがこれで良いのかと思いつつ、これもやっぱり美味しそうだったものだから、「PAUL BOCUSE」のお惣菜屋さんの「シーザーサラダ オリーブの香り」と「マロンとスイートポテトのデセールサラダ 黒糖風味」も買ってきて。
 
"さつまいもサラダに栗やくるみをトッピングし、黒糖風味のソースをかけました"という、デザートみたいに甘いサラダのマロンとスイートポテトのがすごくすごく美味しかった。もうこれは普通にデザート。
 
シーザーサラダも、オリーブの風味はもとより、チーズだとかクルトンだとかベーコンだとかがいちいち美味しくて、
「なんか、知らないシーザーサラダの味がするね……」
「めっちゃ高級感ある」
などと言いつつ息子ともぐもぐ。
 
そして角煮はすごくしっかり御馳走だった。プルプルに柔らかく煮えていて、繊維がほろりと崩れるようで、甘じょっぱさのバランスも好みだった。
 
そんな幸せな食事をしながら、息子に向けて「ヒプマイやばい」を熱く語るお母さんだった、という……。

2021年6月26日土曜日

好吃台湾、食べ放題♪

今日は台湾料理ブッフェでした
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
巣鴨「喜福堂」の
 クリームパン \200 1/2個
 新夏の颯爽 \248 1/2個
台湾産ライチ
アイスカフェオレ
昨日はせっかく巣鴨まで足を伸ばしたのだしと、待ち合わせ予定より少し早く到着して、あんぱんで有名な「喜福堂」さんまで行ってきたのだった。
 
その情熱ある行いのせいでか、ゲリラ豪雨が見事直撃して、尋常じゃない土砂降りの中を歩くことになったのだけど、それはそれ(そしてお昼食べに行く頃にはすっかり止んでいたという……)。
 
今朝食べたのは、シンプルなクリームパンと、夏の新商品らしい、「新夏の颯爽」というパンをだんなと半分こ。
 
夏の颯爽は、表面にメロンパンみたいなクッキー生地があって、中はレモン風味のクリームというよりは、レモン餡だねと思って居たら、実際、「中はレモン餡、外はレモンの果肉たっぷりのクッキー生地」という品だったみたい。
 
ぽってり艶やかなカスタードクリームのクリームパンといい、なんというか昭和の古き良きなパン屋さんという感じなのだった。でも高級食パンなんかも売ってるのよね。
 
ライチ2種類。手前のイボイボライチの方が美味しかった。 そして食後はライチを2種類。
 
巣鴨の果物屋さんでたまたま見つけて買ってきたイボイボが綺麗な赤と薄緑のライチと、そして昨日の夕方ロピアで見つけた、赤と茶色が混ざった風の、でもどちらも台湾産。
 
サイズといいイボイボの感じといい、これは絶対別の品種だよねと思って調べてみたら、「【旬のフレッシュ生ライチ】香り高く甘い生ライチを求めて」とう記事をみつけ、それによると、多分ロピアのが黒葉荔枝で、巣鴨のが玉荷包荔枝なのかな?という感じ。
 
結果としては、巣鴨のライチ(目黒の秋刀魚のようなこの表現……)の方が、果汁たっぷりで甘さも強く、うっとりするような美味しさだった。皮から弾けるように果汁が滴りおちるほどで、今シーズン買った中では一番ジューシーなライチだったかも。
 
良いお買い物をしたわと、大満足な朝御飯だった。
池袋「ホテルメトロポリタン」内「クロスダイン」にて
 好吃台湾 ランチビュッフェ \4000
池袋の「ホテルメトロポリタン」、先日のトロピカルスイーツブッフェが期待していた以上に幸せで、そして1階のダイニングでは今月一杯まで「好吃台湾 ランチビュッフェ」を開催中で。
 
パイナップルケーキがすごく美味しかったんだよ、きっとこっちのブッフェでも食べられるんだよ、なんて言っていたら、毎度遊びに来る友人Aちゃんが「え、行きたい」と。だんなも息子も行くというので、週末ランチに4人で行ってみましょうかということになったのだった。
 
入会金年会費無料のJRホテルメンバーズに入っていれば、レストランの食事代が割引になるうえにポイントも貯まるという嬉しい特典。ちなみに会員証はSuicaに紐付けというのがいかにもJR系という感じ。
 
土日祝日の通常価格は4500円、それが会員券提示で4000円でいただけるという内容だった。
もう500円高くて良いから、魯肉飯と担仔麺と小籠包と、あと台湾フルーツ(パイナップルとマンゴーとライチあたり)も食べ放題だったら最高だったなーなんて思うけど、500円の値上げくらいじゃそれはきっと(特にフルーツは)難しいのだろうなあ。
 
でも色々満足。どれも美味しかった。
 
「好吃 台湾」おすすめメニュー
台湾産パイナップルとシーフードマリネ
台湾風大根とパクチーのサラダ
台湾風茄子のマリネ
押し豆腐と青菜の干し海老醤和え
口水鶏(よだれ鶏)
焼き韮饅頭
干しエビと青菜の炒め
雲白肉
鶏手羽の台湾風スパイシー焼
焼きビーフン
又焼炒飯
台湾風まぜうどん
チキンカレー(atre台北&JAPAN RAIL CAFE台北コラボメニュー)
ホテルメトロポリタン プレミア 台北 レシピ パイナップルケーキ
台湾カステラ
マンゴー&豆花
タピオカ&ココナッツミルク
愛玉子風レモンオレンジゼリー
台湾かき氷
前菜
オクラトロロ
サラダ類
洋食
本日のスープ(パンプキンスープ)
本日のピッツァ
ディル香る蟹入りトマトスパゲティー
マカロニミートグラタン
金目鯛のポワレ マスタード風味焼き トマトソース添え
本日のお魚のポワレ オレンジバタソース
US産プライムビーフ ローストビーフ
和食
高知県産ムロアジの南蛮漬け
胡瓜、野沢菜、昆布の漬物
山菜入り豚汁
握り寿司
中華
烏賊団子チリソース
蒸し点心二種(焼売・翡翠餃子)
デザート
ブラウニー
パンプディング
フルーツタルト
ティラミス
シャーベット(オレンジ)
アイス(チョコ・ストロベリー・バニラ)
カットフルーツ(オレンジ・グレープフルーツ・葡萄)
ソフトドリンク
ドリンクディスペンサー:ソフトドリンク各種フリーフロー
 
当日並んでいた料理は、こんな感じ。
 
全部が全部台湾というわけではなくて、和洋中それぞれあるのがそれはそれで魅力的。
なんでも具沢山な豚汁もすごく美味しかったそうで、あ、あと、これも密かに台湾コラボだったらしいチキンカレーも美味しかった(息子にひと匙だけ分けて貰った)。
 
とてもマイルド、麻でも辣でもないよだれ鶏も、これはこれで。 赤い粒々が花椒?と思わせつつ、実は違うカリカリ食感(ナッツ?ベーコンビッツ?)なよだれ鶏は、定番の揚げ茄子とも合わせてあって。
 
麻でも辣でもない食べやすい味に仕立ててあって、これはこれで万人に受け入れられる美味しい味付けになっていた。
 
台湾産パイナップルとシーフードマリネ、台湾風大根とパクチーのサラダ、台湾風茄子のマリネあたりの冷菜コーナーが私は特に気に入って、特にパイナップルとシーフードのマリネは3回くらい持ってきてしまったほど。
 
これがメトロポリタンホテル台北レシピのパイナップルケーキ。ほんとに美味しい。 四角ではなく丸型に作られたこのパイナップルケーキが、実のところ、今日一番のお目当てだったり。
 
今日一番上の写真のおかずプレートをたっぷり2杯と混ぜうどんとローストビーフまでいただいて、その後にまりまりとパイナップルケーキを合計3切れ食べた私に、家族も友人も
「このデザートからの加速がすごいよね」
「それがせりあさんですよ……」
なんてお褒めの言葉(?)をかけてくれた。
 
デザート第1弾。1弾だけど早速パイナップルケーキは2切れ。 というわけで、これがデザート第1弾。
 
フルーツタルトだけはnot台湾メニューだけど、他は台湾メニューから。
 
タピオカココナッツミルクはプリン仕立て、マンゴー豆花は、豆花自体がマンゴー風味で、どこかマンゴープリンのよう。
 
甘酸っぱさが嬉しい愛玉子風レモンオレンジゼリーに、やっぱり何度食べても食感は"りくろーおじさん"だなあと思ってしまう台湾カステラ(美味しいのだけどね……)。
 
ティラミスやパンプディングも美味しそうだったけれど、さすがにそのあたりまでは手が回らなかったな。
 
マンゴーソースがもっと自然な味だったら最高だったな、台湾風かき氷。 でも、台湾風かき氷は当然のようにいただいて。
 
マンゴーシロップ(これはちょっと香料臭いわざとらしい味のもので残念、多分市販品……)に冷凍のマンゴー果肉、粒あんをホテルスタッフさんが盛り付けてくれる。
 
このレストラン、7月~8月には「シンチャオベトナム」なるベトナムテーマのブッフェになるそうで、「タピオカとフルーツのチェー」あたりが出るみたい。
 
ゴイクン、バインミー、パインセオにブンチャー、海南飯。
友人が早速食い付いてきて「ベトナム!食べます!」なんて言ってたから、来月か再来月にはまた食べに来ることになりそうな。
 
ベトナムだったらだんなも息子も興味は薄いだろうし、平日にカラオケとセットで遊びに来るようかしら(果たしてその頃、東京の新型コロナ感染者はどうなっていることか……)。
 
ペンギンスイーツが相変わらず可愛いです。 このレストランは入口近くにケーキや焼き菓子などが買えるカウンターがあって、そこにはこんなキュートなSuicaペンギンスイーツも。
 
顔が丸くどーんとなっている左の方のはパッション風味チョコムースのの中にライム風味のココナッツムースとマンゴーブリュレといういかにも夏っぽい取り合わせ。
 
右の上半身タイプのはオレンジゼリーやオレンジクリームがベースになったチョコレート風味のムースケーキですって。
 
私、特段Suicaペンギンが好きなわけではないのだけど、「Suicaのペンギン クッキー詰め合わせ」なんかも可愛くて、ちょっとうずうずしてしまう。
茹で茶豆
池袋東武地下で買ってきた
 玉子ポテマカサラダ
 九条ねぎ入りだし巻玉子
 甘海老の塩辛
 まぐろぶつ
 本まぐろ中落ち
「佐藤水産」の鮭ルイベ漬け
だんな特製 あさりの酒蒸し
羽釜御飯
日本酒(千葉 吉野酒造 腰古井 にごり酒)
ランチ後、息子とAちゃんは一緒に秋葉原を歩くことにしたらしい。
 
私とだんなはそれならと、いつもの日本酒屋巡りに繰り出して、ついでに夕飯の食材も池袋東武の地下で買ってきた。
 
だんな曰く、「今日はかすみちゃんの命日だよ」だそうで、「だからまぐろを食べましょう」と。
 
そっかもうかすみちゃんが亡くなってから3年経ちましたか……と思いつつ、かすみちゃんと言えばまぐろぶつじゃない?なんて話しつつ、ぶつや中落ちを買ってきた。もうこれは日本酒かなあと、玉子焼きとか珍味なども。
 
本日の戦利品日本酒いろいろー で、東武の地下で食材の買い物しつつ、酒売り場で千葉のお酒、腰古井のにごり買って。
 
いつもの上野「酒のサンワ」さんで十九のルシャポテ(長靴を履いた猫、今年はもふもふバージョン)と、熊猫ボトルVer.3のミニボトル、そして今日は上野の酒屋さんもう1軒「丸千柿沼商店」さんで出羽燦々の純米原酒無濾過本生夏バージョンを「これ美味しそう」と買ってきた。
 
ちなみにルシャポテ、去年のはこんな感じにマスク着用。
 
今年はちょっと御機嫌という風に雨の中、傘をさして歩いている風で、とっても可愛い。
 
夕飯は腰古井のにごりを飲みつつ かすみさんを偲びながらの夕飯は、早速、買ってきたにごり酒を開けつつ、酒の肴っぽいおつまみ色々で。
 
小粒だけれどお手頃価格だったあさりは、だんながささっと酒蒸しにしてくれた。
 
蒸し暑い今日、汗もかいたのでお風呂も夕食前に済ませておいて、すっかり良い気分。

2021年4月9日金曜日

神保町で鹹豆漿を

神保町の台湾朝御飯。なんて幸せなお店!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「タカキベーカリー」の
 長時間発酵ブレッド
「成城石井」の
 発酵バターのミニパンオショコラ
台湾パイナップル w/練乳ヨーグルト
カフェオレ
今朝はさらさらっと、買い置きの「タカキベーカリー」のミニサイズの食パンをバター無しでただ焼いて、それだけじゃ物足りないかなと成城石井で買ってきたミニパンオショコラも1個。
 
最近気に入りの、練乳ヨーグルトを添えた台湾パイナップルも食卓に出した。
 
成城石井と言えば、船橋駅界隈には駅ビル内にこの成城石井と、東武デパート内に北野エースがあって。
カルディもあるし、そして、ちっこいけど(ほんとーにちっちゃい……陳列棚4つ分くらい?)なKINOKUNIYAまで駅ビルの生鮮コーナーの片隅に先日オープンした。
 
そのKINOKUNIYA、
「あ、気になる……気になるけど値段も良いな……」
と、通りがかった時には買うのを躊躇してしまった、店頭で推されてた「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ」がとっても気になるので、次に見かけたら買って来ることにしようと思っている。
神保町「台湾豆乳大王」にて
 鹹豆漿 \480
 油條 \190
 ゴマ団子 価格失念
さて今日ははるばる光が丘までお出かけ。
 
せっかくだから外出ついでに他の用事も済ませようと、古書店街目当てに神保町も寄る事にして、早めの昼御飯にと、つい数日前に最新号の『ELLE gourmet』で読んだ「台湾豆乳大王」に寄ってみることにした。
 
店頭からしてかわいいです。とってもすてき! 2020年5月にオープンしたのだという、台湾の朝御飯が食べられるお店。
 
朝8時からやっている代わりに閉店は14時と早く、ランチタイムには魯肉飯なんかもあるそうで。
 
店頭からしてこんなにカラフルキッチュでかわいい感じ。
 
店内の席はそれほど多くはないけれど10人くらい?は座れるかな?
 
フードメニューはこんな感じ。もう全部食べたくなります。 11時からは昼御飯で鶏排なども。
 
訪れたのは10時半を少し過ぎたところで、魯肉飯と鶏肉飯もご用意できますよと声をかけていただいて、ぐらりと心が揺れたけど、初志貫徹で鹹豆漿を注文した。
 
豆乳にいくらかトッピングされてくるのは知ってたけど、もっといっぱい食べたいのよねと油条(油條)も1本追加して、そして今日の特別メニューだった揚げ胡麻団子も1個。
 
蛋餅、焼餅、三明治。……全部食べたい……。 カウンターにはずらりと、蛋餅や焼餅、三明治(サンドイッチの事ね)などが並んでいて。
 
あ、たまらん、全部食べたい、というか船橋にこのお店あったら週8日ペースで通いたいと、食べる前から思ってしまった。
 
公式twitterによると台湾パイナップルで作ったパイナップルケーキの販売もあるそうで、ほんと、せめて乗り換え無しで行ける場所にあったらもっと頻繁に行けるのに……!
 
調味料も色々棚にありました 食べる前からテンション高くなってしまったけど、気を取り直して、豆乳朝御飯。
 
まずはそのまま少し味見したら、塩気控えめ(上からさらっとラー油がかけられてた)、嬉しいことに酸味もほとんど無く、とてもマイルド。
 
冷水器の上に自由に使える調味料が色々置かれていて、「とろみ醤油」なるものがあったので、それをかけていただいてみた。
 
刻み葱、ザーサイ、桜海老などがトッピングされていて、そのざくざく食感も素敵だし、何より豆乳自体が美味しいうえに酸味がないのがほんとに嬉しい。
 
どれだけ豆乳が美味しくても、加えるお酢が多くて「すっぱいなあ……」ってなっちゃってる豆乳を何度か台湾でも食べていたから、ほんとにこの鹹豆漿は幸せな味だった。
 
自家製油条も、揚げ立てあつあつというわけではなかったけれど、ふわもちした食感が「そうそうこれこれ」の間違いない美味しさ。
 
食後の古書店巡りは残念ながら成果ゼロだった(もう廃刊しちゃった雑誌『料理通信』のバックナンバーが欲しくてね……)けど、充実の午前中を満喫した後は、初めてこの駅に降り立った、練馬区光が丘に。
 
予定の観劇まで時間があるしと寄った駅ビル内のカルディで「シェントウジャンの素」を見つけたので、これ幸いと買ってみた。
 
で、午後に見てきたのは、政治エンターテイメントミュージカル、ミュージカル・ギルドq.第18回公演「BRAVE HEART~真実の扉を開け~」
 
チケット互助会的なメールマガジンで観覧の案内が来て、このお題目だけだったら多分食い付かなかったのだけど、主演が沼尾みゆきさんだったので目を留めて。
 
劇団四季の看板女優さんの一人で、「ウィキッド」のグリンダや、私の中では「オペラ座の怪人」のクリスティーヌの印象がとっても強い、元気でパワフルな印象の女優さん。
 
今はもうオペラ座には出てくださってないみたいで、「あら懐かしい」と見に行くことにしたのだった。
 
コロナ感染症の流行の中で、日本の政治とメディアをめぐる問題が大きくクローズアップされた。権力とメディアの癒着、その下での報道の在り方、またメディアの中での性差別の問題など、長年メディア業界とりわけ新聞業界に身を置いてきた筆者が、メディアの最前線で働く新聞記者たちの苦悩と奮闘ぶりをミュージカルとしてエンターテインメント性も持たせながら描きだす。そして、今のメディアの抱える問題を浮き彫りにしながら、知る権利を守る最前線で頑張るジャーナリストたちへのエールを贈る作品です。
 
だそうで、劇中にはセクハラ問題とか政治家の圧力で官僚が文書の書き換えを強要されて自殺するとか、ここ何年かで見聞きしたような"あるある"な状況が描かれていて、それをミュージカル仕立てに、勇気ある若者たちや女性たちが奮起して……というお話で。
 
役者の皆さんの演技はお上手だったし、中劇場でのミュージカルというのも迫力があってとっても良かった。現代劇だけど踊りのシーンもちょいちょいあって見応えあったし。
 
でも、なんといっても題材が、未だ閉塞感のあるこの世の中で、劇でまでそんなもの見たくなかったわという感じでもあり(終盤のカタルシス感が不足というか?)、悪いのはぜーんぶ老害旧世代のおじさんたちですみたいな二元論化もあまり強く共感できるものではなく。
 
何より何より、政治家に官僚に"敏腕"新聞記者の皆様が、揃いも揃ってちっとも"仕事が出来る"風には見えなかったのが何より大問題だった。
どいつもこいつも、そんな詰めの甘さで良いのかと。そんな突っ込みどころ満載の仕事ぶりで良いのかと。そんなんで出世できるの?できちゃうの?そんな日本、むしろヤバくない?みたいな。
 
なまじリアルな題材が根底にあるものだから、そういうところが気になっちゃって気になっちゃって、どうにももんにょりした読後感ならぬ観後感を抱いたのだった。
新宿「東京麺通団」にて
 ひやかけ小 \290
 半熟卵天 \100
 小海老と人参のかき揚げ \?
今日は息子、大学で。
あれじゃあ今学期は通学するの?と聞けば、未だ6割はオンラインのみで、残り4割も「大学に来てもいいしオンラインでもいいよー」という感じなのであるらしく。
 
結局昨年は1回も大学で講義を受けないまま終わったわけで、今年もどうやらそうなる事になりそう……授業費に含まれる施設なんちゃら費って、これ、意味ないですよね?っていう……(パソコンが支給されるでもなし通信費の軽減があるわけでもなし)。
 
ともかくも、新宿で待ち合わせて一緒に夕飯食べてきた。
 
お久しぶりの「東京麺通団」は、早めとはいえ金曜夕方、客足はまばらで。
 
天ぷらの品揃えもあんまり無くて、おにぎりなどの副菜も温泉卵とかちょっとした煮物くらい。
寂しくなっちゃったなあ……と思いつつ、でもうどんメニューの品揃えだけは相変わらず充実で、「釜玉バター」とか「肉うどん」などに心惹かれつつも息子も私も安定の「ひやかけ」を。
 
お久しぶりの麺通団。げそ天が食べたかったけど無かったんだ……。 これだけは外せない半熟卵天と、あとほんとはげそ天が食べたかったけど棚に無かったので代わりに小海老と人参のかき揚げ、青海苔入りを。
 
以前はセルフで好きなだけ入れられた冷たいおだしも店員さんが注いでくれる仕組みになっていて(でもたっぷり入れてくれたので嬉しい)、2人がけのテーブルには真ん中にアクリル板の衝立が。
 
息子のメガ3(3玉)、絵面がバグる感じの巨大どんぶり……。 そして息子は安定のメガ3(=3玉)。
 
どんぶりがとても巨大なのでなんとなく正しい姿に見えてしまいそうになるけど、かなりのボリューム。
 
学生割引で天ぷらと大盛りの計200円分が割り引きになって(私は私で天ぷら100円引き)、2人で1000円を切るお値打ち夕飯なのだった。
 
色々窮屈になっちゃったなあとは感じつつ、でも久しぶりの麺通団、しみじみ美味しかった。
新宿「MR.waffle」にて
 キャラメルりんごワッフル \190
「さて、これで家に帰ってもまだ7時なんですが、なんか甘いものでも買って帰る?」
とーちゃんも野球観戦で帰宅遅いしね、と新宿駅に向かってぷらぷら歩くと、「南口の方にすっごい気になるお店があって」と息子。
 
ミスターワッフル。秋葉原とか池袋とかにもお店があるそうで。 若干遠回りだけど別に良いよと、麺通団から大ガードくぐって東口の脇を抜ける感じで南口方面へ。
 
ルミネの建物に入る脇あたりのちっちゃいお店が「MR.waffle」だった。こんなお店、あったんだ。知らなかったわ。
 
ああこれは確かに危険だねめっちゃいい匂いするねと、5人ほどが店頭に列を作っていた後ろについて、本当は持ち帰る予定だったところ、「あったかいのがここで食べられるらしいよ」と、買うなり食べちゃうことにして。
 
ワッフルの焼き上がる匂いは、実に危険。これは引き寄せられますわ……。 息子がシンプルなプレーンか季節限定のキャラメルりんごか迷ってたから、「私はキャラメルりんごにするけど。交換しながら食べる?」と持ちかけて。
 
私がキャラメルりんご190円、息子がプレーン170円、どちらもこってり、しっかり甘かった。
 
パンケーキ風のふわっと系(ブリュッセルワッフル)じゃなくてマネケンあたりに代表されるリエージュワッフルは、でもマネケンのより更に甘い印象で、私のはしっかりはっきりキャラメルと煮りんごの味わい。
 
その場で食べるのがそれはもう一番だろうけど(奥の"焼き場"から、紙に包んで出してくれた。持ち帰り用は粗熱取ったのを袋や箱に入れてくれるみたい)、箱でざくざく買ってきて家でのんびり食べるのも良いかもね。
 
この店の戦略として「帰り道にある気軽に買えるスイーツとして、ミスターワッフルは駅ナカやターミナルに出店しています」なのだそうで、それは何というか、とっても「上手い」よなあ、と思ったのだった。
 
高校大学時代、渋谷で東急線降りたところでお馴染みだったステラおばさんのクッキーの香りの凶悪ぶりを思い出すけど、それより更に数段危険な香りなんだもの。

2020年12月11日金曜日

AKIRAと中華食べ放題

今日は中華食べ放題。小籠包は美味しかった。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「PUBLIC」の
 塩パン
炒めウィンナー&目玉焼き
ヨーグルト(チチヤス クラシック)
カフェオレ
今朝は「PUBLIC」の塩パンを温めて、合わせて鎌倉ハムのウィンナーとか目玉焼きとか。
 
バターがじゅわっと染み出る塩パン、これもまたシンプルながら美味しかった。ソフトフランスパン生地で、軽く温めると表面は少しカリッとした食感で。
 
んで、今日はお出かけ。頼むよーそろそろ感染者数増加、落ち着いてくれよーと思いながら電車一本、銀座方面に。
 
「東京界隈だと丸の内ピカデリーしか上映するところが無くてさ、見に来たいなって」
「え、私も行く、行きます」
ということで、今日は毎月遊びに来ている友人と待ち合わせて、『AKIRA』4Kリマスターを見に。
 
制作は1988年のこのアニメ映画、その舞台は2020年の東京で、しかも東京オリンピックを控えているという設定。「まるで予言のよう」と去年あたりから言われていた。
で、その4Kリマスター版が「全国ドルビーシネマにて12月4日(金)より上映決定!『AKIRA』の舞台 2020年の最後は、究極のシネマで体験せよ。」なんてネットニュースになっていて、「わあそれ見たい」となった次第。
 
主役の岩田光央と佐々木望の声も好きだし、なんと言っても芸能山城組の音楽が素晴らしいし。あの音を映画館で聞けるなんてサイコー!ということで。
銀座マロニエゲート内「MeetFresh 鮮芋仙」にて
 さつま芋モンブランゼリー \750
で、映画を見た私たち、大変に腹ぺこ。この後数時間後に中華食べ放題を控えていたのだけれど、
「台湾スイーツ屋さんがマロニエゲートにあるんだけど行く?」
「!!!!!行きます!」
ということで、「MeetFresh 鮮芋仙」でお茶休憩。
 
仙草ゼリーにモンブランという不思議な組み合わせ。でもおいしかった。 仙草ゼリーにモンブランという謎の組み合わせだけれど美味しそうだった、「さつま芋モンブランゼリー」を私は頼んでみた。
 
栗が好きだし!という理由でこれにしたのだけど、よくよく見たら栗、いっこも使われていなかったという。
 
仙草ゼリーにミルクがかけられ、バニラアイスにさつまいもピュレのぐるぐる、てっきり栗だと思ったてっぺんの黄色いのは「芋園」。んで一番底には甘く煮た小豆が沈んでいた。
 
なんか日本の仙草ゼリーって、"食べにくい"というのが前提になってて、やたら甘くしたりマイルドにさせようとするよね、なんて話しつつ、でも小豆に芋に牛乳にと不思議味が組み合わさった仙草ゼリーはそれはそれで美味しくて。
 
友人は昔ながらな風な、タピオカや煮豆が添えられた仙草ゼリーを食べていた。大サイズで。
 
「……しかし大変に良きだったね」
「やっぱりあの時代の佐々木望と岩田さんの声、サイコーですよね」
「うん。耳が喜んでおる……」
 
何しろ高校時代からの年季の入ったオタク女子な私たちなものだから、
「そういえば東京BABYLONがアニメ化するでしょ」
「えー、今頃?」
「声優もドラマCDの時とは勿論違うし、なんと言っても、絵が、さあ」
「うあーこれは無い……無いですわ……」
なんて話題で何時間でも話していられるという。
 
その後も、「最近ユニクロのエコバッグにお絵かきするのが楽しくて買い足したいです」「私も、手作りカレンダー用に特殊紙が買いたいです」と、そんな方向のお買い物をして、てくてく歩いて東京駅方面に。
 
イルミネーション期間で歩行者天国になっている丸の内界隈では、イルミネーションの下、10組近いウェディングフォト撮影の人達が十数メートル毎くらいに居て、「何事!?」とびっくりしたりもした。
 
なんでも最近人気のフォトスポットみたい。まあ、綺麗だしね。
何かのイベントなのかと思ったけどこれがこの時期の普通の光景らしく、twitter検索してみれば「丸の内がウェディングフォトの撮影スタジオになってる」とか「合同結婚式かと思った」(←私も思った)なんて発言が。
 
丸の内なんて絵に描いたようなオフィス街だという感覚だったけど、今はそういう意味で人気なんだねえ。驚いた。
丸の内「火鍋&モダン中華バル 花椒庭」にて
 中華食べ放題 ワンドリンク付 \4378
さて、夕飯は、「火鍋&モダン中華バル 花椒庭(かしょうてい)」というお店のオーダーブッフェ。
 
なんでも鼎泰豐に居た点心師が点心の監修?をしているとかで、「【食べ放題プラン/4378円】安心安全!1ドリンク付きオーダービュッフェ。前菜・点心~デザートまで全30種!」というプランには、全部は記されていないけど「点心」が7種類あるそうで。
 
友人の超大好物「海老蒸し餃子」があったから、これさえ美味しかったらまあ幸せになれるかなあと、「行ってみる?」と誘ったのだった。
 
公式サイトを見たら、このお店、母体は「ぬる燗佐藤」とか「PIZZAMAN TOKYO」とかも経営している(どちらも共同購入クーポンで利用したことある)お店なのね。
 
「花椒庭」の食べ放題、スタートメニューはこんな感じ。 ワンドリンクつきで税込4378円は、まあまあお値打ち?
 
ただ最初に「スタートセット」なるものが来て、クラゲと"細切り押し豆腐"、そして1人2個の水餃子がやってきた。
 
豆腐は好物だしクラゲはあれば食べるし、水餃子はもとより頼むつもりだったし……ということで、分量も3人前でこのくらい。
 
事前にネットで調べても一向に出て来なかった食べ放題メニューの全容は、こんな感じだった。
前菜
・細切り押し豆腐
・くらげ
・ヤッコ
・ザーサイ
・雲白肉
・棒棒鶏
点心
・五目春巻き
・貝柱入り焼売
・小籠包
・中華バンズ
・水餃子
・焼き餃子
・海老蒸し餃子
一品
・油淋鶏
・肉みそにらもやし
・ふんわり蟹オムレツ
・エビマヨ
・トウモロコシの唐揚げ
・鶏唐揚げ甘酢ソース
・フライド茄子
・海老チリ
・麻婆豆腐
・青椒肉絲
麺・飯
・蟹チャーハン
・坦々麺
・汁なし坦々麺
甜品
・杏仁豆腐
・杏仁豆腐マンゴーソース掛け
・杏仁豆腐ストロベリーソース掛け
・胡麻団子
 
期待の点心は皮が厚めで、んんん……でしたが。焼売は良かったな。 残念ながら期待の点心は、「悪くはないけど……」な印象。
 
最初に出てきた水餃子の皮がかなり厚めでがっかりしたのと、同様、蝦餃も写真から伝わるだろうくらいに皮が厚め。
 
でもさすがに小籠包は造形も美しく、ちゃんと針生姜と黒酢が添えられてきて良い感じだった。スープもたっぷり。
 
ただ全体的に、点心の下味は淡めな印象。単品おかず系はしっかりめの味が多かった分、それがちょっと違和感だった。
 
雲白肉はとっても美味しかった。さすが火鍋屋さん、スパイス系が良いみたい。 逆に、おかず系は美味しいものが多かった印象。
 
点心目当てではなくおかず目当てと思えば、この食べ放題も悪くないのかもしれない。
 
私の気に入りはこの雲白肉。
スパイシーさはあるけれど辛すぎもせず、じんわりした甘さもあってこれはとても良かった。
 
不思議な形状でやってきたとうもろこしと茄子。 意外な外見だったのが、トウモロコシの唐揚げとフライド茄子。
 
どちらもスティック状で、とうもろこしは芯がついてるので歯でこそぐようにいただいて。
 
ごつめのフライドポテトみたいな見た目のフライド茄子はそのまま食べても適度な塩気で、でも油淋鶏のたれを絡めてつまんだりするのも良い感じだった。
 
麻婆豆腐がとっても麻でした。しびしび。 で、驚きのピリピリさだった麻婆豆腐も。
 
エビチリも他のおかずも「からーい!」というほどのものは無かったし、この麻婆豆腐も辛さレベルとしてはそう強いものではなかったけど、花椒の"麻"がとってもよく効いていた。
 
「ほ、他の味がわからなくなる……」
と唸りながら、しびしび麻婆豆腐を皆で頑張って平らげて、蟹肉たっぷりの炒飯食べて(これはちょっと化学調味料が強かったなー)、最後に杏仁豆腐いただいて。
 
「……でもヒルトンよりは断然美味しかったよね」
「ヒルトンってほんと美味しくないですよね」
「…………そこまではっきり言うか」
 
苦笑しつつ、思うさま美味しい点心を食べたい私たちの中華ジプシーはまだ終わらない模様。とりあえず次に行きたいのはコレド室町の「真不同 飲茶倶楽部」だったりして。
 
金曜夜、切ないくらいにこのお店はお客さんが少なかった(私たちの他はあと1組だけ……)けど、同ビル内の他のお店はそこそこの賑わい。
でも、5人以上が集まる宴会みたいなのはほとんど全く見られなくなった。
 
そして以前は20時までは営業していたはずの、パレスホテル地下のショッピングモール(ホテルのペストリーショップとかはせがわ酒店とか)は軒並19時で閉店。
近くだからと最後に寄り道してみたら全部店じまいしていてしょんもりしたのだった。
 
もう、ほんと、コロナめー……という感じ。