2020年8月20日木曜日

のどぐろとか鮪とか「来る」とか

「大珍キッチン」の
 大珍特製肉まん
白桃
アイス普洱茶
今日は冷凍庫にどっさり入ってる中華まんを食べましょうと、「大珍キッチン」の「大珍特製肉まん」を。
 
肉まんが塩味、豚まんが醤油味なんですって。
 
当社の肉まんと豚まんは同じ国産豚挽肉を使用しております。
肉まんは豚挽肉とキャベツ、玉葱であっさりとした昔ながらの味付けですが、豚まんは長ネギ、ニラ等の香り野菜を使用し、野菜の持つ甘さや香りを十分に楽しめる一品です。
 
とのことで、肉まんの方が、つまり551蓬莱っぽい味ということ、なのかな?(若干ややこしい)
 
ボリュームたっぷり、手持ちの18cmサイズの蒸籠が、蒸し終わりにはむちむちになるくらいの大きめサイズの中華まんで、15分蒸しても蒸し時間が若干物足りなかった(中心がちょっとぬるかった)ほど。
 
皮もいくらか塩気と甘さがある551蓬莱の中華まんに比べると、こちらは若干皮が淡泊な印象。あんの味も割と淡めで、あんの味は悪くなかったけど、皮は551が好きだなあ……なんて思ったりした。
 
どうしても食べる頻度が551が圧倒的だから(多分人生でもう50個くらいは余裕で食べてるんじゃないかしら……)、"おいしい"の基準が551になってしまう。551はあんまんも本当の本当に美味しくてですね……。
 
そしてお供はアイス普洱茶。
昨日のうちに4リットル分以上も仕込んで冷蔵庫に入れておいた。少しばかり手間はかかるけれど、ペットボトルとかじゃなく、ちゃんと美味しいお茶が冷えていることの幸福感。
「角上魚類」の
 のどぐろの天ぷら
 まぐろの竜田揚げ
 本まぐろ切り落とし
 本まぐろねぎとろ
鶏むねときゅうりの棒棒鶏風和え物
羽釜御飯
麦茶
今日は楽しいスポーツジム、BODYPUMP45(#114)からのBODYBALANCE45(#89)で、消費カロリーはあんまり無いのだろうけど、PUMPやCOMBATで動きまくった跡にBALANCEでストレッチや柔軟をするのがお気に入り。少しは股関節とか柔らかくなると良いのだけれど。
 
で、今日はだんな、帰宅が遅いらしい。
 
「簡単でいいかな?いいよね?お魚買って帰るで良いよね??」
と、帰りがけに「角上魚類」でお買い物。
 
のどぐろの天ぷらと目が合って「これだ!」と、隣のまぐろの竜田揚げのパックと共に籠に入れた後で、大好きな本まぐろのねぎとろを見つけてしまった。しかもお値打ち価格の切り落としまで。
 
油の混ぜものなどをしていない、お店自家製の本まぐろのねぎとろはほんとにほんとに美味しい。赤みが強くて、口の中でとろっととろけるよう。
これはもう丼で食べるしか……と、不揃いな切り落としも籠に入れて、今日はなんだかまぐろ中心のお皿になった。
 
昨日の残りの棒棒鶏風の和え物も出して、今日した食事の支度と言えば、揚げ物を魚焼きグリルで温めて、めんつゆ使って天つゆを作った(濃縮めんつゆ適当に薄めて、味醂少々入れてレンジでチン、それだけ……)くらい。
 
人気の品だから週末や夕方遅めでは見かけないねぎとろ、購入できてラッキーだった。
 
一見すると「キスの天ぷら?」と勘違いしそうな、小ぶりののどぐろの天ぷらも旨味たっぷりでこれまた良い感じ。
今日くらいは休肝日にしようとビールを控えた自分を褒めてあげたい。
 
そう、そして今日は、夕飯前の時間に、気になっていた映画「来る」を見たのだった。
 
2年前の映画だけれど、最近アマゾンプレミアムで配信されるようになったとのことで、ちらちら感想がネットに上がっていて「それはきっと私の好きな方向の映画だなあ」ということで。ホラー映画、大嫌いなんだけれども、それでも。
 
【映画『来る』観た人向け】宗教・民俗学クラスタ大歓喜の演出がたっぷりの日本怪異譚。演者の怪演のファンアートやレビューもぞくぞく」あたりにまとめられてるけど、「心霊版シン・ゴジラ」とか「オカルト版シン・ゴジラ」とか「大友克彦風味」とか「CLAMP監修かと思った」などと評されているらしい。
 
見終わってみれば、「わかる……わかるよ……超わかる……」と頷くしか無い塩梅で、ネットで見た「京極堂とシンゴジラと宜保愛子と密教の罰当たりミルフィーユ」という表現にはほんとそれね!と拍手を送りたい感じ。全部好きな私には全部盛りなこの美味しさよ。
 
ネットに出ているレベルでの感想を以下つらつら箇条書きにすると、
 
  • 配役がいちいちハマッてる。
  • クズ男すぎる妻夫木聡。
  • 優柔不断ヒゲ面男の岡田准一、良いよ良いよ。
  • 日本最強霊媒師松たか子、いい。すごくいい。パンチが重い。
  • それにしても柴田理恵の存在感よ。神キャスティング。
  • そして何より終盤の宗教監修のガチさ。鳥肌立つ。
  • 神道、修験道、仏教、ムーダン、巫女、イタコ、ユタ、そして謎の科学者集団で悪霊に立ち向かうというアベンジャーズ感
  • 除霊会場に辿り着けない霊能者達が居る中、新幹線車内でそれを察知し「やばいんちゃうか」「別れて動いた方がええかも」「我々は新横浜から」「儂らは品川でね」「誰ぞ一人くらいは辿り着けるやろ」淡々と別行動で現地に向かう神職のおっさん集団(渋い……かっこいい……)
  • からのカプセルホテルでの狩衣お着替え……(かっこいい……)
  • 「まず、鶏が鳴きます」からの"鶏鳴三声"で空気が変わる……。あー(色々刺さってる)
  • 女子高生巫女さんズの巫女舞からの上空見上げ「来るよ」。ああー
  • 「ひふみよ いむなや こともちろらね」「布留部 由良由良止 布留部」あああー
 
ホラー映画らしくしょっちゅう血みどろだったり、ドン!とかバン!とかの演出も多くてそういうところは薄目&ボリューム落としてやりすごしたうえ、あらすじも「で、結局のところ何だったん?」みたいなものも無くはなかったのだけど、ラスト30分だけで「御馳走様でした大変に美味しうございました」という感じ。いやあ、楽しかった。
 
そして今作一番のライフハックは、「最近はこういうのもいいらしいです、邪気を払うのに」と言いつつ、松たか子と岡田准一が除菌スプレーをかけまくってたところかな……そっか除菌スプレーでいいんだ……アルコール除菌しまくりの今の世は邪気払いしまくりだな……。
 
ともあれ、良い映画でした。
これ観た後だとひらパー兄さんの「盛る」が良い感じの安心感が得られて良き。