2020年6月13日土曜日

結婚記念をブノワでお祝い

23回目の結婚記念日に
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
玉子トースト
マンゴスチン
カフェオレ
回し者のようにしょっちゅう店名出してるけど、「せんどば」さん。
 
昨日は海外産(タイだったかな?)のマンゴスチンまで売っていた。ちょっと小ぶりだったけど、1個100円といったところ。熟してるからすぐ食べろだそうで、早速今日、食卓に出してみた。
 
んでマンゴスチンを優先させてしまったけど、今は台湾産の生ライチも出てきているし、あとはパッションフルーツあたりもそこそこお手頃価格。
 
香菜もあちこちの産地のものが大束で売られているし、相変わらず生のマコモダケもあるしで、その品揃えの多彩さに毎回感動しているのだった。
 
毎日配信されているお魚入荷状況もこんな感じなので、私に鯛、いやせめて鯖1匹おろせる技術があれば(鯵まではいけると思う……んだけどね……)もっと楽しい感じになりそうなのだけど。
 
で、朝食はそのマンゴスチンと、冷凍食パントーストして、1人1個のゆで卵、マヨネーズ和えをたっぷり乗せた玉子トースト。チーズまで入れるのは自重した。
 
マンゴスチンは、期待ほどには甘さは濃厚じゃなかったけど、白く柔らかな果肉と上品な甘さと香りは間違いなくマンゴスチン。果物の女王と異名を持つだけはある高貴なお味。美味しかった。
 
今日は一日雨の予報、湿気はあるけど幸せに涼しい気温(何しろ最高気温の23度が夜中0時で、以降はひたすら涼しくなって午後3時には18度になるという予報)で、なら運動だなーと今日はBODYPUMP 98。
 
なんか二の腕とか肩がだるいな?昨日一日休んでたのにな?と思ったのだけど、昨日少し土いじりをしてシャベルでそのへん掘りまくってたからそういう事になったらしい。
日陰のエリアに、みょうがの苗植えちゃった。ドクダミが繁茂するよりミョウガの方が幸せだよね?ということで。
「豆狸」の
 豆狸いなり
 わさびいなり
 焼揚げ生姜いなり
抹茶入り玄米茶
お昼はだんなが用事済ませついでに船橋駅界隈で何か買ってきてくれるということで、「何食べたい?」と。
 
「……夕飯がっつりだしねえ……おいなりさん2個とかで丁度良いんだけど」
と言った後で、天啓が降りてきた。
 
「あ、駅ビルに確かおいなり屋さんがあってね。そこのわさびいなりが食べたいですわさびいなり」
 
すごく詳細なリクエストを差し出されるのも面倒だろうなあと思いつつお願いしたら、そのお店「豆狸」を見つけて買ってきてくださった。
 
私リクエストのわさびいなり、案外小さかったからと3種類買ってきてくれた。運動して腹ぺこだったのでむしろ大変にありがたかった。
リクエストのわさびいなりと、店名のついたノーマルいなり、豆狸と、さっぱり味でこれまた良かった焼き揚げ生姜いなり。
 
大好きなわさびいなりがあるのが素晴らしい。甘すぎないのもとても好き。
ここのいなり寿司屋さん、母体は「阪急デリカアイ」。阪急阪神百貨店とかスーパーイズミヤとか、そのへんの系列らしい。
表参道「ビストロ ブノワ」にて
 ENTREE + 2PLATS + DESSERT + CAFE \9100
 グラスシャンパン 2×\1200
 白ワイン(Dom. Chanson Savigny Les Beaune 1er Cru Hauts 2016) \12000
 サンペレグリノ(1000ml) \1200
さて、今日は私とだんなの23回目の結婚記念日。
あと2年したら銀婚式なんですって、びっくりだわ。
 
んで、緊急事態宣言もめでたく解けたし東京アラートも解除されたということで、都内で御飯食べようか、と。
 
久しぶりの「BENOIT(ブノワ)」、ネットで確認した最新メニューに鴨のローストが入っていたこともあり、「鴨とミルフィーユ食べたい!」と伺うことに。
 
実際訪れてみると、メニューはネット掲載のものから2~3割減らされていて(オマール海老食べようかなと思ってたんだよねえ……消えてた、残念)、店員さんも少なめな様子。それでも、夕食には早めのタイミングだったにも関わらず、お客さんはけっこう続々とやってきていた。
 
プリフィクスの、前菜1皿メイン2皿のコース、ああでもないこうでもないと考えて、最初の乾杯のシャンパンからこっくりめのシャルドネ1本いただいて。
 
今日も全部美味しかったなー。
 
ロブションよりポールボキューズより、私たちはアランデュカスの料理の方向が好きみたい。いつかは去年新規オープンしたパレスホテルの「ESTERRE」にも行ってみたいなと思いつつ(でも予想としては、行ってみた結果、「やっぱりブノワくらいの雰囲気が一番ね」ってなりそうな気も)。
 
「BENOIT」の前菜スペシャリテ、フォアグラのコンフィ♪ 私の前菜は、金柑のコンポートを添えた「フォアグラのコンフィ パン・ド・カンパーニュのトースト」(+\1000)。
 
だんなは「多いんだけどなあ、どうしようかなあ」と言いつつ「“サラダ・グルマン”クルミ/シェーブルチーズ」にすると言っていた。
 
だから、「あ、じゃあサラダ半分ちょうだいよ、私のフォアグラも半分あげるからさあ」という話をして、最初から取り分けて持ってきていただくことはできますかとお店に尋ねてみたら、それはできかねるけれど取り皿をお持ちしますと言っていただけて。
 
取り分けるのは前菜だけで良いつもりだったのだけど、その後も都度テーブルに取り皿を持ってきてくださったので、ありがたくメインディッシュ2皿も少しずつ分けていただくことができた。
 
まあ、ここ、ビストロだしね!
あとここのサラダは本当に量が多いしね!
兎の御飯かな?と言うより山羊の御飯かな?ってレベルの葉野菜がどかんとやってくるものだから(だがそれがとても良い)。
 
かくして私は、若干控えめな量だったフォアグラに加えて、サラダもこんもりいただけた。とろけるようなフォアグラのコンフィの美味しさは知っていたけど、今日のは金柑が美味しくて美味しくて。砂肝や美味しいベーコンが乗ったサラダと共に、お酒が進んで仕方がない前菜。
 
メイン1皿目はだんなも私も魚介で。
 
私は「ホタテ貝のソテー 初夏の野菜」(今日の一番上の写真)、だんなは「イサキのソテー アーティチョークと野菜のパリグール風」。
 
ブノワにしては(と言うと失礼だけれど)華やかな魚料理で、帆立の下には泡立てたミルクのソースと甘いキャベツのピュレ。
 
蕪や豆類、人参といった野菜もたっぷり添えられて、肉厚のこんがり焼かれた帆立がたいそう良い感じ。
 
分けてもらったイサキもふくふくで美味しかった。アーティチョークも甘さとほんの少しのほろ苦さが今の季節の味っぽく。
 
私、3回連続鴨を食べてるんだなあこの店で…… 実は私、前回も前々回もこのお店で鴨を食べていて、でもいつ食べても美味しいものだからやっぱり鴨で。
 
今回は鮮烈な柑橘風味の「フランス産鴨胸肉のロースト ウイキョウとオレンジ」。
 
ウイキョウは生のと柔らかく火を通したものの2種類が添えられていて、これも旬の味。
 
だんなはボリュームたっぷり(200gのお肉だそうで)「群馬県産"赤城牛のランプ"のポワレ 胡椒風味 自家製フレンチフライ」(+\1500)、取り皿のおかげで私もランプをいただけて、パーフェクトな火の通り具合にうっとりして。
 
ごわっと大きめカットのフレンチフライもとっても良かった。トリュフやハーブの香りはついていないシンプル味だけど、なのにたいそう美味しくて芋好きの私は大変に幸せだった。
 
デザートはどうしてもどうしてもこれになりがち、絶品ミルフィーユ ここまでずっと別々のお皿を頼んでいたけれど、デザートはやっぱりこれなのよこれにしちゃうのよ……と、2人揃いでこの店名物「バニラ風味のミルフィーユ」。
 
フルーツ無し、季節による変化一切無し、ただただ、パリッパリのパイ生地と濃厚カスタードクリームだけが層になったミルフィーユ。
 
でもこれが、「世界一美味しいミルフィーユなんじゃないかしら」と思うほどに好みど真ん中すぎて、この店に半年に一度は訪れたくなる最大の理由かもしれないと思うほど。
 
卓上には更にライム風味のマドレーヌもやってきて、一時期の大変な量の頃よりもポーション軽くなったよねと話しつつも、最後はやっぱり満腹になったのだった。
 
お土産にはハーブの香りのダックワーズ風の焼き菓子をいただいて、ゆるゆる帰宅。
 
2年後の銀婚式には「一昨年の頃は大変だったねー」なんて言い合ったりするのかしら。笑える思い出に出来ているような2年後だと良いな。