2017年2月12日日曜日

スキーの〆は山形牛!

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
スキー宿での朝御飯~
 青菜のおひたし
 鮭の塩焼き・玉子焼き・わさび漬け
 納豆・焼き海苔・温泉玉子
 ひじき煮・ポテトサラダ・オレンジ
 御飯・味噌汁・漬物
 お茶
昨日のたった2時間ほどのスキーで、「筋肉痛で熟睡できない感」を久々に体験してしまった朝。
 
それでも夜に寝たのが早かった(9時前だった……)ので、8時間ほどは布団の中にいて、朝風呂も満喫してきた。
 
一日のスタートは、御飯が進む和朝食。 7時半頃の朝食は、いつものこんな感じの和朝食。
 
御飯が進むおかずばかりで、納豆は納豆嫌いのだんなから追加でもう1個貰って、しっかり食べた。
 
こういう朝食も決して嫌いではないのだけれど、でも3日続くと3日目には「うわーん!牛乳飲みたいヨーグルト食べたいチーズ食べたいいいいい」と乳製品の欠乏に耐えられなくなる私。以前連泊した時には、我慢できなくてヨーグルトとかコンビニに買いに行った記憶が。
蔵王温泉スキー場「レストラン大森」にて
 山形牛コロッケ \300
 フライドポテト \450
 モンブラン \450
 生ビール(小) \550
 生ビール(中) \750
大盛りメニューがかなりの大盛り感ある「レストラン大森」は、席数もかなりあって、私たちのお気に入りのゲレンデ食堂。スキー場の端の方の麓にある。
 
「11時にそこに集合ってことで!」
と、適当にバラけつつ、ロープウェイに乗ってリフト何本か乗り継いで、10kmほどのコースを一気に下っていざ大森ゲレンデへ……と行きたいところだったけれど、昨夜積もった雪は軽く20cmほどはあって、そこここが新雪状態。
 
山の中腹以上は「雲の中」という感じで視界も悪く、風もあって、雪の具合がさっぱり見えないこともあって、私は3回ほど転んでしまったのだった。
 
で、10時40分頃にレストラン大森のある麓に無事到達できたので、「もういい!もう午前の部終了!」と、同志2人と共に先にレストラン入り。
「お昼の乾杯の練習しようね!」
と先に小サイズの生ビールを飲みつつ、だんなたちが合流したところで改めて昼乾杯。
 
夜に備えてお昼は軽めに(でもビール) いまいちカレーとかラーメンという気分でもなかったので、「でもビールは飲みたい」と、コロッケ2個と山盛りポテト。
 
ポテトはテーブル中央に置いて、皆でつついて食べた。
 
ポテトも以前は「セルフで盛り放題」な感じだった気がするし、ケーキメニューなども無かった気がする。レストランの風景は以前と変わらずな感じだけれど、メニューはちょっと今っぽくなってしまって、ほんのり残念。
 
でもモンブランは美味しかった。
 
やっぱり山頂には来ないとね、と。お地蔵様の埋まり具合半端ない。 そして天気は徐々に回復。
 
雲も切れてきたので、「山頂に行くのは今がチャンスかも!」と、食後、全員一緒に山頂を目指すことにした。
 
リフト2本乗ったら「蔵王ロープウェイ山頂線」に乗る事ができ、降りて100mほど歩いたところが「蔵王地蔵尊」。
 
今年のお地蔵様は、肩までずっぽり雪に埋まって、ぎりぎり赤い頭巾が見えるだけの状態になっていた。埋まり具合、半端ない。
 
やっぱり山頂付近は雲の中で風も強く、「前後左右全然わからないよー!」という状況ではあったけど、ぎりぎり視界は15mほどはあったから、頑張ってスキーで降りることにした。
 
そんな天候だったから、いつもは初心者だらけで滑りにくいザンゲ坂も人がおらず、雪もふかふか。かつてなく滑りやすいザンゲ坂だった。
 
雲の下はこの見晴らしの良さ。良かった良かった。 雲の下に出れば、めでたく雪も止んでいて、この見晴らしの良さ。
 
行きに滑った時には「"百万人ゲレンデ"なのに、10人も視界に入らないんですけど!?」というくらい視界不良だったゲレンデも、
「きゃー気持ち良い!スキーって楽しいねぇ!」
と心から思えるくらいには、楽しめるコンディションになっていた。
 
午後は自由行動で、各自滑りたいコースを滑りましょう、ということで。
 
最後の1本を滑る前に、ぱちり。すっかり天気、良くなりましたー。 宿への帰還ルートは、最後の最後に絶対そこを通らなきゃいけない中級者コース(狭いしほぼ確実にアイスバーンで凸凹あるしで体感的には上級者コース……迂回路無くはないけど徒歩移動の部分があってめんどくさい)がある。
 
だんなが以前怪我したのはそこでの転倒が原因だし、私もそこでスキーが外れる大転倒して難儀したこと数知れず。今日も途中で合流して一緒に下山したYさんが転んでいたし、「この坂で転んでない人は居ないのではないか」と言えるほどの難所なのだった。
 
なので、そこを乗り越えられるだけの体力を温存しつつ、ゆるゆると雪の良いところで数本滑って満喫してから、あとは宿近くのゲレンデで滑って遊んでいた。なんだかんだで14時半過ぎまで雪山を満喫し、私たち、頑張ったよね、ということで。
 
昔は、朝9時から滑り始めて、昼の休憩30分、そして夕方4時まで滑るとかやれていたんだけどねぇ……。
山形「冷麺さくら」にて
 ファミリーセット
 冷麺
 生ビール
そして夜の新幹線に乗る前の、最後のお楽しみは山形駅近にある「冷麺さくら」の打ち上げ焼き肉!
 
文句なしに美味しい山形牛が、お手頃価格で楽しめる。ビールがばがば飲んで、お腹いっぱい食べて、それでも今回1人7000円ほどだったから、都心の山形牛専門店とかで同じ内容のものを食べるより数段安くいただける。
 
どのお肉もサシがたっぷり、とろける口当たり。 で、8人が4人テーブル×2に別れて、まあ好きな感じに食べましょう、ということになり、大人4人卓になった私たちのテーブルでは、4~5人前用の「ファミリーセット」を頼むことに。
 
特上ロース、上カルビ、上塩タン、さがり、サンチュ、野菜盛、ナムルのセットで8000円。
 
食べ始めたら、あれ、これもう1セットあっても余裕で食べきれるんじゃ?ということになり、追加でもう1セット。
 
牛タンも、うまーなのです。 牛タンは手頃な厚切りっぷりで、これまた美味しかった。
 
卓上にやってきたタレは、レモン汁に刻んだ梅肉を入れたもので、これがまた良い感じ。
 
「焼き肉のたれ」も自家製で、優しい味のこのたれは、買って帰ることもできるそうだ。
 
冷麺があまり好きではないクラスタをも虜にする、魅惑の冷麺。 そして、店名になっているだけあって、最高に美味しい冷麺。
 
冷麺にあまり興味がないだんなも、そして既に米飯を数杯かっくらっている子供らまで逃さず注文する冷麺は、今日は私、だんなの分を1/3量ほど分けてもらっておしまいにした。
 
だんなの好みに合わせて、今回は辛味抜きで(辛さは好みで選べるし、希望すれば別添で辛味噌を添えてもらえる)。
 
牛すねの煮込みとゆで卵、りんご、刻みきゅうり、刻みねぎがトッピングされていて、麺のしこしこもちもち感も、牛スープの自然な味わいも、他の店とは一線を画す美味しさ。
 
もはや大人たちは、「蔵王スキーは、スキーよりむしろ焼き肉と温泉がメインだから!」とか言っちゃう始末。
 
お土産にいつもの「スモッち」や山形の地酒を買い込んで、新幹線の中は爆睡だった。おつかれさまでしたー。