2012年11月15日木曜日

焼肉と赤ワイン

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「タカセ」のはちみつパン・ヨーグルトブレッド
ハムエッグ
カフェオレ
ふわふわとした口当たりと優しいミルク味が美味しい、池袋「タカセ」のヨーグルトブレッドを軽く炙って朝御飯。
有塩バターを軽く塗って食べるのが私は好きだけれど、息子はすっかりお気に入りになった自家製リンゴジャムをどっさり添えて食べていた。この調子なら、山と作ったリンゴジャムもあっという間に消え去りそうだ。
 
ちょっと久しぶりに卵料理も添えて、目指すは「全体的にあったかい夕御飯」。
いよいよ冬も間近という肌寒さになってきた。
千葉そごう内「牛兵衛 草庵」にて
 キムチ \420
 焼肉三種盛りランチ \2300
 シマチョウ(塩) \800
 ボージョレヌーボー(グラス) \600
今日は友人と千葉でランチ。
 
「銚子丸でお寿司か、千葉そごうの上の和食とかどうかなぁ」
と提案を受け、
「柿安にしゃぶしゃぶランチとかあるよねー……あと、焼き肉屋さんもけっこう美味しかった」
と返事したら
「焼き肉!?」
とすごい勢いで食いついてきた。
 
家族が焼き肉嫌いで食べに行けないのよー……とのことだったので、じゃあ焼き肉に!ということに。私も焼き肉、飢えていたところ。食べ盛りの息子と行くと懐が痛いし、「一人カラオケ、一人フレンチ楽勝」の私も「一人焼き肉」はさすがにちょっと行きづらい。
 
というわけで、欲望が合致したところで本日は焼き肉ランチ。折しも今日はボージョレヌーボーの解禁日じゃないですかぁ~ということで、ボージョレヌーボーグラスに1杯いただいて、山形牛を満喫してきた。伺ったのは「牛兵衛 草庵」というお店。高級感があって清潔でサービスも良く、私の母も気に入っているお店だ。
 
安めのセットだと1500円くらいから。更に安価なハンバーグランチなどもあるけれど、「やっぱり焼いて食べたいね」「ちょっと奮発しちゃいましょうか」と、2300円の「焼肉三種盛りランチ」にすることにした。
 
千葉「牛兵衛草庵」での焼き肉ランチ~♪ 山形牛のカルビとロースと、当日のおすすめ部位の3種盛り。
 
ライス(お代わり無料)、スープ、サラダ、小鉢、漬物、デザートつき。こんな感じにテーブルにずらりとやってくる。
 
スープはわかめスープ、小鉢はゼンマイのナムル、漬物は白菜キムチ、そしてデザートは杏仁豆腐。それは良いのだけど、デザートまでまとめてトレイに乗せず、これは最後に持って来てくれると良いのにねぇ。
 
ともかくもワイン飲み飲み山形牛をじゅーじゅー焼いて次々食べた。
 
たっぷりと言えるほどの量ではないけれど、文句なしに美味しいお肉で、良い気分になっちゃってついついホルモンなんかも追加。キムチも追加。友人も私も昼からなかなか良い気分になってしまったのだった。
 
千葉そごう内「神戸カプチーノ倶楽部」にて
 クレールカスターニャ セット \1208
おしゃべりしましょう、食後はお茶だー!と、デパートの館内案内眺めて「ここはどうかな?」と、紳士服フロアにある喫茶店「神戸カプチーノ倶楽部」に行ってみることに。
 
目当てはカプチーノのはずだったのだけれど、店頭に案内のあったデザート類がやけに美味しそうで、結局甘い物いただきつつ、カプチーノ飲みつつ数時間おしゃべり~……ということになった。
 
「神戸カプチーノ倶楽部」にて、初めて食べた「クレール」 「やっぱり、栗デザートだよね」
「で、やっぱりこれだよね」
と、お揃いで頼んだのは「クレール」という面白いお菓子。
 
「クレープ+ワッフル」で「クレール」。クレープのように薄いワッフル……といった感じのものだ。
 
季節商品の「クレールカスターニャ」は、「愛媛県産和栗モンブランクリームとラムレーズンで楽しむ秋のクレール。甘酸っぱいベリーソースをアクセントに仕上げました。」ですって。
 
他にも、塩とペッパーでいただくクレールとか、洋梨とか、色々な種類があって楽しいことになっていた。
 
その、思った以上に巨大だった「クレール」にはココアパウダーをふったホイップクリーム、栗の渋皮煮、マロンクリーム、そしてラムレーズン、皿の端にベリーのソース、というトッピング。ナイフで一口大に切りつつ、あれこれ添えていただいた。ほの甘くてちょっともちもちした食感が良い感じ。
 
「神戸カプチーノ倶楽部」にて、なんとも可愛いラテアート そしてカプチーノには、素敵なラテアートが施されていたことにも感動。
 
私はスワンで、友人はウサギ。
 
すごいすごい、可愛い!キレイ!と、キャッキャしながらいただいた。
 
ラテアート、作る様をyoutubeの動画で見たことがあるけれど、本当に素晴らしい。見れば作れるようになるかな?なんて最初は思っていたけれど、無理無理無理……という感じ。期せずして素敵なデザートをいただけて、満喫の午後だった。
「CHEZ KEN」の前菜盛り合わせ
チーズフォンデュ(バゲット・じゃがいも・ブロッコリー・ウィンナー)
ボージョレヌーボー
今日は本当に、いよいよ肌寒い一日。朝に
「そろそろチーズフォンデュとか美味しいかもねぇ……」
と呟いたら、息子が「それ!」と。
 
この一言で彼のチーズフォンデュスイッチが入ってしまったらしく、嬉しそうな息子の顔を見ていたら今更「え、今日は肉じゃがの予定……」とか言えなくなった。何より私もチーズフォンデュが恋しかったわけで。
 
……じゃあチーズフォンデュにするかな。……だったらワインだよね?と、
「せっかくだから」
と解禁の今日、ボージョレヌーボー1本買ってきた。
 
「べっ別にボージョレヌーボー楽しみにしていたわけじゃないんだからねっ、た、たまたまそういう献立になったから、たまたま解禁と重なったから、買ってやるだけなんだからねっ!」
誰にということもなく、なんとなく言い訳じみた事を言わずには買えないボージョレヌーボー。
 
ほんと、別に、「すごく美味しいワイン」というわけじゃ、ないんだよね。ありがたがって飲むようなものでもない。飲みやすくてジュースみたいなんだけど、「赤ワインが飲みたい」と思って恋しくなる味じゃあない。でもまぁ、「せっかくだから」。
 
チーズフォンデュの時って、あとは何を用意するのかなぁ……肉?と悩みつつ、千葉を出る時にデパ地下でお総菜を眺めてきた。やっぱりこれかな、と久しぶりに買ったのは「CHEZ KEN」の9種前菜セット。
 
魚介のゼリー寄せやマリネ類やテリーヌ、スモークサーモンなど、手のこんだ「レストランの味」が少しずつあれこれ詰まって1500円以下。テリーヌなどは2切れずつ入っているから、2人で取り分けて食べても大丈夫なようになっている。
 
銘々皿に盛りつけなおして食卓に出したら、息子曰く
「……イタリアンおせち!?」
だそうで、その反応がちょっと面白かった。確かに、洋風おせちの内容ってこんな感じだ。
 
チーズフォンデュの方は、カットしたバゲットと、固めに茹でたじゃがいも、ブロッコリー、あとはウィンナー。「フォンデュ用のチーズ」はどうしようかと思いつつこれもデパ地下を覗いたところ、いつの間にか千葉そごうの地下がずいぶんリニューアルされていて、高級スーパーのようなエリアが拡大していた。チーズ売り場も広めのコーナーが用意されていて、フォンデュ用ミックスチーズだけでも4種類くらいの選択肢が。
 
セブンイレブンマークつきの安価なミックスチーズもあったのだけれど、輸入もののと国産のと、全ての品を見比べた結果、「ここのなら間違いないかな」と「よつば」のを買ってきたのだった。
 
これまでバーニャカウダ用のポットを使っていたのだけれど、どうにも容量が不足する感じで使いにくかったので、今日は考えて土鍋風の焼き物のミニ片手鍋(いつから我が家にあるのか知らない……自分で買ったのかどうかも記憶にない……←福袋とかかな?)と、鉄製のティーウォーマーを組み合わせて代用してみたら、これがなかなか良い感じ。
 
鍋ににんにくオイルをなすりつけて牛乳を沸かし(本当は白ワイン使うんだけど)、そこに小麦粉まぶしたミックスチーズを入れて溶かしたら、チーズに添付だったスパイスミックスも混ぜたらできあがり。さすが「よつば」、食べやすい美味しいチーズフォンデュのソースになった。
 
「ん~♪こういう夕飯久しぶりだね、いいね~」
と、ワインをちびちびやりながら、フレンチのお総菜つついて、チーズフォンデュをおおいに堪能。
 
息子も、腹の底から、みたいな声で
「うー!マジ、うっまい!」
と悶えていた。私が手間暇かけた手料理よりもよほど良い反応で、軽くジェラシー。