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「POINT ET LIGNE」の
アンビザー
ルーレ
自家製ヨーグルト w/いちごジャム
ミルクティー
せっかく都心に出たのだからと、昨日新丸ビルのお洒落なパン屋さん「POINT ET LIGNE」で買ってきたパンで朝御飯。アンビザー
ルーレ
自家製ヨーグルト w/いちごジャム
ミルクティー
私が選んだのはこのお店の人気商品、細長く不思議な形状をしたあんパンの「アンビザー」と、しょっぱい系の「ルーレ」。
お店の内装と同じく、パンの名前も個性的なものばかりで、このルーレは「北海道産小麦100%のもっちり生地に、コクのあるベーコンを巻き、パルメザンチーズをかけて焼き上げました」というものだった。どちらもニョロニョロと細く長い形状。
しょっぱい系のパンは軽く温め、甘いものはそのままもぐもぐいただいた。
自家製ヨーグルトと共に食卓に出したのは、手作りいちごジャム。
先日、スーパーに寄ったら「ジャム用苺」としてどっさり入った小粒の苺が1パック398円。これはお得だなと2パック買ってきて、一昨日と昨日の2日間かけていちごジャムを仕込んでいたのだった。
昨シーズン作ったいちごジャムは、味は良かったけれどなんだか色がくすんだ感じに仕上がって納得いかなかったので、ネットで調べつつ「苺はなるべく小粒のものをチョイス」「レモン汁はしっかり入れる」「沸いてきたアクは丹念にすくう」ことを心がけて、できあがった今年のジャムは改心の出来映え。ルビー色の、たいそう色鮮やかな美味しいジャムに仕上がった。
あと、どうも私は「火が入った苺の果肉のクニュクニュした食感」がけっこう苦手らしいと自覚したので、今回は煮ている途中でポテトマッシャーを使って苺を細かくピュレ状にしたのも昨年と違うところ。ペースト状と言うほどには細かくなく、適度に果肉の感じも残しつつ、私が不快に感じる食感にはならないように作ったので、最高に好みな感じのジャムになったのだった。
材料費850円ほどで170ml容量のジャム瓶に5瓶弱分ほどできあがった計算。1瓶170円ほどか……と思うと、安上がりなのは間違いなく、しかも美味しいのなら言うことないわけで。
「この間、あんたから貰ったりんごジャム、美味しかったわー」
と言っていた母は、いちごジャムをヨーグルトに添えて食べて
「あら!これもすごく美味しいじゃない!」
と。お褒めの言葉をもらえて、私も朝から良い気分。
大手町「パレスホテル東京」内「和田倉」にて
昼会席 胡弓 \10,500
小瓶ビール(プレミアムモルツ) \900
日本酒(伯楽星 純米大吟醸) \1600
息子は弁当持参で1日部活。昼会席 胡弓 \10,500
小瓶ビール(プレミアムモルツ) \900
日本酒(伯楽星 純米大吟醸) \1600
じゃあ私たちはお出かけしましょ……と、今回の母の上京の第一目的だったリクライニングチェアを見に京橋の「EKORNES (エコーネス)」社のショールームに行ってきた。
以前、帝国ホテルに宿泊した時、部屋にあったのがこの会社のチェア。体にしっくり馴染む、なんとも心地よい座り心地に母が一目惚れしてしまい、椅子をあちこち眺めたのだけれどメーカー名は見つからず、チェックアウト時にコンシェルジュに「お部屋にあったあの椅子、どこのメーカーのなんという椅子なんでしょうか」と教えてもらったのがきっかけ。
ノルウェーのエコーネスというメーカーのウィングという型ですね、と教えてもらったので、帰宅してからネットでパンフレットを取り寄せて、母のところに送っておいたのだった。……とは言うものの、安くても一脚20万円するここのリクライニングチェア。母が一目惚れしたタイプは軽く30万円するもので、「これはちょっと……贅沢な椅子だなぁ」と思っていたのだけど、母はどうしても諦められなかったらしい。
「消費税上がるまえに!買っておかなくちゃと思ったの!」
だそうで、だからこの時期に上京することにしたらしかった。
リクライニングチェアには珍しく、SサイズからLサイズまで、サイズ展開があるこのメーカーの椅子。種類豊富で、本国へのオーダーになるけれど張り皮の色も十数種類から選ぶことができる。ショールームで色々な椅子を試しに座って、結局帝国ホテルのそれとは違うシリーズの、でも皮の色は帝国ホテルの椅子と同じ萌葱色にしてくださいということでめでたくオーダー完了。
折良く、ちょうど昨日今日に伊勢丹デパートで展示販売会を開催中だったらしく(知らなかった……)、ショールームで決済したにも関わらず、私の手持ちの三越カード決済で計20%も割引になることになって、母大喜び。特注のカラーを選んでしまったから、椅子が届くのは7月か8月になるんですって。今度、母の住む秋田に行ったら座らせてもらおうっと。
昼御飯は、
「今日は息子が一緒じゃないし、あの子が行きたがらなさそうなところで食べようか」
「……だったら和食じゃない?」
ということに。
今いる場所からは銀座が近いけど、銀座の和食のお店は私はさっぱり詳しくないし、六本木とかに移動するにも、もう11時半になろうというタイミングだし、どうしよう……と考えて「大手町も遠くないから、パレスホテルの和食とかは、どうかなぁ」と思い至った。電車で2駅の距離だけど、「もう疲れちゃったわ」の母の言葉でタクシーに乗って「パレスホテル東京」へ。
予約をしていないのですが……と飛び込みだったのだけど、めでたく日本料理屋さんの「和田倉」に入ることができた。同じフロアに寿司や天ぷらのお店も入っている、大きめの和食のお店。
今日は週末、「土日祝日限定」のちょっとお得な会席料理の「胡弓」が良い感じだったので、これをいただいてきた。
喉が渇いていたので最初に小瓶のビールを母と半分こ。その後は母は梅酒、私は冷酒で。
外食の楽しみの一つは季節の味を楽しめる事だけれど、こと日本料理の「季節を感じさせる演出」は素晴らしいなと。筍やうどやうるい、ふきのとう、こごみ、さらには「つくし」まで出てきてちょっと驚いた。
室内の石壁に水が流れるちょっと不思議な空間でいただくお皿はどれも美味しくて、しかも器も立派なものばかり。評判なども特に調べず、「パレスホテル、フレンチがすっごく美味しかったし、和食も大きく外したりはしないんじゃないかなー」という気持ちで訪れたのだけれど、大満足なランチだった。
いただいたのは、こんな感じ。
- 食前酒
- 壱ノ壱ノ壱 純米吟醸
- 先附
- 桜豆腐 うるい 白魚 花びら百合根 山葵 土筆
- 椀
- 蛤真丈 清水仕立 新若布 焼椎茸 木の芽
- 向付
- 本日の割鮮(本鮪・烏賊・桜鯛) あしらい
- 八寸
- 筍と独活の木の芽和え 蛍烏賊 辛子酢味噌 春日小鯛焼寿司 一口稲荷 松葉生姜 こごみ胡麻和え 鯛の子
- 焼肴
- 桜鱒香り味噌焼 小角蕪 鞍馬大根 白髪独活
- 焚合
- 聖護院大根 焼蓬麩 菜種 針柚子
- 強肴
- 新じゃが饅頭 地海苔と桜海老 阿波尾鶏玉素焼 万願寺唐辛子 藻塩
- 食事
- 筍御飯 留椀赤味噌仕立て 香物盛り合わせ ふきのとう味噌
- 水菓子
- わらび餅 粒餡 きなこ
薄紅色の鯛がたいそう美味しくて、あしらいの穂紫蘇も綺麗。
中盤で今日された八寸には、小さな桜の枝まで添えられていた。
今日の一番上の写真は先附の桜豆腐。
豆腐の上には白魚と梅肉、豆腐の手前には「うるい」が盛られて、上にちょこんと乗ったのが「つくし」。
なんとも綺麗な春色のお皿で、涼しげなジュレ(おだしの味)も美味しかった。
銀を引いた群青色の器に、扇形の大きな聖護院大根がころりと入ったのは「炊き合わせ」。
「……これ、口つけて良い器って感じじゃないよね……」
「でも、このおだしが飲みたい。すごく飲みたい」
と躊躇した挙げ句、結局少し口をつけてしまった。だし、おいしー。
生麩ってあまり食べたことがない(地元のスーパーなどではまず見かけない)のだけれど、この蓬麩もたいそう美味しかった。こんもり盛られた柚子も、さっと火が入っているから見た目の分量よりもマイルドな味わい。
焼き魚はあまり好まない母が「こんなに美味しい焼き魚は初めて!」と桜鱒の味噌焼 を絶賛し、私は地海苔と桜海老をそれぞれ練り込んだ「新じゃが饅頭」(つまりはコロッケ)にうっとり。今が旬の美味しいホタルイカも口に出来たし、シメには今シーズン初の筍御飯もいただけたし、ちんまり添えられたふきのとう味噌もほろ苦い春の味を堪能できた。
母の野望の一つが「都心の高級ホテルで年越しを迎えること」なのだけれど、一番来たいホテルがここなんですって。1階ラウンジのケーキも美味しかったし、リニューアルを終えたばかりでどこもかしこも綺麗だし、このホテルに数日滞在できたら確かにとても幸せかも。
「皇居最寄りのホテルだから、お正月に滞在するんだったら一般参賀に行けるかもねー。天皇陛下のお手ふり、拝見できるかも」
「ああ、そういうのは全然興味ないんだけどね」
……そっか、興味ないか、ママン……。
稲毛 「山内農場」にて
おいのわっぜか盛り(春) \1029
地鶏むね叩き葱尽くし \819
胡麻たっぷり黒豚冷製しゃぶサラダ \714
明太もちチーズスティック \504
秘伝の塩唐揚げ \609
黒豚炭火焼 \1334
厳選和牛コロッケ \578
黒豚チャーシューのこだわり玉子ご飯 \609
鹿児島裏名物黄熊アイス \609
生ビール \515
タンカン梅酒 2×\599
マンゴーソーダ \399
などなど。おなかいっぱい……。
食後は半蔵門線で1駅移動して三越前へ。おいのわっぜか盛り(春) \1029
地鶏むね叩き葱尽くし \819
胡麻たっぷり黒豚冷製しゃぶサラダ \714
明太もちチーズスティック \504
秘伝の塩唐揚げ \609
黒豚炭火焼 \1334
厳選和牛コロッケ \578
黒豚チャーシューのこだわり玉子ご飯 \609
鹿児島裏名物黄熊アイス \609
生ビール \515
タンカン梅酒 2×\599
マンゴーソーダ \399
などなど。おなかいっぱい……。
「お皿とか要らないの?調理器具は?洋服は?化粧品は?」
「んー……別に要らないかなぁ……」
と、ちらっと三越の中を見て歩いて、デパ地下でパンと果物を買って帰ってきた。
すぐ向かいには「COREDO室町」がこの連休にオープンしたばかりではあったのだけれど、そちらはパッと見ただけでもかなりの混雑だったので、今日は近寄らず。今日の第一目的は「椅子を買う」ことだったので、予定終了~と、さっさと帰宅した。
夕飯は地元で。息子の希望もあって、向かったのは「山内農場」。
白木屋系のチェーン居酒屋だけど、小綺麗だし、値段がそこそこ良いだけあって料理はどれも美味しいし、息子も私もお気に入り。
お刺身あるよ、唐揚げも。豚料理も色々あるんだよ~……と、3人で随分色々いただいてきた。最後にはなぜか、マンゴー味のかき氷まで。
昼にもお刺身を食べたけど、夜の「わっぜか盛り」はきびなご、かつお、炙り桜鯛というまたちょっと違う組み合わせ。酢味噌でいただくきびなごも良い感じ。九州独特の甘い醤油には、東北生まれの母は「えー、なんで甘いのー?」と倦厭気味だったけど。
「チーズスティックとコロッケ食べていい?」
「唐揚げも食べるんでしょ?揚げ物多いなぁ」
「……だめ?」
「いや、いいんじゃね?」
と、息子も好きなものをあれこれ頼んで、テーブルは料理がいっぱい。お昼が魚メインだったということもあってか、夜は「肉をたくさん食べました」という感じ。
で、明日はイタリアンからのお寿司らしいです。明後日はフレンチらしいです。中華の食べ放題も控えてます。がんばれ私(の胃腸)。