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2022年11月3日木曜日

熱海に来たよ

小田原漁港で海鮮丼!うまー!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
チーズトースト
岩泉ヨーグルト w/ストロベリージャム
カフェオレ
なんでも、予定していた出張が流れたそうで、だから急遽、4日に有休を取ることにしましたーと、1週間前のだんな。
 
熱海にでも行きませんかと言われ、貴重な平日休み、しかも今は絶賛、全国旅行支援の期間中。
 
えー、じゃあ、行きたかった脱出ゲーム行く?どこか泊まる?ってことになって慌ただしく、満室が多かった熱海ホテル群の中から適当な宿を予約して、今朝はまずいざ小田原へ。
 
早め昼食の予定だから、朝はさらっとトーストとヨーグルトくらいにしておいた。
小田原魚市場「魚市場食堂」にて
 小田原丼 \2100
「お昼は早川漁港に行こうと思います」
と、だんな。
 
途中少しだけ渋滞に引っかかったものの、2時間ほどで無事、目指す早川漁港(小田原魚市場)に着くことができた。
 
だんなは友人たちと何度か来ている店らしい。
熱海のスパ施設も併せて、どちらも良いところだから「おゆきさんをいつか連れて来なきゃと思ってました」なんですって。
 
上階のあそこがお店で、店頭には既に長い列が。魚市場食堂」は、市場の2階にある唯一(多分)の食堂。
 
開店は10時で、10時を少し過ぎた頃に着くと、店頭にはすでにけっこうな行列ができていた。
 
でも並んだのは15分くらいで済んだかな。
セルフサービス式で、料理はさくさく出てきて回転も良い感じ。
 
魅惑的な定食だらけで、ほんとに……。 こんな感じに、定食はどれもこれもが魅力的。
 
「何が美味しいの?」とだんなに聞いたら、「全部」って言われた。
 
名物は海鮮丼だけれど、でもフライや煮付けなども、全部が美味しいのだそうで。
 
悩みに悩んだ末、私は限定25食くらいなのであるらしい「小田原丼」をいただいてみることにした。
 
ちなみにぐるなびのクーポンで、汁物が変更できたり小付1品ついてきたりの素敵なサービス。
 
小田原丼は最初からつみれ汁がついてくるそうで、小付にしてもらった。増えたのは、しらすのおろし和え、かな。多分。
 
小田原、早川漁港の名物小田原丼。鯵の骨せんべいまで乗ってる。 掲示されていた「本日のお魚」は、カツオ・サワラ・スズキ・カンパチとのこと。
 
それ以外にも、まぐろの赤身、ブリ、ホタテ、イカ、イクラ、アジ、しらす、玉子焼き、そしてアジの骨煎餅がどーんと頭まで1尾分!
 
ひじきの煮物とアジのつみれ汁、柴漬けのセットで2100円は案外お安いかも?と思える充実の内容だった。
 
正直刺身は、安くて美味しいものをお馴染みの「角上魚類」のものを食べ付けているので、わざわざ漁港で食べなくても……?なんて思ってしまっていたのだけど、全部美味しい!
 
特に本日のお魚のサワラやスズキ、カンパチあたりが本当に良かった。アジもぷりぷりで脂乗ってて美味しかったし。頭までばりぼり食べられた骨煎餅も最高だった。
 
こちらも素敵な内容でした。「大漁定食」2200円。 そしてだんなは大漁定食、2200円。
 
フライ3種、お刺身、小鉢、香物、味噌汁、御飯という内容とのことで、フライは海老とアジ2尾?アジと別の魚?お刺身はマグロとブリ、小鉢は金目鯛の煮付け!豪華!
 
私の刺身をいくらかあげる代わりにフライや煮付けを味見させてもらったのだけど、フライはさくさく肉厚で、金目鯛もほろりと煮えて、こちらも文句無しの美味しさ。
 
「何食べても美味しいよ」とだんなが言っていたのは本当、その通りで、"市場定食"はフライに刺身に"冬季限定ぶり大根"だそう。
 
上刺身定食になると刺身が地魚姿造り盛りであじフライやあら汁がついてくる。
 
海鮮好きなら極楽なメニューの数々、到着しても店を出る時にも店頭にはお客さんが20人ほどは列を成していて、その人気も納得の美味しさだった。
 
ここから熱海までは湾岸の道路を40分くらい。
熱海「オーシャンスパ Fuua」内「渚の熱海プリン」の
 渚のプリンソフト \800
そして午前中のうちに熱海についた私たちは、まずは「リアル脱出ゲーム 対 ゴジラ 対 熱海ベイリゾート後楽園「ゴジラ迫るホテルからの脱出」」に挑戦しに。
 
本当はホテルに泊まりながら謎を解く系の脱出ゲームだけれど、宿泊プランがびっくりするほどお高くて(2人で8万円とかしてた)2食つきとはいえちょっとね……と宿泊は諦めて、謎解きの基本線は同じだけど演出などが異なるらしい、日帰りプランで挑戦してきた。
 
途中、ホテル併設の「オーシャンスパ Fuua」(ここは明日来る予定)も探索対象で、そこには今回の熱海旅行の目的の1つ、「熱海プリン」の4店舗中の1店舗「渚の熱海プリン」もあって。
 
熱海がゴジラ襲来の危機に晒されている状態ではあったのだけど、プリンは大事だよね!と、プリン休憩をしてきた。
 
悩んだ末に私が食べたのは、プリンじゃなくてソフトクリームパフェだったりしたけれど(だんなはブレずにプリン食べてた)。
 
謎解き合間に「熱海プリン」のパフェ休憩。 この店舗オリジナル品の「渚のプリンソフト」は、海の青色がとても綺麗なソフトクリームパフェ。
 
品名にプリンはあるけどプリン要素は無い感じ。
 
青い海と白い浜辺。ライチを隠し味に加えたブルーハワイ味のゼリーに濃厚ミルクソフトをトッピングしたきれいな海辺にぴったりの渚のソフトクリーム。
ソフトクリームの浜辺でんびりしている“ SO キュート”なカバさんと一緒に レッツGOバカンス!
 
だそうで、 パラソルの下、水着姿のカバさん(このプリン屋さん、キャラクターがカバですごくかわいい)の紙細工がついている。
 
ミルク味濃厚で綺麗な青色ゼリーも優しい風味で良い感じ。
 
熱海プリンは、4店舗中3店舗行ってスタンプ集めたらオリジナルマグネットプレゼントだそうで、早速1個めのLINEスタンプをゲットしたのだった。
 
そして熱海の治安は守ってきました。 そしてめでたく熱海の治安を守ることにも成功し、謎解き難易度も、「2人で考えればわかる」くらいの適度な塩梅。
 
久々の脱出ゲーム、楽しかった。
 
で、今日のお宿はかつて台場にあった大江戸温泉物語の系列の「熱海温泉 あたみ」。
 
アップグレードの最上階ツイン部屋で2食つき夕食70分アルコール飲み放題つきで、通常価格2人で4万円弱が、旅行支援で3万円弱に。更に電子クーポンも6000円分いただけるということで、なかなか幸せだった……かな。
 
初めてこの系列に泊まってみた結果、定価では来ないかなあ……?という感じではあったけど(平日のお安い部屋なら2食つき2人で2万円弱くらいらしい)、でもグレードアッププランで良いお部屋だったし温泉も良かった。
 
「熱海温泉 あたみ」、のアップグレードツインルーム。マッサージチェアが……! 最上階の洋室ツインベッドの部屋は、入った視線の先に、黒い異形。
 
「え?なにこれ」
「マッサージチェアだ!」
「なんでこんなものが、お部屋に……」
 
困惑する私たち。
 
シンプルながらソファがあったり冷蔵庫は冷凍庫つきだったり。 部屋には浴室は無く、トイレだけ。
 
でも大きなソファにそこそこサイズの液晶テレビ、冷蔵庫は2ドアで冷凍庫つき。
 
ライティングデスクが無いのはちょっと使い勝手が悪かったものの、電源の口はそこそこの数あったし、窓右手に海もよく見えて、なかなか良いお部屋だった。
 
そして到着早々、2階の大浴場に。
 
露天と案内にはあったけれど、半露天……どころか半半露天くらいな感じ?外気は入ってくるもののあまり開放感はなく、ガラス張りのそう大きくない窓には「マジックミラーです外からは見えません」の文字。
 
でも浴槽自体は広々としていて、清潔感もあり、化粧水などのアメニティも充分。
 
僅かに薄茶色のお湯は海辺の温泉らしくかなりしょっぱくて、身体がぽかぽかと温まる良いお湯だった。
熱海「熱海温泉 あたみ」にて
 夕食ブッフェ&飲み放題
夕食は7階の食堂でのブッフェスタイル。
 
5時スタートで、終了は8時半頃の90分制。6時頃に行こうかなんて言っていたら、館内放送で満席になったからタイミングずらして来てねなんて案内があって、だからちょっとゆるゆるめに向かってみた。
 
もう第一陣が去った後という感じでいくらかのんびりできたし、70分飲み放題は、「最初にドリンクカウンターに貰いに行ってから70分」とのことで、最初に料理をひと通り取ってからのスタートで良いらしく、思ったよりも余裕をもって飲めたなとは。
 
夕食の飲み放題はこんな感じ。 ただ選択肢はあまり振るわなくて、ビールはアサヒスーパードライ、日本酒も焼酎もいまいち、サワーも、もうちょっとこう……最近の居酒屋のだってもう少しケミカルじゃない方向なんだけどなー……という風なもので。
 
スーパードライが苦手な私たちは、さてどうしたものかとサワー貰って甘さに閉口した後に焼酎のソーダ割りを貰って割ってみたりして、調節しながら楽しんだ。
 
お料理は色々ありました。天ぷらが美味しかった。 料理は色々、子供が好みそうな焼きそば、カレー、パスタ、ピザ、オムライスなどから、酒の肴系、刺身盛り、お寿司もいくつか。
 
目の前で次々調理してくれるのは、サーロインステーキ(ただし牛脂注入系のもので味はいまいち)、天ぷら(海老、アジ、オクラ、さつまいも、舞茸など)あたり。
 
秋鮭と金目鯛のスプリングロール、オータムニソワーズサラダ、ぶりの照り焼き、富士山サーモンのベシャメル焼き、といった目玉料理はそれなりに手が込んだ美味しいものだったけれど、もういかにも業務用のものをそのまま出しましたみたいな品もけっこうあったという印象。
 
最終的には、舞茸の天ぷらばかりつついていた感じ。
 
ちょっとブームが去った感じの植木鉢チョコスイーツなどもあったり でも、デザートも色々、ソフトクリームマシンなんかもあったりして。
 
いかにもな業務用冷凍ケーキ的なのもあったけれど、総料理長オリジナルメニューの、「ブルーチーズとドライフルーツの最中」だとか、チョコクリームの上にチョコクッキーを砕いて散らした「ショコラプランター」なるものがあったりと、ちょっと面白いものもいくつか。
 
料理は総じて、ガスト系ニラックスのファミリー向けブッフェと大差無い……というか、むしろ1段ショボくした風な感もあったりなかったり。せめてニラックスレベルを少し越えるくらいだと嬉しかったのだけれども。
 
でもお宿の目玉はお風呂であり、お部屋のマッサージチェアなので。
 
あんま王Ⅱ」というすごいネーミングのそのマッサージチェアは、大浴場フロアにも置かれていて、15分利用で300円とのこと。
 
無重力モードとかストレッチモードとかリラックスモードなどの設定があって、手首から肘まで、足首から膝までもマッサージしてくれる。
 
無重力モードは身体がほぼ仰向けになるまで傾いて、本当に宙に浮いているような心地良さで。
 
今日は昨日のジムの疲労がいくらか残っていて、「Sさんめ……」なんて言いながらよろよろ階段を上っていたところだったから、ふくらはぎマッサージが至福の心地良さだった。
 
最近のマッサージチェアって、すごいなあ。感激しました。

2020年11月22日日曜日

クラゲを愛でに

ビアパブお昼御飯。なんてまあ幸せなこのプレート!
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「Le Petit Mecs」の
 栗のデニッシュ \350
 コーンパン \380 スライス
ヨーグルト(チチヤス 瀬戸内みかん)
カフェオレ
今朝は、昨日に続いて「Le Petit Mecs」のパンを。
 
飽きもせず最近の私は栗ものばかり選んでしまっていて、今朝も栗のデニッシュを。
 
濃厚なマロンペーストの他に、ベリー系のジャムも下に少し潜んでいて、その甘酸っぱさが悪くなかった。コーンパンも、カンパーニュ風の固めの生地にホールコーンがざっくざく入っていて良い感じ。
 
さて、今日はちょっと電車に乗って遠くにお出かけ。
"いい夫婦の日"らしいし、だんなとデート~。(←は、昨日あたりに初めて気付いて、あーそーなのねーと思っただけだったりして)
藤沢「MOKICHI CRAFTBEER」にて
 スペシャルランチプレート \2200
 ビール(レモングラスホッパー パイント) \900
今日の目的地は江の島で、夕方の予定から逆算するに、藤沢あたりで昼御飯を摂ってから行くのが良いかなあと。
 
計画を立てていたのは2週間ほど前の事で、まだGo To Eatの予約ポイント付与中で。
だったらどこかに予約して行こうと、美味しそうなお店を探していて見つけたのが、藤沢駅からほど近い、「MOKICHI CRAFTBEER」というお店だった。
 
母体は湘南で日本酒を醸している「熊澤酒造」で、そこのビールが生でいただけるアンテナショップという形。
 
事前に調べていたスペシャルランチがとても美味しそうで、だんなも私もそれにして、ビールも当然、パイントサイズで。
 
料理は、「本日のお肉料理と、お魚料理、カプレーゼ、本日のお魚前菜、シェフのオススメ野菜料理3種、計7品のスペシャルランチ 食後にデザートとドリンク付」というもので、ローズマリー風味の自家製フォカッチャもお代わり無料。
 
レモングラス風味の白ビールはとても好みな味わいで、だんなの頼んだアンバーロースターもいーい感じにコクのあるブラウンエール。
 
「やばい、これ、幸せだ、すごい幸せ」
と言いつつビール飲み飲み待っていればこれまた幸せなプレートがやってきて、大満足なお昼御飯だった。
 
今日の料理は、
  • フルーツカプレーゼ
  • さつまいものマッシュ
  • キャロットラペ
  • ミニ赤大根のマリネ
  • 鮪の炙り ごぼうのソース
  • フライドフィッシュ
  • 鶏もものガランティーヌ
 
という内容で、見た目以上に食べ応えしっかり。
 
野菜がどれも美味しくて、そしてふわっと衣のフィッシュフライは揚げたてさくさく。全体的に野菜が多めで、その野菜がどれも美味しいというのが素晴らしくて。
 
「神奈川のGoTo食事券使えるって。このお店」
「神奈川は食事券の販売、中止するってニュース流れてたけど……ああ、中止は連休明けなんだ、まだ買えるね」
「じゃあ買っちゃおう、ここの支払いでどうせ半分くらい飛ぶし」
 
デザートがチェーというのも、面白かったです。白玉♪ なんて流れでさくっと神奈川の食事券まで買ってしまい(まあ期間内に中華街とか行くでしょう、きっと)、というかこのお店でだらだらビール飲みながらアラカルト摘んだりするのもしてみたいと思った。
 
そしてデザートも一風変わっていて、今日は黒米と白玉のチェー、ですって。
 
優しい甘さで牛乳粥みたいな感じ?ソースも黒蜜っぽくて和風な感じ。
 
そして食後は「新江ノ島水族館」に。
 
今年の夏に入場券が格安で出ていたのを買っていたのだけど、なかなか来られずにいたもので、有効期限が迫る中、そろそろ行かないとねという今日のお出かけだったりした。
 
折良く昨日、公式twitterで「季節外れの南風で、 奇しくも美しい生き物たちが本日クラゲサイエンスへとお目見えです」なんてアナウンスもあって、今日は初めて見るクラゲやウミウシを愛でてくることができた。
 
「今日も!今日も展示してるって!」
と向かう江ノ電で最新のtweet確認して浮き足立っていた私。
 
案外ちっちゃかった、カツオノエボシ。ものすごい毒を持ってるクラゲですよー。 というわけで、初めて肉眼で拝むことができた、カツオノエボシ。
 
日本近海に居るクラゲで猛毒と言えばカツオノエボシかハブクラゲかってくらいに挙げられるこのクラゲは、でもとてつもなく綺麗。
 
勾玉みたいな形の浮き袋に青と黄色の触手が繊細で美しく、他のクラゲの構造とは全く違う風貌で。
 
袋の横幅が5cmほどしかなく、想像していた半分くらいのサイズしかない、すごく可愛いクラゲだった。
 
ギンカクラゲ。これも不思議な見た目をしていて。 これも南風と共にやってきたのであるらしい、ギンカクラゲ。
 
上から見ると、その名のように「銀貨」のように見えるらしい。
 
ウミブドウみたいな粒々した青い触手を持っていて、そしてこのクラゲ、ポリプ(=クラゲの子供)sの群体なんですって。
 
こちらも一度見てみたかった、アオミノウミウシ。ドラゴンみたいな造形美。 そしてこちら、アオミノウミウシ。
 
以前、「プルプルブルーな水中捕食世界、アオミノウミウシがギンカクラゲを食べる映像」という記事を見て「なんだこのドラゴンみたいなかっこいいウミウシは!?」とずっと気になっていたこの生き物、なんとカツオノエボシも食べちゃうらしい。
 
サイズは本当に可愛らしく、これまた想像の半分以下ほどしかない、小指の先ほどのウミウシだったけれど、でもなんとも恰好良かった。人が少なくなったタイミングを見計らって、何度も水槽に貼り付いていた私。
 
アカクラゲに似てるけど、もっとふわふわな、クリサオラ・プロカミア。 他にも今日は魅力的なクラゲにいーっぱい会えた。
 
さすが関東最大のクラゲ飼育水族館。飼育種類もその美しさも、他の追随を許さないという感じで。
 
こちらはクリサオラ・プロカミア。傘の感じはアカクラゲにとても良く似てるけど、口腕の華やかさが全然違って、こちらはフリルが派手でもちもちしてる感じ?
 
華やかで大きくて、とても綺麗なクラゲだった。
 
タコクラゲ的な可愛い造形のリクノリーザ・ルサーナ 丸っこくでむちむち可愛いこちらは「リクノリーザ・ルサーナ」。
 
ふわふわ短めな口腕の隙間には、野生では様々な生き物が隠れ住んだりしてるんですって。
 
昔は居なかったクラゲだよなあと思ったら、2年前に「加茂水族館の協力により“えのすい”初展示」が始まっていたクラゲだったそうで。
 
くずきりみたいな口腕が特徴的なインドネシアシーネットル。 こちらは立派なサイズの個体が実に優雅だった、インドネシアシーネットル。
 
口腕がくずきりみたいな艶やかさで、ふわふわひらひら、とっても綺麗。
 
写真撮影は、小さなクラゲや透明感が強い種類はスマホが自動補正つきで間違いなく撮れるのだけど、こういう大きなクラゲはミラーレスで撮る方が断然綺麗。
 
綺麗な1枚の裏には失敗写真が10倍くらいあったりするけど、今日も綺麗なクラゲが撮れました。満足。
 
儚げなふよふよ、アトランティックシーネットル。 大体いっつも触手が絡まって残念な事になっているアトランティックシーネットルも今日はなかなかお元気で。
 
アマクサクラゲとそっくりで、毎回わからなくなるこのクラゲ。
 
アマクサクラゲとの違いは、「アマクサクラゲのように傘や口腕に目立った刺胞塊はありませんが、口腕の付け根が赤く色づく個体がいることがあります」とか、「見分けるのは傘にある矢印のようなマーク。アマクサクラゲにはありません」あたりみたい。
 
なるほど、矢印マーク。覚えたわ。
 
スマホでも頑張ればこのくらいは。チョウクラゲ。 そして最後のこの子はチョウクラゲ。
 
その名の通り、蝶々のように時々はばたく風に動く透明なクラゲは、3cmほどしかない可愛いサイズ。
 
スマホで頑張って寄ったら、こんな感じに綺麗に撮れた。
 
他にも、撮影どころか視認さえ難しいレベルの、コモチカギノテクラゲとかシロクラゲとかオビクラゲとかシダレザクラクラゲ、それに安定のミズクラゲ、アカクラゲ、パシフィックシーネットル、タコクラゲ、ブルージェリーフィッシュ、京都でも見たキャノンボールジェリー等々、本当に充実のクラゲ展示。
 
カメラを構えている時はブレないように息を止めているものだから、最後は比喩ではなく息切れしてしまいつつ、えのすいならではの深海系展示や、"しんかい2000"の実物も拝んできた。
 
千葉の我が家からだとどうしても片道2時間、往復3000円。
それでも年パス買ってしまいたくなるくらいには素敵なえのすいの魅力は相変わらず健在だった。あーしあわせー。
品川「PIZZAMAN TOKYO」にて
 切り出し生ハム2種盛 ハーフ \1100
 バーニャカウダ \1200
 トリュフ香るローストチキン Pizza \1850
 自家製プリン 2×\500
 生ビール 3×\700
 苺のサングリア \700
そして東海道線で藤沢から品川へ。
 
夕飯はこれまたお昼同様Go To Eatの事前予約のポイントゲットつきで、品川アトレの「PIZZAMAN TOKYO」に。
 
夏に共同購入クーポン使って食べたこのお店、2000円分の食事券がまだ手元にあってその期限が間近だったこともあって、その消費をしましょうということで。なんだかんだで割引やらポイントやらで半額相当くらいになってくれた早め軽めの夕御飯。
 
日曜の夕方、レストランはけっこうな混雑でした。ちょっとびっくり。 ともかくも、おつかれさまでしたー、と生ハムとバーニャカウダとビールで乾杯した。
 
やっぱり駅ビル価格なのか?お酒は高めという印象。
 
「一昨日のインド料理は、定価が同じで分量倍だったもんね」
「それが半額で飲めたんだから幸せだったわ」
なんて言いつつ、軽めサイズのビールを飲みつつ、その後には苺のサングリアもいただきつつ。
 
季節メニューの、トリュフ風味のローストチキンのピザをもぐもぐ。 ピッツァは季節メニューだった、「トリュフ香るローストチキンPizza 半熟玉子のせ」を。
 
チキンにアスパラにトマト、スライストリュフと真ん中に温泉卵。
 
多分トリュフオイルも使っているのだと思う、全体からほわほわとトリュフの香りが漂う、リッチなピッツァだった。
 
全体的にお値段高めな感はあるけれど、ピッツァはちゃんと美味しいこのお店、ランチに使ってぱぱっとピッツァをいただくような使い方が良いのかなー。
 
旗がついているのがとてもキュートなプリンでした。ねっちり濃厚。 でも、自家製プリンが気になってしまって、最後にこれも1人1個いただいてきた。
 
多分このプリン、カタラーナ風の作り方なのだと思う(お店のジャンル的にはイタリア料理店になるらしいし)。
 
卵の味が濃厚で、ねっちりどっしり、小麦粉が入っている風なしっかりめの口当たり。
 
上に店名ロゴつきの旗が立っているのがなんとも可愛らしかった。
 
どうも最近、プリンの文字を見ると注文せずにはいられない病にかかっているようで。
 
帰宅してみれば、今日の大阪の新規感染者数が490人にもなったということで、本格的にGoTo見直しも始まるらしく。
 
正直、もう4~5月の時みたいな緊急事態宣言は勘弁だわあと思っている私。

2019年5月18日土曜日

橫浜女子会。

この週末は橫浜で女子会。夕飯に「謝甜記」のお粥を。
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「HEART BREAD ANTIQUE」の
 カスタードホイップコロネ \205
コーンパンとかチーズパンとか
アイスカフェオレ
朝御飯は家族揃って、手持ちに少しずつ残っていたパンをつまみつつ、昨日買い足したのは地元のイオンモール内の「HEART BREAD ANTIQUE」で買ってきたカスタードコロネとかチョココロネ。私はカスタードコロネにした。
 
とろんと柔らかなクリームで、ちょっと洋酒の香りが強めのクリーム。口当たりは良いけど、好みな方向とはちょっと違ったクリームだった。残念。
 
そして私はこの週末女子会で、いそいそと橫浜にお出かけ。
橫浜ポルタ内「吾照里」にて
 モーニング ヘルシービビンバ \500
当初11時集合予定だったのだけど、遠方から毎度参加のSちゃんが「2本早い電車に乗れてしまったら橫浜に30分早く着いてしまいそう」とのことで、都内のRちゃんと私は「大丈夫、早く行けるよ」と急遽10時半集合に。
 
12時には食事を終えたいところだったので、どこか飲食店に入ってしまおうかと地下街あたりを歩いたものの、10時台ではカフェ的なお店かファストフードしかさすがに空いておらず、11時までお店とか見て待とうかねと言っていたところで「吾照里」という韓国料理屋さんを見つけた。
 
ここ、モーニングセットを提供していて、ドリンクバーつき全品500円。野菜サラダのセットや焼き肉セットみたいなのもあって、これは嬉しいねと、ここに入ってしまうことにした。期せずしてお安く済んだ昼御飯。
 
橫浜「吾照里」であさごはん。500円♪ 全員選んだのは「ヘルシービビンバ」。
 
ヘルシーと言いつつも、御飯の上にはナムルの他に温泉卵と肉そぼろもちゃんと乗ってるし(黒いのは韓国海苔)、わかめスープの他に更に3種の惣菜がついてきた。
 
オイキムチっぽいのと、わかめときゅうりの和え物、さして辛くはなかった、ちくわのコチュジャン和え。
 
ポットが並んだドリンクバーにはジュース類の他にアイスとホットのコーン茶もあったので、私はもっぱらそれをごくごく。
 
味は、まあ普通だったけれども、値段を思うと上々な内容だった。
 
そしてお昼から、「横浜ヒミツキチオブスクラップ」で「ハートの女王からの脱出」と「Escape from The NINE ROOMS」に立て続けに挑戦。
 
私はどちらも挑戦済の演目(でもどっちも脱出失敗しているし、NINE ROOMSは最後の謎が解けてない状態)で、しかも再挑戦可能な演目だったので、もう一回遊んできた。
 
ハートの女王様は今日も可愛らしかったし(参加者少なめで暇だったのか、けっこう長いこと相手してくださった……女王のお部屋から出てきて仁王立ちしたりしてたし……あ、女王様出てきた!と見てたら「何、見てるのよ!」とか言ってくるし……)、私は謎の子細を知っている分、細かいところを改めて楽しめたし。手軽な30分脱出で、これは楽しい演目。
 
そしてNINE ROOMSは、前回、ほんとに良いところまで行ってたんだなと、なんでそこに思い至らなかったのかなという感じで、終盤の謎も軽やかにクリア。
これもほんとに、「これぞリアル脱出ゲーム」という感じで素晴らしい。2人とかでもそこそこ詰まらず楽しめるという思うので、友達や恋人ときゃっきゃしながら遊べる素敵な演目。こちらは今日ほぼ全ての時間帯が完売状態で、やっぱり人気があるらしかった。
 
そして同フロアにある春からの新スポット「うんこミュージアム YOKOHAMA」は、これまた入場口にずらりと行列ができる人気ぶり。すごいなー。
橫浜中華街「謝甜記 貮号店」にて
 梅味噌付き鶏の唐揚げ 6pcs \1360
 じゃが麻婆 \700
 古老肉(酢豚) 中皿 \1810
 牛肚粥 中碗 \790
 什錦魚生粥 中碗 \620
 三鮮粥 \740
 
横浜中華街「鵬天閣」の
 焼き小籠包(豚肉3個と海鮮3個セット) \980
 
ホテルの部屋で
 「金陵」の焼味盛り
 ビール(よなよな)
今日のお宿は、関内駅近くのトリプルベッドプランのビジネスホテル。1泊7000円ほどとそこそこお安くて良い感じ。
 
ちょっと早いけど、と向かってみたらチェックイン時間より30分以上早かったのに部屋に通してくれて、しばらく部屋でごろごろしてから「やっぱり夕飯は中華街よねー」とてくてく歩いて中華街まで行ってきた。
 
Sちゃんたっての希望で「前に行って美味しかったからまた行きたい!」とのことで、お粥で有名な「謝甜記 貮号店」に。ずーっと昔に本店でお粥は食べたことがあるけど、今は二号店もあって、アラカルトメニューもたくさんあるのね。
 
予約もできるけど、ただコース料理込みでの予約ということで、「このコースの内容はちょっと楽しくないなあ」と、夕飯には半端な時間に訪れてみることに。
午後4時過ぎのお店は並ぶこともなくすんなり入れたけれど、5時を過ぎたらもう店頭に行列が出来つつあった。ちょっと変な時間の夕飯にはなったけど、落ち着いて好きなもの食べられたし二次会も捗ったから、何より。
 
「謝甜記 貮号店」にて、一番人気メニューの唐揚げですって。独特なソースがおいしー。 せっかくだからお店お勧めメニューを食べてみましょうかと、「当店一番人気メニュー」なのだという「梅味噌付き鶏の唐揚げ」を。
 
手羽チューリップのちょっとスパイシーな、唐揚げというより「フライドチキン」な印象の揚げ鶏。
 
梅味噌だれが梅肉の風味がそう強くなくトロンとした甘みのある美味しいものだった。このたれの味がちょっと独特で、これはビールが欲しくなる。
 
こちらは品名まんまだった「じゃが麻婆」(2Lサイズの蒸しじゃがいもに麻婆ソースというもの)と、「揚げ物系が美味しかった」とのSちゃん談から、酢豚も一皿。揚げたてかりかり衣で悪くなかった(甘酢の味は普通に美味しい、という感じ)。
 
で、やっぱり美味しかったのは、お粥。
 
皮蛋入りのにするか散々悩んで、私は牛ハチノス入り(九州牛のモツですって)の「牛肚粥」(今日の一番上の写真)。
 
Rちゃんは「三鮮粥(さんせんかゆ)」、白身魚とツブ貝とイカ入り、Sちゃんは「什錦魚生粥(ごもくかゆ)」、海老、白身魚、イカ、野菜入り。
 
ちょっとミルクっぽく、ほわんと炊けた粥は旨味たっぷり優しい味で、モツも白くでぷりぷりで。
行列に並ばずに美味しいお粥が食べられて幸せだったー。
 
「鵬天閣」の焼き小籠包。ちょうど目の前に焼き上がりがどどーんと! んで、お粥だったら後でまだ色々食べられるしね!ということで、路上でいただく焼き小籠包も。
 
鵬天閣」の次々焼かれていく小籠包は、豚肉(白いの)と海鮮(緑色の)の2種類。
 
ちょうど私たちが並んでいた直前に焼き鍋が空になり、数分待って新しい焼き鍋がカウンター脇にやってきたところをいただいてきた。
 
ちょうど3個ずつのセットがあったのでそれを貰い、発泡スチロールの小皿を人数分いただいて。
 
上面はつるりとおまんじゅうのような小籠包は、包んだヒダヒダの部分がこんがり焼かれてカリカリ食感。生姜はなく黒酢をかけていただくスタイルだった。どちらも美味しかったけど、私は定番味の豚肉が好みだったかな。
 
事前に、「夜、お部屋で飲む?……チャーシューとか買おうか」と言っていたら2人が超食いついてきたので、それならと予約しておいて盛り合わせを作っておいてもらった「金陵」の焼味盛りも回収して、ついでに途中の店で花巻も買い。
 
嬉しいことに宿泊部屋のすぐ向かいにはアイスディスペンサーと共にコインランドリーと電子レンジもついてる小部屋があったりした(そして紙皿と割り箸はフロントでいただけるというサービスの充実ぶり)から、色々捗ることこのうえなく。
 
お風呂がユニットではなく洗い場つきの和風なものだったのも良かった。
 
駅近の割に静かだったし、「ホテルウィングインターナショナル横浜関内」、良いお宿でした(1人7000円くらいだった)。

2012年9月1日土曜日

江の島満喫。

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目玉焼きトースト
ヨーグルト(牧場の朝)
アイスカフェオレ
夏休み最後の週末。今日から9月。
 
今日は8時過ぎには家を出るからねー……と慌ただしく迎えた土曜の朝は、目玉焼きトーストを囓って行くことにした。昼御飯の算段を全くつけていないので、一応ちゃんと食べていかないとね、と。
 
時間があまりなくて、「このままちんたらオーブンに入れておいてもあと10分近くかかるし」と、オーブンで焼いていた途中で急遽魚焼きグリルに入れてみることに。焦げるのが心配で目玉焼きトーストには使っていなかったのだけれど、とても上手いこといって、実に美味しそうに焼けてくれた。卵も絶妙に半熟。
 
熱い熱い言いながら急いで食べて、いざ出発。
鵠沼海岸 「埜庵」にて
 白桃みるく 2×\900
 おかわり練乳 \100
 梨(幸水) \900
 ……かき氷3杯を息子と2人で。
目指したのは、湘南、江の島。
 
実は息子、まだ夏休みの宿題が終わりきっていないのである。だからこの週末は必死でやらないと、という感じだったんである。
……でも、昨日の朝に、大好きなかき氷屋さん「埜庵(のあん)」のwebサイトの更新があって、「桃のかき氷「白桃」始まりました。もう一つは「梨」。幸水の手に入る時期までです。」の一文を見てしまったのだった。ぎゃー!白桃!ぎゃー!梨!
 
9月に入ったらすぐに息子の学校は期末テストがある(2学期制だから、10月に1学期の終わりが来る)。週末も何かと予定が入っている。この週末を逃したら、もう今年は白桃かき氷も梨かき氷も食べられない。混雑するのがわかっているからできれば週末は避けて行きたかった……けど、息子はここの白桃氷が大好きだから、私が一人で行っちゃったりしたらかなり恨まれるだろうしなぁ。
 
「……というわけでさ、この週末、埜庵行く?」
「行くーーーーー!」
「……でも君、宿題終わってないよね?」
「一日あれば大丈夫!絶対!」
「……絶対だね?」
 
というわけで、「天気が悪いだろう日曜は絶対勉強すること」と約束して、本日お出かけ決行。埜庵、夏の週末は「整理券」が発行されて「○時に来てね」と指定されたりするらしい。整理券になっちゃうよりは、開店前早めに到着して「第一陣のお客さん」で入店しちゃった方が気が楽だねと、お店到着目処を10:30(開店は11:00)にして向かってみた。そしたらめでたく2組目。
 
たまたま、駅で階段に近い車両に乗っていたのが幸いして(そして何度も来てるから道に迷いようもなく)、さっさかさーとお店に向かえたわけだけど、同じ列車に埜庵目当てのお客さんが10人以上乗っていたらしい。ものの数分のうちに店頭にはずらりと5組以上のお客さんが並ぶことになったのだった。
 
さて、30分頑張って待つかー……と覚悟したところで、「まだ早いですけれど、お待ちのお客様多いので開店致しまーす」と嬉しい言葉。私の雨女パワー(?)が炸裂してしまったものか、よりにもよってこの界隈は「11時から13時は雨」という不運な予報も出ていて(お店はテラス席もあるので、雨が降ると使える席が半分になってしまう)、とにかく色々上手いこと回ったのだった。幸いにして埜庵滞在中は雨には見舞われなかったし。
 
「やっぱり最初は白桃だな!」
「だな!……あ、お母さん、僕、"おかわり練乳"足してみたい」
「いいよー。……私にもちょっと頂戴ね?」
と、息子と私、それぞれ最初は(ええ、「最初」は)「白桃みるく」を。
 
「埜庵」にて、白桃みるく+おかわり練乳。 木製トレイに、ぼぼーんと迫力のサイズの練乳かき氷と、片口に入った白桃シロップ。
 
で、「おかわり練乳」は、シロップの片口よりふた回りほど大きなミルクピッチャーに入れられてやってきた。何度か来たけど、おかわり練乳をいただいたのは初めて……だった、かな?
 
今年は何度か我が家でも手作りシロップで「白桃かき氷」をやってみていたわけだけど……やっぱり違う。「恐れ入りました」という感じ。
 
白桃をジューサーにかけた(そして、シロップ足した?)だけではない甘さや香りがあって、この桃シロップは美味しいわ練乳もやっぱり美味しいわ、何よりふわっと盛られた氷も美味しいわで、相変わらずの至福なかき氷なのだった。練乳増量も素敵だ。
 
「……さて。おかわり!」
「じゃ、頼んでくるね」(食券制じゃないけど、注文は1階の厨房前でしないといけない)
 
2人で4杯いけるかなぁ、とも思ったのだけれど、後でお腹痛くなっても困るし、今日は「2人で3杯」ということに。空いている季節だったら、諸々他の用事を済ませて夕方もう一度来るという荒技もできるけど、混雑必至の今日はさすがに無理だろうから、それは秋以降のお楽しみだ。
 
「埜庵」にて、初体験の梨かき氷!うまー♪ で、お代わりかき氷は「梨かき氷(幸水)」。
 
こちらは練乳が使われておらず、氷の上にはごくほんのりベージュ色がかった梨シロップがかけられて、
「お好みでこちらの糖蜜をおかけください」
と、透明なシロップが添えられてきたのだった。
 
確かに淡い梨の甘さには練乳はちょっと似合わないかもね……と思いつつ、でも息子は残った「おかわり練乳」を取り分けた皿に垂らしてみたりしながら、「これも旨いよ」ともぐもぐ。
 
和梨は、加工品にはいまいち向かない繊細な甘さと香りを持つ果物なわけだけど、「梨の氷菓は案外と美味しい」というのは「ガリガリ君梨味」で実感済み。だからぜ~ったいこのかき氷も美味しいだろうな~と期待していて、その期待を裏切らない幸せな美味しさだった。
 
爽やかな柑橘系の酸味もほのかにあって、でも梨の風味がとても濃厚。添えられた糖蜜は、いわゆる「基本のシロップ」というものだったのかな(直接舐めてみれば良かった……)。途中で足しつつかけても、梨の甘さや香りが損なわれることもなく、ずっと口や鼻に梨の香りが残っていた。
 
せっかく「えのすい」の年間パスポートも持っていることだし、ちょいちょい食べに来たいのだけれど、いかんせん往復の電車賃が3000円。なんとも贅沢な遠征かき氷なのだった。あー、でも、秋の葡萄かき氷も食べたいのよ、私……。
江の島 「カプリチョーザ」にて
 江ノ島セット \3980
     カプリチョーザのシーザーサラダ
     マルゲリータピッツァ
     ベーコンとクリームのスパゲティ カルボナーラ
     生チーズケーキ ラズベリーソース
     アップルタルト
     メロンソーダ・生ビール(グラス)
     アイスウーロン茶×2
かき氷1.5杯食べてお腹もたぷたぷになったところで、「じゃあいつものコースに行きますか!」と、えのすいへ。年間パスポートまで所持している私の目当ては、関東最大級の充実ぶりを誇るクラゲの展示。今日も、ピチピチと良い感じのクラゲたちが展示されていた。
 
新江ノ島水族館、クラゲショーが始まりました ゴメン、お母さんのことは30分、いや、1時間くらい忘れてて!と息子と別行動して、クラゲを堪能。
 
右の写真は、到着後ほどなくして始まったクラゲショー「海月の宇宙」。照明と音楽で、パシフィックシーネットルの大水槽が色とりどりに照らされるショーだった。プラネタリウムみたいで、ちょっと素敵。
 
今日は私の大好きなパープルストライプドジェリーの展示があったり、初めて見た「ハブクラゲ」の展示もあって、収穫色々。あと、大きなオワンクラゲも素敵だったなー。
 
というわけで、撮ってきたクラゲ写真からマシなものをこちらのフォト蔵アルバムに掲載してみましたー。混雑していたから、水槽に長い時間貼り付くわけにもいかず、あんまり素敵な写真は撮れず……(残念……)。
 
えのすいにて。「しんかい2000」! そしてこれは、今年の7月半ばから展示が始まった「しんかい2000」(模型じゃなくて実物よ♪)。
 
去年だか一昨年だかに生きて捕獲されたミツクリザメのホルマリン漬け標本もあったりして、深海好きにはうっとりな展示。ああ、私、やっぱり江の島界隈に住みたいかもしれない……。
 
そんなこんなで、えのすい堪能後にはすっかり良い時間になったのでお昼御飯!
 
本当は、えのすいのすぐ向かいにこの夏オープンした「Eggs'n Things」に行きたいところだったけれど、当然のごとく大行列。
 
まぁ、ここは夏が終われば多少空くだろうし、そしたらまた来ようねと、並びの「カプリチョーザ」に入ってしまうことにした。店頭で紹介されていた「江ノ島セット」なるものが魅力的だったので、「これいいね」ということで。
 
2人前のセットは3980円で、ビールも選択可能なドリンク2杯に、それぞれいくつかの選択肢がある中からサラダとパスタ(150gサイズ)とピッツァ、ハーフサイズのデザートも2種類来て、食後のドリンク(ホットコーヒーかホットの紅茶、それかアイスウーロン茶)もついてくるという。
 
今日の外出のかき氷の後の予定は、もっぱら私の興味で息子につきあって貰っているので、「君の好きなの頼むと良いよ」と息子にメニューを選ばせてやった。結果、シーザーサラダにマルゲリータ、カルボナーラといういつもながら「チーズやクリームが多め」な感じのメニュー構成に。
 
ここのカルボナーラは、どの店でいつ食べてもなんだかシャバシャバと水っぽくて、「もっと生クリーム煮詰めると良いのにねぇ」と思っていたりする。ピッツァも、なんというか「普通」な感じ。
 
でも、カプリチョーザは、実は私が初めて「自分のお金で(バイトしたお金で)夕御飯を食べた」お店だったりして、なんとなく思い出深いチェーンなのだった。お茶とか昼御飯とか、それこそファストフード店はそれまでもさんざん行っていたけれど、「家族と一緒じゃない状況で夕飯を外で食べる」というのは大人っぽい感じがして、友人との御飯だったのになんだか緊張したんだよなぁ……、なんて思い出したりして。
江の島のお茶屋で
 江の島鎌倉サイダー \300
盛りだくさんの今日一日、せっかく江の島界隈に来たのだから「江の島にも寄りましょ」と。
 
何度も来ている江の島(目的は主に猫)、でもそういえば展望台まで行って戻るばかりで、その「奥」は行ったことないなぁ、と。確か洞窟みたいなのがあるんだっけ?と、調べてみたら「江の島岩屋」なるものがあるそうで。江の島信仰の発祥の地、なのだそうだ。岩屋の奥はろうそくを持って進むようになっていて、富士山の氷穴に繋がると言われている穴があるとか。
 
歩いたことのないエリアに行けば会ったことのない猫にも会えるかもだし、奥津宮あたりまで歩くならちゃんと最初からお参りしてみようかと、江島神社を順に参拝していうことにした。言い出しっぺは私だけれど、これがもう、なかなか大変で……。ものっすごく歩いたし、歩いた以前に階段の上り下りが多くて、最後はかなりへこたれた。岩屋近くの船乗り場から江の島駅近くまで戻ってくるつもりが、「本日運休」の看板がかかっていて泣く泣く徒歩で帰ってきたのも疲労困憊になった原因の一つ。
 
ともあれ、島玄関近くの辺津宮(へつみや)参って中津宮(なかつみや)参って、奥津宮(おくつみや)へと、全部参拝して、今日は江島神社を満喫してきた。
 
何度かスコールのような大雨があった今日の天気。折良く水族館堪能中、お昼休憩中に降っていたようでこれまで全然大丈夫だったのに、江の島に入った途端にどうやら今日一番の大雨。絵に描いたような「土砂降り」に見舞われて、携帯電話で雨雲レーダー睨みつつ、「あと20分も待てば絶対止むから、ちょっと待ってよう」とお土産物屋さんの軒下で雨宿りしていたりした。
 
そんな天気だったから、いつもはそこここに寝転んでいる江の島の猫たちも、これじゃあ会えそうにないねとがっかりだったのだけれど、大雨が通り過ぎたらあとは晴天になり、気温も一気に急上昇、道路もあっという間に乾いて、展望台に着いた頃からそこここに猫の姿が見えるようになってきた。島の人に餌をもらい、観光客にも愛でられる猫たちはたいがいが人なつこくて、まるまると肥えている。「猫いたー」「あそこにも!」と、結局今日も10匹ほどの猫たちと会うことができた。
 
江の島、雨上がりの稚児ヶ淵。 岩屋付近のこのあたりは「稚児ヶ淵」と呼ばれているそう。
 
天気が良ければ富士山も見えるそうで、磯釣りのポイントでもあるみたい。私は靴が滑りそうだなと降りなかったけれど、息子がすったすたと降りていた。
 
江の島の岩屋。ひんやりしてます。 そして波の浸食でできた洞窟、岩屋に到着。
 
夏は涼しく冬は暖かい岩屋、天然のクーラーのようにひんやりした空気だった。入洞料払って奥へ奥へと進み、途中からはカウンターでろうそくもらって、ゆらゆらさせながら先へ進む。
 
しかしここ……「洞窟」って、基本的には好き(アメリカの国立公園とか鍾乳洞とか、たまらん……♪)なのだけれど、それでもって、江の島は島全体がパワースポットと呼ばれている、感じの良い場所なのだけれど、この岩屋はなんだか良い気持ちはしなかったのが、残念……というか、「あれええええ?」という感じ。単に観光客みっちりで息苦しかっただけかもしれないけども。
 
江の島の猫さんその1。豊満なボディ……♪ 最後に、今日会えた江の島の猫ちゃんから2匹。
 
こちら、奥津宮近くの喫茶店の前の歩道に寝そべっていたトラ猫さん。
 
比較対象になるものを一緒に撮らなかったのが悔やまれるほど、それは見事な巨体の猫だった。
 
たいそう豊満でふくよかで、抱っこしたら8kgくらいはあるんじゃないかな?という感じ。うちの猫を3回りくらい大きくしたような感じ。
 
行き交う人々が、皆口を揃えて「でかっ!」と言っていたのだった。
 
江の島の猫さんその2。目が青いんです。 こちらは「下道」経由で戻り途中に出会った猫さん。
 
耳と顔の一部、尻尾だけがベージュ色の白毛の猫で、目が綺麗な青。
 
「あ、青い目だ」
と記憶に残るくらい、野良猫で目が青というのはやっぱり珍しい印象があるんだな-、と。
 
人は普通には行けない、柵の向こうのちょっとした崖の下にいた猫さんだった。
レタスときゅうりのサラダ
「湘南ポテト」の
 ポテトコロッケ
 コーンクリームコロッケ
「むすびのいちばん」の
 ツナマヨむすび
チューハイ(アサヒチューハイ果実の瞬間 贅沢みかんテイスト)
「……も、ダメ。お母さん閉店しました。本日の営業を終了しました」
「……どゆこと?」
「もう御飯の支度とかヤダってこと。家帰ってお風呂入って酒飲んで、寝たい」
「えええええー?」
 
お母さん、体力なさすぎー……と息子に言われたけど、あれだけ江の島歩いたら(高低差が!何より高低差が!)たいていの人は疲れると思う。
 
そっかー……と息子は考えて、「夕飯、牛丼食べたい。吉野家の」と。
 
いやいや夕飯牛丼って、なんかちょっと切なくない?と返しつつ、「まぁ、それでもいいか……」と思いつつ、一応お総菜も買って帰ることにした。大船で乗り換えついでに駅ビル寄って、何度か買ったことがある「湘南ポテト」という揚げ物屋さんでコロッケをいくつか。
 
地元に帰って息子には牛丼買ってやり、私は隣接のおにぎり屋さんでツナマヨむすびを1個買って、それで帰ってきた。
 
お風呂に入ったら少しは元気が戻ったので、レタスときゅうりのサラダだけささっと用意して、あとは買ってきたもの並べて夕御飯。時計を見たら今日は10時間も外出していたことになっていて(うち4時間は移動に使ったわけだけど……)、そりゃ疲れるはずだねと。
 
でも盛りだくさんの一日に悔いなし。楽しかった~。

2012年5月9日水曜日

江の島満喫~

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藤沢「8HOTEL」にて
 Original Hot Sandwich \500
藤沢の「8HOTEL」に宿泊の昨夜。
 
チェックインカウンターで500円のチケットを買うと、1階のカフェレストランで朝食をいただくことができる。事前にメニューをネットで確認していて、これはいいなと友人と一緒に食べることにした。
 
内容は、ホットサンドとサラダとヨーグルト、飲み物。ホットサンドの具は選べないけれど、サラダとヨーグルトと飲み物はお代わり自由のセルフサービス。
 
500円でこの内容は結構嬉しい。そしてホットサンドは期待以上に美味しかった。
 
8HOTELの朝御飯。良い感じ♪ 飲み物はリンゴジュース、野菜ジュース、ホットコーヒーの3種類。
 
サラダは千切りキャベツがベースになっていて、柚子ドレッシングとシーザードレッシングを自分でかける。
 
ヨーグルトのソースも苺やブルーベリーなど数種類。
 
で、ホットサンドは、ホットサンドメーカーで作るものではなくて、大きなホットプレートで具と共にパンも炙ってサンドするというちょっと面白いものだった。挟んであるのは薄焼き卵とハム、チーズ、ドレッシングで和えた風のコールスロー。
 
チーズがとろんと溶けて野菜と混ざり、想像していた「ホットサンド」よりずっと食べ応えがある美味しいものだった。パンも10枚切り12枚切りとかじゃなく8枚切りのものだったし。
 
力が沸いてきました!と、いざいざと友人と向かったのは、小田急線で数駅の距離の「新江ノ島水族館(通称"えのすい")」。
 
毎月9日は、平日週末にかかわらず「えのすいクラゲの日」というイベントがあって、水族館員の引率で江の島にクラゲを採取しにいくイベントがある。
 
一度12月に参加したことがあるのだけれど、やっぱり冬のクラゲはなかなか採取が難しいようで、あんまり芳しくない釣果(釣果という表現で良いものか……)となったのだった。
 
で、やっと春到来!ということで、冬よりはずっとクラゲも増えてきているはず!と、参加ついでにその手のものにくいついてきそうな友人に「良ければ一緒に参加してみる?」と声をかけてみたところ、「行く行く、行きます!」と。友人と2人、クラゲ採取に励んでみた。
 
ふわふわ海の中を漂うクラゲは満ち潮に乗って浜に近づき、引き潮と共に沖に行ってしまう。だから採取イベントは潮の満ち引きに合わせての開催になっていて、今日のイベントは朝9時集合。千葉の我が家から当日向かうとなると、朝のラッシュに揉まれて移動する必要があるわけで、それも藤沢に前泊しちゃうことにした理由の一つだ。
 
でも、あいにく今日は先日の荒天の影響で、湾内にはゴミがたくさん。木くずが大量に浮いているのに、でも水は濁ってない(プランクトンたくさん含んでそうな濁った海水の方がクラゲもいる確率大らしい)という、ちょっと残念な状況だった。
 
「気温は充分なんですけどねー……先月のクラゲの日は、大漁だったんですよー」
真夏でも、タイミング悪いとやっぱり1匹もみつからない、ってこともありますからね……とのことで、自然はなかなか思うようにならないものだ。
 
前回と同じく、4m近く伸びる網を持って、海水にくぐらせてそれを濾して……と、「砂金取り」のような作業が続く。目視でクラゲがみつかるなら苦労しないというもので、今日はメンバー全員、「やった!クラゲいた!」とわかるサイズのものはつかまえられず、12月以上に厳しい状況となってしまったのだった。うーん、残念。
 
「えのすいクラゲの日」ですが、タコがいました そんな中、トリーター(=水族館の飼育員)さんが、
「あ、いたいたータコいましたよー」
と、見事にアミでつかまえたのが、小さなマダコ。手のひらサイズだ。
 
動かないと、ホントに岩と区別つかないんですけどねー、みつけるポイントは目です。目だけは擬態できませんからねーと、他の参加者もたくさん覗いていたはずの岸壁からするっとタコをみつけて更に捕獲するその見事な手腕に驚き。
 
他にみつけたヒトデなどと一緒に、もしかしたら水族館のどこかの水槽かプールに入れられることになるかもしれませんねー、ということだった。
 
えのすいクラゲの日」、今日のクラゲ水…… というわけで、本日の私の「クラゲ水」。
 
何かプランクトン的なものがいる感じはあるけれど、「クラゲいる!」とはさっぱり確信できない液体が今日の成果。
 
これを水族館に持ち帰って、ボウルに水入れてクラゲを探して、顕微鏡で観察して「同定」する作業に入る。学生時代の理科の勉強をしているみたいで、これがなかなか楽しいのだった。
 
クラゲいました!これは「オオタマウミヒドラ」 なんか、明らかに虫っぽいのがいるよねー、これは?違う?
と、賑やかにかつ厳かにクラゲ探し。
 
私のクラゲ水からは(友人のクラゲ水からも)さっぱりクラゲがみつからず、半ば涙目になりながらトリーターさんにも手伝ったもらったら、やっとこさクラゲ発見!
 
顕微鏡にデジカメ押し当てて撮影したので、実際のサイズは2mmくらい。名前は「オオタマウミヒドラ」。ぴよぴよ動くかわいいヤツだった。
 
ああ、カツオノエボシとかアカクラゲとか贅沢言わないから、アンドンクラゲとかギヤマンクラゲとか、ベニクラゲあたりが採取できたら楽しいなあぁぁぁ。……次回がんばります。
 
解散後はちらっと水族館内を散策。もう12時過ぎていてお腹空いちゃって、でもクラゲ水槽だけはちゃんと見てきた。今日はタコクラゲが素敵だったなーというわけで、クラゲ写真はこちらにまとめてございます。
江の島 「HANABI」にて
 生しらす三色丼 \1500
もうダメ、超お腹空いた……と、私も友人もふらふらで、手早くえのすい近くでお昼御飯。
 
「横浜中華街まるた小屋 江ノ島店」という案内文字が添えられた「HANABI」というお店に入ってみることにした。しらす丼ならすぐに出てくるかしらね?と、2人して「生しらす三色丼」を注文。
 
「HANABI」の生しらす三色丼~♪ 生しらすと、釜揚げしらす、手作り生しらす煮の三色盛りのしらす丼。
 
更に刻み海苔ととろろ、青じそと卵の黄身がトッピングされている。
 
しらす煮はすでに味がついているので釜揚げと生しらすの部分にわさび醤油をかけつつ食べてくださいね~、だそうで、卓上のレモン水をお代わりしながら、もぐもぐ。
 
生しらすは、その「普段はあまり食べられるものではないし」という希少な感じでつい注文してしまうけれど、実のところ、私の好みは釜揚げしらすの方だなと思う。さほどしょっぱくない、ふんわり煮られたしらす煮も良い塩梅だった。
 
お味噌汁はわかめとお麩入り。
鵠沼海岸「埜庵」にて
 マンゴーみるく \800
まだ5月だけど、そして今日はちとうすら寒い気がしなくもないけども、でも江の島に来たらここに寄らなきゃなんだよー!と、友人連れて食後はかき氷屋さん「埜庵(のあん)」に。
 
友人は「抹茶みるく金時」、私はかなり悩んだ結果、季節メニューの「ベリーベリー」と「さくら」にもたいそう心惹かれつつ、ド定番の「マンゴーみるく」にした。なんだか今日はマンゴー味のものが食べたかった。
 
半年ぶりくらいの「埜庵」のかき氷。友人の抹茶も良かったなぁ……。 友人のも私のも、パッと見は「ただの練乳かき氷」風のがやってきた。
 
更に別添でマンゴーソース、抹茶シロップが添えられてきて(今日の一番上の写真は、だから自分でソースをかけてから撮影したのでした)、更に友人の氷には掘り進んだその中にあんこが詰まっている。
 
「チューブに口つけて飲んじゃうくらいコンデンスミルクが好き」という友人、オーダーする時も「おかわり練乳も頼むべき?頼むべき?」と悩んでいたけれど、「デフォルトでたっぷりかかってくるから、とりあえずそのまま食べてみても良いと思うよー」とアドバイス。
 
表面にもたっぷりかかった練乳は、氷を削る途中にもかけてくれているので氷が溶けるにしたがってミルクセーキのような感じになってくる。私のはマンゴーミルク、友人のは抹茶ミルクみたいになってきて、それを「飲んでも良いように」と店内にはストローが用意されている。
 
はああああ、やっぱりここの練乳は美味しいなぁとうっとりしながら、友人と
「練乳だけ売ってくれると嬉しいよね」
「いやー……やっぱり冷蔵品だし、手間もかかるし大変じゃない?」
レシピ載ってる本出てるから自作するしか!私は近々作る予定だよー、とか話しつつ、しばしお客は私たちだけの二階席でまったり。
 
ゴールデンウィークには店頭に行列ができるほどの混雑だったらしいけれど、今日は本当に静かなお店だった。
山盛りサラダ
炙り鮭丼
豆腐とわかめの味噌汁
麦茶
なんだかんだで帰宅は夕方。
 
藤沢駅前の小田急デパートで北海道物産展が催されていて、友人と別れる前に一緒にちらっと覗きに行った。
目当ては、駅のそこここに貼られていたポスターに掲載されていた美味しそうなバームクーヘンで、
「これ美味しそう!」
「買って帰る?」
と、行ってみたわけだけれど、残念ながら目当てのバームクーヘンは味見してみたら今ひとつ。売られていたのは冷凍されたバームクーヘンで、なんだかポソモソした食感なのだった。
 
代わりにと、夕飯に買ってきたのは「炙り鮭丼」。炭火で炙った風の鮭の切り身が御飯に盛られ、御飯には醤油ベースの甘じょっぱいたれが少量かかっているというもの。
 
帰宅してすぐにちょうど野菜が届いたところだったので(届いた野菜の詳細は明日の日記に書きますー)、さっそくこれを食べようと、サニーレタスをざくざくちぎってマスタードグリーンと合わせ、小さな人参は皮を剥かずにスティックに。いつものサラダ用のガラス器ではなく、シチューをよそう大ぶりの深皿にごそっと野菜を盛って玉ねぎドレッシングをかけたのを用意した。
 
味噌汁は、一昨日息子との夕飯用に作ったのがちょうど1杯分余ってしまっていたので冷蔵庫に入れておいたもの。味噌汁なんてそう何日も保存しておくべきではないけれど、もったいないしとこれもチンして添えてみた。手間のかからない割にそれなりにバランスの良い夕御飯。
 
外出の荷物の片付けがあったりとか、仕事と遊びで撮影した山のような写真の整理、昨日今日来た仕事のメールのお返事などなど、思っていた以上にやることがあって、「一人が寂しい」と思う余裕もなく、あっというまに夜も更けてしまった。
 
明日は一日予定もないけれど、天気も良くないみたいだし、何より大きな仕事を控えているので遊ぶどころでも「一人を満喫」どころでもない予定。

2012年5月8日火曜日

藤沢お泊まり。

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ランチパック ピーナッツ・ハム&マヨネーズ
ヨーグルト
アイスカフェオレ
寒くもなく暑くもない程良い季候のゴールデンウィーク明け。今日から息子は3泊4日の林間学校。
 
私は家で一人(と猫2匹)になるわけで、これ幸いとだんなのいる関西に遊びに行くのも良かったのだけれど、日程がはっきりしたのは外せない予定を入れてしまった後。確か去年の林間学校はもうちょっと違った日程だったはずなんだけど……と思いつつ、ここはもう一人の数日を満喫することにした。友人と会う予定も入れているので、むしろ賑やかな数日になりそうな気もする。
 
「あとは?水筒用意すればいいだけかな?」
中学2年ともなれば、「もう、用意とかは自分でおやりなさいな、旅行の支度は慣れてるはずでしょう?」と、お母さんはノータッチ。
「使い捨てカメラなら持って行っていいんだって」
と言うので、カメラだけゴールデンウィーク中に買いに行ったくらい。自炊イベントもけっこうあって、サンドイッチ作ったりカレー作ったりするのだそうだ。楽しそうだね。
 
当初配られたプリントでは、いつも以上に早く家を出なければいけない風だったので、手早く食べられるものを、と、用意しておいたのは「ランチパック」。
 
定番中の定番の「ピーナッツ」と、同じく定番の「ハム&マヨネーズ」。「ハム&マヨネーズ」は、ハムとスライスチーズがサンドされているので、むしろ「ハムチーズ」というネーミングの方が良いのでは、という品だ。
 
慌ただしくランチパックを平らげて、でっかいリュックサックと、小ぶりのナップザック両方を持った息子は学校指定のジャージ姿(林間学校の間、寝るときのパジャマ以外はずーっとジャージ姿らしい……)で「いってきまーす!」と出かけていった。さて、私も出かける準備をしますかねー。
麻布十番 「もち玉」にて
 塩鶏の一夜干し御膳
 甘味セット \1500
今日は1件仕事があって、麻布十番に。そのあとは自由行動!
 
先日打ち合わせした仕事の一環で、「ホームページに載せる写真もついでに撮っちゃってくださいよー」とお願いされたので、一眼レフ担いで替えレンズも持ってえっちらおっちらおでかけした。
 
明日は神奈川(というか、江の島……というか、えのすい)でイベントで、こちらも一眼レフを持って行くつもりでいたから、
「今日都内に出て、千葉に帰ってまた明日の朝早く神奈川に向かうのも微妙にめんどくさいな……」
と、あれこれ調べて安い宿を藤沢駅前にみつけたこともあって、今日はもうホテルに泊まってしまうことに。
 
ともあれ、仕事は午後イチの約束なので、直前にお昼御飯食べてからにしようかなと、約束の1時間前に麻布十番駅に到着して周囲をぷらぷら。下調べはせずに、適当に気になったお店に入ってみよう!と歩いた結果、「もち玉」という、夜は居酒屋になるらしいお店に入ってみることにした。お昼は焼き魚を中心に、8種類の定食があるみたい。
 
麻布十番「もち玉」にて、塩鶏の一夜干し御膳。 値段はそこそこ良いのだけれど、お店の雰囲気が好みな感じだったので、「……焼き鯖定食、いいなぁ」と、「さばの塩焼き」の字面に惹かれて入店。
 
でも、いざメニューを見たら、やっぱり肉に心がぐらついてしまうのだった。結局注文したのは「塩鶏の一夜干し御膳」。
 
焼き魚系は「さばの塩焼き」「さけの塩焼き」「さわらの塩焼き」「かますの塩焼き」。あとは「本日のお刺身御膳」「釜揚げしらす丼」「たっぷり野菜と豆腐のつくね汁膳」、そして「塩鶏の一夜干し御膳」があった。メインのおかずの他、ごはんと味噌汁(共にお代わり無料)、あとは小鉢で1200円。デザートつけると1500円。
 
まだ時間もあるしなと、デザートの「白桃のジェラート」(選択肢はない)もお願いすることにした。卓上にはポットも添えて出てきた冷たいほうじ茶。
 
密かに嬉しかったのは卓上にふりかけも用意されていた事。たっぷりの大根おろしとレモンが添えられた肉は塩加減もばっちりで、パリッと焼かれた皮目が良い感じ。「一夜干し」だからか、ベタッと水分を含んでおらず、弾力のある身が良い感じだった。
 
小鉢はしその香り(トッピングではなく、豆腐に混ぜ込んである)冷や奴で、味噌汁の具はシャキシャキした歯触りが残る玉ねぎと厚揚げ。うん、美味しいなー……ちょっと高かったけど、満足。
 
後で、パソコンの前に戻った時にこのお店のレシートに書いてあったURLを開いてみたら、お店の母体は「Jellyfish. 株式会社」(jellyfish=くらげ)という名前なのだそう。なぜクラゲ……?と、クラゲ好きとしては、ちょっとニヤニヤ。
藤沢 「佐助」にて
 岩海苔とぎばさの豆腐サラダ 特製柚子ポン酢 \780
 島豆腐の酒盗乗せ \失念
 名物たん焼き \980
 ゆでたん \980
 肉豆腐 \失念
 特製味付とろろ 2×\200
 麦めし 2×\200
 ホッピーセット(白)
 どぶろく(渓流どむろく)
 ラム酒(ルリカケス)
 
ホテルのお部屋で
 スナック菓子とか、ワンカップとか
で、仕事も無事終えて、夕方早めの時間に藤沢に到着~。
 
予約したホテルは「8HOTEL」というところ。普通に予約してもシングル1泊5000円なのだけれど、「じゃらんnet」には「レディースルームお試しSTAYプラン」なるものが掲載されていて、これが1泊4000円。しかも、いつ取得したものか「じゃらんポイントが1000ポイントあります」とログイン時に表示され、それをそっくり宿泊費に充当できたので実質の支払いは3000円。ブラボー♪
 
藤沢「8HOTEL」のシングルルーム。レディースルームの壁紙がかわいい。 さすがにお部屋はたいそうコンパクトな広さだったけれど、使い勝手の良い備品がセンス良く並べられていて、なかなか良い感じだった。駅至近なのもたいそう便利。
 
レディースルームには豆腐の1.5倍サイズほどの小さな空気清浄機と加湿器が置かれ、更にアメニティの籠にはDHCの基礎化粧品セット、小さなボトル入りのバスバブル、入浴用のウォッシュボール、コエンザイムQ10マスク、ネイルケアセット、足爽快シート(←地味に嬉しい)といったものも入っていた。
 
藤沢「8HOTEL」、小ぶりのライティングデスクも機能的。 あと、iPhoneが接続できるPrincetonの"目覚まし機能付きスピーカー"(これ)があったのもたいそう良い感じ。
 
あとは、空の冷蔵庫と湯沸かしケトル、コーヒー紅茶の用意はないけどマグカップ1個とグラスが1個。
 
ふふ、楽しい楽しい……♪と、「有線LAN無料」なのを事前に調べていたこともあって、持ってきたノートパソコンで日記などつけつつ、数時間ホテルのお部屋を堪能していた。なんでかホテル、好きなのよねぇ。高級ホテルももちろん居心地良いけれど、過剰に不衛生とか(あと幽霊がいるとか)でなければ値段に関係なくわくわくする。
 
あ、そうそう、このホテル、アメニティが収納された布の袋のデザインなんかも素敵だった。
 
そして夜、友人が合流。
 
明日一緒にイベントに参加する友人が、
「早起きしんどいから私もお泊まりしますー!」
と急遽別の部屋をとって一緒の宿に泊まることに。夕飯もご一緒に、ということになった。
 
さすがに「行ったことのない居酒屋に夜一人で入る」のはなかなかハードル高いなと思っていたので、友人が一緒じゃなかったら部屋で適当にお総菜買ってきて飲んだくれるか、駅近くのささっと食べられるチェーン展開しているお店に飛び込むかなと思っていた今日の夕御飯。これ幸いと、「じゃあ、牛タン食べに行く!?」と、美味しい夕飯に繰り出すことにした。
 
「ホテルのそばに一人でも入れそうな美味しそうなお店ないかなー」
と調べていたときにたまたまみつけて気になっていた牛タン料理のお店「佐助」。
 
友人も「牛タン大好き!」と言っていたので、試しに行ってみることに。さすがにこういう店には一人で行く勇気はなかったので、友人が一緒してくれたおかげで美味しい牛タンを食べることができた。
 
どうも豆腐に飢えていたらしい私たち。サラダも豆腐、酒盗乗せのおつまみも島豆腐、更牛タンの「肉豆腐」。でも牛タンもがっつり注文したのでヘルシーなのかどうかはわからない。
 
藤沢「佐助」にて、岩海苔とぎばさの豆腐サラダ 面白かったのは、「ぎばさ」と呼ばれる海藻料理が色々あったこと。
 
豆腐サラダは、てっぺんにパリパリした食感の岩海苔がばさっと盛られて、その下に噂の「ぎばさ」。
 
叩いたオクラのようにトゥルントゥルンした粘りのある面白い海藻だった。
 
お店の方曰く「本当にネバネバですよー!」だそうで、本当にびっくりするくらいのネバネバっぷり。面白かった。
 
藤沢「佐助」にて、ゆでたん♪ 「私、茹でたタンが好きなんだよー」
食べてみてよーと、焼きタン好きの友人に"茹で"も勧めつつ、筋っぽい"さがり"の部分を煮込んだ肉豆腐ももぐもぐ。すき焼き風の味付けで、これもまた美味しかった。コリコリした焼きタンも、とろけるような柔らかさの茹でタンも、どちらも良い感じ。
 
そんなわけでお酒も進んでしまい、最初にホッピー、次は長野のどぶろく、最後に奄美大島のラム酒、と、かなり節操ない飲み方に。奄美大島のラムは、いわゆる「ラム」というより「さとうきび焼酎」と表現した方が近いような、水色薄めであっさりした飲み口のお酒だった。これもまたタンにお似合い。
 
2人してけっこう酔っ払って上機嫌になったあげく、
「やっぱり麦飯は食べておくべき?」
「私!とろろいっぱい食べたい!」
と、2人それぞれとろろと麦飯も注文。
 
それでも飽き足らずに食後にコンビニ寄って
「二次飲み~♪するでしょ?しようよ」
「あ、じゃあねじゃあね、私、ワンカップ買ったことないから買ってみたい!」
「……まじでか」
お風呂に入浴剤とかも入れたいよねー、と、キャッキャウフフと買い物しつつ、でも籠にはワンカップ酒と共に「ハッピーターン ハッピーパウダー250%」とか「ひとくち煎餅ごはんですよ味」とか。
 
お風呂済ませてからゆるんゆるんの格好して私の部屋で2時間ばかりおしゃべりしてから就寝した。
 
どうも私たち、女子なのに(いい年して「女子」という表現もなんだかなーだけど)記念日にあまりこだわらないタイプらしく、
「私、今年入籍記念日忘れててー。"あれーなんでこの人今日ケーキ買って帰ってきたんだろー"って」
「入籍記念日!?てか私、いつ入籍したんだか全然覚えてないんだけど!結婚式の前か後かすら記憶がない!」
ダメじゃん!夫の方が詳しいって、なんかダメじゃん!?と、そんな話をしていた気がする。おやすみなさい。