2017年10月7日土曜日

美ら海と発祥の味のタコライス

那覇「ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー」にて
 朝食ブッフェ
今朝は宿泊ホテル「ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー」のブッフェ朝食でスタート。
 
遅め昼食の予定なのでがっつりめに食べておこうねと、朝からもりもり、よく食べてしまった。
 
おかずが全体的に洋風寄りだったのでパンをメインにしたけれど、でも一角には「沖縄そば」「じゅーしぃ」「フーイリチー」「きのこチャンプルー」といった料理も色々。
 
着席時に卵料理のリクエストを聞かれ、スタッフさんの手にしたチェックメモの「オムレツ」の具材に「全部入り(ミックス)」とあるのを見て、「あ、じゃあ全部入りで」とお願いしてしまった。デミグラスソースと自家製トマトソース、ケチャップと、ソースも3種類。自家製トマトソースでお願いした。
 
小さめバンズとレタス、ベーコン、ゴーヤーなどが入ったミニオムレツが並べてあってセルフバーガーが作れるようになっていたり、冷凍ケースにブルーシールアイスが数種類用意されていたりと、楽しい内容のブッフェで、でも残念ながらこのアイスと、あと食べたかったフレンチトーストやワッフルには手が出せなかった。
 
ドリンクコーナーに「ひらみレモンジュース」(=シークワーサージュース)があって、これが美味しくておかわりしながらごくごくと。
 
そしてフルーツコーナーには、とんでもなく甘くて美味しかったパイナップルとすいか、あとライチも。「みかんのコンポート」も市販のみかんの缶詰とは違った味で、自家製……だったのかな?これも美味しかった。
金武「キングタコス金武本店」にて
 タコライスチーズ野菜 \600
今日は一日レンタカーを借りて、はるばる名護まで「沖縄美ら海水族館」を見に。
 
「高速道路降りて少し行ったところの道の駅で、水族館の入場割引券買えるらしいですよ」
「ほー」
と、立ち寄った道の駅が思った以上に楽しくて、うっかりマンゴーやら缶詰やらお菓子やらをお買い上げ。
 
那覇を9時に出発して、水族館に到着したのは11時を回った頃だった。駐車場がたいそうな混雑で、館内は覚悟以上の大混雑。中国人旅行客(マナーあんまり良くない……うるさい……)が、大量にいらっしゃっていた。
 
ちょこっと期待していたクラゲはあんまりいなくて、でもかなりの巨大サイズの「ハブクラゲ」を初めて見ることができたので、大満足。ハブクラゲって、せいぜい20cmくらいのサイズだろうと思っていたけれど、水槽の中で窮屈そうにふわふわしていたのは、全長70cmほどはありそうな立派なサイズ。名前に「ハブ」がついているとおり、とんでもなく強い毒性を持っているとのことで、「海でこんなサイズのこんなクラゲに出くわしたら速攻逃げるわ」と確信する姿だった。
 
ジンベイザメ2匹が泳ぐ大水槽は壮観の一言で、あとサメ好きとしてはサメコーナーが充実していたのも何より。特別展示のメガマウスの液浸標本が見られたのもちょっと嬉しかった。
 
いや、しかしそれにしても、本当にすごい混雑でした。
 
2時近くなっての、かなり遅めの昼御飯は、水族館から那覇に戻るちょうど中間地点あたりにある「キングタコス金武本店」で、タコライスを。
 
「タコライス」は元々、この金武町のパーラーが発祥の店なのだそう。今はそのパーラーは無いのだけれど、系列店である「キングタコス」がその味を受け継いでいるんですって。本店が金武で、ここは中にイートインコーナーがある(他店はほとんどがテイクアウト専門店)のだそうで。
 
事前にしっかり調べていったので、メニュー選択も迷うことなく「タコライスチーズ野菜」を。「タコライス」と頼んでしまうと"肉on米飯"のみになってしまうそうで、「タコライスチーズ」でチーズ追加、「タコライスチーズ野菜」で、初めて私たちのなじみのあるレタスとトマトも乗ったタコライスになるのだった。
 
テイクアウトのものと同じ形で、プラスチック容器にみっちみちに詰められたタコライスが渡されて、トレイには他に2種類の赤いボトルも。1つはケチャップ、1つはオリジナルタコソース(けっこうがつんと辛い)。好みで適当にかけつついただいた。
 
いかにもアメリカ人が好きそうなチェダーっぽい黄色いチーズと、しこたま乗ったレタス、スパイシーな挽肉。
 
びっくりするほどの盛りだったけど、残さず全部食べ切れた。そのくらい、美味しかった。
 
食後は今日のホテルを目指して那覇に戻り、今日のお宿、「ハイアット リージェンシー 那覇」に。以前のシンガポール旅行などでほどよくホテルマイルが溜まっていて、マイル使って無料宿泊ができてしまった。広くはない普通のツインルームだったけれど、調度品が落ち着いていて和風の急須などが置いてあるところはいかにもハイアット系。窓際にやや細めのガゼボが置いてあって、だんなは早速そこでごろごろしていた。
 
遅めの昼御飯が重かったから、夕飯はどうしましょうねぇ……と放しつつ、牧志公設市場界隈のお店を適当に見て歩きながら国際通りのビール屋さんにでも行きましょうか、ということに。
那覇「Helios Pub」にて
 ごぼうチップ(突き出し)
 ガーリックスティック2本 \476
 ゴーヤーソーセージ(2本) \700
 フライ3点盛り合せ(ポテト・チキン・フィッシュ) \980
 ビール(シークヮーサーホワイトエール レギュラー) \500
 ビール(青い空と海のビール トール) \700
 ビール(酵母入りラガー) \700
お腹はすいてないけどビールは飲みたい、ということで、訪れたのは、ゴーヤー味のビール「ゴーヤーDRY」で有名なヘリオス酒造が母体のビアバー「Helios Pub」。
 
ゴーヤーDRYはじめ、この会社の馴染みのビールがひととおり生でいただけるようになっていて、たらふく楽しんできた。
 
最初の一杯は、さらっとレギュラー(350ml)サイズで、シークヮーサー風味のホワイトエールを。缶入りのものを何度か買って飲んでいる(確か地ビールイベントでも飲んだと思う)けど、シークヮーサー果汁の爽やかさがちゃんと感じられて、ホワイトエールならではの小麦っぽさも楽しめるとても好みなビール。果汁入りだからと「薄い」わけではなく、アルコール度数はしっかり5%あるのも素敵。
 
あとは大好きなヴァイツェンの「青い空と海のビール」と、酵母入りラガーをトール(650ml)で。だんなの頼んだゴーヤーDRYも分けてもらいつつ、「ビールを飲みたい」欲はしっかり充足でした。しかも沖縄の地ビール。嬉しいね。
 
御飯はあんまり(というか全然)沖縄らしくなく、お店名物の巨大なガーリックトーストのスティック(バゲット1本をそのままの長さで細切りにしてトーストした風なの)と、フライ3点盛り、あとこれだけはちょっと沖縄っぽかった(?)ゴーヤーソーセージ。
 
でも思ったほどにはゴーヤー感のないソーセージだった。ゴーヤーDRYほどがつんとゴーヤーでも、かまわないのに。
 
んで、昨日ほどではないけれど、ほろ酔いで良い気分になったところでふらふら散策しながらホテルに帰った。
 
塩屋 平和通り店」でタコライス塩とか塩ポン酢などを買い、ファミマで沖縄バヤリース(本州と全然味が違うそうで、オレンジとシークワーサーを)と沖縄そばのカップ麺をざくざく買い、「かんざし屋wargo」で沖縄限定かんざしを買い、「PABLO 沖縄国際通り店 」で沖縄限定焼き菓子を買い、最後に「泡盛専門店 千寿乃市場」で、昨日飲んで美味しかった琉球王朝の古酒と、あと2本お店のおすすめの古酒を購入。
 
泡盛は2本買ったら無料配送とのことで系列の土産物屋さんの購入物も一緒に送ってくれるそうなので、豆腐ようと常温保存可能な沖縄そばも一緒に詰めてもらった。
 
そこそこ大きなスーツケースで来たけど、そろそろ荷物がぱんぱんになりそう。多分ネックは、小玉すいかくらいの大きさと重量感のある「キーツマンゴー」を買ってしまったのと、あと無駄に大量にある沖縄そばのカップ麺(大小あわせて7個)あたり。
 
スーツケースの荷物詰めは得意だし好きだからちまちまやっているのだけど、「これはもう、明日買ったものは絶対に入らないね」と確信できる状況になってしまった。どうしよう。まだ、さーたーあんだぎー、買ってないのよ。