ラベル おでかけ(国内_長野) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル おでかけ(国内_長野) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年1月15日日曜日

志賀高原スキー、2日目~

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
志賀高原「志賀レークホテル」にて
 朝食ブッフェ
筋肉痛でなかなか寝付けなかったとはいえ、昨夜とんでもない時間に(夕食摂り終えた7時過ぎに早々に……)布団に入っただけのことはあって、起床は5時半。一人暗闇でiPhoneいじっているうちに皆も起き出した。
 
朝御飯はブッフェ形式で7時スタート。昨夜の夕食と同じく、「色々用意したので好きなものを食べてね」系ではなくて「一人分ずつ盛り付けるのが面倒だからブッフェスタイルにしちゃいましたよ」系のブッフェ、でもひと通りあれこれ盛り付けてきたら、それなりのボリュームの満足な朝御飯に。
 
昨夜と同じ刻みキャベツベースのサラダとスパゲティサラダ。ハムにオムレツ、焼き鮭、ウィンナー、ほうれん草とベーコンの炒め、漬物あれこれ。
 
あとは味噌汁、御飯、お粥、ロールパン、オレンジジュースとコーヒーとお茶……という感じ。ふりかけと海苔もあったので、「のりたまあったー♪」と息子と2人して貰ってきたりした。
 
昨夜はまた随分と雪が降ったらしく、窓の外はまた一段と真っ白な景色。筋肉痛に負けず、今日もがんばります……。
志賀高原「レストハウス寺小屋」にて
 ビーフシチューセット \1250
志賀高原スキー、2日目の天候。今日も素晴らしい~♪ スキー2日目の今日も、こんな感じに良い天気。
そしてこんな感じの空きっぷり。
 
新雪コースも独り占め!な幸福感を味わえたけれど、林間コースなど滑っていると、あまりの人気の無さに、「コースから外れて崖に落ちたら、普通に遭難コースだなー」なんて思いも沸いてくる。
 
リフト乗っている途中でニホンザルの群を見かけたり、志賀高原は蔵王にない楽しみが色々あったけれど、何より新鮮だったのは、ゲレンデの連絡コースに設置されていた「ロープトーリフト」。
 
もう30年くらい前、私がスキーを始めた頃に秋田の田沢湖スキー場で一度きり乗った(「乗る」という表現が正しいのかも微妙だけど)ことのあるロープトーリフト。もう絶滅したものだと思っていたけれど、まさかここで出会えるとは……と感動してしまった。息子はもとよりだんなも初体験のロープトー。
 
椅子はついておらず、斜面上腰の高さにロープ1本がぐるぐる回っている状態で、そのロープに5m間隔くらいに人間の腰幅のプラスチック製の棒がついている風なのがロープトー。その棒を自分の腰に当てて、スキー履いた両足は地面につけたまま、棒で斜面を押し上げてもらう塩梅だ。棒は安定して腰についていてくれるわけではないので普通のリフトに乗るよりずっと難しい。まさかこれにまた乗ることになるとは思わなかったなぁ。
 
昼御飯は、志賀高原で2番目に標高が高い寺小屋スキー場のレストハウスで。さすがの標高2000m超のゲレンデは、顔の皮膚がピリピリ引きつるような寒さで、「いい天気!写真撮ろ!」と手袋外したその瞬間に指がかじかんで動かなくなるほどの気温だった。普通に零下10℃の世界。その分、雪質はうっとりするほど素敵なもので、ここでもやっぱり「ゲレンデ独り占め、もというちの家族占め」状態のこのうえない贅沢を味わえた。
 
「麺が食べたい」と盛り上がっていただんなと息子はスパゲッティミートソースを、私は限定メニューの「ビーフシチューセット」を食べることに。
 
値段が良いだけあって充実内容のセットは、ビーフシチューにパイが添えられ、更にサラダとご飯、ソフトドリンクもついてきた。
「糖分補給&デザート!」
と、だんなが買ってきてくれたマーブルチョコもテーブルに置いて、薪ストーブがパチパチ言うレストハウスでのしばしの休憩。肉ごろごろじゃがいもごろごろの良い感じのビーフシチューで(でもじゃがいもが"冷凍しました"みたいな感じではあったけども)、ゲレ食にこういう洋食系もあるんだなぁとうっとりしながら平らげた。
長野駅前「高山亭」にて
 季節のサービス晩酌セット(そば焼酎) 2×\900
 かけうどん定食 \1000
 もつ煮 \480
 そば焼酎(信州白峰) 2×\320
昼食後に2時間ほど滑った後、余裕をもって帰路につくことに。
 
宿泊宿ではチェックアウト後の入浴ができないようになっていたので、じゃあどこかの立ち寄り湯を利用しようじゃないか!と、調べた結果1年ぶりの渋温泉に寄ることに。モンハンイベントでちょうど去年の今頃訪れた渋温泉は、ちょうど志賀高原から長野に帰る道中にあるのだった。
 
実のところ、渋温泉は宿泊すると共同浴場巡りができるのだけれど、日帰りの立ち寄り湯となるとそう選択肢があるわけじゃなかったりした。調べて、「石乃湯」というところに寄ってきた。
 
渋温泉「石乃湯」の女湯。小さいけれど良いお湯でしたー 私一人で誰もいないうちに、と撮影してみたのがこの女湯写真。
 
男湯の方は、一つの浴槽をぬる湯あつ湯の2種類に分けていたりしていたようだけれど、女湯は4人入るとぎゅうぎゅうというくらいの小さめ湯船が1つだけ。
 
洗い場も一つだったけれど、ほぼ貸し切り状態で入っていた(先客がいたけれどちょうど入れ違いで出ていったのだった)ので不都合はなかった。
 
去年のあの時は色々と「お祭り!」な雰囲気だった渋温泉、今はすっかり「普通の鄙びた温泉街」という感じで、その雰囲気もたまらなかった。志賀高原スキーの時には3連休使って2泊目を渋温泉でゆっくりというのもきっと幸せだ。
 
長野のJA直営販売所は、さすがのリンゴの山! 我が家には珍しく車での移動ということで、時間があることもあって、
「あ、そこの道の駅寄りたい」
「あと1kmくらい行ったらJAの販売所あるみたいだから寄りたい」
とお願いしていくつか寄り道。
 
さすが長野、売り場に入るとリンゴのものすごく良い香り。ちょっと小ぶりながら、1袋6個入ったリンゴの袋が300円足らずだったり、きのこ類もたっぷり入った1袋が200円ほど。
 
生産者の名前入りの作物がずらりと並ぶ光景はなかなか壮観で、つい持ち運びの大変な洋梨や苺までお買いあげ。結構な大荷物で長野駅まで戻ることになってしまった。
 
長野駅前「高山亭」で、蕎麦焼酎飲み飲み 無事にレンタカーも返却し、
「さーてお酒飲むぞー!」
「車乗るからってお昼は控えたもんね!」
打ち上げじゃー!と、以前訪れて気に入った長野駅前のお蕎麦屋さん「高山亭」でまったり早めの夕御飯。
 
「季節のサービス晩酌セット」は、1000円程度でビールや日本酒などの好みのお酒と料理3品、ミニサイズたぬき蕎麦までついてくるお得な内容。
 
お蕎麦屋だったらやっぱりこれでしょう、と、蕎麦焼酎の蕎麦湯割りをいただくことにして、うきうきと酒の肴を待った。
 
今日の肴は冷や奴、豚バラ入りのごぼうのきんぴら、そしてゲソの唐揚げ、そして漬物。
 
息子はなめこおろしや茶飯がついてくる定食のかけうどんを堪能して、私たちは「新幹線までまだ時間があるしー」と、のんびり酒盛り。セットの1杯の焼酎では物足りなくてお代わりをいただいたのだけれど、徳利に入ってきたお代わり焼酎はたったの320円なのにたっぷり1合以上入っていて笑ってしまった。必然的に「蕎麦湯くださーい」「すみません、もう1回くださーい」と、蕎麦湯も何度もいただくことに。
 
結局だんなと2人、1人1合半以上ほどの蕎麦焼酎を飲むことになり、大変に良い気分になってしまった。こってり味噌味のモツ煮込みも美味しくて、すっかり良い気分のまま、シメのたぬき蕎麦を堪能。山形の「シメ焼き肉」も楽しいけれど、長野の「シメ蕎麦」も格別の美味しさ。いかんこれは幸せだわーと、ほろ酔い気分のまま新幹線に乗って帰ってきたのだった。
 
しかし長野は市街地でも普通に寒くて(長野駅まわりでも普通に雪降ってたし……)、寒い寒いと毎日思っていた千葉はすっっっごく暖かかったのだなぁと思い知った。

2012年1月14日土曜日

志賀高原スキー、1日目

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
長野新幹線車内にて  チキン弁当
午後の紅茶(ミルクティ)
この週末は家族でスキー。
 
年末のだんなのギックリ腰でどうなることかと思ったけれど、整体の先生から「ま、大丈夫でしょう」とお墨付きもいただいて、無事出発できることになったのだった。
 
朝7時過ぎの新幹線ということで、東京駅で朝御飯を買い込んでから乗車。いつもの「ほんのり屋」のおにぎりも魅惑的だったのだけれど、今日の気分は「チキン弁当」だったので私はそれを。
 
みんな大好き「チキン弁当」♪ 数個の唐揚げとケチャップライス、そしてポテトサラダとスモークチーズという組み合わせのチキン弁当は、なんてことない組み合わせなのになんでかすごく美味しい。数十年前からの私の大好物だ。
 
「昔のチキン弁当は、ポテトチップスがついてたよねー私、それも幸せだったんだけど」
「ポテチがポテトサラダになったんだから、むしろバージョンアップしたってことなんじゃないの?」
そんなにポテチ食べたかったら買ってあげるから、と、だんなに苦笑いされたけど、ポテチが食べたいというより「チキン弁当についていたポテチが幸せだった」という話なのねー。
 
食後はiPhoneなど弄っている間に、あっという間に終点長野に到着。そう、今回は我が家のスキーの定番目的地の山形蔵王じゃなくて信州、志賀高原が目的地~。
志賀高原「高原の温泉宿 渓谷の湯」にて
ソースかつ重 1100円
志賀高原ビール(ペールエール) 650円
志賀高原に向かうには長野からバス、とか長野電鉄に乗ってそこから更にバス、という交通手段もあるのだけれど、バス代もお安くないこともあって(しかも普通の路線バスなので座れない確率もあるわけで)「レンタカー借りちゃえ」と今回は雪山ドライブ。
 
ドライブ中にかける音楽CD作って持って行きませんか?とだんなから提案されたので、前日のうちに渾身の「お気に入りボーカロイド曲集」を作っておいた。「おでこに生えたビワの性格が悪い」「スイートフロートアパート」「わたしライス定食たべにきた」あたりの奇天烈な曲中心に詰め込んで、雪山目指しながら家族で熱唱。一枚のCDが一周するのときっちり同時に今回の宿に到着した。
 
今回の宿泊は、「ついに宿泊系にまで手を出しちゃった」の共同購入クーポン利用のもの。
 
さんざん飲食クーポンは買っていたものの、値が張る宿泊クーポンはなかなか手が出せずにいたところ、年末に「ベネポン」から出た「【50%OFF】スキー&スノボシーズン到来★ゲレンデ目の前『志賀レークホテル』1泊2食&2日間フルレンタル付でお1人様8,800円!休前日同料金!手ぶらでOK★」の販売を見て「これ、いいんじゃない?」「ん、安いんじゃない?」と購入してみたのだった。
 
最大の不安は「休前日可と言っても、満室で予約取れなかったらどうしよう」というものだったけれど、滞りなく今日土曜の宿泊も予約できて、そういうわけで今回は志賀高原。宿泊は志賀レークホテル
 
ホテル内のレンタルコーナーでスキー道具一式借りて身支度整え、リフト一日券買って、さぁ滑るぞーと雪上に繰り出した。
 
今日の志賀高原。雪質最高♪天気も最高♪ 今日は雲ひとつない晴天というわけでもなく、かといって吹雪くというわけでもない絶妙なスキー日和。
 
あんまり天気が良くても雪が溶けてくるし眩しくて滑りにくかったりするので、適度に雲で日差しが遮られながらも遠くの景色までくっきり見えるこの気候は素晴らしいものだった。
 
お昼は、ふもと近くに降りてきたついでに「カツ丼」の文字に惹かれて小さな温泉ホテル併設の食堂に。残念ながら、卵を使った普通のカツ丼は品切れとのことで、私はソースカツ丼をいただくことに。
 
「カツ丼はないのかー」
とがっかりする息子とだんなはカツカレーを選んでいた。私とだんなはついついお供に志賀高原ビールまで。
 
値段もなかなかなカツ丼だったけれど、お重からはみ出すくらいの巨大なカツが乗っていたカツ丼、だんなと息子の皿に乗るカツも同様で、たいそう食べ応えがあるボリュームだった。ウスターソースがしっかり染みたカツ丼で、ペールエール飲みながらカツをもぐもぐ。
 
午後の活動の元気が出たところで、午後は寺小屋山てっぺんを目指したりしつつ志賀高原スキー場を満喫した。
 
それにしても天気の良い週末だというのに、不安になってしまうほどのゲレンデの空き具合。スキーブーム華やかなりし頃は、リフト1本乗るのにも5分くらい待たなければいけなかったりして、滑る→待つ→リフト乗る→滑る……と、あまり疲れることもなかったけれど、今の時代はリフト乗り場で待つことなど稀なので、ひたすら滑って・リフト乗って・滑って・リフト乗って……と……大変に疲れる、という……。午後3時頃には、干からびるほどに疲れ果てた。
 
それにしても、「腰を労わって無理しない」と言うだんなに華麗に置いていかれる私。息子にも当たり前のように置いていかれる私。不覚。
志賀高原「志賀レークホテル」にて
夕食ブッフェ
ビール
宿へのチェックイン後はのんびりお風呂に入って、夕飯まで部屋でごろごろ。疲れた。疲れ果てすぎた。
 
宿の夕食はブッフェスタイル。食事提供は5時半からとかなり早めだったのだけれど、宿の入り口の歓迎看板に「○○高校様」の文字があるのを見て
「こ、高校生と夕飯がバッティングする、ってことかなぁ……」
「それはすごい争奪戦になるってこと……?」
「いやいや、さすがに団体さんは別の会場にするでしょ、一般客とは分けるでしょ」
と、家族協議の結果、「まぁ、早く食べに行くに越したことはないかな」と早々に夕食を摂りに行ってしまうことにした。早くちょっとでも出来立てのものが食べられるかもしれないし。
 
宿のブッフェおかずいろいろ。 なんというか、「種類豊富におかず用意したから好きなものを好きなだけ食べてね!」という方向ではなくて、「銘々に盛りつけて出すのが面倒なのでブッフェ式にしちゃいました」という方向のブッフェ夕食。
 
それでも、卓上に1人1つセットされた小さな牛すき焼き鍋があり、子供が喜びそうなフライドポテトやマカロニグラタンも用意され、酒の肴になりそうなものもそれなりに。
 
ビールの大瓶1本貰ってだんなと分けつつ、適当におかずを持ってきて気ままな晩御飯。御飯ものも、味噌汁と共に白い御飯、きのこ入りの炊き込み御飯、それにソース焼きそば……と色々あったのだけれど、そこに至る前にお腹一杯になってしまった。
 
せっかく信州に来たのだからせめてこれくらいは……といただいた日本蕎麦がたいそう美味しくて、そこには感動。
 
宿の夕御飯。蕎麦とグラタンが良い感じ~。 他にはキャベツベースのサラダ、マカロニサラダ、海老フライ、アラ大根、酢豚、野菜炒め、麻婆豆腐、デザートには杏仁豆腐も用意されていた。
 
杏仁豆腐はいかにもな缶詰(しかも安い缶詰……)の味だったりして、他も同様「使える業務用加工食品は極力使いましたよー」という風ではあったのだけれど、疲れた体には揚げ物なんかが地味に嬉しかっりした。
 
で、危惧していた高校生軍団は、同じ食堂だったけれど端の区切られた一画であらかじめ盛りつけられた料理を楽しんでいた模様。賑やかに鍋から味噌汁盛っていたりするのを帰り際に見かけて、いいねぇ楽しそうだねぇ青春だねぇと微笑ましく感じて部屋に帰還したのだった。
 
そして私はスキーしたその当日だというのに、さっそく全身の筋肉痛に苛まれることになった一夜。