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お雑煮
煎茶
元旦の今朝も、安定の6時起き。煎茶
猫には元日も正月も関係なく、「御主人、起きました」という感じで猫たちが私を(なぜか私だけを)起こしに来るのだった。鳴く声に「うるさいよー」と以前言ってからは果たしてそれを考慮するようになったのか、最近は無言で胸の上にのしのし訪れるようになって、それはそれでかなり嫌なんですけども。
というわけで、朝食はお雑煮を。
だんなが「これが好き」と言ってくれたので、我が家のお雑煮はずーっと郷里の秋田風。
ベースは鰹だし。具は鶏肉とごぼうと舞茸と芹。
舞茸は本当はそのまま使いたいのだけれどどうしても煮汁の色が悪くなってしまうので、今回は見栄え重視で軽く下茹でしたものを使った。鶏もあんまり鶏の風味が強くならないようにささっと下茹で。
今年は根付きの芹が買えたので、お餅の下には芹の根っこも入っている。これまた見栄えはいまいちだけれど、しゃきしゃきして風味がよくてとっても美味しい。
で、今年は自宅でだらだらしているのだからと、抽選が当たったスタバの福袋を受け取りがてら、10時近くになったところで近場の初売りをちょっと覗きに行ってきた。
地元のイオンモールは、今日は8時オープンだったらしい。
モール内のカルディの福袋は残ってるはずないよね知ってたーと、ワインを目当てに見に行けば、案の定食品福袋は完売で。
でも、お目当てのCastelnovoのBrunello di Montalcino 2011はめでたく買う事ができた。これ、1本3500円。ブルネッロで3500円はほとんど見ないので、これはほんとに良いお買い物。
去年も確か同じ蔵のを売っていたけど、値段相応以上に充分おいしいブルネッロ。
そして駅前のお菓子屋さん、「CRACCa La-Cletta」のお菓子福袋540円も。
最近は中身がわかる福袋が主流だけれど、これは正しく"福袋"な福袋だった。
中身は600~1000円の焼き菓子で、中には500円分のショップ商品券が入っている袋もあるんですって。
「重いのと軽いのがあるよ?"大きなつづらと小さなつづら"だ、これ」
なんて話しながら、運試しに2つ購入。
残念ながら商品券は入っていなかったけど、とても素敵な内容だった。
1つの袋の中身(左側)は、フルーツケーキ、アーモンドケーキ、オレンジケーキ、フィナンシェ、サブレショコラアーモンド、サブレアーモンド。
もう11つの袋(右側)は、オレンジケーキ、フィナンシェ、マドレーヌ、サルレショコラアーモンド、サブレアーモンド×2。
午後にお茶していくつかを家族で食べてみたところ、バターたっぷりで風味が良くて、とても美味しかった。これ全部で1080円はたいへんにお得だったかな、と。
そして、一度も買ったことのなかったスタバの福袋も今年初めて買ってみた。
行列に並びたくなどは無いし……と毎年の人気ぶりを眺めるだけだったスタバ。
前回から事前エントリーの抽選制になったということで、試しに申し込んでみた……ら、去年は外れたけれど今年はめでたく当選。
どんなものかなと、初めて買ってきた。税込で6000円。
コーヒーに関係ないグッズが色々入っていて驚いたのだけれど、コーヒーとドリンクチケットの合計がほぼ福袋代と同じだったから、グッズを無料で貰える感覚なのだな。なるほど。
非売品のものもあるから、スタバ好きには嬉しい内容なのだなと思いつつ、ロケットニュースの「【2019年福袋特集】『スターバックス』の福袋(6000円)を大公開! 選ばれし者しか買えない “福袋の王” の中身がコレだ!!」を見ると、インスタントコーヒーがチャイで、タンブラーはフラペチーノが入れられそうなプラスチック製のもの。
正直、「あ、そっちが良かった。羨ましい」なんて思ってしまった。そういうところは、ちゃんと"福袋"なんだなあ。
というわけで、入っていたものはこんな感じ。
価格は品についていたシールとwebサイトを参考に。
- ハウスブレンド 250g (\1050)
- パイクプレイスロースト 250g (\1140)
- インスタントコーヒー VIA コロンビア (\950)
- ドリンクチケット×4 (最大\2440分)
- ウィンター2017タンブラーストライプ (\1600)
- アイスキューブトレー (\1200)
- サンドイッチボックス (非売品)
- ジッパーバッグ6枚セット (非売品)
- ブランケット (非売品)
- トートバッグ (非売品)
ジッパーバッグ、去年あたりからブームになっているのは知っていたけど(インスタ映えするってね……)、手にしたのはこれが初めて。
何を入れれば良いのかなーと思いつつ、色々使ってみようと思う。
これは、来年も当選したら買ってしまうやつだね……。
明星 一平ちゃん夜店の焼うどん いなり寿司味
煎茶
ひととおり買い物を済ませて帰宅したら、ほんのり空腹に。煎茶
夕飯は早めタイミングからおせちと日本酒で楽しむ予定だし、さらっとお菓子とかで良いんじゃない……?と言いつつ、買い置きのカップ麺を片付けようということに。
私は沖縄そば、だんなは夏頃に買った「明星 一平ちゃん夜店の焼うどん いなり寿司味」を出してきて、支度してみればこの謎のいなり寿司味焼うどんが、大変に大変に好みな味だった。
なんだこれ、絶妙に謎な味なのに、謎美味しい。だんなと息子(食べようとしたところで起きてきたから彼には雑煮を出した)は2人とも微妙な表情をしていたけれど。
「いなり寿司の味わいを焼うどんにアレンジ」というコンセプトのこのカップ焼きそば系インスタント麺、ベースは醤油味で、たんまり入った油揚げは正しくあのいなり寿司の味。そこに「ガリをイメージした、特製寿司がり風味マヨ」と「紅生姜入りふりかけ」をかけて食べる。
生姜っぽいしマヨっぽいし紅生姜の風味もするし、なんか甘酢っぱくて醤油っぽい焼きうどん……という、説明していてもほんとに謎な組み合わせなのだけれど、私の好きな方向ばかりで、悪くなかった、っていう。
結局、「交換する?」「していいの?するする!」と、だんなに沖縄そばを食べてもらって、私が焼きうどんを抱え込んだのだった。
それはどうやら、お互いにとって最適解のトレードだったらしい。
「弁いち」のおせち料理
フォアグラ大根 w/トリュフ醤油
低温調理仔牛ヒレ肉 w/トリュフ醤油
日本酒(秋田 新政酒造 新政 No.6 X-mas type Spark)
そして夕方になってから、いざいざおせち。フォアグラ大根 w/トリュフ醤油
低温調理仔牛ヒレ肉 w/トリュフ醤油
日本酒(秋田 新政酒造 新政 No.6 X-mas type Spark)
毎年お願いしている「弁いち」さんのおせちは、私とだんなのみならず、息子も「おせちって、おいしい」と言いながらばくばく食べる素晴らしいもの。
デパートで扱うような品のような煌びやかさは少ないけれど、材料ひとつひとつが吟味され、店によっては多々"外注"もあるという黒豆や数の子の類も1品ずつ全て店で手作りされているという信頼感はこの時代、得難いものだなと毎年思う。
味が染み染みの大きな海老や、海老のすり身を鋳込んだ毎年立派な堀川牛蒡。肉厚でふくふくの椎茸や、ここのを食べて「あ、黒豆って美味しいものなんだ」と知った黒豆や、花みたいに美しい金柑(しかもすごく美味しい……すごく好き……)。
全て4切れずつ入っているから、家族3人で食べると食べ切らない分がけっこう出るのが常だったのに、今年はあんまり残らなかった。明日か明後日、酒の肴にちらっと出せるかなーくらいの分量で。
そしてお酒は、新政の「No.6 X-mas type」。
通常ラインに「X type」があるのをもじった「X-mas type」という洒落た名前のこのお酒は、X-typeを瓶内二次発酵させたうすにごりのスパークリング酒。
酵母は6号(No.6だから当然だけども)、使用米は美山錦が97%(残りは酒こまち)、45%磨き。
酒屋さんのブログにこんな記事があるように、ネットでは高価格でオークション等にかけられている稀少酒で、購入できたのは、本当にたまたまかつ幸運だったこのお酒。
クリスマスカラーと雪の結晶のボトルでたいそう可愛く、揃いの化粧箱とリーフレットまでついていてお値段3800円。
ぷちぷちと細かな泡がスパークリングワインのようで、新政らしい酸味と濃厚さが楽しめる、とても華やかな味のお酒だった。めちゃくちゃ、おいしい。
そして今日のフォアグラ(という言葉はどうなのと思いつつ)は、定番の「フォアグラ大根」で。
大根は立派な太さの三浦大根を、塩は加えず、お化粧程度に入れた淡口醤油と酒を入れた濃いめのだし汁で綺麗に炊いた。
粉をはたいた厚切りフォアグラを両面ソテーして、昨夜同様トリュフ醤油をかけてできあがりー。トリュフ醤油、ほんと、万能かな。
元旦の夜は、これも恒例の「芸能人格付けチェック」を家族で見て、楽器や盆栽についてはこっちが本物だあっちが本物だと話し合い。
そして去年ブレイクしたYOHSIKI様のお菓子(去年は「あけぼの」のチーズおかきが有名になりすぎて、今は単品販売はしなくなっちゃった……)は今年も大騒ぎで、「あれー?あのジャムクッキーはどっかで見てるぞ私……」と思ったらDEAN&DELUCAのだったりして、またこれはブームになってしまいそうな。
YOSHIKI様効果、おそるべし。