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2025年7月11日金曜日

シンガポールなお昼ご飯

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ホットサンド(こんたまちー)
沖縄県産マンゴー(金蜜)
「牧家」の
 ミックスフルーツラッシー
アイスカフェオレ
今朝は、「千駄木腰塚」のコンビーフと「ハイ食材室」のチーズ、と、鉄板でおいしいものの組み合わせでホットサンドを。
 
今日は最高気温27℃くらい?びっくりするほど涼しくて、ホットサンドも幸せにおいしかった。

  そして昨日届いた沖縄マンゴー、期待の金蜜種は、確かに甘くておいしかったけれど、なんというか南国的生臭さのようなものも少しあって。
 
なるほど華やかだけど、これを食べただけでは突出した他の品種より秀でておいしい……!とはならなかったなあ。
御徒町「RIMLAND」にて
 ハーフ&ハーフセット \1500
 シンガポール ティッラミスー \700
 ジャスミンティー(アイス)
今日の午前中は「浅草開化楼」さんにカラヒグ麺を買いに。
 
不死鳥カラスさんの御厚意で朝イチに10kg限定を狙うことなく、工房にお取り置きしておいていただいた麺を1kgいただき、あと嬉しいおまけも貰ってしまった。
 
移動はこれが安定とばかり、今日も浅草からレンタサイクルに乗って田原町の開化楼に向かい、そして上野の「酒のサンワ」さんにお酒を見に行きつつ(と思ったのに11時開店のお店がまだ11:15時点で開いておらず)、そこから新御徒町に更に自転車走らせて、お昼はシンガポール料理のお店「RIMLAND(リムランド)」さんに。
 
カラスさんのこのポストで知ったのだけど、このお店、カラヒグ麺でいただけるラクサがあるそうで。
 
元より海南鶏飯が大好物だし、その2つが楽しめるランチなんて最高では?と、ずっと行きたいと思っていたのだった。
 
今日、カラスさんも行かれる予定だったとのこと。
 
でも私は開店直後狙いで(しかも自転車で)行くから多分またすれ違いですねえ(先日「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」さんで見事にすれ違った)と笑ってしまいつつ、私が退店した20分後くらいに「な( ̄ー ̄)」と呟いていらして、ますます笑ってしまったのだけど。
 
ランチメニュー、こんな感じ。
 
食べログの投稿を見ると、ハーフ&ハーフが始まったのは割と最近なのであるらしく、そして、ミニ&ミニセットではなく、片方がフルサイズになるEセット、Fセットまで増えていた。
 
そこそこ大食らいの私もハーフ&ハーフでかなり満足だったのだけど、カラスさんはF一択だそうです(ということを何故か私の投稿の引用リポストで告げられてまた笑う……)。
 
というわけで、まずは海南鶏飯!
 
これ、鶏肉が2段になっていて、にんにく風味のライスもしっかり分量で。
 
ハーフサイズじゃないよねスリークォーターサイズくらいあるよね?と言いたくなるボリューム感。
 
お肉はしっとり柔らかく、たれは「そうそう!シンガポールで食べたのこんな味!」と納得感&感動しかない味わいで、とってもとっても良かった。
 
海南鶏飯言いつつ、タイのスイートチリソース添える店は全部燃えてしまえば良いのにと思っている(タイのカオマンガイにだってスイートチリソースはかけないんですよ……)海南鶏飯過激原理主義者なので、この正しき海南鶏飯は本当においしかった。幸せだった。タレ、自家製なんですって。素晴らしい。
 
そして期待のラクサは、とっても濃厚なココナッツミルク風味。
 
シンガポールで買ってきたレトルトラクサはかなり辛くてびっくりしたのだけど、こちらはかなりマイルドで。
油揚げ、海老、かまぼこ、そして青じそが乗ったりしているのがちょっと日本風。
 
辛い海老味噌がついてきているのが程良くアクセントで、でもこのスープおいしかったなー。
 
一般的には太めの米麺、あるいは細いビーフンを合わせるのが多いラクサだけど、カラヒグ麺でも違和感なく、その独特なシコシコ感がとてもお似合いだった。
 
なもので、食後のジャスミンティーをいただきながら、デザートも食べたいな、なんて。
 
メニューにあったのは、
アイスクリーム、ジャスミンシロップの自家製豆花トンファ、そしてシンガポールティッラミスー。
 
シンガポール風のティラミスなんてあったかな?と首を傾げたのだけど、この店オリジナルのスイーツとのこと。
 
マスカルポーネではなくクリームチーズ使用のふわっとしたチーズ生地に、ココアではなくコリアンダーのパウダー。
 
滑らかな口当たりでほんのりエキゾチック。おいしいデザートだった。
 
ランチメニュー、トップのAランチが「開化楼のトンナレッリ麺パスタセット」というのも開化楼愛がすごいし、今日のメニューは自家製サルシッチャとホウレン草のペペロンチーノで前菜、バゲット、ドリンク付きで1200円はけっこう幸せ。
 
南鶏飯単品だとスープがついてきて、ラクサ単品だとジャスミンライスがついてくるそうで。
 
というかこのお店は夜にも来たい感じだった。アラカルトメニューも素敵に充実。
新御徒町「村井」の
 サービスそぼろ重 \900
カラヒグ麺でパスタスープ
麦茶
今日の私は、浅草でレンタサイクル借りて、
浅草→田原町の開化楼→上野のサンワ酒店(開店時間なのにまだ閉まってた)→新御徒町でランチ→サンワさんもう一回→京成上野駅近くで自転車返却
と、けっこうな距離自転車こいで。
 
でもそのおかげで、道中おいしそうな鶏肉専門店の弁当屋さん、「村井」に寄ることができた。
 
今日は夕方から調子の悪い洗濯機の修理が入ることになっていて、夕飯が何時になるか解らない感じだったので弁当を買って帰ることにして。
 
そぼろと炒り卵、唐揚げ2個にきぬさや、紅生姜、茹でうずら卵という内容で900円のサービスそぼろ重を買ってみた。
 
そして今日はこんな幸せなものを不死鳥カラスさんに貰ってしまい。
 
「これあげる」
と言われ渡されたのはカラヒグ麺の端っこ部分の切り落とし。
 
長さ10cmくらいだからスパゲティとしては食べづらいけど、「スープとかに入れてみてよ」と言われ、1kgくらいはありそうなそれをありがたく貰ってきたのだった。嬉しいな。
 
いっそそのまま、ショートパスタ感覚で食べてしまっても良さそうだけどとも思いつつ、ありもの野菜でスープ作って、そこに入れてみることにした。
 
多めにできたスープを今日食べる分だけ取り分けて、別茹でした切り落としパスタを軽く茹でてスープ鍋に合わせ、温めてできあがり、と簡単な感じで。
 
で、洗濯機修理は5時半から結局3時間の長丁場で、夕飯を食べられたのは21時になろうというところ。
 
お弁当買っておいて良かった……と心から思いながら夕飯にした。
 
そろそろ食べられる?とスープにパスタを入れてしまっていたから若干麺が膨れてパスタどっさりスープになってしまったものの、空腹にはそれがありがたく。
 
初めて買った「村井」さんのお弁当はそぼろがしっかりした味わいで、唐揚げもいかにも弁当向けなしっかり味。期待以上においしかった。
 
開化楼さんに麺をいただきに行ったら、伺う時間が11時だからそのまま浅草上野界隈でお昼御飯が楽しめるなーとほくそ笑んでいるところなのだけど、開化楼→リムランド→村井は1つの固定ルートになりそうで。

2025年6月26日木曜日

今日は女子会~。

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トリュフスクランブルエッグ&ハムの
     イングリッシュマフィンサンド
「セイコーマート」の
 ごまあんぱん \138 1/2個
沖縄県産&台湾産ライチ
宮崎県産マンゴー
アイスカフェオレ
朝食は、イングリッシュマフィンのトーストサンドと、「セイコーマート」のごまあんぱん。
 
ちょうど手持ちのシュレッドチーズを使い切ったところで、卵とハムだけじゃ物足りないかな?と、卵をトリュフバター使ってスクランブルエッグにしたら、かなりゴージャスなことになってしまった。
なんというか、ファビュラスな味わいで。
銀座「俺のイタリアン東京」にて
 旬の野菜たっぷり12種バーニャカウダ \1180
 切りたて生ハム \780
 ベルギー産ポテトフライ盛り合わせ \580
 俺のB・B・Q \2780
 冷製カルボナーラ
     イタリア産フレッシュサマートリュフかけ \1980
 平日ランチタイム限定飲み放題 \999/60分
     延長飲み放題 \500/30分
今日は女子会~。
 
5月に一緒に旅行に行った3人+予定が重なって行けなかった1人との計4人の集まりで、遅ればせながらー、と、誕生日祝いのお酒を貰ったり。
 
場所は、以前3人で行っておいしく楽しかった「俺のイタリアン 東京」にした。
 
平日ランチ限定の1時間999円の飲み放題プランがなかなか秀逸で、ワイン系の選択肢がそれなりあるのがありがたく。料理も全体、お手頃価格でおいしいし、何より、"俺の~"系は当初スタンディングで飲食するのがデフォルトなのがとっても嫌で行けなかったところ、今は普通に座っていただけるお店が多いのがありがたい。
 
どれもちゃんとおいしいし。あと、見栄えが良いというのも重要で、やたらと場所を取りはするものの、バーニャカウダもこんな感じにとってもお洒落。
 
魚介が食べられない(あとまあ色々食べられないものがいっぱいある……)Kちゃんが一緒だったので、どれなら食べられる?肉メインにしようか、などと言いつつ、生ハム貰ったり豪華な肉の盛り合わせを注文したり、思う存分楽しんできた。
 
切りたて生ハムがとても柔らかで良い感じだし、ポテトは謎のニコチャンポテトが混ざっていたり。
 
私は昨日の夜と今日の夜と、オンラインでいつものJちゃんと遊ぶ予定を入れていた(ので今日は3時間しか寝ていない状態でこれに来た)ので、そんなに酔っちゃいけないよなと思いつつ、それでも泡・赤泡・白・赤・サングリア・サングリアと6杯は飲んでいた気がする。
 
1500円の飲み放題の元は取れたかな。きっと取れた。
 
肉の盛り合わせ(今日の一番上の写真)は、鶏もも、鴨、豚、アンガスビーフと4種の肉に、上にどーんとベーコンまで乗り、焼き野菜まで色々盛られた豪華なもので。
 
せっせとお肉も食べつつ、今日一番おいしかったのは季節メニューの"冷製カルボナーラ"だった。
 
しっかり冷たく、でもソースはぼそぼそしてないし、チーズたっぷりトリュフたっぷり。
 
で、デザートも気になるところはあったのだけど、飲み放題の時間が終わってしまったから、どこかでお茶しつつスイーツ食べる?とお店を後にしたのだった。
銀座「GINZA CAFE dining and bar」にて
 スコップティラミス \880
 バスクチーズケーキ
     ~マルドンシーソルトを添えて~ \800
 アッサムティー \900
「俺のイタリアン」にほど近い、地階にある店が「GINZA CAFE dining and bar」。
 
以前にも来たことがあって、穴ぐらのような雰囲気が隠れ家風だし店内もお洒落だけど、いかんせん銀座価格。
 
けど、月額1000円払うと都度200円割引されるメンバーシップ制度とか、1ヶ月4000円で20杯珈琲紅茶がテイクアウトで貰えるサブスクプランなどをしていたりもする。
 
ここ界隈で働いている人だったら、月額1000円だったら払おうという感じになりそうで、なるほどうまい仕組みだなあと。
 
でもそんな価格帯で、かつテイクアウトで利用するお客さんが多いせいか、4人といった人数でもすんなり入れるのが有り難かったりした。
 
お茶飲み飲み、皆でティラミスやバスクチーズケーキをつつきつつお喋りして。
 
もう4時過ぎだそろそろ帰らなきゃ、ってなったところで解散して、最期は銀座三越で色々お買い物してから帰宅した。一升瓶持って。
 
というわけで、貰ったお酒が飛露喜の蔵、廣木酒造が出している、一般的にはプレミア価格で出回っているお酒らしく。
 
地元消費がメインのお酒だそうで、つまり十四代における朝日鷹みたいな?
 
たまたま、百貨店の予約制定額販売の案内を見て、頼んでいてくれたんですって。うれしいなあ。
 
他にも、燦然と輝く「沼」の文字がすごい、梅乃宿のいちごのお酒とか、誕生日プレゼントは既にくれてたTちゃんからは関西限定味のポテトチップとかわいい金魚のゼリーを貰ってしまった。
 
なんとなく、"プチお土産"を交換する習慣のあるメンバーなので、私も何か……と思っていたのだけど、数日前、北海道出張に向かっただんなが、飛行機内から、
 
今週女子会ランチだったっけか?
サプライズで買って帰ろうかと思ってたんだけど、もし女子ーズにお土産必要なら、奥ちゃん分と合わせてこれを買っていこうと思うけど、どうすか?(女子力)
 
という連絡をくれ、添えられたリンク先を見れば、あのチョコレートの「ROYCE'」が出してるリップクリーム
 
え、なにそれおもしろいカカオバター入りなんだ?と、私からのお土産はめでたくこれになったのだった。
 
知らなかったよ、ロイズにそんな化粧品みたいなのまであるなんて……。
ロメインレタスとサーモンのサラダ
「CINAGRO」の
 4種チーズのミルフィーユカツレツ
 トリュフ香るイタリアンポテトサラダ
ビール(スワンレイク ホワイトスワンヴァイツェン)
そして夕方6時にしてまだ超満腹で、まだそこそこ酔っぱらっていた私。
 
だんなと息子の夕飯は、銀座三越のイタリアンのお店「CINAGRO (シナグロ)」で、ミラノ風カツレツっぽいカツと、トリュフの風味のポテサラを勝ってきあった。それと、家でささっと支度したのはサーモンの乗ったロメインレタスのサラダ。
 
どれも味見程度にいただいて、もうそれだけで満足してしまったのだった。
 
今日は魚介は全く食べなかったけど、「俺のイタリアン」は魚系もおいしいのでまた行きたいなー。飲み放題じゃないワインになると選択肢も豊富だし、そのうちだんなと2人とかで再訪したい。

2025年6月21日土曜日

日本酒とイマーシブとホラー映画

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冷や汁
沖縄産ライチ
麦茶
ついにライチのシーズンが始まったぞーとわくわくしている中、メルカリには国産ライチの取引もけっこうあって。
 
果物屋の国産ライチはとんでもない値段だけど、メルカリで入手する分には手の届く価格だったりして、今回、試しにと沖縄のライチを買ってみた。
 
こんな感じ。赤くてとても綺麗で大粒。そしてすっっごくおいしかった。これは幸せ。
 
そんなライチを食卓に出しつつ、今日も朝からなかなかの気温の中、献立は冷や汁にした。
 
Jちゃん好物の夏の雑炊ものといったらやっぱりこれだよね、と。
 
焼いてほぐした味に麦味噌と豆腐を合わせた冷たいだしは昨夜から用意しておいて、きゅうり、青じそ、茗荷、胡麻は食べ際に盛り付けて。
 
手前味噌ながら、たいへん美味しくできたと思う。
 
で、今日は色々盛りだくさんで、午前中早々向かったのはお台場の元ヴィーナスフォートの「イマーシブ・フォート東京」。
 
2022年に閉館したヴィーナスフォートを、ほぼ居抜きで2024年3月に開園したのがイマーシブ・フォート。
 
行ってみたいなと気になっていたのだけど、5月にイマーシブ謎解きにJちゃんと行ったことから、「似たようなの行ってみる?」と、ここでの演目の中では比較的軽い、「劇場型謎解きゲーム 今際の国のアリス」に行ってみることにしたのだった。
 
「これは、命を懸けて挑む“デスゲーム”です。非常に強い刺激を伴います」
という注意書きがあって、参加にはwebサイトでの同意書の入力が必要で。
 
「没入感を極限まで高めるために、装着いただく首輪は電流が流れる仕様になっています」
だそう。
 
どっきどきしながら演目に臨んで、途中ではJちゃんと別行動で挑まなきゃいけないミッションもあったりして、最後、脱出できる直前まではいったのだけど、技術的なというか時間的なというかの問題でリミットを迎えてしまったのだった。いや、あの状況下であのもにゃもにゃ……は、無理ですって。暗いし。見えないし。
 
そんなこんなでJちゃん諸共"致死量の電流"を浴びることになって、脱出失敗ではあったけれど、この話は最後の最後に首輪を外せた・外せないという分岐があるだけで基本的にはお話を筋書き通りに辿っていくようなものだったから、没入感がすごかったし面白かった。
 
イマーシブフォートの演目、花魁の世界にタイムスリップすることになるらしい「江戸花魁奇譚」がすごく面白そうだなというのと、19世紀のフランスで実際にコース料理をいただくことになる「真夜中の晩餐会 -Secret of Gilbert's Castle」がすっごいなーと思うのだけど、その分値段も張るわけで。特に後者は2万円強。どんな感じなのかすごく気になりはするけども、さすがにちょっと贅沢な遊びに過ぎるな。
ららぽーと豊洲内「BUTTER」にて
 苺いっぱいストロベリーカスタードパンケーキ \1900
 レモネードアイスティー \450
で、午後には映画ということで、ゆりかもめに乗って久しぶりの豊洲へ移動。
 
ちょっと遅めの昼御飯……というかおやつにと、行ってみたかった「BUTTER」はどう?と提案したらパンケーキ好きのJちゃんに是非にと言われ、パンケーキを食べてきた。
 
私は"苺いっぱいストロベリーカスタードパンケーキ"、Jちゃんは、"生食感ホワイトタワースフレパンケーキ"。
 
お互いフルーツもりもりな、"映え"なパンケーキ頼んで、少しずつ交換して、生地の食感がちがうーなどと言いつつ、疲れたねと感想戦などもして。
 
このお店、錦糸町にもあって、前から気になっていたのだった。Jちゃんの生食感パンケーキが、もっちりねっちりという感じで面白かったな。私の側のも、お互い、クリームの風味だとかが良い感じでおいしかった。
 
そして見てきた、本田望結主演『きさらぎ駅 Re:』。
 
先週金曜に公開が始まったばかりなのに、当初見ようと思っていたお台場の映画館は土曜ですら、夕方の回1回のみ。
 
この豊洲の映画館にしても、夕方と夜の回の2回だけという残念な上映頻度で、そんなに人気ないのかと苦笑してしまったのだけど、でも、その分館内はそこそこの混雑だった。
 
6割方は埋まっていたんじゃないかなあ。
 
そして、思いのほかと言ってしまうと失礼だけれど、すごく面白かった。
ちゃんと続編としてまとまっていて、「おお」と思うところがあったり、くすりと笑ってしまうところもあったり、C級映画的シュールさも残しつつ、最後はそう来たかーと笑ってしまう感じでもあって。
 
ほんのりネタバレ一言感想(クリックすると表示されます)  
"きさらぎ駅脱出RTA"であり、"アベンジャーズ"であり、"強くてニューゲーム"だった。
 
「いや、これは昨日見て良かったよね、ちょうど良かった」
「面白かったですね……」
 
なんて言いつつ、夕陽が沈む中、再びゆりかもめに乗って新橋に帰還。
 
ホラー映画、8月8日封切りの『近畿地方のある場所について』も見たいねーなんて言っているのだけど、その月はJちゃんに会えるの月末になりそうなんで、そしてその日の予定は女子会とセットだから映画を見る余裕も無さそうで、という。
 
一人でホラー映画見るのは、なんかこう、怖い、ので……(あ、でも『M3GAN/ミーガン 2.0』は一人でも見に行くよ)。
新橋「作(ZAKU) 新橋駅前店」にて
 豊洲直送刺盛6点&牛タン塩焼きコース \6000
 
新橋「HIGHBALL BAR 新橋1923」にて
 漬け込みフルーツバーボンハイボール \880
 テーブルチャージ \550
夕飯は、行ってみたい日本酒のお店があったのだけれどそちらは今日はイベントとのことで予約ができなくて。じゃあ代わりに……?と、4月1日にオープンしたばかりで、平日は時間無制限飲み放題もあるという「作(ZAKU) 新橋駅前店」に行ってみることにしたのだけど、ここは……なんか、いまいちだったなあ……料理が不味かったとかではないのだけど、日本酒が、どこが「稀少な」なのかな?という感じで。
 
いただいたのは、"【稀少な日本酒含む3H飲み放題付き】"豊洲直送刺盛6点"&"牛タン塩焼き"6000円"というプラン。
 
あとから見返したら"20種類以上の日本酒!!!"とあったのに、実際はこの10種類しかなくて、ウェブサイトに載っていた七田も玉川も神亀も鍋島も写楽もリストに載っていなかった。
 
前の居酒屋の居抜きなのかな、店内に染みついたみたいな煙草の匂いも閉口する感じで、これは久々にがっかりなお店だったな……Jちゃんごめん。
 
出てきた料理はこんな感じ。
 
前菜3種
職人手仕込み、その日のおまかせ
本日のサラダ職人手仕込み、
その日のおまかせサラダを提供させていただきます
刺身六点盛り
豊洲直送の鮮魚をたっぷり6点盛り合わせ
利尻昆布の出汁巻き玉子焼き
北海道利尻島で育まれた、肉厚で風味豊かな利尻昆布をふんだんに使用した、贅沢な出汁巻き玉子焼きです。
カレイの照り煮
→ししゃもの南蛮漬けに変更
牛タンの塩焼き
厳選された牛タンを、備長炭でじっくり焼き上げました
アサリのバター蒸し
→コロッケに変更
鮮魚のお鮨 (一人二貫)
→サーモンとまぐろの寿司が1人4貫に
デザート
一口チョコレートケーキ
 
面白かったのは、呼び出しボタンはこれ、と言われたのが、この昭和レトロなくじ引きマシンで。
 
てっぺんの「呼出し」を押すと、ピーンポーンって鳴るようになっている。
 
え、懐かしくない?これ、って弄ったりしつつ、おしゃべりもしつつだったから、お酒は1升くらい飲みながらなんだかんだ3時間楽しんで出てきた。
 
個室だったのがまあまあ良かったかな……。いやでも日本酒の品揃えはな……。
 
謎に牛タンがこのたっぷりボリュームで出てきたり、1人2貫と書いてあったお寿司が1人4貫出てきたのは嬉しかった。
 
きっちり3時間で追い出されて、まだ(まだ?)夜10時。
 
もうちょっと、もうちょっとだけ何か……ということで、出たお店のすぐ向かいあたりにあった、ウイスキーとハイボールの専門店で一杯だけ……、と。
 
HIGHBALL BAR 新橋1923」というお店。
 
卓上メニューに日替わりで2種類あるという"漬け込みフルーツバーボンハイボール"がおいしそうだったのでじゃあそれを1種類ずつ、と、ベリーが主体のと柑橘が主体の(詳細覚えてない……)を出してもらって。
 
席料は550円とちょっとお高めだったものの、嬉しいことに、ナッツと乾き物のおつまみの類が巨大なジャー2つに入れられて卓上に置かれていて、これが食べ放題。
 
え、おつまみはもうこれで全然良いよと、それをつまみつまみ、フルーティーなお酒を楽しんだ。
 
結局23時を回ったところで解散して、乗り過ごすようなこともなく船橋で乗り換え無事帰宅。
 
昨日今日といっぱい遊んだわーいっぱい飲んだわー。楽しかった。

2025年6月13日金曜日

結婚記念日フレンチを

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タコス風ホットサンド
さくらんぼ(山形県産紅さやか)
台湾パイナップル
カフェオレ
いっぱい作ったタコミートが残っているうちにこれをしようと思っていた、タコス風ホットサンドが今日の朝御飯。
 
レタスは水分が出てしまってホットサンドには不向きだからとキャベツを使うことにして、タコミート、キャベツ、トマト、シュレッドチーズをどっさり挟んで焼き上げた。
 
今回にタコミート、「DEAN & DELUCA」のメキシカンラブを使って作ったものだから、いつものタコス用スパイスを使ったものとは若干風味が異なっていて、これはこれで良い感じ。おいしい。
代々木公園「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」にて
 バジルあさりらーめん(冷) \1000
 溶かしオニオンバター \200
今日は結婚記念日で、息子も不在ということもあり、夕御飯はおいしいものを食べに行こうということに。
 
なら昼前から都内に行ってしまおうかなと、宿題にしていた「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」のバジルあさりラーメンの冷たいのを食べに行くことにした。
 
温かいのと冷たいのと2種類ある今回のバージョン、気になるのは断然冷たい方だったのだけど、先日あまりに寒すぎて、急遽温かいのを食べることにしたのだった。あれも食べておいてよかったー!と心から思う美味ではあったのだけれど。
 
というわけで、"冷"の普通盛り、溶かしオニオンバターつき。
 
温かいのだと固形のバター、冷たいのだとわざわざ溶かしバターがつけられるのが素晴らしい。
 
品名の"バジルあさり"の風味が濃厚に感じられるのは温かい方かなと思ったものの、どんぶりのトータルのバランスの良さはこの冷たい方かなと私は思った。
 
細麺のしこしこ感も最高だし、豆乳やトンナータの調和が素晴らしく。
 
バジルをいつ溶かすか、バターをいつ入れるか、そして最後のグリーンカレーペーストをいつ入れるかですごく悩みつつ、「大盛にしても良かった……」と心から思いながらあっという間に平らげた。落合務さん監修らーめん、今回もおいしかったなー。
 
そしてこちら、今日のもんじゃメニュー。
 
"流しそうめんもんじゃ"とは一体……と思いつつ、ここで画像検索をしてしまったら勝ち負けで言うところの負けになってしまうので、どんなもんじゃなのかなーと思いを馳せるだけにしておいて。
 
かつ煮もんじゃあたりは、もう絶対おいしいものだよね……。
 
しかし、今日の「もう絶対おいしいもの」は、店に着く直前にインスタのこの投稿見てテンション爆上がりになっていた「ルースイ漬け」。
 
所謂、台湾の"滷味"と同じものだろうと思われるこれ、蝦夷鹿のバラ肉や豚のタンや鳥手羽が入っているのだとか。
 
「え、週末に食べたい……けどだんなにも食べさせたい……」
 
日曜月曜の夕食は私一人なのが確定だから自分用に買うつもりで(そして明日はだんないるけど、今のところジム後に蕎麦屋に行こうとも言っていて)、いやでも……と悩んだ末、小を2パック買うことに。
 
他にもいくつかお惣菜を買い、そして店頭のベンチ席には前回よりもちょっと変わった案内になったかき氷メニュー。
 
いちご生クリームいいなあ……と思いつつ、今夜は御馳走なのと、かき氷ほどの気温ではないかなと、かき氷は次回に見送り。いちご生クリーム、めっちゃ食べたい。
 
で、午後は今回も新橋に移動した後、PC作業色々やりたいしということで「インターネットカフェBAGUS」の女性専用席に。
 
同じ時間カラオケボックスにいるよりはいくらか割高だけれど、ドリンク飲み放題、スナックやソフトクリーム食べ放題。
足ゆったり伸ばせて気兼ねなく寝転がれるし、なんなら昼寝もできるし(カラオケボックスだとこれが難しい……)、あと、地味にうれしい、"変な匂いがしない"。これ重要なんだわ……カラオケボックスも、普通のネカフェも、案外それがきついので……。
銀座「Mardi Gras」にて
 焼なすのサラダ \1600
 豚肉のリエット \1700
 茨城つくば鴨 胸肉のロースト \4900
 羊のグリル \5600
 本日のタルト(沖縄島バナナ) \900
 プリン \900
 ビール(ハートランドドラフト) 2×\900
 赤ワイン(仏 Les Fiefs De Lagrange Chateau Lagrange 2013) \12500
 グラッパ 2×\1300
 エスプレッソ 2×\700
 テーブルチャージ 2×\1000
というわけで結婚記念日デイナーは、なんと2016年以来の訪問の銀座「Mardi Gras(マルディ・グラ)」。
 
2022年の「マルディグラ オーナーシェフ 和知 徹さん 多彩な食の喜びを提供する“肉の巨匠”|料理を作るからはじまる100人の仕事|PROFESSIONs OF FOOD AND」によると、2001年9月にこの地にこの店をオープンして以来、もう24年もお店を続けていらっしゃる。
 
そう広くはない厨房、至極そっけない看板、細くて急な階段を降りた先の、穴ぐらのような店内。ちっとも変わっていなくて、ある意味すごい。
 
コース料理は無く、黒板のメニューが全て。
 
ワインリストも無く、こういう方向のワインが欲しいと告げれば、テーブルに候補を数本持ってきてくれる。
 
喉が渇いたので最初はビールを貰うことにして、前菜2種類と、メイン2種類を注文してそれぞれシェアして食べましょうということにした。
 
1kgのビステッカ、すごいなあ。4人いれば余裕で食べられると思うけど(なんなら3人でもいけると思う)、3人で食べて1人8800円かあ……ううん。
 
ハートランドの生ビールに、酸っぱい黒パン、じゃがいものオムレツ。
 
この、そっけなく楊枝の刺さったオムレツが、しみじみおいしい。
 
全体、華美なところは1つもない料理だらけなのだけれど、でもおいしいんだなあ。
 
燻製香に似た、炭火の匂いがする、こちらが焼なすのサラダ。
 
濃厚な旨味で、日本酒のアテの"舐め味噌"みたいな感覚で、いくらでも酒が進んでしまいそう。
 
風味の良いオリーブ油がたっぷり垂らされてて、適当に混ぜつつ、飾りの葉っぱはミント。
 
そして予想外の見た目でやってきたのがリエットで。
 
んん?ポテサラ?と思うような外見のこれ、ちぎったパンも最初から和えてあるものだった。おもしろい。
 
私、皮蛋と豆腐をぐちゃっと混ぜた風な皮蛋豆腐が好きなのだけど、そんな方向?
 
で、見た目がそっけないから分量がそれほど多くない風にも映るけど、けっこう食べ応えもあって。
 
早々にビールも無くなったので、普段サンジョベーゼあたりの赤ワインを好んで飲んでいるのですがと、赤ワインを見繕ってもらった。
 
普段はイタリアワインが多いと告げたこともあって、比較的安価なキャンティから、フランスワインから。
 
最後に紹介してもらった13年もののボルドー、シャトー・ラグランジュがカベルネ ソーヴィニヨンベースで、メルローとのブレンドとのことで良いんじゃないかと。
 
なんでも、メドック格付けシャトーラグランジュのセカンドワインなんですって。
 
どっしりとした熟成感があって、けれど華やかさやフルーティーさもあるおいしいもので、続く鴨にとてもお似合いだった。
 
というわけで、1皿を2人分に取り分けていただいた鴨肉がこちら。
 
最高のロゼ色で、添え物がポロ葱とベーコンのソテー。
 
鴨肉は、火入れも素材も素晴らしく。シンプルめな味付けもあって、しみじみおいしい……!といった印象の肉だったけれど、添え物がびっくりするほどおいしかった。くたくたに火の通った葱と、これ自家製なのかな……ものすごく風味の良いベーコンと。
 
続く羊は、最初、剣のような立派な串に刺さった状態の塊肉を「こちら焼けました」と一瞬テーブルまで持ってきてくれて。
 
それをカットして出してくれたのが、今日の一番上の写真。
 
トマトと赤玉ねぎのサラダを添えたラム肉はクミンの香りで、そうだよねクミンの香りにするよねと納得感しかなく。
 
これもまた、絶妙な火入れで素晴らしかった。
 
そういえば 『dancyu 2025年春号』が、「日本一の肉レシピ」特集で。
 
冒頭の「2大肉シェフによる肉焼き教室」コーナーで、この店の和知さんが輸入牛サーロイン、黒毛和牛イチボ、骨付き鶏もも肉、豚肩ロースブロック、黒毛和牛ヒレを焼きまくっていた。もう、どれもおいしそうで。
 
デザートは、ちょっとお酒が物足りないとグラッパ貰いつつ、だんながプリン(10年前もプリン食べてた)、私は"本日のタルト"の島バナナタルトを。
 
変わらない見た目の、カラメルたっぷりの黒々とした大人味プリン。
 
ふわりと洋酒の香りが漂う風な濃厚さで、とにかくカラメルが濃厚で。
 
タルトもまた、"良く焼き"という風な、ゴリッとした風な、固め&濃いめ&重めという感じで、とっても良き。
 
というか、今日の写真見返すと全体、8割茶色という風で笑ってしまう。
 
注文したのがそういうものだったと言えばそれまでだけど、この感じ、最高だなと思った。
 
良い夜でした。

2025年5月26日月曜日

うますぎて申し訳ないス!

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「乃が美」の
 食パン w/佐渡バター
炒めウインナー&目玉焼き
台湾パイナップル
アイスカフェオレ
だんなは今日お仕事お休み(創立記念日だかで)だそうだけど、午後から北海道出張が入ってしまって、夕方近くの便で羽田から飛ぶと。
 
「あ、じゃあ、一緒にカラスさんに会いに行く?その頃、麺買いに行こうと思ってたんだけど」
なんて相談しつつ、昼は一緒に浅草からの銀座に行くことになった。
 
朝食は、昨夜に続き「乃が美」の食パンをスライスして佐渡バター添えて、ウインナー焼いたりパイナップル出したりで。
 
で、約束の時間よりちょっと早めに到着して、田原町駅近くの「ペリカン」でパンも買った。
 
残念ながらロールパンは売り切れで、断面小さめサイズの食パン1斤(540円)を2つと、中ロール(5個入り)(660円)をお買い上げ。
 
月曜10時半頃は行列が出来ていたりという事もなく、すんなり買うことができた。
 
ちなみに京成線ユーザーな私たちは、浅草まで電車1本で出て、そこからレンタサイクルで向かうと田原町はすぐそこで。らくちん。
 
なんならそのまま上野に抜けて上野から始発に乗って帰るというのも出来るから、案外、交通の便は良いのだった。
 
で、もひとつお買い物、ペリカンのすぐ裏手にあった胡麻屋さん「磯村政次郎商店」で、パンにどうぞと売られていた「まさじろうさんの まごのごま」という白胡麻ペースト。
 
白胡麻と黒胡麻があって、前者の方が甜菜糖が入っていくらかマイルドな味わい、後者は黒糖が使われていてどっしり濃厚な風味なんですって。パンなら白胡麻の方が良いのかな?と試しに1つ買ってみることにして。
 
で、約束の時間、初めて訪れた「浅草開化楼」。
 
この建物のはす向かいに事務所が入った建物があって、小売り希望の一般客は2階の事務所に行けば買うことができる。
 
……のだけど、事前にカラスさんに「麺買いにいきまーす」と予告したら、
「カラスが居る時でしたら、由紀さんにはトンナレッリも限定解除しますので心配なさらずお越しください」
と!!
 
しかも前日のメールで
「欲しい麺などありましょうか?明日なら一般売りしてないのも何とかします」
と!!
 
私はこういう時絶対遠慮はしないマンなので、
「え、じゃあ、おそうざいと煎餅もんじゃさとうさんで食べておいしかったあの麺とこの麺を……と、もしょもしょ頼んで、一般売りしていない麺含め、一番の目当てだったカラヒグ麺(トンナレッリ)もお買い上げ。
 
カラヒグ麺2kgでもどうぞと言っていただいたものだから、「じゃあ2kgください!」と元気にお返事して、
 
・太め手揉みチーメン5玉(130円/玉)
・傾奇者、加水高めの平打ち麺5玉(90円/玉)
・トンナレッリ(カラヒグ麺)2kg(1200円/kg)
・ワンタン皮(60枚) 250円
 
という感じで。
 
こう、手ずから売ってくださっているのに知識足りなくて誠に申し訳ないと思いつつ、「さとうさんの!あのボルシチらーめんの!」などというリクエストに応えてくださって本当、ありがとうございます……。
ちなみにボルシチらーめんの麺は、神田「勝本」のつけそばだったり、三鷹台「かみ山」の麺だったりするそうです。ほええええ(知らない……)(申し訳ない……)。
 
こんな素敵な麺買ってしまったって、ブログとかに書いても大丈夫ですか?お店に迷惑かかりませんか?と、当日聞くの忘れてしまって後日メールで尋ねたら、
 
友達のよしみで特別なの用意してくれた!
さすが顔も気っ風も良い男!!
で大丈夫ですよー
 
ということなので、私、カラスさんのお友達になれていたらしい!?
やったー!
浅草「ヨシカミ」にて
 たっぷりランチ \2100
     コーンスープ
     ビーフシチュー
     ナポリタン
     アイスコーヒー
 チョイ足し メンチカツレツ \770 1/2個(だんなと半分こ)
 チョイ足し カニコロッケ \630 1/2個(だんなと半分こ)
 昭和のプリン \650
と、めでたくだんなも顔つなぎしてしまったところで、もうすぐお昼という頃合いで。
 
レンタサイクルで再び浅草近くにまで戻ってきて、「うますぎて申し訳ないス!」の「ヨシカミ」でお昼にすることにした。
 
中華?台湾料理?カレーとか?と色々考えたのだけど、「……ヨシカミ?」と口にしたら、もうお口が洋食になってしまって。
 
で、店頭についてみたら、開店までまだ20分以上あるというのに、既に大行列ができていた。
 
お店、カウンター席20にテーブル10個とか、そんな感じだったはず。
 
「ギリかな」
「なんとかいけるんじゃない……?」
と戦々恐々並んでいたら、私たちのすぐ後ろで、満席になった。
 
ぎりっぎりの一巡目でカウンター席に座ることができて、ついついわんぱくなオーダーをしてしまうことに。
久しぶりすぎてテンション上がってしまったな……。
 
メニューを見れば、平日には2100円の「たっぷりランチ」というセットメニューがあって、これがとても魅力的。
 
週末には「ウィークエンドサービスセット」があり、そちらは牛ヒレステーキがメインで3700円となかなかの内容になるから、平日のこれは本当にサービスプランなのだなと思う。
 
なお曜日別に固定メニューになっていて、全てにコーンスープ、コーヒー又はアイスクリームがついてくるのがお揃いで。
 
月曜:ビーフシチュー&ナポリタン
火曜:ポークソティー&ドライカレー
水曜:メンチカツ&カレーライス
木曜:定休
金曜:一口カツ&カニヤキメシ
 
とのこと。どれも最高では?と思いつつ、でもビーフシチューの月曜日が一番食べたいものだったかも。ちょうど良かった。
 
カウンターの向こうには、コック帽のシェフたちがぎゅうぎゅうと10人ほども立ち働いているのも以前と変わらぬ光景で。
 
次々と大量の炒飯を炒め、肉を焼き、パスタを炒め、スープを注ぎ、オムライスを作り……と、その手際の良さにずっとガン見し続けてしまう。
 
最初にスープがやってきて、ほどなく、シチューとナポリタンが同時に眼前に並べられた。
 
麺が、茹で置きのものをカウンターの下からがばっと3掴みくらいフライパンに入れて炒めているのが、いいぞいいぞという感じ。
 
外で食べるナポリタンって、だんなが作るそれ(マーガリンどっさり入れる)より、なんだかコクが足りないなと思うことが多いのだけど、ヨシカミのは、だんなが作ってくれるのと同じくらいにこっくりなケチャップ味で。粉チーズが最初から上にパサァとかかっているのもご愛嬌。
 
そして案外と甘さ控えめな、でも濃厚なデミグラスソースのシチューは、牛バラ肉のお肉がほろほろ。
 
お芋がフライドポテトで、あとは人参、さやいんげん。やっぱり上から粉チーズ。
 
昭和の味という感じだけれど、でも本格。やっぱりヨシカミはとってもおいしかった。
 
そしてついつい、「あともう一寸食べたい時に…チョイ足しメニューいかがですか?」なんて案内のあった、1個売りの追加メニューから、メンチカツレツ(770円)とカニコロッケ(630円)も追加して。
 
ちなみに他にはビーフコロッケ(510円)、エビフライ(670円)という選択肢もあったりする。
 
揚げたてのそれにナイフを入れて、だんなと半分こ。
 
デミグラスソースのかかったメンチカツは肉汁たっぷり、カニコロッケはカニクリームコロッケではなく、カニコロッケ。独特の食感があるなと思ったら、これ、マカロニが入っているのだそう。
 
マカロニが入っているのは、当時、グラタンをコロッケにして、ミラノ風コロッケとして販売していた名残です」なんですって。
 
ナツメグ、のようなそうでないような、シナモンにも似たスパイスがふわっと香ったのだけど、何だったのかな。その風味もまた心地良く。
 
で、メニューに「昭和のプリン」なんていうものもあったものだから、食後のコーヒーいただきつつ(だんなはセットの食後をアイスクリームにしてアイスコーヒーを追加)、プリンも食べてしまった。
 
固め濃厚しっかりプリンにホイップクリーム、チェリー、カラメル多め。
 
そうそうそうそう、こういうの!という理想のお手本のようなプリン、だんなた一口食べて「イノダを越えた……!」と呻いていた。だんなの中では理想オブ理想のプリンだったよう。
 
私は……どうかな、しろたえよりはイノダが好き、ヨシカミよりもイノダが好き、かなあ。悩ましいくらいにおいしいけども。
 
会計時には、7月23日まで有効の300円割引券(3000円以上で利用可能)を渡されて、そんなものを貰ってしまったら、また食べに行ってしまいそう。眼前で、お土産ものらしいカツサンドを次々作って箱詰めしていて、それもすっごくおいしそうだったな。
 
で、「出張先のお土産に空也のもなか買いたいんだよね」と予約してあった(我が家の分も追加で予約して貰っていた)もなかを受け取りに、銀座に移動。
 
店内に貼り紙によると、1個110円だったもなか、今年の2月から120円に値上げしますとあったけど、それでも充分お安いと思う。
 
そして嬉しいことに、13時の段階で、季節の生菓子もまだ残っていた。
 
これ!これも食べたいです!とだんなにその場で買ってもらって。
 
で、店頭で出張に行くだんなと別れ、私は開化楼の麺とペリカンのパンとこの和菓子と、最後、肉のハナマサで1kg超のフランス産豚バラブロックも買って、相当な量の荷物を抱えながら帰路に就いたのだった。力持ちで良かったわ。
 
空也の季節の生菓子は、右上から時計回りに、こんな感じ。
 
  • 空也双紙:通年品。カステラ生地で粒あんをサンドした定番品
  • 胡麻求肥:5~6月/10~12月
  • 浮島:4月中旬~6月中旬
  • 葛饅頭(2個):5~9月
  • 蕎麦饅頭:2月~5月/9月~12月中旬
 
夏には水羊羹だったり、時には練切もあったり、ちょっとした福袋のような楽しさのあるお菓子セット。
 
見た目の華やかさはさほどなくとも、何を食べてもおいしいんだな、これ。
ミックスリーフのサラダ
トンナレッリでミートソース
新玉ねぎとソーセージのスープ
麦茶
夕飯は、ゼロからソースを作る時間的余裕が無かったのと、まいばすけっとのカラヒグ麺で作るつもりで買ってきてあったソースがあったので、それを使って今日買ってきたトンナレッリを。
 
手元にあるのが、「青の洞窟」のボロネーゼ。
 
比較的肉肉しいソースだけれど、これに炒めた牛ひき肉を加え、少量の赤ワインを加えて味を調整したものを絡めて出した。
 
やっぱりこうして見ると、同じ"カラヒグ麺"の呼称ではあるけれど、浅草開化楼さんで買ってくるものの方がいくらか太く、ゆで時間も若干長めになって、けれど3分ほどでゆで上がるのだから本当に便利。しかもべらぼうにおいしい。
 
「う……、やっぱり全然、粉の風味違うね、おいしい」
「なんだこのパスタ、すげーおいしい」
「だよねえ」
 
手軽に買えるカラヒグ麺最高だけど、いやでも、開化楼さんに足を向ける理由が200%くらいありました。
そもそもカラヒグ麺を教えてくださったのは田中玉緒さんで、その伝手で何度かはこの麺を手にしていたのだけれど、改めておいしいわー!と、しみじみと。
 
明日は太麺、明後日は細麺、これから我が家の夕飯は麺祭りが続きます。楽しみだなー!