2011年10月31日月曜日

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2011年10月31日

きのこシチューを煮ましたよ

ピザトースト
にっこり梨
カフェオレ
毎朝7時頃に登校する息子。だから平日朝は割とバタバタなのだけれど、今日は土曜の学校行事の代休でお休み。だんなの出勤は息子よりも遅いので、ゆっくりめの朝御飯が楽しめた。
 
今日の朝食は、だんなの希望のピザトースト。
 
昨日、スーパー歩いていて
「あー……明日の朝御飯、どうしようかね」
と、だんなに相談したら、数秒後に
「ピザトースト!」
と。
 
うーん、ピザトーストは材料何にも手元にないからなぁ……ピーマンとベーコン、トマトピュレもないからそれも買わなきゃいけないし……と考えて、
「うーん……却下」
と呟いたら、だんなが↓こんな顔になった。
(´・Д・`)
 
うん、聞いておいて却下はなかったよね……正直すまんかった、と、じゃあ材料揃えなきゃとスーパー内をブラウン運動。その甲斐あって、厚切り食パンにふんだんに玉ねぎとピーマンとベーコンを散らし、とろけるチーズもたっぷりの美味しいピザトーストができあがった。お供に美味しいコーヒーと美味しい梨。
 
今日食べた梨は、銀座三越のレストランフロアの半屋外テラスの特設会場で売られていたもの。
「にっこり梨」という、文旦サイズの巨大な梨は、新高と豊水の掛け合わせだそうで、甘さとほのかな酸味と果汁の多さを併せもったとても美味しいものだった。勢いで1個剥いてしまったけれど家族3人でとても食べきれず、「続きは明日」ということに。
カプレーゼ
きのこたっぷりクリームシチュー
羽釜御飯
麦茶
クリーム味のものがなんだか恋しかった今日、秋もいよいよ本番(いや、今日は案外暖かだったけど)ということで、シチューを煮ることにした。
 
鶏肉と玉ねぎと人参。じゃがいもは抜きにして、代わりにエリンギとしめじをたっぷりのきのこシチュー。
 
銀座松屋の北海道展で買ってきた美味しそうなモッツァレラは、トマトとバジルと合わせてカプレーゼにした。バジルはベランダで栽培中の、香り濃厚タイバジル。正直、カプレーゼに入れるのは「???」な風味だけれど、葉を飾る程度の添え方にした。やっぱりイタリア料理に使うのはスイートバジルあたりじゃないと似合わないのね……。
 
今シーズン初シチュー、エリンギ1パック、しめじ1パックでは「ああ、きのこが入ってるね」くらいな仕上がりで、「きのこごろごろ」な感じにするには倍量くらいのきのこを入れても良かったのかも、と。マッシュルームを入れても良かったなぁと反省しつつ、それでもスプーンひとすくいごとにきのこがすくえるシチューは悪くなかった。
 
で、息子も私もシチューおかわり。

2011年10月30日日曜日

日曜夜は焼き餃子♪

うどん(ひやひや)
桜海老のかき揚げ
麦茶
週末の朝は、ここぞとばかりにうどん!
 
冷凍うどんならまだしも、生麺、半生麺だと茹でるのにけっこう時間がかかる(20分くらいかかる)ので、もっぱら「休日の朝御飯メニュー」になっているうどん。今日は昨日亀戸の駅ビルで買ってきた天ぷら屋さんのかき揚げを乗せていただいた。
 
昨晩から冷蔵庫で冷やしておいたストレートだしを、水で揉み洗いした冷たいうどんにかけて、いつも通りの「ひやひや」で。こちらはきちんと温めた桜海老のかき揚げは、サクサクでたいそう香ばしく美味しいものだった。……やっぱりスーパーの総菜コーナーで買ってくるかき揚げとは違うなー、と。
 
「やっぱり旨いね!天ぷら屋のかき揚げは旨いね!」
「いや、俺はけっこうあのスーパーの天ぷらも好きなのよ?」
「……そうなの?」
などという話をしながらもぐもぐ。
 
息子は昨日の買い物時に「さつまいもの天ぷらと野菜かき揚げが欲しい!」と主張して、
「天ぷら2個なら、かき揚げじゃないのにしときなさい」
「かき揚げ食べたいならそれ1個にしときなさい」
と父ちゃんと母ちゃんに言われてちょっと不服顔だったのだった。結局息子の選択は野菜かき揚げ。
 
息子曰く、桜海老とか生しらすとか(小さな魚介系?)は、目が合ってしまって可哀想で食べられないんですって。
イイダコサイズだとどうなのかしら、シシャモになったら大丈夫なのかしら、と、ちょっと疑問に思う私(私は気にせずなんでも食べるよ!)。
「ケンタッキーフライドチキン」の
スープとチキンのセット
    オニオングラタンスープ
    オリジナルチキン
    フライドポテトS
オリジナルチキン 追加1ピース
ビスケット
三ツ矢サイダー 国産柚子&レモン
数日前に28日(にわとりの日)が訪れて、ケンタッキーフライドチキンでは恒例のお得なパックが販売されていたらしい。ああ、ケンタもいいなぁと思ったら、この数日のうちにムラムラとケンタ熱が高まってしまって、
「お昼はケンタがいいと思いまーす!」
と提案。
 
webサイトを見たら、オニオングラタンスープの販売も始まっていて、ますます気分が盛り上がった。
 
というわけで、買い物ついでに駅近くのケンタでお買い物。私はスープセットにして、でもちょっと物足りないなとチキンとビスケットを追加でつけてもらった。各自サンドセットにしたりカーネルクリスピーを選んだり、好き勝手な感じであれこれ購入。
 
飲み物は、買い物に行ったスーパーで買うことにして、プレミアム三ツ矢サイダー 国産柚子&レモンを選んでみた。元々三ツ矢サイダーは大好き(スプライトよりむしろ三ツ矢サイダーが好き)だけれど、柚子の風味をしっかり感じるこの三ツ矢サイダー、かなり好みな味だった。
 
そして、久々のケンタのフライドチキン。あの独特な匂いのしっとり衣と、骨だらけの肉を「そうそうこれこれー」という気持ちでむしゃぶりつきつつ、何やらリニューアルしてサクサク食感が増したビスケットと、季節のスープオニオングラタンスープも堪能。
 
ビスケットは、なんだかますます"アメリカの朝御飯で出てくるあのビスケット"からは遠ざかった感じもしなくはないけれど(アメリカのビスケットは、もっとこう、むせるようなポソモソ感があるのね)、元より「これは"ケンタのビスケット"という食べ物」と理解して食べているので、遠ざかったところで今更、という印象。これが、また好みな感じに進化していた。
「CLUB HARIE」の焼きたてバームクーヘン
「モンシュシュ」のメープルマロンロール
カフェオレ
そして今日の日曜は、豪華おやつつき。
 
昨日日本橋三越でうっかり買ってきた戦利品、どれもうっかり賞味期限が短いものばかりなので早く食べなきゃ!と両方出した。
 
一つは「CLUB HARIE」の焼きたてバームクーヘン(本当は賞味期限は購入当日)。もう一つは「堂島ロール」の「モンシュシュ」の、季節のロールケーキ「メープルマロンロール」。
 
当初はロールケーキは買うつもりではなかったのだけれど、午後5時頃の店頭にはお客さんが誰もいなくて(しかも堂島ロールも売り切れていなくて)、
「おお、今日は簡単に買えるねー……でもロールケーキは要らないかなー」
と素通りしかかったところで、「季節のロールケーキ」の札の文字がちらりと目に入ってしまったのだった。
 
「おゆきさん、メープルマロンロールだってさ」
「!!マロンだと!?」
と、足が止まってしまって、通り過ぎかかっていたところを後ずさって戻り、結局1ロールお買いあげ。これも賞味期限は1~2日というところだ。
 
「というわけで、両方出すよー」
と、それぞれ6等分して、1人1切れずつ。
 
クラブハリエのバームクーヘンの美味しさは言うに及ばず(大好き……♪)、マロンロールケーキもたいそう美味しかった。サイトの説明によると「生クリーム・マロンクリーム・渋皮栗・黄栗をメープル風味の生地で包み込みました」なのだそうで、あのふわふわのホイップクリームもマロンクリームとは別に巻き込まれているのがかなり幸せ。
 
堂島ロール、明らかに「乳脂肪100%の生クリーム」ではない味がする(ってことは、植物性クリームがそれなりの量、もしかしたらかなりの量使われているということだろう)のに、なんでか美味しいのが不思議。
 
そして今日はコーヒーも美味しいもの。
昨日アトレ亀戸で、良い香りに引き寄せられて「あそこにコーヒー屋さんがあるー」と訪れたコーヒーショップ「やなか珈琲店」は、注文毎に生豆から焙煎するお店だった。
 
試飲させてもらった谷中ブレンドがなかなか好みな味だったので、買うことにして、十数分待ってその場で焙煎&挽いたのを包んでもらってきた。
 
きっちり紙袋に包んでもらっていたのに、持ち帰る電車中、そして持ち帰った家でも家中がコーヒーの良い香り。焙煎したての香りはここまで強烈なものなのかとびっくりしたコーヒーは、味自体もちゃんと美味しくて、何もかもが幸せなおやつタイムなのだった。
パリパリチーズ
焼き餃子
もやしとほうれん草のナムル
牛肉とわかめの韓国風スープ
羽釜御飯
ビール(FOSTER'S サッポロ黒ラベル)
で、夕飯は餃子。
 
豚ひき肉の特売をしていたので、「餃子だ!」ということになり、まだまだ高値の白菜ではなくキャベツ使用の、野菜たっぷり焼き餃子。
 
もやしとほうれん草のナムルもしこたま用意して(もやし2袋、ほうれん草2把半)、スープもお代わりできるように鍋にたっぷり。餃子も調子に乗って作ったところ、60~70個は包んだことになるのかな。さすがに全部は食べきれなくて、10個ほど冷凍庫にしまうことになったのだった。
 
毎度どうしても、皮が余りがちな餃子作り。ビールのアテになるかしらと、オーブン余熱して餃子の皮並べ、その上にハードタイプのチーズをすりおろしたものを適当に散らしてから焼き色がつくまで数分焼いた。簡単だけれど、これがだんなにも息子にも好評で、今回多めに残った10枚の皮は全て「パリパリチーズ」のおつまみ化。
 
今日もだんなが手慣れた手つきで焼いてくれた餃子は、いつもと同じく美味しくて、サクパリッと焼けた底にジューシーな肉あん。今日もパーフェクトな美味しさだった。

2011年10月29日土曜日

だんなとデート♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
自家製サンドイッチ(卵・ハムチーズ・ジャムバター)
梨(新高)
マサラチャイ
土曜日だけれど今日の起床は6時前。
 
息子は弁当持参で学校行事があるということで、弁当準備で早起きして、今日はサンドイッチ弁当を用意した。レタスと卵サラダのサンドと、ハムチーズサンド、そしてジャムバター(苺ジャム)サンド。
 
サンドイッチは、1つ甘いもの系が入っていると幸せだなぁと思うので、そんな感じで用意。唐揚げ(これは昨日総菜屋さんで買ってきた)とほうれん草とミックスベジタブルの炒め、新高梨も別容器に詰めた。
 
息子を送り出した後、私とだんなは多めに作っておいたサンドイッチで朝御飯。
やっぱりジャムバターサンドの幸せさはガチだなぁと思いながらもぐもぐ。で、今日の新高梨はいまひとつ甘さが足りなくていまいちなのだった。
銀座三越内「Le Beurre Noisette TOKYO」にて
プリフィックスランチコース (ランチチケット利用で\2500)
    自家製ブーダンノワールのポワレ
    オーストラリア産仔羊背肉のロティ +\1000
    秋のフルーツとキャラメルクリームのミルフィーユ
    ハーブティ(ローズヒップ)
白ワイン カラフェ \2200
息子不在の土曜日なのを良いことに、夕方までだんなと2人、今日はデート♪
 
これ幸いと、2人分だけ買っておいたランチチケットを使ってフレンチを食べに行きましょう、と予約を入れた。向かったお店は、銀座三越の上階にある「Le Beurre Noisette TOKYO」。以前から美味しそうだなと気になっていたお店だ。
 
で、ランチチケットは、会員制通販サイト「GILT」で入手した。
Le Beurre Noisette TOKYO パリ15区にある人気のネオビストロを満喫!GILT限定プリフィックスランチコース」という4000円のチケットは、お店で通常提供している3500円のコースに食後のドリンクとプチフールつけて4000円……と、その内容だけ見ると「え、全然お得ではないよね?(650円のドリンクが500円になるのでその分くらいはお得かな、くらいの……)」という内容。
 
でも、ちょうど同じタイミングでGILT内で3000円クーポンが配布されていて、それを使うと2人分8000円のランチチケットが5000円で購入できてしまうというスンポーなのだった。それならお得。一度行ってみたいと思っていたお店だったから、「行く行く、それなら行く♪2500円のランチだったらすごいお得♪」と購入してみたのだった。
 
プリフィクススタイルで、オードブルとメインディッシュは6種類、デザートは5種類からの選択。ランチメニューに添付されたワインリストにはカラフェサイズも選べるワインも10種類ほど揃っていて、お手頃価格の白ワインをカラフェで貰っていただくことにした。
 
シックな内装のビストロ風店内の雰囲気も良い感じ。お店の方たちの気遣いも気持ちの良いもので、女性グループ客などで店内はなかなかの賑わいだった。
 
このレストランのあるフロア12階はやや高級めな店が揃っていて(だから私、このフロアで御飯食べたの初めてよ……)、食後にワンフロア降りたところ"例のモダン飲茶屋"含めて寿司屋もとんかつ屋も、ほとんどの店には行列が出来ている相変わらずの銀座三越の盛況ぶり。
 
今日いただいたのは、こんな感じ~。
 
自家製ブーダンノワールのポワレ りんごのコンフィ
魅力的な品が揃った前菜メニューから、私が選んだのは「自家製ブーダンノワールのポワレ りんごのコンフィ」(今日の日記の一番上の写真がこれ)。
 
他にも「豚足のカルパッチョ レンズ豆のヴィネグレット」も美味しそうだったし、追加料金800円必要だけれど「フォアグラのテリーヌ 赤ワイン風味 アプリコットとイチジクのチャツネ添え」のもたいそう気になったけれど、メインディッシュを考えてフォアグラは自重。
 
だんなは「キノコのクリームスープ フォアグラの香り」を選んでいた。
 
お隣のテーブルで「ブーダン・ノワールって、何ですか?」と質問してらっしゃるお客さんがいて、「どういう風に説明するのかなー」と耳をダンボにしていたところ「豚の内臓を使った料理で、レバーがお好きな方にはお楽しみいただけるかと……」的な説明。知らない人には「豚の血入りのソーセージです」と言ったところでドン引きされるだろうし、なるほどなぁと聞いていた。
 
で、私はこのブーダンノワールが「すごーく好き」というわけではないのだけれど(「好き」と断言したところで、多分、「頼まなきゃ良かった」と思うブーダンノワールがこの世の中にはたくさんあると想像できるのね……あまりに血生臭くても困るし)、信頼できそうなお店で丁寧に作られたものであれば、ホルモン好きとしては気になる料理。どこにでもあるものではないし。
 
前菜の皿の光景からも見てとれるように、1皿1皿しっかりしたボリュームがあるのがたいそう嬉しいお店だった。
 
テリーヌ様に四角く整形されたブーダンノワールの上にはルッコラやラディッシュなどが使われたサラダが乗り、てっぺんにはカリカリベーコン。甘く香りの良いリンゴのピュレが添えられていて、生臭さはかけらもない、甘さとほんの少しのほろ苦さを感じる、美味しいブーダンノワールだった。美味しいわー。
 
シンプルな前菜を頼んだのね?と思っていただんなの前には、2cm角ほど、けっこうな大きさにカットされたフォアグラのソテーとカリカリクルトンが深皿に盛られてきて、テーブルでアツアツのスープを上から注ぐというスタイル。
 
ジロール茸なども入っているのだというきのこスープ、一口味見させてもらったけれど、これまたかなり良い感じだった。
 

オーストラリア産仔羊背肉のロティ キャビアオーベルジーヌと共に
「Le Beurre Noisette TOKYO」にて、仔羊! メインディッシュは、魚2種類お肉4種類からの選択。
 
「ここは……肉でしょ」と、パイナップルポークの煮込み、富士鶏のグリエ、バベット(ハラミ)ステーキを眺めてどれも良いなと思いつつ、でも一番気になるのは1000円の追加料金でいただける「オーストラリア産仔羊背肉のロティ」。
 
ダメ、ここは羊を食べたい、とっても食べたい……と、羊でお願いすることにした。だんなは珍しくも魚料理、「真鱈のロティ じゃがいもとラディッシュのサラダ タルタル添え」を選択。途中でちらっとお皿を交換しながらいただいた。
 
適度に歯ごたえを残したスナップえんどうを盛りつけた羊は、下に「キャビアオーベルジーヌ」(刻んだ茄子をキャビアに見立てた添え物、別名"貧乏人のキャビア")がたっぷりと。
 
一般的には、オリーブ油や玉ねぎ、あとはせいぜい、にんにくくらいが入る「茄子のピュレ」的な料理なのだけれど、この皿のキャビア~はかなりエキゾチックな香りがした。あれ、最近インドカレー煮た時にこのスパイス使ったよね?という香りがふんだんに。それがまた悪くない。
 
食べ応えのある厚さの骨付き仔羊の火入れも完璧で柔らかな食感の肉はとってもジューシー、あらやだ美味しい……と、最後は骨を持ってがぶりと。
 

秋のフルーツとキャラメルクリームのミルフィーユ
「Le Beurre Noisette TOKYO」にて、スペシャリテのデザート、ミルフィーユ デザートも手のこんだものが多く、バナナのパンペルデュ(=フレンチトースト)、チョコレートのクリームとマロンのムース、ババ オ ラムなど。
 
「パンペルデュ、気になるな……いや、でもここはやっぱりマロン……」
とすごく悩んだのだけれど、
「ミルフィーユに使われる秋のフルーツってなんですか?」
と伺ってみたところ、
「いちじく、巨峰……あとはコンポートにしましたリンゴとパイナップル……」
との説明に「あらやだそっちが良いかも」と。
 
「ミルフィーユは当店のスペシャリテです、隣にバニラジェラートもついてございます」
の言葉に、最初は「アイスクリーム盛り合わせにしようかな」と言っていただんなも揺らいだ。
 
結局デザートは2人してミルフィーユに決定。
 
洋酒の香りが漂う大人っぽい味のミルフィーユは、見事なまでにサクサク食感のパイ生地が素晴らしかったし、フルーツとクリームの甘さのバランスもぴったりだった。甘酸っぱいパイナップルの存在感が地味に効いていて、旬のいちじくや巨峰が味わえた幸せなデザート。プレゼンテーションもお洒落なものだった。
 
お店オリジナルブレンドのローズヒップティーと共に、プチフールのミニマドレーヌとマシュマロ状のココナッツ風味お菓子も出てきて、すっかり満腹。
 
支払いをしつつ、美味しかったですーなどと感想を述べたら
「11月にはジビエ料理も出てきますので、また是非お越しください」
と。
 
ジビエお好きかなと思いまして、と言われて、仰るとおりです、と見事な洞察に笑ってしまった。
ブーダンノワールうめー仔羊うめー、と、昼からワイン飲みながらそういう選択していたらそういう洞察に繋がるのかしら。
 
デパートの中ということで比較的気軽に行けるのも嬉しいし、とんでもなくお値段が張るというわけでもないし、お皿のボリュームの加減や味つけもとても好みなお店だったのでだんなも私も気に入った。また来ようね、ジビエの季節にね、と、夕食までの5時間ほど、引き続き夫とデート。
日本橋 「千疋屋 Caffe di FESTA」にて
マンゴーサンデー \550
映画でも見ようかと事前に調べたのだけれど、あいにく時間や場所でちょうど良いものがなく(日比谷のオペラ座の怪人映画、今日までやってくれていたら良かったのにねぇ……)、午後はおおむねお買い物。
 
銀座三越内の特設会場で売られていた「にっこり梨」という巨大な梨(新高梨と豊水の掛け合わせですって。1個600円!)をうっかり買ってしまい、「梨が重いよ?」と言いつつ、本屋さん行って、ユニクロ行ってGAP行って、あとは伊東屋と松屋デパート!と、あちこちうろうろ。
 
松屋では北海道展をやっていて、ちらりと覗きに行ったらたいそうな人混みにもみくちゃにされたりもした。
 
圧倒されてろくに買い物もしなかったけれど、2個1000円に割り引きされていたモッツァレラチーズだけはお買いあげ。
 
まだまだ時間もあるし、日本橋三越に用事を済ませに行きましょうかと、日本橋に移動。
疲れたのでここらでお茶を、ということになって、「千疋屋!千疋屋!1階のセルフサービスの店でいいから!」と主張して、だんなと千疋屋に引っ張っていった。
 
千疋屋のマンゴーサンデー。果肉ごろごろ! ティールームでのんびりする時間の余裕もないしねと、1階喫茶で一休み。
 
そうそう、ここのソフトクリームがさりげなく美味しかったのよねと思い出して、甘味を求めていた私はマンゴーサンデーを。
 
ワッフル生地のカップにソフトクリーム、マンゴーソースにマンゴー果肉がごろごろ3切れ!
 
さすがに、乗っているのは国産アップルマンゴー級の美味しさのものではなかったものの、甘酸っぱくて香りも良い美味しいマンゴー。ミルク感濃厚なソフトクリーム自体の美味しさもあって、疲れもふっとぶ美味しさだった。
 
三越で用事を済ませた後は、
「日本橋来たら、ここ寄らなきゃ」
と、クラブハリエの焼きたてバームクーヘン買って、うっかりモンシュシュで「季節のロールケーキ」も買って、大荷物で息子と落ち合う亀戸に移動~。
亀戸 「ほるもん道場」にて
クーポン料理 2×\1200
    道場チョレギ×2
    和牛ロース → ハラミ×2
    ホルモン軍団 ×2
焼野菜 \500
どんぶりごはん \250
ガーリック焼メシ \800
ラムネ 2×\250
生ホッピー 4×\450
サービス料 3×\250
夕方なフレンチランチとはうってかわって、夕飯は鉄板焼きホルモン!
 
亀戸駅から数分歩いたところにある、「亀戸餃子」近くの「ほるもん道場」という店に、クーポン握って行ってきた。
 
数ヶ月前(夏休み前……)に購入して、じわじわと消費期限が迫りつつあったチケットは、「☆東京下町探訪☆この激厚ホルモンを楽しみに全国からリピーター続々来店!鉄板道20年のプロが目の前でジュワッと焼き上げる《ホルモン軍団(4種盛り合わせ)&和牛ロース&チョレギ》⇒【1,200円で道場破り!!】シェアもOK!」というもの。
 
これは美味しそうかもーとチェックして、「複数人で分けて食べてもOK」とのことで、チケット2枚買ってみた。チョレギサラダと270gのホルモン盛り、100gの和牛ロースのセットが2つ。これだけでけっこう食べ応えがありそうな感じだ。
 
お店のすぐ手前には「亀戸餃子」があり、その奥にはたいそう人気のあるらしい行列のできるホルモン焼き屋さんもあり、更にその奥の雑居ビルの3階に目指すお店はあった。愛想の良いご主人とあれこれ話しつつ、レッツホルモン~♪
 
亀戸「ほるもん道場」にて、突き出しにタンシチュー お会計時に、突き出し代が1人250円取られていた事を知ったわけだけど、でも突き出しに「タンシチュー」が出たことにはちょっとびっくり。
 
ごろりと大きなタンが2切れ入っていて、柔らかホロホロで良い感じ。ソースの方は、手もかかっているけど、市販のドミグラスソースも混ぜたかな?みたいな味がしなくもなかった感じ……。
 
飲み物に「生ホッピー」(生ビールみたいなサーバーからホッピーが出てくる)があるのが素敵。瓶入りホッピーより軽い口当たりとキーンと冷えた味わいが楽しめるのが幸せで、私もだんなもホッピーお代わりしながらそれだけ飲んでいた次第。
 
亀戸「ほるもん道場」にて、ホルモン軍団に野菜追加で。 本当は和牛ロースが来るところ、「切らしちゃって……」ということでハラミに変更(がっかり……)。
 
でも、そのハラミも臭みやスジのないちゃんと美味しいもので、息子はむしろ本命のホルモンよりも喜んで食べていた。
 
焼き物は全て、こんな感じでご主人自ら炒めてくれる。さすが、シロウトが焼くよりも絶妙な火入れ加減で、特にプリップリのホルモンの美味しさは格別。本来の値段はなかなか張る印象だけれど、でもホルモンの鮮度と美味しさは疑いようもなく良いものだった。
 
亀戸「ほるもん道場」にて。こんな感じに炒めあげてくれます。 炒め終わったところで、アツアツの野菜や肉がお客さん側にささっと寄せられて、「さぁどうぞ」と。
 
野菜は、クーポン内の料金には含まれなかったのだけれど、一緒に炒めると美味しいですよーと勧められて「確かに野菜も食べたい」と加えてもらったのだった。
 
野菜も一緒に、ホルモンは甘めの味噌だれをつけていただく趣向。おろしにんにくと唐辛子入りの粉も用意され、好みで混ぜていただけるようになっていた。
 
ホルモン4種盛りの内容は、ハチノスとミノ、ギアラとコプチャン。胃系が多めの構成で、知ってはいるけれど改めて、「同じ胃袋なのになぜこうまで違うかなぁ……」と食感や味の違いを楽しみながらいただけた。ハチノス大好き……♪
 
息子はというと、「やっぱり僕はホルモンの良さはわからない……」とか言いながら、どんぶり飯もらって「ハラミ丼」をもっぱら堪能、私とだんなは生ホッピー飲み飲みホルモンを大堪能。
 
シメにガーリック焼飯も作ってもらって、バターたっぷりのにんにくどっさり御飯もいただいた。
鉄板で作る焼飯の技も、「おお……肉の脂身のところ、まだ赤いけど御飯入れちゃうのか……」などと「家で真似できるかなぁ」と観察していたのだけれど、ホットプレートではとうてい出せない火力の強さがよーく分かって(ご主人曰く、「この鉄板どけると炎が頭の高さくらいまで出るような火力のコンロですよ」と……)、こりゃ家で再現するのは無理だねと。
 
早めスタートの夕御飯だったので、たらふく食べて、飲んで、帰宅はでもまだ8時前。
楽しい一日でした~。

2011年10月28日金曜日

今宵は豚肉とキャベツのパスタ

「ビゴの店」のダノワーズ・ツナ
カフェオレ
昨日の朝に食べるつもりだったツナパン。
 
「ビゴの店」の「ダノワーズ・ツナ」という品で、クロワッサン生地にツナマヨを乗せた四角いパンなのだった。油が回って美味しくなくなってしまったかなぁとちょっと心配しつつ、オーブンでしっかりめに焼いてみたところ、これがさほど問題なく良い感じ。
 
朝のニュースで見たところ、今日有楽町ルミネが元有楽町西武跡地にオープンとのこと。"デパ地下"にあたるものもあって、面白いお店が色々入っているみたい。一昨日既にオープンしていたらそちらも見てきたのだけどなぁと思いつつ、サクサク生地のツナパンを堪能した。
茹でホワイトアスパラ マヨネーズとトリュフ塩で
スモッちを乗せた豚バラ肉とキャベツのシンプルパスタ
麦茶
習い事が終わって帰宅した息子と2人の遅めの夕御飯、今日はパスタ。
 
半端に残った薄切り豚肉を使い切ってしまいたいなと、豚肉を具として使えるパスタレシピに何か良さげなものはないかなと探してみたら落合務さんレシピの「豚バラ肉とキャベツのシンプルパスタ」が手持ちの材料にぴったり。米国食肉輸出連合会発行の無料冊子『Be&Po』に以前掲載されていたものだ。
 
オリーブ油で唐辛子とにんにく炒めて、豚も炒め、パスタと一緒にキャベツ(と、今回入れなかったけれどいんげんも)を茹でて豚と和え、最後にパルメザンチーズを加え混ぜてできあがり……という感じで、至極簡単。これはきっと似合うはず、と、トッピングに「スモッち」を乗せることにした。……のだけど、せっかく用意したスモッちを乗せないまま写真撮って食事を始めてしまい、1/3ほど食べたところで思い出して慌ててトッピングしたという次第。
 
そして今日の嬉しい一皿がホワイトアスパラガス。
 
午後にちらっとスーパーに行ったときに、「ホワイトアスパラガス 1束35円」という表示を見て、「えええええ?」と寄ってみれば、ペルー産とのこと。やや細めではあったけれど、新鮮そうなアスパラガスが6本で35円。これは良いなと買ってみることにしたのだった。
 
細いアスパラなので皮剥きは不要かと思いつつ、皮を軽く削いでからその皮もろとも数分茹でて、水にはさらさずザルに乗せて冷ましてからカットして皿へ。卵とチーズはパスタに添えてしまったからなと、簡単にマヨネーズを細くしぼって、トリュフ塩かけていただいた。
 
それだけなのに、ちょっとした「御馳走」な美味しさになるあたり、ホワイトアスパラガスは素晴らしい。甘くてシャキシャキしていて苦味もなく、生でも食べられるくらいの品だった。なんて幸せな35円。
 
ここ数日、まだまだ浮かされている「オペラ座の怪人」熱だけれど、ふと思いたって検索してみたところ、amazonで「25th Anniversary Box Set」の予約受付が始まっていた事を知った。先日見た25周年記念公演のDVDのスペシャルボックス。
 
もしかしてもしかすると、だったら本国イギリスから早く買えたりとか安く買えたりとか、そういうこともあるのかしら、と調べてみたら、このオフィシャルサイトでも購入が可能な事がわかった。送料を考えると特に安いわけでも、そしてとても早く手に入るというわけではなさそうだったけれど、公演パンフレットやその他グッズも一緒に買えるとあってつい色々申し込んでしまった。原寸大らしきファントムのマスクも扱っていたので「これでファントムのコスプレが……できる……?」と、思わずカートに入れようとしたのだけれど、マスクについては無情にも「売り切れだよ」の表示。残念。

2011年10月27日木曜日

栗まみれのデザートブッフェ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ビゴの店」のクロックムッシュ 1/4切れ
カフェオレ
昨日、プランタン銀座でモンブラン購入ついでに「ビゴの店」で朝ごパンのお買い物。
 
小さめのツナパンと、それだけでは物足りないかなとクロックムッシュを1つ。家族で分ければいいやと帰宅したのだけれど……今日のだんなの朝御飯は「モンブラン」だったりするのだった。
 
「あれば食べるよ、食べたいよ」
と言っていたのでだんなの分も買ってきた、アンジェリーナのモンブラン。結局昨夜の帰宅は日付が変わってからで、そんなタイミングでモンブランというわけにもいかず、
「食べないなら食べないで、私のおやつになるわけだけど……」
「ダメ!俺が食べる!朝御飯に食べていくー」
というやりとりの末、だんなの朝御飯はモンブランとなったのだった。
 
しかもよくよく考えたら今日の私のお昼は大変に重々しい、重厚な、ゴージャスメニューが予定されているので、私も朝食をたくさん食べていい状況ではなかったり。
 
で、結局、クロックムッシュをオーブンで温めて、ついでに1枚だけ残っていた食パンもトーストして、小さめにカットしたパンをそれぞれ好みの分だけ食べられるようにしたのだった。私はクロックムッシュを1/4切れだけ。
 
薄切り食パン2枚の間に、ハムとベシャメルソース、表面にたっぷりのチーズ。ただの"トーストサンド"とは違うこってりさがあって、1つ食べきるのはかなりのボリュームがある。さすがに1/4切れではちょっと物足りない気分だったけれど、お昼にがっっっつり食べるからねと、ここは自重。
ホテルニューオータニ幕張 「ザ・ラウンジ」にて
 スイーツ&サンドウィッチビュッフェ \3000
そしてお出かけしてきたのが、ホテルニューオータニ幕張で開催中の「スイーツ&サンドウィッチビュッフェ~ホテルで栗拾い~」。
 
少し前にこの案内を見て「いいなぁ……行きたいなぁ……」と密かに思っていたところ、友人も「これ、気になるのよね」と言っていて、「では行きましょう!」と。ただいま、空前絶後のモンブランブームが私の中に到来中で、「栗!栗!何をおいても栗!」という気分でお腹を空かせて出かけたのだった。事前予約特典で、本来3400円のところお一人様3000円。
 
4名以上の女性客グループは1人分無料という特典もあることもあってか、お客は9割方が女性客、大人数のグループ客も多かった。そしてほぼ満席。
 
「千葉のホテルのバイキング」にしてはなかなかのお値段で、それだけに幸せな内容だった。基本はデザートブッフェだけれど、食事系もパスタにカレーに各種サンドイッチにとあれこれあったのが嬉しいところ。まずはしょっぱい系で空腹を宥めつつ、ケーキ食べてーしょっぱい系に戻ってーまたケーキ食べてーと、気持ち悪いくらいに存分に楽しんできた。
 
和栗のモンブランのホールが出てきたところをパチリ。 「ホテルで栗拾い」のテーマに違わず、ブッフェ台にはとにかく栗デザートがたっぷり。
 
マロンショートケーキ
マロンロールケーキ
和栗のモンブラン
洋栗のモンブラン
栗のミルフィーユ
栗のシフォンケーキ
栗と抹茶のチーズケーキ
栗と抹茶のみつ豆
栗のパンナコッタ
……と、栗ものだけでお腹一杯になる勢い。ほとんど全種類いただいてきた。
 
食事系メニュー、サラダもけっこうありました 食事メニュー、特に美味しかったのはベーコンとチキンのホットサンド、ポークバーベキュー、キノコの和風ピラフなどなど。
 
こちらも「秋」がテーマになっていて、サンドウィッチはかぼちゃサラダが使われていたり、カレーは秋野菜入りだったり。
 
きのこと魚介が入った「スパゲッティージャポネーゼ」、秋鮭グラタン、チーズトーストが別途用意されたオニオンスープなど、こちらも楽しみながらもぐもぐと。
 
ドリンクも一通り、アイスティーアイスウーロン茶、ホットのコーヒー紅茶(ティーバッグが多種類用意されていた)、コーラやソーダ、レモネードなどのディスペンサーもあった。せめてドリンクは甘味抜きでと、ほとんどアイスティーを飲んでいた私。
 
洋栗のモンブランと、和栗のモンブランと、栗のミルフィーユ♪ どれも幸せに美味しかったけれど、やっぱり「幸せなのはこれー!」と盛りつけてきた、洋栗のモンブラン(手前)、和栗のモンブラン(中央)、栗のミルフィーユ(奥)。
 
盛りつけにはけっこう技術が必要で、ブッフェタイム開始直後の大混雑のブッフェ台で盛りつけた私のデザート皿は散々なものになってしまった(ショートケーキ分解しちゃったり)。
 
右の写真は、他のお客さんも落ち着いて、ゆっくり盛りつけられるようになったところで頑張って崩れないよう盛りつけてみたもの。美しい……そして楽しい……♪
 
「も、もうダメ……食べられると思って持ってきたけど、さいごのコレが厳しい……」
などと友人と呻きあいつつ、それでも「これは食べられそう」とぶどうゼリー貰ってきたり、「しょっぱいものなら案外いけるかも!」とトドメとばかりにオニオンスープとピラフ貰ってきたりしていたら、最後は「歩くと前屈みになってしまいます」というくらいに腹一杯になってしまった。こんなに食べたの、久しぶりだったかも……。
 
ホテル入り口で友人とお別れした後は、「お腹一杯でバスにも電車にも乗りたくなーい」とアウトレットモールをぷらぷら。
 
期間限定でル・クルーゼショップができていて、ずらりと並ぶル・クルーゼ商品にうっとりしながら時間つぶし。カリビアン・ブルーの色合いが美しくて、ちょっと悶えてしまいつつ、でも今日のところは何も買わずに帰宅した。
豆(丹波の黒枝豆)
酒(泡盛 瑞泉御酒)
そして夜になっても一向に空腹になどならず、どころか「もうずーっとお腹一杯です」状態。
 
「ゴメン、母ちゃんはまだまだ満腹なのです……」
と、息子の夕食は適当に(ほうれん草のおひたし、崎陽軒のシウマイ、鶏肉の親子煮など)用意してやり、私の分は「豆と酒」。
 
あっというまに500g食べきってしまいそうな勢いの丹波の枝豆と、お供はお腹がふくれるビールよりはと泡盛をロックで。
 
「猫2匹で~、"穀物と酒"なら体力と雷耐性が増えるんだったっけなー」
と、モンスターハンターのネタ(←ゲーム中、料理担当の猫に野菜、肉、魚などの食材を2種類渡すと狩り中に色々な効果が出る料理を作ってくれるのね……)を思い出してニヤニヤしてしまいつつ、豆、酒、豆、酒、と交互に口にして、それはそれで幸せな夕御飯。

2011年10月26日水曜日

鹿児島黒豚食べてから映画!

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
イングリッシュマフィンのチーズエッグサンド
ヨーグルト with パイナップルジャム
カフェオレ
昨日「アンデルセン」で買ってきたイングリッシュマフィンは、褐色がかった独特の色合い。
 
なんでもシュタインメッツの粉(=独シュタインメッツ社が開発した、穀物の外側の皮のみを取り除いて製粉した粉、だそう)を使用し、表面には全粒粉をまぶして焼き上げたのだそう。全粒粉のパンとはまた違った感じで、でもいつも通りトーストサンドにすることに。
 
マフィンは半割にしてチーズ乗せてオーブンで数分焼き、そこに半熟に焼いた目玉焼きをサンド。贅沢にも(ていうか、ちまちま使っていたら全然減らないの……)トリュフ塩をパラパラかけていただいた。
 
食後にはプレーンヨーグルトにバリ島で買ってきたパイナップルジャムをたっぷり乗せたものを。ヨーグルトに似合うジャムは色々あるけれど、パイナップルジャムとヨーグルトは格別の組み合わせだと思う。甘酸っぱくて、うまー。
日比谷「いちにぃさん」にて
黒豚の野菜蒸しセット \1050
今日は一人都心にお出かけ。ランチを済ませてから午後のメインイベントに臨む予定で、時間さえ合えばだんなに連絡してお昼をゴチに……いや、お昼を"一緒に"楽しもうかと思ったのだけれど、あいにく私は早めの昼を済ませなければいけない予定。
 
どうしようかなぁと考えて、最近の"地方アンテナショップ巡り"のマイブームの勢いそのままに、「かごしま遊楽館」併設の「いちにぃさん」に行くことにした。
 
鹿児島県産の黒豚料理を扱っていて、夏には美味しい「しろくま」も食べられる店で、なんとびっくり、お店は12時を過ぎると店頭に行列ができるほどの賑わいぶりだった。近隣のサラリーマン客らしきグループ客や、女性一人客もけっこう多い感じ。早く来て良かったわと、カウンター席に案内してもらって日比谷シャンテ側の木々など眺めながらのランチを楽しんできた。
 
私が選んだのは、お店の看板メニューであったらしい「黒豚の野菜蒸しセット」。
 
旨味のある豚肉と、野菜がたっぷり、かぼちゃに人参、さつまいも、ブロッコリー、キャベツ、しめじにもやしにくずきり……といったものが蒸籠に綺麗に納められている。たれはポン酢ではなく、「そばつゆ」。
 
更に玉子焼き、豚汁、炊き込みご飯、デザートにとフルーツ(ルビーグレープフルーツ、葡萄、パイナップル)もついてきた。
 
「蒸し肉と野菜にそばつゆ」という組み合わせは面白く、これがなかなか良い感じ。でも、さすが九州(?)全体的に甘い味つけなんだなぁと改めて思った。麦味噌を使った味噌汁も甘口で、玉子焼きも甘め。私は「味噌汁も吸物も、甘味は無し」の文化で育ったから、同じ"和食"でも傾向の違う食文化なんだなーと思いながらもぐもぐ。甘い玉子焼きも、私にとっては「よそゆきの味」だ。大好きなんだけどね。
 
で、事前に席予約も済ませたおいた予約番号握って、午後、宝塚劇場脇のスカラ座で見てきたのが「『オペラ座の怪人』 25周年記念公演 in ロンドン」。
 
かの「オペラ座の怪人」の初公演は1986年10月。25周年となった今年、それを記念して今月の1日2日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで記念公演が行われたのだそうだ。その模様を、特別版の公演と公演後の式典(というかショーというか)合わせ3時間の映像を映画館で流してくれるという趣向。
 
限られた映画館でしか上映がない(上映スケジュールはこのあたりに情報が)ということで、明日までの東京スカラ座上映を逃したらしばらく見るチャンスが無い!と、急ぎ出かけることにしたのだった。
 
いやー、凄かった凄かった。3時間、画面見ながらニヤニヤしちゃったり感極まって泣きそうになったり、色々大変だった。
 
演劇やミュージカルは「生をこの目で見るに勝るもの無し」と思っているのだけれど、でもこれは見に来て良かった。また見たいと思ったし、どころか「ホームシアター持ってたら、自分の家で臨場感溢れるこの映像見られるのかなぁ」とまで思ってしまったりもした。
 
以下、鬱陶しい感想が続くので、「オペラ座の怪人」に興味のない方と、「いつか見に行くからネタバレはイヤ」という方は以下箇条書き部分は読み飛ばしてください。
 
 
 
  • 総勢200名以上にのぼる出演者およびオーケストラ、天井に吊されたシャンデリアは映画で使われた2万個のスワロフスキー・クリスタル製ということで、もう大変に豪華絢爛。
     
  • フル編成のオーケストラによる音楽は素晴らしい限り。通常のミュージカルのように半地下ではなく、舞台の奥、上部にピットが作られていたのが面白かった。映画館の音響の良さもあって、オープニングは鳥肌が立ちまくり。
     
  • 「上演された舞台を記録したもの」なので、観客の拍手や席の光景も流れてきて、その場で一緒に見ているような臨場感が良い感じ。
     
  • 天井の高さを活かした舞台装置も通常の舞台とはかなり違った感じで、面白くもあり、部分(鏡のシーン、イルムートあたり)によっては「普通の大道具での効果の方が好きだな」とも思ったり。スクリーンを使ったハイテク演出満載だった。
     
  • 舞台上に小道具的なものもあまり出さない方針らしく、「ウェディングドレスの人形」「ハンニバルの象」あたりが登場せず。
     
  • 出演者の多さは圧巻。なにしろマスカレードの冒頭で出てくる猿が3匹もいたくらい!
     
  • そしてマスカレードのシーン、"張り子の人"がいなかったうえに、どころか鬱陶しいくらい大勢出てきた。
     
  • 劇中に使われる「ボックス席」、ここに「観客に扮した役者さん」がいたことに驚いた。マスカレードのシーンで正装(仮装ではなく)してボックス内で踊ってた。
     
  • 役者さんそれぞれ良かったけれど、圧巻はカルロッタ。そうだよカルロッタはこうじゃなくちゃ!というそれは見事な(体格も見事な)カルロッタだった。
     
  • 役者の皆さん感情表現豊かで、その表現も「そうそう、海外で見たオペラ座の怪人ってこんな感じだった」と。最後のクリスティーヌと怪人のシーン、日本版だと微妙に腑に落ちない感じを受ける時もあるのだけれど、この公演のは良かった。すごく良かった。劇団四季版はオペラ座~に限らず「役者としての個性はなるべく出さない」ような"全員が優等生"みたいな演技なので(それを否定するわけではないけれども、ね)、出演者全員が人間くさくてバタくさくて見ごたえ充分。
     
  • そして字幕は浅利慶太。メロディーに乗る日本語の歌詞は全部その"浅利慶太版"で覚えてしまっていたから、それはちょうど良かったりした。
     
  • 上演後は、作曲者アンドリュー・ロイド=ウェバーが登場し、初代歌姫(かつ、ロイド=ウェバーの元奥様)サラ・ブライトマンが登場。更に歴代ファントムが4人登場。彼らは誰ぞ?と帰宅後調べたら、左から
    Anthony Warlow(オーストラリア初演ファントム、スキンヘッド&超好みな顔、この方でファントム全編見てみたい……!)、
    John Owen-Jones(現ロンドンファントム、声がずば抜けて良かった歓声もひときわ)、
    Colm Wilkinson(カナダ初演ファントム、渋いおじさま、こちらも良い声)、
    Peter Joback(次期ロンドンファントム。一人とびぬけて若い!しかもイケメン!)
     
  • そんなスペシャルメンバーでメインテーマ(The Phantom of the Opera)と怪人テーマ(The Music of the Night )を熱唱。フランス料理が満漢全席でやってきたような豪華さ。
     
  • 最後には、観客そっちのけで舞台の上のキャストやスタッフが皆それはそれは楽しそうにしていて(すごく豪華な同窓会みたいな雰囲気で)、それがようございました。
     
  • そしてロイド=ウェバーは、"別れた奥さん"のはずのサラ・ブライトマンを隣に置いておきたくて必死な感じだったのが笑えました。
      ……と、忘れないうちにまとめた感想はそんな感じで。   先週末に劇団四季を見てから四六時中頭の中で、オペラ座の怪人に出てくる曲が入れ替わり立ち替わり流れっぱなしだというのに、またこれでしばらく流れっぱなしになりそうな予感。頭の中でどうせ流れるならと、今は諦めてこれを書きながらロンドンキャスト版のCDを流しっぱなしにしているくらい。   何がここまで夢中にさせるのか、夢中になってしまうのかわからないのだけれど、曲とかストーリーとか舞台の感じとか衣装とか、何から何まで好きなんだなぁ。   スカラ座を出て、ふわふわした気分で「そうだ、モンブラン買って帰るって言ってたんだっけ」と、プランタン銀座にちらっと寄ってから帰宅した。
「eashion」のコブサラダ 豚肉の生姜焼き 千切りキャベツ 鶏肉とごぼう、舞茸の吸物 羽釜御飯 麦茶   「ANGELINA」のモンブラン(デミ) アイスカフェオレ
夕飯は、なかなかなくならない吸物(そんなに大量に作ったわけではない、のだけど……)と、御飯、サラダは買ってきた具沢山のコブサラダでお茶を濁させていただいて、あとは千切りキャベツと豚肉の生姜焼き。   「食後に、かなり甘~いモンブランあるからね」 と言い置いて、息子と2人の夕御飯をささっと終わらせた。   買ってくるサラダ、いつも「安くはないよなぁ」と思うのだけれど、少量ずつナッツや根菜などが入っている多種類ぶりは自宅ではなかなか実現できるものではないから、そこは有り難いなと思っている。今日のサラダはゆで卵やアボカド、海老なども入っていた。野菜色々に、豆も少し。   夜のおやつに、アンジェリーナのモンブラン で、食後に久しぶりに買ってきた「ANGELINA」のモンブラン。
 
「すごーく甘いけどね」
 
でも、お母さんはこのモンブランが凄く好きなんだよー、と息子と一緒にいただいた。
 
甘いメレンゲ、濃厚クリーム、表面にしっこたま甘いマロンクリーム、というアンジェリーナのモンブランは、これはこれで「一つの完成型」だと思う。
 
これをパクッたようなモンブランも散見するけれど、オリジナルのこれはやっぱり美味しい。いやもう本当に甘いんだけど、心底甘いのだけど、でも美味しい。
 
久しぶりにアンジェリーナのモンブランも食べられて幸せだった一日。
だんなの分のモンブランも買ってきたのだけど……いつ食べられるかな……(現在23:55、激ジョブだんなは未だ帰宅の気配なし……)。

2011年10月25日火曜日

キュートなくまパン

「アンデルセン」のアップルパイ
カフェオレ
我が家の地元にもチェーンパン屋さん「アンデルセン」はあるけれど、レストランを併設した青山アンデルセンのパンの美味しさは格別で、品揃えも他の店とちょっと違った感じ。朝御飯にと、今回はアップルパイを買ってきた。
 
折りパイ生地に煮リンゴ詰めて、カスタードクリームと少量のレーズン。しっかり温めてから出してみたら、ホイップクリームかアイスクリーム添えて食べたかった風な、お菓子みたいな味わいになった。……朝御飯向きじゃなかったかしら、と、ちと反省。
 
そして、今日の写真は同じく青山アンデルセンで買ってきた「くまのマロン」。
 
アンデルセン童話をモチーフにした月替わりパンは、もう何年も前から扱いがあるアンデルセンの人気商品。今月は「くまのマロン」だそうで、見事な造形のくまパンが売り場に並んでいたのだった。
 
「……え……普通、こういうパンって"顔だけ"だったりするのにね」
テディベアのように手足がちゃんとついた"3D"の造形技術にこりゃすごいなと、器量良しのくまを選んで1個買ってきてみた。アイシングを糊代わりにパーツを組み合わせてあり、胴体部と頭部のパンにはマロンクリームが詰め込まれている。
 
くまパンは、今日の私のお昼御飯に。
ただいま空前の栗ものマイブームな私にはこれまた嬉しい味わいなのだった。
丹波篠山の枝豆
「日本ばし大増」の野菜のうま煮
牛肉のしぐれ丼
鶏肉とごぼう、舞茸の吸物
2年前の足首骨折で買い物が不便だったのをきっかけに利用するようになった「三越くらしの御用達便」。今月それがリニューアルして「エムアイDeli」というサービスに変わった。
 
「玄関前に置いて行ってはくれないので指定の時間に在宅していなければいけない & 配達は午後のみで午前はダメ」といった制約があるけれど、でも配達前日午後3時までに注文すれば届けてもらえ、注文済の商品の変更なども前日午後3時まで可能というのはとても便利。
 
「明日急にお客さん来ることになったんだけど」とか「もう忙しくて明日の夕飯は手抜きにしよう!」と思いたった時にそれなりのお菓子や総菜、野菜や調味料などの細々したものが手元で注文できるのは、便利だなぁと第1号のカタログ見ながらうきうきしていた。
 
で、500gで1500円弱というかなりのお値段だったのだけれど、「丹波篠山の枝豆」の扱いがあったので、「丹波の枝豆~!」と買ってみることに。ついでに今日は一日みっちり仕事をする予定だったこともあって、副菜にと「日本ばし大増 野菜のうま煮」550円也を今日の配達希望で注文しておいてみた。
 
野菜のうま煮。しっかり味で美味でした♪ 届いた野菜のうま煮は、こんな感じ。
 
この盛りつけのほぼ倍量(蓮根やもみじ麩が1切れずつだったくらいで、他は偶数個)入っていて、お弁当に入っている煮物のようなしっかりめの味つけ。
 
汁ものは昨日たんまり作ったし、あとは御飯と肉料理でも作れば簡単に夕食の準備ができてしまうということで、これは思った以上に便利な存在。
 
里芋の煮物など、ちょこっとあると美味しいけれど「鍋いっぱい作っても飽きちゃうのよねぇ」という品がささっと口にできて嬉しかった。
 
で、「あと1品」の肉料理は、牛薄切り肉を丼にしてしまうことに。
あまり肉の分量がなかったので、温泉卵を作って甘じょっぱく煮つけた牛肉と共に御飯に乗せて、肉の量の少なさをカバーする感じにしてみたら、息子がまんまと
「牛丼だ!御馳走だ!」
と。
 
まぁ、丼の牛肉は控えめだけど吸物に鶏肉も入ってるからこっちもたんまり飲んでくださいよ、と、たっぷりよそった汁物に三つ葉をばっさばさ乗せていただいた。

2011年10月24日月曜日

今日はお料理教室に♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「揚州飯店」の肉まん
ウーロン茶
今日の朝御飯は、横浜中華街の戦利品の一つ、「肉まん」。
 
買ったことのないお店の肉まんを買ってみようかなーと中華街を歩いていたところで、「3個900円のところ、ただいま特価600円!」などと案内があったのを見つけた肉まん。
 
1個200円ならお手頃価格かもと買ってみたのは「揚州飯店」というお店のものだった。片手の平からは溢れるほどにバボーンと大きい、ちょっと平たい肉まんだ。
 
中華料理店の肉まんらしく、筍などのシャキシャキした食感を感じる肉あんは、肉汁もたっぷり。皮がほの甘くてふかふかで、「安い~」と買ってきてみたけど、これはなかなか素敵に美味しかった。
田中玉緒さんのお料理教室
 ゴルゴンゾーラとはちみつのクロスティーニ
 葡萄のスキャッチャータ
 ポルチーニのリゾット
 鶏とじゃがいものロースト ローズマリー風味
 モンブラン
今日は仲良しの友人たちと連れだって、田中玉緒さんの料理教室。
 
「これ習いたいね」「でも行けそうな日程がレッスン日と合わない~」などとやりとりしていたら、「この人数だったら貸切りの臨時レッスンできますよ」と言っていただいて。臨時レッスン甘えついでに「デザートに今月の基礎科のモンブラン習いたいです~」とリクエスト。
 
今月のイタリア料理レッスン基礎科のメニューを中心に、ブログ拝見して「美味しそう……」と悶えていた、"スキャッチャータ・コン・ウーヴァ"(皮ごとの葡萄をどっさり焼き込んだ、イタリアのパン)も教えてもらうという豪華編成な感じになった。
 
気の置けない友人たちとわいわい賑やかにレッスンを受けてリストランテのランチ気分で食事して……と、楽しい数時間。リゾットは習ったことも作ったことも何度かはあるけれど、まだなんとなくあやふやな感じがあった作り方に、「ああ、これはこういう理由でこうなんだ」と理屈で理解できたポイントがいくつもあって、多分次からは自信を持って美味しく作れる……はず。
 
「ポルチーニのリゾット」。リゾット、奥が深いです。 汁っぽくベチャッとしない、かといって水気が抜けすぎて団子のようにもならない「仕上がりはこんな感じ」というのを見せていただいた、秋色のリゾット。
 
最後の風味づけは「チーズより、むしろバター多めというのが本来の形」だそうで、ツヤツヤしたリゾットはとても綺麗だった。
 
しかも中には、たっぷりのポルチーニ!
 
ポルチーニが手元にない時は細かく刻んだマッシュルームと形を残したマッシュルームそれぞれ使って「マッシュルームリゾット」というのも美味しいのだそう。ポルチーニはたいそう美味しかったけれど、マッシュルームリゾットも素敵~。
 
おもてなしに良さそうな、ローズマリーの香りの鶏ロースト そしてメインディッシュは、うっかり"おかわり"までいただいてしまった、鶏とじゃがいものロースト。
 
ローズマリーやミントでマリネしておいた鶏肉は、フライパンで焼きつけてパリッと皮目を焼いてからオーブンへ。オーブンに入れる一手間で、家で普通にスキレットで焼くよりもふっくらと仕上がっていた。
 
リゾットは、鍋のそばについて混ぜたりしてやる必要がある分、パスタより手間がかかる(しかもリゾットの鍋とブロード加熱用の鍋でコンロ2つ使う)ので、こういうオーブン料理のメインディッシュだったらあまり手間なく作れるんだな、と、献立づくりの参考にもなった。
 
で、デザートは待望のモンブラン♪
 
「栗を裏漉した本格派が良いかしら?」
でも復習しやすいのは市販のマロンペーストを使った方が圧倒的に簡単なんですが……と事前に提案いただいて、皆揃って
「いやいや、手間かからない方が!復習しやすい方でお願いします!」
と、市販のマロンペーストを使ったモンブランを教えていただいた。
 
お菓子作りで何かと余りがちな卵白を使ったラングドシャーのカップ作りも教わって、優しい甘さのモンブランのできあがり。見た目から想像するほどには手間がかかっておらず、でも味わいは本格的。マロンクリーム自体がそもそも簡単なので、「バニラアイスクリーム+マロンクリーム」も良いですよ、の声に、皆で「作る、私それ絶対作る」と盛り上がっていたのだった。
チーズ(ミモレット)
ちぎりキャベツのうまたれ
ちくわきゅうり
秋刀魚の塩焼き おろし醤油
牛タンの塩焼き
鶏肉とごぼう、舞茸の吸物
羽釜御飯
ビール(琥珀ヱビス)
お昼とはうってかわって、今日の夕御飯は超和風な感じで。
 
「今日は早く帰るー!」
とだんなが言い置いて出勤したので、ならばとあれこれ用意した。いよいよお手頃価格になってきた旬の秋刀魚(1尾78円♪)と、秋刀魚嫌いの息子のためもあって冷凍牛タンも焼くことに。
 
手持ちの美味しそうなほうれん草を茹でようか悩みつつ「……いや、なんか、生キャベツが恋しい気分」と、ちぎりキャベツに"うまたれ"かけて、みんな大好き「ちくわきゅうり」(ちくわにスティックきゅうり詰めただけの料理とも言えない料理……)。
 
一番丁寧に作ったのは、いよいよこういうものが美味しい季節になりました、ということで、我が家定番の舞茸入りのお吸い物。
 
しっかりめにとった鰹と昆布のだし汁に、ささがきごぼうと適当にほぐした舞茸、湯通ししておいた鶏肉を加えて鶏に火が通るまで火を入れて、あとは豆腐と三つ葉。「きりたんぽ」を彷彿とさせる吸物は、母の郷里の秋田ではそのまま雑煮のベースにもなったりする。
 
寒い季節の具沢山汁ものと言えば「とり豆腐」も捨てがたい美味しさで、だから冬の我が家の汁ものは鶏と豚(=豚汁)の出番が何かと多め。
 
今日の塩焼き秋刀魚もうっとりするほど美味しかった。秋刀魚、更になるようだったら(そしてその安い日に時間の余裕があったら)、しこたま買ってきてコンフィにしようかしら。秋刀魚のコンフィ大好きなのよ。