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2021年3月6日土曜日

不二家コラボのホテルブッフェ

不二家コラボのスイーツブッフェ!あらまあ幸せ~♪
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ブランベーカリー長岡京」の
 生練乳パン
紀州原農園の清見
ミルクティー
今日は15時半から家族でスイーツブッフェにお出かけの予定。
ローストビーフやカレーなどの軽食もあるそうだからそれが実質夕飯で、でもスタート時間を考えると昼御飯も軽めにしといた方が……?という微妙な時間帯で。
 
だんなと息子は早めの昼御飯を食べると言い、私はちょうど昼頃にジムプログラムの予約を入れてしまったので、それなら一人でぱぱっと朝食食べちゃうねということに。
 
解凍しておいたのは、ころりと丸っこい「ブランベーカリー長岡京」の生練乳パン。
 
練乳クリームっぽい白いソースが真ん中に絞られている、ほの甘い幸せなパンだった。そういおえば今日のブッフェはまさにその練乳風味満載な予定なのだけど、朝から前哨戦みたいなもの食べてどうしたかったのかしら私。
 
おみかんも食べましょうと、涼しい階段のところに置いてある蜜柑箱から今日は清見を持ってきてもぐもぐ。
九段下「ホテルグランドパレス」にて
 FUJIYAxホテルグランドパレス スイーツブッフェ \5000→\3999
で、午後にゆるゆる出かけて、目指したのは九段下の「ホテルグランドパレス」。
 
皇居近くのパレスホテルの姉妹ホテルで、残念ながら「6月30日をもって、営業を終了する」のだそう。オリンピックも海外からの客は入れない方向とか、そもそもやるのかできるのかといった現状、本当、「次の夏にはオリンピックだ」なんて浮き足立っていた1年ちょっと前からは想像できない世の中になってしまった。
 
延長されてしまって今も関東4都府県は緊急事態宣言下ではあるのだけれど、それはそれとしてGo To Eatの予約サイトのポイントの有効期限は3月末までで変更なし。
それじゃあ使うしかないじゃんねと、ちょうど気になっていた「FUJIYAxホテルグランドパレス スイーツブッフェ~ペコちゃんの魔法にかけられて~」に行ってみることにしたのだった。
 
3月末までの土日祝日だけに開催のこのスイーツブッフェ、本来1人5000円のところポイント使って予約して、3999円に。
 
あちこちがミルキー柄でテンション上がったブッフェ台。 お店に入ってすぐにレトロなペコちゃん人形や不二家の商品諸々がお出迎え。
 
ブッフェ台もそこそこにミルキー柄があって、商品札にもペコちゃんが。不二家好きの我が家、たいそうテンションが上がりました。
 
並んでいた品は、こんな感じ。思った以上に軽食も色々で、オードブルまであったのが幸せ。
そう、それに、小袋に入った1人1個のお土産まで!
 
並んでいた品は、公式サイトの記載によるとこんな感じだった。
スイーツメニュー
ミルキーロール グランドパレス風
ミルキーと苺のタルト
ミルキーとLOOKのタルト
ミルキーシュークリーム
ミルキーマカロン
ミルキープリン
ミルキーシフォンケーキ
ミルキークリームのメレンゲサンド
ミルキーと苺のショートケーキ
あまおう苺のゼリー ミルキーソース
生ミルキーと抹茶のスコーン
ミルキークリームフルーツサンド
ネクタームース
ネクターシュークリーム
ネクターギモーヴ
ネクター&ジャスミンゼリー
レモンスカッシュのレアチーズ
レモンスカッシュのゼリー ジンジャーソース
カントリーマアムのカップケーキ
ホームパイとあまおう苺のティラミス
ホームパイと自家製リンゴコンポート
ペコちゃんのほっぺ グランドパレス風
不二家チョコレートケーキ
マドレーヌ
ソフトクリーム
ペコちゃんからの贈りもの(1人1袋)
カントリーマアム3種
生ミルキー
ミルキー
軽食/お飲物
オードブル(テリーヌ・ド・ポアソン)
オードブル(サーモンとアボカドのタルタル)
オードブル(生ハムと半熟卵)
ミネストローネ
サラダ
ローストビーフ
シーフードカレー
アメリケーヌソースのペンネ
ピラフ
コーヒー・紅茶・ソフトドリンク
 
ミルキー味満載のスイーツ。けしからん。実にけしからん。 写真、右奥から白いお皿、手前に向かって、ミルキークリームフルーツサンド、ミルキーシュークリーム&ネクターシュークリーム、ミルキーロールグランドパレス風&ネクタームース、ペコちゃんのほっぺグランドパレス風。
 
左のグラス入りのは奥からミルキープリン、レモンスカッシュのゼリー ジンジャーソース、ネクター&ジャスミンゼリー。
 
ペコちゃんのほっぺはその場でクリームを詰めてくれ、ミルキーの名の付くものはどれもうっとりするあの練乳味。プリンの底に入っているのはカラメルではなく練乳ソース!
 
「うっわ、これは幸せだわ……」
「滅茶苦茶幸せだわ……」
と、私のみならず、だんなも息子もうっとりだった。我が家、たいがい不二家が大好きすぎね。
 
若干つまらなかったのは、コロナ禍ゆえ仕方のないことだけど、グラス系全てはラップで蓋がされててがさがさテーブルでそれを剥がしまくらなきゃいけなかったのと、小皿が多いゆえに、ビジネスホテルの朝食みたいなトレイを持って歩かなきゃいけなかったのと(その見た目がイヤで、テーブルに戻ってからせっせとミルキー柄ランチョンマットの上にお皿並べたよ)。
 
それでも、コーヒーや紅茶のお代わりはすぐに対応してくれたし、お皿も次々片付けてくれ、料理は全てお店の人が取ってくれる(カレーとかも盛り付けてくれる)という徹底ぶり。
 
3人での食事は向かいを空けた6人テーブルという風な配置になっていて、ゆえにブッフェ台もそれほどの混雑もなく、のんびりゆったりブッフェを楽しめた。
 
全種類食べたかったけど無理でしたー。悔しい。 実は一番量食べたのはローストビーフだったりしたけれど(4回貰った)、それでもスイーツも頑張って食べまくった。
 
写真、左上があまおう苺のゼリー ミルキーソース(練乳ソースはスポイトに詰められてた)、右の小皿はミルキーと苺のタルト、ミルキーとLOOKのタルト、ミルキーマカロン、ホームパイと自家製リンゴコンポート。
 
下のケーキセットは、左からレモンスカッシュのレアチーズ、不二家チョコレートケーキ、ミルキーと苺のショートケーキ。
 
これでネクターや不二家のレモンスカッシュまで飲み放題だったら素敵だったけど、残念ながらドリンクディスペンサーはペプシはCCレモンなどの普通のものだった。
 
ミルキー味って、つまりは練乳風の味だから違和感無かったけれど、でも、ホームパイやチョコレートLOOKの味は割と特徴的なものだから、ホテルのブッフェでそれを口にしているというのが、なかなか愉快な体験で。
 
ホームパイがざっくざく入った「ホームパイとあまおう苺のティラミス」なんて、かなり愉快な品だった。ああホームパイだなあ、ホームパイ、美味しいよねえ……なんて。
 
結局、食べに食べたけれど、ミルキーシフォンケーキ(でっかかったの)、生ミルキーと抹茶のスコーン、ネクターギモーヴ、カントリーマアムのカップケーキまでには手が出せず。
 
ギモーヴ1個くらいは余裕だったけど、カップケーキと一緒の皿に盛られてたので「カップケーキは……無理だなあ……」と泣く泣く諦めたのだった。
 
私は小麦粉系よりは冷菓の方が得意なものだから、プリンやレモンスカッシュのゼリーなんかはお代わりして食べたりして。
 
久しぶりのブッフェ、しかも甘いもの尽くしのブッフェ。
俯くと気持ち悪くなるくらいまでがっつり食べて、なるべく座りっぱなしで帰れるルートで帰宅したのだった。

2020年12月19日土曜日

IKEAのクリスマスビュッフェ

初めてのIKEAクリスマスビュッフェに。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「VIRON」の
 パン・オ・ショコラ
 フーガス・グリュイエール
カフェオレ
みかん
昨日は渋谷東急本店の近くにある老舗のハード系パン屋さん「VIRON」でお買い物。
 
でも私は正直、ハード系パンの美味しさは今一つわからなくて、だから馴染みのあるパン・オ・ショコラを買ってきた。あと、美味しそうだなあと巨大な葉っぱ型の「フーガス・グリュイエール」というハード系チーズパンと。
 
パン・オ・ショコラは1個370円と結構なお値段だったけれど、その分、サイズも大きめで。しかも使っているバターはエシレだそうで、それはもう仕方ないねえという感じ。滅多に買えるものじゃない(買う気になれない……)類のパンではあるけれど。
 
「……あ、このパン・オ・ショコラ美味しいね」
生地はもとより、チョコレートがすごく美味しい、というのが私とだんなの結論。パンのボリュームに見合うくらいたっぷり詰まったチョコレートが良い感じのほろ苦さで絶妙な美味しさだった。
 
温めてから1/4サイズほどに切って食べたフーガスはライ麦の風味が漂い、これまたチーズもたっぷりで。
 
もっぱら系列の「CENTRE THE BAKERY」の食パンを買うことが多かった最近だけど、やっぱり本店のパンも美味しいんだわ。
「豆狸」の
 わさびいなり
 かにいなり
麦茶
今日はだんな、病院に行ったり午後には仕事の外出があったりで忙しい一日。
 
私はと言えば家で「リングフィット アドベンチャー」をしていたくらいののんびりさで、そして昼前に一度帰ってくるというだんなに「息子の昼御飯何か買ってきてー」とお願いしていたのだった。
 
私はお昼軽くで良いからと伝えておいたら、嬉しいことに稲荷寿司を2個買ってきてくれて。
 
好物のわさびいなりと、季節限定品のかにいなり。息子には焼き鳥丼。
 
かにいなりが、贅沢に蟹肉どっさりなトッピングでとてもとても幸せだった。あと、このお店のわさびいなりは美味しい。大好物。
「IKEA Tokyo-Bay」にて
 クリスマスディナービュッフェ メンバー価格\2499
 生ビール 2×\199
 ボトルワイン 2×\359
で、夕飯は、初めて訪れたIKEA Tokyo-Bayの「クリスマスディナービュッフェ」に。
 
毎年開催されている事はもう何年も前から知ってはいたけど、「夕飯のためにわざわざ南船橋まで行くのもねえ」「お酒飲むだろうから電車かバス使わないとだしねえ」と行くことはなかったこのビュッフェ。
今のおうちからなら歩いても行けるしね!ということで、申し込んでみた。
 
12/18~25の期間中の開催で90分制。船橋店はオンラインでの事前予約が可能。30分毎に枠が設定されていて、申し込めるのは枠毎に10人(10組ではなく)。
 
だからけっこうな勢いで枠が埋まりまくっていた。
 
価格は、通常は3500円/人なところ、無料で登録できるIKEA Familyメンバーになっていれば2499円、ドリンクバーつき。
 
コロナ禍でのビュッフェはたいへん。ほんとうに。 多分、例年だともうちょっと枠の人数が多めなのではないのかな。
 
30分毎に10人だと、台の混雑は全くなくて、代わりに、減った料理がなかなか補充されないという悲しみも。
 
ずーっと台の皿が空っぽだったロティサリーチキンは、終盤に漸く焼き上がり、なんとか1人1カット食べることができたのだった。
 
Hot
ローストビーフ、ミートボール、ロティサリーチキン、ロールキャベツ、ラザニア、ソーセージ、キッズカレー、ドフィノワ、メダリオン、マッシュポテト、フライドポテト
Cold
クリスマスハム、ナポリサラミ、鴨肉スライス、ランプフィッシュたまご、サーモンマリネ、セビーチェ、スライスチーズ、シュリンプサラダ、生ハムサラダ、キヌア
Plant Base
プラントボール、プラントケバブ、プラントベースカレー
Soup
コーンスープ
Bread
ガーリックトースト、アークティックブレッド、オリーブブレッド、ビーツブレッド、ダークブレッド
Dessert
チョコレートケーキ、フランボワーズケーキ、チーズケーキ、ジンジャークッキー
 
並んだ料理はこんな感じ。
 
ニシンが……ニシンはどこ…… 私は、スウェーデン料理と言ったらこれでしょう?のニシンの酢漬けを食べるのをとっても楽しみにしていたのだけれど、あいにくと、冷菜コーナーにそれが無くて。
 
北欧ではとってもお安いキャビアもどきの魚卵が乗ったゆで卵とか、これは安定の美味しさのサーモンマリネとか、あと鴨や生ハムがあったのは嬉しかったかな。
 
定番のミートボールは当然あるとして……そう、あとスウェーデンと言えばこれの"ヤンソンさんの誘惑"が無かったのも悲しみ。
 
代わりにポテトグラタン的なドフィノワが出ていたけど、ドフィノワ出せるならヤンソンさんを出して欲しかった……かな。
 
生クリームとかアンチョビとか必要らしいし、ヤンソンさんは手間がかかるのかなー。
 
待って待って食べられましたロティサリーチキン。 これだけは惜しみなく出てきて、そして美味しかったローストビーフをもりもり食べて。
 
んで、「もうすぐ焼き上がりますのでー」言われつつ待ちに待ったロティサリーチキンは、1カット1/4羽分という感じ(写真は息子の分も貰ってきての2個盛り)。
 
濃すぎない味のハーブ風味でしっかり塩味。美味しかった。
 
好きなものを好きなように食べられるという意味ではなかなか幸せなこのIKEAビュッフェ。
しかも今年は、チャージ済のGo To Eat千葉の食事券も使えるということで、割安にお食事できた。
 
初めてここでお酒飲んだけど、ちっこいサイズとはいえビールが199円だったり、ミニサイズボトルのワインが359円だったり(味は、まあ、まあまあ。フランスのシャルドネとメルロー)。
クリスマスディナーとしてはお値打ちな部類だろうし、何より同伴の子供(12歳以下)は無料というのがすごかった。
 
来年はコロナも落ち着いて、ビュッフェもちょっとは従来の形に戻るのかな。戻ると良いな。
 
帰宅してからtwitter検索で知ったところによると、やっぱり例年よりは品数が少なくて、しかも年々内容が寂しくなってきてもいるのだそうで。ヤンソンさんはもう暫くビュッフェ台に出てきていないんですって。
 
あとこれは試せば良かったなあと思ったのは、「ミートボールのジャムを紅茶に溶かして飲む」というもの。そうね、リンゴンベリージャムを好きなように楽しめるのはビュッフェ時のみのお楽しみ。来年は是非やってみたい。

2020年12月5日土曜日

今日もお出かけ

中華食べて観劇して夜は洋食、という一日でした。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「J's Bakery」の
 コーンチーズ \200
 クリームパン \180 1/2個
 ビスキーホイップ \220 1/2個
昨日は春日の「J's Bakery」というパン屋さんでお買い物。
 
私、栗のお菓子が大好きで、先日から「栗のシュトーレンが食べたいよー栗のパネットーネも食べたいよー」とずっとそわそわし続けていて。
 
でもそわそわするのが遅すぎたようで、そもそも栗のパネットーネは存在が少なくて(DEAN&DELUCAに扱いがあるのは知ってるけど、あれは甘すぎていまいち……)、シュトーレンは気になる品は売り切ればかりで。
 
そんな時、この春日のパン屋さんの
今年もシュトーレンの時期になりました。
J's Bakeryでは、「栗のシュトーレン」をご用意して皆様のご来店をお待ちしております。
リッチな生地にマロングラッセとクルミを入れました。
薄めに切って、少しずつ食べて頂き、味が馴染んでいく変化をお楽しみ下さい。
 
という案内を見つけて、それは幸せだなあと早速問い合わせしてみたのだった。
 
販売の案内が11/22、問い合わせしたのが12/2、明後日買いに行きたいけどまだありますかーと尋ねたら残り2本とのことで、ほんとにぎりぎり、買うことができたのだった。
 
で、今朝はシュトーレンではなく、他に買ってきたパンあれこれの方を先にいただいてみた。
 
ふわふわ食感のクリームが詰まったクリームパンと、白いホイップクリームがサンドされたドッグパン風の"ビスキーホイップ"、白く平たいパンにチーズとコーンがたっぷり乗ったコーンチーズ。だんなにはエッグマフィン、息子にはメロンパンも、などなど。
 
全体的に優しい味で、お値段お手頃。
街の人気のパン屋さんらしく、平日午前中に次々お客さんがやってきていた。
浜松町「新台北 別館」にて
 本日の日替わり定食(台湾風豚ロースの香り揚げ) \900
     小籠包セット(小籠包2ケ・杏仁豆腐) \400
     魯肉飯変更 \60
 ピータンと鶏肉のお粥 \750
 担仔麺 \150
 担仔麺卵入り \250
をだんなと2人で
今日は10月下旬にJR東日本四季劇場[秋]のこけら落とし公演として開幕していた「オペラ座の怪人」を観劇に。
 
オペラ座の怪人の東京公演の復活は7年ぶりで、10~11月はなかなかチケットも取れなかったけれど、今また新型コロナ感染再拡大中ということで遠方からのお客さんが少なくなっているのか、12月のチケットはそこそこ簡単にとることができた。
 
これまで通り、20分の休憩を入れての公演は、昨日の観劇同様、席も1つ飛ばしとかでは無くなっていてかなりの混雑ぶり。
 
13時開演とのことだったので「じゃあ浜松町あたりで昼御飯にしようか」と、本当は丸亀製麺系のトリドールホールディングスのカレー屋さん、「ON THE CURRY ハマサイト店」にすごーく行きたかったのだけど、こちらはあいにく土日は休業とのこと。
 
それじゃあ同じビル内で……と、台湾料理屋さん「新台北 別館」に入ってみた。
 
細かく刻んだ皮蛋がざくざく入った中華粥。ちょっと新鮮。 だんなが「この店来た事ある気がするよ」と言うので帰宅してから調べてみたら、2010年の6月に、やっぱり観劇前に来ていたみたい。
 
当時も担仔麺があるーと喜んで食べていた模様……(変わってないなあ)。
 
今日の日替わり定食のおかずは台湾風の豚ロースの香り揚げということで文句なく、しかも400円足すと小籠包と台湾デザートがついてくるとか、60円足すと定食のご飯が魯肉飯になるとか、オプションたくさん。
 
魯肉飯も、そうそうこんな感じ!な味でした。 でも定食2人前にしたらちょっと量が多すぎるよねと、「じゃあ私お粥にするから、分けて食べようよ、そしたら担仔麺も食べられるかもよ」ということに。
 
なんとなく全体を分けつつ、私も揚げ肉や魯肉飯をしっかりいただいて大満足な昼御飯になった。
 
ざっくり食感を残して切った豚バラごろごろの、そうそうこれこれな魯肉飯、とても嬉しかった。
 
お粥は皮蛋が鶏ひき肉と同じくらいに細かく切られていて、それがお粥に溶けるように入っていて、しかも青菜入り。
 
骨なしの排骨みたいなちょっとスパイシーな揚げ肉もおいしかったー そんな感じだから、ちょっとうちの七草粥みたいだななんて思ってしまったりして。
 
野菜炒めに煮卵、辛子が添えられた揚げ肉は、骨なしの排骨みたいな感じ?
 
揚げた後にたれを絡めている風で、これも良かった。
 
メニューにあるとついつい頼んでしまう担仔麺。 で、最後に、見かけるとついつい頼んでしまう担仔麺も1人1杯。
 
肉味噌が乗った、割とシンプルなミニサイズ麺なのだけど、なんでかすごく美味しくて、お気に入り。
 
このお店、水曜遅めランチには麺線も出してるそうで、それもとても気になった。
 
浜松町でオペラ座の怪人を上演している間はまた来ることもあるだろうから、次には別の料理も食べたいなー。
 
主役クラスはほとんど入れ替えという風な、7年ぶりの怪人の舞台。 というわけで、本日の「オペラ座の怪人」、キャスト表。
 
7年も経つとキャスト総入れ替えかしら……?なんて思っていたけれど案外そんな事もなく、脇役陣は見知った名前が盛りだくさん。
 
怪人役も、ベテランの佐野さん(狂気の怪人という風で私は大好き)の名前があったりしたけれど、今日の怪人は岩城雄太さん、クリスティーヌは山本紗衣さん、ラウルは光田健一さん。
 
声に張りがあってお若い印象だった(というか演技もなんというか瑞々しく、やんちゃ坊主っぽい怪人だった)岩城雄太さんは、45歳なのだそう。2016年のライオンキングでスカー役だったそうで、あ、わかる、すごいわかる……!と一人納得していたりした。
 
山本紗衣さんは2016年でウェストサイド物語のマリア役などをされていたそう。光田健一さんは36歳、ノートルダムの鐘フィーバス役などをされていて、2017年の橫浜公演で既にラウル役をしていた……みたい。
 
…………いや、あまり多くは、語らないけれども。
 
「…………ラウルが」
「…………うん、ラウルがね」
「どうですかね、あのラウル」
「うううーん………………」
とだんなと幕間に2人して唸ってしまうくらいには、演技とか色々、お粗末な感じが、したかな……という。
 
怪人は良かった。でももっと大人の色気が欲しかった。まだまだなんかギラギラ前のめりな青臭い怪人という印象。
クリスティーヌは、歌声は、良かった。可憐さは……残念ながらあまり無かったけれど。でもそれほどにはハラハラしないで見ていられた。
 
でもラウルは……がんばれ、ラウル。
 
それでも生のミュージカルは本当に素晴らしくって、河村カルロッタ、増田アンドレ、平良フィルマンなど、懐かしの面子の歌声にはたいそう癒された。
 
そしてなぜだかアンサンブルに高井治さんの文字があって(←ファントム役を2000回以上演じた、ファントム界ではレジェンド的存在の方)、「え、なんでアンサンブルに高井さんが」「同姓同名じゃなくて?」「どこだ、どこに居るんだ」と、そちらが気になってしまって、モブが出てくるシーンは双眼鏡で主役以外を見まくっていたという、「高井を探せ」的な観劇になってしまったのは否めない。
 
めっちゃいい声の人がモブに混ざってるんですが?と笑ってしまいつつ、「パッサリーノだったよね」「だよね、明らか声が良かったし」と、終幕後にだんなと答え合わせ。
 
それと、曲のいくつかの歌詞とか、あと台詞が改訂されていたり、ドガの踊り子の絵っぽいシーンの照明がやたらギラギラ明るくなってるという改悪な部分もあったりもして、舞台は生もの、どんどん変わっていくのだな……と。
 
んで、せっかくだから佐野ファントムも久しぶりに見たいし、飯田洋輔さんという、これも未見の方がファントム役にリストアップされているし、そして「週間予定キャスト」も公式から発表されているし。
 
チケット取りやすいうちに、キャスト表見て突発で平日マチネに行くのもありかもね。
銀座「tcc GINZAの洋食」にて
 180分飲み放題付きディナーコース全8品
     \9387→\5000→\4500
んで、観劇後は銀座に向かっての夕飯は、4丁目交差点にほど近い「tcc GINZAの洋食」というお店で。
 
LUXA」で買った共同購入クーポンは、180分飲み放題付きディナーコース全8品がいただけるという内容で、正規価格9387円分(←これが毎回、そんな価格じゃお客来ないでしょって感じがするんだけども)が5000円に、更にクーポンサイトの割引使って4500円にというもので。
 
しかもクーポン購入時点ではGo To Eatのポイント付与があったものだから、実質3500円だったら、まあまあお安くないですか?という事で買ってみていたものだった。
 
  • 前菜2種
    ブリのマリネ・人参のムースコンソメゼリー添え
  • クリームチーズの味噌漬け~クルミのトースト添え~
  • ジャンボマッシュルームのブルギニョンバター焼き
  • カニクリームコロッケ~オマール海老のソース~
  • メインディッシュ和牛のハンバーグとフォアグラのロッシーニ風
  • チーズリゾット
  • 本日のデザート
    チョコレートケーキ・クレームブリュレ・バニラアイス
    エスプレッソ
 
出てきた料理は、こんな感じ。
 
飲み放題プランは、生ビール(残念ながらあまり好みじゃないアサヒスーパードライ)に、スパークリングワイン、グラスワイン、自家製サングリア(赤白)、その他カクテルやサワー系、ソフトドリンクも……という感じ。
 
グラスワインが、赤はともかく白が、ほとんど香りも味もなくうっすい味のもので、自家製サングリアは果実の味というよりクローブの風味が赤も白もやたらと強く……という、お酒に関してはちょっとしょんぼりな感じだったものの、でも出てきた料理はどれも大体美味しかった。
 
美味しかった、チーズの味噌漬け。 これ、シンプルな見た目ながらすごく美味しかった、クリームチーズの味噌漬け。
 
ナイフを入れると、くにゃりと崩れてしまうほど柔らかなチーズに白味噌のぽってりした甘さや塩気が染みてる風。
 
そして傍らには七味唐辛子と柚子のジャム。どちらを添えてもお似合いで、お酒が進む美味しさだった。
 
料理は全体的に"パンが似合う味"のものが多くて、そして厨房からは続々と焼きたてのパンが運ばれてきているよう。
 
「おかわり無料ですので」と出してくださったパン、なんてことないハード系のテーブルロールのような感じのものが1種類きりだったのだけど、これがすごく美味しかった。お言葉に甘えて、ついついおかわり。
 
一番気になっていた料理はこれだったかも。カニクリームコロッケ、美味でした。 一番期待していたのはこのお皿だった気がする、カニクリームコロッケ。
 
とっても蟹!期待以上に蟹!文句なしに蟹!なコロッケの下には、これまた文句なしに海老風味濃厚なソースが。
 
揚げたてさくさく、おいしかった。
 
このお店、あちこちのサイトでの紹介に「5つ星ホテル総料理長、ミシュラン3つ星で腕を磨いたシェフ」というくだりは出てくるのだけれど、肝心なシェフの名前がなかなか見つけられなくて、いくつかのサイトを次々開いて見つけたのが「総料理長の飯田卓也さん、料理長の加藤寛さん」というページ。
 
ネット上では加藤寛さんの経歴の方が出てきやすくて、「ラ・ロシェル南青山」、「フォーシーズンズホテル丸の内」、「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」などで活躍、ホテル西洋銀座「レペトワ」料理長を務めた……のだそう。そして総料理長の飯田卓也さんは、「タイユバン・ロブション」で部門シェフ、「フォーシーズンズホテル 丸の内」では総料理長を務めていらしたんですって。
 
レストラン紹介には「ミシュラン3つ星を獲得したレストランで経験を積んだシェフが"監修"」という若干不穏な文字もあったのだけど、気にしないことに。
 
メインの和牛ハンバーグのロッシーニ風(今日の一番上の写真)も、濃厚なソースがしっかり香るけど嫌味はないトリュフの存在感と、ソテーされたフォアグラがハンバーグの上に乗っていて。
 
牛肉の旨味がしっかり感じられるハンバーグはしっかり食べ応えがあって、美味しかった。
 
デザートは盛り合わせ!これは嬉しい……♪ デザートは盛り合わせで、とても濃厚なチョコレートのケーキ、クレームブリュレ、そしてふわっと軽い口溶けのバニラアイス。
 
チョコレートケーキはティータイムに出している「ザ・ショコラ」というケーキだった?のかな?
 
ベリーのソースにホイップクリーム、とても濃厚なチョコケーキは舌触り滑らかで。
 
ディナータイムでしかも3時間飲み放題つきということで比較的のんびりペースだったのかもしれない(2時間半のディナーは、"洋食"という括りではけっこう長いかと)けれど、昼ならもうちょっとささっと食べられたりするのかな。
 
一休でお値打ち価格で出ている「冬のアフタヌーンティー 和洋スイーツやセイボリー5種+ミニオムライス+1ドリンク」あたり、素敵だなあと思ったのだった。

2020年12月4日金曜日

今日はお出かけ

私、ブッフェが好きなんですね……今更だけども……。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「パン屋のグロワール」の
 パンドグロワール アールグレーとレモン
梨(秋田県産南水)
葡萄(長野県産シャインマスカット)
カフェオレ
今日の朝食は、パン屋のグロワール」のシグネチャーメニュー(?)、「パンドグロワール」を。
 
プレーン味もあるらしいのだけれど、届いたのはアールグレーとレモン味のもの。これ、パネットーネ種を使ったデニッシュ食パンなのだそう。風味豊かで層になった生地はとてもリッチな味わい、確かにこれは美味しいパンだった。
 
味見にと解凍したままをつまんでみても充分美味しくて、でもごくごく軽く炙ってから食べてみた。
 
だんなは息子にはソーセージや卵も添えたけど、私はお昼が重めなので今朝はパンとフルーツだけに。
新宿「VILAZZA」にて
 選べるメインランチ \1958
ここ数週間、東京の新型コロナ感染者数や政府の自粛要請のニュースなどを眺め続け、「諸々キャンセルすべき……?」とも悩んだのだけど、実効再生産数はもう減ってきてるし外出自粛要請までは出ないみたいだし、「いいや!行きたい理由がいくつもあるし行こう!」と今日は一人おでかけ。
 
まあ、明日もお出かけだし来週にも再来週にも都心へのお出かけ予定入れてしまったし、感染予防対策は常以上に念入りにしつつ私は外出を楽しむ予定。
 
とは言いつつ、そこそこ雑に生活していることもあって「もう春頃に知らないうちに感染してて抗体持ってるとかじゃないのかなーだといいのになー」というのも本音だったりする。
 
今日のメインの目的は観劇で、その前後に買い物しよう、ついでに一人ランチも楽しもうと色々画策したうえでのお出かけだった。
 
最初は春日に移動して「J's Bakery」というパン屋さんの栗のシュトーレンと、ついでに明日のパンも購入し、そこから大江戸線で新宿へ。
 
Go To Eatのポイント付与、最後の砦だった一休.comレストランで付与終了直前に滑り込みでランチの予約を入れていたのは、ホテルサンルートプラザ新宿の1階にあるレストラン「VILAZZA(ヴィラッツァ)」。
 
先月頭から始まったスタイルなのであるらしいこのランチは、サラダとデザート、フルーツ、ソフトドリンクがブッフェスタイルで、予約のプランはメインが豪産牛サーロインステーキか手ごねハンバーグの2択でお値段1958円。500pt付与を考えるとなかなかお値打ちじゃない?と、行ってみることにしたのだった。
 
ブッフェ台に向かう時はマスク着用と、あと各テーブルに用意されたビニール手袋を片手だけ、"トング持つ方の手"につけてくださいとのこと。各卓上にはごつくて大きな消毒アルコールのボトル。
 
サラダはミックスリーフ、プチトマト、ポテト豆サラダ、根菜のカポナータ、かぼちゃのフリット、キャロットラペ、キャベツとアンチョビのソテーと手の込んだものが並んでいて、自家製らしいドレッシングは濃厚ごまとキウイの2種類。バルサミコ酢やフライドオニオンの用意もあった。
 
パンも色々、テーブルロール的なものとか、ミニパン・オ・ショコラ、レーズンロールなども。
 
飲み物はコーヒー紅茶のホットとアイス、"本日のスープ"は玉ねぎとベーコンのコンソメ。
 
米飯がついてきたのは大誤算でした。でも全部食べましたよ。 サラダがどれも良い感じで(特にポテト豆サラダが良かった。とっても)、つい、今日の一番上の写真の分くらいをもう1回おかわりして。
 
美味しそうだなあとパン・オ・ショコラまで食べてしまったところで、メインディッシュがやってきた……ら、なんか、ライスがついてるし!?!?
 
私が選んだのは、オージーサーロインステーキだったのだけど、和風おろしソースとソテーしたじゃがいもと玉ねぎ、そしてそっと米飯が肉の傍らに寄り添っていたのだった。
 
事前にちゃんと確認していれば(よく見たらメニュー詳細に「ライス付き」の文字があったわ……)「ライスは要らないです」って言えたのにしまったなあ……と思いつつ、「出されたものは基本残さない主義(機内食だけは除外)」な私は、米も頑張って食べた。肉乗せご飯、おいしかった。
 
デザートも、見た目の派手さはなかったけれど美味しかった。 んでデザートを食べないという理由もなく、ちゃんとこれもいただいてきた。
 
一口サイズの可愛いモンブランとラズベリーの乗ったショートケーキ、紅茶のゼリー。
 
果物はパイナップルとメロン、グレープフルーツ。
 
パイナップルとメロンが甘くて美味しかったので、ちょっとお代わりしたら、たいへんにお腹が一杯になってしまったのだった。
 
んで食後は、紀伊國屋サザンシアターでの「HELI-X (ヘリックス)」という近未来が舞台の劇を、コロナ禍以来初めての観劇で。
 
ここ数年お世話になっているチケット互助会的なサイトで「ほぼ手数料だけ」というレベルでチケットが入手できて、ほとんど概要を知らないまま「殺陣が派手なんだ?それは好きな感じだな」なんて軽い気持ちで見に行ったのだけど、期待以上に面白かった。
 
今はもう客席を1席空けなんてことはしておらず、左右前後みっちり入れている状態。
でも「客席やロビーでの会話は控えめに」という呼びかけとか、観劇中はずっとマスク着用をとか、入場も退場も列毎の時間差でとか、色々対策は取られていて、そして換気もしまくっているようで客席がけっこう寒かった。
 
舞台は第三次世界大戦後の日本(ヤマト)で、ユナイト(どっから見てもアメリカ)の占領下にあって、そしてこの頃の人々は成人であっても性別が自由に選択できる状況にあり、その遺伝子施術を受けた人々の一部は超能力を得るようになって……という、言ってみればラノベのようなストーリーではあったのだけど。
 
印象としては、「(AKIRA+デビルメイクライ+刀剣乱舞)÷3」という感じだった。
超能力戦で、でも殺陣もあって、でも衣装がピラピラコートで"映え"がすごい、みたいな。
 
役者さんも2.5次元俳優の方が多くて、台詞回しもアニメというか特撮というかな雰囲気(脚本の毛利亘宏さんは仮面ライダーの脚本などを手がけていらっしゃるそうで)で、でも最後まで楽しめたのはストーリーもさることながら役者さんたちの技量によるものが大きかったのかな、と。
 
設定上、"元々の性別は男(女)だったけれど、今は女(男)として生きている"という人達が多くて、「えーと、つまりこの人は昔は女性で……ああだから、なるほど」と噛み砕きながら筋を追うのが大変でもあり、面白くもあり、役者さんたちの技量がすごいなと感心でもあり。
 
事前に配役もろくに見ずに伺ったのだけど、「うわこの2人の存在感がずば抜けてすごい」と思ったのが、西岡德馬さんと久世星佳さん(元宝塚月組トップスター)のお2人だったのには納得しかなかった。
久世星佳さん、声がいい。姿勢もいい。なんというかオーラがすごい。さすが、元トップスター。
 
こうした公演のチケット、緊急事態宣言後はぴたりと募集も来なかったのだけど、10月を過ぎてちらちらと案内が来るようになったのは本当に何より。そうそう定価で見に行きまくれないのは申し訳ないけれど、再来週にも同じ感じに渋谷で観劇してくる予定。
 
そして「せっかく都内に出るし!」と予定を詰め込んだ私は、観劇後に小田急エースの日比谷花壇で「ハナノヒ」のお花を手に入れ、更に上野に移動して駅前でレンタサイクル借りて「酒のサンワ」でお酒を購入。
 
19 Silbener Bar (銀熊) & Goldener Bar (金熊)鳳凰美田 赤判specialという3本を買い込んで、それはもう大荷物で帰宅したのだった。4合瓶3本、そこそこ肩に食い込んだ。
南船橋「スシロー」にて
 超大切り!寒ぶり×2
 本鮪とろ
 匠の創作 まぐろ納豆
 絶品生サーモンねぎとろ
 鱧の天ぷらにぎり
 いわしのかつお味噌のせ
 筋子にぎり
 あん肝軍艦
 たら白子軍艦
 天然本鮪とろたたき身
 濃厚うに包み
 焼き鯖にぎり
 コーン軍艦
 生ビール×2
などなど
んで帰宅すればもう7時過ぎで、こうあることを予測して7時半に予約を入れてあった「スシロー」で、今日はお寿司の夕御飯。
 
ちょうど「GoTo 超スシロー第1弾 100円の限界に挑戦」というキャンペーンが開催中で、スシローと言えばの「匠の一皿」もいくらか選択肢が残っていて。
 
久々スシロー、息子は鮪盛りを頼んで御満悦。 右の写真、手前は、笠原将弘さんの「創作まぐろ納豆」だそう。
 
「国産納豆のうま味を存分に引き出した匠特製ソースと自慢のまぐろが絡み合う」とのことだったけど、これは何と言うか……普通、だった。
 
納豆感はあるけれど、量の問題なのか物足りなくて。
 
右奥は「絶品生サーモンねぎとろ」で、左の大皿は、息子が頼んでいた「国産生本まぐろづくし(7貫)」ですって。
 
我が家では、本気で美味しいお寿司が恋しい時には「銚子丸」、気軽に手軽にぱぱっと食べたい時は「スシロー」という感じ。
「はま寿司」も好きだけど、なんでか同価格帯だとスシローの方を選んでしまう。
 
今日は2貫で100円の「超大切り!寒ぶり」がほんとに美味しかった。あんまり美味しくておかわりしたくらい。

2020年11月29日日曜日

初めてのしゃぶ菜

「Le Petit Mecs」の
 コーンパン
ミルクティ
昨夜は恒例、だんなはネット麻雀の夜で、一人静かな日曜の朝。
 
「……でもまだ腹筋が痛いのよねえ……」
と、いつもだったらリングフィットをするところ、おとなしく花の世話などして、今日は来客に備えて洗濯機を3回回したりもして。
 
朝食は半端に残っていたコーンパンを軽く炙って、インスタントミルクティで。
船橋「旬輝」の
 前菜盛り合わせ \600→\200
 よだれ鷄 \680→\200
 麻婆豆腐 \600→\200
船橋「リトル・バンコク」の
 ガパオライス&パッキーマオ \650→\325
アイス普洱茶
昨日の夜は、とても素敵な買い物が出来た。
 
夕方のヨーカドー内の「わくわく広場」では半額見切り品の弁当が、そして夕食後に通りかかった「旬輝」の店頭ではお惣菜類がなんと1パック200円。
 
「これ明日の昼食べるの、ありじゃない?」
「大丈夫かな……腐らないって意味で」
「ああ大丈夫絶対大丈夫何度かやったことあるし、この季節だし?」
 
なんて会話の後(こういう時、「大丈夫」と言うのは100%私だ)に、私が選んだお弁当は「リトル・バンコク」というお店のタイ料理弁当。
 
半分はガパオライス、もう半分はパッキーマオという魚介の平麺焼きそば。
 
よくよく見たらガパオライスには「中辛」の文字が、パッキーマオには「大辛」の文字があったけれど、それほどには辛くなく、美味しくいただけた。
 
独特な香辛料や調味料の風味が、しっかり本格タイ味で。
 
そしてだんなと息子は船橋が誇る「まるとも」の弁当、だんなは麻婆豆腐、息子は牛カルビ焼肉で、どちらもおかずが色々入って550円というのはただでさえお安いのにそれが半額。
 
そしてこれまた幸せな、「旬輝」のお惣菜。
 
店頭の「ALL200円」の文字に目を疑いつつ、前菜盛り合わせ、よだれ鷄、麻婆豆腐を買ってきた。
 
あいにく既に飲茶3種盛りと、2個で700円の肉まん、エビチリは売り切れていたけど、まだ黒酢酢豚と青椒肉絲は残っていたという感じ。
 
「これ全部で600円だよ。ありえなくない?」
なんてほくほくしながら、昼から美味しい海老やチャーシュー、しっかり花椒の痺れが効いたピリ辛味の麻婆豆腐を楽しんだ。
 
昨夜のイタリアン同様、この旬輝さんも緊急事態宣言下に何度かお惣菜でお世話になったお店。
 
間違いなく全部が美味しいお店で、地元に素敵な中華とイタリアンがあるって幸せ……と心から思う今日この頃。
「RINGO」の
 焼きたてカスタードマロンアップルパイ
カフェオレ
そんなリッチな昼御飯だったのに、今日はおやつまであって、「RINGO」の季節限定商品、焼きたてカスタードマロンアップルパイを。
 
シルバニアファミリーとコラボレーション」の関連商品らしく、パッケージや包み紙がうさぎさんマークになっていてなんだか可愛らしいことになっていた。
 
砂糖多めのパイ生地はすごく焦げやすいから、魚焼きグリルに火を点けた状態で入れることは厳禁(あっという間に焦げるし、なんなら燃える)な、このお店のパイ。
 
でも、電子レンジで軽く温めてから予熱した魚焼きグリルに1~2分入れれば、生地がサクッと最高に美味しい感じになって、今日はしっかり良い状態でいただけた。
 
品名からはマロン4:りんご6くらいな感じにマロン味なのかなと想像していたのだけれど、これが幸せなことに、マロン7:りんご3というほどに、とても濃厚な栗味で。
 
おやつにしてはちょっとボリューミーなここのパイなのだけど、美味しくいただいてから今日の私はスポーツジムに行ってきた。
 
ここ数日けっこうもりもり食べてるのだけど、別に体重増えてはいないんだわー。……減ってもいないのだけれども。
ららぽーとTOKYO-BAY内「しゃぶ菜」にて
 牛肉&豚肉食べ放題コースプレミアム 3×\2528
 お酒も飲み放題 2×\1089
 ドリンクバー \328
なんだかここ最近、ブッフェとか食べ放題とかの熱が高まっていて、具体的にはしゃぶしゃぶ食べ放題とか行きたくて。
あとお寿司も恋しい……なんて思っていたら、その電波が伝わったのか、だんなまで
「近々、しゃぶ菜とスシローに行きませんか?」
なんて言ってるし。
 
ああ良いねすごく良いねと、夕飯はららぽーとTOKYO-BAY内の「しゃぶ菜(しゃぶさい)」に行ってきた。
 
「しゃぶ菜」で検索しても検索トップに「しゃぶ葉」が出てきてしまう気の毒なこのチェーンは、ガスト系ではなくクリエイト・レストランツという外食企業が運営している。
 
主なブランドはパン屋の「JEAN FRANCOIS」とか自然食ブッフェの「はーべすと」あたり?あんまり「ああ!あの!」という感じはしない企業だったりして、で、「しゃぶ菜」は「平成18年4月26日(水)に~新業態~をオープン」(平成18年=2006年)、「しゃぶ葉」は「2007年から~出店を開始」、とのことだから、順番で言えば「しゃぶ葉」の方が後発になるみたい。
 
肉や野菜の提供スタイルなんかがものすごく似ているから、普通に考えたらニラックス側がパクッた結果なのかなあ?なんて思ってしまうのだった。
今現在有名なのは、圧倒的にしゃぶ葉かなという印象。しゃぶ菜はショッピングモールに多く出店しているみたい。今回、初めてうかがってみた。
 
料金は大体同じくらいな印象。
 
週末ディナータイムは90分の時間制限で、豚肉だけなら1899円+税、牛肉&豚肉が2099円+税、牛肉が肩ロースまで選べるものは2299円+税、国産牛も対象になれば3199円+税という感じ。
 
ドリンクバーをつけるとデザートのソフトクリームやワッフルも食べ放題。ビールやサワーなどのアルコール飲み放題は999円+税。
 
牛肉、肩ロースも食べたいよねと牛肉つきプレミアムにしてもらって私とだんなはお酒飲み放題にしたら、家族でちょうど1万円くらいのお会計になった。
 
野菜の種類は「しゃぶ葉」とまあまあ同じ、中華麺やうどん、米飯(に肉そぼろやふりかけ)の用意もある。
 
でもつけだれが胡麻だれとポン酢の2種類だけだったのがちょっと残念。しゃぶ葉のあの6種類くらいあるたれと大量の薬味はなんだかんだ楽しいもので、その分、「しゃぶ葉」側に軍配が上がっちゃうかなあという印象だった。
 
あと、「しゃぶ葉」は席がすごく広いのが居心地良いというのもある。「しゃぶ菜」はちょっと窮屈め。
 
「うーん、こっちも悪くはないし、ご近所だけども」
「しゃぶ葉に行きたかったら、頑張って西船(駅から遠い)か津田沼(乗り換え必須)に行くしかないしねえ……」
 
行くならお酒飲みたいから自家用車と自転車は使えないし、と頭を抱える私たち。
 
あと、しゃぶ葉は簡単に当日でもネット予約できるけど、しゃぶ菜はrettyで"リクエスト予約"しかできないのも難点かな。
 
ついつい比べてしまいつつ、でも私は最後にしっかりワッフルとソフトクリームも堪能したのだった。
 
肉は最初にお仕着せのが来るわけじゃなく、好きなものを好きなだけというのは好印象。
私は豚バラ2皿、豚肩ロース2皿、牛肩ロース4皿くらい食べたことになるのかな。野菜ももりもり食べたし、やっぱりしゃぶしゃぶ食べ放題は幸せなメニュー。
 
あ、そして今日の支払いは千葉のGo To Eat食事券が使えたのだった。ほんのりお得♪
 
ちなみに千葉では、現在食事券の新規販売は停止中で、手持ちのを使うのは自由、飲食店の利用は原則4人以下にしてねというお達しが出ている現状。
追加購入できないのは厳しいけれど、家族以外との外食予定は入っていないし、基本的にはいつも通りという感じ。

2020年11月28日土曜日

地元イタリアンの夜

ずっと来たかった地元のイタリアンに。穴子美味しかった……♪
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「パン屋のグロワール」の
 アールグレイとレモンのマフィン 1/2個
 チョコマフィン 1/2個
ヨーグルト(La Ferme de peuplier レモン)
葡萄(長野県産シャインマスカット)
カフェオレ
rebake」で買った「パン屋のグロワール」の冷凍マフィンを解凍しつつ、今朝のおとっときは、数日前にフランスから届いた1個400円超のヨーグルト。
 
ハイ食材室PARIS」で先日特売されていたのが、1個たったの2380円のモンドールチーズ
 
日本のチーズショップなら1個4500円くらいが普通のこの品、「え、送料1500円かけても他にちょっと色々足せばお得では?……お得では?」と、同一送料で送れる2kgぎりぎりまで色々詰めて送ってもらったのだった。
 
他には、これもお買い得価格だったフランスの「カンタル ジューン」というチーズだとか、モッツァレラだとか、バターだとかも。
 
すごーく濃厚リッチな味わいのフランスのヨーグルト。 そしてあと数百グラムあるなあと、最後隙間に入れるように注文したのがLa Ferme de peuplierのヨーグルトなのだった。
 
フランス、ノルマンディーに工場を持つ、1947年創業のメーカー、ププリエ。
 
ガラスの容器に、フレーバーものは一番底にフルーツピュレが入ってる仕様で、なんだかとても美味しそうだなと買ってみた。
 
値段はヨーグルトというより最早「洋菓子」な感じだったけれど、生クリームで作ったヨーグルトなのかしらというくらいにこってり濃厚、酸味もまろやかで美味しかった。私はレモンを食べたけど、レモンの酸味もまろやかでヨーグルトにとてもお似合い。
 
だんなの食べたバニラは、全体からバニラの香りが漂う、ふわりと良い香りのするヨーグルトだった。なんでか、ヨーロッパの乳製品って濃厚で美味しいんだよね。
 
うーん、しかし1個400円。かなり贅沢。
船橋「鼎泰豐」にて
 蒸し鶏の葱ソース \700
 小籠包(大) 2×\840
 えびと豚肉入りワンタンスープ \600
 乾伴麺 \1000
 ランチビール 2×\280
今日のだんなは午前中用事があるそうで、息子は1日お出かけで。
 
「じゃあ私も用事があるから昼頃待ち合わせする?」
と、別行動して、私は市川の日比谷花壇に「ハナノヒ」のお花を貰いに行ってきた。
 
市川店は本八幡よりも1.5倍くらいお花の種類が多い印象?今日はとても綺麗なダリアが多くて、こんな感じになりました。
 
しかしこのお花のサブスク、嬉しい誤算は「花が2週間以上も保つ(ものもある)」ということで。
30日に6回、ならせば5日に1回の3000円分の花が増えていくというのは、花瓶、2つ3つじゃ足りないね?という事態になってしまいそう。数日に一度切り戻しもしていくから、花瓶に入れるにもバランス取りづらくて、さりとてまだ元気な花は飾り続けたいし……という。
 
今使ってる我が家最大級の花瓶はIKEAのものだけど、もう1個、別の花瓶、買って来ようかな(IKEAの花瓶って全体的にごついから、食卓に置くとどえらい存在感なのだけど)。
 
んでだんなと待ち合わせて、お昼ご飯どこにしようかと相談しつつ、駅ビル内の「鼎泰豐」に行ってきた。
 
麺や炒飯の小籠包セットよりは、小籠包をメインに好きなもの食べたいねと、あれこれ自由にオーダーして。
 
久しぶりの鼎泰豐。 小籠包は1人1蒸籠、6個入りのを抱えることに。
 
スープたぷたぷ、食卓には黒酢と酢醤油、そして千切り生姜。
 
正直なところ、鼎泰豐は台湾でも「ここのがダントツに最高に美味しい!」というレベルでもないし、日本で食べると値段の高さにびっくりするのだけれど、でも近場で手軽に小籠包が食べられるのは嬉しいもので。
 
一緒に頼んだ蒸し鶏やワンタンスープも、懐かしいような味で美味しかった。
 
台湾の屋台で食べると150円くらいの和え麺。ああ台湾行きたい。 でもそれより、だんなの頼んだ「乾伴麺」がそうそうこれこれ、な感じ。
 
醤油ベースの和え麺で、トッピングにもやしとチャーシューと香菜。
 
あるある、台湾の屋台にこの1/3量、150円くらいで食べられる麺あるよね、という風な味わいで、かなり幸せだった。
 
だんな曰く、「でも喜洋洋さんの方がおいしい」ということだったけど。
 
そして一旦自宅に戻り、夕方再び船橋へ。
船橋「Ristorante Due by 2Leoni」にて
 Bellissimaコース 2×\5800
 グラススパークリングワイン(チリ Valdivieso Extra Brut) \690
 グラススパークリングワイン(伊 Biancavigna Spumante) \700
 赤ワインボトル(San Biagio Lisini 2016) \5300
んで夕方の船橋で、駅ビルやらデパートやらイトーヨーカドーやらでブラックフライデーセールをちょこちょこひやかして。
 
うっかり東武のエノテカでBIONDI SANTIのROSSO DI MONTALCINO RED BANDが3割引(\11000が\7700)になっていてしかもラスト1本だったものだから衝動買いしてしまい、他にもあれこれ買い込んでエコバッグぱんぱんにしながらお店に向かい、今夜はイタリアンディナー。
 
Ristorante Due by 2Leoni」さんは、緊急事態宣言下に弁当やお惣菜を店頭で販売してくれていて、弁当の美味しさもさることながらトリッパの煮込みやゼッポリーニの美味しさに、外食欲を随分助けられていたお店。
 
いつか絶対お店に行こうねと話していて、でも思いのほかあっという間にGo To Eatの予約ポイント付与が終了してしまうことになって、駆け込みで慌てて予約を入れておいたのだった。
 
今日の夕飯、ポイントバック2000円分が得られる他に、これまでの食事で溜まっていたホットペッパーのポイント9000円分を使うことにして、支払い金額は10000円ほどだった(それも千葉のGo To Eat食事券を使用したので実質2.5割引)夕御飯。
 
そんなお得夕飯だったから、事前予約制のフルコースを予約してあった。
Bellissimaコースはメインに魚も肉も出てくるフルコースなのに5800円と都心のリストランテを考えればとってもお値打ち価格。なのにアミューズからドルチェまで手抜きのない、とても素敵な料理の連続だった。
 
何もかもが美味しくて、ああ早く来れば良かったねえ、と。
 
可愛い可愛いアミューズプレート。ハモンセラーノのコロッケが最高でした。 最初に出てきたのは、こんな可愛いアミューズプレート。
 
全部が一口(いや半口?)サイズで、でも、どれもちゃんと仕事がしてあって。
 
左奥から右に人参のムース、カプレーゼ。
左手前から右に鴨のパストラミ、ハモンセラーノのコロッケ、スズキのカルパッチョ。
 
ふわんと温かなコロッケ、"ハム入りクリームコロッケ"な感じで、これが最高に美味しかった。カルパッチョもほのかな柑橘の香りが上品で。
 
アミューズ
人参のムース
カプレーゼ
鴨のパストラミ
ハモンセラーノのコロッケ
スズキのカルパッチョ
前菜1皿目
蕪のフラン ズワイガニをのせて 
前菜2皿目
フォワグラのソテー ベリーのエチュベをソースに 
スープ
紅心大根のポタージュスープ
パスタ料理
リガトーニのカルボナーラ 鶏もも肉のオーブン焼き
お魚料理
穴子のバルサミコ風味 サオール仕立て サフラン風味のパエリア
お肉料理
黒毛和牛カルビの香草パン粉焼き
デザート&食後のお飲み物
栗のパウンドケーキ
洋梨のタルト
ブラッドオレンジのジェラート
 
全体のコースはこんな感じ、うん、これで5800円はほんとにお値打ち。しかもワインもお手頃価格でグラスでいただける種類も豊富だし、ボトルも3000~5000円のものが相当多く揃っていた。
 
蕪のフランとか紅芯大根のポタージュなど、和の素材も使いつつ、でもすごくちゃんとイタリアンで、カルボナーラがリガトーニというのもとても良かった。香りの良い自家製ベーコン入りで。
 
今更だけど、フォアグラって美味しいよなあ……なんて。 年末の肉福袋のせいでフォアグラの有り難みが薄れつつあるここ数年だけれど、ちゃんとしたお店で、すごくちゃんとしたソースでいただくフォアグラって、すごく美味しいなあ……なんて。
 
ベリーのエチュベを添えた、芯までふわんと温かなフォアグラ、これもすごく美味しかったのだけど、事前に「夫はベリーが苦手なんです」と伝えておいたお店は、だんなの皿はきのこのソテー添えにしてくれていて。
 
ちらりと味見させてもらったら、このきのこがとってもポルチーニ風味で、これがまたしこたま美味しかったのだった。だんなはベリーの好き嫌いは置いておいて、このきのこのソース最高、と大喜びで。
 
私的には、一番幸せだったのは今日の一番上の写真の穴子の皿。
 
穴子の旬って夏では?と思っていたのだけれど、冬穴子(東北で獲れるらしい、夏の穴子は南で獲れる)ってこってり濃厚で美味しいのだそう。そういえばここ最近、「せんどば」でも穴子を毎回見かけるなあ、なんて。
 
そんな肉厚の冬穴子を、バルサミコ風味で南蛮漬けみたいな仕立てにして、脇に小さく魚介のパエリアを添えて。
 
ああこれ、洋風お寿司だわ、なんて思ったりした。穴子が甘じょっぱいし、米添えてあるし、で。
ちゃんと洋風な味なのに馴染みやすい味で、ほんと、美味しくて。
 
最後までこのボリュームでした。いつかパンナコッタとかも食べたいなー。 エスプレッソをいただきながらのドルチェは、卓上の季節のメニューにあって「あ、これいいなー」と思っていた品を中心に。
 
栗のパウンドケーキに洋梨のタルト、色鮮やかなブラッドオレンジのジェラート。
 
このお店、ランチはランチで前菜・パスタ・メイン・ドルチェのコースが2600円だったりと本当に良い感じで、また来なきゃ、絶対来なきゃ、というかなんでもっと早く来なかったかな!?なんて言いつつ帰宅したのだった。
 
今日は全然、欠片も運動しなかったので、明日……明日、がんばります……(まだ微妙に腹筋が筋肉痛)。

2020年11月22日日曜日

クラゲを愛でに

ビアパブお昼御飯。なんてまあ幸せなこのプレート!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Le Petit Mecs」の
 栗のデニッシュ \350
 コーンパン \380 スライス
ヨーグルト(チチヤス 瀬戸内みかん)
カフェオレ
今朝は、昨日に続いて「Le Petit Mecs」のパンを。
 
飽きもせず最近の私は栗ものばかり選んでしまっていて、今朝も栗のデニッシュを。
 
濃厚なマロンペーストの他に、ベリー系のジャムも下に少し潜んでいて、その甘酸っぱさが悪くなかった。コーンパンも、カンパーニュ風の固めの生地にホールコーンがざっくざく入っていて良い感じ。
 
さて、今日はちょっと電車に乗って遠くにお出かけ。
"いい夫婦の日"らしいし、だんなとデート~。(←は、昨日あたりに初めて気付いて、あーそーなのねーと思っただけだったりして)
藤沢「MOKICHI CRAFTBEER」にて
 スペシャルランチプレート \2200
 ビール(レモングラスホッパー パイント) \900
今日の目的地は江の島で、夕方の予定から逆算するに、藤沢あたりで昼御飯を摂ってから行くのが良いかなあと。
 
計画を立てていたのは2週間ほど前の事で、まだGo To Eatの予約ポイント付与中で。
だったらどこかに予約して行こうと、美味しそうなお店を探していて見つけたのが、藤沢駅からほど近い、「MOKICHI CRAFTBEER」というお店だった。
 
母体は湘南で日本酒を醸している「熊澤酒造」で、そこのビールが生でいただけるアンテナショップという形。
 
事前に調べていたスペシャルランチがとても美味しそうで、だんなも私もそれにして、ビールも当然、パイントサイズで。
 
料理は、「本日のお肉料理と、お魚料理、カプレーゼ、本日のお魚前菜、シェフのオススメ野菜料理3種、計7品のスペシャルランチ 食後にデザートとドリンク付」というもので、ローズマリー風味の自家製フォカッチャもお代わり無料。
 
レモングラス風味の白ビールはとても好みな味わいで、だんなの頼んだアンバーロースターもいーい感じにコクのあるブラウンエール。
 
「やばい、これ、幸せだ、すごい幸せ」
と言いつつビール飲み飲み待っていればこれまた幸せなプレートがやってきて、大満足なお昼御飯だった。
 
今日の料理は、
  • フルーツカプレーゼ
  • さつまいものマッシュ
  • キャロットラペ
  • ミニ赤大根のマリネ
  • 鮪の炙り ごぼうのソース
  • フライドフィッシュ
  • 鶏もものガランティーヌ
 
という内容で、見た目以上に食べ応えしっかり。
 
野菜がどれも美味しくて、そしてふわっと衣のフィッシュフライは揚げたてさくさく。全体的に野菜が多めで、その野菜がどれも美味しいというのが素晴らしくて。
 
「神奈川のGoTo食事券使えるって。このお店」
「神奈川は食事券の販売、中止するってニュース流れてたけど……ああ、中止は連休明けなんだ、まだ買えるね」
「じゃあ買っちゃおう、ここの支払いでどうせ半分くらい飛ぶし」
 
デザートがチェーというのも、面白かったです。白玉♪ なんて流れでさくっと神奈川の食事券まで買ってしまい(まあ期間内に中華街とか行くでしょう、きっと)、というかこのお店でだらだらビール飲みながらアラカルト摘んだりするのもしてみたいと思った。
 
そしてデザートも一風変わっていて、今日は黒米と白玉のチェー、ですって。
 
優しい甘さで牛乳粥みたいな感じ?ソースも黒蜜っぽくて和風な感じ。
 
そして食後は「新江ノ島水族館」に。
 
今年の夏に入場券が格安で出ていたのを買っていたのだけど、なかなか来られずにいたもので、有効期限が迫る中、そろそろ行かないとねという今日のお出かけだったりした。
 
折良く昨日、公式twitterで「季節外れの南風で、 奇しくも美しい生き物たちが本日クラゲサイエンスへとお目見えです」なんてアナウンスもあって、今日は初めて見るクラゲやウミウシを愛でてくることができた。
 
「今日も!今日も展示してるって!」
と向かう江ノ電で最新のtweet確認して浮き足立っていた私。
 
案外ちっちゃかった、カツオノエボシ。ものすごい毒を持ってるクラゲですよー。 というわけで、初めて肉眼で拝むことができた、カツオノエボシ。
 
日本近海に居るクラゲで猛毒と言えばカツオノエボシかハブクラゲかってくらいに挙げられるこのクラゲは、でもとてつもなく綺麗。
 
勾玉みたいな形の浮き袋に青と黄色の触手が繊細で美しく、他のクラゲの構造とは全く違う風貌で。
 
袋の横幅が5cmほどしかなく、想像していた半分くらいのサイズしかない、すごく可愛いクラゲだった。
 
ギンカクラゲ。これも不思議な見た目をしていて。 これも南風と共にやってきたのであるらしい、ギンカクラゲ。
 
上から見ると、その名のように「銀貨」のように見えるらしい。
 
ウミブドウみたいな粒々した青い触手を持っていて、そしてこのクラゲ、ポリプ(=クラゲの子供)sの群体なんですって。
 
こちらも一度見てみたかった、アオミノウミウシ。ドラゴンみたいな造形美。 そしてこちら、アオミノウミウシ。
 
以前、「プルプルブルーな水中捕食世界、アオミノウミウシがギンカクラゲを食べる映像」という記事を見て「なんだこのドラゴンみたいなかっこいいウミウシは!?」とずっと気になっていたこの生き物、なんとカツオノエボシも食べちゃうらしい。
 
サイズは本当に可愛らしく、これまた想像の半分以下ほどしかない、小指の先ほどのウミウシだったけれど、でもなんとも恰好良かった。人が少なくなったタイミングを見計らって、何度も水槽に貼り付いていた私。
 
アカクラゲに似てるけど、もっとふわふわな、クリサオラ・プロカミア。 他にも今日は魅力的なクラゲにいーっぱい会えた。
 
さすが関東最大のクラゲ飼育水族館。飼育種類もその美しさも、他の追随を許さないという感じで。
 
こちらはクリサオラ・プロカミア。傘の感じはアカクラゲにとても良く似てるけど、口腕の華やかさが全然違って、こちらはフリルが派手でもちもちしてる感じ?
 
華やかで大きくて、とても綺麗なクラゲだった。
 
タコクラゲ的な可愛い造形のリクノリーザ・ルサーナ 丸っこくでむちむち可愛いこちらは「リクノリーザ・ルサーナ」。
 
ふわふわ短めな口腕の隙間には、野生では様々な生き物が隠れ住んだりしてるんですって。
 
昔は居なかったクラゲだよなあと思ったら、2年前に「加茂水族館の協力により“えのすい”初展示」が始まっていたクラゲだったそうで。
 
くずきりみたいな口腕が特徴的なインドネシアシーネットル。 こちらは立派なサイズの個体が実に優雅だった、インドネシアシーネットル。
 
口腕がくずきりみたいな艶やかさで、ふわふわひらひら、とっても綺麗。
 
写真撮影は、小さなクラゲや透明感が強い種類はスマホが自動補正つきで間違いなく撮れるのだけど、こういう大きなクラゲはミラーレスで撮る方が断然綺麗。
 
綺麗な1枚の裏には失敗写真が10倍くらいあったりするけど、今日も綺麗なクラゲが撮れました。満足。
 
儚げなふよふよ、アトランティックシーネットル。 大体いっつも触手が絡まって残念な事になっているアトランティックシーネットルも今日はなかなかお元気で。
 
アマクサクラゲとそっくりで、毎回わからなくなるこのクラゲ。
 
アマクサクラゲとの違いは、「アマクサクラゲのように傘や口腕に目立った刺胞塊はありませんが、口腕の付け根が赤く色づく個体がいることがあります」とか、「見分けるのは傘にある矢印のようなマーク。アマクサクラゲにはありません」あたりみたい。
 
なるほど、矢印マーク。覚えたわ。
 
スマホでも頑張ればこのくらいは。チョウクラゲ。 そして最後のこの子はチョウクラゲ。
 
その名の通り、蝶々のように時々はばたく風に動く透明なクラゲは、3cmほどしかない可愛いサイズ。
 
スマホで頑張って寄ったら、こんな感じに綺麗に撮れた。
 
他にも、撮影どころか視認さえ難しいレベルの、コモチカギノテクラゲとかシロクラゲとかオビクラゲとかシダレザクラクラゲ、それに安定のミズクラゲ、アカクラゲ、パシフィックシーネットル、タコクラゲ、ブルージェリーフィッシュ、京都でも見たキャノンボールジェリー等々、本当に充実のクラゲ展示。
 
カメラを構えている時はブレないように息を止めているものだから、最後は比喩ではなく息切れしてしまいつつ、えのすいならではの深海系展示や、"しんかい2000"の実物も拝んできた。
 
千葉の我が家からだとどうしても片道2時間、往復3000円。
それでも年パス買ってしまいたくなるくらいには素敵なえのすいの魅力は相変わらず健在だった。あーしあわせー。
品川「PIZZAMAN TOKYO」にて
 切り出し生ハム2種盛 ハーフ \1100
 バーニャカウダ \1200
 トリュフ香るローストチキン Pizza \1850
 自家製プリン 2×\500
 生ビール 3×\700
 苺のサングリア \700
そして東海道線で藤沢から品川へ。
 
夕飯はこれまたお昼同様Go To Eatの事前予約のポイントゲットつきで、品川アトレの「PIZZAMAN TOKYO」に。
 
夏に共同購入クーポン使って食べたこのお店、2000円分の食事券がまだ手元にあってその期限が間近だったこともあって、その消費をしましょうということで。なんだかんだで割引やらポイントやらで半額相当くらいになってくれた早め軽めの夕御飯。
 
日曜の夕方、レストランはけっこうな混雑でした。ちょっとびっくり。 ともかくも、おつかれさまでしたー、と生ハムとバーニャカウダとビールで乾杯した。
 
やっぱり駅ビル価格なのか?お酒は高めという印象。
 
「一昨日のインド料理は、定価が同じで分量倍だったもんね」
「それが半額で飲めたんだから幸せだったわ」
なんて言いつつ、軽めサイズのビールを飲みつつ、その後には苺のサングリアもいただきつつ。
 
季節メニューの、トリュフ風味のローストチキンのピザをもぐもぐ。 ピッツァは季節メニューだった、「トリュフ香るローストチキンPizza 半熟玉子のせ」を。
 
チキンにアスパラにトマト、スライストリュフと真ん中に温泉卵。
 
多分トリュフオイルも使っているのだと思う、全体からほわほわとトリュフの香りが漂う、リッチなピッツァだった。
 
全体的にお値段高めな感はあるけれど、ピッツァはちゃんと美味しいこのお店、ランチに使ってぱぱっとピッツァをいただくような使い方が良いのかなー。
 
旗がついているのがとてもキュートなプリンでした。ねっちり濃厚。 でも、自家製プリンが気になってしまって、最後にこれも1人1個いただいてきた。
 
多分このプリン、カタラーナ風の作り方なのだと思う(お店のジャンル的にはイタリア料理店になるらしいし)。
 
卵の味が濃厚で、ねっちりどっしり、小麦粉が入っている風なしっかりめの口当たり。
 
上に店名ロゴつきの旗が立っているのがなんとも可愛らしかった。
 
どうも最近、プリンの文字を見ると注文せずにはいられない病にかかっているようで。
 
帰宅してみれば、今日の大阪の新規感染者数が490人にもなったということで、本格的にGoTo見直しも始まるらしく。
 
正直、もう4~5月の時みたいな緊急事態宣言は勘弁だわあと思っている私。

2020年11月2日月曜日

肉食べ放題の日

今日はお肉の食べ放題!まりまり食べまくってきました。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「パンド・ボヌール」の
 ごまチーズ 1/2個
 パン・オ・ショコラ 1/2個
 ピーナッツクリームサンド 1/2本
葡萄(長野県産シャインマスカット)
カフェオレ
近々冷凍庫のスペースが必要になるのでせっせと食べねばなと、冷凍パン「パンド・ボヌール」さんの、総菜パンや菓子パンをあれこれ解凍してみたの朝。
 
素朴な味わいのピーナッツクリームサンドや、もふっとした食感でごろりと塊チョコが入ったパン・オ・ショコラ。生地に黒胡麻が練り込まれていたごまチーズ。
 
どれも素直な味で良い感じ。
 
幸いにも那須旅行で、悲鳴を挙げるほどには体重は増えていなくて、でも今日は今日でステーキ食べ放題という嬉しいディナー予定。
 
せめてもとBODYPUMP45でがっつり動いてきた。今月からは楽しいバックナンバー月間で、古い曲を積極的にやってくれるイントラさん、今日は#47という30年近くも前のナンバーを。
 
せっせと泳いで長湯も満喫して、お腹ぺっこぺこにしてから銀座方面に向かったのだった。
神谷町「Dining & Bar LAVAROCK」にて
 ステーキ5種食べ放題&プレミアム飲み放題
     \12420→\5000→\4666
で、家族で赴いたのは神谷町駅直結のビル内にある「Dining & Bar LAVAROCK 神谷町」というグリルレストラン。
 
LUXA」のクーポンで購入したのは「【60%OFF/ステーキ5種食べ放題&プレミアム飲み放題/期間限定】溶岩石「Lavarock」でジューシーに焼き上げる贅沢グリル。開放感溢れるカジュアルダイニング《ステーキ5種食べ放題+120分飲み放題》月~金のみ」というプランで、本来価格12420円相当の食べ放題&飲み放題プランが5000円とのこと。
 
その本来価格はちょっと無いなと思ったけど、Go To Eatのポイントも溜まるそうだし、クーポンサイトの割引も適用できて1人4666円。1人1000ptのポイントバック分も考えると悪くないねと行ってみることにしたのだった。
 
予約サイトが主なGo To Eat対応のグルメサイト、共同購入クーポン屋の「LUXA」が入っているのは異色な感じなのだけど、この会社、母体がauコマース&ライフ、つまりKDDIなわけで。
んでKDDIはカカクコム(=食べログ)と提携していたりもするから、ああなるほどねという感じ。
 
もうほとんどが死に体な今の共同購入クーポンサイト界隈において、LUXAだけはせっせと毎日新店舗アナウンスがあってすごいなと素直に思う。
 
今回のこのお店は、まんま同じプランが一休などにも出ていたのだけど、4600円と思ったらまあまあ満足。お酒の提供が遅かったりしたから、また是非来たいとまでは残念ながら思えなかったけど、でもちゃんと美味しかった。
 
  • 前菜
    LAVAROCK特製サラダ
  • フリット(食べ放題)
    山盛りトリュフポテトフライ
  • メイン(食べ放題)
    ・黒毛和牛シンシン
    ・希少部位トウガラシ
    ・イベリコ豚バラ肉
    ・米沢豚肩ロース肉
    ・鶏のモモ肉
  • 肉に合わせた付け合わせ
    ・カオヤーピン(肉を包む皮)
    ・シェフ特製ソース
    ・ハモンセラーノを使った特製XO醤
    ・コンディメント(薬味)
  • 生ビール3種プレミアム120分飲み放題
 
神谷町LAVAROCKでお肉食べ放題。最初にサラダを。 最初にサラダと、フライドポテト。
 
トリュフ風味のオイルで揚げたというフライドポテトが、実に美味しくて、これも食べ放題対象だったものだから、うっかりポテトもおかわりしてしまったり。
 
ビールはプレモルとプレモル黒と、東京クラフト(ペールエール)が飲み放題。
 
東京クラフト2杯貰った後は、チリの赤ワインを2杯ほど。今日はとにかく肉を食べると決めていたので、お酒はほどほどにしておいた。
 
最初に出てきた肉盛り合わせ。うん、どれもおいしー。 お肉は、最初に全種類が盛り合わせで出てきて、その後は好きなものを好きなだけ、のスタイル。
 
豚も鶏もひと通りは食べようと思っていたから、まあ良いか、とまりまりいただいた。
 
最初のお皿(左の写真)は、シンシン・イベリコ豚バラ・鶏もも肉。
 
続いて、今日の一番上の写真の、トウガラシ・米沢豚肩ロース肉。
 
しっかり脂の乗ってるイベリコよりも、案外米沢豚の肩ロースの方がジューシーで美味しかったり、あと鶏もも肉も侮りがたい美味しさだったり。
 
卓上には、自家製XO醤とバジルソース、粗塩、ピンクソルト、粒マスタード、黒胡椒などが置かれていて、それを好みで添えつつ食べるのも目先が変わって良い感じだった。
 
最初の皿には太く立派なアスパラも1人1本分添えられていて、それも香ばしく美味しくて。
 
結局この分量のお肉を3回お代わり。よく食べました。 でもまあ、やっぱり牛肉よね!と、シンシンとトウガラシのお代わり、3人分ずつくださーいとお願いすれば、このボリューム。
 
最初の皿のシンシンが若干"よく焼き"な状態でやってきたので、もうちょっとレアめにしてとお願いしたら、良い塩梅に焼いてくれるようになって、このお代わり肉が1皿300gはゆうにありそうなボリューム。
 
最初の皿も1種類150g分ほどはあったと思うから、多分、私たち、1人500gほどの肉を食べたのではないかな。
そう思えば、今日の食事はなかなかお得な内容だったと思う。
 
そう、それはそれとして、つい数日前、船橋駅近に「シュラスコ&ビアレストラン ALEGRIA funabashi」がオープンしたそうで。
 
地元でシュラスコ、お値段もお手軽、これは素敵。Go To Eat対応みたいだし、そのうち食べにいかなくちゃ。

2020年11月1日日曜日

那須のお蕎麦

那須高原、隠れ家みたいな蕎麦屋さんに
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
那須湯本温泉「旅館 山快」にて
 朝食
「我が家からドアtoドア2時間半でこのお湯に浸かれるとか」
これはちょっとした天国じゃあないかしらと、結局滞在中、チェックイン後、夕飯後、起床直後、朝食後……と、4回もお風呂に入っていた私。
 
宿泊客の予約は本来の半分に抑えているとのことで、ちらちらと滞在客とすれ違うことはあっても、風呂場で誰かと一緒になったのは一度きりだった。こんな上質なお湯が、ほぼほぼ貸し切り。ほんと、天国じゃあないかしら。
 
朝御飯も素敵でした。全部食べちゃった。 そんな、「旅館 山快」さんの朝御飯は、嬉しいことに、1人1個の釜飯!
 
薄味の、優しい味の釜飯が1人1合分くらい。
 
味噌汁に漬物盛り合わせ、きりぼし大根、うずら山芋、温泉卵、たらこに焼売、あとはヨーグルトとヤクルト。
 
「あ!わかった!サランラップの謎がわかった!」
とだんなが言うので、なるほどとその言葉で気付いた私。
 
冷蔵庫の上に用意されていた(冷蔵庫も、あらかじめ入れられているお酒などの他に、買ってきたものも入れることができる仕様)茶器やグラス類と並んで、なぜかサランラップも置かれていて「なぜラップが……?」と思っていたのだけど、これ、食べきれない釜飯をおにぎりにして持って帰る用なのだろうなあと。
 
よくある焼き魚と納豆と焼き海苔と……という朝食ではないものの食べ応えは充分で、ましてや、朝から米1合を食べきることは私は滅多には無くて。
 
なるほどおにぎりか……と思いつつ、美味しかったのでこの場で全部食べてしまった。
 
ほんと、良い宿でした。
 
そして10時前にチェックアウトした私たちは、再び「月井酒店」へ。
 
昨日の夕方は、いかにもGoToのクーポン使い切って帰らなきゃという風な観光客でお店は混み混み、店員さんも忙しそうで酒選びの会話どころではない風だったので、改めてのんびりお酒を眺めに来た。
 
「この古酒は良いですよ」とか「この出羽燦々はまさに食中酒って感じです」なんてアドバイスを貰いつつ、買ったのはいずれも栃木の蔵の、出羽燦々中取りの忠愛と、2006年醸造の純米90%精米の天鷹。
 
14年古酒が4合瓶1300円という、頭おかしい値付けになっていて、
「え、これもっと良い値段つけるべきですよね?」
「そうなんだよ、おかしい値段なんだよ」
なんて会話しつつのお買い上げ。結局、GoToの地域共通クーポンはほぼほぼ酒で無くなってしまったのだった。
 
今日の予定はお昼にお蕎麦の予約を入れてあるだけ。
そう遅くならないうちに帰ろうねということにしていて。
 
つつじ吊橋。見た目より揺れますよ……? で、時間もあるしねと「つつじ吊橋」に行ってみた。
 
どうぶつ王国から那須温泉に戻ってくる時に道路上から見える吊り橋。
 
温泉郷側に専用駐車場があって、数百メートルの遊歩道を歩いて行くと吊り橋に辿り着く。橋の向こうはつつじの群生地なんかがあるそうで。
 
下を流れる川までの高さは40m弱、がっしり丈夫に組まれた吊り橋だけれど、中央部あたりはそれなりに揺れるし、そして御丁寧な事に中心部分は床がグレーチングのスケスケ仕様。
 
「あ、あかん。無理です。これはあかん」
と、私とだんなは中心付近まで行ったところで逆戻りし、息子は楽しげに何度も中央あたりを歩いていた。
 
せっかくだしと、九尾の伝説の「殺生石」も見てきましたよ 更にせっかくだしと、今回の宿の源泉であるところの「鹿の湯」を見に行きつつ、「殺生石」からの温泉神社参拝も。
 
殺生石は、九尾の狐(=玉藻前)がこの地で討伐されて石となり、それが岡山や会津などに散ったうちの1つがこれという伝説があるそう。
 
今はいくらか毒性が弱まったものの、現地ガイドのおっちゃんによると「去年の秋(?)に岩の傍で豬2頭が死んでいた」とか、「注連縄つけかえる時に、ミイラになった狐が出てきた」とか、未だにそんな状況にあるそうで。
 
なるほど、草木がほとんど生えていない、荒涼とした岩だらけの斜面は温泉宿以上に硫黄のあの匂いが漂っていて、"賽の河原"なんて名前のついた一画も。
 
観光らしい観光を楽しんだところで(次回は立ち寄りの鹿の湯に行ってみたいなあなどと思いつつ)、予約していたお蕎麦屋さんに向かったのだった。
那須高原「山里料理とそば ほし」にて
 山里コース 3×\1870
 牛肉柔らか煮 \880
 山のソーダ水(がまずみ) \480
 山のソーダ水(甘夏) \480
前回那須に来た時に、酒屋さんで「お勧めのお蕎麦屋さんありますか?」と訊ねて教えてもらったお店、「山里料理とそば ほし」。
 
あの時はもう満席かつ売り切れ仕舞いで入れなかったので、今度はちゃんと予約を入れてから向かってみた。
 
いただいたのはやっぱりこれでしょう、の1日10食限定の「山里コース」。
 
そば豆腐の揚げ出し、季節の小鉢2品、そば2種類、漬物、デザートという内容が1870円はとてもお値打ち。
 
ちなみに、他のメニューは秋きのこの天せいろが2200円、那須おろしそばは1120円、くろがねそばは900円、という感じ。
 
那須高原「山里料理とそば ほし」さんにて、牛肉柔らか煮を追加注文。 単品料理もいくらかあって、にしんの山椒漬けとか、ゆべしとか。
 
「これ、美味しそうじゃない……?」
「うん、肉食べたいな」
と、「牛肉柔らか煮」も頼んでみた。
 
なんでも、「3日間じっくり蒸して仕上げます」だそう。ほのかに山椒の香りがして、見た目よりはいくらかあっさり味の、和風ビーフシチューのような煮物。
 
ごろごろと大きな肉の塊が数個盛られていて、箸でほろりと崩れる柔らかさ。
 
そしてセットの、最初に出てきた盆(今日の一番上の写真)も、うっとり素敵なものだった。
 
「今週の山里コースは?」というお品書きも出てきて、それによると、
 
そば豆腐の揚げ出し
固めたそばがきを揚げ出し風に。ふんわりもちもち!
とうがんのきのこスープ
とうがんを鶏のスープで煮込み、なめこ、原木椎茸、ひらたけ入りの秋のスープに仕立てました。とろんと柔らかく、温まります。
舞茸の焼き浸し
鬼おろしでざっくりすり下ろした大根で、網焼きの舞茸をあえました。ぎんなんや菊の花で彩り豊かに。
ひとくち箸休め
まこもだけのきんぴら・生芋こんにゃくの田楽(えごまだれ)
漬物2、3種類(全部自家製)
ぬか床は85才!
十割そば(石臼挽き、自家製粉)
くろがね…殻をむいたそばの実をそのまま粉にして打った蕎麦
しろがね…そばの実の中心の粉だけで打った蕎麦。更科粉よりは外側まで挽いているので独特の味わいです
デザート
かぼちゃのプリン、林檎の甘煮添え・蕎麦茶
 
という内容で。
 
どれもこれも手が込んでいて、野菜やきのこがとっても美味しい。まこもだけのきんぴらも、不思議な旨味としゃきしゃき感。
 
これは普通にお酒が恋しくなるところで、そして店内の棚には自家製酒やシロップが大量に並んでいた。
ラベルによると、またたび、桑の実、かんぞう、さくらんぼ、あけび、きんかん、葡萄、かりん、うぐいすかずらetc……。
 
お酒じゃないシロップを使った「山のソーダ水」なるメニューがあって、秋のおすすめに「がまずみ」という見慣れない文字があったので、私はこれを頼んでみた。息子は甘夏を。
 
赤くて綺麗なシロップソーダは、検索したらスグリのような小さな実で。別名はカリンカなのだそう。酸味はあるけど爽やかな風味があって美味しかった。
 
つやつやのお蕎麦。くろがねとしろがねの2種類で。 使われている食器類もとても素敵なこのお店、栗や白樺が材料なのだという木皿に盛られて、お蕎麦もやってきた。
 
蕎麦つゆに添えられているのはわさびではなく辛味大根で、そしてそば湯にも「風味づけにどうぞ」と柚子の皮が添えられて。
 
十割そばは、さすが、蕎麦の風味が濃厚で、でもブツブツ切れるような事もなく、悪くなかった。
悪くなかった……んだけど、正直なところ、このお店は、蕎麦の美味しさに魅了されるというよりは、他の料理の素晴らしさの方に圧倒されてしまって、蕎麦の印象が薄くなってしまったというのも事実だったりして。
 
そのくらい、スープとかそば豆腐の揚げ出しとかが、すんごく美味しかったのだった。
 
そういえばハロウィンでしたね、の、食後にかぼちゃのプリン。 そして食後に、"一口デザート"と言われたけど全然一口じゃなかった、充実のかぼちゃプリン。
 
カラメルシロップに林檎の甘煮も乗っていて、お供にあったかいそば茶。
 
そして最後、レジのところの案内で知ったのだけど、レンタカー"TIMES"のカード提示で5%オフになるんですって。
地域共通クーポンにも対応済だそう。
 
かくして400円弱割引してもらえ、支払いは7000円ちょっと。
美味しかったなあ。来られて良かった。
南船橋「村さ来」にて
 お通し 3×\319
 おつまみきゅうり \308
 オニオンリングタワー \748
 塩レモンねぎ牛タン \682
 コーンバターベーコン \418
 カリーブルスト \484
 チーズ入りちくわの一口磯辺揚げ \374
 パリンコチーズ \352
 醤油ラーメン魚介だし \528
 生ビール(中) 2×\528
 元祖酎ハイ(プレーン) \264
 物語酎ハイ(琉球物語) \352
 シャリシャリレモン酎ハイ \418
 みかんトニック \374
 ピーチネクターフィズ \374
で、その後はさくさく帰路に就き、渋滞に巻き込まれることもなく夕方に帰宅。
 
千葉から那須までは車なら2時間ちょっと、この手軽さもあって、すっかり那須がお気に入りな私だった。
 
そして夕飯はこれから買い物行ったり料理したりするのもねと、当日のネット予約が可能(つまりGo To Eatのポイント溜まる)な「村さ来」に行ってしまいましょうかと。
 
船橋競馬場にほど近いこのお店、本来のターゲットは当然ながら競馬客なのだろうけど、でも今は賑やかな親子連れの団体客や、一人でくだまいて店員のおねえちゃんに声かけまくってる変なおじさんがいたりで、なかなかカオスな感じになっていた。
 
Go To Eatは、幼児も人数カウントでポイントが溜まるから子供連れはこぞって出かけるよねーわかるわー……と思いつつ……(でも喧しいのは自制して欲しいなあとは思う……)。
 
運転おつかれさまでした!とビール酌み交わしつつ、種類豊富なサワーに移行して、食べたいものを食べたいように注文したら卓上は揚げ物が多めな感じに。
 
ビジュアルが素敵だったオニオンリングタワー、面白そうと頼んでみたら、ほどなくして心底申し訳なさそうな店員さんが
「あの……オニオンがリングにならなくて、タワーが出来なくて……申し訳ありませんが……」
と謝りに来て。
 
え、別にタワーにならなくていいよオニオンリング盛りでいいよ、と伝えたら、残念な感じにリングが崩壊したオニオンリング(だったもの)がやってきて大笑いしてしまったり。
 
リングになってる玉ねぎもあったけど、1/4サイズくらいに砕けてるのもあって、どうしてこうなった玉ねぎ!?と疑問は尽きないながらも、揚げたての玉ねぎはちゃんと美味しかった。ケチャップとチーズソース添えで。
 
村さ来、私やだんなの中では「300円くらいのつまみがいっぱいある、安居酒屋」なイメージのままだったのだけど、記憶の中よりメニューの内容が幅広くなった感があるし、値段も高めになったなあという印象。ラーメンやご飯ものも多くて、これは確かに子供も喜びそうな品揃え。
 
今月はこのお出かけのみならず、京都に行ったり外食予定がいくつもあったり盛り沢山。
せめて何も予定が無い時くらいはダイエットに励まねば……(やばい……)。