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「Edy's Bread」の
とろ~りベーコンエッグ
アイスカフェオレ
さて、今日から約1週間ばかりは飽食の日々。とろ~りベーコンエッグ
アイスカフェオレ
久方ぶりに母が秋田から上京することになっていて、ゴールデンウィーク終盤戦は母たっての希望で六本木に2泊3日のお泊まりに行く予定になっている。
朝食はパン1個だけでさらっと済ませようということで、昨日西船橋で買って来た「Edy's Bread」のパンをもぐもぐ。
「とろ~りベーコンエッグ」は柔らかな丸いパン生地の中央に半熟ゆで卵とベーコンをトッピングしたパン。ふんわりとマヨネーズ風味だった。
東京 新丸ビル内「欧風小皿料理 沢村」にて
ランチコース \2900
生ビール(ハートランド) \760
母の到着は、ちょうどお昼頃。ランチコース \2900
生ビール(ハートランド) \760
家族全員で新幹線のりかえ口までおばーちゃんを出迎えに行こうと、でも新幹線到着予定より数十分早く着くように東京駅に向かった。
ちょうどGWの期間中、東京駅構内で『よつばと!』の生原画展示広告をしているとのこと。
家族全員、この漫画の大ファンなので、30枚以上あるという生原稿を全てじっくり眺めてきた。
こんな風に、ごくごくいつもの通路の柱に、ペンの跡が残る生原稿が無造作に展示されていて。
「あー、ヤンダいたヤンダ!うれしい!」
「しまうーも居る!2枚目!」
「あーこの話って何巻頃のだっけ?」
と、わいわいと。
とっても素敵な企画でした。
無事に合流できて、夕飯予約が早め予定だしと早々に昼食に向かったのは、新丸ビル内の「欧風小皿料理 沢村」。
天然酵母パンが人気の、軽井沢のベーカリーレストランの支店なんですって。
夜が重いからなるべく軽いものをとここにしてみたのだけど、予約できるのは2900円のランチコースのみということで、結果、そこそこ重いランチに。値段以上にお得感満足感のある、お店の雰囲気も良い感じのお店だった。ゴールデンウィークの混雑ということで、お店の人はあんまり余裕なさげな感じではあったけれど。
ランチコースはプリフィクス。
- 彩り野菜のサラダ
生ハムのサラダ
モルタデッラハム
切り干し大根とアンチョビのソテー
かぼちゃサラダ
蓮根と古代米のココナッツカレー和え
- 熟成酵母パン
- パスタ(2種から選択)
モッツァレラと筍のボロネーゼ
桜海老と釜揚げシラスのペペロンチーノ
- メインディッシュ(5種から選択)
ハーブレモン塩糀に漬けたトロ鯖のグリル
豚肩ロースの黒ビール煮込み
若鶏もも肉のロースト パインソース、こぶみかんの香り
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(+\500)
黒毛和牛のローストビーフ(+600)
- 季節のデザート
桜のところてん
ミルクミントアイス
苺のかき氷
- コーヒーまたは紅茶
こんな感じで、前菜やデザートにもしっかり手がかかっていて。
プリフィクスの選択肢も魅力的で、交換しながらいただいた料理はどれもこれもがちゃんと美味しかった。
美味しいハム類がたんまり乗った前菜皿は、こんな感じ。
お供にビール。
アンチョビと切り干し大根という組み合わせも面白かったし、カレー風味の蓮根もビールに合う合う。
卓上にやってきたパンはねっちりもっちりした面白い食感のもので、ちょっと癖になりそうな味わいだった。バターじゃなくオリーブ油を添えて。
私の選んだパスタは、筍とモッツァレラが入ったボロネーゼ。
肉がざくざくと大ぶりでなんというか「食べ応えのある」ボロネーゼだった。
ペペロンチーノの方も、素揚げした桜海老がたっぷりで、適当に皆で交換しながらいただいた。
メインディッシュはせっかくだし、と、4人全員別のものを。
だんなが鯖、息子が鶏、母がローストビーフで私は牛ホホ。
牛ホホにはこんな感じでかぼちゃのピュレが添えられていたけど、これ、前菜皿のものとはまた違ったものだったような?
つるんと滑らかで心地良い舌触り。
この皿もとっても良かったのだけど、パイナップルのソースを添えた鶏もも肉も、だんなの鯖(とーっても脂が乗っていた)も、どれも絶品。
母はローストビーフが食べきれないということで他の全員で1きれずつ貰ったのだけど、こちらも文句なしの美味しさだった。
デザートも、こんな感じにとってもキュート。
桜の風味はもうちょっとこの季節には遅い気もしたけど、冷たいデザートだから口当たりは爽やかで。
一番下には桜風味のところてん。バニラアイスはほんのりとごく軽くミントの香り。
その上に、果肉を凍らせてそのまま削った風なかき氷風の苺の果肉。数分で溶けてジュースのようになっていく。
ふわふわ甘酸っぱくで爽やかな、素敵な締めだった。
また是非来よう。美味しかった。
六本木「グランドハイアット東京」内「THE OAK DOOR」にて
CHEF'S SHARING SET \13500
ボトルシャンパン
グラス赤ワイン
そして今日から2泊のお宿、久しぶりの「グランドハイアット東京」に。CHEF'S SHARING SET \13500
ボトルシャンパン
グラス赤ワイン
昨年あたりから母がやたらと泊まりたがっていたこのホテル、何故かと言えば、
「安倍首相が、このホテルに泊まったりジムに行ったりしてるって雑誌で見たから」
という、微妙にもんにょりする理由だったりした。
都内の高級ホテルなら、そこを贔屓にしている有名人の10人や20人は普通に居るだろうに、ねえ。
ハイアットは私も大好きなので拒否する気持ちはかけらもないけども。
けやき坂側のツインルームは窓も角を作って二面風なものにしてあってとても明るい室内。
引き戸で仕切られるバスルームは和風に洗い場つきのもので、これがとっても居心地良かった。
ベッドサイドにBluetoothの防水スピーカーが置かれていて、スマホ内の曲とかを聞きながら入浴できるというおまけつき。
アメニティはスパ系ブランドJune Jacobs。
夕食前に腹を空かせてくる、と、だんなと息子がプールに向かう中、私と母は連れだってぷらりとヒルズでお買い物。
明日の朝は部屋で軽くパンでも囓ろうということにしているので、ロブションでパン買って、ヒルズ内の他のお店も少し覗いて、お部屋に戻った。
そして夕飯は、一応、母を交えての「息子の成人祝い」という事に。
だったらお祝いらしい料理が良いのかなぁと、ホテル内のステーキハウス「THE OAK DOOR」で、シェアリングコースの予約をしてみた。
お一人様13500円。スープ以外の料理全てがシェアリングスタイルで、それなら食が細くなりつつある母も好きなものを好きなだけ食べられるでしょうということで。
でも、想像を絶するボリュームで、ポリバケツ並の食欲を期待されていた息子、だんなの全力をもってしても全てを食べきることはできなかった。
最後、「この料理とこの料理はお部屋に持ち帰っても良いですか?」と尋ねたら実に快くOKしてくれて、本当に助かった。このホテルに泊まっていて本当に良かった……。
お祝いということで、シャンパン1本いただいて、その後はグラス白ワイン、赤ワインなどに移行しつつ、いただいたのはこんな感じ。
- シーザーサラダ
- タラバガニのクラブケーキ レムラードソース
- 48ケ月熟成 ホセリート ベジョータ イベリコハム
- シーフードスープ
- 青森県産F1サーロインステーキ
- パトリックのポークベイビーバックリブ
- アトランティックロブスター
- マッシュポテト サワークリーム
- ほうれん草のクリーム煮
- マッシュルームのソテー フレッシュハーブ
- ベイクド東京 チェリーアイスクリーム キルシュ
- コーヒー、紅茶
料理が出てくるのが1品ずつではなくて、どーん!どどーん!とテーブル一面に料理が並ぶ賑やかなスタイル。
かつてなく壮観なディナータイムになった。
というわけで、前菜群はどどーんと、こんな感じに。
巨大なクルトン、芸術的なまでにカリッカリになったベーコンの乗ったシーザーサラダは2人分が巨大ボウルに1つ盛り。
横長の木製皿には手切りの生ハムがたんまり並べられ、中央の鉄皿にタルタルソース的なさっぱり味のソースを添えたクラブケーキ。焼かない蟹コロッケみたいな感じのクラブケーキは私の大好物。
シーフードスープは、クリアなスープにプチトマト、そしてたんまりの魚介が入ったもの。海老と立派なサイズの帆立、あさり、白身の魚。
にんにくとマヨネーズを塗った薄切りのバゲットが添えられていて、それをクルトン代わりに。
そして笑っちゃう見た目のメインディッシュが、今日の一番上の写真。
ロブスターは1人半身。スパイシーなベイビーバックリブ(人参のピクルスつき)は1人骨2本分。絶妙にロゼに焼かれた牛肉は焼いたにんにくとプチトマトを添えて1人2切れ。
グレイビーソースを使ったソース、パセリ味のさっぱりソース、ホースラディッシュとポン酢も好みで添えられるようになっており、更に添え物でマッシュポテト、ほうれん草のクリーム煮、色々きのこのソテーも食卓に。
食卓は食べ物だらけで、皆果敢に頑張ったものの、海老3切れはどうにもこうにも手を付けられず。マッシュポテトもたいそう美味しかったのに、これも半量ほどしか食べられず。
「海老……海老食べたかったのに……ごめん海老……」
「お風呂入ったらワンチャン食べられるかも」
なんて相談の結果、適当に包んでくれたら持って帰りますの趣旨でお願いしたら、この皿のまま、温め直して蓋をつけ、カトラリーやナプキンと共に巨大なトレイに乗せて食後に部屋まで持ってきてくださった。
リブは軽くびっくりするくらい辛かったけれど、牛肉は文句なしの美味しさ。火入れもばっちり。
クラブケーキやほうれん草のクリーム煮があるあたりどこかアメリカンな感じで、なんだか懐かしさを感じるようなメニューだった。
で、デザートもこんな感じの巨大なもの。
メレンゲの中には綺麗に層になった、チェリーアイスやチョコレートアイス。
舟のような薄いチョコレートの上から、火のついたキルシュをかけてフランベする。
青い炎が全体を綺麗に覆ってテーブル全体に良い香りが漂う、素敵な仕掛け。
たまらなく満腹になったとどめのメレンゲデザートというのがハネムーンの夜を思い出させるもので、私とだんなは苦笑い。あれから20年以上経ったんだねぇ。
そしてまあ、結局、海老と芋はお部屋に帰ってからも全然食べられなかった。
しっかり火が入ってるし明日の朝でも大丈夫、きっと大丈夫、と念じるようにお祈りして、風呂に入るのがやっとという感じで早々にベッドに沈んだのだった。