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バターミルクパンケーキ w/りんごバター
カフェオレ
今日から3日間、「中学生の息子の最後の弁当作り」。カフェオレ
まぁ……「次回作"高校生の息子の弁当作り"にご期待ください」というやつなんだけど……(学食とか購買も使ってもらおう……)。
明日と明後日は手抜きになる予定だけど、今日は一応ちゃんと。醤油に浸した海苔を挟んだ御飯の上にいかなごのくぎ煮。ローズマリーを効かせた鶏肉のハーブ焼き、昨日作ったコールスローサラダ、苺、あとは昨日のスモークサーモンのクリームパスタも少量残ってた(←私のお昼御飯にするつもりだった)ので、そこから「フォーク2巻き」ほどアルミカップに入れて、チーズ乗せてグリルで焼いてグラタン風に。そんな感じのお弁当。
朝御飯は、パンケーキを焼くことにした。地元駅ビル内のスーパー「北野エース」で、先日ちょっとだけ特売になっていたのが「ウルトラミックス パンケーキミックス」。そのすぐ脇に「りんごバター」なるものも並んでいて、美味しそうだなぁと両方買ってきてみたのだった。
パンケーキは、卵と牛乳を混ぜて焼くタイプ。焼き色も綺麗につくなめらかな生地で、口当たりはとても「もっちり」。軽い適度な甘さと食感の良さは、ここ最近買ったパンケーキミックスの中でダントツの美味しさだった。1袋400円前後だったと思うから、あまり安いものではないのだけれど。
りんごバターの方は、うーん、こんな感じか……という印象。もっと良い感じにバターなのかと期待していたのだけれど、ベタベタと油っこさがある割に期待ほどにはバターの風味がせず……という感じ。
「うううーん、これなら、自家製りんごジャムにバター添えた方が満足だったかも」
「……ま、こんなもんじゃないの?」
「そうかなぁ……うーん……」
言いながらもぐもぐ。
でもパンケーキはたいそう美味しかったから、これはまた買ってこようっと。
丸の内 「Salt by Luke Mangan」にて
プリフィクスコース
突き出し
前菜
シェフからの1品
メイン料理
デザート
カフェ
ボトル白ワイン(オーストラリア産リースリング)
そして夕方、息子が学校から帰るのを待って、母を迎えに東京駅に移動。プリフィクスコース
突き出し
前菜
シェフからの1品
メイン料理
デザート
カフェ
ボトル白ワイン(オーストラリア産リースリング)
「夕方着くからねー。どっか美味しいところ予約しておいてちょうだい」
と安定の無茶ぶりを母から賜ったのは10日ほど前の事。
「東京駅界隈じゃないといけないんだよねぇ……雰囲気良くて美味しくて、で、息子も喜びそうなメニューのお店……」
わっからーん、もういっそバルバッコアクラシコ(=シュラスコ屋)にしてしまおうかしらと思いつつ、ブッフェ式の前菜だなんだで慌ただしい食事になってしまうからバルバッコアはやっぱり向かないねと。
選択肢のないコース料理のフレンチとかは息子が難儀しそうだし、でも上京したての母が食べたいのは和食や中華よりは洋風のものだろうし……と悩み悩んで予約したのは、プリフィクスコースのある「Salt by Luke Mangan」というお店。新丸ビル内、バルバッコアのお隣のお店。「シドニーのスターシェフ“Luke Mangan”の海外第一号店。オーストラリアの大自然が育てた新鮮な食材と、日本をはじめ様々な国のエッセンスを加えたコンテンポラリーなオーストラリア料理」のお店、なんですって。
お店情報を調べているところで「【一休限定】前菜・メイン・デザートをメニューからお好みで!全5皿プリフィクスコース!通常5280円→4500円」なんてプランを一休でみつけたので、いいんじゃね?これでちょうど良いんじゃね?と、予約してみたのだった。
なんだかんだで選択メニューによって追加料金もかかったりしたけれど、総じてお手頃価格なお店。ワインをボトルで1本いただいたし、息子は調子に乗ってノンアルコールカクテルを数杯飲んだりもしていたけれど、お会計は1人9000円もいくかいかないかという感じだった。
というわけで、いただいたのはこんな感じ~。
- アミューズ:半熟うずら卵
- ティースプーンにころりと乗せられてやってきたのは、なにやら粉をまぶされたうずらの茹で卵が1個。なにこれ面白い……と思ううちに説明をいただいた。まぶしてあるのはセロリパウダー、ブラウンシュガー、そして塩、だそうで。
綺麗につるりと殻が剥けた卵は、黄身が良い具合に半熟。セロリの風味がさわやかで、しかも「甘じょっぱい」不思議な味だった。卓上にはオリーブ油と、フォカッチャ風のややしっとりしたパンも登場。
- 前菜:タスマニア産オーシャントラウトの刺身
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前菜は7種類からの選択。
私が選んだのは、「メイン料理が肉だしなぁ」と、「タスマニア産オーシャントラウトの刺身 サントモール 生姜とエシャロットのヴィネグレット」。
「あわび茸のステーキ」「シャルキュトリープレート(これもかなり魅力的だった)」、あとは「うずらの天ぷら」などというものも。
見た目は洋風だったけれど、ソースがとても和風味だった、この「刺身」。かなりくっきりはっきりと、辛さを感じる生姜味のソースで、その上にはシェーブルチーズの「サントモール」が散らされているという面白い組み合わせ。アボカドなども乗っていた。
- シェフからの1品:揚げポレンタ カリフラワーのソース
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メインディッシュの前の「シェフからの1品」は、揚げポレンタ。
ポレンタは、イタリアの「とうもろこし餅」的な食べ物。ほのかに甘くて、私は大好き。
これをスティック型のケーキのような形状にして、ほのかにチーズの香りのする細かなパン粉をまぶして揚げてあった。添えてあるのはカリフラワーの果肉(という表現で良いのかしら……)と、カリフラワーをベースにしたクリーミーなソース。
- メイン料理:クイーンズランド産 穀物牛フィレのグリル
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メインディッシュは追加料金あり(+800円だったかな……)の、「クイーンズランド産 穀物牛フィレのグリル マッシュポテト カフェドパリ」で。今日の一番上の写真がこれ。
綺麗にロゼ色に火が入った牛フィレに、たっぷりのマッシュポテト。「カフェドパリ」とは「グリルした肉に使われるバターベースの複雑なソース」のことらしい。肉の上に乗るオレンジ色の円盤状のものが「カフェドパリ・バター」なるもので、バターにパプリカやスパイス、ハーブを練り混ぜたものなんですって。
良い香りのバターソースを肉にこてこてつけながら、もぐもぐ。
あちこち、ちょっとした工夫がありながら「前衛的でありすぎる」こともなくて、食べやすかった料理の数々。そこそこボリュームもあったので、けっこうお腹いっぱいになった。
母から一口分けてもらった、母選択の「今日のおすすめメイン料理」もかなり良い感じ。
乳飲み仔牛を鶏のだしで火を通したシンプルめな煮込みで、肉がホロホロ。母は赤ワイン煮込み系はあまり好まないので、「あら、これは美味しいわ。とっても美味しい」とご満悦だった。
他の選択肢は、鰆のロースト、松坂豚、大山鶏のロースト、地鶏のアロス、などなど。
- デザート:オージーラミントン
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エスプレッソ飲み飲み、デザートは6種類からの選択。
私が選んだのは、大好きな「パッションフルーツ」の文字が見えたので、「オージーラミントン マスカルポーネ パッションフルーツのクーリ ココナッツ」というもの。
帰宅してから調べたところによると、「ラミントン」とはオーストラリアの伝統菓子。四角く切ったスポンジケーキの表面にチョコレートをかけ、ココナッツフレークをまぶしたもの、なんですって。
画像検索したラミントンは黒色だったけれど、これは真っ白。たっぷりのココナッツをまぶしたケーキの下にマスカルポーネ入りのクリーム、その脇にはかなり濃厚な味のパッションフルーツの滑らかなソース。期待以上に全体的にトロピカルな味で、好みな感じのデザートだった。