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天王寺「大阪マリオット都ホテル」クラブラウンジにて
朝食ブッフェ
あべのハルカス、「大阪マリオット都ホテル」に滞在の朝。朝食ブッフェ
クラブラウンジはこんな感じに吹き抜けで樹木まであって、心地良い開放感。
席数も相当数あって、混雑時には60分だか90分だかの時間制限を設けることもあるとのことだったけれど、日曜午後や日曜夜でも快適に利用することができていた。
朝食もブッフェスタイルの料理提供開始の7時もまあまあ空いていて。
ミニサイズのデニッシュ類も豊富で、パンのおかずも色々あったし、何より卓上の用紙でオーダーする(出来上がったらテーブルに持ってきて貰える)卵料理がなかなか良かった。
焼き加減の選べる目玉焼きに、オムレツの項目にはチェック項目で具材を色々選ぶことができる。
ミックスチーズ、チェダーチーズ、グラナ・パダーノ、ベーコン、ハム、蒸し鶏、ほうれん草、じゃがいも、パプリカ、トマト、オニオン、ですって。
更に日替わりの卵料理もあるらしく、今日は"半熟卵とマカロニのグラタン トリュフの香り"。
提供までかなり時間がかかったものの、これもおいしかった。
というわけで、昨夜が軽めだったこともあって、しっかりパンを貰ってきたり。
デニッシュがパイナップルだったので、これは食べねばと思ったのだった。
でも、豆腐やわかめ、なめこにお麩にと具材を好みで入れられる味噌汁や、炊飯器のご飯の脇には「 八代目儀兵衛」の札が。
そうか、「ウェスティン都ホテル京都」と同じくここも八代目儀兵衛かと思うと、つい、米飯も欲しくなってしまうというもので……というか、おかず類は和風の方が充実していたかもしれなくて。
鯖の塩焼き、出汁巻き卵、牛ごぼう煮、筑前煮、おくらの胡麻和え、若竹煮、茄子といんげんの含め煮、といったところ。
出汁巻き卵は京都の圧勝だったけれど、でもどれもちゃんと手がかかった風な料理でおいしかった。
これは、明日は和朝食にするかなあ。
ゆったりめに、終盤に供された"半熟卵とマカロニのグラタン トリュフの香り"もおいしく食べて、食後のフルーツはオレンジ、ピンクグレープフルーツ、メロン、パイナップル。
フレッシュジュースはオレンジのみで、あとはボトル入りのブラッドオレンジジュース、ピンクグレープフルーツジュースあたりがあったかな。
缶飲料のコーナーにサンガリアの"みっくちゅじゅーちゅ"があったことに笑ってしまった。
食後は部屋には戻らず、そのままお出かけ。今日明日は大阪万博!
招待券を1日分いただけてしまったので、それと合わせてもう1日分買って、2日ばかり楽しんで来ようという趣向だったのだけど……9月になってなお予想最高気温は35度。
大丈夫かなと戦々恐々としつつ、朝のコンビニにはこんな感じにタイガース優勝のスポーツ紙セットを売っていて、だんながうきうきと購入していた。
大阪万博 ベルギー館の
ベルギー風フライドポテト \1000
リエージュワッフル プレーン \700
ビール(ヴェデットエクストラホワイト) \1500
ビール(ステラアルトワ) \1200
話には聞いていたけど、万博は思った以上に過酷だった。ベルギー風フライドポテト \1000
リエージュワッフル プレーン \700
ビール(ヴェデットエクストラホワイト) \1500
ビール(ステラアルトワ) \1200
時間指定の入場は、行列についてから入場するまでおよそ50分。
炎天下の中、立ちっぱなしでいる時間がけっこう長く、万博中、これが一番過酷な時間だったように思う。初手からいきなり汗みどろ。
9時からの入場券で、到着が8:48、入場できたのが9:40とか、そんな感じだった。
ともかくも、無事に入れましたよーと、ミャクミャク様オブジェ前で皆が記念撮影する中、そっとミャクミャク様のお尻を撮影している私。
尻尾も目玉なんだよね。かわいい。
というか、まあまあ気持ち悪い感じのキャラデザだと思うけれど、もう皆見慣れたのか、万博に来る人はミャクミャク様グッズを身につけている人が半数くらいという体感。
かくいう私も1つだけ、ミャクミャク様グッズを買って帰る野望はあったりする。
で、入場後は、ともかくイタリア館の行列に行ってみる?と目指してみたのだけど、3時間待ちほどの大行列に断念せざるを得ない感じに
ですよね知ってたーと、今日は事前予約も全く取れていなかったので、入れそうなところに入ってみようと、すんなり入れそうなベルギー館に入ってみた。
緑の多い素敵な展示、主な内容はワクチン製造の紹介などをするとても真面目なものだったけど、入場時、こんなビスケットを1人1個貰ったりして。
説明のお兄さんが「まいどオオキニ~」って大阪弁で挨拶してきたのが面白かったな。
で、ベルギー館と言えば、「フライドポテトがおいしい!」「ワッフルがおいしい!」と、そのあたりも名物らしく。
お昼になって混み合う前にと(それでも10人以上並んでたけど)、水分補給もかねて食べることにした。
とはいえ、ポテト1000円、ワッフル700円、巷では500円くらいで買えるはずの瓶ビールも1500円。万博価格、おそるべし。
高い……と嘆きつつも口にしたポテトにワッフル、ビールは、それでもどれもとてもおいしかった。
ポテトもっちもち、ざらめ糖のじゃりっと感のあるワッフルも、ほんのり違う風味だったりして。
大阪万博 「神戸養蜂場」の
マンゴーかき氷 \1500
こちら、西ゲート近くのガンダムさん。マンゴーかき氷 \1500
不思議なポーズをしていらっしゃる……と、写真をぱちり。
あいにくだんなも私もガンダムには全く興味が無いのだけど、ガンダム館も予約制、当日予約も空きが出ても秒が埋まる人気っぷりだった。
というわけで、なんとなく、馴染みのある国のパビリオンを見て歩こうかと、2つめはインドネシア館に。
「予約なしですぐ入れる」万博インドネシア館が突如トレンド入り→その後、変化は? マツコ&村上信五が絶賛「行きたくなったわ」という謎の人気を醸していたのであるらしい(後で知った)インドネシア館。
20分ほどは並んだのかな。「ススンデクダサイ♪ツメテクダサイ♪ススンデクダサイ♪」とラップ調で案内する兄さんがとても楽しかった。
展示は序盤がジャングルのような(でもとっても涼しかった)展示、からの、各地方の織物の紹介だったり、面白かったのは地方の武器の紹介だったりして。
「おお……ククリ刀みたいなのがある……かっこいい……」
などと話しつつ、最後は影絵(ワヤン・クリ)のドキュメンタリー映像みたいなのをホールで鑑賞。
インドネシアならではのガムランやジェゴグの音が浴びられて幸せだったな。
で、なんとなく西ゲート界隈をうろうろして、次はシンガポール館に。
まんまるのドームは表面が赤い鱗状の金属板で覆われていて、これがそのまま円形シアターになっているという趣向だった。
シンガポール館は、入口入ったところの演出がとても好みで。
木々や蝶や鳥の切り絵状の白い板が大量に天井から吊るされていて、とても涼しげ(実際涼しかった……生き返った……)。
万博ってどうしても、子供達の未来がとかSDGsだとか再生可能エレルギーがだとかになりがちで、だんだんそういうのがお腹いっぱいになってくるのだけど、"願いごと"を登録してドームに表示させるギミックが面白かった。混んでたからそこまではしなかったけども。
で、出たところで暑い、疲れた、座りたい……、とかき氷休憩。
「神戸養蜂場」のフードトラックで販売していたマンゴーかき氷はお値段1500円。
わあーと思ったものの、マンゴー果肉どっさり乗っていてこのサイズで、マンゴーシロップもわざとらしくない味で、これはとてもおいしいものだった。
あからさま体温を下げることができて、とても良かったかき氷休憩。
大阪万博 「PAULANER IMBISS」にて
カリーヴルスト \1500
シュニッツェル \1800
ビール(ヘフェヴァイス) \1700
ビール(ホルツァービア) \1800
多少元気が戻ったところで、午後には大屋根リングの上に上ってみた。カリーヴルスト \1500
シュニッツェル \1800
ビール(ヘフェヴァイス) \1700
ビール(ホルツァービア) \1800
こんなの絶対間に合わないでしょと言われていた巨大建造物、実際行ってみるとほんとにほんとに大きくて。
ぐるりと半周くらい歩いてみたけど、リングの上も下も風が通って気持ち良かったし、リング下の日陰はベンチがみっしり並んでほどよい休憩所にもなっていて。
リング上の通路は段差をつけて複数伸びていて、こんな感じに花畑になっていたりもした。
開催前は色々言われていた万博だったけれど、これだけ盛況だし、来ているお客さんも色々ぶーぶー言いつつも楽しそうにしているし、成功と言って世胃のでは、という肌感覚。
ところどころ、大屋根リングの下が覗けるような場所もあって、そこから見た景色がこんな感じ。
歩き歩いて西ゲート近くから東ゲートあたりまで戻ってきたところで、さすがに何かちゃんと食べた方が良いだろうと周囲を見渡して。
けど、海外パビリオン運営のレストランなどは入れるはずもなく、屋外でなく屋内で食べるのもなかなか大変という状況下、比較的人の少ないリングサイドマーケットプレイス方面に。
「ベトナム料理あるよ」
「うーん、好きだけど……」
でもこれじゃない感……と歩いていたら、ドイツビールのお店があって、「あ、正解みつけた」と。
昼にベルギービール、夕方にドイツビールってどんだけよと思いつつ、吸い寄せられるように「PAULANER IMBISS(樽生ドイツビールと洋食の店)」に入り、首尾良く席を立とうとしている人を見つけて「そこ、空きますか!?」と元気に声をかけ、無事座ることができた。涼しい場所で。ほんと、このひとときがありがたかった……。
みんな大好きカリーヴルストに、薄揚げカツレツ、シュニッツェル。(今日の一番上の写真)
これにもフライドポテトがついてきて、またお芋だ、と笑ってしまいつつも、いかにもドイツらしい白ビールを楽しんだ。ベルギーの白ビールはコリアンダーとオレンジピールの爽やかさがあってそれもまた最高だけど、ドイツビールの”飲むパン"という風なこっくり加減も大好きで。
で、元気が出たところで外周に沿っててくてく歩き、そこにあったのが「神農生活」の看板だった。
え?台湾?台湾なの?とパビリオンの案内を見れば、台湾の民間企業「玉山デジタルテック株式会社」が「TECH WORLD館」を出展していて、その併設ショップが「神農生活」だったという。
魯肉飯が1500円とか、これまたなかなかのものが売られていたのだけど、いくらかの土産物が売られている中、「郭桄甄ミニチュアアートスタジオ」による1/12スケールの台湾風景ミニチュア展示があったのが胸熱だった。
すごくリアルな台湾屋台や料理、雑貨のミニチュアに、今日一番カメラを構えまくっていたような気がする。
そして再び西ゲート方面に戻り、こちらは西ゲートのミャクミャク様……の、後ろ姿。
やっぱりお尻がキュートです。
そしてこちらはクロネコヤマトの宅配・手荷物一時預かりカウンターの一角にあった、「夢見るクロネコの世界」コンテンツ。
巨大クロネコちゃんがいたり、未来の顔認証機能を使っての宅配ボックス開閉体験とか、面白いものが色々あった。
で、土産物に入るにも十数分の行列が必要だった中、"のびねこ"のカワチさんの品があると事前に調べていたので、のびミャクミャクを求めて近鉄ショップに。
あったーありましたーのびミャクミャーク。
かわいい。満足。
しかも他の公式的なグッズは軒並高かったのに、のびミャクミャークは1体800円ほどとそれほどの値段でもなく。
そしてこの日最後の観覧は、「未来の都市」。
博覧会協会と12者の企業・団体が共創した「15アトラクションによる未来体験」が魅力的なパビリオンです、とのことで、かなり大規模な内容だった。
当日予約で取れたものだったのだけど、夕方以降は40分くらい並べば見られるような感じではあったのかな。
事前にスマホと連動させ、皆の選択で未来が変わっていくみたいなシアタータイプのイベントがあり、後半はまるでビッグサイトとかの産業展のようなノリで各企業が提供する未来都市の展示があって。
川崎重工の犬のような馬のようなロボット移動装置だったり、水素カーだったり、神戸製鋼所のピタゴラスイッチみたいな展示があったり。
面白かったな、と外に出ればもうすっかり陽も暮れていて、赤い月が出つつあるところだった。
昨日は皆既月食だったそうだけれど、とてもそんな時間には起きていられず、でも今日の月も綺麗だったな。
西ゲートからは地下鉄駅のある東ゲート方面まで「e Mover」という400円のバスに乗って、よろよろに疲れながら帰還した。
万博、パビリオンは21時までやっているということだけど、朝から来て夜その時間までは到底無理なお話だった。もうへっとへと……。
天王寺「昔洋食 みつけ亭」にて
特製牛タンシチューのふわふわオムライス \1550
レモンサワー \399
幸いにして、8時台に天王寺まで帰ってくることができ、そして駆け込むように目指したのがGU。特製牛タンシチューのふわふわオムライス \1550
レモンサワー \399
当初は、明日遊んでそのままの格好で新幹線に乗って帰るつもりでいたのだけれど、これほどに汗をかくのなら着替えて帰らなければ到底無理だということになり。
おしゃれ着などをと考えるよりもエアリズム的なものでしのぐのが一番だと、急遽シャツ買って、それで明日は歩くことにした。最後、ホテルのトイレででも体拭いて着替えて帰ろう、ということに。
そしてラストオーダーまであと数十分というところで駆け込んで食事したのが「昔洋食 みつけ亭」のオムライス。
洋食的なものが恋しい気持ちだったので、これ幸いと、私は"特製牛タンシチューのふわふわオムライス"に。
レモンサワーもつけて、レモンの酸味最高……と唸りながら、でも私にしては珍しく、疲れすぎて食欲が減退してしまっていて。
だんながおかずプレートにライスをつけなかったことを良いことに、「すみません、手伝ってください……」とオムライスを手伝って貰いつつ、万博価格に麻痺してしまった感覚では「オムライスにタンシチューかけて1500円とかって、安いよね……」などと思ってしまうのだった。
いやー、万博、大変。でも楽しかった。明日もがんばろ……。



























