2020年8月10日月曜日

那須に行ってきましたよ

今年の夏は、1泊那須旅行。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
那須「ガスト」にて
 パンケーキ&スクランブルエッグセット \599
コロナ禍の今年の夏、GoToキャンペーンで外出を推奨されつつ、都内と近県(いや今は最早日本中だね……)の感染者は増加傾向、都民はキャンペーンを除外……という状況で。
 
さて千葉県民の我が家はどうしようかねと少し前から考えていたのだけれど、夫婦で近県に1泊旅行、移動は自家用車だったら大きなリスクはないのではということで、行きたかったところに行くことにした。
 
目当てはスナネコの子猫!目的地は那須どうぶつ王国!
 
というわけで、今朝は早くに家を出て、今日の目的地りんどう湖ファミリー牧場に開園と同時に到着すべく一路那須インターへ。
 
朝食は那須に到着してから時間調整がてらということで、道中のガストで済ませた。
パンケーキ&スクランブルエッグセットは、日替わりスープ(今日は韓国風卵スープですって)とドリンクバーがついて599円。
 
そして今日の「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」でのお目当ては「ジップライン-KAKKU-」という、湖上をワイヤーで滑空するアトラクション。
 
片道220mは日本最長クラス、湖上滑空は世界初だそうで、9時開園9時半アトラクションスタートのこれに早々に参加して、湖の上をツイーッと飛んできた。
 
高さはあるけど怖いというほどでもなく、スピード感も程よくて、怖がりの私も「ちょっとだけ怖いけどむしろすっごく楽しい」という塩梅で。
 
時計塔の高いところから対岸に飛んで、そこから階段をいくらか上がって復路はちょっと低いコースで時計塔の麓まで戻ってくるという感じ。持ち物の一切をロッカーに入れなきゃいけないから写真の1枚も撮れなかったけど、期待以上に楽しかった。
 
3月生まれのアルパカの赤ちゃん。もっふもふ……! んでここは"牧場"なので、子供用遊具の他には、可愛い牧場が。
 
最高だったのは、3月末に生まれたアルパカの子供、ショコラちゃん。
 
「か、課金、いいですか……あの子にご飯あげて、いいですか……」
 
と、300円ほどで売られている、山羊や牛などにあげられる動物のおやつコーナーから、ペレット状のアルパカ用のおやつを買って餌付け体験もしてしまった。
 
子アルパカの毛は、大人アルパカのごわもちっとした手触りと違って、上等なムートンのクッションみたいにふわっふわ。
 
あんまり逃げずに近寄ってきてくれるので、思うさまもふもふもふもふ触ってきた。ああ幸せ。
 
ジャージー牛の赤ちゃんたちも。大きくおなりー。 ジャージー牛もこの牧場の名物で、ジャージーミルクの製品も色々あるそう。
 
動物の子供は問答無用に可愛いもので、ジャージー牛の子供もたいそう可愛かった。
 
さてそれ以外の見所はというと、あまり無かったわけだけど……(お盆シーズンの今は夜に花火大会もあったみたい)。
那須「りんどう湖ファミリー牧場」内「ジャージーミルク館」にて
 ロイヤルジャージー牛乳ソフトクリーム \400
ジャージーミルクのソフトクリーム休憩~ 今日は那須高原も暑くて暑くて、余裕で30度超えな体感だったけれど、多分これでも快適な方だったようで、平地は35度近い猛暑に見舞われていたらしい。
 
それでも暑くてたまらなくて、ロイヤルジャージー牛乳のソフトクリーム休憩。
 
黄色みが強い濃厚ソフトクリームで、とーっても美味しい。酪農王国に来たならソフトクリームは食べなきゃねえ。
 
猫も回るメリーゴーランド。 お昼前、そろそろすることも無くなったので、園外に出て昼御飯にしましょうかと、出口に向かえば、レトロなメリーゴーランド。
 
兎やユニコーンなどの、馬以外も混ざるメリーゴーランドで、猫が1匹だけ混ざってた。
 
金の瞳の尻尾の長い白猫は魚を咥えていて、「猫ちゃん!猫ちゃんがいる!」と子供にも大人気な模様。
那須高原「カフェロルモ」にて
 具だくさんのミックスピッツァ \1400
 トマトソーススパゲティ きのこ&茄子とベーコン \1150
 ジンジャーエール \380
 アイスコーヒー \450
今回の旅行は、宿と目的地だけ決めて、あとは予約も何もなく行き当たりばったりでゆるゆるの予定。
 
「どうしよ、近くに何か良いお店あるかな」と調べたら、「カフェロルモ」という石窯ピッツァのお店があったのでそこを目指すことにした。りんどう湖ファミリー牧場の駐車場出て、ほんの200mほどのところにあったお店。
 
まだ11時半頃なのに店は既に満席で、少し店外で待ってからお店に入ることができた。岐阜県多治見で作られた石窯が名物の、すごく本格的なお店で大満足。
 
パスタとピッツァ1皿ずつ貰って分けようかと、ピッツァはオニオン、ベーコン、マッシュルーム、コーン、サラミ、たまご、ピーマンが乗った"具だくさんミックス"、パスタは茄子が恋しくて、トマトベースの"きのこ&茄子とベーコン"。
 
那須高原でピッツァとパスタのお昼ご飯。人気のお店でした。 しっかり煮詰めた風な濃厚なトマトソースも良かったし、パスタもピッツァも文句なしの具沢山。
 
ゆで卵とコーンが乗るピザも良い感じ。コーン、良いな。家ピザをした時に真似したい。
 
そういえば、「千葉ナンバーでお出かけしたら嫌がられるかな栃木の人に」なんて若干心配していたのだけれど、蓋を開けてみれば都内ナンバー近県ナンバーがそこら中に。
 
多分、混雑ぶりは例年より数段控えめなのだろうけど、それでも遊びに来る人は来るという感じだった。
 
その後は宿のチェックイン時間を待ちつつ、ちらっとお店でも巡ろうと、「あまたにチーズ工房」という可愛いチーズ屋さんでモッツァレラのたまり漬けを買ってみたり、突然あらわれたバリ島的一角に「なんだあれは」と「Asian Old Bazaar」に寄り道してみたり。
 
アジアンマーケットは思った以上にしっかりアジアで、バリ島雑貨がたっくさん売られていた。値段はというと現地の2倍以上で「うん、まあそうだよね……」という感じではあったけれど。
「那須マウントホテル」にて
 夕御飯
 日本酒(お燗) 2×\600
今回のお宿は、標高が高くて涼しそうだねと、あと値段の安さもあって「那須マウントホテル」に。
GoToキャンペーンで本来1人1泊15000円弱なところ、10000円ほどになった。
 
とにかく建物が古いというクチコミは見ていたけれど、なるほど……なるほどね……という感じ。外装なんかは朽ちかけてるところもあったけど、でも中に入ってみれば確かに古さは感じるものの、嫌な感じの不潔さはなく、なかなか快適だった。
 
部屋は8畳間+広縁で、空っぽの冷蔵庫つき、個室のトイレとユニットバス&洗面台つき。古いけれどクーラーもちゃんと動いてくれて。
 
お風呂はカルシウム-硫酸塩泉とのことで、ちょっと熱めな内湯と、外には檜と岩、2つの露天風呂。
道中には硫黄の香りがするエリアも通ったものの、ここは硫黄泉じゃないのね(調べたら硫黄泉の温泉宿もあるみたい)。
 
栃木牛をいただけるお夕飯。 そして夕飯は食堂で、いかにもな品数豊富な温泉宿飯。
 
ちょっと良い目のコースにしてもらい、メインは栃木和牛の陶鍋焼き。
 
鱈の西京焼き、野菜の天ぷら、マス(多分)と甘エビのお刺身、きのこ入りのもずく酢、おくらの胡麻和え、茶碗蒸し、きのこと茄子、湯葉の炊き合わせ、ご飯と吸い物、漬物、食後にメロン。
 
ちゃんと手作りな味わいで、季節の夏野菜が多いのもなかなか素敵。
 
これを陶鍋で焼いて食べまーす。おお、幸せだ……♪ でも文句なしに素敵だったのが、栃木和牛。
 
サシたっぷりの肉は、すき焼き用っぽい厚さのものと別に、角切りステーキのような厚みのも数切れ。
 
既に火が入ったじゃがいも、人参、ブロッコリーも添えられて、適当に焼いては、焼肉のたれっぽいたれか、塩、わさび、レモンあたりを添えつついただいた。
 
とろける口当たりの上質なお肉、わさび塩が最高で。
 
日本酒が「日本酒」という一択だったのがちょっと残念だったけど、風呂上がりにビールを1缶飲んでいたのでここでは熱燗を2合ばかり飲み干して。
 
さすがに涼しくなってきたなあと思いながら夜のお風呂も満喫して、早々に就寝した。
明日はスナネコに会いに行くのよ。