2013年4月23日火曜日

腐乳つかって。

「551蓬莱」のあんまん
りんご
アイスプーアル茶
だんなが買ってきてくれた、551蓬莱のあんまんで朝御飯。豚まんに比べるとちょっと小ぶりだけれど、朝御飯にはこのくらいのサイズでちょうど良いかも。
 
でも、息子はこれでは物足りないかなと、りんごも剥いて出してみた。
 
そして今日、息子は15歳の誕生日。オラオラ起きろ起きろと今日も乱暴に息子を叩き起こし、ボーッとした顔で食卓にやってきた息子に
「たんじょうびおめでとう!」
と声をかけた。
 
「……ありがとう、ございます……」
ぼへー……と応じた息子は、寝癖で髪の毛はぴんぴんだし、パジャマ姿はなんだかよれよれしているし、何よりあんまんの湯気で眼鏡が真っ白に曇っちゃってるし、なんかもう「お母さんがっかり」という感じ。
 
去年1年は「やーい碇シンジと同い年~」とか「これでエヴァンゲリオンに乗れるね!」などとからかっていたのだけれど、今度は渚カヲルと同い年、ということでよろしいか。
 
くだらない事を考えつつ、黒胡麻の風味が濃厚なあんまんをもぐもぐ。あんまんは胡麻味濃厚なものの方が好きだから、「551蓬莱」のこのあんまんはとても好みな味。美味しいな~。
たことじゃがいもの温サラダ
そら豆とスナップえんどうの塩回鍋肉
わかめと玉ねぎの中華風スープ
羽釜御飯
麦茶
 
「モロゾフ」のレアチーズケーキ
アイスティー
少し先だけれど、息子の「誕生日祝いの肉ディナー」は別に予定していることもあって、今日はいつも通りな感じの夕御飯。
 
ちょうど特売の豚バラブロックを買ったところで、先月号の『dancyu』を図書館で借り、そこに載っていた「そら豆とスナップえんどうの塩回鍋肉」が美味しそうだったので作ってみることにした。
 
主な調味料は「腐乳(ふにゅう)」。豆腐に麹をつけ塩水で発酵させた調味料で、沖縄の「豆腐よう」にとてもよく似ている。でも、豆腐ようはそのまま酒の肴にして食べたりするけれど、腐乳は調味料としての役割がメインな感じ。お粥に入れたりもするみたい。
 
「しょっぱくて麹臭い豆腐ペースト」といった感じで、独特の発酵臭があるので苦手な人は苦手かも。ちょっと加えるだけで圧倒的に異国の味が漂うので、これは楽しいなと私は小さな瓶を冷蔵庫に常備しているのだった。
 
豚バラは茹でてスライス。時間短縮のために圧力鍋を使ったら、思った以上にホロホロに煮えてしまって、スライスしようとしたらぐずぐずに崩れてしまった。ちょっと反省。
 
豆類は、さやいんげんとスナップえんどう、そして空豆。全部さっと茹でて、空豆は薄皮を剥いておく。で、全体を腐乳と塩と紹興酒、豚の茹で汁も少々加えて炒め合わせればできあがり。「腐乳味の炒め物」なんて、どうなることかとちょっと不安だったのだけれど、味噌のような風味もあって、なかなか美味しくできあがった。これはものすごーくビールに合いそうな味わいだ。
 
残っていたタコは、茹でたじゃがいもと共ににんにくと唐辛子でささっと炒めて温サラダに。タコとじゃがいもは何故かすごくお似合いで、ビネガー入れてポテトサラダ風にしてしまうのも美味しくて幸せだ。
 
で、息子の誕生日ケーキは、息子曰く
「レアチーズケーキ!豪華なの!」
だそう。
 
昼間に駅ビルのケーキショップを見て歩いたものの、あいにくと地元のお店には「豪華なレアチーズケーキ」は取り扱ってございません……といった感じ。結局ぐるりと回って、モロゾフのレアチーズケーキのミニサイズのホールを買うことにした。
 
全然「豪華」ではないのだけれど、「なんでしたら180度、半円カットで召し上がっていただいてもよろしうございます」ということで、ここは量で勝負。
 
小さめだったとはいえ、本当に180度、半円のチーズケーキを食べてしまった息子。お店で小さなバースデープレートとロウソクもつけてくれたので、シンプルケーキにちょこちょこっとロウソクも立ててお祝いしたのだった。久しぶりのモロゾフのチーズケーキは、しっかりと甘かった~。今度、また自作チーズケーキ作りましょうかね。