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2018年9月8日土曜日

女子会カクテル

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「Troisgros」のスフォリアテッラ
カフェオレ
私は良い年なので、前夜どんなに夜更かししても朝6時前には目が覚めてしまう仕様。
 
「みんな、良く寝てるなー」
と、もそもそ布団の中でスマホを弄り、昨夜の皿の洗い残しをあらかた片付け、それでも暇なので再び布団に潜り。
 
2連泊ならではののんびり朝を堪能して、そうして9時頃に皆が起き揃って朝御飯にした。
 
朝食は、昨日買ったトロワグロのパン。
 
私は貝の形の綺麗なデニッシュ(というより焼き菓子?)の「スフォリアテッラ」を。中にリコッタチーズベースのクリームが入っていて、美しく層状になったパイ生地は見た目ほんとに貝の殻の模様のよう。
見た目も良ければ味も上品な、美味しいパンだった。
 
食卓には昨夜の残りのおつまみ類もあれこれ出して、諸々食べていたらなんだかお腹が一杯に。
 
そうして午前中から夕方まで、私が持ち込んだボードゲーム「カタン」にひたすら興じていた。
 
2人とも多分好きだろうと持参してみたら思った以上に楽しんでくれて、「もう1回!」「もう1回!」と盛り上がり、5回やって私が3勝、Sさんが2勝。Rさんは勝ちはしなかったけれど飲み込みがたいそう早くて私と思考が似ていて、狙いが被ることほぼ毎回、という感じ。久々のカタンはたいそう楽しかった。
新宿「パークハイアット東京」内「The Peak Lounge」にて
 PEAK OF JOY \7000
そして夕飯はちょっとお洒落して新宿に移動し、パークハイアットの「The Peak Lounge」に。
 
カクテルやモクテル飲み放題のプランがあるんだよ夜景が綺麗なラウンジだよーということで、女子会らしいね!と行ってみることにしたのだった。
事前に予約したのは、一休のちょっとお得な「【デザート&コーヒー付】ワイン、ビール、カクテルのフリーフロー&特製メニュー「ピーク オブ ジョイ」」というプラン。最後に紅茶も楽しめた。
 
お久しぶりの「PEAK OF JOY」。サラダにグリッシーニがどーんと乗ってました。 最初のサラダはこんな感じ。
 
上に人数分のグリッシーニがどーんと乗っていた。軽い食感でほのかにハーブの香り。
 
私は甘い酒でも辛い酒でもどんとこいだから、割と片っ端から飲んでいたのだけど(でもそれほどには酔わなかった……と、思う……)、案外と辛口のお酒が多かったから、甘党の子は選択肢にちょっと困っていた様子。
 
出てきた料理はこんな感じで。飲みがメインだから、分量はかなり控えめ。
 
~ミックスリーフサラダ~
~アペタイザースタンド~
スモークサーモンのサラダ
枝豆の冷製スープ
鴨の冷製
~メインコースセレクション~
鮮魚のグリルと焼き野菜
ローストポーク
オリーブとケッパーのフジッリ
~ペストリーシェフデザート~
葡萄のゼリーのパンナコッタ
 
もうちょーっとだけ料理のボリュームがあると嬉しいのだけど、いかんせん飲み放題だしね 今日の一番上の写真がメインコースのスタンドで、左の写真がアペタイザースタンド。
 
2人前でも3人前でも1つのスタンドでやってくる。
 
分量は控えめながら味はさすがのパークハイアットで、鴨も豚のローストも、全部がぬかりなく美味しかった。
 
で、私が口にしたお酒は、こんな感じ。
 
友人が頼んだのを横から味見させてもらったのも含め、リストに載っていたカクテルは全部飲んだと思う。
 
好みだったのはバレンシアとかストロベリーダイキリとか。オールドファッションドもほの甘くて美味しかった。
 
スパークリングワインカクテル
デコポン
バレンシア
アプリコットブランデー、オレンジジュース、オレンジビター
ストロベリーダイキリ
バカルディ スペリオール ラム、ストロベリーピューレ、レモンジュース
サングリア(友人のを味見)
赤ワイン、ミックスベリーピューレ、パイナップル、オレンジ
キュウカンバーマティーニ
ボンベイ サファイア ジン、サンジェルマン、キュウリジュース、ライムジュース
柚子コリンズ(友人のを味見)
"季の美"京都ドライジン、柚子ジュース、ソーダウォーター
ジャパニーズオールドファッションド
"富士山麓"ウイスキー、砂糖、アボッツビターズ、オレンジピール
結(ユイ)
日本酒、アブソルート ウォッカ、メロンピューレ
 
微妙だったのは、名前からして「え?」と思ったキューカンバーマティーニだったかな……。
 
まんま、「キュウリ風味のマティーニ」で、どうしてキュウリを入れようと思ったかな??と若干頭を抱えたくなったシロモノ。
 
なんでキュウリ入れようと思ったかな??のカクテルと、デザートのパンナコッタと。 そのキュウリカクテルが右の写真なのだけど。
 
皮むき器でスライスした風なキュウリが飾られ、色も香りもとっても「瓜!」。
 
私はキュウリが大好物だけど、それを加味しても「割とチャレンジメニュー的な感じだよね、これ……」と思ってしまったのだった。
 
日本酒+メロンピューレのカクテルも「んんん……?」という印象だったから、私は瓜系のお酒が好みではないのかもしれない。
 
そしてデザートのパンナコッタはとーっても美味しかった。
 
最後にアッサムティーをいただいて、すっきりしてからお宿に帰還。
 
窓際の席で夜景が最高に良く見えて、途中では遠く眼下に花火が見えたりもした素敵な夜だった。

2015年11月2日月曜日

丸の内のカラフルフレンチ

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築地「木村屋ペストリーショップ」にて
 栗あんぱん
 サンドイッチ(正式名称失念)
 コーヒー
今日は長い一日。
 
朝イチで秋葉原で用事を済ませて、お昼過ぎに母と待ち合わせて昼御飯。その後はお台場の家具屋さんのショールームに。
 
「午前9時から昼頃まで時間潰せるところって……ネカフェとかかなぁ……」
と考えながら、とりあえず最初の目的地の秋葉原に行ってきた。用事の方は首尾良く終えて、朝御飯は築地に移動して、「築地木村家ペストリーショップ」で。なんと15年ぶりの訪問だ。かつて、銀座で会社勤めをしていた時は、それはもうしょっちゅう、この店に来ていたのだった。
 
あの「あんぱんの木村屋總本店」の暖簾分けのお店なのだけれど、独自の進化を遂げた、かなり独特なお店。店頭の、下町らしいごちゃごちゃ加減も、不思議なネーミングのサンドイッチメニューも、色々とツボで美味しかった。
 
おはようございますーとお店に入り、ちょうどお昼に向けてのサンドイッチを奥のイートインスペースで作りまくっていた中、「今の時間は、中では食べられませんか?」と聞いてみたら「どうぞどうぞ」と。隅っこの席を空けてもらって、ついでにコーヒーも1杯(170円)いただいて、店頭売りしているサンドイッチとあんぱんをいただいてきた。
 
とてもとても久しぶりの木村屋ペストリーショップのサンドイッチ。相変わらずの美味! 嬉しいことに、お皿に綺麗に盛りつけなおしてくれて、あんぱんも半分にカットしてくれ、とても綺麗な「朝食セット」にしてくれた。
 
サンドイッチは、「ビジネスサパー」だったか、「○○サパー」という名前のミックスサンドセットだった記憶が(うろおぼえ)。
 
野菜たっぷり、サラダもちょっと独特な味わいだったりして、ハムなどもとっても美味しい。サンドイッチの食パンは全てうっすらトーストされていて、それがまた良い食感だったりするのだった。
 
15年ぶりに来てもやっぱり美味しくて、素敵なお店で、これなら是非お願いしたいなと、次回のボドゲ会のお昼御飯に、ここのサンドイッチを届けてもらうことにした次第。そのお願い兼ねての打ち合わせもばっちりしてきたのだった。
丸の内「Monna Lisa」にて
 Menu C \10,000
 りんごのシャンパンカクテル
 グラス白ワイン
 グラス赤ワイン
母との待ち合わせは12時過ぎ。
 
例によって
「美味しいお店予約しといてー」
とお願いされていて、でも、「東京駅至近、雰囲気もサービスも良くて、そして眺めの良いお店」というのもそろそろネタ切れ気味。ここは良いかなと思う店があっても地階のお店だったりして。
 
で、今回予約してみたのは、丸ビルの36階にあるフレンチのお店「Monna Lisa」。3年前に開店10周年を迎えたお店で、丸ビルの開業当時はあんまり良い話を聞かなかった記憶があるけれど、変わらず店を構えていて固定のファンもいるようだし、なら行ってみるのも良いのかな、と。ネットで見かけた、アミューズ・ブーシュの華やかな皿の写真がとても印象的だった。
 
皇居側に窓が大きく開けた、たいそう明るい眺めの良いお店。眺めも御馳走なら食器も御馳走、と言わんばかりに、どのお皿も清々しいほどに「絵皿」ばかりだった。料理の風景もとても賑やか。話も弾んで、紅葉の季節にお似合いの彩り豊かなランチになった。
 
「鴨が食べたい」という母のリクエストで、皿数多めの「Menu C」にしたら、これがかなりのボリューム。肉料理が終わってから更に4皿というのは、なかなかすごかった。  
というわけで、いただいたのはこんな感じ~。
 
アミューズ・ブーシュ
今日の一番上の写真、揚げたごぼうと、ミモレットを散らした、「新ごぼうのタルト」。
 
2枚のガラス製の皿の間に、綺麗に色づいた銀杏やもみじの葉を配したとても綺麗な皿で、これは季節によってバラの花びらだったり、色々工夫が凝らされるらしい。
 
泥臭くはなく、でも力強い味のごぼうが良い感じ。さくさくのタルト生地の食感も良かった。
 
前菜
丸の内「Monna Lisa」にて、ウニのフラン。ウイキョウが良いアクセント。 前菜1皿目は、「ウニのフランとフェンネル風味のクリームとコンフィ添え」。
 
「茶碗蒸し」とスープを足して2で割った風な、とろとろ食感の口当たりの良い前菜だった。
 
チャイブの緑とピンクペッパーの赤がとても華やか。
 
前菜
丸の内「Monna Lisa」にて、秋らしい装いの手長海老。 前菜2皿目、「スパゲッティを巻いた手長海老のポワレ ミネストローネ風」。
 
三つ葉のクローバーのお皿が可愛らしく、しかも「1つだけよつ葉が混じっています」だそう。
 
1人分が海老2尾分、丁寧にスパゲティが巻かれていて、それがこんがりと焼かれている。
 
もみじと銀杏の型で抜かれた野菜がほんのり和風で、ミネストローネ風の添え野菜は、苦みのある野菜(ゴーヤー、かな?多分)も使われていて大人の味わい。
 
魚料理
丸の内「Monna Lisa」にて、魚料理はチョウザメですって。キャビアの親? 魚料理は「キノコをまとった宮崎県産白チョウザメのポワレ 新ごぼうのソース」。
 
魚の周囲には、泡を纏った季節の食材。栗、銀杏、むかご、松茸、こっくり炒めたきのこのソテー、などなど。
 
魚の上にもきのこが乗って、魚の下のソースも確かきのこ風味だったと思う。そして魚の上に、魚介を包んだラビオリが。
 
チョウザメ自体の美味しさは、正直よくわからなかった(けっこう歯ごたえがあって、淡泊で上品ではあるけど、旨味たっぷりかというとちょっと違う)けど、秋らしい味のソースや付け合わせはとても良い感じだった。
 
肉料理
丸の内「Monna Lisa」にて、メインは羊!うまっ! 肉料理は2択。私の選んだ「仔羊の岩塩包みロースト ハーブ風味 秋トリュフとサラダを添えて」と、
 
母が選んだ「鴨胸肉とフォワグラのグリエ 苺とトマトのベニエを添えて」と。
 
盛りつける前に、「焼き上がりました!」と同鍋に入れられた岩塩包みの焼き上がりの様を見せてくれたのだけれど、思いのほか大きな塊で驚いた。たいそう手間がかかった肉は綺麗に火が入ってしっとりとした歯触り。
 
肉の間にトリュフの薄切りが挟まって、ソースにもトリュフの香り。粒マスタードの風味のポレンタや、大きな茄子のパン粉焼きなどが添えられていた。
 
料理そのものも色鮮やかなのに、輪をかけてお皿の模様も賑やかで、これはなかなか真似できない世界観。面白かったなぁ……。
 
フロマージュ または ヨーグルト
丸の内「Monna Lisa」にて、チーズは3種類。ドライフルーツ入りのパンも添えて。 メインディッシュの直後のお皿は「フロマージュ または ヨーグルト」という2択。
 
私は羊に合わせてグラスの赤ワインを貰っていたので、チーズにしてみた。ヨーグルトを選んだ母の元には、自家製ヨーグルトにブルーベリーのソースを添えた小さなグラスがやってきていた。
 
オレンジやドライイチジク、パン皿にはドライフルーツ入りのパンも1枚盛りつけてくれて、チーズは3種類+ブルーチーズのムースという組み合わせ。
 
左はミモレット、中央は白カビ系(名前失念、ブリーでもカマンベールでもなかった)、右は羊乳チーズだったと思う。良い感じに個性的で、赤ワインにも似合っていて、ワインを最後まで楽しめた。コースにチーズも含まれてるのって、お得な感じでちょっと嬉しい。
 
フルーツのスープ
丸の内「Monna Lisa」にて、洋梨のスープにりんごのジュレ。さっぱり味♪ デザート前の口直しの「フルーツのスープ」。
 
ゆるいジェラート状に半分凍った洋梨のスープに、りんごのジュレが乗った2口分ほどの分量で、味も分量も「ちょうど良い」感じ。
 
そういえば、食前酒いいただいたオリジナルカクテルも、りんごのジュレ(こちらはシャーベットにしたものだったかな?)を使ったものだった。
 
本日のデザート
丸の内「Monna Lisa」にて、デザート盛合せは、一足早いクリスマスのよう。 デザートは、私と母と、内容が違う盛合せが。
 
私の方にはクレームブリュレ、カシスと抹茶のムース、ガトーショコラ、ブルーベリーのタルト、サングラスキャラクターのマスカット……という感じ。
 
母の方にはブルーベリータルトの代わりにチョコレートタルトだったり、ガトーショコラがマチェドニアだったり、ムースがバナナとチョコレートだったりした。
 
「こっち食べる?」と交換しながらもぐもぐ。クレームブリュレがしっかり濃厚、カラメルパリパリで美味しかった。
 
全部が「ちゃんと甘い」けど、くどいほどの甘さでもなく程よい塩梅。「おなかいっぱいー」言いながら、結局全部食べてしまった。
 
コーヒーまたは紅茶 ハーブティー
丸の内「Monna Lisa」にて、最後はジェラート盛合せ! 食後のお茶を飲み飲み(私はカモミールティーいただきました)、最後はジェラートまで。
 
私のところに来たのは、栗のアイスとピンクグレープフルーツのジェラート。
 
母のところにはコーヒーのアイスと、柿のジェラート。
 
これまた交換しながら美味しくいただいた。栗アイスがすこぶる栗で、たいそう幸せ。
 
……で、今日はむしろ昼食の後がメインの目的なのに、もう3時近かったりして。
 
午前中は大雨だった荒天も午後には雨も上がって曇り空になったので、予定通りお台場まで行ってきた。
津田沼「くいものやチャカ」にて
 シーザースサラダ \821
 牛すじマッシュポテトグラタン \518
 生ハムてんこ盛り サラダ添え \1026
 チャカの生春巻 2×\313
 スモークサーモン \378
 明太クリームスパ \983
 季節の漬物 \421
 シャーリーテンプル \540
 梅酒 \389
 こぼれ枡スパークリングワイン \648
 パッシモーニ \648
 ピンクエレファント \648
などなど
母の目的は「カリモク」の家具で、先日購入したシリーズものの食器棚の隣に、揃いのチェストを置きたいのだとか。現物見ないとわからないよねーと台場にあるショールームに行ってきたわけだけど、目当てのものを見てくることができた。
 
同シリーズのソファベッドに「素敵素敵」と喜んだりしているうちに時間が過ぎてしまって帰宅は19時近く。
 
地元のお気に入りのワインバーに行きたいところだったけれど、席が少なくてたいてい満席のお店なので飛び込みで3人はまず無理だろうなぁと、先日のバルイベントで訪れて良い感じだった「くいものや チャカ」に行ってみることに。こちらもけっこうな混雑で、テーブル席の多くが埋まっている状態だった。
 
息子に一足先に入っていてもらって、「好きな飲み物と食べ物2~3品だったら食べてくれていいよー」と伝えておいたら、シーザーサラダや牛すじグラタンを食べていた息子。私と母は実のところまだまだお腹が空かない状態で、
「生ハムちょっとつまむくらいで良いかな」
「私、漬物食べたい……」
と、節操のない感じに一品料理をちょこちょこ注文していただいた。生春巻やクリームスパゲティは、息子が抱えてそのほとんどを食べていた次第。
 
パッションフルーツとグレープフルーツのカクテル「パッシモーニ」や、テキーラとカルピスのカクテル「ピンクエレファント」など、飲みやすい女性向けカクテルが多いこのお店。「こぼれ枡スパークリングワイン」を最初に貰って、その後は飲んだことないもの飲んでみよう、と、食べ物は控えめにしてあれこれ飲んでいたら、けっこう酔っ払ってしまった。
 
野菜たっぷりの生春巻などは良い感じのこのお店、でも、「季節の漬物盛り」を頼んだら、大根の漬物だけがボウル一杯やってきて苦笑い。
「まぁ、美味しいけど、大根……」
「でも、大根だけこんなにあってもね……」
「量はこんなに要らないから盛合せにしてくれると良いのにね」
と、話しつつもぐもぐ。
 
今日は長い一日でした。明日もおでかけー。

2015年9月29日火曜日

千疋屋のフルーツサンド♪

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「Delifrance」の
 クリームパン
 さつまいものクイニーアマン
 ぶどう(マスカット)
 梨(豊水)
 カフェオレ
そろそろ日常に戻らなきゃ……と、旅行前から「昼寝無し」の日常にそろそろ疲れを覚えつつ、5時半起床で息子の分の弁当作り。
 
「親子丼とかで良いかなぁ」と買ってきた鶏肉、冷蔵庫の中に旅行前からの使いさしの、にんにくの芽があったので、鮮度的には大丈夫そうかなと、鶏と一緒に中華炒めにしてみた。
 
  • 鶏肉とにんにくの芽の中華炒め
  • ほうれん草の海苔巻きおひたし
  • ささかまぼこ(市販品)
  • ポテトサラダ(スーパー惣菜)
  • 御飯 w/のりたま
  • アイスほうじ茶
 
ほうれん草は食べやすく、おひたしにしてから海苔に巻いて一口大にカットし、あとは市販の惣菜を使って適当に。母が帰って落ち着いたら、常備菜作りも再開しよう。
 
朝食は、駅前の「Delifrance」で買ってきた、パン数種と果物と。
 
フルーツは大好きだけど、「でも、ケーキ並に高いよね、贅沢品だよねー……」と二の足を踏む中、母が「いいじゃない買いなさいよ、買いなさい」とあれこれ買ってくれるので、梨や葡萄や柿が食卓に並んで、母上京時の食卓はとっても豪華。マスカットとか、とても久しぶりに食べました。種無しのを買ってきたらしいマスカット、大粒で甘くて、上品な風味。
幕張イオンモール内「千疋屋」にて
 フルーツサンド \1000
 ドリンクセット \300
昨日は夕方からひたすら母の新スマホのセットアップをしてあげて、なんとか「メールできて、LINEできて、通販もできる」な状態に。
 
「あとはマニュアル読んでがんばるわ!」
と母は言うけど、母の期待する「マニュアル」って、スマホについてくる説明書じゃ全然足りないだろうなぁ……と、「はじめてのiPhone」みたいな教則本を買ってあげた。次に会うまでに、フリックでメールくらい送れるようになっていると良いのだけど、どうかなぁ。
 
で、今日は一日、「スマホのセットアップに必要かも」という日にしていたのだけれど、なんとなくやるべきことはできてしまったので「じゃあお出かけしようか」ということに。
 
「私ね!食器棚を新調したかったの!」
と母が力説するので、じゃああそこならバスに乗って行けるはずだよ、それに幕張イオンモールも近くて楽しいよ、と、「東京インテリア家具 幕張店」に行ってきた。
 
なんでも、店舗改装中ということで、折良く「幕張店 店舗改装売り尽くしSALE」なるものを実施中。雑貨も全品5%オフで、家具も軒並割引価格になっていた。
 
食器もあるんだ?へええ、良い感じの造花もたくさん!と思わずあれこれ買い物してしまい、母もめでたく好みな感じの食器棚と出会うことができたらしい。現品ではあるけれど3割引くらいになって売られていた食器棚、秋田まで1000円で配送設置してくれるとのことで、「予算よりずっと安く買うことができたわー」とご機嫌だった。
 
ちなみに、カリモク社の「コロニアル」というシリーズの家具だったらしい。とても素敵だけど、我が家とは全く方向性の違う家具ね……。
 
めでたく目当ての買い物も終わって、幕張イオンモールでランチ休憩兼、さらっとお買い物。
 
「千疋屋があるよ。フルーツサンド食べよう!」ということで、「パティスリー銀座千疋屋」に行き、私はフルーツサンドセット、母はフレンチトーストセット。
 
幕張イオンモール内「千疋屋」にて、フルーツたっぷりフレンチトースト。 フレンチトーストは、店頭で売られている「パネティッシモ」というフルーツ入りのパネトーネっぽいパンを使ったものみたい。
 
「パネティッシモのフレンチトースト いちじく&はちみつ トロピカル」という品名で、900円。トッピングバニラアイスは追加100円。
 
半分こして食べましょう、と、どちらをつついてもフルーツたっぷりの品を楽しんだ。
 
安定の美味しさのフルーツサンドは、断面にしっかり苺。メロンとりんご、あとはシロップ煮の黄桃?クリームたっぷりでバランスの良い、いかにもな「伝統の味」的フルーツサンドだった。栄養&糖分補給できたところで、大荷物抱えて帰宅。うっかり最後に、欲しいと思っていた揚げ鍋なんか買ってしまったりして。
茹で枝豆(茶豆)
お刺身色々
 (本まぐろたっぷり・ぶり・いさき・秋刀魚・甘海老)
お肉屋さんの焼き豚
豚汁
羽釜御飯
日本酒(宮城 新澤醸造 伯楽星 純米大吟醸)
母は外食したそうな感じだったけれど、母以外の皆はそろそろ「家飯が恋しい」気分で、「お刺身と豚汁とかさ、良い感じじゃない?駅前の魚屋さんのお刺身は最高だよー」と母を説得して、今日は家飯。
 
品揃え豊富な、特に本まぐろがぴかぴかとたいそう美味しそうな、安定の「角上魚類」の冷蔵ケース。母も「あらー、これはすごいわねーどれも美味しそうね」と、ご機嫌で、いくつものパックを籠に入れていた。
 
1000円の特売価格だった5種盛りは本まぐろ、ぶり、いさき、秋刀魚、甘海老が各4切れ。その他に、本まぐろの切り落としと、まぐろ盛合せ。なんだか「まぐろ祭り」な感じになった。
 
「あ、あとね、こういうのも、ここのは美味しいんだよー」と併設のお肉屋の惣菜コーナーに連れて行ったら「あら!美味しそう!これも食べましょう!」と焼き豚も小ぶりのものを1本購入。パサパサではなく、しっとりジューシーな焼き豚、スライスしてから温めて食卓に出した。
 
あとは茶豆と、帰宅してから急いで作った豚汁と。炊きたての「あきたこまち」と、日本酒はだんなが「これにしよう!」と出してきた伯楽星(はくらくせい)。
 
刺身がメインで、料理らしい料理は豚汁くらいだったわけだけど、それでも「家飯は美味しいねー」と、ほっとした気持ちになった私たち。私も母も、それほど「味噌汁大好き!」という嗜好ではないのだけれど、それでもしみじみ美味しかった。

2015年9月13日日曜日

モーニングとホルモンと

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津田沼「コメダ珈琲店」にて
 たっぷりアイスミルクコーヒー \540
 ミックスサンド \560
昨夜はうっかり9時に寝てしまったのだけれど、目覚めたのは6時過ぎ。随分たっぷり寝てしまった。
 
だんなも早々に起きてきて、「息子はまだ寝てるよね」と、買い物ついでに喫茶店のモーニングを食べに行くことに。久しぶりに訪れたのは、「コメダ珈琲店」。平日でも週末でも、午前11までの入店で、ドリンクの注文でトーストとゆで卵がついてくる。
 
久しぶりの「コメダ珈琲」モーニング。たっぷりアイスミルクコーヒーで。 手持ちの「たっぷりチケット」を使って、お得な「たっぷりアイスミルクコーヒー」を注文。
 
大きなマグに、たっぷりカフェオレ(ミルク多め)、嬉しいのは、「グラスの上から下まで氷がみっちり」なんてことがなくて、氷は3個だけということ。文字通りに「たっぷり」飲むことができる。
 
バターを塗った厚切りトーストが1人1/2切れと、ゆで卵が1個ずつ。
 
コメダ珈琲のミックスサンド。ボリュームたっぷり! で、モーニングだけではちと物足りないかなと、ミックスサンドも1皿注文して、これはだんなと半分こ。
 
パン3枚の間に具材が2層に挟まる、1人で食べるにはけっこうなボリュームのサンドイッチだった。
 
卵サラダとたっぷりレタス、ハムときゅうり、うっすら辛子バターの風味。
 
いつかコメダの「みそカツサンド」も食べたいし、プレートメニューも食べてみたいなと思いつつ、駅からけっこう距離があって「買い物のついで」という立地でもないのがつらいところ。でも、いつ来ても混雑していて、今日も7時台から大盛況のこのお店だった。
「宝華」の宝そば
麦茶
買い物して帰ってきて、お昼御飯は「宝華ラーメン」の油そば。
 
貝割れ大根は忘れずに買ってきたけれど、長ねぎを切らしてしまっていて、そして今回も「なると」を買うのを忘れてしまった。ついつい忘れる、なるとの存在……。
 
昼からTOEICのテストに向かう息子には2玉たんまり食べさせて、私とだんなは1玉ずつで。そう複雑な味でもないと思うのだけど、食べるとしみじみ美味しい、この油そば。
 
麺と同様、2人分が1パックになっている叉焼が、ジューシーでとっても美味しいのもお気に入り。値段は良いけど、メンマと叉焼もセットになって「あとは貝割れ大根と長ねぎ(となると)があれば楽しめるよ」という風になっているのも素晴らしい。
 
残りは冷凍庫に4玉分。大事に食べよう。
津田沼「しちりん」にて
 にんにくのオイル焼き 2×\432
 ナムル盛合せ \410
 ピリ辛キューリ \302
 牛タン \702
 中落ちゲタカルビ \529
 てっちゃん焼 \486
 ホルモン3点盛合せ 2×\626
 牛ホルモン3種盛合せ \842
 焼肉3種盛合せ \950
 韓国海苔 \324
 ライス \216
 野菜ラーメン \648
 パインシャーベット \432
 サービスアイス \0
 ホッピーセット 2×\410
 ホッピー(玉) 4×\324
 トリスハイボール \248
 シークワーサーハイ \420
 コーラ 2×\216
などなど。食べたー!
「大変です奥様、ホットペッパーのポイントが失効してしまいます」
「な、なんだってー!?」
なんてやりとりの末、本日の夕御飯は地元のホルモン焼き屋さん「しちりん」に。
 
ホットペッパー、ネット予約などをちょいちょい利用するとポイントが溜まるのだけれど、期間限定ポイントだったりしてあっさり失効したりもする。今回、「1500ポイントで2000円分の"しちりん"お食事券に交換」という案内を見て、これはお得だ!(普通は1pt=1円換算)と、食券2000円分持っていそいそとお店に向かったのだった。
 
初挑戦のTOEICに、「むずかしかったー」とへとへとの息子とも合流して、ホルモンナイト。
 
息子も食べるかなと、名物「にんにくのオイル焼き」は2つ注文して、店員さんに焼いてもらいつつ(自分で焼いても良いのだけれど、テーブルに置かれるしちりんはそう大きくないから、肉を焼くスペースが無くなっちゃうのよね……)、ホルモン盛りや肉盛りをあれこれ注文。
 
好みのものを選べる「ホルモン3点盛り」は好物のカシラ(豚コメカミ)・牛シマホルモン(牛シマチョウ)・シロ(豚大腸)を早々に貰いつつ、牛タンと、「焼肉3種盛合せ」(中落ちゲタカルビ・牛ハラミ・鶏もも)も。
 
久々の「しちりん」、ゲタカルビとか、てっちゃんとか。 国産牛トロホルモン・国産牛トロミノ・牛シマチョウの「牛ホルモン3種」もしっかり食べて、今日は息子も一緒だった分、色々な肉が食べられたなーと、大満足。
 
メニューには、刺身類や「秋刀魚の塩焼き」などもあったりして、カウンター席では1人のお客さんも気軽に飲める、なんとも「昭和」な雰囲気のこのお店が、私はとても好き。
 
入店して1時間ほど飲み食いしたところで、焼き上がった「にんにくオイル焼き」を皆でもぐもぐ。鍋に残ったオイルで焼いた「玉子焼き」も満喫して、最後はだんなにちらりと分けてもらって「野菜ラーメン」。これがまた美味しかったー。

2014年5月30日金曜日

久しぶりのディズニーシー

ハムチーズサンド
バタートースト
アイスカフェオレ
今日は息子、テスト後の「自宅学習」の日。
 
学校に行く必要はないのかと思いきや、「でも午前中は部活があるんだー」とのことで、いつもの時間に朝御飯。ドッグパンが半端に余っていたので、それを使ってハムチーズのトーストサンドを支度して、それだけでは物足りないかなと、デニッシュ食パンもトースト。1/2にカットしたそれを添えた。
 
んで、今日はお弁当もなし。平日には珍しいのんびりめなスタートになった。今日は夜遊び、するからねー。
東京ディズニーシー内「ニューヨーク・デリ」にて
 ルーベン・ホットサンド
 フレンチフライポテト
 生ビール
 
東京ディズニーシー内「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」にて
 パンチェッタとクリームソースのペンネ
 パンナコッタ
 生ビール
今日は、東京ディズニーシーのJCBパーク貸切イベント(現在キャンペーン中のものがこんな感じ)。
 
午後7時半から10時半まで、当選したJCB会員だけが入場できるイベントとのことで、めでたくも4人分のパークチケット券が当選したのだった。
 
「チケット4枚あるからさ、んで私はとーちゃんと行くから、あんたは友達誘って2人で行ってきたら?」
と息子に提案。いやまあ家族3人で行ってもいいけど、そういう年でもないでしょう?と言ったら、友達に声をかけてめでたく一緒に行ってくれる人を捕まえたらしい。帰宅がかなり遅くなるから、それだけが心配ではあるけど、まあ大丈夫でしょうということで。
 
んで、私は、定時で仕事を終えてダッシュで舞浜に来ただんなと待ち合わせて、久しぶりのディズニーシー。
パーク入り口近くのメインストリートには、ショップやレストランの店員さんたちが両サイドにずらりと並んで「JCBマジカルへようこそー」「ようこそー」「いってらっしゃいー」という歓迎もあったりして、なんだかちょっとわくわく。
 
この貸切イベントに参加できる当選者は1万5千人ほどだったらしいけど、「いや、そんなにいない……よね?」というパークのガラガラっぷり。
ほぼ全てのアトラクションが待ち時間無しで乗れて、一番人気と思われる「トイ・ストーリー・マニア!」も、並んだのはせいぜい10分強くらい。「トイ・ストーリー~」がたいそう楽しくて、これにさっくり乗れただけでも来た甲斐があったというもので。
 
インディジョーンズからのストームライダーからのアクアトピアからの、だんなの「これ乗ってみたい」とのリクエストで乗った「エレクトリックレールウェイ」でアメリカンウォーターフロントエリアに移動したのは、既に9時近く。さすがに腹ぺこになってしまって、「ここらで休憩しましょう」と、「ニューヨーク・デリ」で夕御飯にすることにした。
 
アトラクションもショーも通常通りの営業だけど、さすがに飲食店は全店オープンとはいかず、営業しているのは1/3店舗くらい。
「ビールは!?ビール飲めるところはどこぞ!?」
と探して入ったのが、サンドイッチがメインのセルフサービスのお店だった。
 
これだけじゃお腹空いちゃうかなーと思いつつ、コーンドビーフ、チーズ、ザワークラウト、サウザンアイランドドレッシングがサンドされたルーベンホットサンドと、フライドポテトをもぐもぐしつつ生ビールを1杯。
 
パンもちゃんと温かくて、お肉どっさり。なかなか美味しかった。冷凍食品のニチレイが経営しているお店なんですって。
 
そして食後に、トイ・ストーリー・マニア!に行ったら、「なんかもう、乗りたいものはおおむね乗れちゃったかなー」という感じ。私もだんなも落ちもの系は苦手だからタワー・オブ・テラーはノーサンキューだし、センター・オブ・ジ・アースも私は遠慮したいし。
 
「どうする?レイジングスピリッツ乗る?」
「うーん……ちと遠いねぇ……」
と言いつつ、なぜかヴェネツィアンゴンドラに乗ってみたりした。
 
ほんとに笑っちゃうくらいパークはガラガラで、人気が少ないから見える風景の異国情緒もいつもより数割増しという感じ。
 
願わくば、3時間と言わず4時間くらい貸切時間があると嬉しいのだけど、昼間は通常営業していたわけだから、それは仕方がないのかなー。
 
さてそろそろ10時、どうしましょう……と、半端な空腹を抱えて、最後にまた休憩。入園時に前を通りかかって「ふーん、リストランテだってー」とだんなが気にしていた「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」でビール1杯飲んでから帰ることにした。
 
パンチェッタとクリームソースのペンネを1皿、私はそれは3割くらい貰えればいいよーと、代わりにパンナコッタ。「パンナコッタと生ビール」というのもすごい組み合わせだけれど、パンナコッタは期待以上に美味しかった。ここは明治の経営。なるほど。
 
帰りの電車が大混雑なのは毎度のことで、ぎゅうぎゅうになりながら武蔵野線乗り入れの電車に乗って西船まわりで帰宅した。帰宅は11時過ぎ、別ルートで帰宅した息子はそれより20分ほど遅めの帰宅。だんなも息子もおつかれさまでしたー。楽しかったね。

2014年3月31日月曜日

パン食べ放題ランチ♪

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「551蓬莱」の豚まん
アイスプーアル茶
今日は3月最終日、年度末。
 
息子の出身中学は「離任式」があるそうで、強制ではないけれど卒業生も任意参加を求められている。お世話になった先生が離任するということもあって、息子はこれが本当に最後の中学制服を着て学校に出かけていった。
 
朝御飯は、先週末、だんながお土産にと大阪から買ってきてくれた「551蓬莱」の豚まんを。十数分かけて蒸している間に、アイスプーアル茶も支度した。
 
食傷気味になってしまって、ここ半年ばかりはご無沙汰気味だった豚まんは、久しぶりに食べると「やっぱりこれよ、これ。うん、これ」と頷きたくなる幸せな味。こちらもちょっと久しぶりだったプーアル茶は、ピッチャーにたっぷり淹れて日中いっぱい楽しむことに。今使っている茶葉は5~6煎くらいは余裕で出るので頼もしい。
稲毛 「神戸屋レストラン」にて
 牛ほほ肉シチューセット \1029
「うーん……高校始まる前に、君の銀行口座の手続きをしたいんだよなぁ」
「あ、あと僕、千葉のメガネ屋行きたい。度数調節したい」
「じゃあ出かけますかー」
 
ということで、息子が昼前に帰宅するのを待って、急ぎお出かけ。
 
大混雑の銀行で無事に手続きを終え、昼御飯は地元でささっと済ませることに。一度食べてみたかったんだよね、と、駅ビル内の「神戸屋レストラン」のパン食べ放題ランチを試してみることにした。
 
メニューは2種類で、「牛ほほ肉シチューセット」と、あとはポトフ風の煮込みっぽいもの。食べ放題のブレッドバーとミニサラダ、珈琲or紅茶(アイスも可能)がついてきて1029円。そこそこ値の張るランチだったけれど、パンは思った以上に種類豊富で、空になった籠にも新しいパンが次々に盛られてきて、大満足な内容だった。
 
シチューも大きめの塊肉がごろんと入っていて、良い感じ。じゃがいもと人参、ブロッコリーも入っていて、見た目以上にボリュームがあった。
 
パンは「テーブルパン」的なものだけかと思いきや、パン売り場の店頭に並ぶ「あずきデニッシュ」「青森県産ふじりんごデニッシュ」「クラッシュアーモンドデニッシュ」「たっぷりカレンズ」といったトッピング入りのものをはじめ、全粒粉パン、ライ麦パン、ミルクパン、食パンなども。
 
中には、焼いて間もないパンもあって、中がふわんと温かいものもあったりして、それも「パン屋併設レストランならではの味」という感じ。バターやジャムの用意はなかったけれど、それでも存分に楽しめた。そのうち、もう一方のポトフ風のメニューも試してみようっと。
 
で、午後は千葉に移動して息子のメガネ屋に行きついでに、ヨドバシカメラに寄ったり100円ショップを覗いたりお総菜を見てきたり。
 
私は、届いたばかりのカメラ用のケースやストラップなどのアクセサリーを買ってきた。
 
今までお世話になったカメラと、これからお世話になるカメラ。小型化、半端ないな! 先日、おばあちゃん宅でPC設定を手伝ったお駄賃に自分の貯金を足して買ってしまった、カメラ2台。
 
左が4年近く愛用していたCanonの「IXY 30S」。
 
写真ではそれほどの小ささには見えないけれど、体感としては「半分以下」ほどに感じられるちーっちゃい白いコンデジがNikonの「COOLPIX S02」。
 
そして憧れのミラーレス一眼「PENTAX Q7」。
 
ナノサイズ一眼はお出かけにも気軽に持ち歩けそうだし、Nikonの方は飲食店でちらっと撮影するのに便利かな……と。
 
PENTAXはこれまでも使っていたメーカーだから使用感に抵抗はなく、Nikonの方はちょっと癖があるかなという印象。ズーム機能を使った途端にマクロ撮影が不可能になっちゃったり、その肝心の「マクロモード」が自分では設定できなくてカメラの判断任せだったり。仲良くになるにはちょっと時間が必要そうだけど、多分「できる子」だと思う。Nikonカメラ初めてだから、そういう意味でもちょっとわくわく。
 
なかなか良い感じのケースもめでたくお手頃価格で買えたし、次のお出かけ(多分息子の入学式)にはこのおニューのカメラ両方持って行けるかな、と。
「タカギフーズ」の和牛コロッケ w/千切りキャベツ
「新宿中村屋」のプチシチュー
鯖のマリネ焼き
羽釜御飯
ビール(プレミアムモルツ コクのブレンド)
「でも、あかん……今日はちょっと力尽きた……」
ここ2週間ほどはしゃぎすぎて、私はほんのり体調不良。
 
夕飯は、すでに鯖の下ごしらえをしているからあとは焼くだけなんだけど、息子はそれだけでは不満だろうなぁ……と、千葉の駅ビルで1個70円ほどの和牛コロッケを買ってきた。私はそれを1個、息子はコロッケの他にメンチカツも1個。
 
スープくらいは支度しようと思っていたのだけれど、「いいや、これ使っちゃおう……」と、手元にあった「中村屋」のミニサイズのレトルトシチューを温めてしまうことに。御飯炊いてキャベツ刻んで、あとは鯖を焼いただけの簡単夕御飯になった。
 
作ってみた「鯖のマリネ焼き」はワタナベマキさんレシピ。すぐには食べないなと、先日鯖を買ってきた時に残りの半身をマリネしておいたもの。マリネしておけば冷蔵庫内で1~2日間の保存が可能ということだ。
 
鯖は塩をし、薄切りにしたにんにく、玉ねぎ、ざく切りトマトを散らしてからオリーブ油と白ワインを回しかける。ローズマリーやタイムなどのハーブを散らすと良いということで、ドライハーブミックスのエルヴ・ド・プロヴァンスをパラッと。
 
そこまで仕込んでおいたら、当日は焼くだけ。水気を切った鯖を焼いて、焼き色がついたら玉ねぎやトマトなどの具材も加え、軽く煮てから最後にバルサミコ酢を大さじ1ほど回し入れてさっと火を通せばできあがり。確か初めて作った料理だけれど、至極簡単に洋風の鯖のおかずができあがった。野菜やワインの旨味も染みて、これはかなり良い感じ。美味しかった。

2013年10月3日木曜日

丸善で早矢仕ライス

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たらこトースト
梨(幸水)
カフェオレ
冷蔵庫にほぐしたらこの残りがあったので、「これ、トーストに使ったら美味しいかなー」と思い至った。
 
たらことマヨは似合うし、ツナを使うつもりで使えば良いのかなと、
食パンにマヨネーズ絞る
→ほぐしたらこ乗せる
→バターナイフで適当に混ぜながら薄く広げる
→スライスチーズを乗せて、トースト
……という感じで。
 
たらこの塩気が気になるのでたらこ少なめにしたのだけれど、それでもしっかり「たらこ味」のトーストができた。あ、マヨじゃなくてバタートーストにたらこ+チーズでも良かったのかも。
 
息子も
「あ……たらこだ」
と、ちょっとびっくりした顔をしながらも、「これ、美味しいね」ともぐもぐ。
丸の内「M&C Cafe」にて
 気まぐれデザートランチ \1600
 
丸の内「dean&deluca」にて
 巨峰ジュース \400
今日は都心にお出かけ。
友人が「一緒にランチでも~」と声かけしてくれて、東京駅界隈で会いましょうかということに。
 
丸の内オアゾで待ち合わせということになり、「あ、だったらハヤシライス食べにいかない?」と、丸善内の「M&C Cafe」に行ってきた。
 
このお店の名物ハヤシライスは「早矢仕ライス」という名前。
丸善創業者の早矢仕有的(はやしゆうてき)さんの「牛肉と野菜の煮物」がその由来という、「ハヤシライス」の発祥の一つとされている。玉ねぎの甘さを感じる、黒々とした色合いのハヤシライスで、私はこれが大好物。以前の「丸善ゴルファーズスナック」時代から、このハヤシライスが好きだったなぁ。
 
今はすっかり洒落たお店になっていて、でも11時半を前に既にお店はけっこうな混雑。
オムライスや日替わりのフライトッピングなど、ハヤシライスにも色々なバリエーションがあったうち、セットメニューの「気まぐれデザートランチ」をいただいてきた。
 
早矢仕ライスと、ドリンク、サラダ、デザートのセット。
「丸善伝統の早矢仕ライスと、ケーキ職人が毎日手作りする"気まぐれデザート"のお得なセット」
だそうで、デザートは嬉しいねぇと、これにすることにした。
 
シンプルな外見の「早矢仕ライス」は、相変わらずの美味しさ。
ほろりと煮えた肉と、甘さとほろ苦さ。なんだか懐かしいような味でもあって、久しぶりに食べたけれどやっぱり美味しかった。
 
丸善で早矢仕ライスランチの締めはかぼちゃのケーキ デザートは、こんな感じのかぼちゃのケーキ。
 
食感を残したかぼちゃが入る、生地にココアを混ぜ込んだムースケーキは甘さ控えめの大人の味だった。
 
いつしか店内はすっかり満席で、店頭に空席待ちのお客さんが並びはじめたこともあって、ちょっとおしゃべりした後にお店を後に。1ブロックほど隣のdean&delucaなどにちらっと寄り道してから帰宅した。
「いとはん」の
 無花果と燻製チキンの和さらだ
「キッチン大宮」の
 スパイシーフライドチキン弁当
麦茶
 
「dean&deluca」の
 バナナチーズタルト
アイスカフェオレ
帰宅後にちらっとやらなきゃいけないこともあるし、せっかく都内に出たから美味しいものでも買って帰ろうかなと、東京駅構内GranStaで色々お買い物。
 
「キッチン大宮」のスパイシーフライドチキン弁当(850円也)を買うことにして、「野菜も欲しい」と、他のお店で「無花果と燻製チキンの和さらだ」なる美味しそうなサラダも少し。dean&delucaではケーキも買ってきたので、お惣菜だらけだけれどなんだか豪華な夕御飯になった。
 
この店の人気商品の一つらしいフライドチキン弁当は、その名前の通りに本当にスパイシー。「10種のスパイスを用いてカリッと仕上げた、ボリュームも満点のフライドチキンです」とのことで、かなりしっかりはっきりとした辛さがあった。薄くスライスされたチキンがご飯の上に隙間なく乗せられていて、パプリカやポテトサラダ、野菜入りの玉子焼きなどが添えられているというもの。
 
お弁当も良かったけれど、「あ、これ、すごく美味しい」と思ったのはサラダの方。いちじくはたいそう甘くて、おろし玉ねぎ入りのドレッシングの味も好みな感じ。値段も良かったのでたくさんは買ってこなかったのを後悔する美味しさだった。

2013年9月11日水曜日

今日は歌舞伎

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「サンジェルマン」の塩パン
ハムエッグ
ヨーグルト(朝食みかんヨーグルト)
アイスカフェオレ
先日、スーパーで「朝食りんごヨーグルト」ならぬ「朝食みかんヨーグルト」を発見。新商品というわけではないらしいけれど、でも地元のイオンで見かけたのはこれが初めてだったかも。けっこうレアな商品なのかなー……と、買ってきてみた。
 
フォカッチャ風の、「サンジェルマン」の「塩パン」を軽く温めて、ハムエッグとカフェオレと。
 
「……で、"朝食みかんヨーグルト"なわけです」
どうかね、美味しいかね……?と食べてみたら、これがたいそう良い感じ。「柑橘と乳製品」って合わせるのが難しい一面があるけれど、このヨーグルトは「ちゃんとみかんなのにちゃんとヨーグルト」で、美味しかった。
 
「うん!これはアリアリだな!」
「……うん、美味しいねこれ」
息子ともども、「これは美味しい」という結論に。
 
3連パックだから、2人暮らしだとちょっと買いづらいのだけれど、また買ってこようっと。
日本橋「千疋屋総本店」内「Caffe di FESTA」にて
 ベジタブルハヤシ \870
 レモネード \360→\260
 
「歌舞伎座」の幕間に
 いちご豆大福
 お茶
今日は一人、歌舞伎観劇。
 
7月8月と、「見たいなー……でもお金ないし、暇もない」と諦めていたのだけれど、今月の「九月花形歌舞伎」の夜の演目は夢枕獏原作の「陰陽師」。安倍晴明が染五郎で、平将門が海老蔵。なんということでしょう!それはちょっと見てみたいじゃないですか!……と、チケット取ってみたのだった。
 
息子を置いて夜に出かけるのはちょっと申し訳なくもあったのだけれど、水曜は学校から帰ってきて夕飯食べたらすぐに塾、というスケジュールだったこともあり、チンして食べられるようにと、御飯の支度をテーブルに並べて行かせてもらうことにした。
 
夕飯はどうしようかな、デパートでお弁当でも買おうかな……と思っていたのだけれど、出かける前に仕事をひととおり片付けていたら1時過ぎに。途中下車して買い物したい用事もあったりして、「ああもう、遅め昼御飯と早め夕御飯の兼用でいいや、どっかで何か食べてから歌舞伎座に行こう」ということになった。
 
それでも時間はあまりなく、30分くらいでささっと食べられるものが良いなということで、寄ったのは日本橋の千疋屋総本店。1階のセルフサービスのカフェテリアはお手頃価格で飲み物やフルーツをトッピングしたサンデーなんかがいただける。2階のレストランで供されている「パイナップルハッシュドビーフライス」や「マンゴーカレーライス」も食べられる。
 
というわけで、パイナップルハッシュドビーフのベジタブル乗せ、「ベジタブルハヤシ」を食べてきた。
カクテルフルーツつきで870円。野菜トッピングの他にもポーチドエッグ乗せとかカツ乗せとかも選ぶことができる。ドリンクつけると100円引き。レモネードは、市販品のものではなく、レモン果汁をしっかり入れた甘さゼロの本格的なものだ。さすがに酸っぱくて、ガムシロップちらっと垂らしながらいただいた。
 
トッピングされた野菜は、ブロッコリーとカリフラワー、人参、蕪、かぼちゃ、じゃがいも、といったところ。このハヤシライスとカレーライス、レトルトパックで販売されていてそれもなかなか良い値段だったりするのだけれど、肉がごろごろ入っていてフルーツの甘さがちゃんと感じられる、たいそう美味しいものなのだった。母もいたくお気に入りで、上京するたびにたくさん買ってお土産にしている。
 
世間一般的には「おやつ」の時間にささっと食事を済ませて、「でも幕間にお菓子くらいはつまみたいなー」と三越の「菓遊庵」で苺豆大福を1個買ってからいざ歌舞伎座へ。
 
で、「陰陽師」。
大体の話の流れは知っているけれど、実は原作小説も漫画もちゃんと読んだことはなくて。カラオケとか行ってないでネットカフェでせめて漫画だけでも読んでおけば良かったかな……と思いつつも、でもわかりやすいストーリーだったし、何より舞台が口語ベースでわかりやすく、筋書きを読んだら普通についていけるお話だった。
 
プロジェクターなども用い、派手な大道具が入れ替わっていく派手な演出。おどろおどろしい場面もしっかりとおどろおどろしく(切られた将門の首がしゃべりだすところとか……)、血糊たっぷり。
 
なんというか、すごーく面白かったのだけれど、その面白さは「ハリウッド映画を見る面白さ」的な感じ。「歌舞伎を見ました」という充足感とはまたちょっと違うものだったかな、と。でも見て良かった。面白かった。歌舞伎は難解だから良いというものでもないと思うし、ちゃんと「歌舞伎的見どころ」もたくさんあった(と思う)し。
 
ネタバレにならない程度にちらちらっと箇条書きで感想を。
 
  • 安倍晴明が予想外のお茶目さんだった。クライマックス直後に笑えるシーンを挟んだり、劇中も一人小芝居みたいなのがあったり。
  • 晴明の式神の狐が美味しいところをいちいち持っていきました。
  • あと、蝶々が綺麗だった。
  • 「蟲毒」とか「急々如律令」とか、原作読んでないくせにいちいち言葉がわかる自分の中二脳に苦笑い……。
  • 海老蔵はやっぱり良い役者さんなんだなと。声は通るし存在感あるし、舞台映え感、半端なかった。
  • 坂東新悟のオロチの精も美しかったー。
 
終演は8時半頃。急ぎ帰ると、ちょうど息子も塾から帰ってきたばかりのタイミングだった。
 
「灰皿テキーラの人、どうだった?」
「いやぁそれがね。超かっこよかったよ!灰皿テキーラの人はやればできる子だったよ!」
我が家ではずっと「灰皿テキーラの人」呼ばわりされている海老蔵なわけだけど、でも海老蔵、すごかったよ。
 
10月の歌舞伎は義経千本桜。11月と12月は仮名手本忠臣蔵。2か月続けての忠臣蔵だけれど、11月は大星由良之助(=大石内蔵助)を片岡仁左衛門(昼)、吉右衛門(夜)が演じて、12月は昼夜とも松本幸四郎が演じるとか。
 
で、更に、12月の配役は、寺岡平右衛門を海老蔵、遊女おかるを玉三郎、斧定九郎を獅童が演じるのだそうで、それはなんというか……美形揃いだわねぇと。うー。12月も見に行っちゃおうかな。やっぱり見たいのは討ち入りシーンだから、そうすると夜の部かぁ……(でも昼も見たい、どうしよう)。

2012年11月28日水曜日

カレーとたこ焼き

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塩きのこのオムレツ
「Johan」のコーンパン・チョコブレッド
カフェオレ
「……きのこ入りの卵が食べたい」
と思い立った今日の朝。
 
本当は、ココットに茹でたほうれん草敷いて、塩きのこ詰めて、卵割り落としてココット焼きに……といった風なものが恋しかったのだけれど、それはちょっと時間が足りなくて用意できなかったので、せめてもとオムレツにしてみた。
 
相変わらず私はオムレツがへたくそだけれど(綺麗にくるめない……洋食屋さんのみたいに、ふわんつるんとした風にならない……)、でもめげずにこなしていたら、皿に盛った時の見栄えだけは、一応そこそこな感じのものができるようになってきた。もうちょっとがんばっていたら、こう、「開眼する」日も来るのかな。
 
で、あとはコーンパンとチョコブレッドを適当に出して、カフェオレぐいぐい飲みつつの朝御飯。
検見川「シタール」にて
 シタールランチセット \1239→\1189
     チキンカレー(辛さ☆☆☆)
     バターチキンカレー(辛さ☆)
     ラッサムスープ
     ナン(+\100)
     デザート(マンゴープリン)
今日は午前中、嬉しい届け物が来た。
 
おねだりが通って買ってくれた、だんなからの数週間早いクリスマスプレゼント、iPad mini
 
「iPhone5が欲しいとは言いません。iPad miniがいいです!ミニミニミニ!」
と訴えていたら、買ってくれた。大事にします家宝にしますでも持ち歩きまくります。
 
早速いじりたおしたいところではあるのだけれど、午前中は本来業務のお仕事と、PTAの仕事の両方をやってしまわないといけなくて、後ろ髪引かれながら必死に作業していた。
 
ああでも、ポストに書類投函しに行かなきゃいけないし、本屋も行かなきゃいけなかったのよねぇ……と思っていたところで、友人からお誘いのメール。なんでも検見川に美味しいたこ焼き屋さんがあるそうで、ご一緒しませんかというものだった。
 
たこ焼き、いいなぁ……てか、今日はまだ昼御飯も食べてないし……と、時計を見れば午後1時。約束は3時前。ちょっと早めに出て、検見川のカレー屋さんで昼御飯食べてから行こうかな、と思い立ったらもう「カレー心(=カレーへの渇望の心)」で胸が満たされてしまい、急ぎ準備して速やかに家を出た。
 
私の住む稲毛にも「Shiba」というカレーの人気店があるのだけれど、甲乙つけがたい人気のお店が、隣駅の検見川「シタール」。京成線の小さな駅からほど近いところにある、立地でいえばけっこう辺鄙な場所なのに(何しろ検見川駅周辺って、ほんとに何にもない)、じゃんじゃんお客さんがやってくる。今日も午後1時をとうに過ぎているというのに店頭には数組の入店待ちのお客さんが溢れていた。
 
名前と「一人です」と告げて店頭のベンチに座ると、お店の人が「お待ちいただいてるお客さんは、くじをどうぞ」と折りたたんだ紙が入った箱を差し出してきた。1枚引くと、「50円引き券」の当たり。なんだかちょっと嬉しいサービスだ。
 
ダウンコートを着ても、なおも感じる寒さの中、5分ばかり待って無事カウンター席へ。
 
私は、ナンを1枚まるっと食べたかったので「シタールランチセット」にしたのだけれど、お店のお客さんの8割以上は「タンドーリランチセット」を頼んでいる模様。シタール~は1239円、2種のカレーとスープ、ライス(か100円プラスでナン)、デザートのセット。タンドーリ~は1344円、1種のカレーとハーフナンとハーフライス、タンドーリチキンとデザートのセット。
 
タンドーリチキンも捨てがたいけど、でもでもやっぱり「カレーとナン」の気分!と、がっつり昼下がりのカレーを満喫してきた。
 
カレーは4種類から選択できる。辛さ☆3つのチキンとキーマ、そして☆1つのバターチキンとベジタブル。
 
最初、何も考えずに
「チキンとキーマで」
と告げたら、
「両方辛いですけれど、大丈夫ですか?」
と言われて、確かにバランスが悪かったかなと、キーマをバターチキンに変更。これもまたチキンとチキンでバランスが悪かったかもしれないとかは、考えないことにした。
 
そしてほどなくテーブルに並んだ、巨大なナンとラッサムスープ、チキンカレーとバターチキンカレー。
 
ほんのり辛くてほんのり酸っぱいラッサムスープ。タマリンドが入っているせいか、その柑橘の果汁の味わいがどこかちょっとだけトムヤムクンにも通じるところがある。飲むとシャキッと目が覚める感じ。
 
バターチキンはかなり濃厚で、ここまでもったりどろりと濃度があるのはあんまり他にはない感じ。こちらは少しも辛くなく、とてもマイルド。それでもスパイスの存在感はちゃんとある。
 
で、辛口のチキンカレーの方は、容赦なくクローブや唐辛子、諸々のホールスパイスのかけらがどっさり入っている。うっかりホールのクローブを囓ってしまうとちょっと大変な事になるので、丁寧に除けつついただいた。「Shiba」のカレーもスパイシーだけれど、それとはまたちょっと違う方向。でも、辛いと言いつつも私でも辛さを苦痛には感じずに食べられたくらい(ちょっと口の中が熱くなったくらい)だから、案外「辛口コンビ」のチキンとマトンでも美味しくいただけたかも。
 
惜しむらくは、「ナンが普通」な事かしら。こちらは、先月に移転を前提とした閉店になってしまった稲毛の「ナンハウス」というお店のナンがそれはそれは美味しくて、その記憶が濃厚だったからかもしれないけれど、このお店のナンはふわんふわん過ぎてちょっと頼りない食感。
 
「ナンハウス」のナンが、テーブルに出てきてから10分くらいはアツアツで触るのも大変な感じだったのに比べると、なぜだかすぐに冷めてしまうナンなのだった。不味いわけじゃなく、ちゃんと美味しいのだけれど感動するほど美味しいというわけでもない、という感じ。
 
ともあれ、満足満足……と、ミニデザートのマンゴープリンも美味しくいただいて、友人との待ち合わせ場所に。本当は京成線検見川駅から総武線新検見川駅まで、500mくらいありそうな道のりをてくてく歩いて行くつもりだったのだけれど、タイミング悪く雨が降ってきてしまった。傘無しで歩いて行くのはちょっとつらいくらいの降りだったので、やむなく電車で移動することに。
検見川「三よ志」にて
 たこ焼き 甘口ソース \300
無事に友人と落ち合い、
「雨だねぇ~」
「うん……雨女でゴメンナサイ。きっとね、食べている間だけ雨なんだよ」
とか言いつつ、向かったのは駅前にある「三よ志」というたこ焼き屋さん。
 
店内に飲食スペースはなく、基本的にはカウンターで販売するだけ。店頭にちらちらっと簡素なベンチがいくつか置かれているものの、あいにくの雨では外で食べるのは難しそう。
 
それでも、店頭の小さな屋根の下にあるベンチはぎりぎり濡れずに座っていただけそうな感じだったので、そこで食べちゃうことにした。
 
今時、「6個で300円」というたこ焼きは、ちょっと嬉しくなるお値段。甘口ソース、辛口ソース、ダシ醤油、激辛ドロソースと選べて、その他に「明石風だしたこ焼き」も300円、あとは2個のたこ焼きを薄焼きせんべいで挟んだ「たこせん」もあって、こちらは150円。子供向けの駄菓子価格がまた嬉しい。
 
注文してから焼いてくれるたこ焼き、私も友人も「甘口ソース」でお願いして、ゆるゆると焼けるのを待った。
 
「三よ志」のたこ焼き。正統派!という感じでした♪ 「銀だこ」のように、変にカリカリしていない、正統派のたこ焼き。
 
外側が適度に乾いてごく薄いサクパリッとした層になっていて、中はとろりと柔らかい。
 
家で焼くたこ焼きが割とこんな感じ。
 
たこ焼きを手作りするようになって最初の頃は「あれ?中って、こんなにとろとろで良いものなのかしら」と思っていたものだけれど、「そうかこれで良いのか」と納得の、「お手本」のようなたこ焼きだった。
 
たこ焼きが見えないほどにたっぷりの鰹節が散らされて、あとはマヨと青海苔、甘口ソース。
 
300円の、安くて美味しい幸福。
残念ながら私はなかなか「新検見川に途中下車」という用事が作れないのだけれど、地元にあったらしょっちゅう買ってしまいそうだ。
ほうれん草の胡麻和え
「目玉焼き焼き肉丼」の御飯抜き
ビール(サントリー アンバービア)
で、夕方は「せりあさん家に寄って猫ちゃん見ていっていーい?」と言われ、「どうぞどうぞ」と「うち猫カフェ」。このところ何かとお客さんが多く(PTAの集まりとかねー)、我が家の猫たち、すっかりお客さん慣れしてきた。
 
かすみさんと来たら、来るお客さん全員に腹見せてころころ転がったり膝の上に乗ったりする始末で、元野良猫のプライドとか気概とか警戒心といったものは、すっかりこたつの中あたりに溶けてしまったのであるらしい。
 
ちょうど手元に金平糖がたんまりあるタイミングにいらしてくれたから、と、手持ちの金平糖全部を出して、「これは花梨味で~」なんてやっていたら、がっつりカレーランチとたこ焼きおやつとあいまって、私はすっかりお腹いっぱい。
 
友人が帰っていって、そして夜になってもさっぱりお腹が空かなくて、
「いいや、私、汁物とか御飯とか抜きで、夕飯はおかずとビールだけでいいや」
という気分になった。
 
で、息子には「目玉焼き 焼き肉丼」を作ってやって、私はその御飯抜きで。
 
平皿に盛った御飯の脇に青葱をごく軽く炒めたのを敷いて、その上にほんのり醤油味醂とほんのりナムプラーでエスニック風に炒めた豚ロース肉を乗せる。半熟に黄身を焼いた目玉焼きも乗せてできあがり。
 
昨日の残りのほうれん草の胡麻和えと、息子には味噌汁もつけてやり、私は「肉皿+ビール」という、飲み屋のおかずみたいな皿を前にビール飲んでおしまいにした。お肉、なかなか美味しく焼けてたから、御飯に乗せても幸せに美味しかっただろうなぁ。食べられなくて残念。

2012年11月15日木曜日

焼肉と赤ワイン

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「タカセ」のはちみつパン・ヨーグルトブレッド
ハムエッグ
カフェオレ
ふわふわとした口当たりと優しいミルク味が美味しい、池袋「タカセ」のヨーグルトブレッドを軽く炙って朝御飯。
有塩バターを軽く塗って食べるのが私は好きだけれど、息子はすっかりお気に入りになった自家製リンゴジャムをどっさり添えて食べていた。この調子なら、山と作ったリンゴジャムもあっという間に消え去りそうだ。
 
ちょっと久しぶりに卵料理も添えて、目指すは「全体的にあったかい夕御飯」。
いよいよ冬も間近という肌寒さになってきた。
千葉そごう内「牛兵衛 草庵」にて
 キムチ \420
 焼肉三種盛りランチ \2300
 シマチョウ(塩) \800
 ボージョレヌーボー(グラス) \600
今日は友人と千葉でランチ。
 
「銚子丸でお寿司か、千葉そごうの上の和食とかどうかなぁ」
と提案を受け、
「柿安にしゃぶしゃぶランチとかあるよねー……あと、焼き肉屋さんもけっこう美味しかった」
と返事したら
「焼き肉!?」
とすごい勢いで食いついてきた。
 
家族が焼き肉嫌いで食べに行けないのよー……とのことだったので、じゃあ焼き肉に!ということに。私も焼き肉、飢えていたところ。食べ盛りの息子と行くと懐が痛いし、「一人カラオケ、一人フレンチ楽勝」の私も「一人焼き肉」はさすがにちょっと行きづらい。
 
というわけで、欲望が合致したところで本日は焼き肉ランチ。折しも今日はボージョレヌーボーの解禁日じゃないですかぁ~ということで、ボージョレヌーボーグラスに1杯いただいて、山形牛を満喫してきた。伺ったのは「牛兵衛 草庵」というお店。高級感があって清潔でサービスも良く、私の母も気に入っているお店だ。
 
安めのセットだと1500円くらいから。更に安価なハンバーグランチなどもあるけれど、「やっぱり焼いて食べたいね」「ちょっと奮発しちゃいましょうか」と、2300円の「焼肉三種盛りランチ」にすることにした。
 
千葉「牛兵衛草庵」での焼き肉ランチ~♪ 山形牛のカルビとロースと、当日のおすすめ部位の3種盛り。
 
ライス(お代わり無料)、スープ、サラダ、小鉢、漬物、デザートつき。こんな感じにテーブルにずらりとやってくる。
 
スープはわかめスープ、小鉢はゼンマイのナムル、漬物は白菜キムチ、そしてデザートは杏仁豆腐。それは良いのだけど、デザートまでまとめてトレイに乗せず、これは最後に持って来てくれると良いのにねぇ。
 
ともかくもワイン飲み飲み山形牛をじゅーじゅー焼いて次々食べた。
 
たっぷりと言えるほどの量ではないけれど、文句なしに美味しいお肉で、良い気分になっちゃってついついホルモンなんかも追加。キムチも追加。友人も私も昼からなかなか良い気分になってしまったのだった。
 
千葉そごう内「神戸カプチーノ倶楽部」にて
 クレールカスターニャ セット \1208
おしゃべりしましょう、食後はお茶だー!と、デパートの館内案内眺めて「ここはどうかな?」と、紳士服フロアにある喫茶店「神戸カプチーノ倶楽部」に行ってみることに。
 
目当てはカプチーノのはずだったのだけれど、店頭に案内のあったデザート類がやけに美味しそうで、結局甘い物いただきつつ、カプチーノ飲みつつ数時間おしゃべり~……ということになった。
 
「神戸カプチーノ倶楽部」にて、初めて食べた「クレール」 「やっぱり、栗デザートだよね」
「で、やっぱりこれだよね」
と、お揃いで頼んだのは「クレール」という面白いお菓子。
 
「クレープ+ワッフル」で「クレール」。クレープのように薄いワッフル……といった感じのものだ。
 
季節商品の「クレールカスターニャ」は、「愛媛県産和栗モンブランクリームとラムレーズンで楽しむ秋のクレール。甘酸っぱいベリーソースをアクセントに仕上げました。」ですって。
 
他にも、塩とペッパーでいただくクレールとか、洋梨とか、色々な種類があって楽しいことになっていた。
 
その、思った以上に巨大だった「クレール」にはココアパウダーをふったホイップクリーム、栗の渋皮煮、マロンクリーム、そしてラムレーズン、皿の端にベリーのソース、というトッピング。ナイフで一口大に切りつつ、あれこれ添えていただいた。ほの甘くてちょっともちもちした食感が良い感じ。
 
「神戸カプチーノ倶楽部」にて、なんとも可愛いラテアート そしてカプチーノには、素敵なラテアートが施されていたことにも感動。
 
私はスワンで、友人はウサギ。
 
すごいすごい、可愛い!キレイ!と、キャッキャしながらいただいた。
 
ラテアート、作る様をyoutubeの動画で見たことがあるけれど、本当に素晴らしい。見れば作れるようになるかな?なんて最初は思っていたけれど、無理無理無理……という感じ。期せずして素敵なデザートをいただけて、満喫の午後だった。
「CHEZ KEN」の前菜盛り合わせ
チーズフォンデュ(バゲット・じゃがいも・ブロッコリー・ウィンナー)
ボージョレヌーボー
今日は本当に、いよいよ肌寒い一日。朝に
「そろそろチーズフォンデュとか美味しいかもねぇ……」
と呟いたら、息子が「それ!」と。
 
この一言で彼のチーズフォンデュスイッチが入ってしまったらしく、嬉しそうな息子の顔を見ていたら今更「え、今日は肉じゃがの予定……」とか言えなくなった。何より私もチーズフォンデュが恋しかったわけで。
 
……じゃあチーズフォンデュにするかな。……だったらワインだよね?と、
「せっかくだから」
と解禁の今日、ボージョレヌーボー1本買ってきた。
 
「べっ別にボージョレヌーボー楽しみにしていたわけじゃないんだからねっ、た、たまたまそういう献立になったから、たまたま解禁と重なったから、買ってやるだけなんだからねっ!」
誰にということもなく、なんとなく言い訳じみた事を言わずには買えないボージョレヌーボー。
 
ほんと、別に、「すごく美味しいワイン」というわけじゃ、ないんだよね。ありがたがって飲むようなものでもない。飲みやすくてジュースみたいなんだけど、「赤ワインが飲みたい」と思って恋しくなる味じゃあない。でもまぁ、「せっかくだから」。
 
チーズフォンデュの時って、あとは何を用意するのかなぁ……肉?と悩みつつ、千葉を出る時にデパ地下でお総菜を眺めてきた。やっぱりこれかな、と久しぶりに買ったのは「CHEZ KEN」の9種前菜セット。
 
魚介のゼリー寄せやマリネ類やテリーヌ、スモークサーモンなど、手のこんだ「レストランの味」が少しずつあれこれ詰まって1500円以下。テリーヌなどは2切れずつ入っているから、2人で取り分けて食べても大丈夫なようになっている。
 
銘々皿に盛りつけなおして食卓に出したら、息子曰く
「……イタリアンおせち!?」
だそうで、その反応がちょっと面白かった。確かに、洋風おせちの内容ってこんな感じだ。
 
チーズフォンデュの方は、カットしたバゲットと、固めに茹でたじゃがいも、ブロッコリー、あとはウィンナー。「フォンデュ用のチーズ」はどうしようかと思いつつこれもデパ地下を覗いたところ、いつの間にか千葉そごうの地下がずいぶんリニューアルされていて、高級スーパーのようなエリアが拡大していた。チーズ売り場も広めのコーナーが用意されていて、フォンデュ用ミックスチーズだけでも4種類くらいの選択肢が。
 
セブンイレブンマークつきの安価なミックスチーズもあったのだけれど、輸入もののと国産のと、全ての品を見比べた結果、「ここのなら間違いないかな」と「よつば」のを買ってきたのだった。
 
これまでバーニャカウダ用のポットを使っていたのだけれど、どうにも容量が不足する感じで使いにくかったので、今日は考えて土鍋風の焼き物のミニ片手鍋(いつから我が家にあるのか知らない……自分で買ったのかどうかも記憶にない……←福袋とかかな?)と、鉄製のティーウォーマーを組み合わせて代用してみたら、これがなかなか良い感じ。
 
鍋ににんにくオイルをなすりつけて牛乳を沸かし(本当は白ワイン使うんだけど)、そこに小麦粉まぶしたミックスチーズを入れて溶かしたら、チーズに添付だったスパイスミックスも混ぜたらできあがり。さすが「よつば」、食べやすい美味しいチーズフォンデュのソースになった。
 
「ん~♪こういう夕飯久しぶりだね、いいね~」
と、ワインをちびちびやりながら、フレンチのお総菜つついて、チーズフォンデュをおおいに堪能。
 
息子も、腹の底から、みたいな声で
「うー!マジ、うっまい!」
と悶えていた。私が手間暇かけた手料理よりもよほど良い反応で、軽くジェラシー。

2012年6月2日土曜日

世界一の……

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
台場 「bills」にて
 リコッタパンケーキ 2×\1400
 オーガニックスクランブルエッグ \1200
 フルオージーブレックファスト \1800
 ロングブラック \500
 フレッシュローズウオーターレモネード \700
 コーラ \600
3人家族なのになぜか4皿のあさごはん……
お台場に宿泊の土曜の朝。朝食なしの素泊まりプランだったので、
「朝御飯、どうしようかねぇ……」
と宿泊計画時につぶやいたら、だんな曰く、
「世界一の朝御飯食べに行けばいいじゃん」
と。おお!それだ!
 
bills」はオーストラリアに本店があるレストラン。独特なスクランブルエッグやパンケーキをして「世界一の朝御飯」と言われ人気があるのだそう。
 
これまで一度もお店で食べたことがなかったのだけれど、そのレシピだけはテレビ番組で放映され、雑誌などにも掲載されているものだから、
「それだけ卵に生クリーム加えれば、そりゃこってりと美味しいスクランブルエッグになるよね……」
とか思っていたのだった。でも一度はちゃんと食べてみないとな-、と。
 
つい先日表参道店もオープンし、現在東京・神奈川に計4店があるbills。お客も分散するだろうけど、でもそれは甘い考えかなぁ……と話し合った結果、オープン9時の30分前にはお店に向かって並ぼうか、ということになった。なにしろ日中にお店の前を通ると、時間帯を問わず常に20~30人の行列ができている人気店だ。
 
結局、気が急いてしまって、お店の到着は8:20。それでもすでに10人弱のお客さんが並んでいて、海側のテラスの行列につく。続々と伸びる行列。オープン15分前にはすでに150人ほどの長さになっていて、オープンと同時に更に増えるお客さん。思っていた以上の人気っぷりに驚いた。
 
店内は、「お金持ちが持つリゾート地の別荘」みたいな感じ。コーナーごとに微妙に雰囲気が変えてあって、テラス席も気持ち良さそう。私たちが案内されたのは、本がずらりと並ぶ書斎のような雰囲気のボックスソファー席だった。一段高く、店内を見下ろせてなかなか良い感じ。
 
メニュを眺めて
「私はやっぱりパンケーキかな」
「僕もだな!」
「俺はこっちだなー」
「いや、でもスクランブルエッグは食べておきたいよね」
と、結局注文したのは親子3人なのに4皿ということに。
 
料理の値段が1500円前後、ドリンク1杯およそ600~700円という感じだから(セット価格というのもない……コーヒーはボトムレスサービスということもない……)、お安くはない「朝食」だ。
 
私が選んだ飲み物は「フレッシュローズウオーターレモネード」。ほのかにバラの香りがする上品な味のレモネードだ。
 
それを飲み飲み、料理が出てくるのを待つこと十数分。入店のタイミングによっては料理が出てくる30分以上待たされることもあるそうだから、やっぱり朝イチに来るのが色々らくちんなのかな……?
 
というわけで、皆で分け合いながらいただいたのはこんな感じ。
 
フルオージーブレックファスト
台場「bills」にて、こちらはフルオージーブレックファスト。 w/ ガーリックマッシュルーム、ベーコン、ローストトマト、チポラータ、トースト
とメニューにあった、フルオージーブレックファスト。
 
肉たっぷり、野菜たっぷりの良い感じの皿だった。スクランブルエッグに600円足してこの皿になるなら、こちらの方が満足度高いかもという印象だ。
 
カリッと焼けたベーコンと、「チポラータ」は細めのソーセージ、にんにくと塩気が効いたアヒージョのようなマッシュルームと焼きトマト、そしてトースト3切れ。
 
この、マッシュルームとかベーコンとかが、それぞれ「ちゃんとしていて」美味しい。人気の店にありがちな「まぁ、こんなもんでいいか」みたいな感じがなくて、これはとても幸せな皿だ。
 
オーガニックスクランブルエッグ
台場「bills」にて、ふわふわスクランブルエッグ♪ 「w/ トースト」とメニューにある、トースト3切れ添えた名物スクランブルエッグ。
 
かき混ぜずに、ヒダを寄せて折りたたむようにして火を通すのだというスクランブルエッグで、濃厚な口当たりとふわっとした感じはかなり大量の生クリームを混ぜるため。
 
レシピは知っているけれど、でも我が家で「普通の特売卵使って、ごくごく普通の生クリーム使って」作るそれとは数段違う味わいだった。「あれ?私が作るのより数段美味しいよ……」と、少なからずびっくり。素材も良いのだろうけど、素材の違いだけじゃなくて、簡単にみえてなかなか奥深いスクランブルエッグなのだった。塩味などはついていないので、卓上の塩胡椒を好みでかけつついただく。
 
リコッタパンケーキ
台場「bills」にて、リコッタパンケーキ。うま! そして、もう一つの名物「リコッタパンケーキ」。
 
フレッシュバナナと「ハニーコームバター」添え。バナナはまるっと1本分、そしてパンケーキは3枚。パンケーキの上に乗る「カラメル絡めたバナナ」みたいな輪切りのものが「ハニーコームバター」だ。
 
ハニーコームは、蜂蜜の詰まった蜂の巣のことで、ざっくり砕いた蜂の巣をバターと混ぜて固めた風なもの。熱々のパンケーキの上に乗せられたバターと蜂蜜が、パンケーキの熱でとろけてマーブル状に模様を作りながら落ちていく。
 
写真のように、カットすると断面に白いつぶつぶが見えて、「これはチーズ?」と思ったのだけれど、帰宅して改めてレシピ確認したらメレンゲの泡だったみたい(確かに塊が入ってる風なチーズ!という味わいではなかった……)。
 
このざっくり混ぜられたメレンゲがポイントなのか、いわゆる普通のパンケーキ、ホットケーキとはちょっと違った、ふわふわだけれど「ねちもち」した独特な食感も感じるちょっと不思議なパンケーキだった。
 
パンケーキはフルーツ全般たいてい似合う感じがあるけれど、リコッタ入り、ハニーコームバター乗せのこのパンケーキは確かに熟したバナナが一番お似合いかも。
 
「あらやだ……おいしー」
「こりゃ旨いね」
 
人気はあるみたいだけど、そこまで美味しいものなのかな?と疑ってしまってすみません。ほんとに美味しかったし、居心地も良いお店だった。一部の店員さんだけ「箪笥の角に小指でもぶつけましたか?」みたいな仏頂面な対応だったけれど、基本的には接客も悪くなく。
 
この料理が、たとえば素敵なリゾートホテルに宿泊して、その朝食にレストランで供されるものだったら感動ものだと思う。そんなシチュエーションだったら「これは世界一の朝御飯だわ!」という思い出になるかもしれない。
 
でも残念ながら、この「朝御飯」にありつくには観光地然としたところで何十分もの行列を覚悟しなければいけないわけで……「ふらっと行ってふらっと食べる」のが難しい状況なのが残念だ。ふらっと行って入店できるタイミングがあったらまた来て食べたいな。
台場 「アクアシティ」内「La Pausa」にて
 豚バラとレタスのわさび風味スパゲッティ \860
 ランチセット(サラダ・ドリンクバー)
 ランチビール \280
ホテルのチェックアウトは正午。
 
美味しい朝食の後はチェックアウトタイムまで部屋でごろごろして、その後は大きな荷物はホテルに預けて台場散策。だんなは訪れたことがなかったダイバーシティを再度訪れ、「揚げたてポテトチップ」の列に驚愕したりした。
 
で、お昼は「軽くでいいねー」「ちょっと遅めくらいでもいいかもー」と、混雑するダイバーシティを後にし、ちらっと覗きに行ったヴィーナスフォートからも移動して、アクアシティに。以前は富士宮焼きそばが食べられる店があったらしくてそこを目指したのだけれど残念ながらその店はなくなっていて、チェーンパスタ屋「La Pausa」に入ることにした。
 
ランチタイムのセットはサラダとドリンクバーつき。あっさり味のがいいなと、「豚バラとレタスのわさび風味スパゲッティ」を選んでみた。「豚バラとレタスのガーリックオイル。ピリッとわさびの風味がアクセントに。」だそう。
 
「La Pausa」にて豚バラとレタスのわさび風味スパゲッティ。 三つ葉がたっぷりトッピングされた和風のパスタ、期待以上に良い感じ。
 
別に「わさび色」をしているわけではないけれど、けっこう鮮烈にわさびの香りが感じられて、あとは豚しゃぶとレタス、という組み合わせ。身近な食材を使っているので、家でも真似して作れそう。
 
歩き疲れて思わずビールも飲んじゃって(これからこの週末のメインイベントが控えているというのに……)、その後アイスティーも何杯かドリンクバーからもらってきて一休み。
 
で、英気を養ったところで家族3人挑戦してきたのが、謎解きイベント「攻略中」。
 
数ヶ月に一度放映される、「逃走中」という番組のスピンオフイベントだそうで、その元番組が好きな私と息子がイベント告知に食いついたのだった。
 
元番組は、「ハンター」と呼ばれる黒服の男たちとの鬼ごっこをする(2時間逃げ切れば100万円!みたいな)内容なのだけれど、このイベントには残念ながら(?)ハンターは登場しないそう。走って逃げる必要が無いのは何よりだ。
 
というわけで、このイベントの内容は純粋な「謎解きイベント」で、謎制作はいつもの「リアル脱出ゲーム」のSCRAP
 
「でもさ、客層が全然違うよね。いつものリアル脱出のお客さんとは違う感じ……なんていうか、"観光客のお客さん"みたいな人がたくさんだし」
「だからさ、謎も簡単なんじゃないかなぁ……」
 
などと言いながら参加したのだけれど、これがどうして甘かった。いつも通りの謎クオリティで、でも今回は私が冴えに冴えていた。一瞬で目の前の謎を解くこと数回、だんなもいつも通りのロジック思考に威力を発揮して、久しぶりの「だっしゅほーい!」(←謎解きクリアの雄叫び)。
 
私たちの参加した回は、開催済のどの回よりも成功者が多かったようだったけれど、でも私たちはその中でも早い方だったみたい。今回はずいぶん華麗に謎を解けてしまったらしく、「謎解き成功MVP」としてお土産ももらえてしまった。
 
息子は更に中野美奈子アナ(間近で見るとすごい可愛いな!)にインタビューまでしてもらい、でも息子的にはSCRAPの加藤さん(←SCRAP代表)に頭撫でられた事の方が嬉しかったんじゃないかなぁ。
 
謎解きイベント、クリアできないならできないで「くっそー次こそ!」と燃えるし、クリアできたらできたで「あの快感をもう一度味わいたい」という麻薬のような中毒性がある。出される謎が絶妙の塩梅で面白いから、というのもあるのだけれど、夏にもすでに2つ3つ参加したいイベントが控えている。だんなときたら、一人参加で大阪のイベントにも挑戦するみたい。
 
そうそう、それで、今回の「攻略中」にはクリア者特典があるそう。なんと!第2弾の「攻略中」の!チケットが!……優先的に申し込める権利がもらえるそうだ(笑) チケットくれるわけじゃないのねーと、苦笑い。でもきっと次も挑戦します。
赤坂見附 「中華茶房8」にて
 ポンパレセット \2580
     北京ダックセット(北京ダック・炒め物・がらスープ)
     バンバンジー
     春巻3本
     豆苗炒め
     干し豆腐のラー油和え
     ビール2杯
 水餃子(白菜) \105
 水餃子(海老) \105
 生ビール(中) \580×2
 紹興酒(関帝) \1880
 メロンソーダ 2×\295
反省会じゃなくて打ち上げになったね、やったやった♪と、夕飯に向かったのは北京ダックが食べられる中華料理屋さん「中華茶房8」。
 
だんなが大阪に行く前に買ってしまったポンパレの共同購入クーポン「北京ダック丸ごと1匹を目の前でさばいてくれる!さらにそのお肉で炒め物、ガラスープが味わえる♪バンバンジーや春巻きなどもセット★通常6,540円が60%オフの2,580円で!」があったので、今日を逃すとチケットの期限が来ちゃうねと慌てて予約を入れたのだった。
 
すでに何度か六本木店は訪れたことのあるこのお店、ただでさえ北京ダック1匹まるごと(肉つきの北京ダックに加え、肉を使った炒め物とダックの骨で煮出したスープも出る)が3,680円というお値打ち価格。料理全般そんなお手頃価格で、ゆえに高級感のカケラもないお店だけれど、でも我が家のお気に入りのお店だ。
 
クーポンは、その北京ダックセットに加えてバンバンジー(通常:210円)と春巻き3本(通常:400円)、豆苗炒め(通常:880円)、干し豆腐のラー油和え(通常:210円)、更にビール2杯(通常:580円×2)までついて2580円。2人では食べきるのも大変、3人でもたっぷり御馳走、という内容の幸せなクーポンなのだった。
 
最初のビールは、他より高い「エキストラコールドも飲めるとのこと。これまで一度も飲んだことがなかったスーパードライのエキストラコールド、初めて飲んでみた。謎解き直前の水分補給以来、水も口にしていなかったので、もう喉が渇いちゃって渇いちゃって、エキストラコールドをぬるくなる前に勢いつけて飲み干す。確かに、「とんでもなく冷たいビール」という感じで、わざわざ並んだりしてまで飲むものじゃないとは思ったけれど、これは確かに美味しいね。
 
「中国茶房8」で、クーポンナイト。おつまみたくさん♪ ほどなくずらりとテーブルに並んだ、小皿料理の数々。ビールは早々に2杯目だ。
 
奥からバンバンジー、干し豆腐、手前に豆苗。たっぷりの豆苗がかなり良い感じで、他の料理の合間にもりもり食べる。
 
干し豆腐はあまりに普通なラー油味で、これはそれほど美味しいものじゃなかったかな……。
 
たっぷりやってきた春巻きは、息子とだんなにたくさん食べてもらって私は1切れ。
 
「中国茶房8」にて。北京ダック、きたー! そしてやってきた北京ダック~!
 
写真のように、薄く肉をつけつつカットされた肉が20~30切れ。クレープ状の生地(皮)は10枚ほど。だから1枚の皮に1切れの肉乗せていたらすぐ皮がなくなってしまうので、加減しながら食べていく。
 
皮のお代わりも有料でいただけるけど、でもこれ食べ過ぎるとお腹が膨れてしまうので、やっぱり加減して。
 
具は揚げたワンタンの皮と、刻んだ長ねぎときゅうり。たれは三種類、いわゆる「北京ダックのたれ」的な海鮮醤と、じんわり辛い辛味噌と、透明なレモンベースのたれが用意されて、適当に好みのものを添えつついただく。私はレモン味のがけっこう好き。塩胡椒でストイックに食べるのも好き。
 
お店側が巻いてくれたのをストイックにつまんで2~3口で食べて、たいてい1つか2つしか食べられないのがせいぜいで……というのが、大昔の私の「北京ダックのイメージ」だったのだけれど、「なんだ、自分で巻いて食べられるんじゃん」「肉も食べて良いんじゃん」と、この手の店を知ってから、もとより好物だった北京ダックが大好物になった。しかしほんとに、ここのダックは異様に安い。
 
今日も、肉とスープは綺麗に平らげて、いつも微妙に強めのピリ辛味(しかもこれが出てくる頃にはたいてい満腹で……)のダック肉ともやし、にんにくの芽などの炒め物はちょっと食べきれなくて残してしまって、すっかり満腹。後半調子に乗って老酒までいただいてしまったものだから、満腹なうえに酔っ払いになってしまった。
 
疲れと酔いでふらふらになりつつ、上機嫌で猫の待つ家に帰宅。
「どこに行ってたのよー、御飯からっぽじゃないのよー」
と不機嫌に出迎えたかすみさんは、最愛のだんなの帰宅を知って、たいそう喜んですりすりごろごろあはんうふんな状態になっていた。
 
猫の態度があからさますぎて笑えてしまうのだけれど、りゃんりゃんの最愛の人間はどうやら私で、かすみさんの最愛の人間は疑いようもなく、だんな。
「ちょっとー、人のだんなに何してくれてるのよー、このメス猫が~!」
メス猫にメス猫と言っても、ギャグにしかならないこの状況。
 
ともあれ、楽しい週末でした。