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2023年5月29日月曜日

横浜パフェ活、伊勢崎中華

今日は横浜パフェ活です。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「MAISON KAYSER」の
 マンゴーとバニラのパン \360 1/2個
 プリエ オ ショコラ \360 1/2個
タイ産マンゴー入りプレーンヨーグルト
アイスカフェオレ
今朝は昨日、日本橋で乗り換えついでに通りかかった「MAISON KAYSER」で買ってきたパンで朝御飯。
 
だんなはパンオショコラを食べたがっていたのだけれど、夕方の店舗はもう品揃えが少なくて、代わりにと
「カスタードクリームとチョコチップをクロワッサン生地ではさんだパン」
というちょっと大きめサイズの"プリエ オ ショコラ"を買って私と半分こ。
 
チョコチップがざくざくというよりは、カスタードクリームとチョコが溶けて一体になったクリームが包まれた風な菓子パンだった。
 
そして、いざ食べようと思ったらなかなか大きくて半分にしておいた"マンゴーとバニラのパン"も。
 
季節限定の品とのことで、品名通り、「ドライマンゴーとバニラを練り込んだパン」。すごくマンゴー感濃厚で美味しい……なんて言いつつ、食後にタイ産マンゴーを入れたヨーグルトも出してしまい、そして今日の私は横浜にマンゴーパフェを食べに行くという。
 
何も考えず朝食の支度をした結果、どれだけマンゴーが好きな人なんだろうという感じになってしまったけれど、気にしないままお出かけ準備。
横浜 馬車道「水信フルーツパーラー」にて
 宮崎マンゴーパフェ \3100
田中玉緒さんとの、月イチのパフェ活動、今月は去年あたりからずっと「横浜遠征もいつかしましょう」と言い合っていたこともあって、気候の良いだろう5月に……と企画したのだけど、今日はあいにくの雨模様。知ってた(←私も玉緒さんもまあまあの雨女なので……)。
 
でも、がつがつ歩こうという今日、いくらか気温が低めで曇り空だったくらいでちょうど良かったかも。
パフェに寒すぎるというほどの気温ではなかったし、なんだかんだ、帰宅するまでほとんど傘は必要なかったし。
 
馬車道の駅降りてすぐの水信フルーツパーラーさんに。 横浜のパフェと言ったらここは外せないのではないでしょうか!で予約して訪れたのは「水信フルーツパーラー」。
 
母体は大正4年創業の水信商店、バナナ加工の草分け的な存在だったんですって。
 
なんでも今では水信グループとして、青果仲卸やレストラン経営の他、不動産サービスなど、様々な業態を展開しているのだとか。すごい。
 
場所は馬車道駅直結の商業施設「KITANAKA BRICK&WHITE」の1階で、上品な佇まい。
 
店内もとても素敵な雰囲気でした。 店内もこんな感じに、女性的なとても素敵な雰囲気で。
 
内装デザインはJR九州「ななつ星」を手がけた水戸岡鋭治氏なんですって、公式サイトにこんなインタビュー記事があって、興味深かった。
 
パフェは、通年用意されている”フルーツパフェ"の他、季節の果物を使ったものが。
 
5月15日からスタートのパフェは"マスクメロンパフェ"と"宮崎マンゴーパフェ"。
せっかくなので、それぞれをいただいてみることにして。
 
かわいいイラストつきの説明カードもついてきました。こちらはマンゴーパフェ。
宮崎マンゴーの果肉と魅力でしっかり満たされるように、贅沢なカットでパフェトップを盛り付けました。
 
芳醇な香り、抜群の糖度、食味の良さは、まさに格別で圧倒的な存在感です。
 
優しく広がるジャスミン茶のアイスクリーム、香ばしい胡麻とアーモンドの焼き菓子、エキゾチックなパッションフルーツソース、丁寧に作られたバナナのアイスクリーム。
 
組み立ては複雑ですが、それらの要素はいずれもマンゴーを上手く引き立てる絶妙なバランスの仕上がりに。果物の満足感と構成の充実感。初夏にぴったりのパフェが出来上がりました。
 
と公式サイトに説明のあったパフェ。
 
フルーツ専門店のパフェって、ともすると「果物自体が美味しいんだから他のところでは勝負しなくて良いでしょう?」とばかりにシンプルな構造のものもまま見るけれど、このお店はしっかりパフェとしての構成が計算されていて。
 
こちらはメロンパフェの説明カード。 メロンパフェに入っているのはライチとフロマージュブランのアイス、白ワインゼリー、チーズテリーヌ、杏仁のパンナコッタなどなど。
 
紙製のランチョンマットもオリジナルで、その柄もとても美しく、隅々まで美意識を感じるお店だった。
 
そうそう、お水も、レモン水ならぬフルーツ水で、香りが良くほんのり甘さまで感じるくらい。
ライムやパイナップルが入ってる?んだったかな?すごく夏っぽい味がして。
 
美味しい国産マンゴーのパフェ、フルーツパーラーで口にできて良かった。 写真がどうにもアレなのだけれど(多分こっちが正面で、一番上の写真が斜めな感じだと思うのだけど)、贅沢に果肉がたっぷり。
 
あえてマイナス点をあげつらうなら、メインの果物は上の方だけで、下層はマンゴー感が全くない……ということくらい?
 
"マンゴーパフェ"な味わいを最後まで楽しみたかったら、井戸を掘るべく上部を残しつつ下部を掘り進めないといけない……みたいなところがあったけれど、でも、どこをどう食べても風味が今ひとつということはなく、むしろ組み合わせの妙が楽しめる味わいで、とても美味しくいただけた。
 
お店のinstagramを見ると、モンブランクリームを合わせた秋の洋梨パフェ、秋の始めのいちじくパフェ、真夏の桃パフェ、どれもとても美味しそう。
 
お値段は張る(6000円……)し、平日限定要予約制だけれど、「トロピカルフルーツアフタヌーンティー」もとっても素敵。
横浜 伊勢佐木町 「中国料理 龍鳳」にて
 つぶ貝豆苗炒め \1200
 いちじく薬膳スープ \1800
 えび包み揚げ(2ケ) \800
 本日のランチ 固ヤキソバ \880
もうすっかり「パフェは前菜」という文化が根付いてしまった私たち、パフェを食べたあとにお昼ご飯!と、伊勢佐木町までてくてく歩いて(1.5km弱くらいあった)、「中国料理 龍鳳」でのお昼にした。
 
上記リンクの公式サイト、「お席だけの予約はお受けしていません」の詳細の文章などを見ると、なかなか言葉が強くてドキリとしてしまうのだけど、「焼売はテイクアウトできるみたいですよね」「ちょっとお店にメールしてみましょうか」と、玉緒さんが果敢にお土産についてお店にメールしてくださって、私の分もお土産の包みを頼んでおいてくれていた。ありがとうございます……!
 
このお店は、お店所有の筍山があるということで、春の筍料理コースが大変な人気とのこと。あとは冬の牡蠣料理(特に牡蠣チャーハン)。
 
牡蠣の時期でも筍の時期でもないこのタイミング、でも"普段の味"を知る機会ができてとても良かったと思う。
 
「龍鳳」にて、つぶ貝豆苗炒めから。 「本日のランチ」は、基本、ご飯とスープと小鉢、お新香つき。ついでにアイスコーヒーか杏仁豆腐もついてくるそう。
 
焼豚と野菜の炒め、麻婆豆腐定食、サンマーメンといったそのランチも気になったけど、米飯は要らないんだなあと、ランチメニューからは固ヤキソバだけを頼むことにして。
 
あとは「本日おすすめの旬のメニュー」の紙から3品いただいてみた。
 
上の写真はぷりぷりと新鮮なツブ貝ががたっぷり入っていた豆苗炒め。
 
頼んで良かった薬膳スープ。じわじわおいしい。 頼んで良かった……と心から思ったのが、この薬膳スープ。
 
webサイトには「6月より提供開始」とあったから、フライング的にいただけたものだったのであるらしく?
 
広東料理の真髄は例湯(本日のスープ)にあり。
サービスで付く無料のラーメンスープで済ませてしまっては、「いつまでも、いつまでも真の食通にはなれません」と発信続けた成果がようやく実を結び、多くのご注文をいただいています。
 
なんて公式サイトに記されているだけあっての自慢のスープ、干しいちじくが入っているのかと思いきや、生の果実がごろごろ入っていて、それ以上に豚肉もたっぷり。いくつかのかけらには軟骨も入っていたから、これ、ソーキだったみたい。
 
私がよく飲む船橋「旬輝」の薬膳スープにも似た、あとは火鍋とか参鶏湯とかの方向のちょっと渋かったり苦かったりする漢方系の食材も入っていて、なんとも滋味深い味で。
 
とはいえ、頻繁に飲み付けているものでもないものだから、なんていうか"正解の味"(こういうのがおいしい、みたいな)が解らない私たちだったわけだけど、このスープ、アツアツの状態よりはいくらか冷めていった時の方がいちじくの甘さが強く出てきておいしいなと思った。
 
じわじわと「あれ?おいしい、これ、おいしい」という感じでレンゲが止まらなくなってくる不思議なスープ。ベースもちゃんとしているからこれだけ美味しいのだろうな、きっと。
 
ふわっとした衣のえび包み揚げも美味。 春巻の皮ではなく、もっとふわっと軽い皮で包まれて揚げられたえび包み揚げも期待以上に美味しくて。
 
もう海老がぎゅうぎゅうに詰まっている感じで、とても贅沢。
 
メニューには種類は少ないけれど、海老蒸し餃子、春巻、焼売、焼き餃子といった点心メニューも載っていた。
 
全体、グランドメニューはとても定番的な感じで、クラゲの和え物、蒸し鶏、バンバンヂー、えびチリ、帆立のクリーム煮、酢豚に角煮に青椒肉絲という風で。
 
ひゃあ!というボリュームだった焼きそば(ぜんぶたべたよ) そして、パフェを食べた後にこれだったものだから、「ひゃあ!?」と小さな悲鳴を挙げることになった、ボリューミーな固ヤキソバ。
 
ランチで1人分でこの量ってなかなか……と笑ってしまいつつ、でも2人で全部食べきった。食べきれるくらいに、すごく美味しい焼きそばだった。
 
もやしたっぷり、大ぶりの海老や自家製叉焼が入った具の美味しさもさることながら、麺がカリカリに揚げられていて、終盤までずっとカリカリカリカリしてくれていて。
 
私は水気を吸ってしんなりした麺よりも、最後までカリカリな麺の方が好みだから、それがすごく嬉しかった。
 
で、食後は、徒歩圏内にある蔬「横浜橋通商店街」に。
 
昔ながらの個人商店が並ぶ風な、手頃な規模のアーケード街。事前に調べておいたお店をちょこちょこ覗いて、夕飯のお惣菜をいくらか買って。
 
玉緒さんがちょっと不思議なお買い物(メダカ……)をお花屋さんでしていたことに笑ってしまいつつ、夕方には帰宅することもできて。
 
地元駅からは傘が必要なくらいの雨になっていたけれどそれほどの降りでもなく寒くもなく。
おつかれさまでしたー。
空心菜のにんにく炒め
「美濃屋あられ製造本舗」の
 スモークピー柿
横浜橋通商店街「栃木屋惣菜店」の
 ポテトサラダ \150/100g
 アジ天 \120
伊勢佐木町「龍鳳」の
 お惣菜セット
横浜橋通商店街「和記食坊」の
 北京烤鴨(北京ダック) \1500
ビール(キリン SPRING VALLEY シルクエール<白>)
今日はだんなと2人の夕御飯、戦利品を色々並べての夕御飯。
 
せっかくの横浜だしと横浜駅でも少し買い物して、「ウイッシュボン」の夏の期間限定品「横濱レンガ通り トロピカルパイン」とか、「横濱ビア柿」の「美濃屋あられ製造本舗」の「スモークピー柿」も買ってきて、早速にスモークピー柿も食卓に。
 
「龍鳳」のお惣菜盛り。幸せ♪ 「龍鳳」さんで作ってもらった惣菜パックはこんな感じだった。
 
メニューと見比べたところによると、焼売(これはメニューやwebサイトにもはっきり「お持ち帰りできます」みたいな記述があった)と、蜜味叉焼(炭焼チャーシュウ)、白切鶏(蒸し鶏)、麻辣蔬菜(酢漬け野菜)のよう。
 
伊勢佐木町は日本のシュウマイ発祥の地。
初代が渡日して早一世紀、
かわらぬ美味しさを受け継いだ伝統の一品をご提供。
豚肉・長ネギ・干しエビ入りの大粒で、
餡のねりと包みの技でプリプリ感とふわっとした
おいしさを同時に実現しました。
贈って喜ばれ、頂いて嬉しい龍鳳のシュウマイ。
 
とのことで、このシュウマイがすごーく美味しかった。崎陽軒あたりはもう少ししっとり柔らかなのだけれど、このお店のは"むちむちぎゅうぎゅう"という感じ。塩味は控えめで優しい味だけれど旨味は濃厚で。
 
商店街で買ってきた北京ダックもおいしかった。 そしてお肉系おかずのもう1つが、2号店が伊勢佐木町にもあるらしい、「和記食坊」というお店の北京ダック。
 
店頭にずらりと色々お惣菜が売られていて、ここのが美味しそうだなと思って買ってきてみた。
 
並ぶパックには同じくらいのボリュームで650円の「薫鶏」もあったので悩んだのだけど、やっぱり鴨でしょ!ということで。
 
別添で甘じょっぱいタレもついてきた北京ダック、結局食べきってしまえるくらいに美味しかった。
 
それと、揚げ物がずらりと並んで美味しそうだった「栃木屋惣菜店」で、アジ天と素朴な風合いのポテトサラダも。
 
せめてもと空心菜だけは自分で炒めて、昼に続いて夜も美味しいものだらけの横浜ありがとうな1日だった。

2019年2月2日土曜日

横浜脱出、中華街

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「米八」の
 赤飯・栗おこわ・鯛おこわ
ほうれん草の味噌汁(アマノフーズ)
麦茶
昨夜、夜9時過ぎに帰ってきただんなが「エキナカでおこわが安かった」と朝御飯用に買ってきてくれた。
 
おこわ、3パックで1000円だったんですって。多分、これ、普段は1パック500円ほどで売ってるやつ。
赤飯と栗おこわと鯛おこわ、全て蒸籠で蒸してアツアツの美味しいのをいただいた。お供にアマノフーズの美味しい味噌汁。
 
そして今日は横浜で一日お遊びー。
横浜中華街「萬珍樓點心舗」にて
 海老蒸し餃子
 大根餅
 春巻
 牛肉ニンニク炒飯
 普洱茶
先日、池袋の10人脱出を一緒した友人から「横浜のこれもやってみたい」と言われて、今日は午前と午後のリアル脱出ゲーム2演目に挑戦ということに。
 
午前中は、我が家+その友人夫妻の5人で、1チーム6人定員の「最終兵器工場からの脱出」に。
 
結果は、非常に惜しいところまでいったのだけれど残念ながら脱出失敗。最後の最後のアレなやつをアレ的に解決できなかったという、非常にアレなタイムアップを迎えてしまったのだった。
 
で、脱出と脱出の間の2時間ほどでささっと昼御飯。
 
行ってみようと目指したお店があいにく休業中で、じゃあ安定感のあるあそこにと、「萬珍樓點心舗」に。
 
安定の美味しさ、萬珍樓點心舗にて私は牛肉ニンニク炒飯を。 点心3品を皆で分けつつ、あとは麺か炒飯を1人1皿しましょうということで、私は「牛肉ニンニク炒飯」を。
 
キクラゲどっさり、みじん切りの牛肉もどっさり。
そして写真からは伝わらない、鮮烈なにんにく風味。
 
こってり味で、非常に好みな味わいだった。
 
そして息子は横浜名物「サンマー麺」を。
 
円卓で隣に座っていたから、少し貰ってみたけれど、これもすごく美味しかった。
 
「秋刀魚」ではなく「生馬」なんですって。「肉もやし炒めあんかけラーメン」という感じのもの。味の方向としては、青椒肉絲がラーメンの上に乗ってる感じに近い?かな??
 
そして食後は「金陵」で予約していた焼味セットを受け取って、たまたま通りかかったとても好きな酒屋さん「一石屋酒店」で、探していた十九のBianconiglioと鳳凰美田の活性にごり、更に十九の酒粕も買えてしまったりして。
 
ああ、横浜中華街で寄るべき店が、1つ増えてしまったよ。
横浜中華街「鮮芋仙(MeetFresh)」にて
 豆花3号(あずき/ピーナッツ) \450
友人曰く、
「せりあさんせりあさん、すぐそこにね、芋仙ができてたんですよ」
だそう。
 
いもせん?と首を傾げれば、台北であちこちにあるチェーン豆花屋さんですって。知らなかった。
 
じゃあ次の脱出までちらっと食べに行ってみる?と、その「鮮芋仙(MeetFresh)」に向かい、私と友人と友人旦那の3人(だんなと息子はこれ系スイーツは興味なしと別行動)で台湾甘味を楽しんできた。
 
「鮮芋仙」にて、私はピーナッツと小豆が乗った豆花を。 私が頼んだのは、写真左手前、小豆とピーナッツが乗った豆花。
 
右手前は友人が頼んだ「仙草」(レンズ豆やタピオカが入ってる)、奥は友人旦那の頼んだ「芋園」。
 
この店には無かったけど、友人曰く、台湾店には仙草のあったかいのがあって、それがとても美味しいのだそう。
豆花も濃厚な豆腐に自然な甘さのシロップの口当たりが良くて、美味しかった。
 
なんでも「マロニエゲート銀座店」が期間限定でオープン中らしく。
今度は私も仙草にしてみたいな。交換して食べた仙草、苦くもなくて美味しかった。
横浜「崎陽軒本店 嘉宮」にて
 初霞コース \5400
 生ビールとか紹興酒とか
そして、その後は更に4人と合流して、9人で10人グループ挑戦の「古代遺跡エルドラドからの脱出」に参加。
 
これまでのどの10人脱出とも趣向が違っていて、トレジャーハンターとして遺跡の秘宝を探しに行くという、インディジョーンズ的なノリの楽しいものだった。
が、私、今日はいまいち体調が宜しくなくて頭がボーッとしていたうえにだんなまで不調だったらしく、気付くべきところになかなか気付けなかったり、途中の謎にえらいこと時間がかかってしまったり。
 
あと5分余裕があったらもうちょっとなんとかなったかもしれないけれど、残念ながらこれもクリアできなかった。
最近、脱出成功率が低いね……寄る年波かなぁ……。
 
んで、夕飯は午前中からのメンバー+午後合流組からSちゃんと一緒に(女3人が高校時代からの友人という組み合わせ)祝勝会ならぬ反省会。
 
中華街は昼に歩いたしというのと、息子があんまり中華街が好きでない(行くと具合悪くなるんですって)ということから、夜は横浜駅に移動して、駅前の崎陽軒本店にある中華料理店「嘉宮」に行ってきた。
 
で、皆で、コース料理の「初霞(はつがすみ)」を。
 
  • 前菜盛り合わせ 銘々盛り
  • 旬の生海苔と甲州健味鶏のフカヒレスープ 
  • シウマイ発売90周年 崎陽軒シウマイ食べ比べ(昔ながらのシウマイ・特製シウマイ)
  • 冬野菜と海老すり身包みズワイ蟹肉・バナメイ海老のソテー 牡丹雪仕立て
  • ミネラルたっぷり神奈川産やまゆりポーク角煮のやわらか紅麹煮 熱々壷焼き
  • 春菊と中国サラミ 神奈川産恵寿卵の炒飯
  • リンゴのプディング カスタード風味
 
という内容で、ボリュームもしっかり。お腹一杯になる満足な内容だった。
 
一口サイズの品々が美しく盛られた前菜から。 一番最初に「突き出し」でピーカンナッツの飴炊きとザーサイの小皿がやってきて、その後にこの前菜盛りが。
 
自家製がんもどきのわさびマヨネーズ、窯焼きチャーシュー、くらげの冷菜、紫芋の練り物、スモークダック……だったかな?
 
紫芋が鮮烈な色合いで、とっても綺麗。チャーシューとダックは5倍量いただきたいくらいに美味しかった。
 
好みでお酢を入れていただく生海苔たっぷりのフカヒレスープがやってきて、その後に崎陽軒と言えば!の「シウマイ」。
 
ちょっと小ぶりの「昔ながらのシウマイ」が2個と、特製シウマイ1個が、ミニ蒸籠に入って銘々にやってくるというのがなんだか可愛い。
 
安定感のある「あの味」そのままで、「ああ、特製ってやっぱり味が濃いね」「海鮮の味が濃い感じ?」と皆でもぐもぐ。
 
なんでも、この崎陽軒ビル地階のレストランの「ランチバイキング」では、平日は2000円、週末は2300円(週末はワイン飲み放題付き)でシウマイも食べ放題対象なのだとか。
 
そして、どーんと大皿盛りでやってきた後、取り分けて出してくださったのが、バナメイ海老のソテー、今日の一番上の写真。
 
びっくりするほど大きな海老に、野菜もたっぷり、上にこんもり盛られているのは揚げたごぼう。ポップコーンみたいに散らされた可愛い白い粒々は揚げたお米?かな??
 
これがこのお店の名物らしい、角煮のやわらか壷焼き。 そして、1人1壷。
 
「ミネラルたっぷり神奈川産やまゆりポーク角煮のやわらか紅麹煮 熱々壷焼き」はこのお店の名物の1つなんですって。
 
赤さは紅麹の色なので特段辛いということもなく、とろみたっぷりなのでスープというよりは、「煮物」。
 
お玉と碗とレンゲがついてくるので、適宜すくっていただいて。
 
とろっと煮えた豚肉と、里芋かな、ねっとりとした大きなお芋、他にも色々野菜ときのこが。
 
腸詰の旨味たっぷりの、春菊の風味な爽やかな炒飯もいただけば、すっかりお腹一杯になった。
 
どの料理も美味しくて、大満足。
 
コースの〆は、中華風のりんごプリンでした。 そして最後はぷるぷる食感のりんごのプリン。
 
すごーく高級なフルーチェを食べているような、そんな感じの口当たり。
 
話も弾んで、楽しかった。
ああ、これで、脱出さえ成功していれば最高だったのにねえ……。
 
おつかれさまでした!

2019年1月29日火曜日

焼味、観劇、福岡土産

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「セブンプレミアム」の生チョコクリームコロネ
カフェオレ
今日はだんな、福岡に弾丸日帰り出張。
 
「無理に全部買おうとしなくて良いからね!」「買えるだけで良いから!」と、こちらで入手困難なお菓子諸々の店舗情報をだんなに渡し、朝6時のバスに乗るだんなを見送った。朝食は空港で万かつサンドを買って食べるんですって。
 
私も今日はお出かけで、ぱぱっと済ませたのはヨーカドーで買ってきたチョココロネ。これ、チョコが濃厚で、けっこうお気に入り。
 
息子もまたお出かけだそうで、息子にもチョココロネと、彼にはコーンパンも用意してやった。
横浜中華街「同發」にて
 香港式午餐 \860
 杏仁凍豆腐 \400
今日は横浜のKAATで午後から一人観劇。
 
じゃあ中華街にも寄ろうかな、さらっと食べられるランチ、どこか無いかなと調べたら、焼味の老舗「同發」本館で平日昼間のみに提供されている「香港式午餐」がとっても美味しそう。
 
本日のスープ・おかず1品・季節の野菜炒め・ご飯(お替りサービス)・お新香がセットになって860円。お値段も手頃。
 
おかずの選択肢は
叉焼、叉焼&焼肉、焼肉(皮付き豚バラ肉の焼物)、滷味(モツ盛合せ)、白切鶏(蒸し鶏)、特製貝柱入り揚げシュウマイ、本日の日替わり(揚げ豆腐と豚肉のうま煮)
と、これまた魅力的なのだった。
 
横浜中華街「同發本店」にて、香港式午餐。ああ幸せ。 無料のお茶はジャスミンティー。
 
ああしまったなご飯を軽くにしてもらうのを忘れていたぞと、軽く山盛りになったご飯茶碗を見て困ってしまったのだけど、おかずが美味しかったのでさらっと全部食べられた。
 
やっぱりこれよねと、私は「叉焼&焼肉」の2種盛りで。滷味も白切鶏も魅力的だったけど、豚を焼いたのが今日は恋しい気分だった。
 
スープは卵入り、小さく切った冬瓜が入っているもの。漬物は白菜の塩揉みっぽいもの(辣白菜ではなく)。
 
焼味は香菜と白髪葱が添えられていて、もうちょっと沢山食べたくなってしまった。さすが老舗、安定の美味しさ。
 
見た目普通な杏仁豆腐もすごく美味しかったのでした。 時間もあるしデザートも食べたいなあと、杏仁豆腐を追加注文。
 
シロップの中に菱形の杏仁豆腐が沈むタイプので、上にはあるあるなフルーツカクテルが飾られて。
 
あらこれはハズレだったかなと一瞬思ったけど、これがとても美味しかった。適度に歯ごたえがある豆腐はでも口の中でくしゅりと溶けるし、シロップもほのかに杏仁風味だし。いわゆる"アーモンドエッセンス"風味な杏仁豆腐じゃなくて、ちゃんと杏仁の香りがする、甘さも風味も優しい杏仁豆腐だった。
 
ああこれは食べて良かったな。幸せ。
 
「同發」の持ち帰り焼味メニュー、その1。 そしてこの店では店頭で持ち帰り用の焼味も販売しているわけで、備忘録がてら、写真を撮ってみたり。
 
安くはないけれど、臆するほどには高くない。
「〇〇を200gください」って感じに、けっこう気軽に頼めます。
 
「同發」の持ち帰り焼味メニュー、その2。 こちらはモツなどの煮込み系。豚子袋があるのがちょっと珍しいかも。
 
で、私はついムラムラしてしまって、大好物のトリッパ(金錢牛肚)を買ってしまったのだった。1塊いただいて1300円くらい。
 
あとは同發ランチ記念(?)に明日の朝食用の肉まん(肉包)買って、黒胡麻あんまん(麻蓉包)買って、おやつの中華菓子も少しばかり。
 
あとは観劇前に用事を済ませようと、いつもの「頂好食品」で油条をがっさー買って(冷凍して使いたい時に使うのよ)、今週末にまた中華街に来るので、その時用に「金陵」の焼味盛りを予約。
 
横浜中華街「金陵」のお品書き。ここが一番高いんだけどね……(でも美味しいんだよ……) 金陵、こうして見るとやっぱりお高いのだけど、盛り合わせを頼むと大変にみちみちに詰めてくれるし、腸詰とか焼レバーあたりもしみじみ美味しい。
 
でもなんと言っても「焼鴨(焼きあひる)」が素晴らしい。
 
油条の袋や肉まんの袋やらで微妙に大荷物になってしまいながら、そうして私は劇場に向かったのだった。
 
で、観てきたのは「悪魔と天使」。
 
「手塚治虫 生誕90周年を記念して、幻の作品『ダスト8』が舞台で蘇る」ですって。
 
ヒロイン役は観月ありさ、そのパートナー役に白石隼也(仮面ライダーウィザードの人だね←調べてわかったやつ……)。
更に、佐藤B作、高島礼子、野村宏伸、黒川智花……と、私でも知ってる名前が沢山出ていて、そして招待券と言って良い、無料のチケット(9500円の席だった……)が貰えてしまい。
 
色々楽しみにして伺ったのだけど、これがもう……びっくりするほど面白くなかった。
ここ5年の観劇経験の5指に入る勢いでつまらなくて、「あ、あれぇ……??」と。
 
まず、原作がどこいった状態。
子供の頃、毎年夏と冬に遊びに行っていた従兄弟の家に手塚治虫全集があったから、書籍化されている手塚治虫作品は確実に全部読んでいる。特に好きな話は何度も読んだ(『火の鳥』『バンパイヤ』『0マン』『どろろ』あたりが好きだった)。劇を見ていて「え?こんな話あったっけ?え?」という感じで。帰宅してあらすじを見返したら、やっぱり全然違ってた。エッセンスだけは使ったけど……という感じ。
 
オムニバス形式で比較的シンプルだったはずの原作の登場人物、1人1人にドラマや関係性を持たせようとした挙げ句にガチャガチャな感じになって「え、その心境の変化はどこで起こったし??」と登場人物に共感できなくなるわ、場面転換が多すぎて大道具がごろんごろん目障りだわ。
 
そも、原作が打ち切り未完で単行本化にあたって無理矢理風呂敷たたんだみたいなラストだったところを、整合性持たせようとして感動のスパイス加えようとして、ああ、もう……大惨事……みたいな。
 
役者さんたちの表現力は素晴らしかったけど(特に往年の女優を演じた高島礼子のオーラがすごかった……立つだけで空気変わる……観月ありさもすごかったけども……)、衝撃のラストと言うほどには衝撃でもなかったし、綺麗にまとめようとした結果「結局夢オチなのかーい!」みたいな微妙な読後感的あれそれ……。
 
無料チケットが出回ってしまうのも納得のお話で。
この舞台、大阪に名古屋にと3月まで続くらしいのだけど……どうなんだろう。
 
私は観劇すること自体がけっこう好きなのだけど(役者さんが舞台の上で表現するその姿が美しい、と思う)、とても久しぶりにその"好き"を越えるレベルで「なんか、すごいつまらないものを見てしまったぞ」という感想になってしまったのだった。
 
こちらは「重慶飯店」の焼味リスト。ここにも色々ありますよ。 劇場を出れば、息子から「今日は家で夕飯食べるよ」と連絡が入っていて。
 
一人飯だったら昼に買ったトリッパとあと蒸し物でも1つ買って帰ろうと思っていたところ、そういうことならとJR駅に向かう途中にあった「重慶飯店」の「本館売店」に寄ってみた。
 
通りかかるまで知らなかったのだけれど、ここにも焼味が色々あって、カウンターで売られていた豚足が1パック400円でけっこうな良い盛りで。
 
息子が好きなのは、私が昼に食べた叉焼と焼肉だろうなとそれを包んでもらい、ついでに「若鶏の醤油煮」も200g。
 
このお店、「焼き物セット」が2000円から5000円まであるんですって。綺麗に盛られていて、これも使い勝手が良さそうだなと思ったのだった。
「重慶飯店」の
 皮付き焼き豚
 チャーシュー
 若鶏の醤油煮
 豚足
「同發」の
 金錢牛肚
ピェンローの残り(ラスト)
豆腐のきのこあんかけの残り
ビール(サッポロ 銀座ライオンスペシャル)
そういうわけで、昼も夜も似た感じになったけれど、今日は中華の肉盛りを満喫の日ということで。
 
「重慶飯店」の豚足。1パック400円でした。 「重慶飯店」の叉焼と焼肉も、申し分なく美味しかった。ビール飲み飲み、あれこれつまむ。
 
豚足はこんな感じ。→
 
台湾で食べたのは、ふわっとろっで色も味も濃くてすさまじく美味しかったけど、これもお総菜としては充分優秀で。
 
今日は1本だけ、レンジでチンして齧り付いたけど、残り(明日は外食予定だから明後日に続きかな……)は蒸してみたら美味しいかな。
 
「同發」のトリッパ、金錢牛肚。美しいです。 トリッパも少しだけ自分用に盛りつけてみた。
 
醤油だれがビニール袋に添付され、でもつけなくても充分に味がある。
 
葱やきゅうりと和えたりしても絶対美味しい。これは良いな、塊購入が癖になりそう。
 
そして残念ながらだんなの帰宅は日付が変わる頃で、この美味しい焼味を口にするのは明日以降ということに。
 
だんなの福岡出張土産。福岡関係無いのがいくつかあるけども。 嬉しいことに、「頼まれもの、全部買えたよ!」と、巨大な紙袋をぶら下げて帰ってきた。
 
時々東京にも催事で来る「ヴィザヴィ」の「特撰バターケーキ」と、関西の他は福岡にしかショップが無い高級ポッキー「Baton d'or」の季節限定ブラックティーとアップルカルヴァドス(あとリッチストロベリーも)。
 
そして関東では販売のない「タカキベーカリー」の「ピープ」と「フーフー(みるく)」。食べるのたのしみー!ばんざーい!だんなに感謝ー!

2018年3月30日金曜日

横浜KURANDで日本酒を

「pointage」の
 パン・オ・ショコラ \250
ヨーグルト(バニラヨーグルト 黄金桃)
アイスカフェオレ
今日の朝食は、昨日に続いて麻布十番「pointage」のパン・オ・ショコラ。
 
クロワッサンが美味しかったからこちらも期待していたけれど、やっぱり良い感じに美味しかった。
 
若干フカッとした食感のパン生地は、クロワッサンのものほどバターたっぷりのぱさぱさという感じのものではなく、若干しっとりめ(1日日付が経ったからかもしれないけれど)。
 
チョコの量と味も文句なしなもので、幸せな美味しさだった。
 
今朝のヨーグルトは、「バニラヨーグルト 信州産 黄金桃」という、ちょっと不思議なもの。わざとらしくない桃味で、これもなかなか。
横浜「横浜飲み比べ横丁」にて
 日本酒いろいろ
 おつまみいろいろ
今日は横浜でだんなと2人、お酒飲み放題に。
 
存在は知っていたけれど行ったことの無かった、「KURAND」という日本酒飲み放題のチェーン。
食べ物は提供せず、代わりに持ち込み料無しで持ち込み自由、セルフサービスで飲み放題、時間無制限。
 
私が知った頃の当初は立ち飲みスタイルだったはずだけど(それが嫌で行っていなかった)、最近は全店舗椅子を置いて着席式になったそうだ。
 
去年の年末、横浜に「横浜飲み比べ横丁」ができたそうで、それに合わせてクラウドファンディングサイト Makuakeで格安チケットが発売になっていた。それを買っていた次第。
 
横浜店舗は
 
全国各地から厳選した日本酒・梅酒・果実酒・焼酎300種類が、時間無制限定額3,000円(税別)で飲み比べし放題の呑兵衛のためのお酒のテーマパークです。都内を中心に人気を博す日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET」、梅酒・果実酒専門店「SHUGAR MARKET」、焼酎専門店「HAVESPI」がワンフロアに集約された集合型施設です。
 
とのことで、日本酒の他、果実酒と焼酎、生ビールも飲み放題。嬉しいね。
 
店内は、日本酒&焼酎エリアと、果実酒エリアに区切られていて、レジの脇から行き来が可能。
 
日本酒グラスはこんな感じにずらりと色々用意されていて、好みで替えつつ楽しむことができる。
 
焼酎や日本酒でカクテルもどうぞという感じに、ジュース類や麦茶、レモン、バジルなどの割り物の用意も様々ある。
 
買ってきたお総菜を盛りつける用の大皿や取り皿、箸なども揃っている至れり尽くせりぶりなのだった。ああ、確かにこれは便利だね。楽しいね。
 
日本酒は一番上の写真が大体全容。前後2段に並んでいるので、この視界に入るだけで90本くらい。他にお燗用に置かれた常温の酒とか、お店お勧めのお酒が氷に入っていたりで、大体100種類。
 
果実酒の方の冷蔵庫も、こんな感じにたいそう壮観だった。そちらはSHUGAR MARKETオリジナルのお酒もけっこうあるそうで。
 
場所がせっかく横浜だしということで、横浜中華街で大好きな焼味を予約して買ってきた。
 
残して持ち帰るの前提で、どーんとこの分量。
 
金陵」の、右側手前が「肉の盛り合わせ(小)」3200円、奥が「モツの盛り合わせ(大)」1750円。
 
その時あるもので内容は変わるみたいだけど、肉の盛り合わせには、チャーシュー、皮付焼豚、蒸し鶏、あひる、あとは牛胃袋、豚胃袋、豚タン、腸詰。
 
モツ盛り合わせには牛胃袋、豚胃袋、豚タン、腸詰の他に鶏肝(焼き鶏のレバー)、豚耳が入っていた。
 
鶏レバーが地味にとーっても美味しいのだけど、でもこれは、「肉盛り合わせ」を常に購入すれば幸せな状態、なのかしら。
肉盛り合わせは小サイズを頼んだけど、これ、大サイズだとどのくらいになってしまうんだろうねえ。
 
私が受け取りに行った午後3時過ぎには店頭にほとんど品は残っていなくて、この盛り合わせは予約必須なんだなと改めて思い知らされた。
 
あとは、お店近くの横浜高島屋の地下で買ってきたもの。
京都の漬け物屋さん「西利」の漬け物セット400円と、「美濃吉」の九条葱の玉子焼き550円。あとは中華街の八百屋で買ったきゅうりと香菜(ミニタッパーでマヨネーズも持参)。
 
笑っちゃうほどの料理をずらりと並べ、酒を注いでは飲んで、注いでは飲んで。たいそう楽しんできた。
 
メモによると、飲んだお酒はこんな感じ。
 
埼玉 滝澤酒造 CRAFT SPARKLING SAKE
埼玉 五十嵐酒造 天覧山生もと仕込み 純米吟醸 山田錦
兵庫 富久錦 Rice Wine Te-hajime (KURANDオリジナル)
岩手 喜久盛酒造 鬼剣舞 純米吟醸 おりがらみ 亀の尾
石川 数馬酒造 竹葉 能登のかすみ酒
埼玉 寒梅酒造 本醸造 槽前にごり生酒
オリジナルカクテル 初恋ラッシー
宮城 森民酒造 飲む和菓子 KURAYA 米
兵庫 西山酒造場 丹波ミルクリキュール(SHUGARオリジナル)
奈良 北岡本店 KURA CAFE ヨーグルトリキュール
奈良 北岡本店 北の牧場 もろみヨーグルト
兵庫 西山酒造場 丹波あずきミルクリキュール (未商品化品)
山形 秀鳳酒造 秀鳳 BEACH SIDE 純米吟醸
宮城 森民酒造 飲む和菓子 KURAYA 栗 w/アイスクリーム
オリジナルカクテル 日本酒サングリア(カルピス)
 
全体的に「あまり名の知られていない蔵の美味しいお酒の紹介」というスタンスのようで、馴染みの蔵名は秀鳳くらい、だったかな。その秀鳳もちょっと変わった方向のお酒が置いてあって。
 
KURANDオリジナルの「はじめての出会いを演出する日本酒」というコンセプトの「Te-hajime」が、乳酸菌系の酸味がある、低アルコールの甘酸っぱいお酒だったのが象徴するように、なんとなく全体的な方向は「女性向け」「飲みやすいもの」という方向のものが多かったように思う。
 
私やだんなが大好きな、どーんと米の味がするような方向があんまり無くて、酒米による飲み比べという趣向も無く。明らかに好みじゃない方向のお酒もいくらかあって、
「うううーん……打率4割、って感じかなあ……」
「いや、俺は3割5分って感じ……」
という最終的な感想だったりした。
 
なんだろう、「甘酸っぱい」以外の方向だと「淡麗辛口」に寄ってるのが多い感じ。まったりこってり系があんまり無い感じ。
 
この店は日本酒目当てというより、女子できゃっきゃしながら果実酒飲みに来る方が楽しめるかもしれないなあ、と思ったりした。
 
果実酒は基本ハズレは無い(と私は思ってる)し、カウンターでオリジナルカクテルを出したりもしてくれるから選択肢が更に広がる。
 
右は、たいそう美味しかったこの店オリジナルの「丹波ミルクリキュール」。
 
「全世界には、様々なミルクリキュールが存在しますが、保存料・着色料・添加物を一切使用していないミルクリキュールは世界初」だそうで、市販はしていないらしく、飲めるのはSHUGAR MARKETのみ。
 
すごーくクリアなミルク味で、でもちゃんとお酒。大人なシェイク、という感じかな。たまらなく美味しかった。
 
最後は果実酒コーナーでアイスクリームを貰って、そこに栗リキュールをかけてもぐもぐ。
だんなもキャラメルリキュールをかけたり苺リキュールをかけたり、最後だけは果実酒コーナーを満喫していた。

2016年7月3日日曜日

雪花氷と焼味と

「GONTRAN CHERRIER」の
 ヴィエノワ ミルククリーム \190
 キッシュ サンフラワー \330
アイスカフェオレ
一昨日日本橋に出た時に、コレド室町の「GONTRAN CHERRIER」でパンを買ってきた。三越に寄るとつい「Johan」ばかりになりがちなので、たまには別のところで、と。
 
以前買って美味しかった、ミルククリームサンドのパン「ヴィエノワ」を1人1本と、あとはだんなにキッシュとか、息子にメロンパンとか、私は「キッシュサンフラワー」。
 
キッシュサンフラワーは、ひまわりをイメージしたパン……というか、キッシュ?タルト生地にオレンジ風味のカスタードとアーモンドクリームというやや重めな甘さ濃厚な組み合わせに、スライスパイナップルのトッピング。
 
値段が良いだけあって、たいそうリッチな味わいの食べ応えのあるパン(じゃなくてキッシュ)だった。
 
腹ごしらえしたところで、今日は息子の学校行事で神奈川方面におでかけー。
神奈川某所にて
 立田丼(香味ソース) \410
11時からの学校行事、間に昼食を摂る時間も設定されていたはずなのだけれど、諸事情で押してしまって結局食事は2時過ぎに。会場内の食堂で、ささっと昼御飯にした。
 
セルフサービスの食堂で、私は立田丼410円。タルタルソースと甘辛だれと香味ソースの3択……だったかな、香味ソースで。刻みキャベツとお新香も一緒に盛られていて、味噌汁は別料金。イベント中に貰ったペットボトルのお茶を飲みつつ、冷房効いた涼しいテーブル席でいただいた。
 
今日は気持ち悪いくらいに暑くて、移動中に具合が悪くなりそうなぐらいだったけど、場所によっては35度を超えたところもあったとか。もうもう大変……。
横浜中華街「翠亨邨茶寮」にて
 雪花氷(ミルク) \600
で、せっかく横浜方面に出てきたのだからと、帰りに中華街に寄ってお買い物。
 
「とりあえずお茶と焼き味」
「あー、横濱ビア柿売ってる土産物屋さんあるからそこも寄りたいわ」
「おばあの店の皮蛋は?」
「今日は要らない~」
と、馴染みの店だけ回る形で。
 
久しぶりの中華街は、またちょこちょこ様変わりしていて、なんだか似た感じの食べ放題のお店ばかりが増えていた。以前は食べ放題店はそう多くはなくて、値段も1人3000円以上のところが多かった記憶があるけれど、今は2000円以下のお店がやたらと多く、でもメニューはなんだか似た感じ。看板の雰囲気も似た感じ。
 
中華街、なんだか魅力が減る一方だねぇ……と、それでもお気に入りの店は消えてないのが嬉しくて、「金陵」で焼き物ちょこちょこ買ってきた。夕飯には早く、でも買い物するにはちょっと遅いというタイミングだったようで、店頭の品揃えはまばら。
 
お目当ての焼きアヒルも皮付き焼豚も売り切れで、これは残念と、残っていたチャーシューと豚タン、ハチノスを買ってきた。
 
台湾茶のお店「泰和商事」も諸事情あってお休み中とのことで、「シャッターの内側に伝票入れていってくれたら送料無料でお送りします」と張り紙があったので、500gの凍頂烏龍茶の申し込みを。
 
あまりにも暑くて他の店を覗く気にもなれなくて、よれよれと歩いていたところで「翠亨邨茶寮」の店頭で売られていた台湾風かき氷と目が合った。
 
あー雪花氷だ雪花氷だ、これ食べたい!と店頭に椅子があって座って食べられたこともあって、一休み。
 
残念ながらマンゴー味は売り切れだったので、ミルク味にしてみた。
 
ほの甘いミルク味の氷が削られて、トッピングはマンゴーソースと、凍らせたバナナ(だからちょっと色が悪いのね……)。
 
台湾で食べた、フリル状に綺麗に削られたかき氷とは食感が違っていて、泡雪のようなふわふわしたものだったのだけれど、それはそれで「かき氷とシャーベットの間」のような口当たりで良い感じ。
 
甘さも程よくて、とても有難い休憩になった。
スティックきゅうり・枝豆
横浜中華街「金陵」の
 チャーシュー
 豚タン
 ハチノス
横浜中華街「清風楼」の
 シウマイ
ご飯
ビール(サッポロクラシック)
もーダメ、喉渇いた、今の私は350缶2缶飲み干すのも辞さない勢い!……と言いつつ帰宅。そういうことならロング缶買って帰れば良いんじゃね?と、地元のコンビニで「サッポロクラシック」のロング缶を買って帰ってきた。
 
まずはお風呂でしょと、とっとと入浴済ませて、焼味切って、焼売温めての簡単夕御飯。買ってきた焼味が3種類と少なめだったので、「清風楼」の焼売も買って帰ってきたのだった。
 
おかずが足りないからどっかで焼売でも買わない?と私が言い、焼売だったらそこの店のが美味しいよとだんなが勧めてくれたのが「清風楼」。みっちりと肉肉した重量感のある焼売(品名は「シウマイ」)で、肉汁たっぷり。初めて食べたけど、すごく美味しかった。ちなみに12個入りの箱が1720円。
 
焼味は、チャーシューが100g560円、豚タンとハチノスは100g440円。
 
品揃えが良いときは、「モツ盛合せ」で豚耳、豚の胃袋なども一緒に盛ってもらえるのだけれど、今回は単品の方が安いですよと適当に切ってもらってきたのだった。
 
チャーシューの美味しさは既に重々知っていたけれど、今日うっとりしたのはモツの美味しさ。タンもハチノスもたいそう柔らかくて、しっとりプリプリとした食感。
 
臭みも全くなくて、このボリュームの肉盛合せ、外食だったら3000円以上してしまいそうなものだけれど、これが1500円程度というのも幸せだった。
 
次回はぜひぜひ、モツ盛合せを買ってきたいな。
横浜中華街は、訪れるたびに好みじゃない方向に変貌していってしまっているけれど、馴染みの店を応援するためにも、また行かなくちゃ。

2015年2月14日土曜日

横浜で飲茶バイキング!

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
チョコレートいろいろ
カフェオレ
今日は土曜日、14日の今日はバレンタインデー。
 
息子は一日、夜までお出かけだそうで(あいにくデートなどという色っぽいものではないそうで)、じゃあ私とだんなはデートしますか、と。ちょうど気になる期間限定飲茶バイキングが横浜で開催されると聞いていたので、予約を入れてみた。横浜デート♪
 
で、昼御飯を早めに摂る予定にしていたので、朝御飯はごくごく軽く「チョコレートとコーヒー」という感じで。
 
だんなの戦利品、今年は随分少なかったらしい。それでも「○○さんと××さんと、あと課の女性陣に貰ったー」と昨夜、美味しそうなチョコを数箱抱えて帰宅したのだった。そりゃ、仕事絡みのチョコレートなんて、特段お世話になっているか仲良しかでないと、チョコなど贈りたくないものだし。私も会社務めをしていた頃は、バレンタインデーが週末にかかると「ラッキー♪」と思ったものだったなぁと思い出したりした。
 
「良かったじゃん、それでも貰えたんだから」
と、私からの「本命チョコ」はイタリア、トスカーナのメーカー「AMEDEI」のカカオ産地別タブレット。
 
お洒落なフレーバーのトリュフだのガナッシュだのプラリネだのよりは、ビター味のシンプル味タブレットを好むだんななので、そんな方向で探してみた。地味方向なアイテムだから華やかなトリュフ系に比べると選択肢があまり無いし、メーカーの国によっては「あ、これ出張の時に空港にあったよー」なんて言われてしまいそうだから、「だんなが出張で行ったことのない国で」という制約もつけたらイタリアのかなと。
 
ちなみに息子の分はカルディコーヒーファームで、手頃なやつを買ってきた(←義理感満載)。
 
で、そんな「戦利品」のお相伴に預かって、数粒もぐもぐ。
横浜ルミネ内 「ヴィレッジヴァンガード ダイナー」にて
 クリスピーオニオン&バーベキューバーガー \1080
 オニオンリング \380
 ジンジャーエール \200
そしていざいざ、横浜に移動。夕飯が早め(しかも食べ放題)なので、お昼はさらっと早めにしちゃいたい&ルミネ商品券が手元にあるのでこれを使ってしまいたいということで、向かったのは横浜ルミネ内の「ヴィレッジヴァンガード ダイナー」。
 
だんなも私も、
「なんか、がっつりした美味しいハンバーガー食べたいよねー」
という気分だったのだった。この選択肢なら絶対夕飯のメニューには重ならないし。
 
ポテトは要らない、でもオニオンリングは欲しい……と、ポテトセットではなく単品ハンバーガーにして、代わりにオニオンリングを別注文。しかも私が選んだハンバーガーは「クリスピーオニオン&バーベキューバーガー」。どれだけオニオンが好きなんだ私……という選択になった。
 
横浜ルミネ「ヴィレッジヴァンガード ダイナー」にて。相変わらずのボリュームです。 んで、どどーんとやってきました、このボリューム!
 
一番下にチーズ、バーベキューソースを添えたハンバーグと、「玉ねぎのかき揚げ」的な、サクサククリスピーな揚げ玉ねぎがどっさり。
 
そしてレタスもどっさり。
 
お洒落にフォークとナイフでいただくこともできるのだけど、卓上にはハンバーガー用の袋もちゃんと置かれている。
 
「やっぱりハンバーガーはこうやって食べないとね」
「こうしないと食べた気がしないよね」
と、ハンバーガーを上からぎゅうと押さえつつ袋に詰め込んで、両手で押さえて大口あけてかぶりついた。
 
甘めのいかにもなバーベキューソースと、カリッカリの揚げ玉ねぎのバランスが最高~。
 
なんでもヴィレッジヴァンガードダイナー、パーティーメニューがあるそうで。幕張新都心店以外の店舗で提供しているらしい。
 
料理はちょっと軽めの内容で、シーザーサラダ、ソーセージ、アボカドの冷製、照り焼き手羽先、ワッフルポテト、そしてミニバーガーといった内容で1980円。
 
でも特筆すべきは飲み放題メニューで、「外国ビール10種類飲みくらべ放題」が120分(LO30分前)1500円でいただけちゃうのだそう。いただいた案内チラシの写真が小さめでビール写真のロゴが判別しにくかったけど、確認できただけでコロナ、ヒューガルデンホワイト、ギネス、バスペールエール、バドワイザー。
 
コロナなんて、外食では700円くらい取られて当然なところ。
「え、飲んでいいのコロナ飲んでいいのヒューガルデンも飲んでいいの!?1500円で!?!?飲み放題!?!?!?」
と、驚きの私たちなのだった。いいなぁいいなぁ絶対行かなきゃ。
 
会計しながら「すごいお得ですねー」とお店の人に言ったら、
「皆さん喜んで4本くらいは飲んで行かれますねー」
だそうで。うん、飲むよね。それは飲むよね。
 
ちなみに外国ビールを含まない普通の「飲み放題」プランは1000円。生ビールとワイン、カクテル、ソフトドリンクが対象だそうで、これはこれでお得よね。
 
そして午後は中華街散策。
 
夕飯までに時間があるねと、移転してしまった「永楽製麺所」にレンタカーを借りて行ってみることにした。中華街散策と合わせて、中華街あたりでタイムシェアリングの車を借りて往復しようということに。まずは中華街で買い物済ませちゃおうと、馴染みの店をばばっと回ってきた。
 
まずは「金陵」。
 
「アヒル半羽とチャーシューと焼豚は200gずつお願いしまーす」
と、お気に入りの焼き物をざくざく切って包んでもらう。いつも通りに「……アヒル、頭つけていただけますか?」と小さくリクエスト。
 
「はい、頭、いいですよー」
と、いつものお兄さん(強面でほとんど笑わないからちょっと怖い)が頷いてくれたので、
「こないだこれでワンタンスープ取ったら絶品で」
「ねー、ワンタンにして良かったよね」
と話していたら、
「……手羽も入れときましょうか?」
とオマケにスープ用の手羽もおまけしてくれた。
 
で、金陵向かいの台湾茶のお店「泰和商事」にもちらっと寄り道。
 
お茶買う?いやまだストックあったよねここの、と話しながらお店の前に来たところで
「買わなくてもいいからお茶飲んでってー」
と促されて烏龍茶を一杯御馳走に。これから永楽の新店舗行くんですよーなんて話したら、「え、どこに今お店があるの!?」と超食いついてきたので、だんなと2人、iPhone立ち上げて説明することになったりして。
 
最近店頭で水餃子を売り始めたのだそうで、それもとても美味しそうだった。売り子をしていたおばちゃんのだんなさんが、レストランへの卸しもしている点心師さんなんだって。食べ放題の予定がなかったら店頭売りのを買って食べたいところだったのだけど、残念。
 
あとは「頂好食品」で、「冷凍しとくから、いっぱい買っておこう」と油条たくさんと、ついでに咸水角、なぜか売っていた長崎「蘇州林」の麻花兒も。
 
この、焼味、台湾茶、中華総菜の3店舗はジャンルも違うしお互い近いしで、毎度セットで寄ってしまうのだった。
 
そして予約したレンタカーのパーキングに向かいがてら、「泗興公司」でお買い物。
 
酒屋さん兼保存食屋さんといった風なお店なのだけど、いつも店番をしているおばあちゃんが何とも素敵で、私とだんなの間では「おばあの店」という名称になっている。ピータンとか、安くて良いものを勧めてくれるし、いろんなことを教えてくれる。今日は皮蛋6個とザーサイだけいただいていくつもりが、うっかり1.5kgサイズのメンマを勧められた。
 
「あのね、昨日入ったばかりのメンマで、前のは塩が強くてね。今度は塩、控えてもらったんだ。美味しいよ。入ったばかりだからね、常温で長く保つからね」
「ああ、そっちじゃないよ、そっちは古いの。古いの買っちゃダメだよ、こっちの新しいの持っていきなさい。明後日から値上げしちゃうからね、買うなら今だよ」
商売人としては古いものから売るべきでは……、と笑ってしまいつつ、他のお店で1kg1200円していた塩漬メンマが1.5kg1500円で買えたので良い買い物だったかな。息子がメンマ好きなので、美味しく調理してやろうと思う。
 
土曜の日中だというのに店頭の赤い引き戸は閉められていて、それをガラガラ開けて「ごめんくださーい」と入っていかないと買い物できない謎な店。商売っ気ないよねぇ……と思っていたけど、飲食店を相手にお酒などを卸しているお店みたいなのね。なるほど。
 
想定以上に「本気の買い物」をしてしまって、どうなの、これで麺まで買うって首締めそうじゃない……?と思いつつも、中華街から車で20分ほどの「永福拉麺」に向かった。最寄り駅は京急「弘明寺」駅だけど、そこから徒歩20分かバス利用と、なかなか不便な場所。こうして、中華街行きついでにレンタカーで往復するのがちょうど良さそうだ。
 
やってきました「永福拉麺」。思った以上に大きなお店! そういえば、今日オープンしているか確認しないで来ちゃったね……と話しつつ、カーナビに入れた住所を頼りに、向かってみたところ、なんなく見つけることができた。普通に営業してた。
 
「永福拉麺」、その前身は、横浜中華街に大きなお店を構えていた「永楽製麺所」。
 
千葉そごうにまで店舗を持つほどに手広く麺販売をしていたのだけど、2013年の秋に突然の事業停止(詳しくはこの記事に)。
 
今も横浜中華街の元店舗のビルには「永楽」の看板がかかったままで、でももう「永楽」の名前は使えなくなっちゃったのだそう。
 
最盛期には1日に万単位で打っていた麺も、今は店舗兼工場のこの場所で「ここで打って売るだけ」という感じになったみたいだけど、でも、お店のご主人も娘さんもお元気そうで何よりだった。
 
永福拉麺、麺販売コーナーはこんな感じ お店入って正面の販売コーナーはこんな感じ。
 
麺は永福麺、ちぢれ麺、タンメン、翡翠麺など5種類くらい。背後の常温棚には馴染みの揚げ麺もあった。
 
以前よりぐっと種類は少なくなったけど、焼売や中華まん、杏仁豆腐などの総菜類、ラーメンスープも複数売られている。
 
「ちゃんぽん麺が大好きだったんです。扱いはしてませんか?」
とだんなが聞いてみたところ、
「ちゃんぽん麺は機械が手回しで……汗、かくんですよねぇ~」
ですって。
 
2~3日前に言ってくださったら用意できます、とのことだったので、今度は予約してみようかな。今日は永福麺とタンメン、揚げ麺、スープをいただいてきた。
 
中華街に戻る前に、100円ショップ目当てに、弘明寺の駅近くの商店街にちらっと寄り道。
 
昔ながらの小売店が賑わっている、とても良い雰囲気の商店街だった。そして魅力的な酒屋に出会うことが出来た。「ほまれや酒舗」というお店。
 
店頭に詰まれた日本酒が種類豊富でなかなかすごいなと思ったら、店内冷蔵庫も魅力的な品揃え。棚をちらっと見ただんなが「作(ざく)があるー!」と喜んでいる。冷蔵ケース、一番下には古酒が並んでいて、「古酒だ、古酒、古酒」とだんなが這いつくばってラベルを確認していた。このお店、自家製古酒を仕込んでいるらしい。
 
ここで荷物を増やすのは危険と知りつつ、結局4合瓶2本をお買い上げ。
静岡 根上酒造店 金明 特別純米 雄町
京都 木下酒造 玉川「手つけず原酒」 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石米
 
……で、中華街に戻ってきたのだけど、もう「この荷物持って移動するの、無理じゃね?」という荷物量に。最後に「大珍樓」の売店にだけ寄って、中華まんを数種類購入して終わりにした。ほんとは黒胡麻のあんまんをどこかで買いたかったのだけど、断念。
横浜ベイシェラトンホテル 「彩龍」にて
 香港的ナイト飲茶バイキング \6480
 フリードリンク \1200
横浜駅に戻ってきたところで、荷物は早々に夕食予定のホテルで預かってもらうことにして、身軽になって駅周辺でお買い物したり、休憩のお茶をしたり。
 
そして時間になるのを待って伺ったのは、駅前の横浜ベイシェラトンホテル内の「中国料理 彩龍」。
 
今年1月から2月末にかけて、「冬の香港フェア」開催とのこと。
 
知らなかったのだけど、今のこのホテルの中国料理総料理長は元ウェスティンホテル東京「龍天門」の料理長、陳啓明さんなのだそう。香港から旧知の李潤添氏を招聘して、期間限定フェアを開催……ということで、そのプランの一つが「香港的ナイト飲茶バイキング」。この記事を見て、これは絶対行かなきゃと思ったのだった。
 
飲茶バイキング、何がすごいってメニュー数がすごい。選べるメニュー数は、なんと114種類!(見づらいけれどメニュー画像はこちら
 
しかも、「飲み放題プラン」があって、これがたったの1200円。飲み放題の対象は瓶ビール(キリンのみ)、紹興酒、ワイン赤白、キール、カシスウーロン、カシスオレンジ、ジュース(オレンジ・グレープフルーツ・アップル)、アイス中国茶(烏龍)、ホット中国茶(鉄観音・ジャスミン・プーアル)。
 
生ビール一杯だけ貰って、あとはお茶にしておこうか?などと事前にだんなと相談していたのだけど、そういうことなら飲み放題の方が絶対良いねと、最初に瓶ビールを半分こ、その後は紹興酒(すごい飲んだ……3合以上は飲んだ……)からの、プーアル茶で締め。食べ物も飲み物も存分に味わいました。幸せだったー!
 
頼んだものはこんな感じ。
 
  • 086 ピータンと塩玉子の中国テリーヌ
  • 037 焼き大根餅のXO醤風味
  • 006 干し貝柱入り焼売
  • 002 海老蒸し餃子×2
  • 012 スペアリブの黒豆蒸し
  • 016 ハチノスの味噌風味蒸し
  • 005 小籠包
  • 097 本日の千葉県産中国野菜のアッサリ炒め
  • 080 豚バラ肉の湯引き大蒜ソース(蒜泥雲白肉)
  • 032 五目餡の白玉揚げ(咸水角)
  • 079 チャーシュー
  • 088 シャキシャキきゅうりのガーリック和え
  • 003 ツバメの巣入りスープ餃子×2
  • 110 中国腸詰と鶏肉の蒸しご飯
  • 113 担々麺(温)
  • 024 チャーシュウパイ
  • 067 木桶入り杏仁豆腐
  • 068 グレープフルーツと果物のスイーツ(楊子甜甘露)
  • 064 白玉と黒タピオカの黒胡麻しるこ
  • 075 金魚のマンゴープリン
 
メニューにはアラカルトでの価格も併記されていたから記載がてら思わず計算してしまったら、23320円分食べていたみたい。
 
何が嬉しいって、「龍天門」のあの名物担々麺がいただけたこと(今日の一番上の写真)。
 
麺だけが、固め細めの香港麺使用だったけど、でも白いスープにラー油と葱のコントラスト、胡桃の香りのこっくりしたスープは、まさにあの担々麺だった。
 
他の料理も全て、期待していたけど期待以上に美味しかった。
 
横浜ベイシェラトン「香港的ナイト飲茶バイキング」、皮蛋と塩玉子のテリーヌ。斬新な美味しさ♪ 一品目に頼んで、予想外の美味しさにびっくりしたのがこの「テリーヌ」。
 
皮蛋と塩玉子が形を残してモザイク模様のような層になり、外見もたいそう綺麗。
 
白い部分は卵の白身がベースなのかなと思ったけれど、魚のすり身のようなかまぼこ的ねちもち感があってなんだか不思議な感じ。
 
「ごめん!どうしてもこれが気になる!」……と、だんなが皮蛋がそう好みではないのを知りつつ注文したのだけど、だんなも「これは美味しい!」と食べていた。
 
横浜ベイシェラトン「香港的ナイト飲茶バイキング」、スペアリブの豆鼓蒸しも外せないよね 期待通りのこってりこっくり味のスペアリブ。
 
一品料理の蒸し物もこのサイズで来てくれたから、随分色々楽しめた。
 
ハチノスも、下処理しっかりでこっくりだけど上品な味わい。
 
小籠包に海老蒸し餃子、咸水角、伝統的な点心は奇をてらわない「昔ながらの」といった風で、そこがまた良い感じ。どれも、香港の高級レストランで口にするレベルの美味しさだった。
 
横浜ベイシェラトン「香港的ナイト飲茶バイキング」にて、やっぱり食べておかないとねのツバメの巣入りスープ餃子! ぶっちゃけ、「ツバメの巣」にはそれほどの愛はないのだけど、1皿3850円と思うとやっぱり食べておきたかな……と、「ツバメの巣入りスープ餃子」。
 
蓋つき容器にたっぷりのサイズの巨大餃子、澄んだ上質なスープを満たして、茶色いふわふわの燕の巣。
 
赤っぽいのは、どうやら「血燕窩」という種類だから……みたい。
 
「燕の巣の旨味」というやつは、未だに今ひとつわからなかったりするけど、でもスープは素晴らしく美味しかった。
 
ここは何もかも全部美味しいですね~。幸せです♪と注文ついでにお店の人に伝えたら、
「ご注文の仕方が素人さんではないなと思っておりました」
だそうで……。
 
何を頼んで何を頼まなかったらそんなフラグが立つのか、他のテーブルはどんな注文をしているのか、気になってしまった。
 
横浜ベイシェラトン「香港的ナイト飲茶バイキング」にて、調子に乗ってデザート注文しすぎた……。 美味しく楽しい時間はあっという間に過ぎて、デザートを注文するころにはラストオーダーのタイミング。
 
点心や麺の量からいってデザートも数品いけるでしょ、と、気になるところを頼んだのだけど(写真は全部1人で食べるつもりで頼みました、ええ)、これが普通に「バイキング分量」ではなく「お一人様分量」。……ぬかった。
 
手前が白玉とタピオカ入りの黒胡麻汁粉、左が木桶に固めた杏仁豆腐(別添でシロップとレモン)、右がいわゆる「楊枝甘露」。
 
"水ものたぷたぷ系"がこの量来てしまって、最後に回した黒胡麻汁粉の段でリミットを超えた満腹に……タピオカ、どうしても食べきれなかった。ごめんなさい。
 
ちなみにだんなは「金魚のマンゴープリン」を。これは他の数品と合わせてワゴンサービスで、目の前でサーブしてくれる。金魚は巨大な、30cmほどはあろうかというサイズのもの。
 
横から一口いただいたけど、果肉たっぷりでふるんふるんで、これまたとっっても美味しかった。
 
楊枝甘露も、グレープフルーツの他にロンガンやマンゴー果肉が入っていて、ココナッツ風味濃厚なもの。フルーツスープのような感じで期待以上。
 
帰りがけにすれ違ったフルサイズ金魚マンゴープリンを撮影! こちらは、退店時にちょうど見かけた、金魚マンゴープリン、フルサイズ。金魚というより……鯉???
 
金魚の奥には「ドライフルーツで飾ったライスケーキ」が。
 
これ、すごーく綺麗だったのだけど……なかなかこういうのは注文しにくい(デザートに至った段階の胃袋の容量的に)のよね。
 
「中国風焼きういろう」とか「蓮の実の胡麻揚げ団子」とか、「冷たくて甘酸っぱくてぷるぷるしている」系じゃない中華デザートも色々試してみたいのだけど、そこまで余力がない私はまだまだ素人だと思う。
 
そうそうこのお店、このフェア以外にも、日曜&祝日のディナータイム限定で「ホリデーオーダーバイキング」開催中なのだそう。約50種類のグランドメニューから全てのメニューが食べ放題で大人6480円。
 
それは……それも、やっぱりけっこうお得かも。
人数集めて、わーっと皆で食べに行きたい感じ。
 
ともあれ今日はもう、水すら飲むのもちょっと無理……という久しぶりの「動けないほどお腹いっぱい」な状況になり果てて、よろよろと帰宅した。中華街の美味しいお土産もたくさん。良いバレンタインデーでした♪

2014年5月3日土曜日

中華街で台湾料理

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ピザトースト
カフェオレ
2年間のだんなの単身赴任、やっと終了。
 
大阪での諸々の最後の用事を片付けただんなが昨夜遅くに帰ってきて、引っ越し荷物は明日の日曜にどかんと我が家に届く予定。
 
今日は一日、家族で外遊び。横浜スタジアムで今日明日開催の「進撃の巨人×リアル脱出ゲーム ある城塞都市からの脱出」に参加すべく、早めに起きて朝食を摂った。
 
イベント後の遅めの昼御飯になりそうだからと、用意したのはピザトースト。
 
自家製トマトソースをたっぷり使って、あとは玉ねぎとピーマン、そしてベーコン代わりにスライスウィンナー。食パン3枚を魚焼きグリルで焼くのはスペース的にちょっと難しいので、久しぶりに電気オーブンを余熱してパンを焼いた。綺麗に焼けるけど、時間かかるのよね、電気オーブン……。
 
できれば自家製ヨーグルトも出したいところだったけれど、こたつを片付けてしまった今、半日程度では固まってくれず、固まるまでには丸2日くらいかかる感じ。昨日の朝に仕込んだはずのヨーグルトが今朝にはまだ固まっていなくて、「まだダメかー」と食卓には出せなかったのだった。残念。
横浜中華街「秀味園」にて
 台湾風煮こんだつまみ \1000
 チャーシュー \1000
 空心菜炒め \1180
 魯肉飯 \500
 マーボー豆腐+チャーハンセット \900
 生ビール 4×\500
 コーラ 2×\250
で、初日の今日を皮切りに、全国の野球場を巡るリアル脱出ゲームの初回公演に参加。
 
グループ攻略ではない個人戦は久しぶりだし、球場が舞台なのも久しぶり。まして好きな「進撃の巨人」コラボとあって、熱くなった……けど、会場が、実際、とんでもなく暑かった。直射日光、浴びまくり。
 
顔にこそ日焼け止めをちゃんと塗ってはいたものの、腕だの首筋だのはノーガードで(しかも気温上がると聞いてたものだから、上着持参の半袖Tシャツ着用で)、焼けた焼けた。わたくし、春の紫外線の強さを舐めきっておりました。
 
謎自体はそれほど難易度高いというほどでもなかったのだけれど、色々な要因あって(運営側の不手際とかも、ちょびっと……)、残念ながら脱出失敗。ほんとに後一歩のところだっただけに、かなり残念。なかなか簡単には脱出させてもらえないのよね……。
 
で、祝勝会ではなく残念会になってしまったのだけれど、打ち上げはハマスタからすぐの横浜中華街に移動して、何度か入ったことのある台湾料理屋さん「秀味園」へ。
 
魯肉飯を食べよう!ということだったけど、私は魯肉飯よりむしろ「つまみとビール!」という気分だったので、魯肉飯はだんなからちらっと分けてもらうにとどめて、あれこれ一品料理をいただいた。
 
横浜中華街「秀味園」にて、空心菜炒め。どっさり! デジカメの設定が変になってしまっていたみたいで(鞄の中で勝手にダイヤルが変なところに回ってたらしい……)、あいにく写真がいまいち美味しそうじゃないのだけれど、これは空心菜炒め。
 
1180円という値段はなかなかのものだったけれど、その分、量が大変にどっさり!
 
そして、この店独特のちょっと変わったメニューが、その名も「台湾風煮こんだつまみ」(今日の一番上の写真)。
 
品名がまんまそれ、という、面白い品は、卵、手羽先、厚揚げ、豚の耳(ミミガー)、昆布、計5種類の煮込みの盛り合わせ。上に、ちょっと甘い味噌だれがかかっている。
 
なんというか、台湾の屋台の味を彷彿とさせる、おでんっぽい味の料理。
 
あとは、薄切りきゅうりと共にたんまり盛り合わされたチャーシューも1皿貰って、そのおかず3品で生ビール2杯、たいそう美味しくいただいた。
 
横浜中華街「秀味園」にて、名物魯肉飯は、こんな感じ。ちょっと独特。 で、だんながシメにと頼んだ名物魯肉飯は、こんな感じ。
 
一般的には、御飯は茶碗に軽く1杯、肉味噌を乗せただけのものが多いところ、このお店のは「どんぶり飯一杯」。
 
更に上には肉味噌(というほど味噌っぽくはないけど)と共に、角煮がどどんと数切れ。青菜と煮玉子も乗った、「これ一杯でお腹いっぱいだよ、他のもの食べられないよ!」というシロモノ、なのだった。
 
それほど味が濃いわけではないから、味的にはさらっと食べられるのだけれど、いかんせん、量がお若い人向けというか、なんというか。
 
なので、
「私、一口か二口でいいから、分けてくださいー」
とだんなにお願いして、横からちらっと貰ったのだった。うん、美味しいなー。なんというか「異国の味」。
 
折しも今日は「ザ よこはまパレード」なる国際仮装行列が日中6時間ほどにも渡って開催されているらしく、もとよりゴールデンウィークでもあるから中華街はたいそうな混雑。寄り道あれこれするのも億劫で、行きつけのお店だけをぱぱっと寄って帰宅した。
 
金陵」で焼きもの買って、「萬珍樓」で、そろそろ無くなるところだった香辣脆と、あと自分のおやつ用に月餅買って(だんなも息子も月餅はあまり好きじゃないそうなので)、あとは中華食材を扱うスーパーでものすごく安かった紹興酒や香辛料などをちらっと買ったところで早々に帰宅した。ゴールデンウィークの中華街は、歩くもんじゃないね……たいそうな混雑で、疲れた。
冷やし中華
「金陵」の
 焼きアヒル
 皮付き焼き豚
ビール(サッポロ黒ラベル)
かなり遅めの昼御飯をがっつりめにいただいたので、夕飯は軽くで良いねということに。
 
金陵」で焼き豚と焼きアヒルを買ってきたところだったので、「これを肴に、ビールで良いんじゃない?」と算段しつつ、息子はそれだけというわけにはいかないか……と、買い置きのラ王の冷やし中華を使って、豪華、「皮付き焼き豚」乗せ冷やし中華を用意してやることにした。
 
「どんぐらい食べたい?冷やし中華」
と息子に聞いたら
「1.5玉は食べたい!」
だそうなので、茹でたのは3玉。
 
錦糸玉子と千切りきゅうりと千切り焼き豚を用意して、息子に1.5玉、だんなに1玉、私に半玉、という感じでささっと支度。さすがラ王、乾麺だけれど割とちゃんと美味しくて、粘度のあるたれもちょっと不思議だけれどこれも悪くない。ちゃんと美味しい。
 
でも私とだんなの何よりの御馳走は、「焼きアヒル」。
 
ガラス張りの店頭の向こうに、もういかにも美味しそうな(んで実際、すんごく美味しい)チャーシューや焼きアヒルを吊して売っているこのお店、でもちょっと入りづらい雰囲気で、売り場が混んでいることはあまりない感じ。
 
1/4羽にしとく?それとも半羽?とだんなと相談しつつ、久しぶりに来たんだし半羽いっちゃおう!と、レジで「アヒル半羽と、あと焼き豚200g」と注文。いつも店頭に立っている髭のお兄ちゃんが、「頭、つけます?」と聞いてくれたから、全力で「ください!スープにします!」と頷いた。いつもいただけるとは限らない「アヒルの頭」が貰えて嬉しい私。ほんとに、まんま頭で、クチバシのところを中華包丁でザン!と落として、首から先を袋に入れてくれるから、なかなかすごい光景ではあるんだけど……でも、嬉しい。連休中にスープに加工しなきゃだな。
 
で、肉の部分も、骨ごと一口大にざっかざっか切ってくれて、プラスチックの容器にたっぷり2パック分で半羽。お会計は焼き豚と合わせて5000円ちょっとというところで、かなり贅沢なお買い物だったりした。……でも、美味しいし。他ではなかなか買えないし。かなり幸せ。
 
焦げないように、魚焼きグリルの余熱を使いながらアヒルも豚も温めて、ビール傍らにもぐもぐ。皮付き焼き豚は感動的なまでに皮がパリパリサクサクで、久しぶりに口にした変わらない美味しさにうっとりだった。脱出ゲームは残念だったけど、久しぶりの中華街の味を堪能できたので今日は満足。

2012年8月6日月曜日

謎解き&中華街

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「木村屋總本店」の
 カルピスクリームパン
 いちじくジャムパン
牛乳
「朝御飯……木村屋のあんぱんにする?」
「今の季節は、夏恒例のカルピスあんぱんが出てるはずだよ~」
「僕それ!カルピス!」
 
てな感じに盛り上がり、昨日銀座を歩いたついでに木村屋總本店に寄ってきた。ほらほらやっぱりあったよ、と、カルピスクリームパンを1人1個、あとは桜あんぱんとかチーズクリームあんぱんなどを各自好みで。私は好物のいちじくジャムパンを選んでみた。お供に牛乳。
 
恒例の甘酸っぱいカルピス味のパンは、パン生地のほのかな甘さとも良く似合っていて、「日本のパン特有の美味しさ」を凝縮したような感じだ。ねっとり濃厚な味わいのいちじくジャム入りのパンもこの季節ならではの品で、こちらも美味しくいただいた。やっぱり木村屋のパンは美味しいな~。
 
今日は朝から家族で一日お出かけ。謎解きと中華街で盛り沢山になる予定。
東京ドームシティ内 「こめらく」の
 あじなめろう茶漬け \850
 ウーロン茶 \100
最初に目指すは後楽園遊園地(今は「東京ドームシティ」と言うのよね)。
 
「リアル脱出ゲーム」のSCRAPが謎の監修をしたアトラクション、「ヱヴァンゲリヲン 消えたパイロットの謎 」への挑戦が目的だ。ちなみに2日後と4日後にも謎解き(脱出)のチケットを購入している。謎解き漬けの今年の夏休み。
 
このアトラクションは、遊園地内のイベントの一つということで、参加にはパスポートの購入が必要だった。こういう機会でもないと、もう息子連れて「家族で遊園地」という年でもないしね、と、せっかくなのでアトラクション攻略ついでに(攻略に「○○に乗れ」という要求もあったりした)遊園地のアトラクションを色々楽しんできた。
 
ウォータースライダーで体中びしょ濡れになったり、数年ぶりに観覧車乗ったり、あと、ルパン三世のRPG風アトラクションもなかなか楽しかった。今の遊園地は、「ただ乗るだけ」とかじゃなく、色々楽しめる要素があって面白いものなんだなぁと。
 
が、今日はあいにくの荒れ模様の天気。日中さらっと小雨になるかも?程度の天気予報だったのが、がっつり本降りの、「土砂降り」と言って良いくらいの雨が日中数時間。「晴れている今のうちに!」と、屋外エリアを散策したりして臨機応変に動いて、悪天候でお客さんも少なかったのを幸いに効率的に謎解きできたと思う。
 
そんな不安定な天気のなか、「雨降ってきたし、混雑しないうちに早めに夕御飯にしよう」と、園内のフードコートでお昼御飯。
「びっくりドンキーがあるよ」
という理由で目指した場所がフードコートになっていて、ドンキー以外にもラーメン、お好み焼き、うどん屋さんなどなどが。各店舗のメニューを見比べて、「私はお茶漬けにしよう!」と。「こめらく」というお店のなめろう茶漬けにすることにした。
 
遊園地のお昼御飯、なめろう茶漬け♪ 細切り大根、青じそを敷いた御飯の上に、なめろうとあられ、刻み葱。
 
急須に入った鰹だしと、別添で生姜醤油のタレ、そして漬物の小皿がついてきた。
 
最初はタレをかけてそのまま丼としていただき、途中から鰹だしかけてお茶漬けでいただけるようになっている。ねっとりとした口当たりの鰺のなめろうは、期待以上に美味しかった。
 
雨の湿気もあってとにかく蒸し暑かったところに、水分多めのお昼御飯を摂れたのも何より。
 
昼食後は引き続き謎解きに挑戦。SCRAPらしく、「進めば進むほど難しくなる」謎が続き、でも遊園地内のアトラクションということで若干難易度低めだった気もする。最後はベンチに座って手持ちのデータを見直して、いつもだったらこのあたりで「10分前です」「5分前です」といったコールが鳴るところだけれど今回は制限時間はないので、落ち着いて考えることができた。
 
そんなこんなで最後の謎は「わかったあぁぁぁぁ!」と私が声を挙げて、エンディングを家族で堪能。エヴァンゲリオン、最近の映画は見ていないのだけれど、テレビ放映時に見てハマッていたので、あちこちニヤリとする演出があって楽しかった。謎もSCRAPらしいエレガントなものだったし。
横浜中華街 「翡翠楼本館」にて
 5周年記念贅沢コース \6500→\2500
 生ビール 4×\550
 ソーダ 2×\300
謎解き成功後も少し遊園地で遊んで、そこからゆるゆる横浜中華街に移動。
 
夕飯は6時に予約を入れているので、まだ時間あるねと中華街でお買い物。特にこれを買おうという予定もなかったのに、今日もなんだか大荷物になってしまった。お買い物したのはこんな感じのものたち。
 
永楽製麺所
お馴染みの永楽製麺所で、冷やし中華用の「涼麺」(3玉\662)と、冷やし中華用スープ(3×\74)、それと無添加顆粒鶏ガラスープ(2×\536)購入。もっとたっぷり麺買いたかったのだけれど、外出の予定が目白押しであまり自炊の予定がないので断念。ここの麺はほんっとーに美味しくて、冷やし中華でいただくのがとても楽しみ♪
 
泗興公司
永楽製麺所向かい、いつも皮蛋を買うお店。正式な店名を今回調べて初めて知ったのだけれど、我が家では「おばあちゃん屋さん」などと称している。ちんまりと可愛いおばあちゃんが店番していて、皮蛋買うといっつも「美味しい皮蛋粥の作り方」をレクチャーしてくれるのだった。今回、「これが美味しいよ」と勧められて買った皮蛋は、20個で1200円!1個たったの60円!たくさん買ったので、惜しみなくせっせと食べようと思う。皮蛋大好物なんです。
 
萬珍樓
「朝御飯買いましょう♪」と萬珍樓でお買い物。「とろ~りチーズ肉饅」なる、面白い品があったのでこれを買ってみることにした。あとは私の好物の月餅、「カスタード月餅」(2×\300)と「粒餡月餅」(\250)と「黒胡麻月餅」(\250)。
 
泰和商事
だんなお気に入りのお茶屋さん「泰和商事」でもお買い物。気さくに色々教えてくれるお店の方も良い感じ。底側に茶こしと大蓋、上部にペットボトル状の飲み口がついた台湾製の携帯茶ポットに「これいいなぁ」と思いつつ、だんなは普段飲み用ウーロン茶、私はプーアル茶(沱茶30個入り\1200)を購入。
 
同發
いつもの「金陵」で焼味買おうと思いつつ、あいにく今日はお休みだったようなので老舗の「同發」で叉焼を購入。299gで1411円。冷やし中華に乗せるんだー♪同發、老舗の安心の美味しさなうえに決してお高くないのが良い感じ。
 
照宝
店名入りの頑健そうな蒸籠と並ぶ中華鍋が目立つ調理器具屋さんで、「皿挟み」をみつけたので購入、980円。保存食用の瓶を煮沸したりするときに、瓶を挟むものが欲しくてたまらなかったのだった。あとは蒸籠にぴったりおさまる蒸籠皿(スペアリブとか乗せて蒸します♪)(2×\250)も。
 
中華街はいかんね、つい色々買ってしまうよね……と、そろそろ頃合いになったので夕食のお店「翡翠楼本館」に移動した。
 
すごく久しぶりに、共同購入クーポン使用の夕御飯。使ったのはポンパレの「GW・お盆も使用可【中華街】取材多数のお店で味わう本格中華!松茸やフカヒレ、ズワイ蟹や鮑など…豪華食材使用の全11品「5周年記念 贅沢コース」が半額以下の6,500円⇒2,500円」というクーポン。
 
「正規価格6500円」というのは「ほんとかなぁ?」と思いつつも、たまたま販売当時「6000円以上のクーポン購入で2000円OFF」という割引券があったので、それを使ってチケット3枚。「3人でこの料理食べて5500円」だったらなかなかお得なんじゃない?と思っていたところ、実際たいそうお得だったし、味もなかなか、ちゃんと美味しいものばかり。
ビール飲み飲み、謎解きの祝勝会を堪能したのだった。
 
出てきた料理は、こんな感じ。
 
五目前菜
横浜中華街「翡翠楼本館」にて、五目前菜~ 3人分、たっぷりの盛りの前菜が最初の品。
 
こういうの、「確かに5種類乗ってるけどさぁ……」というしょんぼりな盛りの品が往々にしてあるのだけれど、しっかりたっぷりいただけたのが良心的で良い感じ。
 
大根と人参の「なます」風の和え物、くらげの和え物、あとは叉焼と蒸し鶏、そして皮蛋♪
 
花型の人参の飾り切りがあったり、きゅうりが皿の周囲に飾られていたり。ビールが進む幸せな最初の皿だ。
 
ズワイ蟹入りフカヒレとろみスープ
横浜中華街「翡翠楼本館」にて、フカヒレ入りのスープ♪ 2皿目はスープ、ズワイガニの足を浮かべたフカヒレ入りのスープ。卵の白身やえのきも入っている、なかなかに具沢山なものだった。
 
私たちが暑い中歩いて疲れていたことも多分にあるかと思うけれど、料理は全体的に塩味が淡め。このスープもとても穏やかな味だった。
 
海老のチリソース
横浜中華街「翡翠楼本館」にて、エビチリ! エビチリは、1人2尾。しっかりとしたサイズの車エビが殻つきのまま使われていて、でも背開きにしているのでさほど食べにくくはなかった。
 
ケチャップを使っている、辛さはほとんどない「日本の中華料理」な味のエビチリ。中華料理屋で自ら好んでエビチリを注文することはあんまりないので、久しぶりな味だった。
 
フカヒレ餃子&焼売
横浜中華街「翡翠楼本館」にて、蒸し物2種類 そして蒸し物2種類は、フカヒレ入りの餃子と、海老を乗せた餃子。
 
 
角煮&花巻
角煮と青梗菜、花巻も1人1つずつ。今日の一番上の写真が、この角煮と花巻。
 
花巻がついてくるのが嬉しいことだなぁと、皆して花巻で角煮を挟み、両手でもってガブリといった。ほろほろに柔らかく煮込まれた肉、とても良い感じ♪美味しかった。
 
松茸入り海鮮おこげ
横浜中華街「翡翠楼本館」にて、久しぶりに食べた「おこげ」 卓上でアツアツのあんを注ぎ、「ジャーッ!」と独特の音を立てる「おこげ」。息子は初めて見たらしく、「なにこれなにこれ!?」と興味深げな顔をしていた。
 
あんの中には、イカに海老にアサリ、筍、人参、スナップえんどう、きのこなどなど。松茸も薄切りながら1人1切れ。……でも松茸の存在感はあんまりなかったかな……。
 
香ばしく揚げられたおこげが、あんを吸ってクシュッとなった食感、独特で楽しい。
 
北京ダック
横浜中華街「翡翠楼本館」にて、北京ダック~♪ こういう、正式な(?)北京ダックは久しぶり、な、一皿。
 
我が家における北京ダックのイメージは「1羽を肉つきで、とにかくもりもりいただく」というものだから、皮だけで、1切れずつお上品にいただく形は本当に久しぶり。
 
こちらの方が皮の香ばしさが際立つ感じがあるのだけれど、でもやっぱり「肉も食べたい」と思ってしまう。
 
揚げたワンタンの皮などが使われるところが、「えびせん」で代用されていたのがちょっと面白かった。確かに北京ダックに似合うかも。
 
鮑黒炒飯
横浜中華街「翡翠楼本館」にて、アワビの炒飯 シメは炒飯、中国醤油で調味した「黒炒飯」だそう。
 
これまた贅沢に薄切りのアワビが入った炒飯で、他の具は少ないシンプルなものながら贅沢な味わい。
 
色は黒々と、味が濃そうな見た目ではあるものの、案外とあっさり味。中国醤油はほんのり甘みがあってたまり醤油のような味なのよね。
 
杏仁豆腐
横浜中華街「翡翠楼本館」にて、シメは杏仁豆腐 そしてデザートはシンプル杏仁豆腐。寒天で固めた風のポクポクした歯触りの杏仁豆腐は、菱形ではなくてちょっと変わった角柱型にカットされているもの。
 
フルーツは缶詰のものだけれど、豆腐は多分自家製、かな?缶詰の杏仁豆腐にありがちな変な香料臭さがなくて、シロップも自然な味。
 
 
と、こんな感じで、「3人分の料理で5500円」としてはしっかりお腹いっぱいになるお値打ちな内容。馴染みやすい味のものばかりなので息子も抵抗なくほとんどの料理を平らげていた(エビチリだけは「食べにくいし、嫌い」だそうで、だんなと私の2人で半分こ)。
 
久しぶりの中華街も堪能できたし、充実した心もちでゆるゆる帰宅。横浜からだと横須賀線から総武線への乗り入れで、乗りっぱなしで帰宅できる(し、電車もたいてい空いているから座っていける)から、けっこうらくちんに帰れるのだった。充実の日曜日を今日も満喫。