2014年10月31日金曜日

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2014年10月31日

グランドハイアットで和食~

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンジェルマン」の
 なると金時のスイートポテト
柿・洋梨
カフェオレ
今日は金曜、明日から三連休。
 
息子のお弁当は具沢山の「肉うどん」にしてみた。ちょっと甘めのうどんだしに牛薄切り肉と長ねぎを入れて軽く煮込み、400mlくらい入る大容量のスープジャーに具ごとたっぷり詰め込んで、うどんはいつも通りどんぶり型の別容器で。
 
「えー、お弁当が肉うどんだけだなんて可哀相だわ!」
と、母が昨日駅ビルで鶏の唐揚げも買ってくれたので、今日は更に別容器を用意して手持ちのお総菜をあれこれ詰めてみた。
 
  • 肉うどん
  • 鶏の唐揚げ(市販品)
  • ささかまぼこ(母のお土産)
  • ポテトサラダ
  • りんご
  • 麦茶
 
とりあえず学校行事も一段落で、息子の帰宅もそう遅いものにはならないはずなので、こんな感じで腹保ちは充分かなー?と。
 
朝御飯は、昨日駅前の「サンジェルマン」で買ってきたデニッシュを1個。スイートポテトそのものはそれほどには「超大好物!」というほどではないのだけどスイートポテトデニッシュは大好きな私……。母好みの酸味強めのコーヒー、キリマンジャロを添えていただいた。
 
母、この酸っぱいコーヒーをカフェオレにして飲むのが好きなのよね……カフェオレだったら酸味少なめ、苦めこっくり系コーヒーの方が似合うんじゃないかなと思うのだけど、キリマンジャロが好きなんですって。
六本木 グランドハイアット東京内「旬房」にて
 昼懐石 神無月 雪月花 \6700
 食前酒(巨峰ソーダ) \1250
 日本酒(醸し人九平次) \2000
今日は六本木方面にお出かけー。
 
本当は母、「国立新美術館」で10/20まで開催されていた「オルセー美術館展」を見たかったらしいのだけど、あいにく今回の上京のタイミングには合わず。
 
「あ、でも、同じ美術館でチューリヒ美術館展やってるよー」
と伝えたら、「あら素敵。行くわ!」だそうで。
 
「お昼は、じゃああの近くのホテルで食べましょ!」
ということになり、じゃあここ数年の宿題だったしと「ザ・リッツ・カールトン東京」の和食のお店「ひのきざか」に予約を入れようと思ったのだけど……なんとこのホテルの和食のお店はリニューアル工事中でこの秋一杯お休み中ということだった。
 
満席だったりタイミングが合わなかったりでなかなか行けないリッツカールトンの和食のお店。評判良いらしいので食べてみたいのだけど、またもや「じゃあまたの機会にね」ということになった。……で、悩み悩んだ挙げ句、「日本料理って難しいしなぁ……ホテル内の方が色んな意味で裏切られないから良いのかなぁ」と、グランドハイアット東京に行くことに。
 
美術展は、想像以上に展示点数が多くて見応えがあった。印象派の絵画が好きな母のお目当ては序盤の展示のモネあたり、でも私のお目当ては終盤の「シュルレアリスムの部屋」。
 
「ひょー!ダリ!マグリット!キリコ!ミロ!」
久しぶり、大好きなダリの絵を見るのは久しぶり!と、たいそうテンションが上がった私だった。ダリは1点で、ちっこい絵だったけど、でも幸せ~。マグリットの絵も素敵だった。
 
来春には、この美術館で「マグリット展」、ほぼ同時期に「ルーヴル美術館展」も開催の予定とのこと。
「ルーヴル展素敵ね、こっちも見に来たいわねー」
六本木のホテルに泊まったら美術館がすぐ近くだかららくちんね!とはしゃぐ母。……それはあれですね、リッツカールトンとグランドハイアットのお値段その他諸々を調べておけということですねお母様……(個人的にはハイアット系が好きー)。
 
で、お昼御飯は「グランド ハイアット東京」の6階にある和食のお店「旬房」へ。平日ランチは「カレーうどん」などもいただける、開放感のあるちょっとカジュアルめな雰囲気のお店だった。
 
でも、せっかく来たんだから懐石っぽいのをいただきたいよねと飛騨牛のコース料理と昼懐石の内容を見比べて「やっぱり懐石がいいねー」ということに。「雪月花」という名前のついた、秋らしい料理をいただいてきた。内容はこんな感じー↓
 
先付
柿釜 白和え
利休麩 椎茸 くこの実 三つ葉
御椀
海老真薯 丹波占地 いちょう丸十 芽蕪 柚子
御造り
本日の二種盛り(本マグロ・ツバス) 京湯葉
焼物
秋鮭 馬鈴薯焼き いくら 京赤地どり南蛮漬け 萩麩田楽 菊蕪 紅葉せんべい
煮物
甘鯛 もち蕪 菊花あんかけ 青味 山葵
御食事
吹き寄せ御飯 松茸 栗 銀杏 紅葉人参 味噌椀 香の物
デザート
スイートポテト 煮小豆
 
なんだろう、ちゃんとしっかり「和食」だったんだけど、1皿ごとのボリュームの感じとか、お肉も使われているところとか、食器の選び方などなどが、どことなーくアメリカン。「海外のお客さんにも好印象を持って貰える和食」な感じだなと思った。
 
一口サイズの「珍味」的方向のものがちまちま盛られる「八寸」などは無くて、一番賑やかに品数多く盛られていた皿が「焼物」だったというのが面白い。
 
面白かったし美味しかったけど、でも「都内ホテル内でいただける和食」は目下のところ大手町のパレスホテルが一段秀でているなーと思う私だった。グランドハイアットに来たなら中華にしておくべきだったかしらん。
 
六本木グランドハイアット東京「旬房」にて、先付は柿の白和え。不思議な美味しさ。 先付は柿を使った白和え。
 
お麩や椎茸と共に、大きめサイズの柿の実がたっぷりと、胡麻と胡桃の風味の豆腐で和えられて、器も柿を綺麗にくり抜いたもの。
 
けっこうしっかり食べ応えがあって、フレンチの「前菜」っぽいなと思ったのだった。
 
お造りの「ツバス」は、関西での若いブリの呼び名だそう。イナダ、ハマチよりも更に小さなブリだそうだ。マグロもツバスも美味しかったけど、それよりもサイコロ状に四角く切られて添えられていた湯葉のお刺身が好みだった。
 
六本木グランドハイアット東京「旬房」にて。焼物皿はちょっと洋風な感じ? そしてこちらが、なかなか賑やかな感じの焼物皿。
 
鮭に塗られているのはじゃがいもの餡。鶏肉は南蛮漬けになっていて、ちょっと洋風な方向のお皿だった。
 
だしが多めの淡めの味のいくら(おいしかった……♪)と、萩麩は甘い田楽味噌で。人参を紅葉の形に切ってカラリと揚げたおせんべい状のものが添えられていた。
 
で、金沢の「治部煮」が好きな私が、「あー、この料理好きー」と思ったのが御食事前の「煮物」(今日の一番上の写真)。
 
黄と紫の菊の花びらがたいそう色鮮やかで、中央には甘鯛の入ったいわゆる「かぶら蒸し」。優しい味で、蕪の食感と甘さが良い感じだった。全体的に分量多めで、このあたりで母はすっかりお腹いっぱいになってしまったらしく、シメの御飯は半分くらい私が手伝った。せっかくの松茸御飯だったのにねぇ……。
 
味噌椀は赤だしではなく、ちょっと甘めの白っぽいお味噌のもの。大根などが入った、ちょっと田舎風の具沢山なものだった。これも、赤だしよりも外国人客に好まれる方向の味噌汁だろうからなのかなーとか思ったりして。
 
最後のデザートは、とろっと柔らかいスイートポテトで、私もすっかり満腹に。
もう夜の外食は止めようよー美味しいお総菜でも買って家で食べようよー……と、銀座に移動して三越であれこれお買い物して帰宅した。
「Kafer」の
 4種のテリーヌ
 前菜盛り合わせ
 黒豚のシュニッツェル
 キャベツとひき肉の重ね蒸し
 プレッツェル
「Johan」のパンカレ
スパークリングワイン(昨夜の残り)
千葉や日本橋の三越にもお店はあるけど、充実したお総菜があるのは銀座だけなんだよー……と、「ここのテリーヌがおいしいの!とにかく!」と母に勧めて買ってきたのは「kafer」のお総菜あれこれ。
 
悩むのめんどくさいから全部いただくわ!と全種類買ってきたテリーヌは、今日は4種類。フォアグラ入りの田舎風テリーヌ、サーモンのテリーヌ、野菜のテリーヌはバルサミコソースつき。もう1つ、帆立入りの野菜のテリーヌは真っ白なクリームのソースが添えられてきた。
 
あまりに美味しくて、去年ちょいちょい買っていた「鴨とシトラスのテリーヌ」は残念ながら今は扱いがないらしく、それが残念。
 
「あら美味しそうーあらー」
と、母大喜びで、結局、温かい総菜系もあれこれ買って来ることになった。「とんかつ」風のシュニッツェルは主に息子用ということで。
 
「kafer」の前菜盛り合わせ。これで1000円はお値打ちと思うの。 なかなかお値打ちな、6種の前菜が入った盛り合わせはこんな感じ。
 
サラダの組み合わせが色々あって、店頭で見比べて「このパックをくださいー」と選んで買ってきた。ちょうど3人で食べるの良い感じの分量だった(鴨の燻製も3切れだし)。
 
豆のマリネにマカロニサラダ、蓮根どっさり入った冷製ラタトゥイユ、人参とオレンジのサラダ、中央は色々野菜のサラダ。
 
昨夜イタリアンのお店から飲みきれなかった分を持ち帰ってきたスパークリングワインの続きを飲み飲み、「……プレッツェル買ってきたならむしろビール出すべきだったかしら」と思いつつ、今日のお酒は控えめにしておいた。
 
えーと、あと食べなきゃいけない(=義務らしい)のはお寿司と焼き肉と中華……?

2014年10月30日木曜日

母と一緒にフランス料理

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
チーズトースト
洋梨(ラ・フランス)
アイスカフェオレ
今日は手元にあるアメリカ産薄切り牛肉を使ってお弁当を……と思って、「牛丼か焼き肉丼が幸せなんじゃないかなー」と考えた。
 
でも、いよいよ本格的な秋の肌寒さ到来で、「冷めきった牛丼、焼き肉丼というのも切ないよね」と、保温弁当箱(保温できるのはご飯のみ)に白飯を詰め詰め。で、おかず容器その1に玉ねぎと牛肉の「牛肉のたれ炒め」をたっぷり詰めた。温かい御飯にこれを乗せて食べられるなら、そこそこ美味しくいただけるんじゃないかな、と。
 
  • 焼き肉丼
  • エリンギとモロッコいんげんのガーリック炒め
  • ゆで卵
  • ささかまぼこ(市販品冷凍)
  • プチトマト
  • りんご
  • 麦茶
 
あとは別容器に野菜炒めやゆで卵等々を詰めて、そんな感じのお弁当。割と手抜きでごめんなさい……(そして明日はきっともっと手抜きなんだ……)。
 
朝食はチーズトーストと、今が旬の山形県産ラ・フランス。洋梨、買ってきたのは1週間ほど前だけれど、未熟であまりにガチガチに固かったので廊下の籠に転がしておいていたもの。昨夜つついてみたらほどよく柔らかくなっていて良い香りが漂っていたので急ぎ冷蔵庫に移しておいたのだった。
 
あと数日放置したらお酒になってしまうんじゃないかと思うほどに甘く熟れた洋梨が、今朝の一番の御馳走。美味しかったー。
COREDO室町内「LA BONNE TABLE」にて
 プリフィクスランチコース \3600
 瓶ビール \1000
 食事に寄り添う3種のグラスワイン \2900
そして今日、母、上京。
 
「13時に東京駅着くからねー。どっか美味しいところ予約しておいて!」
と言われて、毎度の事ながら困惑する私。「東京駅に近いこと」「美味しいフレンチ」が必須の条件なのだけど、もう丸ビルも新丸ビルも気になるお店は行ってしまったし、さて困ったなと。
 
少し考えて「そうだ、コレド室町のお店、そろそろ混雑も一段落した頃じゃないかしら」と思い出して、以前から気になっていた「LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)」に予約を入れてみることにした。
 
ジャンルは「カジュアルガストロノミー」、西麻布の名店「L'Effervescence (レフェルヴェソンス)」の姉妹店。LA BONNE~は本店でスーシェフを務めていた方がチーフを務めているのだそう。評判も悪くないし、「野菜たっぷり、和の食材を使ったフレンチ」という方向性も素敵だなと。
 
東京駅から無料巡回バス「メトロリンク」に乗って日本橋へ。勿論予約はしてあったけれど、到着はランチのオーダーストップぎりぎりの13:30になってしまった。店内はほぼ満席の盛況ぶり。
 
プリフィクスでアントレ、メイン、デザートが選べて、更に最初の1皿のサラダ、パンとバター、食後のコーヒーとプチフールまでついてきて3600円というのはたいそうお値打ち。料理に合わせてグラスワインを2種or3種いただけるグラスワインセットの存在も良い感じで、大満足のランチになった。昼からすっかり酔っ払い。
 
いただいたのはこんな感じ~。
 
季節野菜のサラダ
室町「LA BONNE TABLE」にて、最初の一皿がサラダ。 最初の1皿は、2人分一緒に盛りつけられた旬の野菜のサラダ。
 
その日毎の入荷の野菜で内容が決まるから日替わりなんですって。お供のお酒はタケダワイナリーのサンスフル、白。「わーい、タケダワイナリーだー!」とやおらテンションが上がる私。
 
「3種のグラスワイン」セットを頼んで、サラダと前菜とメインで1杯ずつにしてくださいとお願いしたのだけど、前菜とメインとデザートで、などというお願いでもOKなのだそうだ。
 
いやでも、サラダとサンスフルの白は素敵な組み合わせ。
 
盛られた野菜は、中央に目立つ紫人参、パプリカ、ふだん草、みかんやりんご。「生の春菊」も盛られていて、風味の強さにびっくりした。
 
卓上にやってきた四角いパンは毎日大阪の「ル・シュクレクール」さんから届くものだそう。ねっちもっちした独特の食感で、表面はフランスパンのようりバリッとした食感もあって、とても不思議な美味しさのパンだった。
 
このパンやコーヒー、食器やカトラリーなどの拘りに良い感じの緊張感が感じられて、「あ、こういうお店、好きだ」と最初に抱いた好印象は最後まで崩れなかった。
 
ENTREES:鯖の炙り
室町「LA BONNE TABLE」にて、前菜は鯖!鯖!!!(←大好物) 前菜は2択。
 
「鯖の炙り、玉味噌と春菊ソース、焼きかぶ、焼きマコモ茸 煎りマッシュルーム、からし菜、オゼイユ」
か、
「エコファーム浅野から届いたじゃがいもペチカのスープに舞茸の泡を浮かべて、せせらぎポークばら肉のベーコン、焼きニョッキ、ほうれん草、ビーツデトロイト」。
 
母はじゃがいものスープを、私は当然、大好物の鯖を選択した。
 
そしてやってきたのは、期待を裏切る不思議な外見のお皿。
 
お皿に一口大にカットされた鯖が点々と盛られ、その上を覆うようにきのこや野菜が散らされていた。鯖の香ばしい風味が野菜にもついていて、全体がとても良い香り。黒トリュフのように散らされた小さな黒い粒は炒ったマッシュルームなのだそうで。
 
合わせてくれたワインは、フランスCotes du Juraのピノノワール。
「あれ?赤なんですか?面白い」
と言ったところ、ちょっとスパイシーな独特の風味のあるこの赤が鯖や春菊に良く似合うのだとか。
 
辛口の白あたりが来るかなと思っていたから、へぇ……面白い……といただいてみたら、これが似合う似合う。存在感はあるけれど軽い口当たりの華やかな赤ワインで、水色はちょっと透け感のあるルビー色。
 
MAIN:ブーダン・ノワールのパイ包み
メインディッシュは魚1種、肉2種類からの選択。魚はイトヨリダイのムニエル、肉は熊野地鶏のローストとブーダン・ノワールのパイ包み。
 
「おお……ブーダンノワールだ……」
と、私は即決でブーダンノワールを選択。「ブーダン・ノワールのパイ包み、干し椎茸と煮込んだ豚バラ肉、里芋、加賀蓮根、柚子、キャベツのソース、梶谷農園から届いたハーブと紅玉のサラダ」という料理だった。これが今日の一番上の写真。
 
「ブーダンノワールが本当にお好きなお客様には少しマイルドに感じられるかもしれませんが……」
ということだったけれど、確かにたいそう食べやすいブーダンノワールの料理。パイの中にはブーダンノワールと共に豚バラ肉や野菜も包まれていて、蓮根のシャキシャキ感が良い感じ。
 
サックサクのパイの周囲にはキャベツがベースのほの甘いソースがたっぷり添えられて、ハーブと軽く火を通した紅玉が花畑のように散らされていた。この、とんがりすぎてない盛りつけもとても好み。
 
合わせてくれたワインはフランスの甘めのリースリング。「白ワイン来た!しかも甘口系!」と、前菜に続いてまた意表を突かれた組み合わせ。フルーティーな香りがりんごを思わせるワインで、りんごと似合うブーダンノワールにも当然似合う方向なわけで、面白いなぁと思った。もっと鉄臭い系のどっしりブーダンノワールだったらあるいは似合わなかったかもしれないけど、この料理のこのワインは本当にぴったり。
 
往々にして、「前菜は素晴らしかったけど、メインディッシュはなんだか印象に残らなかった」というお店も少なくなかったりする中、今日のこのコースはサラダより前菜が、前菜よりメインディッシュが印象深かったな。
 
DESSERT:白胡麻香るブラン・マンジェ
室町「LA BONNE TABLE」にて、デザートは柿と甘酒の香りのブランマンジェ~。 デザートは2種類。
 
母が選んだのは「洋なしのロースト、ラムレーズンのアイスクリーム、アールグレイ香るスコーン、バニラ香る栗カボチャ、胡桃のプラリネ」、
 
私は「白胡麻香るブラン・マンジェに柿をたっぷりと浮かべて、甘酒の泡、栗のアイスクリーム、カシスのアクセント」で。
 
「甘酒、泡にしなくてもアングレーズソース風にしても良かったんじゃ」と思うくらいには私は泡があんまり好きではない(ていうか飽きた……)のだけど、でも見た目は面白く、味の組み合わせも不思議に似合っていた和風スイーツだった。泡はしっかり甘酒の香り。
 
栗の実が食感を残したままごろごろ入るアイスクリームの下には一口大に切られた甘い柿がたっぷり。その下にはこってり濃厚なブラン・マンジェ。
 
CAFE
室町「LA BONNE TABLE」にて。シメの「たこ焼き」はこの店の名物らしいです。 そしてシメは「たこ焼き」。……たこ焼き???
 
これ、青海苔はミント、マヨネーズはカスタードソース、たこ焼き本体は「フォンダンショコラ」のプチフール。
 
このお店の名物だそうで、器までしっかり舟経木を使っている凝りっぷりに笑ってしまった。
 
食後の飲み物はハーブティーもあるそうだけれど、メニューにわざわざ「ハンドドリップで淹れる、産地・焙煎にこだわったコーヒー」と書いてあったので私も母もコーヒーを選択。
「是非そのまま、ブラックで召し上がってみてください」
とのことで卓上にはミルクも砂糖も無し(お願いすれば当然出していただけるのだろうけど)。
 
日本茶の湯飲みのような持ち手無しの器でやってきたコーヒーは、浅煎りのペルーの豆なのだそう。まるでお茶のように、くいくいと飲めてしまう不思議なコーヒーだった。にがーいのをちょびっとだけ、くいっと飲むエスプレッソとはまるで対極のコーヒーで、口の中がさっぱりと良い感じに。
 
このところ、母との東京駅界隈フレンチランチは「まぁ、こんなもんか……」という印象のお店が多かったので(また是非行きたいと思ったお店はパレスホテル「CROWN」、新丸ビル「Au gout du jour Nouvelle Ere」あたりかな……)、これは久しぶりに大当たり。値段お手頃、接客もとても気持ちが良く、たいそう幸せな数時間を過ごせた。
 
その後は、母は初めて歩く(私もこれが二度目だったりの)コレド室町内を軽くぷらぷら。
「初めて来たし、お土産にこれ買うわ!」
と、母、やたら派手なショールを買っていた。
「あんたも買いなさい!かったげる!お揃い!」
と私にも柄違いを買ってくれたけど、でも、そんなショールに合わせられるような服、私は持っていませんよお母様……。
稲毛「Trattoria Vino」にて
 仙台牛モモ肉の自家製生ハム パルミジャーノチーズ添え \1680
 パンチェッタとこだわり卵のカルボナーラ リングイーネ \1080
 真ダラ白子と九条ネギのスパゲッティーニ \1680
 牛ヒレ肉のカルパッチョとルコラのピッツァ \1800
 栗のタルト \420
 スパークリングワイン(ロゼ)
などなど
せっかく日本橋歩いてるし、美味しそうなお総菜でも買って帰って家で食べる?と聞けば、母は「んー、でも外で食べたいわ」と。相当外食に飢えているようで、
「お昼はフランス料理だったし、だからイタリアンはどうかしら?」
と。
 
「だから」の使い方がなんだかちょっとおかしい気がする……と思いつつ、外食にしても、一度家に帰っちゃったら電車でお出かけするのも大変(&息子が合流するのも大変)だよねと、地元のイタリアン「Trattoria Vino」に行くことにした。
 
パスタもピッツァもあるし、おつまみもがっつり肉料理も食べられるし、全部がちゃんと美味しいし、「こういうお店が地元にあって良かった」と思える、重宝するお店。
 
お手頃価格のスペインのロゼスパークリングワインをいただきつつ、おつまみ1皿、パスタ2皿、ピッツァ1皿、あと何か肉料理でも……と思っていたのだけど、思いのほか昼御飯がお腹に残っていたみたいで、あっけなくお腹いっぱいになってしまった。
 
母も同様だったらしく、食べきれないパスタやピッツァを息子に「食べてー」とお願いしていたら、息子の方も満腹に。肉料理は諦めて、デザート食べて終わりにしたのだった。それでもちゃんとデザートはいただくというのが、私たちらしいというか。
 
地元のイタリアン「トラットリアヴィーノ」にて、白子と九条ねぎのパスタ! さほど空腹じゃなかったのに、でもすごーく美味しかったのがこのパスタ、「真ダラ白子と九条ネギのスパゲッティーニ」。
 
ベースはアーリオオーリオで、けっこうしっかりにんにく風味。
 
ざく切りにされた九条ねぎがたっぷり、崩しながら軽く火を通した白子もこれまたたっぷり。家でも真似できそうな素材の組み合わせではあるけれど、自分で作ったらこんなに思い切って白子を使えないような気も。
 
トマトソースやモッツァレラチーズは抜きの、牛肉とルッコラ、パルミジャーノ・レッジャーノだけが乗った風なシンプルなピッツァも良い感じ。もっとたっぷり食べたかったけど、ピッツァは1切れがやっとという感じなのだった。母上京、初日からおなかいっぱい……。

2014年10月29日水曜日

フツーの生姜焼き

「BAGEL&BAGEL」のヴォルケーノ
ベーコンエッグ
アイスカフェオレ
昨日に引き続き「冷凍食品を消費しましょう」弁当を目指した今日は、鶏とごぼうの混ぜご飯。
 
鶏とごぼうを醤油味醂味で炊いて、常温でにこごり状に固まったその煮汁と共に冷凍しておいた自家製の具。それを温めて、御飯に混ぜたら簡単混ぜご飯のできあがり。じゃがいもや玉ねぎの入った、でも和風味のオムレツも自家製冷凍。
 
「冷凍食品ばかりだけど、自家製が半分以上だから、まぁいいよね……」
と、他にも「チーズざんぎ」などを一食分解凍して、弁当箱に詰め詰め。朝調理したのは青菜のおひたしくらいなのだった。
 
  • 鶏とごぼうの混ぜご飯
  • チーズざんぎ(市販品冷凍)
  • ジャーマンオムレツ(自家製冷凍)
  • 小松菜のおひたし
  • マカロニサラダ(既製品)
  • プチトマト
  • りんご
  • 麦茶
 
手間かけて、海南飯弁当とかも作りたいけど、そういうのはだんなが出張から帰ってきてからでいいかなー、と、出張中はゆるゆるモードで。そして明日からは炊事事情は更に「ゆる」になる予定……(なにしろ母が上京するので)。
 
朝御飯は、一昨日、秋葉原の成城石井で見かけて買ってきた「BAGEL&BAGEL」のベーグルを温めて。1個ずつ密閉袋に入れられて売られているのがけっこう便利で、同じ感じで他のスーパー(具体的には地元にある北野エースとか)でも扱ってくれると嬉しいなぁ、とか思ったり。
 
挟むも挟まないもご自由に、という感じにベーコンエッグを別添えにして、私は別々にいただいた。ちぎりながら食べるベーグルというのも新鮮で良い感じ。
ポテトサラダ
豚肉の生姜焼き w/千切りキャベツ
わかめと豆腐の味噌汁
羽釜御飯
麦茶
今日は情熱的にお片付けとお掃除……のつもりが、「発掘してしまった漫画を読みながら昼寝する」という体たらく。
 
それでも、明日母が来るしとベッドシーツやベッドパッドやらの洗濯をして冬用布団を出して、ついでにいつもはパッドで見えないからと気にしないようにしていたベッドの染みも塩素スプレーや洗剤を使って綺麗に落としてみた。第一弾の粗大ゴミの収集が明日来るからそれを道路側に出したりして、そこそこの重労働を頑張った。
 
で、夕飯は、「なんというか、ごくごくフツーの豚肉料理が食べたいな」と。
 
フツーの豚肉料理と言ったら肉じゃがか生姜焼きでしょう、と、今日は生姜焼きに。新生姜をおろしてたっぷり使い、ちょっと甘めの醤油味醂だれ。ごくごくフツーの生姜焼きだけど、でも美味しくできた。
 
我が家の生姜焼き、「生姜焼き用」として売られているちょっと厚めの肉ではなくて「豚こま」系の薄切りを使うことが圧倒的に多い。こちらの方がたれが絡んで私は好きなので(あと薄切り肉の厚さの方が他の料理にも転用できて使い勝手が良いということもあり)、もっぱらこんな感じの生姜焼きになることが多かったりするのだった。
 
今日は少し時間に余裕があったのでポテトサラダも用意して、味噌汁も食べきり分だけミニパックの豆腐を使って。

2014年10月28日火曜日

和風味パスタ。

パンプキンデニッシュ
カフェオレ
前夜に外食すると、弁当準備ができないので翌朝大変……なのだけど、今は引っ越しを控えての「冷凍食品消費強化週間」なのでけっこうらくちん。
 
「肉団子がありましたー」
と、昨夜のうちに冷凍庫から自家製の鶏団子を冷蔵庫に移しておき、朝になってからそれを温めて甘酢で絡めたらメインのおかずのできあがり。
 
  • ご飯 w/のりたまふりかけ
  • 肉団子の甘酢和え(自家製冷凍)
  • マカロニサラダ(既製品)
  • 葱入り玉子焼き
  • プチトマト
  • りんご
  • 麦茶
 
マカロニサラダは駅ビルで買ってきたもの。あとは玉子焼きを朝に焼いたら、あとは切って詰めるだけ。簡単に済んでしまった。
 
朝御飯は、秋葉原の成城石井で買ってきたパンプキンデニッシュ。ハロウィンシーズンということで、ジャック・オ・ランタン型になっていた。あの目口の模様もちゃんとついている。
 
軽く温めて、カフェオレと一緒にもぐもぐー。美味しかった。
レタスとわかめのサラダ
いくらとサーモンの胡麻醤油スパ
中華風コーンスープ
麦茶
夕飯は、手持ちのスモークサーモンといくらを食べてしまいたいなと、パスタにすることに。クリーム味も良いけど、今日はちょっとそういう気分じゃない……とレシピを探して和風味の「いくらとサーモンの胡麻醤油スパ」を作ってみることにした。
 
パスタに絡める調味料は、なんともシンプルで「醤油・すり胡麻・オリーブ油」だけ。そして仕上げにスモークサーモンといくらを乗せるだけ。
 
そこそこの量の醤油が入るので、「これってパスタが醤油色になるよね……?」と思った通りの色になったわけだけど、味としては「鮭いくらの親子丼」を食べているような感じになるので違和感はなく。……でもちょっと単調な味だったかな。やっぱりクリームベースの味にすべきだったか。

2014年10月27日月曜日

万世「大人のドリンクバー」

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卵かけ御飯
豚ひきとキャベツのスープ
麦茶
引っ越し前のこんなタイミングなのだけど、今日からだんな、13日間の欧州出張。あそことあそことあそこ行くよと何回も言われてはいたけれど、最後に立ち寄るロンドン以外の地名がなぜかてんで頭に入ってこなくて、その代わりに私の頭にインプットされてしまったのが、なんでか知らないけど「ブタペスト」。
 
「出張……ブタペスト、いつ行くんだっけ?」
「だからブタペストは行かないって」
 
いつぞやの「佐賀だか滋賀だか」のやりとりと似た会話を何度もしながら、まあ出張日程はちゃんとメールで貰ったから覚えなくていいや、とか思っている私。お土産はヨーロッパの乳製品と焼き菓子(具体的にはイギリスのクロテッドクリームとフォートナム&メイソンのショートブレッドとかクッキーとか)を全力で希望。
 
息子は週末の学校行事の振り替えで本日休み。だんなも家を出るのは9時過ぎで大丈夫ということだったので、今日は平日朝にしては幾分遅めの朝御飯。ならばと、炊きたて御飯を出すことにした。海外で口にできない最たるものと言えばやっぱりこれだよねと「卵かけ御飯」。
 
昨夜の残りの具沢山スープも出して、こういう朝御飯も幸せだよねと、久々の卵かけ御飯を美味しくいただいた。
秋葉原「肉の万世 呉越同舟」にて
 シーザーサラダ \680
 切り立てスペイン生ハムS \480
 牛筋おろしポン酢 \450
 特製もつ煮込 \380
 ジャンボ肉焼売 \260
 コインコロッケ 2×\170
 フライドポテト \298
 鶏の唐揚げ(5p) \480
 大人のドリンクバー \780/1h
 子供のドリンクバー \200/1h
などなど
だんなも主張に出かけ、これから息子としばらく2人……とはいかず、実は数日後に母がちらっと上京の予定。
 
手元に、10月末で使用期限が切れる「肉の万世」の1000円お食事券(春夏のスタンプラリーの景品)があったので、それをとっとと使ってしまいたいなと
「月曜の夜、待ち合わせて万世で夕御飯食べる?」
と息子を誘ってみた。
 
「万世?千葉の?秋葉原じゃなく?」
「一応千葉想定だけど……もしかして秋葉原の方が都合がいい?」
「うん、月曜、都心に遊びに行くから秋葉原の方が嬉しい」
「んー……じゃあ、秋葉原に用事ないでもないから、秋葉原で待ち合わせしよっか」
という事で落ち着いた。せっかく平日休みになったからと、息子は朝から友達と遊びに出かける予定を入れていたそうで。
 
で、夜7時に秋葉原本店1階で待ち合わせ。普通に3~4階の洋食フロアで夕飯にすれば良いかなと思っていたのだけど、一足先に店に着いて、各階の案内を眺めていたら「大人のドリンクバー」なる魅力的な文字列を発見。
 
地下の「呉越同舟」提供のメニューで、ソフトドリンクもアルコールもセルフサービス。30分390円(小学生以下は無料、中高生は100円)で、最低1時間から30分刻みとのこと。
 
生ビールもあるのかぁ……なら30分に1杯飲むスピードで元は取れるねぇ……と、俄然ここが気になってしまう私だった。メニューもこんな感じで、牛すじ、モツ、生ハムにスペアリブにと「肉屋のつまみ」が盛りだくさん。
 
懸念は手持ちの1000円券が使えるのかというところだったけど、それも大丈夫とのことだったので、後から来た息子とも相談の結果、地階のこの店に行ってみることにした。
 
まずはこれだと「シーザーサラダと、もつ煮とすじ煮とから揚げ……フライドポテトも食べる?食べるよね、じゃあそれも1つ」と早々に注文。あとは相談しながら焼売とかコロッケとか生ハムとか。
 
秋葉原「万世」にて、これは牛筋煮込み。筋が巨大でびっくり。 牛筋煮込みは、千葉のお店で食べるものとはまるで別ものだった。
 
千葉のは調理センターでまとめて圧力鍋で煮込んだ風なものだけど、こちらのはいかにもな「店で煮込みました」的な感じ。
 
これでもかと大ぶりにざくざく切られて柔らかく煮込まれていた。上におろし醤油と刻み葱が添えられて、あっさり味。
 
モツ煮込みも味のベースは同じ風で、こちらは白滝や大根入り。腸以外にもセンマイも入っている煮込みで、「おお、センマイ食べるの久しぶりかも」とちょっと嬉しかった。しっかり下処理してあるから生臭いということもなく、さすが肉屋のお総菜。
 
最後に焼きうどんかナポリタンスパゲティか、あるいはいっそ「万かつサンド」を食べるのもアリかなと思っていたけど、なんだかんだでお腹いっぱい。1時間で息子も私も飲むだけ飲んで、がっつり食べて、お会計は1000円引きで3500円ほど。しかも「創業月大感謝祭」で半額返還フェアということで11月末までの1600円分金券ゲット。まんまと万世の手中にはまって、来月もまた食べに行くことになりそうなのだった。この大人のドリンクバー、だんなも多分好きだろうから、来月ここにまた来る感じかなー。

2014年10月26日日曜日

舞浜ランチ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ベーコン入りスクランブルエッグ
チーズトースト
ヨーグルト(牧場の朝)
アイスカフェオレ
今日も息子は6時登校で、今日の軽食はおにぎり2種類。わかめご飯のおにぎりと、自家製鮭フレークのおにぎりにしておいた。
 
朝御飯は、自家製ベーコンを使ったスクランブルエッグとチーズトースト、ヨーグルトとカフェオレ……という、なんだか乳製品満載なもの。チーズトーストが食べたいなー、そういえばヨーグルトの買い置きもあったんだっけ……と、何も考えずに並べていたらそんな感じになってしまった。ま、いいか。
舞浜イクスピアリ内「舞浜地ビール工房 Roti's House」にて
 千葉県多古町産「元気豚」肩ロースのトマト煮 \925
 サラダ&デザート&ドリンクバー \580
 ランチビール(ベルジャンスタイルウィート ) \330
だんなと2人、今日はお昼頃に用事を済ませにちらっとお出かけ。
 
ディズニーランドに用事があるわけではないけど、舞浜で簡単にお昼御飯にしようかということになって、フードコートを覗いてみるも、ランチタイム突入ですっかり満席。ハンバーガーが恋しいなーと、上階のクアアイナを覗いてみてもやっぱり満席。
 
ちゃんと腰据えて食べるようなところなら空いてるかなぁ?と更に上階を目指して、4階の「舞浜地ビール工房 Roti's House」に入ってみることにした。舞浜地ビールを供するお店で、夜はロティサリーメニューがあれこれあるみたい。ランチタイムは数種類のメインディッシュに別金額でサラダ・デザート・ドリンクバーがついてくるメニューが主体のようだった。
 
小サイズのランチビールがお手頃価格だったのでそれを頼んで、私は豚肩ロースのトマト煮を。「豚と5種類のキノコ マッシュルーム、舞茸、しめじ、エリンギ、えのきをトマトソースでやわらかく煮込んだ一品」だそうで、ライスかパンがついてきて925円。
 
サラダバーは、定番の葉野菜やトマト、コーン、オニオンスライスなどの他に冷菜的なサラダが数種類と、トマトオニオンスープ、揚げ物3種類(春巻き、チーズボール、トマトコロッケ)、プリンやゼリー、そしてケーキが5種類ほど用意されていた。ソフトクリームもいただけるのがちょっと嬉しい。ソフトドリンクはコーヒー紅茶とウーロン茶、オレンジジュース。
 
6種類ほど、ピルスナーやペールエール、シュバルツなど様々な種類があって、それぞれ賞を受賞しているものもあるそうだけど、ペールエールを選んだだんな、ベルジャンウィートを選んだ私、共通の感想は「……なんか"薄い"よね」というもの。
 
「コリアンダーとオレンジピールを風味付けに使用したフルーティーで爽やかな口当たりが苦味が苦手な方や女性におすすめです」とあったベルジャンウィートは、説明文はまさに「そうだよねそれがベルギーの白ビールだよね」という感じだけれど、なんだかこう、小麦のコクもオレンジとコリアンダーのスパイシーさも今ひとつ物足りないな、と。
 
で、御飯の方もなんというか「普通」なのだった。マカロニサラダとかは「あー、お手頃価格のビジネスホテルの朝御飯で見るようなやつだー」という感じだったり、「イタリアンサラダ」は角切りにされているチーズがいかにも「notモッツァレラチーズ」な外見で、試しにもらってきたらクリームチーズだったり。
 
やっぱり「観光地の飲食店」に大きな期待を抱いちゃダメよね、と思いつつ、用事を済ませてささっと帰って来た。「そういえば舞浜にショップがあったはずー」と思い出してLAZY SUSANのwebサイトで少し前にチェックして「欲しいな」と思っていたジュエリーケース(これ)を買えたのは幸いだったかな。外泊時にアクセサリートレイになるアクセサリーケース、欲しかったのよね。
チーズ(ヴィンテージチェダー)
餃子(お総菜)
牛肉とエリンギ、ピーマンのオイスターソース炒め
豚ひきとキャベツのスープ
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
夕飯は、特売の牛肉や豚ひき肉を使い、ありものの野菜と合わせてささっと。
 
アメリカ産の牛ステーキ肉は、棒切りにしてエリンギ、ピーマンと合わせて中華炒め。
「黒胡椒が効いたオイスターソース炒めみたいなのが食べたいです」
中華炒めなのでだんなが作ってくれますかー?とお願いしたら、ささっと作ってくれた。中華炒めは、だんなが作ってくれる方が、なんでかやっぱり数段美味しいのだ。
 
豚ひきは刻みにんにくと共に胡麻油で軽く炒めてざく切りキャベツを加え、熱湯注いで顆粒とんこつスープを少々。塩と少量の薄口醤油、炒り胡麻、最後に胡麻油ひとたらしでできあがり。今日の夕飯、私が作ったのはこれだけだったな……と、今更気付いてみた。
 
今日は息子の帰りも若干早かったので(昨日は9時過ぎ帰宅だったから待てずに先に食べていた私たち)、家族揃っての夕御飯。そういえばこれもあったんでした、と、中華総菜屋の餃子(金曜夜に買ってきたやつ……)も出したら、なかなかボリュームのある夕食になった。

2014年10月25日土曜日

お昼はタコライス

自家製ベーコン入りラピュタトースト
カフェオレ
土曜日だけど、5時起きの朝。
 
学校行事のために6時に家を出る息子のために2種類のサンドイッチ(チーズメンチサンド、卵野菜サンド)を支度して水筒にお茶を詰め、息子の分の朝食は「お昼がパンだしなー」とベーコンエッグ丼とミニサイズのロールキャベツ1個を用意。
 
息子を見送ってから軽く二度寝して、8時過ぎにだんなと2人朝御飯にした。
 
私たちの朝御飯は、昨日神戸屋の見切り品を買ってきた食パン「神戸屋スペシャル」を使ってのラピュタトースト。自家製ベーコンをスライスして炙ったものも使った豪華版「目玉焼きトースト」にして、カフェオレと共にもぐもぐ。
 
引っ越しまでの数少ない週末(何しろ週明けからだんな、2週間近くの海外出張に行っちゃうから……)、有効に使わないとねと今日は屋外倉庫の片付けをする予定。
タコライス
アサヒのレモネード 特濃
お昼御飯は冷凍庫整理を兼ねてタコライス。
 
タコスミート用の「タコスパイス」は多くが500gの肉を用意して使い切るタイプのものだから、半端な量作るよりは500g量で作ってしまって冷凍することが多い我が家。
 
その冷凍タコミートが冷凍庫にあったのを思い出して、「レタスとトマトもあるじゃん。シュレッドチーズだけあれば大丈夫じゃん」と、午前中用事を済ませに出かけていただんなにチーズ購入のお遣いだけお願いしてみた。
 
温かい御飯の周囲に千切りレタス、御飯の上にシュレッドチーズ、その上にあつあつタコミート(その順で重ねるとチーズが良い具合に溶ける)。上にトマトと、飾りチーズを少々。
 
久しぶりのタコライスは御飯少なめでもかなりの食べ応えがあって良い感じ。野菜たっぷり、肉もたっぷりで、たいそう満足。
 
お供の飲み物は、先日見かけて買ってきた「アサヒのレモネード 特濃」を開けてみたのだけど、「濃い」というより「苦い」感じで、ちょっといまいち……。こんなにえぐい味じゃなくても濃厚な方向のレモネードってあるんだけどなぁ……と思いつつ、でもタコライスとレモネードは悪くはない組み合わせだったかな。
ちぎりキャベツのうまたれかけ
ポテトサラダ
金目鯛の煮付け・ぶりの西京焼き
白子のねぎぽん
蒸し鶏のねぎソース(お総菜)
自家製いくら
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
日本酒(千葉 梅一輪酒造 秘蔵酒 純米吟醸 5年古酒)
日本酒(大阪 山野酒造 富楼那 純米大吟醸 袋吊り雫酒 斗瓶囲い 無濾過原酒)
午後は数時間かけて不要品の整理。
 
「5年使っていないものは潔く捨てよう」を目安に、一度物入れの中身を全部出して、仕分けして「あとは搬出するだけ」の状態にしてまた戻す。100cm超のクリスマスツリーもあったけど、それも処分することにした。1年に1ヶ月程度しか飾らない季節ものに収納場所取られるのは、正直しんどいなー、と。部屋にスペースが案外できて、「でっかいツリーを飾りたい!」ってなったらIKEAあたりで生木ツリーを買ってくるのも一つの手段かな、と……。
 
埃だらけになってへとへとに疲れたところで「これが最後の買い置きですよ」の「みかん氷」を食べて、お風呂も済ませて、あとはだらだら夕御飯。
 
昨日、閉店間際の魚屋さんで買ってきた見切り品の金目鯛を長ねぎと生姜と一緒に煮付けにして、白子はさっと茹でて「ねぎぽん」で。これも一緒に買ってきたいくらは、昨日のうちに醤油漬けに加工しておいたもの。あとは先日、伊豆で買ってきたぶりの西京漬けをうっかり食べ忘れていたので、「大丈夫だよね……真空パックなってるしね……」と焼いてしまうことにして、「魚祭り」な食卓になった。
 
蒸し鶏のねぎソースは中華総菜屋さんの見切り品。1パック800円ほどの弁当や総菜類が閉店間近になると3パックで1080円になるので、「これは見逃せない!」と餃子などと共に買ってきたのだった。
 
というわけで、あまり支度の手間をかけず、でもなかなか良い感じに美味しい肴をあれこれ並べて日本酒の夜。日本シリーズ初日ということで、居間のテレビで野球を見ながらのんびりいただいた。
 
まずはビール!とビール350ml缶開けた後に、既に半分ほど飲んでいた古酒を飲み干して、「ぜんぜんたりないー」と、だんなお勧めの大阪の蔵「山野酒造」の「富楼那(ふるな)」を引き続き。純米吟醸の無濾過原酒、とろんと濃厚芳醇な口当たりと良い香りで、たいそう美味しいお酒だった。いかん、これは美味しい、いかん……と、4合瓶がいつのまにか空っぽに。野球も良い感じに阪神が勝っていて、状況的にもとても美味しいお酒だった。
 
んで、疲れもあってすっぱり酔っ払い。久しぶりの(軽い)二日酔いコースになったのだった。

2014年10月24日金曜日

ネパール餃子「モモ」

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ツナフランス
自家製アップルパイ
カフェオレ
明日明後日と、息子は学校行事予定。
「準備があるから、金土日の3日は、家を出るの6時になるよー」
と昨日言われて「ふぁっ!?」となった。
 
それ、まともにお弁当用意するとなったら起きるのは5時かもっと早くにしなきゃいけない感じ。明日明後日はパパッと食べることになるから軽食でかまわないと言われたので、じゃあ今日はうどんでいいかな、明日明後日は片手で食べられるようなサンドイッチかおにぎりで……と画策。昨日、それから天ぷらを買いに行った。
 
  • うどん(あつあつ)
  • 人参のかき揚げ
  • かにかまちくわ揚げ
  • 麦茶
 
何の工夫もないけど、いつも通りに2玉のうどんに、スープジャーに詰めた温かいだし。天ぷらは2種類、人参のかき揚げと、長いかにかまにをちくわに通した謎天ぷらと。
 
朝御飯は、天ぷらと一緒にスーパーで買ってきたスーパー併設パン屋さんのツナフランス。あと、昨日冷凍庫整理をした時に使いさしの冷凍パイ生地が出てきたので、「あ、これ食べちゃおう」と急遽作ったアップルパイ。
 
解凍して真四角に切ったパイ生地に自家製のシュトゥルーデル風アップルジャムを適量乗せて2つ折りにし、きっちり閉じて卵液塗って焼いただけの至極簡単なもので、でもなかなか良い感じにできあがった。
 
冷凍パイ生地、安い時に買ってストックしておくと便利かも。ミートパイとか作りたいなー。
稲毛 「Shiba」にて
 チキンソテイ
 モモ
 チキンカレー(大盛)
 瓶ビール(アサヒ・キリン)
今日は一日調べ物したり、片付けをしてみたり、ばたばたと。
実のところ引っ越しは嫌いじゃないのだけど(これを機に色々捨てられるし、整理できるし、新しい家具を買う検討もできるし)、でもやることは山盛りに増えるわけで、日常の生活を送りながら並行して準備を進めていくというのはなかなか大変。
 
夕飯どうしようかなー簡単にしちゃおうかなーと悩んでいるところで、「夕飯までに帰れそう」とだんなから連絡があり、結局「外で食べちゃおう」ということに。この街を離れることになるから(と言っても引っ越し先はほんの数駅しか離れてなかったりするんだけど、それでも)今のうちに「地元の味」を堪能しましょうと、「カレーレストラン シバ」に行くことにした。
 
夜に来たのは初めてだったかもしれないカレー屋さん。せっかくだから、セットカレーではなくて、ビール飲みながらおつまみつまみましょうかと、インド風フライドチキン「チキンソテイ」と、ネパール餃子「モモ」を注文してみた。
 
稲毛「Shiba」にて、ビールのお供にチキンソテイ。 「皮無しの鶏むね肉」を使っているところがいかにもな感じのスパイシーなフライドチキン。
 
辛さはなくて、ただほのかに、良い感じにスパイシーなので、たいそう良い感じのビールのアテになってくれた。
 
皮も自家製なのだという「モモ」は、一番上の写真。
 
公式サイトの「ネパール版包子的蒸し餃子…!?「モモ」 」という記事に詳しい紹介がされていた「モモ」、見た目は小ぶりの小籠包のよう。
 
でもこちらもスパイスがしっかり効いていて、肉汁は肉の脂身由来のものではなく「ギー」を使っているらしい。良い意味で「ケダモノ臭さ」があって、添えられたチャツネ風のソースも美味しかった。ソースはほんのりプラムのような、梅味噌のような味。多分、お店自家製の「ベイチ梅漬け」(これ)がベースになっているんじゃないかな?と。美味しかった。
 
稲毛「Shiba」にて、シメは定番チキンカレー。クローブたっぷり。 そんな感じに晩酌を楽しんだので、シメは軽くていいねとチキンカレーを大盛にしてもらって2人で半分こ。
 
黒々としたカレーは、じゃがいもや人参もごろごろと入っていて、ちょっとびっくりするくらいに濃厚なクローブの風味。
 
このカレーに限らず、ここのカレーは多少の体調不良(胃腸の不調とか軽い風邪とか)は吹き飛ばす感があるのだけど、私にとっては、その最たるものがこのチキンカレーという感じ。
 
きっとラムカレーあたりもすごく美味しいのだろうけど、ラムカレーには「激辛」の文字がついているので、これはなかなか手が出せないメニューなのだった。勇気を出して次回はラムカレーを食べてみようかな。なんだかんだ、引っ越してからもちょいちょい食べに来てしまいそうな予感。