2012年12月2日日曜日

寿司とケーキとイタリアン

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「パレスホテル」の
 チョココルネ
 シュトーレン
ヨーグルトwith 2種類のリンゴジャム
ミルクティー
ホテルに行くと、寄りたくなるのは館内のペストリーショップ。綺麗なケーキやパンのあれこれを「すてきねー」「値段もいいわねー」なんて眺め歩くのもホテル散策のお楽しみの一つ。
 
昨日は「パレスホテル」の「SWEETS&DELI」で、母が白い粉をまぶした風のパンを前に
「これなぁに?」
と不思議そうな顔をしていたのだった。
 
「シュトーレンだよ。クリスマスのパン……知らない?」
「知らない。食べたことない」
「……そうだっけ?ほんとに?アンデルセンとかでもこの季節には普通に売ってるよ?」
表面の粉は粉砂糖でさ、中に洋酒漬けのフルーツがどっさり入っていて、固くて……と説明をしていたら食べたくなったのであるらしい。1本買ってくれた。
 
このホテルのシュトーレンは、スタンダードな粉砂糖をまぶしたものの他に、「ボーネンシュトーレン」(和三盆・丹波黒豆・渋皮栗・きな粉)、「モーンシュトーレン」(ケシの実・ナッツ・ホワイトチョコレート)の3種類が売られていた。ここはやっぱり普通のかしらねと、買ってきたのはノーマルタイプ。
 
他にもちょこちょこパンを買い、今朝はそれで朝御飯にした。
 
パレスホテルで買ってきたパン、いろいろ。 私が選んだのは、焼栗とゴルゴンゾーラ入りの、やや小ぶりのマフィン。
 
でも、1人1個買ってきたミニサイズのチョココロネと、スライスしたシュトーレンを食べたら、昨夜の飲茶での飽食が未だちょっと尾を引いていた私はお腹いっぱい。マフィンは明日いただくことにした。
 
アーモンドをたっぷり練り込んだ風なシュトーレンはとても風味豊か。甘さも強いけれどフルーツの香りも濃厚で、1本2000円という値段もなかなかだったけれど、とても美味しいものだった。
 
チョココロネのチョコクリームも、見た目からは想像できなかった濃厚さ。見た目はシンプルだったのに、まさかの濃厚こってりチョココロネだ。
 
食後は、プレーンヨーグルトに2種類のリンゴジャムを落として味比べしつつ。
 
一つは母が「これ、秋田のお店のジャムなのよ」と買ってきてくれた蜂蜜入りの紅玉リンゴのジャム。もう1つは私の手作りリンゴジャム。
 
ピュレ状になっていた紅玉リンゴのジャムも濃厚な甘さと香りの良さが私のジャムにはない感じで美味しかったけれど、息子の評価は「お母さんの作った方が旨い」と。
 
市販のジャムに勝てて少なからず嬉しかった私。
千葉 「銚子丸」にて
 まぐろ中落ち軍艦
 あんきも軍艦
 大とろ握り
 うに軍艦
 いくら軍艦
 生さば握り
 オーロラサーモン握り
 なめろう軍艦
 生ビール
……などなど
「今日はあなたたちのクリスマスプレゼントを買いに行きましょう!」
と鼻息が荒い母と、欲しいものを買って貰えることになってウハウハの息子と、3人でお出かけ。
 
あそこに行って、ここに行って、と、あちこち巡って、お昼御飯は回転寿司の「銚子丸」。
「私、銚子丸に来るの本当に楽しみだったのよ。そうそう、あとであのフルーツケーキのお店も絶対行きましょうね♪」
母、超ご機嫌だ。
 
大トロ食べなさいよ大トロ。お代わりしなさいよ?たくさん食べなさいよ?と母から言葉がかかる中、私も息子も遠慮無く大トロをいただきつつ(おいしかった~)、あんきも注文したり、イクラやウニも貰ったり。今日は「生サバ」があって、ねっとりと濃厚に脂が乗っていたサバはシメサバとはまた違う美味。美味しかった♪
 
昼からビールで御満悦。
千葉そごう内「Berry Cafe」にて
 新潟県産洋梨ル・レクチェのキャラメルポワール
 ミルクティー
昼食後もあれこれ買い物して、欲しいものをあらかた買ってもらった息子が「僕は先に帰るね~」と帰って行った後、私と母は引き続きデパートをぷらぷら。
 
最後に寄ったのは母のたいそうなお気に入りの「Berry Cafe」。のんびりお茶してから帰宅した。
 
このお店、ミルクティーがたっぷりポットに入ってくるのが嬉しい。ミルクたっぷりの濃厚なミルクティーがカップに3杯いただけるので、それだけでもリッチな気分。果物どっさりのケーキをいただけば、更に更にリッチな気分。……値の張るお店だからなかなか一人で入ろうという気分にはならないのではあるのだけれども。
 
私が選んだのは、「新潟県産洋梨ル・レクチェのキャラメルポワール」、マスカルポーネベースのタルト。母はカスタードクリームベースの「和歌山県産紀ノ川柿"黒あま"とラ・フランスのタルト」。
 
「Berry Cafe」で、新潟県産ル・レクチェのタルト♪ お互いに洋梨が乗っているものを選んだわけだけれど、それぞれ味わいが違っていたのが面白かった。
 
母のタルトに乗っていた、「黒あま」という、果肉の黒い粒が多めの、色黒な柿を食べたのもこれが初めて。
 
甘さもしっかりある香りの良い、ねっとりとした口当たりの柿だった。
 
プレートにはココアパウダーで綺麗な模様がお化粧されていて、今日のケーキも幸せに美味しかった。
 
その後は、今夜も外食ね~♪と、デパ地下で美味しそうなフルーツだけを買って、ゆるゆると帰宅。
稲毛 「トラットリア ヴィーノ」にて
 鴨胸肉のバルサミコマリネサラダ仕立て \850
 ホワイトアスパラとブロッコリーノミニグラタン \780
 牛フィレ肉のカルパッチョとルッコラのピッツァ \1800
 パンチェッタとこだわり卵のカルボナーラ リングイーネ 2×\1080
 ピッツァ ビスマルク \1850
 名古屋コーチン モモ肉のグリル \1800
 ベリーのコンポート \420
 栗のタルト \420
 エスプレッソ \420
 ホットコーヒー \420
 アイスウーロン茶 \420
 生ビール
 白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン I.G.T. ヴェネト州) \3800
3人で、あれこれ食べました~。
母の「上京したらここに行かなくちゃ」のお店の一つ、地元のイタリアン「トラットリア ヴィーノ」で今日は夕御飯。
 
石窯があるわけではないけれど薄焼きのピッツァは申し分ない美味しさで、手の込んだ前菜に、がっつりメインディッシュ……と、気軽にあれこれ楽しめるお店。日替わりメニューがあれこれ載る手書きの黒板から色々注文しつつ、ピッツァにパスタにと色々いただいてきた。
 
面白かったのは、「牛フィレ肉のカルパッチョとルッコラのピッツァ」。6等分にカットされたトマトソース抜きの生地の上に1切れ1枚ずつのカルパッチョ。中央にはルッコラがこんもり盛られている。生地には適度にパルミジャーノもふられていて、香ばしく焼き色がついたチーズが良い感じ。軽い食感で、前菜のようにいただける美味しく楽しいピッツァだった。
 
息子の大好きなカルボナーラは、息子に1皿、私と母で半分こする用に更に1皿。
「メインディッシュは要らない、カルボナーラのお代わりか、何か別のをもうちょっと食べたい」
と、息子が追加したのは半熟卵がトッピングされたピッツァビスマルク。トマトソースも塗られたピッツァらしいピッツは、私も1切れいただいた。
 
「トラットリア ヴィーノ」にて、メインは名古屋コーチンのグリル~♪ で、メインディッシュは「名古屋コーチン モモ肉のグリル」。
 
万願寺唐辛子がぼぼーんと1本、一口大にカットされたもも肉はおよそ1枚分、焼き色しっかりめにこんがりと焼かれていた。
 
添えものにレモンとイタリアンパセリ、焼き葱も盛られていて、レモンを搾りつつ分け合って食べるのにちょうど良いボリューム。
 
自家製デザートも、素直な味の美味しいものが多いこのお店。
 
デザートもいただいていきましょう、と、私が選んだのは栗のタルト。エスプレッソ飲みつつ、ほくほくと焼き栗っぽい食感と香ばしさが感じられるタルトを楽しんできた。