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温泉宿の朝御飯
昨日は21時半には就寝してしまい、そして私は今日も安定の4時台起床。さすがにそんな時間は誰もいなかった温泉を堪能して、外を見ればまた夜のうちにけっこうな量の雪が降っていたようだった。
そうですよねこれが蔵王の定常状態ですよね知ってる、という曇天に、山のすぐ上はもうガスがかかっていて、今日の天候はちょっと過酷そう。
午後からは低気圧接近で荒れた天気になるとも予報が出ているし、まあ無理はしないという方向で……と朝食会場に向かったのだった。
米が進む宿の朝食、こんな感じ。
お米はいつでも山形県産はえぬきで、豆腐となめこの味噌汁と共におかわりできる。
焼き鯖、玉子焼き、わさび漬(?甘さがあっておいしかった)、温泉卵、納豆、青菜のおひたし、おから和え、ポテトサラダ、みかん、漬物盛り、そしてりんごジュース。
山形県外ではあまり見かけないちょっと珍しい惣菜に「さくらんぼの漬物」があって、昨夜の漬物皿にはそれが乗っていた(今朝は梅干しだったけども)。
このさくらんぼが、梅干しよりは淡い優しい味でちょっとお気に入り。
それほど大量に食べたいものでもないので買って帰ることはしないけれど、毎年これを口にするのをちょっと楽しみにしているのだった。
そして今日は案の定そこそこの荒天で、I夫妻はスキーを諦め、スキー場に出たのは我が家3人+Mちゃんの4人。
視界不良&粉雪&けっこうな寒さのコンボで山頂行きは諦めて、そして「ここで遊ぼう」と思っていた黒姫&大森ゲレンデのリフトが停電のため運行停止中だそうで、ちょっと心折れそうになったのだった(でも別のルートをちょいちょい滑ったけど)。
蔵王温泉スキー場「とまとの森」にて
ビール&トマトチーズメンチカツセット \1100
というわけで、お昼は本来の予定ではなかったレストランで小休憩。ビール&トマトチーズメンチカツセット \1100
蔵王ロープウェイ山頂線の乗り場近くにあったロッジに入っていたレストランは「とまとの森」というトマト料理だらけのお店。
なんでも山形市内で農薬不使用&微生物農法でトマト栽培をしている会社の運営するレストランとのことで、笑っちゃうほどメニューはトマト一色だった。
ソフトクリームもトマト味、炭酸水もトマトジュース割り、料理も徹底してトマトキーマカレー、トマトメンチカツ丼、完熟トマトのハヤシライス、トマトリゾット、トマトカレーうどんetc……。
メンチカツはチーズやバジルのバリエーションがあるも、全部が「トマトのメンチカツ」がベースになっていて、私とだんなはトマトチーズメンチにビールがついたセットにしてみた。
今日の夕飯は予約した新幹線の関係で16時スタートの焼肉なので昼は軽め軽めということで。
しかしほんと、トマトが嫌いでなければこのレストランのメニューは面白い。ビールはギリ普通のビールだったけど、メニューにはしっかり「レッドアイ」(=ビールのトマトジュース割)の文字もあったりして。
メンチカツもお肉みっしりで肉汁たっぷりで美味しかったので、他の料理も美味しいのだろうな。
で、休憩を終えたところで幸い、止まっていた大森と黒姫のリフトが再開したということでコースが解放されていて。
昨夜からの雪が圧雪されていない新雪ゲレンデをめちゃくちゃ良い気分で滑ったのだけど、最後の最後、新雪に片足突っ込んで左足のふくらはぎをしこたま伸ばしてしまったのだった。
攣ったみたいな嫌な感じの痛さがあったので無理はしないことにして、「もう1本滑ってくるー」と元気に黒姫を降りていっただんなを見送り、私と息子とMちゃんはそのまま下山。
足が痛くさえ無かったらもう数本滑りたかったな……。
山形「冷麺さくら」にて
仲良しセット 3×\3850
上塩タン 4×\1320
特上ともさんかく 6×\1980
上さがり 2×\1540
ビールとかお茶とかいろいろ
「これって海賊か山賊の宴ってノリだよね」仲良しセット 3×\3850
上塩タン 4×\1320
特上ともさんかく 6×\1980
上さがり 2×\1540
ビールとかお茶とかいろいろ
という、山形駅前「冷麺さくら」での焼肉が、毎度毎度の蔵王旅行の締めくくり。
いつだったかその場で注文して食べた「ともさんかく」があまりに美味しくて(そしてその翌年は売り切れで食べられなかったんだ、確か)、だからもう数週間前から連絡して「6人で行きます、人数分のともさんかくもお願いします」と予約しておいて。
ついでにおみやげコチュジャンも買いたい面子を募ってこれも予約。
2人で食べてちょうど良い分量の「仲良しセット」(上カルビ・しんたま・サンチュ・サンチュ味噌・冷麺2杯)を3セットと、上塩タンにともさんかくにさがりにと、今日もよく食べてきた。
私とだんなはビールお代わりしつつ、他の面子はソフトドリンクを飲みつつ、米飯を食べたい人はそれも注文するとかして、それでお会計は1人6500円いかないくらい(ビール飲んだ私とだんなは差額で7000円ちょっとオーバーくらい?)。
「1人3枚にちょっと厚めに切ってみました」というともさんかくが、例年以上に美味しかったように思う。
ともさんかくってもっとこう、赤身!というお肉な印象だったのだけど、見事なサシの入りっぷりでとろけるような口当たり。
辛さが選べるシメの冷麺は、最近皆が「辛み別添」を覚えてしまって、若干見た目は地味ながらこんな感じでテーブルにやってくるように。
辛みはカクテキに更に唐辛子を足した風なピリ辛だれが別碗でついてくるのだけれど、シンプルな牛スープから途中で味変するのがまた幸せ。
味しみしみの牛すね煮込みにりんご、きゅうり、長ねぎ、そして白胡麻ふった茹で卵が乗る冷麺、麺そのものもスープも何もかもがパーフェクトに美味しくて今日も最高だった。
「今年もありがとうございます」
と完璧に私たちの顔を覚えてくださっているご主人、毎年のこの宴会がお店を続ける励みにもなっているのだと嬉しい言葉をくださって、そういえば1年に3回くらい来てくださった事もありましたよねなんて話も。
蔵王は雪のないシーズンの「蔵王温泉大露天風呂」に入りたいとか、百万人ゲレンデが「蔵王テラス」なんてオサレスポットになっているのが気になるとか、「御釡」も見てみたいとか、色々あって。
夏も良いよね来てみたいよね、勿論さくらの焼肉も食べて帰るよねと盛り上がる一同、しかしアラフィフになっても毎年スキーをしてるとか、10年前の私は想像もしてなかった事だわ。