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2015年9月26日土曜日

最終日はFarmer's Market

「KCC Farmers’ Market」にて
 「Kukui Sausage」のパイナップルホットドッグ
 パイナップルミントクーラー
昨日、夕方にホテルに戻ってきた私たちの部屋に、「TRAFFIC ADVISORY」なるホテルレターが届いていたのだった。
 
曰く、チェックアウト予定の26日はホテル前の大通り、カラカウアアベニューで大規模なパレードが予定されているとのこと。そのため、ホテルから出る時に必ず通らなければいけないその通りが、朝8時から午後1時まで交通規制になるとのこと。
 
慌ててコンシェルジュに聞きに行くも「その間は全く車の出入りはできないわよー」とすごくいい加減な返事で、だんながベルデスクの方に改めて聞きに行くと、「パレードの間も、その合間に多少は車を通しますが……通常より30分は余裕をみて出発した方が良いですよ」と具体的な返事を貰えた。
 
今日は土曜日、ファーマーズマーケットの日。予定では、私とだんなの2人でその朝一に出かけていき、9時頃に戻ってきて(母と息子はルームサービスかホテル内かで朝食を済ませておいてもらい)、11時過ぎに皆で揃ってチェックアウトすれば良いよねということになっていた。
 
その予定、昨日の夕方になって総崩れ。どうするの?ホテルを10時半にチェックアウトして、飛行機が出るのが14時なのに、あんまり早く空港着いても意味ないじゃん!と悩み悩んだ末、「交通規制が始まる8時前に皆でチェックアウトして繁華街から離れちゃおう」ということになった。ということで今朝は皆でファーマーズマーケット。
 
KCC Farmers’ Market」までは、ホテルから15分ほど。前回来た時も大混雑だったけれど、今回はまた、輪をかけて大混雑だった。美味しかったソーセージ屋さんのホットドッグをまた食べたいと思ったのだけれど、呆れるほどの長蛇の列。だんなと母に並んでいてもらい、「じゃあその間に飲み物買ってくるねー!」と、パイナップルジュース屋さんとコーヒー屋さんに駆けていって、人数分の飲み物を入手した。
 
私はパイナップルソーセージのホットドッグにパイナップルクーラー(ミント入り)を飲むという、「どんだけパイナップルが好きなんだ」という組み合わせ。
 
息子が選んだ「キングコングホットドッグ」は、通常サイズの1.5倍のソーセージを使った、チーズトッピングつきの迫力のホットドッグ(今日の写真)。キャベツもサンドされているのね。
 
今回は、ジャムやドレッシングは事前に街で買っていたので、あとはここでしか買えないものをと歩いて、ココナッツの花のはちみつを1本、味見をして美味しかった、サルサ屋さんのオリジナルサルサと、シアントロ(香菜)サルサを1パックずつ買ってみた。サルサ屋さんのは、厳重にラップとビニール袋と新聞紙とガムテで梱包してスーツケースへ。
 
で、トロリーや観光バスが続々とやってきて混雑は増す一方のマーケットをなるべく早めに脱出して、郊外の人気のカフェにでも……と車を走らせてみると、駐車場がいまいちなくて、目当てのカフェ2店舗はどちらも混雑の模様。こりゃダメだーと、一昨日訪れたカハラモールに車を走らせ、適当に時間つぶしをしてから空港に向かうことにした。
 
少々グダグダ展開になったけど、でも、「車が出せない~」とやきもきしながらホテルに閉じ込められるよりは良い最終日になったかな。パレードもちょっと見たかったけど。
「ホノルル国際空港」内「Kona Brewing Company HMS HOST」にて
 FLATBREAD PIZZA - HAWAIIAN
 KONA BREWING LONGBOARD ISLAND LAGER
私のスーツケースは、「お土産だけを詰めた」状態で23kgという預け荷物ぴったりの重量という怖ろしい状態でチェックイン。
 
だんなと母のスーツケースもなかなかの重量感で、プラス、段ボール1個に服やら買った靴やら詰め込んで、4人で5個の預け荷物でめでたく搭乗チェックインを終わらせた。
 
私がうっかり勘違いしていて、帰国便は14:50発ではなくて14:05発。案外と時間の余裕はなくて、でも小腹が空いたねと空港内のレストランで最後の軽食を楽しんだ。フラットブレッドを使ったピッツァに「ハワイアン」があったので、母と私で半分こ。息子とだんなはハンバーガー。
 
ビール屋さんのレストランだったので、ここぞとばかりに生ビールをいただいてきた。さっぱり味のピルスナー風の「KONA BREWING LONGBOARD ISLAND LAGER」を最後にぐびぐび飲みつつ、ピッツァを囓るとなんだか懐かしい嬉しい味わい。
 
よくよくメニューを見返すと、使われている具材のところに、
「パイナップル、ハム、ベーコン、マリナーラソース、フレッシュモッツァレラ、シアントロ」
とばっちり書かれていたのだった。トッピングされていた緑色の葉っぱがシアントロ(香菜)だったのね……。
 
そして10分遅れほどで満席状態の飛行機は無事に帰路へ。
 
帰国便は眠らない方が時差ぼけ対策に良いんだよねー……と思いつつ、ターミネーター最新作などを見ながら、途中でうとうと1時間ほど昼寝。
JAL機内食
 カルーアポーク
 海老と胡瓜の胡麻ドレッシング和え
 腐ポキ
 アイスクリーム(ココナッツ)
 梅酒・アイス緑茶
離陸してから2時間後くらい、ハワイ時間で「超早めの夕御飯」、日本時間なら「早めの昼御飯」の機内食は、チキンorポーク。
 
豚ならカルーアポーク、鶏ならチキンカツカレーと事前に情報を得ていたので、ここは豚一択で。
 
さきほどのピッツァが案外しっかりめだったので、半分ほど残してしまったけれど、カルーアポークはかなり幸せな味だった。塩味の効いた比較的シンプルな味の、アメリカで言うなら「プルドポーク」的な料理。この手の豚料理が大好きな私は、たいそう幸せな機内食だった。
 
なんでも沖縄の方に台風が来ているらしく、後半は少し揺れたものの、今回は往路も復路もさほど揺れずにめでたしめでたし。

2015年9月25日金曜日

ハレイワで海老食べましたー

ホノルル「MOANA SURFRIDER」内「the veranda」にて
 朝食ブッフェ
「私はやっぱり、朝御飯はブッフェが良いわねぇ」
と、母。
 
今日はレンタカーで遠出の予定だったので、ダウンタウンのパンケーキの美味しいお店で朝御飯……と思っていたのだけれど、母が昨日も一昨日もパンケーキ朝食だったので、考え直すかなぁと、リクエストに応えて朝食は「モアナ サーフライダー」の「the veranda」で。
 
オムレツとワッフルとパンケーキは、オーダーして焼きたてのを持ってきて貰える仕組みで、家族全員、焼きたてほやほやのワッフルやパンケーキを楽しむことができた。生ハムやスモークサーモンがあったのも、豊富なフルーツ(パパイア、すいか、2色のメロン、パイナップル、葡萄に苺などなど)があったのも素敵。
 
グアバジュース飲みつつ、サラダや「パフェ」と記されて置かれていたグラス入りのヨーグルトデザート(プレーンヨーグルトの上にグラノーラ、ベリーのコンポート入りソース)も可愛かった。満足満足~と、ホテルに帰還ついでに、隣のアウトリガーホテルのUPSで段ボールゲット。スーツケースに入りきらない荷物を段ボールに詰めて持ち帰る算段だけど、段ボールが10ドル以上の値段で超びっくりよ……。
ワヒアワ「Dole Plantation」にて
 パイナップルソフトクリーム
今日はノースショアにお出かけ。
 
「せっかくだからコテコテの観光もしていきましょう」と、「Moanalua Gardens」で「この木なんの木」の「あの木」を見て、次は「トイレ休憩かつパイナップル休憩だよ~」と「Dole Plantation」にも立ち寄り。
 
道中の、実にちょうど良いポイントに、このドールのプランテーションがあって、そこそこ綺麗なトイレと、豊富なお土産と、美味しいパイナップルソフトクリームが待っている。
 
「まぁ、言うほど美味しいもんでもないかもしれないけどー」
と、試しに買ってみたパイナップルソフトが、どえらく濃厚で、甘ったるすぎない適度な酸味と甘みで、これは確かに美味しかった。うっかりドライパイナップルなども買ってしまったりして、まんまとドール社の術中にはまる私たち。
ハレイワ「Giovanni's Shrimp Truck」にて
 Shrimp Scampi
 Lemon & Butter
オレンジジュース
そして、ノースショア、ハレイワという小さな田舎町に無事到着。
 
11時という早めの到着で、「あ、そこの橋越えたところに、有名な海老屋があるそうです!」と、「屋台村」のような風景の一角で名物の海老料理のお昼御飯。
 
2スクープの御飯と共に、10尾以上の海老が盛られた、ガーリック風味のと、レモンバター風味のプレートを1つずつ貰って、適当に家族で分けつついただいた。海老、にんにくがっつりで美味しー!ハエがけっこうな量、ぶんぶんと周囲に飛んでいたけれど、めげずに店前のテーブルに座って食べた。
 
北上しながら雑貨屋さんをちらちら見たり、コーヒーショップに寄ってみたり。
 
寄った中で一番素敵だったのは「Kai Ku Hale」というお店。
 
エキゾチックな綺麗な布を扱っていて、母と2人きゃっきゃ言いながら布を複数枚お買い上げ。レジのところに置いてあった、ドライキャットニップを猫のお土産に買ったら、レジのお姉さんが「猫飼ってるの?」と。白猫が2匹留守番してるんだよーなどとだんなが説明してくれて、「そうなのー、うちには5匹猫がいるのよ」と。レジ前で「ねこぼきん」と日本語で書かれた小さな容器が置いてあったので、野良猫の保護に使うのだというそれに、少しチップを入れてきた。
 
お皿とかアクセサリーも可愛かったな。
 
私たちを追いかけるように、モアナルアガーデンでもハレイワでも日本人満載の大型観光バスを見たので、彼らの追いつかれないようにと、「マツモトシェイブドアイス」あたりはスルーして、「タートルビーチ」と呼ばれる「Honu Laniakea Beach」に。
 
タイミング良く、個人客中心の(それでも30人以上は海岸に来てたかな)ビーチに到着できて、ウミガメ、たんまり見ることができた。
 
おなじみの光景らしい、「甲羅干し」をしていた亀は1匹だけだったけれど、波打ち際で波に揉まれながら海藻を食べているらしい亀は、海の中に10匹以上見ることができた。野生のウミガメ、こんなに至近で見たのは初めて。
 
良かった良かった、無事にウミガメにも会えました……と、帰り道でもまた「DOLE」でトイレ休憩して、ホテル帰還は15時頃。
 
とうとう明日には帰国なので、荷造りを開始しつつ、ホテルから少し歩いたところにある「Food Pantry」で日常使いのコーヒー買ったり、念願のpillsburyの冷蔵クロワッサン生地買ったり。
ホノルル「ハレクラニ」内「オーキッズ」にて
 カリフラワーのビシソワーズ
 ロブスタービスク
 コロラド産骨付き子羊、スモークした茄子とズッキーニ添え、ミントのジュ
 ライチとストロベリーフレイザー
 ハレクラニ特製 ココナッツケーキ
 ビール(コロナ)
 白ワイングラス
 エスプレッソ
息子、ハワイに来たら「田中オブ東京」で鉄板焼きを食べたかったらしい。
「いや、それ、"もやしもん"で見た"こんなの日本じゃねぇ!"ってのやりたいだけでしょ」
「ショーにお金かけるようなもんだからなぁ……そんなに美味しいもんでもないと思うし……」
と、私とだんなに諭されて、「どうしても行きたかったら、次回ね。ランチ営業してるお店とかで食べよう」と。
 
で、今回の旅行のラストディナーは、ワイキキビーチトップクラスの高級ホテル「ハレクラニ」の「オーキッズ」で。
 
メインダイニングは「ジャケット着用」のとんでもない価格のお店だったので、もう1段階カジュアルなお店(それでも客単価150ドルよ……すごいよ……)のフレンチのお店に予約を入れた。
 
海の見える、風が気持ち良い素敵な席で、コースの紹介もあったけれどアラカルトでいただくことに。
 
「前菜とメインの間に、サラダ1皿を4人でシェアするのはアリかなぁ?」
などと注文して、伝票にはちゃんと載っていたのに残念ながらそのサラダが出て来なかったりしたけれど、結果オーライな満腹っぷりに。
 
カリフラワーのビシソワーズは、お店からのサービス品。前菜は、滑らかなでたいそう濃厚な「ロブスターのビスク」、メインディッシュは、巨大なラムチョップが3本も盛られた、火入れも完璧なもの。どれも繊細な味付けで、美味しかった。
 
デザートには、それはもう熱烈にシグネチャーメニューのココナッツケーキを勧められたのだけれど、正直このケーキはあんまり得意ではなく……(ココナッツの味は好きだけど、あのパサパサしたココナッツフレークは、どうにも好きになれなくて)。
 
わかってるよ、美味しいのはわかってるけど、味は好きだけど!とスルーして、ストロベリーのデザートを母とシェアする前提で1皿、だんなはバニラアイスを1スクープ、母のメインを手伝った息子は「もうダメ満腹」とエスプレッソだけを注文したところ、
「是非これ、試して欲しいんだ。店の自慢のケーキだよ」
と卓上にココナッツケーキがやってきた。きらめく担当給仕のおっちゃんの笑顔。
 
うわぁ、ケーキ来ちゃったよ、しかもでっかいよ……と、皆で苦悶しつつも「おいしい!おいしいよー!」と平らげた。甘いもの担当の私が、4割ほどはしっかりいただきました……。うん、スポンジふあふあ食感で、クリームも優しい甘さで美味しいんだけどね、ココナッツフレークが全体にこってりまぶされてなかったら、もっと大好き。
 
んで、明日は大幅にスケジュールを変更して、バタバタの出国になりそうな予定。
 
なんでも、この界隈で最大級のお祭りがあるそうで、そのファイナルパレードが明日の午前中(予定のチェックアウトのタイミングどまんなか)にカラカウア通りで開催されるんですって。ホテルから出る時に必ず通らなきゃいけない通りが午前中一杯通行止めになるそうで、一応、パレードの隙間に車を通してくれることはするみたいだけどたいそう時間がかかることが予想されるとのこと。
 
当初、「私とだんなだけファーマーズマーケットに行って、帰ってきてから皆でチェックアウト」の予定だったのに、「ファーマーズマーケットからは8時頃お帰りにならないと(それ、ファーマーズマーケットほとんど見られません……)交通規制が始まります、チェックアウトの際は30分くらい余裕をもってお出かけください」と大変な感じに。
 
時間は読めなくなるし、へたすれば空港で3時間くらい出発を待たなきゃいけない事にもなりそうだし、
「だったら交通規制始まる前にチェックアウトしてとっととホテル出ちゃうのが建設的じゃ?」
「海側の店避けて、カハラモールあたりのエリアで朝食にすればいいんじゃ?」
ということになった。
 
前回のハワイ旅行も日本の積雪の影響で最終日はバタバタになったけど、今回も簡単には帰国できそうになく。でもファーマーズマーケットは行ってきます。

2015年9月24日木曜日

南国的なかき氷♪

ホノルル「bills」にて
 サンライズドリンク
 スイートコーンフリッター
今日の朝御飯は、事前に予約して"世界一の朝御飯"、「Bills」に。去年だか一昨年だかにオープンしたワイキキ店は、けっこうな混雑ぶりで、9時前に店を後にする時には店頭に空席待ちのお客さんがいるほどだった。でも、1階のカジュアルゾーンはガラガラ。予約できるのは2階だけなので、私たちは2階で、良い目の値段の朝御飯。
 
私は、「ベリー、バナナ、ヨーグルト、メロン、オレンジジュース」が使われた「サンライズドリンク」飲んで、メインの料理は「スイートコーンフリッター w/ローストトマト、ほうれん草、ベーコン、アヴォカドサルサ」。
 
パンなどはついていなかったのだけれど、母が頼んだパンケーキは食べきれないだろうなと予想して、その通りになったリコッタパンケーキを横から1枚いただいた。
 
だんなと息子は「オーガニックスクランブルエッグ、サワードゥトースト、クミンローストトマト、ベーコン、“MISO”マッシュルーム、フェンネルソーセージ」の「フルオージー」。
 
ちょこちょこ交換しながら食べたのだけど、スクランブルエッグは、お台場で食べたものの方が、火の通り具合とか諸々が好みだったかも。リコッタパンケーキは安定の美味しさ。「コーンどっさりかき揚げ」という風なフリッター、ハワイの甘いとうもろこしを使っていて、コーン好きにはかなりぐっとくる品だった。
 
ベリーの皮のアクっぽいものだとか、メロンの瓜っぽいところだとかが微妙に気になるジュースも、他ではあまりない味で悪くはなかった……かな(ちょっと渋かったけどー)。
 
朝食後は、お昼のお出かけまで部屋でごろごろ。
 
「買い物行きたーい」という母につきあって、ハレクラニまで足を伸ばして、ホテルショップでハレクラニ印のパンケーキミックスを買ってみた。
ホノルル「Rainbow Drive-In」にて
 ロコモコ
 スプライト
今日から帰国の土曜の昼まで、48時間レンタカーを借りることにした我が家。
 
今日はちょっと足を伸ばして近郊にお買い物!ということで、車に乗って目指したのは、ハワイ動物園近くの「Rainbow Drive-In」。オバマ大統領がハワイ在住時代に、ここのロコモコの常連さんだったんですって。
 
ロコモコは大小あって、「小で良いやねー」と注文したら、「これは丼なの?シチューじゃないの?」という謎めいた外見の丼が登場。器の下半分には御飯がみっちり、上にハンバーグ、たっぷりのソースと、目玉焼き1個。大にしておいた方がビジュアル的には良かったらしいけど、でも小でもけっこうお腹いっぱいになってしまった。
 
「ロコモコみたいなのは嫌い」という母にチキンサンドを頼んでみたら、これが想像とはちょっと違うもので、フライドチキンをバンズにサンドしたものだったりして。私たち的には美味しかったけど、母にはがっかりだったようで、なんかゴメン。
 
次の目的は「KAHALA MALL」。
 
キッチンツール屋さん(ここでまたオリジナルパンケーキミックスを買う……)や雑貨屋さん覗きつつ、スポーツショップでBUY 1 GET 1 FREEだった息子のカーゴパンツを買ったり、最後はオーガニック系スーパーの「WHOLE FOODS」であれこれお買い物。
 
好みの量をその場でマシンで粉砕する「アーモンドバター製造器」を触ってみたり、見慣れないメーカーのタコスパイスを買ってみたり。
 
そろそろ疲れてきたところで、西に戻ってファーマーズマーケットのリリコイバターで有名な「MADE IN HAWAII FOODS」の実店舗へ。
 
ここ、ミニサイズのジャム類が購入できるものだから、「色々試してみようっと」と、アホほどあれこれ買ってみた。新商品のパイナップルブルーベリージャムの試食をさせてくれて、美味しかったのでこれもミニ瓶1つ。
 
「コーヒーバター」なるものが、これまた美味しかったので、母も我が家も1個ずつ。マンゴーチャツネも買ってみた。
ホノルル「snow factory」にて
 Papaya & Pina Colada
で、おやつは、ジャム屋にほど近い場所にある、前回のハワイ旅行でも訪れたアイス屋さん「Snow Factory」に。
 
今回は、家族全員ほどよくお腹がすいていたので、がっつりかき氷を堪能できた。
 
私はパパイヤとピーニャコラーダ味のかき氷に、コンデンスミルクとミックスジェリー、パイナップル果実とモチ(!)をトッピングした品を壁面メニューから注文。
 
母はプレーンなライチ氷、だんなはクッキー&クリームとバニラの氷にモチとコンデンスミルク、チョコシロップ、砕いたオレオが乗った品を、息子はとびきりファンシーな外見だった、ストロベリーとチーズケーキの氷にモチとコンデンスミルク、苺とチーズケーキをトッピングした品を注文。各自、なかなか壮観な感じになった。
 
「味つきの氷を削るふわふわかき氷」は、台湾で食べるものにも似ていて、でもさすがアメリカのセンスというか、色々と派手。
 
自分で好みの組み合わせを考えることもできるのだけれど、めんどくさくなってしまって、壁に貼られたナンバーつきメニューから選んでみたら、母以外は「全員モチ入り」ということになってしまった。
 
「これ、モチが敵なのか味方なのか、難しいところだよね……」
と食べすすめると、これが冷たい氷の中で良い感じの「箸休め」にもなってくれて、しかも小腹がすいていたところだったので程よく空腹も満たされることになったりして、「あ、モチは味方だよ、モチは味方」という結論に。
 
風味豊かな氷は、味も食感も素敵だし、メニューを制覇するにはあと20回以上はハワイに来なきゃいけない感じ。場所がもう少し、繁華街近くだと嬉しいんだけどねぇ……。
 
最後は、数ブロック離れたところにある、みんな大好きWALMARTでお買い物。BBQソースとか、アメリカンなスパイス類とか、冷蔵クロワッサン生地とか、ここぞとばかりに買い込んだ。ホテル帰還は午後4時過ぎ。
ホノルル「Il Lupino」にて
 Salumeria Selection (pick any three)
     Prosciutto di Parma ×2
     Boschetto
 Insalate - Rucola e Pere
 Pizze - Margherita
 Tagliatelle alla Carbonara
 Tagliatelle Bolognese w/ Meatball
 Panna cotta
 Espresso
 beer (PERONI)
 vino(Tiefenbrunner, Trentino-Alto Adige, Pinot Grigio 9oz)
夕飯は、「そろそろ麺が食べたいぞー」ということで、近くのイタリアンレストラン「Il Lupino」に予約を入れて行ってみた。本当は他のイタリアンのお店が第一候補だったのだけど、お昼に予約の電話を入れたら今日は既に満席だそうで。
 
「小さな狼」という意味のこのお店、なんでも「ウルフギャング・ステーキハウスのオーナー、ウルフギャング・ズゥイナー氏と息子のピーター・ズゥイナー氏が手掛けるイタリアンレストランの1号店」なのだそう。シックな店内はなかなかの賑わいで、料理はどれも美味しかった。ちょーっと塩気がきつい品もあったけど、どうも、ハワイの料理全体、塩気強めな印象もあったりして。
 
とにかくパスタが食べたいよね、でもピッツァも美味しそうだよねと、パスタ2皿、ピッツァ1皿、あとは前菜数品をいただいてみることに。メイン料理にはたどり着けなかったけど、ドルチェはしっかりいただいた。
 
今日はお酒は控えめに、生ビール(イタリアのPERONI)を1杯飲んだ後はグラスワインを1杯。
 
何種類ものハムやチーズから好みのものを盛り合わせてもらえる前菜盛りを1つ貰って生ハム多めで盛ってもらい、ルッコラのサラダとピッツァはマルゲリータ、パスタは「皆が好きなものを」ということで、カルボナーラとボロネーゼ(の肉団子乗せ)。
 
ルッコラ山盛りサラダが、「そうそう、こんな野菜が恋しかったの」という幸せな存在で、マルゲリータは感動するほどチーズがたっぷり。どれもちゃんと美味しかったなー良かった良かった。
 
そして、ちまちま荷造りをし始めたのだけれど、大変な事に。
私のスーツケース、「お土産だけを詰めた」のに、23kg突破しました。あらやだどうしましょう(服も靴もなんにも入らないよー)。
 
とりあえず、23kgまでの荷物2個まで預けられるので、どこかで段ボール調達してこようかなと。んで、成田空港から宅配。

2015年9月23日水曜日

今日は魚介料理~

ホノルル「The Royal Hawaiian」内「Surf Lanai」にて
 パイナップルジュース
 紅茶
 カルアポーク・ハッシュ
朝のお散歩がてら、モアナサーフライダーホテルのランドリールームでお洗濯。泊数多いので1日くらいは洗濯しておかないとやってられないし、下着のシャツ程度でホテルのランドリー使うのも「うーん」ということで、いそいそ2つ隣の同系列ホテルまで。
 
「今日は滞在ホテルを満喫しましょう」をテーマに、朝食は「Surf Lanai」でアラカルト朝御飯。
 
私は「ポーチドエッグ、ハワイアン・チリペッパー・オランデーズソース・ホーファーム産ロミ・トマト・レリッシュ」と説明がついていた「カルアポーク・ハッシュ」を。
 
パンやライスのついていないメニューだったけど、「母の注文した料理は、絶対持てあますだろうなー」と予想ついたので、私の注文はこれだけで。
 
母はワイルドブルーベリーのバターミルクパンケーキと、オーガニック・マッシュルーム・卵白オムレツを選択。案の定多すぎて食べられなかったので、パンケーキ(ブルーベリーが生地に混ぜ込まれている系)とオムレツを手伝うことに……うっかり満腹。
 
テーブルには、「最初にプレゼント」とブルーベリーケーキが1口ずつ。皆でつついた「マーケット・フルーツとベリー」の盛合せは、メロン、パイナップル、すいか、スターフルーツ、ブルーベリーにラズベリーにブラックベリーなどなど。メロンもパインもすいかも、どれもとても甘かった♪
ホテルの部屋で
 バナナブレッドとかフルーツとか
 アイスコーヒー
今日はひたすら水遊び。
 
午前中はシェラトンの大きめプールと海遊び。午後は5ドルほどのフローティングマットを2つ買って、波の高い海で遊びまくった。母のたっての希望でホテルのパラソルを1日借りて(45ドルくらいした……)、交代で休みつつ、私とだんなと息子は、すっかり日に焼けて良い色に。
 
ワイキキの海なんて、そんなに綺麗なもんじゃないと思っていたけれど、海の色は綺麗だし、砂の粒子は細かいし、何よりナマコが全然いないし、あと、小さな魚も泳いでいた。ビーチ近くに「カツオノエボシに注意」という看板が立っていたのに「いるのか!カツオノエボシ、いるのか!」と思ったけれど。
 
昼食は、昨日の夕御飯も今日の朝御飯もたいそうボリュームたっぷりだったこともあって、部屋でコーヒー淹れて、ホテルのウェルカムギフトのバナナケーキをつまんで、朝食の残りのフルーツやら、昨日のアフタヌーンティーの残りの焼き菓子やらをちょこちょこつまんでおしまいに。
ホノルル「The Royal Hawaiian」内「Azure Restaurant」にて
 アズーア風海鮮盛り合わせ
 アラスカン・クラブ・チャウダー
 本日のお魚(Opakapaka)
     アイランドスパイス・生姜とゴマのヴィネグレ・ソース
 シンサト農場ポーチェッタ
 パッションフルーツ味のリリコイ・クリーム・ブリュレ
 カクテル(フレッシュラズベリーコリンズ)
 スパークリングワイン(brut rose domaine carneros by taittinger napa NV)
滞在ホテルのメインダイニング「Azure Restaurant」は、魚介がメインのお店。昨夜がガツンと肉!だったので、今日は魚がちょうど良いんじゃないかなーと、午後に予約を入れてみたところ、「あいにく混雑しておりまして、お席の御案内ができるのが20:30になります」と、かなりの人気っぷり。
 
それでも、夕方にキャンセルが出るかもしれないと、「午後4時にOKでもダメでも、レストランと調整のうえ、お部屋に連絡差し上げます」と言って貰って待っていたら、めでたく「5:45の御案内でしたら4名様、お席お取りできます」と言って貰えた。
 
確かにお店は大盛況で、レジの見える場所だった私たちの席からは、満席で断られて帰るお客さんが続々と10組近く。日本人のカップル客、グループ客も多くて、彼らはなぜか、ミールクーポンだかホテルのバウチャーだか、チケットを持参して来る人がほとんどだった。お得なプランでもあったのかしらん。
 
私たちはアラカルトのメニューを見ながら悩みまくって、いくつかの料理は皆でシェアしつつ、前菜2品、メインは魚と肉両方、デザートもしっかりいただいて、けっこう良い流れのコースが楽しめたのではないかなーと自画自賛。
 
お店のお薦めでもあった「アズーア風海鮮盛り合わせ」は、「時価」だそうで、今日は90ドル。生牡蠣(kumamoto)に、鮑、蟹、大海老、ロブスター、ハマチのお刺身という盛り合わせで、カクテルソースとホースラディッシュソース、わさび醤油、レモンがソースとして添えられてきた。
 
ハマチがちゃんと、とろけるような口当たりの脂の乗った新鮮なもので、牡蠣も文句のない美味しさ。ごろりと半身が盛られていたロブスターも、迫力のサイズだった。
 
「ハマチだー!」「刺身だー!」と喜ぶ私たち。
 
もう1品の前菜は、私がクラブチャウダー(クラムではなくクラブのチャウダー)、だんなが炙り海老、母と息子は大きめサイズらしいシーザーサラダをシェアで。サラダが生春巻きの皮で綺麗に包まれていたり、海老には美味しいコーンのソテーとモッツァレラチーズが添えられていたり、私のチャウダーには紫芋らしきものが添えられていたり、ちょっと面白い手間が加わった料理ばかりで、しかもどれも良い感じ。お皿はどれもたいそう綺麗だし、しかもちゃんと美味しい。
 
ここのメインディッシュの一番のウリは時価でいただける「本日のお魚」。
 
「新鮮なハーブとレモン・ケッパーの白ワインソース」か「アイランドスパイス:ノザワ農場産スイートコーン、ツイン・ブリッジ・アスパラガス、ハマクア産マッシュルーム、生姜とゴマのヴィネグレ・ソース」のどちらかの調理法を選ぶことができて、今日の魚はAhi(鮪)、Opakapaka、Monchong、Opah、Onagaが選べるそう。
 
生姜の胡麻のソースだったら、どのお魚がお勧め?と聞いてみたら「Opakapaka」イチオシだそうなので、これでお願いしてみた。6ozサイズの魚の切り身で、40ドル。これだけではメインディッシュとして物足りないかなと、肉好きの母と息子のために豚料理の「ポーチェッタ」も一皿。これを家族4人で分けたら、ちょうど良いボリュームだった。
 
表面にスパイスをまぶして、表面はこんがりさくさくに、中は柔らかく焼かれた魚の具合もちょうど良かったし、添えられた野菜はどれも素敵に美味しい。
 
最後は、残ったスパークリングワインを舐めつつ、パッションフルーツ風味のクレームブリュレでおしまい。朝食にも出てきたベリーが、たんまりトッピングされていた。
 
ホテルの部屋は、部屋自体はたいそう立派だけれどバスルームが案外と貧相。バスタブが小さいこともあって、連日シャワーで済ませていたのだけど、今日は初めてお湯を張ってのんびり浸かってみた。……やっぱり浴槽、かなり狭め。
 
ちなみに今回、宿泊費は「5連泊毎に5泊目無料」「系列のスパやレストラン利用は35%オフ(アルコールは除く)」というSPGのプログラムを使って来ているので、飲食費がなかなか良い感じにお得なのだった。「ホテル御飯を楽しみたい」人(特に母とか)にはぴったりな感じ。

2015年9月22日火曜日

ビーチ脇のアフタヌーンティー

ホノルル「Sheraton Waikiki Hotel & Resort」内「Kai Market」にて
 朝食ブッフェ
ハワイ2日目。今日も日記は箇条書き風だだ書きでごめんなさい……。
 
朝6時過ぎに大人3人が目を覚ましたので、息子は放置でちらりとお散歩。
「ハレクラニで朝御飯もいいねー」などと言いつつビーチ周辺をぷらぷらして、結局朝食は隣のホテル「Sheraton Waikiki Hotel & Resort」の「Kai Market」で。
 
自分で具材を小皿に盛って卵担当のシェフに焼いてもらうオムレツは、私は玉ねぎ、マッシュルーム、ハム入りで。カリカリベーコン添えて、小ぶりのパンケーキにはココナッツシロップを。
 
フルーツはパパイア、パイナップル、メロンやすいか。フルーツジュースはオレンジとグアバ(←グアバジュースがあるあたりがいかにも南国……)。
 
最後にヨーグルトにパイナップルジャム添えて食べて、朝食はおしまい。
ホノルル「MOANA SURFRIDER」内「the veranda」にて
 アフタヌーンティー
お昼は12:30に「MOANA SURFRIDER」内の「the veranda」のアフタヌーンティーを予約済み。
 
ちらりと早く出発して、「kuub cosmetics」でOPIのマニキュアやらヘアオイルやらを買い込んで、ワイキキビーチ近くの「SAND PEOPLE」でクラゲピアス購入。アフタヌーンティー後は「Eggs 'n Things」の店頭通りかかったついでにパンケーキミックス買って、「Honolulu Grourmet Foods」で前回ファーマーズマーケットで買って美味しかったドレッシング購入。
 
ついでにモアナサーフライダーの、アフタヌーンティーでのフレーバードティーが美味しかったのでそれも2種類買ってきた。
 
アフタヌーンティーは、半屋外のビーチ近くの素敵な席。「モアナ クラシックティー」は、フィンガーサンドイッチ4種類にブルーベリーのスコーン(リリコイバターとデボンシャークリーム添え)、マカデミアナッツのクッキー、チョコクッキー、ハウピアロールケーキ、マンゴーのムース乗せフィナンシェ、リリコイマカロンという盛合せ。
 
更に中盤でジンジャービスコッティを添えた「ポット・ド・クレーム」(生チョコクリームの上にホイップクリームを盛った風な、超重量感のある冷製デザート)もやってきて、大変にお腹いっぱいに……。
 
オリジナルのフレーバードティーの種類が豊富で、せっかくだからとこちらを選択。私の飲んだ「モアナロワイヤル」は、パパイア、マンゴー、バナナとココナッツのブレンドだそう。このお茶も良かったけれど、息子の選んだ「マンゴーメレ」も美味しかったそうで、その2種類の茶葉をお土産に買ってみた。
 
そして夕方は「ROYAL HAWAIIAN SHOOTING CLUB」で実弾射撃体験からの、前回、息子にお土産のシャツとショルダーバッグを買っておおいに喜ばれた「Ranger Sports」でお買い物。
 
実弾射撃は、息子とだんながおおいにやりたがっていたので、「じゃあ私も~」とやってみたは良いけど、思っていた以上に怖かった。マグナムとか、私はもう一生撃つ機会がなくてもかまいません……てか、マグナム撃つのとは無縁な人生を送りたいと思います……と、心底。
 
でも、セミオートマチックのハンドガンとライフルはおもちゃのよう。赤いポインターも出るから的にもたいそう当てやすい。
 
だんなは一人、「大口径の銃のみを6種類撃つ」というスーパーコースに挑戦していて、横で銃声を聞くだけでも悲鳴が出るほどの、何やらすごいものを撃っていた。
 
TVゲームのバイオハザードシリーズが好きな者としては、「わーい本物のライフルだー」「わーい本物のマグナムだー」と萌える心もあるけど、いやでもマグナムはほんとにもう(以下略
 
ちなみにシューティングエリアでは撮影禁止。スタッフさん曰くの「バカなお客」がいたそうで、実弾入ってる銃持ってるのに、「写真撮るよー」の声に無造作に振り返ったりしたんですって。店内には芸能人のサインも沢山。私は「まゆゆが着用した可能性がある」ピンクのイヤーマフをつけました。
ワイキキ「Hy's Steak House」にて
 オニオングラタンスープ
 シーザーサラダ
 ステーキ(ニューヨークストリップ9oz)
 クリーム・ド・スピナッチ
 バナナフォスター
 エスプレッソ
 ビール(Corona)
 赤ワイン
夕飯は、前回のハワイ旅行からチェックしていた老舗のステーキ屋さん「Hy's Steak House」に予約を入れて。
 
薄暗くシックな、時代を感じる店内で、最高のステーキをいただいてきた。だんなはリブアイ、私はニューヨークストリップ、息子はプライムリブ、母はフィレミニヨン、と全員別のお肉を選択。
 
前菜はオニオングラタンスープ(大変な量のチーズが!)、サラダはテーブル脇で仕上げてくれる2人分のシーザーサラダを、値段からして大量そうだったので4人でシェア。それでも、家族全員、大変に大変な具合に満腹になってしまった。でも、どれもこれも美味しくて大満足。
 
黒服の給仕の人たちは、恰幅の良い、良い年齢の男性だらけで、私的には「めっちゃ眼福」。私たちのテーブル担当はXファイルの「スキナー副長官」似のスキンヘッドのメガネおっちゃん(イケメン)。
 
バナナフォスターを作ってくれた人は、「僕、バナナフォスター作るの初めてなんだよねー。いや、冗談だよ冗談。2回目だよ!」なんてジョークを飛ばしつつ、ニューオーリンズの名店「ブレナンズ」と同じレシピなのだというバナナフォスターを目の前で仕上げてくれた。
 
しかし、たらふく食べた後に、たっぷり2スクープのバニラアイスと1本のバナナと、たっぷりの甘いシロップ(その材料はバナナリキュールやらブラウンシュガーやら)のデザートは、さすがに多かった。今夜はハワイ初、消化薬「ガロール」のお世話になって、今日も早々にベッドに沈没。

2015年9月21日月曜日

ハワイでロコモコ~

「サンジェルマン」の
 北海道たっぷりコーン
 マロンパイ
カフェオレ
今日から、だんな、息子、私の母と、4人でハワイ!
ということで、備忘録がてら、箇条書き的なだだ書きのメモ残し。
 
あとで旅行記にまとめます~。
成田「銚子丸」にて
 秋刀魚握り
 劇団セット
 おつまみ玉子
 中落ち軍艦
 中とろ握り
 カニサラダ軍艦
 生うに軍艦
 トリュフ香るきのこスープ
 大とろ握り
 さわら皮目炙り握り
 中落ち手巻き
 マンゴーパンナコッタ
 生ビール
日本を出る前にお寿司を食べておこうと、出発便より早めに時間に成田入り。
 
スーツケースとっとと預けて、タクシー乗って成田イオンモール脇にある開店寿司「銚子丸」へ。
 
劇団セット「みのり」は中とろ・天然北海ぶり・オーロラサーモン・穴子・真いか(レホール&万能ねぎ乗せ)・自家製生いくら軍艦・特大天然本ぼたん海老という内容で980円。
 
季節セットの「トリュフ香るきのこスープ」は、洋食屋さんみたいな味わいで、これがなかなか良い感じ。
 
ちょっと調子に乗って食べ過ぎてしまった……。
JAL機内にて「俺の機内食」
 若鶏と茸のフリカッセ
 俺の前菜 カプレーゼ ムース仕立て
 俺のサラダ トリュフオイルドレッシング
 俺のスイーツ マロンストロベリーケーキ
 カクテル(スカイロワイヤル)
 ビール(プレミアムモルツ)
 りんごジュース
成田発19:50のJAL便で一路成田へ。
 
機内食は「俺の機内食」、機内食にしてはかなりレベル高くて、日本時間22時近くの夕御飯だったけれど、がんばって食べた(でもちょっと残した)。
 
オリジナルカクテル「スカイロイヤル」、前情報だとシークワーサー果汁+スパークリングワインということだったけど、今はキウイジュース+スパークリングワインで、キウイが苦手な私はちょっとがっかり……(でも飲んでみたら美味しかった)。
 
到着前の軽食は、夕食後に袋入りのカップケーキと水が配られて「勝手に食べてね」スタイル。らくちんで良かった。
 
でも機内が妙に蒸し暑くて、あんまり寝られず……2時間寝られたかな、寝られなかったかも、くらいの状況でホノルル到着。
ワイキキ「Wolfgang's Steakhouse」にて
 ロコモコ
 生ビール
シャトルバスの送迎頼んで、滞在ホテルの「The Royal Hawaiian」に行くも、アーリーチェックインのリクエストは「前のお客様がまだチェックアウトされていないのでー」ということで受け入れられず。
 
スーツケースだけ預けて、「あと1時間ちょっとでランチタイム営業始まるし」とロイヤルハワイセンターをぷらぷらして、お昼は「Wolfgang's Steakhouse」のロコモコを。
 
白っぽくグレービーソースがかかったロコモコ、目玉焼きは半熟で(←アメリカの目玉焼きとして、とっても珍しい……)2個、ハンバーグは巨大サイズで肉汁たっぷり、最高に美味しかった。
 
昼食後はアラモワナセンター、私の一番の目的は「Williams-Sonoma」。たまたまセールやってて、スパチュラやらエスプーママシンやら、あれこれ購入。なんとなく入った靴屋さんで家族全員靴購入。お気に入りの「SAND PEOPLE」でクラゲキーホールダーやクラゲマグネットなどを購入。
 
最後に「Big Island Candies」のクッキー買って、トロリー乗ってホテルに帰還。
ワイキキ「The Royal Hawaiiann」にて
 ロイヤル ハワイアン ルアウ ~アハ アイナ~
夕食は、毎週月曜夜に開催の「ロイヤル ハワイアン ルアウ ~アハ アイナ~」に。
 
受付17時、終了20時の長丁場のショー&ブッフェディナー。フラダンスあり、半裸のお兄ちゃんたちのダンスあり、想像以上に見応えのあるショーだった。「古代ハワイで人々は大切な行事を祝うために集まり、その集まりはハワイ語で「食事のための集まり」を意味するアハアイナと呼ばれていました。」なんですって。
 
料金内にアルコール代も含まれていて、最初はグアバのカクテル……だったかな?が全員に配られて、その後は自由にハワイアンビールとかカクテルとか、ソフトドリンクも。マイタイ飲んでピーニャコランダー飲んで、ビールも飲んで、おおいに堪能してしまった。
 
料理もあれこれ美味しくて、一番素敵だったのは「カルーアピッグ」。インドネシアのバビグリンにも似た、子豚の丸焼きをほぐしたもの。甘じょっぱくてこってり味で、たっぷり食べてしまった。
 
デザートはピンク色のハウピアケーキ♪
 
そして午後9時にはベッドに沈没。おやすみなさい……。

2013年1月15日火曜日

無事帰宅。

デルタ航空機内食
 ターキーとスイスチーズのクロワッサン
 フルーツ
 オレンジジュース
PCで日記つけたり、iPadでニコリのゲームをやったりしているうちに、成田まであと1時間。
 
機体の揺れも気にならない程度になり、感覚としては「夜食」的な着陸前の軽食が供された。でも、日本時間的には「遅いおやつ」くらいな感じ?
 
デルタの機内食は、温かい皿は本当に温かではあるのだけれど、それ以外の料理が感動的なまでに「冷蔵庫から出したて」というほどに冷えているのが切ないところ。パンが冷え切ってカッチカチなので、微妙に食欲が沸いてこないのだった。
 
「具は好きな感じだけど……うーん……」
と、そこそこお腹も空いてはいたのだけれど、サンドイッチは半分ほどを囓るにとどめておいて、あとはフルーツとオレンジジュースを。
 
成田着陸は、当初の便の予定から2時間15分の遅れで、6時半頃。でもその後、滑走路で動かなくなってしまい、曰く、
「ゲートが空いていないので5分~10分ほど待機します。席についたままお待ちください」
とのことで、飛行機から降りることができたのは更に15分くらい経ってから。
 
「うう、7時の快速はこりゃ無理だ……てか、その次すら危ないかも」
と、スーツケースが出てくるのをじりじり待って、
税関抜ける→wifiルーター返却する→一度JR線フロアに降りる→母をそこに残し、4階出発ロビー奥のコインロッカーからコートを出しに行く
という一連の流れを大急ぎで。
 
特に、最後のコインロッカーのところは「きゃああああ、あと3分しかない~!」と、全力で空港内を走る展開に。本当に、ぎりぎりというところで千葉方面行きの快速に乗ることができた。これに乗れないと帰宅が30分遅れることになるので、もう必死だ。
 
外出中、頻繁にお世話になっているiPhoneアプリの「駅.Locky」、今日も大変にお世話になりました。これで確認していたおかげでなんとか間に合ったようなもの。
稲毛 「串じまん」にて
 おつかれさまセット
 温玉シーザーサラダ
 串焼(エリンギ)
 串焼(ししとう)
 串焼(しいたけ)
 串焼(白レバー)
 串焼(皮)
 杏仁豆腐
 生だいだいサワー
などなど
息子も大阪から無事帰ってきていて、習い事を終えた息子と私たちの稲毛到着がほぼ同じ時間。
 
駅ビルでお弁当でも買って帰って家で食べようかとも思ったものの、その駅ビルももう閉まる時間になっていて、「ピザやカレーの宅配も結局時間かかるし、どうしよう」と、息子と携帯メールで相談した結果、「落ち合って食べて帰ろう」ということに。駅前の焼き鳥屋さん「串じまん」に寄ってきた。
 
想像以上に千葉にも降雪があったようで、まだまだ駅前あたりも歩道に雪が残っている。それでもアスファルトがちゃんと見えるくらいにはなっていたので、そこを通りながらお店を目指した。
 
今日の「おつかれさまセット(ビール+日替わりの串5本)」は、カシラ、ぼんじり、ハツ、つくね、砂肝という組み合わせ。
 
「私、ぼんじりキライ。砂肝もキライ」
「……げ。砂肝ダメだったっけ?好きって言わなかった?」
「私が好きなのはレバーよ」
 
確かだんなの方は(どちらかと言えば)レバーが苦手で砂肝が好きだったこともあり、そのあたり私の記憶も曖昧だった。
……ああもう、好き嫌いせずうだうだ言わず、ちゃんと食べなさい!と思いつつ(口にも出しつつ)、ぼんじりは息子が喜んで引き受けてくれた。砂肝は私がもぐもぐ(美味しいのにー)。
 
ここ数年、母は「我慢する」というのを止めたようで、「嫌なものは口にしない、嫌なことはやらない」がエスカレートしつつある。それも窮屈な田舎暮らしでのストレス解消の一環なのだろうし、私も我慢はしない性格だけど、こと食べ物に関しては「食材自体が苦手」というものが私はほとんど皆無になったので、一緒に旅行して「これキライあれキライ」言われると、地味にイラッとしてしまうのだった。
 
料理の味付けの結果として、「どうしても美味しいと思えない」みたいなのはどうしても存在するけれど、食材の段階で「ダメ」って言われると、そこから一歩も進めないわけで……食材の好き嫌いの多い人は、本当に旅行は大変だろうなと思う。うう、砂肝もぼんじりも美味しいのに(←結局ここに帰結)。
 
ビールから生だいだいサワー、更にヨーグルト系のお酒も飲んでしまいつつ、でも日本の夜9時はハワイ深夜2時なので、機中一睡もしなかった私はもうすっかりグニャグニャ。よろよろしながら25kgのスーツケースを押すように歩いていたら、息子が「ああ!もう!」と見かねたらしく、家までの荷物運びを手伝ってくれた。
 
猫たちは2匹とも元気で、一足先に帰ってきていた息子から餌も貰って部屋も少し片付いていた。ゆったり肩まで浸かれるお風呂にふかふかの羽毛布団。気温1桁前半でびっくりするほど寒かったけれど、でも「ああ、我が家は落ち着く~」と心から思ったのだった。荷ほどきとか全部全部、明日でいいや。

2013年1月14日月曜日

バタバタ帰国

ワイキキ 「Hyatt Regency Waikiki」内「SHOR」にて
 朝食ブッフェ $29.00
楽しかった3泊5日の旅行もあっという間に今日が最終日。午前11時半の飛行機に乗るべく、9時に迎えの車がホテル玄関にやってくる予定。
 
「さて。ホテル最寄りの朝御飯ということで2つプランを考えました。1つは"IHOP"というアメリカのファミレスみたいなお店でパンケーキ食べる。一応パンケーキ美味しいので定評があるお店ね。あと1つは、近くのホテルのブッフェに行く」
滞在ホテルの朝食はなんかイマイチらしいから、行くとしたら隣のブロックにあるハイアットリージェンシーが良いと思うのよね?と話したら、母は即答で
「それは……ホテルのブッフェじゃない?」
とのこと。
ああやっぱり、そうだよね、と思いつつ、ホテルブッフェの朝御飯。
 
「お部屋ナンバーは?」
とレストランの入り口で聞かれ、
「ビジターなの」
と答えたら、「あら、まぁ、わざわざお越しいただいて、ありがとう」的に歓迎されてしまった。歓迎の勢いで、ワイキキビーチを見下ろす位置にあるテラス席に案内してくれちゃって、潮風を感じながらの最後の朝御飯。場所はたいそう良かったのだけれど、今朝はいかんせん風が強くて、持ってきたほうれん草のサラダの葉がひらひら飛んでいってしまうほど。それもまた一興?と、苦笑いしながらいただいた。
 
品数はそれほど豊富ではなかったけれど(温かいスープがなかったのが残念……味噌汁とお粥はあったのに~)、オムレツコーナーがあったり、フルーツも色々あったりで、そこそこ満足な朝御飯。
 
そこはやっぱりオムレツでしょう、と、青葱やトマト、オニオンなどが並ぶコーナーで
「マッシュルームとハム、あとチーズ入れてね」
と作って貰ったら、笑顔のコック服のおばちゃんが
「うん♪良いチョイスね~♪」
と、歌うように具沢山のオムレツを華麗に焼き上げてくれた。オムレツには、フレッシュトマトがどっさりのサルサをたっぷり。これが本当にたいそうな具沢山ぶりで、すっかり満腹。
 
ココナッツシロップをかけたワッフルなどもいただいて、満腹にはならない程度で適当に切り上げて部屋に戻った。
 
……ら、部屋に戻るなり鳴る、ベッドサイドの電話。慌てて取ると、
「旅行会社の○○です。本日ご帰国の予定かと存じますが、搭乗予定のデルタ便が大雪のため欠航になりまして……」
だそう。
 
えええええー!?
 
昨日、関東が大雪なのはネットで見て知っていた。昨夜、フラダンス見ながらtwitterに繋げたら、都内に住んでいるはずの友人がアップロードしていた写真が雪景色で、めちゃめちゃ驚いたのだった。都内のみならず、温暖な千葉まで積もっているらしく、「電車は平気かなぁ……でもまぁ、明日は晴れるみたいだから空港も大丈夫だよね」と楽観視していたのだ。
 
いわく、成田からハワイに飛んでくる昨夜の便が欠航になったので、機材がないとのこと。機材以前の安全の問題でも、デルタ航空は成田に向かうことを中止すると決断したとのこと。
 
「日航は飛ぶみたいですが……お客さまはデルタ便ですので」
だそうで、「大阪か名古屋、福岡行きでしたら本日のデルタ便の席をお取りできます。ですが天災が原因での対応ですので、到着地からご自宅までの交通費はご自身で負担ということになります」だそう。
 
一番近いのは名古屋としても、セントレアから東京までの新幹線代(or飛行機代)は、けっこう痛い。相当痛い。
それに、もう朝の8時も過ぎたこの段階からそのあたりに飛んで、それから東京に移動して千葉に戻るとなると、当日中に着けるかどうか、それも不安だ(そもそもそれほどの雪、電車も無事に動いているかどうか、始発も動いていない今この段階ではわからない)。そしてそして、私も母も、成田空港にダウンコートを預けてしまっているのだった。コートなしで雪が降った翌日の国内移動なんて、間違いなく風邪をひきそう。
 
「欠航で振り替えが必要ということでしたら、明日の成田便ではダメですか?」
色々考えるとそっちの方がいい、と、そう伝えてみた。
 
「そうすると、ホテルの延泊費をご負担いただくことになりますが……」
「ホテルの延泊料金でしたら払います、それで問題ないです。お願いします」
「今現在、空席のチケットを各社で取り合い状態なんです。では、お客様はその方向で調整します」
と電話が切れた。
 
あらまぁ、1泊延びちゃうらしいよ、どうしようか……猫はこうあることを予想して旅行時にはいつも多めにフード置いてきてはいるけれど、問題は今日大阪のだんな宅から自宅に戻るはずの息子だわ……と、出発直前の最後の荷造りを中断して母と2人、半ば呆然としていたところで、電話続報がきた。
 
「えー……お客様の便は欠航ということでそれはお伝えしたとおり確定なのですが、本日成田便が1便出ることになりましたので、調整中です。とりあえず、当初の時間通りに空港にお越しください」
ですって。
 
え?やっぱり空港に行かなきゃなの?最後の荷造り中断しちゃったよ?と、バッタバタになりながら、とにかく空港へ。空港への送迎タクシーでは、日本語が堪能なおっちゃんが、パンケーキショップ「eggs'n things」のオーナー感動話を教えてくれた。閉店した(火事だったか移転だったか)店舗に勤めていた古くからの社員10人以上に対し、給料は出せないけれど保険は払うから、と、1人頭月額500ドルほど、1年近くに渡ってオーナーが彼らの生活を支えてくれていたのだそうだ。
 
「従業員は家族同然だから」と、自身も大変だった中社員を助けたということで、その話がラジオだか新聞だかに紹介されて一躍有名になり、「みんなでエッグスンのパンケーキを食べに行こう」みたいな風潮になったのだそうだ。日本人が大挙して訪れるようになる前の話とのこと。
 
「イマはー、アラモワナセンターに新しいオミセ、できましたデショ?イマはまだね、あっちのオミセは空いていマス。でもニホンのヒトタチは、キチガイみたいにタクサンやってくるからネー」
アッチもすぐにタイヘンなコトになっちゃいマスネー?と運転手さんは笑っていた。そうなのよ。日本人観光客って、イナゴの大群みたいに同じものに群がる習性があるのよ。食べ尽くすと「次」に行っちゃうのよ。なんででしょうね。
 
楽しい運転手さんの話で、空港への道のりもあっという間だった。少し心も軽くなった。
そして、空港の旅行会社カウンターで憂鬱な説明聴講タイム。
 
私たちの乗るはずだった便の1つ前の成田行きデルタ便が5時間遅れほどで発つことになったとのこと。
臨時便ではないので、本来の予約席のチケットを持つ人はそのままで、空いていた隙間の席に私たちの便の乗客をねじこんだ形で、私と母はバラバラに離れた席。しかも他人に両側を挟まれた内側の席で、そんな状況だったけれど、でもなんとか日付をまたがずに日本に帰れることが決まったのだった。
 
そんな「余りの席」を奪い合うような形で席を取ってくれた状態だったので、これにも乗れない人がたくさん居たのだろうと思う。今日のうちに帰れることを感謝しなければいけないのだろう。
 
ほんのちょっと、「わーい、延泊だー」と思ってしまったのだけれど、でもこれで良かったのだと思う。そろそろ猫も気になるところだったし、息子を寒い自宅で一人にさせるわけにもいかなかったし。
デルタ航空機内食
 フルーツとヨーグルト
 若鶏のセサミソース仕立て、温野菜、バスマティライス
 チーズ・クラッカー・パンとバター、ジャム
 ブラウニー
 オレンジジュース
日本も荒天なら、今日のホノルルも荒天。
 
雨季ではあったけれど、滞在中は「気がつけば道路が濡れている」といったくらいで、外を歩いている最中に大雨に出くわしたことは一度もなかった。ごく軽く、霧雨や天気雨がちらちらと、というくらい。
 
だけれど今日、出発前の空港は荒れに荒れて、2時間ほども土砂降りが続いた。雷まで聞こえてくる始末で、吹き抜けのエリアが多い空港も、ひんやりと雨の冷気が漂ってくる肌寒さ。私たちはすごく幸運な事に、コンセントがついた柱に接した奥行きのあるベンチに場所を取ることができて、ここで出発までの3時間ばかりを過ごしていた。
 
そんな今日の天気の中飛び立った飛行機は、揺れに揺れた。これまでの人生5指くらいに入る揺れだった。
 
「揺れてるねー、でももうなんか待てないから料理の提供、開始しちゃうね」とばかりに、通常より1時間ばかり遅れて食事の提供があったのだけれど(だから食事の提供ができるくらいの、"酷すぎない揺れ"ではあった……ということなのか)、
「揺れますので、揺れてますので、どうぞご注意くださいね~」
と渡されるカップのジュースが跳ねて落ちそうになるくらいの揺れ。
 
だから、機内食の味もほとんどわからなかった。揺れが激しい時はテーブル押さえて下向いて「揺れないで~揺れないで~」と必死で念じて、ちょっと揺れが収まったところで食べられそうなものを一気に食べる、みたいな。
 
本来の出発が8時半頃の便だったので、メニューはかなり「朝御飯」的なもの。選択は「チキンか卵(スクランブルエッグ)か」というのが面白かった。微妙に空腹を感じていたので、インド米を添えた中華風のチキンメニューを選択したのだけれど……味なんて全然覚えていない。
 
「そっか、日本は今……翌日の昼前なわけだな」
と、ここで気がついて時計を日本時間にセット。
 
この食事、ハワイ時間では「1/14のかなり遅めの昼御飯」だったわけだけれど、日本時間では「1/15のちょっと遅めの朝御飯」だったわけで、
「あれ?私の2013年1月14日の夕御飯はどこ行っちゃったの?」
と、たいそうたくさんな食事をした1月11日の事は棚に上げて、時差のミラクルに思いを馳せつつちょっと窮屈だった機上を満喫。時差ボケ対策に、一睡もせずにがんばったのだった。

2013年1月13日日曜日

サンデーブランチ♪

ワイキキ 「Halekulani」内「Orchid」にて
 サンデーブランチ
今日の朝はかなりのんびりできる予定だったのだけれど、昨日も真面目に早い時間にベッドに入ってしまい、起床は5時頃。
 
せっかく息子と来ていない旅行なのだから夜遊びしてみればいいのに、結局どうあっても「早寝早起き」になってしまうらしかった。
 
本日、日曜日のメインイベントは「サンデーブランチ」。
日本でも世界各地どこでも、高級ホテルを探すとたいていどこかでサンデーブランチをやっているもので、ハワイにも人気のお店がいくつか。
「やっぱり……ここでしょ?」
と日本にいるうちから予約を入れておいたのが、ワイキキ1、2を争う高級ホテル「ハレクラニ」のものだった。きっとここなら母も気に入ってくれるはず。
 
サンデーブランチのスタートは9時半からだということなので、「まだショッピングモールも開いてないしね」と、ゆるゆるおでかけ。宿泊ホテルからはそこそこの距離があったけれど、それもまた良い散歩になった。
 
昨日一昨日と「ロイヤルハワイアンホテル」を訪れた結果、私は「あの、ロイヤルハワイアンのコッテコテな感じが好きだなぁ」という印象。母は、こざっぱりと上品なハレクラニの方を気に入ったようだ。いずれにせよ、
「いつかまたハワイに来ることができたら、今度はどちらかに泊まろうね」
と意見が一致する。懐具合が一致するかは……わからないけれど。
 
海に面したレストランは、「貴族の別荘」的な素敵な雰囲気。
席担当の黒髪黒目の美丈夫君が
「何度かお越しになったことが?」
と。
 
「いいえ~。初めてなの。ハワイに来たのも初めてなの」
と答えたら、案内しがてら「ここは冷菜、こちらはグリルもの」とブッフェ台を教えてくれて、
「こちらがデザートコーナーです。僕はここが一番胸躍ります」
ですって。
 
稲荷寿司や巻き寿司など、「そんなものまで!?」といったものが並ぶブッフェ台。ブッフェ台の雰囲気などはとてもクラシックな感じで、前衛的な盛りつけなどはなかったけれど、どれも上品な味で美味しいものばかりだった。
 
ポキ(レモン風味の魚介の和え物)や、ロミロミなど、ハワイ料理も色々と並ぶ冷菜コーナーからまずは色々いただいて。ジュースやコーヒー紅茶はテーブル担当の人に告げて、その都度持ってきてもらう。パイナップルジュースが濃厚でたいそう美味しかった。そうそう、ヤングココナッツとマンゴーのサラダもいかにも南国の料理という風で良かったな。
 
実のところ、品数はそれほど「すごくたくさん」というほどでもなくて、その気になれば全種類いただくこともできるかな?というくらい。でも、シェフがカットしてくれるグリルものコーナーには、実に美味しかったローストビーフと、子豚の丸焼き(顔つき……)、そして巨大なターキーも。
 
子豚の丸焼きだなんてインドネシアみたい、と思ったのだけれど、用意されていたのがホイジンソースということだったので、中華風の料理……だったのかな?それとも子豚の丸焼き、ハワイでメジャーに食べられている料理なのかしら(後で調べておこう)。
 
牛用にはグレイビーソース、他にもリンゴのジャムやクランベリーソース、ホースラディッシュなどが用意され、好みで肉に添えていただけるようになっていた。
豚は、いわゆる「プルド・ポーク」状に細かく裂かれたものを皿に盛ってくれ、「皮」は意味深に横に除けられている(捨てるため、という風ではなくて、ちゃんと一口大にカットされている)。なので、
「皮も、皮も試してみていいですか?」
とお願いして、皮も一切れ。思ったとおり、クリスピーで香ばしく、「そうそうこれこれ♪」という美味しさだった。
 
素朴な色合いの一口パンケーキには、「ストロベリーバター」(バターに苺の果肉とジャム?が練り込んである)やリリコイバター(リリコイ=パッションフルーツ)を添えて。マヒマヒの豆鼓蒸しは香菜たっぷりで、魚介もたっぷりいただいた。
 
そしてデザートは、「これだけは絶対外せぬ」と「Halekulani Signature Coconut Cake」と共に、ハウピアチョコレートパイ、アップルコブラー、パンナコッタ、フルーツなどなどを。
 
他にも焼き菓子あれこれ、マンゴーのチーズケーキ、フルーツタルトなど、美味しそうなものばかりだったのだけれど、ちょっとお肉をがんばりすぎてデザートは1皿でお腹いっぱいになってしまった。最後にアイスクリームバーからバニラアイスをいただいてきて、リリコイソースをたっぷりとかけて食べたらのんびりサンデーブランチのおしまい。
ワイキキ 「Moana Surfrider」内「Beach Bar」にて
 モヒート
 フレッシュフルーツ
今回、そう長くない(というか、短い)ハワイ滞在なので、あえてオプショナルツアーだとか、送迎に時間を取られるイベントなどは入れなかった。個人的には「潜水艦ツアー」とか面白そうかなと思ったのだけれど、そういうのはだんなや息子が一緒の方が楽しめるかな、と。
 
というわけで、「今日はね、あとは特に予定はないのです」と、街をぷらぷら。
 
そういえば、ワイキキビーチ界隈は歩いてなかったよねと、ショッピングモール「ロイヤルハワイアンセンター」を中心にあっちをうろうろ、こっちをうろうろしてきた。母はハワイアンキルトのグッズをお土産に買ったり、ちょっと素敵な雑貨屋さんが「全品50%off」をしていて、そうと知らずに買い物してえらく安くなって驚いたり。
 
「そろそろ休みたいわ」
と母が言うので、そのへんにコーヒーショップもいくらでもあるけれど、でも母はこういうのが良いんでしょ?と、ウェスティンホテルのビーチバーに寄り道。
 
巨大な菩提樹の木陰に位置するバーで、ダイアモンドヘッドを眺めながらモヒートをいただいてきた。ついでに、半割りにしたパイナップルに盛られたフレッシュフルーツ盛り合わせも。
 
ハワイでは、季節も悪かったのか、さっぱりマンゴーを見ない。今回のフルーツ盛りも「わ!この色は、今度こそマンゴー!?」と思ったのだけれど、どうやらこれはパパイアだったみたい。甘いパイナップルと、今ひとつ味のない(食感も日本のそれとは幾分違う)スイカと、パパイアの盛り合わせだった。
 
私も母も今回水遊びをする気はなかったのだけれど、「でも、海の水に足くらいは入れたいと思わない!?」と、ビーチバーを出た後はそのまま砂浜に出て、裸足で波打ち際をてくてく。うっかり大波をかぶって足を盛大に濡らしてしまったりしたのだけれど、「それもまた良し」と、大笑いしながらホテルに帰還。なんだかんだで、今日も色々買い物してしまったなー。
ワイキキ 「Halekulani」内「House Without a key」にて
 KABOCHA SOUP $12.00
 ASPARAGUS SALAD $18.00
 VEAL PICCATA $26.00
 ビール(KIRIN) $7.50
 ビール(FIRE ROCK) $6.50
 カクテル(halekulani sunset) $12.00
 カクテル(planters punch) $12.00
 カクテル(chi chi) $12.00
夕飯は、「一度くらい、アメリカンなステーキを食べるのはどうかな」と、一応色々調べてきた私。webサイトを持っているお店も多く、「open table」で当日の予約を受け付けてくれる店も少なくないので予約も簡単。
 
でも、母曰く、
「朝食べた、あのハレクラニで夕飯は?どんなレストランがあるの?」
と、とにかくホテルのご執心なのだった。私もたいがいだけれど、母のホテル好きには恐れ入る。
 
うーん、メインダイニングはフレンチなんだよ……昨日みたいなディナーはもういいや、って思わない?あとは……ビーチバーで夕方からフラダンスやるらしいよ。それ見ながら夕食もいただけるみたい。ビーチバーだから軽食だけどね……と伝えたら
「それよそれ!フラダンスよ!」
ステキじゃない!?だそうで、「スポンサー様の仰せの通りに」と、夕方を待って再びハレクラニ。
 
生のハワイアンミュージックの演奏が5時半から催され、途中で「元ミス・ハワイ」のダンサーが出てきてフラダンスを数曲踊ってくれる、という趣向。数曲踊っては引っ込んで、また数十分したら出てきて数曲踊って……と、8時頃まで何度かダンスを見ることができる。
 
ステージの近くの席はドリンクだけを楽しむ人用の席で、奥まった屋根つきのテーブル席が食事用の席。早めに到着して、「ステージ良く見えるところがいいな」と、フード席の最前列に着くことができた。
 
テーブルにはすぐさま、おせんべい状のパリパリパンとテーブルロール、ホテルの自家製らしいポテトチップが籠に山盛り。のんびり前菜いただいて、後半でメインディッシュもいただいて、「シェアして食べてもいい?」の言葉には快くOKをいただいて、食事よりは「ダンスとカクテル」がメインみたいな最後の夜になった。
 
私よりはずっと食べ物にも酒にも好き嫌いのある母なので、私は「それとこれだったら私はそっちが好き」と意見を出して、基本は母の好みで。母に勧めてみた「プランターズパンチ」が思いのほかラム酒がきついものだったので、「じゃあ、こっちが美味しかったら、こっち飲む?」と私が頼んだ「ハレクラニサンセット」と交換してみたりしていた。ハレクラニサンセット、ウォッカベースのグアバたっぷりスムージーといった風で、これ、すごく美味しかったのだ。私も改めて頼めば良かったかな……(プランターズパンチは、当然スタッフもとい私が美味しくいただきました)。
 
前菜メニューからアスパラガスのグリルにゆで卵とチーズ、ハワイ産ハムを散らしたサラダと、レモングラス風味のかぼちゃのスープ(品名も「KABOCHA」だそうで)。メインディッシュは仔牛のピカタ。
 
「ピカタって……ナニ?」
と聞く母に、
「卵の衣つけて焼いた料理で……多分、そう複雑な味付けはしてないと思うから食べやすくて美味しいと思うよ」
と伝えたら、これが思った通り、良い具合。添えられたたっぷりのクレソンも苦み辛みがなくて食べやすかった。
 
昨日ほどではないにしても、けっこう良い気分になって夜風を感じつつホテルに戻る。
「ドレッシングセットを3個も買ったのは誰!?」
なんて言いつつ、小型のスーツケースで来た母に重いものを入れてもらって、私の「2週間の海外旅行もOK」の巨大スーツケースは制限の25kgを越えないようにパッキング(結局2割くらいオーバーしていて、翌日空港で詰め替えることになるのだけれど)。
 
「だって、来たかったハワイに、飛行機代もホテル代もかからずに来れたのよ?その分お買い物しなくちゃって、思ったのよ~」
だそうで、今回の旅行、母もとても楽しんでくれたようなのだった。随分色々買ってもらってしまいました……久しぶりにDFSにも寄ってしまったりしたし。

2013年1月12日土曜日

ハワイ満喫中

ホノルル 「KCC Farmers' Market」にて
 パイナップルソーセージホットドッグ $5
 Island Ginger Ale $2.75
 味見いろいろ
ハワイ旅行2日目~。
 
土曜の朝は、ダイアモンドヘッドの麓でファーマーズマーケットが開催されるそう。買い食いできるし、美味しいジャムや蜂蜜を買うことができるそうで、行ってみたいなぁと思っていたのだった。……が、母はいまいち困惑気味。
 
「えー……市場~?」
「市場って行っても、日本に持って帰れるお土産が色々あるみたいでさ」
「お母さん、留守番してようかしら……」
 
母はごにょごにょ言っていたけれど、
「フルーツも売ってたりするのかしら?」
「野菜や果物も売ってるらしいよ。小売りだからホテルの部屋で食べる分だけとか買えるし」
「じゃあ行くわ」
……ということになったのだった。
 
朝市の開始は7時と聞いている。朝6時半頃にホテルを出て、行きはタクシー使っちゃえと思っていたのだけれど、6時過ぎ、起きてみるとまだ外は真っ暗だった。「早朝」ではなく「夜中」の空。こりゃ、お出かけはちょっと暗くて怖いねと、ほんのり薄明るくなる6時45分を過ぎた頃にゆるゆる出発。タクシーでものの15分ほどの距離だった。チップ入れて$15ほどの距離。
 
到着してみたら朝市は7時半スタートとのこと。ほとんどのお店は「まだだよー」と店頭にロープなどを張っていて、でも一部のお店では既に買い物ができる。できるけど、「商品の受け渡し」はまだダメらしく、「名前を教えて?オープンしたら受け取りに来てね?」だそう。試食して美味しかったドレッシングや蜂蜜をいくつか買ってキープしてもらい、7時半を過ぎてから「いざいざー!」と本格的に買い物をした。
 
調子に乗ってずっしり腕に重さが来るくらいのジャムやら何やら買ってしまったけれど、これ、無事に持って帰れるのかしら……。
 
買い食いのブースも色々あって、なかなか凝った感じのお弁当とか、パンとか、ケーキとかも色々。
 
人気は「揚げトマト」と「焼きアワビ」、そして「ピッツァ」あたりらしいけど、母も私も「うーん」「まだ、そんなに食べたい気分じゃないね」と、美味しそうなソーセージ屋さんのホットドッグを買うことにした。ソーセージだけなら$4、ホットドッグにしてもらうと$5。
 
ジンジャーエール屋さんの、がっつり辛い本場味ジンジャーエールも購入して、表面がバリッと焼けたジューシーなパイナップルソーセージにかぶりついた。ふわっと香るパイナップルの風味と、肉汁たっぷりのソーセージ。うまうまー♪
ワイキキ 「Cream Pot」にて
 Souffle Pancakes w/Chocolate $16.50
 Citrus Spritzer $4.5
ファーマーズマーケット堪能後は一度ホテルに荷物を置きに行き、少し休んでから「今日は街を歩いてみましょう」と歩きやすいサンダル履いて街に出発。
 
そういえば、パンケーキをまだ食べてないねと、日本に進出している諸々のお店を思い浮かべるも、「多分母の好みはこっち系の店じゃないかなぁ」と、フランス風(?)のスフレパンケーキが名物のお店、「Cream Pot」に行ってみることに。川岸をてくてく歩いて向かえるので、ロケーションも良い感じ。
 
ホテルの一階にある、カントリー調のなんだか可愛いお店だった。件のパンケーキは、ストロベリー、バナナ、ラズベリー、ブルーベリーの4種類。$14.50で、チョコがけにすると$16.50。
 
私はストロベリー、母はラズベリーでいただいてみた。それが今日の写真。
 
ストロベリーもラズベリーも、果実の食感を残したコンポートになっていて、たっぷりのソースの上にころんころんとパンケーキが3つ。メレンゲたっぷりという風なふわっふわなパンケーキで、……というか「パンケーキ」というカテゴリーで、これは良いのかしら?と不思議に思うようなオリジナルな食感。「粉多めのスフレ」という感じ?
 
こんもりホイップクリームが盛られて、このクリームも美味しかった♪
ワイキキ 「Snow Factory」にて
 mango $4.25
「このパンケーキ屋さんから、200mくらい歩いたところに、不思議なかき氷のお店があるらしいんだけど」
行ってみる?と、またもてくてく歩いて、小さな小さなショッピングモールに。
 
モールと言いつつも洋服屋や雑貨屋はなく、飲食店と理髪店とランドリーと、あとタコベルなんかがくっついている、いかにもな地元住人向けのモールだった。2階建ての簡素な建物のすぐ前に駐車場スペースがある、「ああ、アメリカでこういうところにあるベトナム料理屋さんとかに行った行った」と懐かしく思う風な、「あるある」なモール。
 
その一角にあるのが「Snow Factory」で、いわゆるハワイの「シェイブド・アイス」とは違う、台湾で見るような「ミルクかき氷」を出すお店なのだった。
あの、貴婦人のスカートみたいな、ヒラッヒラのかき氷的なものが食べられるなら!と訪れてみた次第。
 
メニューの種類が豊富なこのお店、「ストロベリー」は、「ミルク氷+苺ソース」なのではなくて、「苺ミルクの氷を削ったかき氷」であるところが素晴らしい。選べるフレーバーは20種類以上(タロイモ、なんかもある)、そこにシロップとかモチ(!)とか、ゼリーとかをトッピングしてもらう仕組みだった。
 
パンケーキでそこそこお腹いっぱいになっていたので、ここは母と2人で1つ、プレーンなマンゴーかき氷をいただくことに。かき氷を受け取るスペースの横には、ナッツやスプレーチョコなどが置かれたコーナーがあり、ここのトッピングは無料ですることができる。ナッツとクッキークランチを軽くかけてからいただいてみた。
 
「貴婦人のスカート」とは外見は違っていたけれど、これが素晴らしく美味♪何かとうるさい母も「これは美味しいわねぇ!」とたいそう喜んでいた。
口に入れるとくしゅっと溶けていくふわっふわのかき氷で、見た目は淡いオレンジだけれどマンゴー味がちゃんと濃厚。ミルクっぽさもしっかり感じられて、甘みもそれなりに強いので、「コンデンスミルクかけたいところだけれど、かけたら甘過ぎちゃうかしら」という印象の味わいだった。
 
ああ、もっとお腹に余裕あったらモチとかトッピングして食べてみたかったかも。ピーニャコラーダ味とかも、きっとすごく美味しいだろうな。
ホノルル 「アラモワナセンター」内「翡翠王朝海鮮酒樓」にて
 安蝦咸水角 $3.5
 海鮮腐皮卷 $3.5
 翡翠蝦餃皇 $3.5
 灌湯小籠飽 $3.5
 芒果布甸 2×$2.95
 ビール(ハイネケン) $10.00
「由紀ちゃん、あっちに見えるあれは何?」
「あれは、コンベンションセンターで……その向こうは昨日歩いたアラモワナセンターだよ」
アラモワナまで歩いちゃって、そうしたらトロリー乗って帰れるねぇ……なんて言ったら、
「あら!また昨日のモール行けるの!?じゃあ行きましょうよ」
私、まだ見足りないなー……って思っていたのよ!
 
だそうで、2日連続アラモワナセンター。どれだけ好きなんだアラモワナセンター。今回の母との旅行は、まさにショッピング三昧で、だんなと息子が一緒だったらやらない(できない)事だったろうから、私もたいそう楽しんだ。今はクリスマスセールの最終形態という感じで、あちこちで50%offのワゴンが出ているような感じ。
 
昨日立ち寄ったものの、疲れと荷物の多さで、「欲しい……けど、もう持てないしけっこう高いし」と諦めた海生物の雑貨屋さんに再度寄れちゃったものだから、我慢できずに色々お買い物。
 
綺麗なクラゲ柄のお皿は、「mariposa」のロゴがついていて、昨日入ったランチのレストランのオリジナル商品なのであるらしかった。
「この皿、60ドルもするし……その割りに、このへんの塗りが剥げていたりするからなぁ」
と悩んでいたら、母が店員さんを捕まえて、ほぼ日本語で
「新しいのください。ここがね、ここの塗りがね、ほら、こんなでしょう?」
と交渉してくれて、結局、25%OFFほどの割引に。
 
「この塗りはこちらの瑕疵ではなくてアーティストの仕上げがこのようになっているのですが、現品限りのディスプレイ品になりますので、そこを考慮してお値引きします」
という感じになって、その値段になるならとありがたく購入。
 
クラゲポーチにクラゲオブジェにクラゲ皿にクラゲナプキンリングにクラゲカッティングボード。
 
さすが、私をクラゲ好きにさせたクラゲ国(アメリカの皆さんはクラゲが好きらしい……水族館には充実したクラゲコーナーがあるところがけっこう多い)の雑貨屋さん。「ははは、こんなお高いクラゲ皿、誰が買うのよ~」と思うような品があったりするのだった。良いお店だったなぁ。
 
洋服もあれこれ買って、気がつけば1時過ぎ。
 
大変!夕飯は5時半からなのにこんな時間に!と、慌ててレストランに行こうとするも、モール内のお店はどこもけっこうな混雑。最初はデパート「メイシーズ」内の「ザ・パイナップルルーム」を目指したのだけれど、当然のように30分待ち。ならばと最上階のレストランフロアに行ってみると、ここもけっこうな混雑。
 
飲茶料理もある中華料理レストランはそれほど待ち客がおらず、聞いてみれば「5分ほどでご案内できますよー」ということだったので、ここに入ってみることにした。整理券もらって……結局待ったのは30分くらい。観察していれば、整理券を受け取って店頭から離れていたお客さんがけっこういたようで、私たちの前には10組くらい待ち客が居たのだった。来る客来る客全員に「待ち時間は5分くらい~」と言っているのを聞いて、母と2人、苦笑い。
 
結局、夕飯の時間まで迫っているからということもあり、予定より更に品数少なめに、点心を4つばかりもらってビール飲んで、マンゴープリンで終わりにした。全体的に、接客もなんだかなぁという感じだったので、チップも少なめ、$32弱のお会計のところを$35置いてお店を出た(いつもは15%強、18%くらいつけることにしている私。イレギュラーなお願いをしたら20%+数ドルで切りの良い数字、とか)。
 
料理の方も、小籠包は肉汁たっぷりだったし、咸水角もちょっと独特なもので(カレーっぽいスパイスが効いていた)、これはまあまあだったけれど、蝦餃が衝撃の化学調味料味。こんなに化学調味料の「味」を感じる蝦餃なんて人生初めてだよ!と、これはこれで貴重な経験だったかも。
 
母が食べてみたいと頼んでみた、海鮮の湯葉巻き揚げは、春巻きよりも軽い食感の、ぺたりと薄い揚げ物。これはなかなか美味しかった。マンゴプリンは……うーん、ジュースをゼラチンで固めただけ、みたいな……。
ワイキキ「The Royal Hawaiian」内「AZURE」にて
 The Royal Papa 'Aina 2×$150
 Hot Tea $9.00
ハワイ滞在中、1回くらい、母好みの高級ホテルでディナーと洒落込みましょうかと、予約してみたのは昨日も訪れたロイヤルハワイアンの「The Royal Papa 'Aina」というプラン。
 
メインダイニングの、海に面したところに2つだけあるカバナ席。そこでワインペアリングつき特別コースをいただいて、お会計は1人$150。「お酒つきで12000円くらいなら安いかも」と思ったのだけれど、チップの存在を忘れていた私だった。チップ入れると結局1人15000円コースなんだわ。
 
昨日の「ハワイで人気」と聞いたmariposaが、私たち的にはがっかりだったものだから、「ハワイアン料理は私たちには合わないのかしら!?」と密かに戦々恐々していたのだけれど、ここの料理は最初から最後まで大変に美味しかった。驚きも感じさせてくれる料理はどれも綺麗だったし凝っていたし、そのこだわりがきちんと味に反映されていて、母も御満悦。ただ、もう大変にお腹いっぱいになってしまった。
 
いただいた料理は、
  • 先付け (クリスピーベーコンにうずらの目玉焼き)
  • 和牛ビーフの炙り焼き
  • コナ産ロブスターのロースト
  • ポテトスケールド・ハワイアン・フィッシュとコナ産アワビ
  • ハイビスカスとタヒチ産ライムのシャーベット
  • 牛フィレ肉のバター・ポーチ&フォアグラ
  • ソフト、ミデアム、ハード・チーズの盛り合わせ
  • マラカイボ“グランド・クル”チョコレート
……といったもの。
 
中でも「和牛ビーフの炙り焼き」が驚きだった。
 
表面を炙った「たたき」状の牛肉スライスにルッコラベースのハーブサラダやチーズを乗せて、その上に「燻製の煙を満たしたガラスのドーム蓋」をして食卓に持ってくる、というもの。食卓で蓋を外すと、白く煙った燻製の煙が散ると共に料理が現れて、「ごくほのかに燻製されたフレッシュ野菜と牛たたきの完成」という次第。
 
そのプレゼンテーションも面白かったし、燻製の具合もばっちりで、これがたいそう面白かった。皿の縁に、粉状になったわさびと塩が散らされていたのも、これも良いアクセント。
 
ロブスターにはタイバジルが合わせてあったり、全体的にどこかエスニックな要素もあるフレンチは、本当に最初から最後までばっちり美味しかった。合わせてやってくるワインも、「ブイヤベースソースのお魚に、甘めの白ワインはなかなか合うものなのね」とこれも勉強になったし。
 
ただ、メインディッシュの後がかなり厳しい感じに。
 
その時の腹具合(とワインの残り具合)によってチーズを切って貰うことはあるけれど、コースに最初からチーズが入っているというのもちょっと厳しいもので。
 
「こちら、チーズです♪」
と出てきた皿の上には、ハードタイプのモッツァレラ的なミルキーなチーズと、青カビチーズ、そしてエメンタール的なセミハードのチーズの3種類。どれも私は好きだけれど、ただ、その分量が「全部合わせて100g」ほどの大容量。
 
母はチーズをそれほどには好まないし、私もけっこうお腹いっぱいだし、ほんと、「どうしましょう……」という心持ちになってしまった。
 
添えられたフルーツなどはいただいたうえで、
「もうお腹いっぱいで……でもこのチーズ、とても美味しかったから持ち帰っても良いですか?」
とお願いして、包んでもらうことに。
「そうね♪明日食べると良いわ♪」
と、とてもステキなサービスをしてくれたテーブル担当の女性に言われたけれど、うん、もしかしたら日本に持って帰っちゃうかもしれないとです……。
 
私たちの隣のカバナには、日本人カップルがやってきていたのだけれど、彼らもチーズを出てきた段で苦行僧みたいな表情になっていた。うん、このチーズの量は、チーズ好きにもなかなかつらいし、そうでない人には「修行」に感じるものかもだ。
 
そして、その後のデザートが「超どっしり系チョコレートケーキ」というのも、またなかなかしんどいものだった。添えられたミルクジェラートがたいそう美味しくて、母も私もそちらをぺろりと食べた後、板状チョコがそびえ立つチョコレートケーキを前に「うーん……」と悩みつつ、でも私はなんとか完食。最後の一口を食べられなかった母のケーキも請け負って、ハワイに来て初めて消化薬のお世話になったのだった。美味しかった、美味しかったけど、チーズは1/3量で良かったし、ケーキは1/2量で良かったかな、なんて。それは私の胃が小さくなったからでしょうか神様。でも、日本女性の7割くらいは私と同じような気持ちになると思います神様。
 
そんな腹心地で、「近くのショッピングモールは夜10時まで開いてるらしいから、寄りましょう♪」とか言っていたのも「無理無理無理」という感じで、お部屋で飲む水だけ買って、よろよろとホテルに帰還したのだった。
 
さて、明日のサンデーブランチまでにお腹は無事に空くのかしら。

2013年1月11日金曜日

はじめてのハワイ

「アンデルセン」のへびさんのクリームパン
ミルクティー
今日の朝御飯は、「アンデルセン」のパン。今月の期間限定商品の、可愛らしい「へびさんのクリームパン」を食べたいとずっと思っていて、やっと昨日買うことができた。
 
webサイトの説明によると
2013年の干支【巳】のパン。カスタードクリームを包んだ菓子パンで波打つ胴体を作り、クッキー生地でウロコをイメージした模様を描きました。シュガーグラスとココアシュガーグラスでかわいらしい目を表現しています。
とのこと。
 
私はけっこう爬虫類が好きなので、「普段から売っていても良いと思うの、へびぱんとか、とかげぱんとか……」などと思っているのだけれど、多分それは少数派意見なのだろう。巳年ならではのへびぱん、美味しくいただいた。
 
1つ1つ顔が違うのもキュートで、中には綺麗にカスタードクリームが詰まっていた。いつもながらの、アンデルセンの楽しい遊び心。
千葉そごう内「美濃吉」にて
 花懐石「初夢」 \5250
 からすみ \1050
 ビール(生中) \0
 日本酒(花伝・一合) \1575
1ヶ月前に決まったバタバタで、今日から私と母はハワイ旅行。
 
なんと、とあるキャンペーン特賞の「ハワイ旅行ペア1組様」が大当たりしてしまったのだった。確か私、2等3等あたりのホテル宿泊券的なものとか、調理雑貨プレゼント的なものを狙って応募したはずなのだけれど、こんなことってあるのね……と、当選が決まった時は家族で大騒ぎ。
 
当選の権利は譲渡できない(=私が必ず旅行しなきゃいけない)ということで、「息子と2人で行く」とか「だんなと2人で(息子は留守番!?)」とか、色々悩んだ末、「旅行は私と母で→息子は連休中、大阪の夫宅へ」ということで話がまとまった。
 
母、先月遊びに来た時も、何度か「いつかはハワイ、行ってみたいわねぇ……」と言っていたので、これは良いチャンスだったかなと。
 
嬉しいことに、観光バスに乗りまくってのツアーではなく、「飛行機とホテル宿泊、現地空港からホテルへの送迎」だけのシンプルプランで、手配も超大手旅行会社。食事は一切ついていない(←かなーり嬉しい♪)。
 
選べる日程が、1/4-20の出発の3泊5日ということで、この連休を絡めての旅程が取れなかったら色々面倒になるところだったけれど、これも幸いうまいこと飛行機と宿が押さえられたのだった。
 
というわけで、「初めてのハワイ」にすっかり浮き足立っているここ数日。母もそれはそれは楽しみに、『地球の歩き方』まで買って準備万端だ。気になるレストラン2つほどは、事前に予約もしておいた。
 
出発は夜なので、
「夕飯は空港で食べるとして……お昼に何か美味しいもの食べておく?きっと旅行中は食べないだろう和食とか」
「和食!いいわねぇ♪」
と、ちらっと千葉までお出かけ。度々行っている、千葉そごう内の美濃吉で昼懐石をいただいてきた。
 
和食なのにプリフィクスの嬉しい内容、いただいた献立はこんな感じ↓
食前酒
前菜:冬の彩り五種
椀物:海老真丈のお椀
向付:鯛 鮪 京湯葉
旬彩:海老とずわい蟹天ぷら 牛ひれ照焼
鉢物:寒ぶり大根 柚子
御飯:京湯葉あん掛け六穀米御飯
水物:白味噌アイス 白玉ぜんざい
お薄
旬彩は「海老とずわい蟹天ぷら」「牛ひれ照焼」「鰆味噌幽庵焼」から2品の選択、
御飯は「鯛御飯」「京湯葉あん掛け六穀米御飯」からの選択、
水物は「白味噌アイス」「フルーツ盛合せ」「白玉ぜんざい」から2品の選択。
 
デザートまで2品選択というのが密かに嬉しく、しっかりお腹いっぱいになる充実の内容だった。前菜は「紅白なます」「のし梅」などが入る、どこかお正月っぽいもので、食前酒も華奢な杯に竹の酒器から注ぐ日本酒という雅なもの。
 
むっちり口いっぱいに頬張れるボリュームの蟹の天ぷらも良かったけれど、ほのかに甘い、芯まで煮えた「寒ぶり大根」と、一風変わった「京湯葉あん掛け六穀米御飯」が印象的だった。白味噌アイスも不思議な味で、これも美味。
 
で、お店の方に薦められて「メンバーズクラブ」に入会したら、生中2杯が無料でいただけた。入会金は1000円で、その場でいただける「飲み物サービス券」(1ヶ月に1枚使用可能、1枚につき2名1杯ずつ)が生中に適用できて、これが1700円相当くらい。飲み物頼むなら入会するのが絶対お得、というクラブなのだった。
 
ちなみに入会後特典は、飲み物サービスの他に「次回利用分から5%OFF」「季刊紙送付」といった感じ。
 
出発前に美味しいものいただけて(しかもうっかり酔っ払って)、直前に「持って行くとこれ便利かも」な品をあれこれ買い物して、最後の出発準備をした。
成田空港内「不二家レストラン」にて
 広島産カキのクリーム焼きごはん \1180
 デザート \600
     キャラメルリンゴのヨーグルト
     アイスティー
 生ビール
ここから日記はちょっと駆け足で~。(↑までは出発までの暇な時間に書き終えていたのでした)
 
飛行機は夜9時発のデルタ便。
 
機内食が出るだろうとは思っていたけれど、そこまで何も食べずにいるのはかなり厳しくて、チェックイン後に空港内の不二家でしっかりめ夕御飯(&うっかりビール、更にうっかりデザートまで)。
 
私のドリア風御飯はなかなか美味しかったけれど、母の「竜田揚げ乗せ御飯」はちょっとがっかりな味だったらしい。母がしょんぼりしていた。
デザートは、ミルキーソフトを乗せたミニパフェ風のもの。
デルタ航空機内食
 エビのクスクスサラダ
 季節のグリーンサラダ
 若鶏のグリルのトマトソース仕立て、リングイーネと野菜添え
 ストロベリーケーキ
 白ワイン
そんなこんなで機内食はほとんど口に入れないことにして、「ひたすら寝る」ことに。
 
寝酒になるかなと白ワインもらって、そのおつまみ程度におかずをつまんで、そうしたら案外熟睡できて翌日からばりばり動けそうな感じになった。
 
ちなみにメインは若鶏のトマトソースと「牛肉スライス・オイスターソース仕立て、ブロッコリー、マッシュルーム、ライス」の2択。
 
さほど揺れず、ハワイ便ということで子供も多かったけれどうるさいということも全くなく、快適なフライトでした。
デルタ航空機内食
 ブルーベリーデニッシュ
 ブルーベリーヨーグルト
 オレンジジュース
 紅茶
ハワイ到着は朝8時45分(日本時間では、翌日の深夜3時45分)。
 
時差の関係で、今日11日の日記は朝食・昼食・夕食・夕食・朝食・昼食・夕食とわけのわからない感じに(その代わり14日と15日が極端に短くなるのねー)。
 
着陸30分ほど前の軽食は、ブルーベリーデニッシュとブルーベリーヨーグルト、オレンジジュース、そして紅茶。ベリー類が苦手なだんなが涙目になりそうなメニューだなと思ってしまった。それはしっかりいただいて、無事に着陸~。初めてのハワイ、あろはおえ~。
ホノルル 「アラモワナセンター」内「Mariposa」にて
 Applewood King Salmon Salad $18.00
 Pink Peppercorn Crusted Pork Tenderloin $21.00
 Lobster Ravioli $24.00
 カクテル(Honolicious) $10.00
 カクテル(Ocean View) $10.00
空港の旅行会社のカウンターで黒髪美人にランの花のレイを首にかけてもらって、タクシーに乗ってまずは滞在ホテルに移動。  
時刻は9時過ぎ、気温は25度。らくちんな服になって、今日は巨大ショッピングモール「アラモワナセンター」に行ってみることにした。JCBカード提示で無料で乗れるトロリーに乗ってセンターを目指し、お買い物お買い物お買い物♪到着後30分にして、既に持つのがつらくなるほどのお買い物(なんで私は「チーズ作りキット」とか買ってしまっていますか……?)。
 
お昼御飯は、「せっかくだから美味しそうなところを」と、評判があるらしい「Mariposa」というお店で。
 
テラス席からは海が見え、高い天井ではファンがくるくるまわっていて、白いシャツをパリッと身につけたテーブルのお兄ちゃんも愛想も面倒見も良いナイスイケメン。
 
色々素晴らしかったけれど、料理は残念ながら、あんまり私たちの口には合わなかった。アメリカで何度か体験した、「すごく工夫している感じなのに、なんだか微妙に上滑り」という感じの味わい。キングサーモンが乗ったサラダは美味しかったのだけれど、母は「ドレッシングが甘すぎよ~」と一刀両断。
 
評判らしいパン(シュー生地みたいなふわふわパン)も、うーん、期待ほどでは……という印象なのだった。カクテルも「……うーん?」と。
 
午後になって疲れた母を連れて一度ホテルに戻り、チェックイン可能時間まであと1時間。「ホテルのロビーでだらだらしているからー」という母を置いて私は化粧品屋でマニキュアを大量ゲット。安いものだから呆れるほど買っちゃった。
 
ホテルの部屋は、最上階にほど近い「パーシャルオーシャンビュー」のお部屋。
旅行会社からの「このプランになりますよ」と提示されたプランは格安な感じのものだったからお部屋も一番お安い部屋なのかなと思っていただけに、かなり感動した。他のビルがあちこち立ってはいるけれど、青い海もダイアモンドヘッドも良く見えますよー。部屋には大きな冷蔵庫(からっぽ♪)と電子レンジ、コーヒーメーカーもついている。
 
ホテルのすぐ目の前がスーパーだったので、さっそく私は一人、買い出しに。
 
アメリカで日常飲んでいた「Organic Valley」の2リットル牛乳パックを見て、懐かしさに悶えてしまった。日本ではなかなか買えないスパイス類とか、ハワイのパンケーキミックスなどをお買い上げ~。
ワイキキ「The Royal Hawaiian」内「Mai Tai Bar」にて
 maitai platter $39
 カクテル(lava) $12
 カクテル(scratch mai tai) $12
 royal play on key lime pie $10
 trh signature pink haupia cake $10
「ロイヤルハワイアンとハレクラニはいずれ行く予定だから、今日はその他のホテルに行ってみましょう」
海が見えるホテルバーとかで食前酒でもいただいて、その後近くのお店で軽めのディナーにしてみる?
 
と、着替えて海の方にぽてぽてとおでかけ。
 
本当はウェスティンホテルを目指していたはずなのに、着いてしまったのはなぜかロイヤルハワイアン。
 
「ハワイの老舗の高級ホテルだよ。……えーと、つまり、帝国ホテル?」
と説明したら、母が俄然うっとりし始めて、結局ふらふらとロイヤルハワイアンに(明日も来る予定なのにー)。
 
きゃっきゃ言いながら素敵な雰囲気のロビーフロアを散策して、結局そのホテル内のバー「マイタイ」でカクテルをいただくことにした。折しも「そろそろ日暮れ」というタイミング、本当に空席ができた絶好のタイミングで海がよく見える席に座ることができた。その後はすぐに満席に。
 
私は店名が「マイタイ」だし、と、「ロイヤルハワイアン伝統的、オリジナルマイタイ。絞りたてパイナップル、オレンジジュース、オレンジキュラソー、バカルディラム、アーモンドリキュールとウェラーズ・ダークラム」と説明があった(日本語のメニューが出てきた)「scratch mai tai」を。母は「新鮮ストロベリーとバナナ、ココナッツクリームと絞りたてパイナップルジュース、マウントゲイ・ラム酒の甘いカクテル」の「lava」を。
 
お昼に飲んだカクテルは、私も母も「……うーん?」という印象だったので、母に至っては「私はカクテルというものが苦手なのかもしれないわ」などと言い出していたのだけれど、ここでいただいたのはどちらもとても美味。母の選んだカクテルは、なんだかフレッシュミックスジュースのような味わいで、でもちゃんとお酒に仕上がっていた。甘さも上品で、とても美味しいカクテル。私の方のマイタイも、ラム本来の美味しさも感じられる、とてもフルーティーなマイタイだった。
 
これは料理も期待できるね、と、当初は「軽めのおつまみでもとって、改めて食事に」と言っていたのに、結局プラッター1皿でお腹も満足ということに。
 
アヒ鮪の刺身、マイタイココナッツシュリンプ、 タイ風チキンのソテー、骨付きベビーバック・リブが盛り合わされた皿は、どこかアジアな味わいもある面白いものだった。お刺身は日本のアラレをまぶして表面を軽く炙ったようなものだったりして。
 
すぐ近くでバンドの生演奏も始まって、沈む夕日を眺めながらのごくごく軽めの夕御飯。ペアルックのハネムーナーが写真を撮っていたり、まだまだ海にはヨットが浮かんでいたり、なんだかたいそう素敵な時間だった。
 
で、お腹もいっぱいになったのだけれどデザートもちらっと食べたい、でも今すぐだとお腹いっぱい……ということで、
「ケーキ、to goでお願いできますか?」
と聞いて、ケーキとタルトを1つずつ包んでもらうことに。キーライムタルトとハウピアケーキ、それぞれなかなか良い値段だったのでどんなものなのかと思ったら、フルーツやチョコレートが添えてあるとても綺麗なデザートだった。添え物ごと包んでくれたので、それをそっと持ち帰って部屋の冷蔵庫に入れ、お風呂に入ってのんびりしてからお部屋で夜のティータイム。
 
ハウピアケーキは、ロイヤルハワイアンのテーマカラーのピンク色のケーキ。ハウピアパイ的なものを期待していたので、想像とはちょっと違っていたけれど、素朴な味でなかなかだった。それよりも美味しくて幸せだったのはキーライムタルト。ライムの香りがしっかりで、添えられたホイップクリームも幸せな美味しさ。
 
で、そんな感じで長い長い11日もそろそろ体力の限界。私は昨夜の飛行機も2時間くらいしか寝られなくて、その前日も微妙に寝不足だったものだから、午後9時半を過ぎたところで気絶する勢いでベッドに落ちたのだった。おやすみなさい……。