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「大珍キッチン」の
豚まん(しょうゆ味)
アイスウーロン茶
まだ中華まん系だけあれこれ残ってる「大珍キッチン」の福袋セット、今朝はしょうゆ味の"豚まん"を蒸して食べてみた。豚まん(しょうゆ味)
アイスウーロン茶
塩味の"肉まん"は、むしろこっちの方が551の豚まんに近い味。
しょうゆ味のは、「長ネギ、ニラ等の香り野菜を使用し、野菜の持つ甘さや香りを十分に楽しめる一品」とのことで、でも見た目よりはあっさり味。
かと言って物足りないわけでもなくて、私は塩味肉まんよりしょうゆ味豚まんの方が好みだわと思った。香味野菜の香りが良い塩梅で。
でも懐かしくなってしまうのは「551蓬莱」の豚まんの味だったりして、再来月あたりどうやらちらっと関西に行く事になりそうなのでごっさり買って来る予定。冷凍庫空けておかなきゃだわ。
銀座「ぬる燗佐藤」にて
佐藤の宴 w/2時間飲み放題
\10800→\4000→\3600
今日はだんなと銀座で飲み……で、ならばと最初は上野に出て「酒のサンワ」さんで七田 ひやおろし 純米 7割5分磨き 雄町&愛山と19 In bocca al lupo!を買い、銀座に出てJohanで予約したパンを受け取って、ついでにちらちらデパ地下散策。佐藤の宴 w/2時間飲み放題
\10800→\4000→\3600
銀座三越地下3階の日本酒売り場もしっかり眺め、そして並びのチーズ屋さんがお得なチーズセットをあれこれ売っていたので思わずデンマークチーズとイギリスのレッドチェダーのセットをお買い上げ。ついでに上階で鶏とフォアグラといちじくのテリーヌもお買い上げ。
これは週末の酒のアテねー。
んでまだ時間あるなあとGINZA SIXの「いまでや」さんにも足を向けてしまい、でもここでお酒を買うのはぎりぎり踏みとどまったのだった。
ゆきの美人のひやおろしが愛山(麹米だけど)だったり、以前飲んで美味しかった土田の寝かせがあったりで、いまでやさんも相変わらず大変に良い酒屋さん。
ここで日本酒買い足したら完全にアウト(冷蔵庫的に)だしなあと、結局、4合瓶3本担いだ状態で「ぬる燗 佐藤 銀座」 という日本酒居酒屋に向かったのだった。
店名からして日本酒に力を入れてるという風なこのお店、都内に数軒展開している。
ずっと気になっていたところ、たまたま「LUXA」で「【日本酒30種含む120分飲み放題/9月末まで利用可】日本酒が魅せる11変化がここに。温度の妙がつくる繊細な味わい・香りに惚れる。創作和食との絶妙なマッチングを満喫《佐藤の宴全7品+お食事券3,000円分》」というクーポンが出ていて、これはお得じゃないかしらと買ってみた次第。
通常7800円の飲み放題つきコース料理に、後日使える食事券3000円分(有効期限は入店から3ヶ月、3000円の支払い毎に1000円券1枚が使える……と、若干使い勝手は悪そうなものだったけれど)がついて、計10800円が4000円。
更にクーポンサイトの値引きも使って3600円と、まあまあお得な内容で。
料理は全体的に美味しかった。
お酒も、美味しいものは美味しかった……けど、なんだろうなあ、このお店の日本酒に対する姿勢?考え?が、もう"宗教観の違い"というレベルで私とだんなとは相容れない感じで、「自腹切って飲みに来ることは無いかなあ」というのが結論だったりして。
そもそも、飲み放題の酒のリストが上の写真のような感じ。
「この温度で飲むのがお勧め(強制ではない)ですよ」という区分けは面白いと思う。
でも、日本酒の説明自体が、県と銘柄とあと「純米・吟醸・本醸造」だけって、どうやって選べと??という感じ。
紙での説明を省いて、あとはお店の人との会話で好みな酒と出会ってくださいね、という趣向というわけでもない。
「このお酒、お米は何ですか?」と店員さんに問うても、めんどくさそーに「……瓶お持ちしますね」と、どーんと目の前に一升瓶を置かれるだけ。
その手間を惜しむなら、リストに記す文字を"来福 純米吟醸"から"来福 純米吟醸 愛山"という風に数文字足してくれさえすれば良いのに、それをしない。米を書かずとも"ひやおろし""無濾過生原酒"なんてのが添えられてるだけでも「あ、それは飲みたい」と思う切っ掛けになるだろうに。
銘柄だけを掲載して飲む酒を選べとという、その姿勢を"店側が取っている"ということが大変に闇深くて、なんだか一周回って面白くなってしまった。
温度を変えて飲む日本酒の楽しさを伝えようとしている、意識高い系の日本酒居酒屋がこれで良いのかと。
飲み放題メニューだからこうなのかとグランドメニューを見てみれば、そっちにも"楯野川 純米大吟醸"なんて記載尽くし。
「いやいや、楯野川って全量純米大吟醸じゃん……何の情報も載せてないのと同義じゃん……」とだんなと苦笑い。
楯野川は出羽燦々中取りが最高だけど山田錦も美山錦も雄町も醸してるし出羽燦々でも本流辛口になるといきなりドライになるしで、ほんと、全く違うお酒なのにそれを「純米大吟醸」ひとくくりでの記載だなんて、本当に乱暴すぎ。説明する気なさすぎ。
- 先付け 鮭の白子
- お造り 三種盛り合わせ(かんぱち・本鮪・真鯛)
- 焼き物 大山鶏炭火焼
- 温物 秋刀魚と秋野菜の炊き合わせ
- 揚げ物 海老と季節野菜の天婦羅(海老・ししとう・南瓜・蓮根)
- 食事 茶蕎麦
- 甘味 洋梨のジェラート
ともかくも、出てきた料理はこんな感じで、お酒に合うものが多く、肉や魚もまんべんなく。
揚げたさんまと里芋、舞茸が入った炊き合わせとか、すごく美味しかった。天ぷらも揚げたてさくさくで。
で、飲んだお酒は、加賀鳶、雨後の月、来福(愛山)、天狗舞、大七、上喜元あたり。
最初は瓶を見せてもらったりしていたけれど、フロアのお姉さんは忙しそうだしで最後は「大七は生酛だよねあれ」「上喜元ならまあまあ外れないでしょ」などと、席から見える棚から拾える情報とか己の経験則から酒を選ぶという、よくわからない事になっていた。
そうそう、そして注文のスタイルも、1人ずつ別のお酒というのは駄目で、「お2人様で1種類、2合まで入るちろりに1~2合単位での注文をお願いします」というスタイルで。
まあ良いけどね……と、2人で7合飲んできたけど、これもなんだか、量飲めない人とか、色々試したい人にとって高い敷居じゃなかろうかという。
つまるところ、日本酒の初心者にも飲み慣れてる人にも店の提供スタイルが寄り添っていない、どこを目指して走っているのかさっぱり意味不明な、実に実に気持ち悪い店なのでした……という結論。
近々久しぶりに錦糸町のリトサケに行くから、ここの報告話で盛り上がれそうな気がするわー。店長、このがっかりさをわかって下さい……(きっと秒でわかってくれる)。