「ドーミーイン鹿児島」で朝食ブッフェ
温泉玉子
カツオのタタキ
薩摩黒豚の蒸ししゃぶ
豚骨煮
焼き鯖
鹿児島産薩摩揚げ 棒天、鰯棒天
かつお味噌
鶏飯
パイナップル、ピンクグレープフルーツ、ネーブル
牛乳、ピーチジュース、お茶
ドーミーインの大浴場は、木~日曜の曜日限定の午前中の入浴時間に、季節の変わり湯「果実湯」なんてサービスがある。冬に来た時は柚子湯だったこのお風呂、今回は「ネーブル」ですって。温泉玉子
カツオのタタキ
薩摩黒豚の蒸ししゃぶ
豚骨煮
焼き鯖
鹿児島産薩摩揚げ 棒天、鰯棒天
かつお味噌
鶏飯
パイナップル、ピンクグレープフルーツ、ネーブル
牛乳、ピーチジュース、お茶
昨夜は早々に寝てしまったので、今朝はパキッと5時前に目覚めた私、いそいそとネーブル湯を堪能しに大浴場に行ってきた。貸切状態で、大きなネーブルがごろごろと20個近く浮かぶ露天風呂を堪能。
だんなも早めに起床して、7時前に朝食ブッフェへ。
ご当地メニューが色々楽しめる(しかもちゃんと美味しい)このホテルの朝食ブッフェ、「薩摩揚げ」あたりは予想の範囲内だったけれど、薩摩黒豚の蒸ししゃぶに鶏飯までいただけて大満足。
目玉焼きやオムレツはお願いすればその場ですぐ焼いてもくれるそうで、でも今日は温泉玉子にしておいた。ソーキ煮的な「豚骨煮」もおいしかったー。焼き鯖も。
鹿児島 天文館「味処むじゃき亭」にて
薩摩紀行 \1500
わっぜえか丼
ベビーコーヒー白熊
ホテルは「22時間宿泊プラン」とやらで、13時チェックアウトで良いらしい。そして13時半からレンタカー借りて、今日は一路霧島温泉郷に向かう予定。薩摩紀行 \1500
わっぜえか丼
ベビーコーヒー白熊
「じゃあお昼御飯食べついでに、天文館アーケードとか見て歩きましょうか」とのんびりホテルを出て、「蒸氣屋菓々子横丁」で「かすたどん」買って、「かご市」でお土産用豚とろラーメンと薩摩地鶏の真空パックおつまみ買って、「月揚庵」で真空パック薩摩揚げ買って、「スーパーはるた」で九州醤油と九州醤油味のじゃがりこ買って、充実のお土産購入タイム。
お昼は、「鹿児島に来たからには、やっぱりここで食べておかないとね」と「天文館むじゃき」に訪れた。
店頭には、私たちと同じ思考の修学旅行生たちがたくさんいて、テイクアウト用の白熊を買う人で大賑わい。
私たちは、まあ良い大人なので、店頭の喧噪に混ざるのはちょっとねと、「昼御飯食べついでに白熊食べようかー」と、4階の和食屋さん「味処むじゃき亭」に入ることにした。
私が食べたのは、「鹿児島県産黒豚を味噌ベースで甘辛く仕上げました」という「わっぜえか丼」とベビー白熊のセットメニュー、だんなは黒豚カツ丼と単品のベビー白熊を。
ベビー白熊は、普通の白熊の他、ストロベリー、ミルク金時、チョコレート、宇治金時、コーヒーから選べるそうで、だんなが普通のを頼むのならと私はあえて「コーヒー白熊」を選んでみた。
「わっぜえか丼」は、思ったほどには味噌味噌しておらず、甘さ強めのこってり味の丼。豚そぼろや錦糸卵、千切りキャベツも乗っていて、そぼろがとても美味しかった。添えられた汁物が「薩摩汁」だったのも素敵。
「むじゃきの白熊」自体は物産展などで何度か食べた事があって、「あ、おんなじ味だー」という感じ。関東の民には馴染みのない謎焼き菓子や謎豆(でっかい白いんげん豆の煮物。別に甘くはない)、寒天やフルーツ、レーズンにさくらんぼに、とあれこれ盛られた練乳かき氷はベビーサイズでもなかなかの食べ応え。
コーヒー白熊には、プリッツ(塩気が幸せ)やマシュマロ、プルーンなどがトッピングされていた。氷の下には豆も、しっかり。
練乳ベースにコーヒー風味を加えた味だったので、溶けてくると懐かしい味わいのコーヒー牛乳のような感じ。練乳風味たっぷりで、こちらも美味しかった。
だんなはかき氷食べると「頭がキーン」となっちゃうタイプ(私はキーンとなったことがない)で、終盤は私が2皿抱え込んで食べることに。
今日はたいそう良い天気。車を借りた後は、「昨日は全然見られなかったし!」と鹿児島港まで桜島を見に行き(ばっちり見えた!)、高速道路に乗ってからも「桜島PA」に寄り道して
「あーやっぱり桜島PAという名前だけあって、ちゃんと桜島見えるねー」
などと確認しつつ、道中「木造駅舎あり」みたいな看板を見つけて急遽立ち寄った「嘉例川駅」を見たりしながら今日のお宿、「旅行人山荘(りょこうじんさんそう)」へ。
たいそう眺めが良いらしく、温泉も素敵で、値段もそこそこお手頃だったこの宿、不思議な名前は、かつてあった『旅行人』という雑誌の編集者、蔵前仁一さんの実家旅館だから、だそう。
雑誌広告やCMなどに使われた貸切露天風呂はなかなかの人気で、この鹿児島旅行が決まって早々に宿の予約と露天風呂の予約を入れたのに「あいにく赤松の湯は予約がいっぱいで」と断られるほど。
お目当ての「赤松の湯」ではない、別の露天風呂を予約していたのだけれど、到着してみたら「夕方5時15分からでしたら、赤松の湯をご用意できます」と言って頂き、更には夜に無料の「ホタル見学ツアー」なるものも開催中とのこと。
露天風呂の予約を変えてもらい、夕食スタートも早めにしてもらって、ホタルも見に行くことにした。
この宿の温泉は、単純泉と硫黄泉の2種類があるそう。大浴場の露天は硫黄泉で、蔵王温泉郷ほどの濃厚さではなかったものの、湯の花がふわふわ浮かぶあの特有の香り(この匂いが私は大好きでー)のするとても気持ちのよい温泉。肌がすべすべになった。
野生の鹿が訪れることもあるという、石段を100m以上も歩いて向かう離れ家的な露天風呂も、とても素敵だった。
和室の部屋と共に洋室のベッドルームの部屋もあって、私たちはベッドタイプの部屋を。窓からは桜島が一望できて、大浴場の露天風呂からの眺めも最高。お部屋によっては露天風呂つきの部屋もあるそうで。
霧島温泉郷「旅行人山荘」にて
みやま御膳
瓶ビール(キリンラガー) \680
焼酎(大森林) \480
焼酎(ぶっぽうそう) \630
せっかく温泉宿に泊まるんだし!と、温泉旅館飯が好きな私は、ちょっと良いめの食事のプランを予約したのだった。みやま御膳
瓶ビール(キリンラガー) \680
焼酎(大森林) \480
焼酎(ぶっぽうそう) \630
「みやま御膳」プランは、「季節を先取りした旬の地元の野菜、黒豚、黒毛和牛などの食材を使った薩摩料理のグルメコースです」だそう。和牛ロースに薩摩黒豚に地鶏のつくねにと、肉料理もたっぷりで食べ応えのある内容だった。
お風呂に入ってすっかり喉も渇いたのでビールを1瓶貰った後は、1合徳利でやってくる焼酎を2種類、だんなと半分こ。
地元牧園の焼酎「大森林」は、ややすっきり系の味わいで、「おすすめ焼酎」とメニューにあった「ぶっぽうそう」はさっぱりした旨味と甘味が舌に残る、好みな感じの焼酎だった。脂の乗った豚肉料理とかに、焼酎はとてもお似合い。
でてきた料理はこんな感じで、どれもちゃんと美味しかった。白味噌仕立てのお鍋の味つけとか、全体的に甘めな印象があって、東北の「塩辛い系の濃い味」側に馴染みのある私にはなかなか新鮮。
- 食前酒
- 梅酒
- 小鉢
- 三点盛 もだま 苦瓜味噌炒め 胡麻豆腐
- 前菜
- サーモン炙り寿司 黒豚昆布巻 もろこしかんざし ホタルイカ
- 刺身
- 白身 鮪 ウニ 水烏賊
- 煮物
- 季節の野菜 もろこし餡
- 鍋
- 大隅鍋 塩味噌仕立て
- 焼物
- 和牛ロース溶岩プレート焼き
- 揚物
- キビナゴ天麩羅 薩摩芋天麩羅 新茶の葉
- 吸物
- 海老 結び湯葉
- 食事
- 鹿児島産米かやく御飯(大豆とひじき) 香の物
- デザート
- メロン 苺
そして午後7時半過ぎに宿のロビーに集合して、ホテルのバスで20分ほどの距離にある「ホタルの散歩道」に。
霧島温泉の「駅前ホタル会」という団体がホタルが生きる環境を保護整備しているそうで、数百メートルの小さな小川の周辺がホタルの名所になっていた。
「いや、とか言っても数十匹がちらちら飛んでるくらいだったりするんじゃないの?」
と思っていたら、1桁単位が違っていた。数百匹のホタルが乱舞していて、本当に綺麗。なんでも見頃のピークが5月下旬で、時間帯は19:30-20:30が一番多く飛ぶんですって。一番良いタイミングに見に来た感じ。
緑がかった黄色い灯りがお互い鳴動するように点滅を繰り返していて、隣接の林の木々の高いところにもホタルが飛んで、天然のイルミネーションのよう。撮影禁止ということで(もとより、撮影したところでまともな写真はほとんと撮れなかったと思うけど)、写真には残せなかったけど、思いがけず素敵なものを見ることができて、何より。
ホテルへの帰還は午後8時半過ぎで、混まないうちにと早々にもう一回温泉を満喫した後は、お部屋でのんびり。